JPH0666888U - 外筒回転式スクリュープレスにおける外筒の支持装置 - Google Patents

外筒回転式スクリュープレスにおける外筒の支持装置

Info

Publication number
JPH0666888U
JPH0666888U JP4718892U JP4718892U JPH0666888U JP H0666888 U JPH0666888 U JP H0666888U JP 4718892 U JP4718892 U JP 4718892U JP 4718892 U JP4718892 U JP 4718892U JP H0666888 U JPH0666888 U JP H0666888U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer cylinder
cylindrical
screw press
support
rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4718892U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2552164Y2 (ja
Inventor
栄一 石垣
幸利 三谷
Original Assignee
石垣機工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石垣機工株式会社 filed Critical 石垣機工株式会社
Priority to JP4718892U priority Critical patent/JP2552164Y2/ja
Publication of JPH0666888U publication Critical patent/JPH0666888U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2552164Y2 publication Critical patent/JP2552164Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外筒回転式のスクリュープレスにおいて、内
空に設けるスクリューと正確に芯出しができる外筒の回
転装置を提案する。 【構成】 機体に設ける外筒の両端をそれぞれ支持する
支持部を円筒状に構成し、その支持部の外周部に同一円
周上にその中心を位置させて複数個の円筒状の鍔付ロー
ラーを配設し、一方、外筒の両端には、それぞれ円筒状
の支持部を形成し、この円筒状の支持部の内面に鍔付ロ
ーラーを係合させるとともに、鍔付ローラーの鍔を外筒
の端面に当接させた。フレームに設けた円筒状の支持部
は送り軸に対して正確に芯出しすることが可能であり、
この芯出しされた支持部のローラーで支持される外筒も
送り軸に対して正確に芯出しすることができる。また、
外筒が鍔付ローラーの鍔で軸方向に支持されて、運転時
の強大な推力に耐え得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、スクリーンを張設した外筒が回転するようにしたスクリュープレ スの外筒の支持装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種外筒回転型のスクリュープレスは公知である。実公昭49−38633 号はその一例であり、この考案では、外筒の両端にそれぞれ駆動用のスプロケッ トを設け、スプロケットのボス部を機枠に設けたボールベアリングで支持してい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、スクリュープレスでは、送り軸の送り力の反力として外筒にも強 大な推力がかかり、従って、高圧搾作業をするものでは、外筒は機枠を固定され るのが一般的であり、前述の考察のような構造のものでは高圧搾作業は困難であ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上述のような課題を解決して外筒回転型でありながら高圧搾作業 を可能にしたものであり、その要旨とするところは、周部にスクリーンを張設し た外筒を水平状に支架し、その外筒の内部に送り軸を支架して一端に供給された 原液を他端に向かって搬送しながら固液分離するようにしたスクリュープレスに おいて、機枠に一対の円筒状の支持部材を固定し、この一対の支持部材の外周辺 に、その回転軸を同心円上に位置させて複数個の鍔付円筒状のローラーをそれぞ れ配設すると共に、一方、前記スクリーンの両端部には、その内面が上記配設し たローラーに摺接する円筒状の支持部をそれぞれ設け、さらに、スクリーンの外 周部の適所に駆動輪を設けたものである。上記鍔付ローラーを支持部に配設する には、支持部に固定した支持ベースに取り付け、その鍔を外筒の支持部材の端面 に当接させる。尚、この鍔付ローラーはスクリーンに設けた支持部材の内面に設 けてもよく、この場合は鍔が当接する部材を機枠側の支持部に設けるものである 。
【0005】
【作用】
この考案は、上述のように構成してあり、外筒は、その両端が鍔付ローラーに 支えられていて駆動輪へ入力することで回転する。このとき、鍔付ローラーは、 同心円上に配設してあるので、その芯軸を送り軸の芯輪と合致させておくことに よって、外筒を鍔付ローラーにセットすることによって送り軸に対して芯出しす ることができ、運転時に外筒が偏芯回転して摩耗等するのを防止することができ る。また、運転時に外筒には大きな推力が加わるが、これに対しては鍔付ローラ ーの鍔が外筒の支持部の端面に当接しているので、この推力を鍔付ローラーすな わち機枠で受け止めることができ、高圧搾運転が可能である。以下、図面に基づ いてこの考案を具体的に説明する。
【0006】
【実施例】
図1は、この考案に係るスクリュープレスの縦断面図であり、符号1は、その 両端を機枠2で支持したスクリュー軸、3はその周部にスクリーンを張設した外 筒でその両端が機枠2に回転自在に支持されている。図2は、その支持部の詳細 を示すもので、図中、符号4は、外筒3の端部に固着したフランジ、5はフラン ジ4に固定した円筒状の支持体、6は支持体5の外周に巻き回した駆動用のチェ ーンである。また、符号7は機枠2に取り付けた円筒状の支持体で、その外周部 には、その回転軸を同心円上に位置させて複数個の円筒状の鍔付ローラー8が配 設してあり、これら鍔付ローラー8は、前述の外筒3側の支持体5の内周面を転 動するようにしてある。符号9は、鍔付ローラー8の支持ベースである。以上は 外筒3の基端側の支持構造であるが、外筒3の終端側(ケーキ排出側)も同様に 構成してあるものである。
【0007】 図3は、外筒3の駆動機構を示すもので、符号10は駆動モーター、11はチ ェーン、12はピニオンスプロケットである。図4は、外筒3の中間の支持機構 を示すもので、図例では一対のローラー13,13を用いている。尚、図例のス クリュープレスは、スクリュー軸1内にスチームを供給してケーキを加熱するよ うにするとともに、外筒部を密封して防臭構造としている。図1において、符号 14はスチームの供給管、15はスチームの出口管、16は防臭カバー、17は 汚泥供給用のホッパー、18はろ液トラフを示す。
【0008】 この考案に係る装置は上述のように構成してあり、チェーン6を駆動すること によって外筒3が回転する。このとき、外筒3は、同心円上の配設した鍔付ロー ラー7でその両端が支持されて送り軸1と回転軸芯が合致しており、従って、送 り軸1と外筒3との間に偏芯がなく、両者が摩耗等することがない。また、スク リュープレスでは運転中送り軸および外筒3に対して汚泥の送り力の反力が作用 し、特に、この考案のように外筒3が回転するものでは、その強力な支持機構が 必要であるが、この考案では、機枠2に固定した円筒状の鍔付ローラー8の鍔8 aを外筒3の支持体5に当接させ、反力を機枠2で支持するので、汚泥を強力に 圧搾することができる。
【0009】
【考案の効果】
このようにこの考案に係る装置は、外筒回転式のスクリュープレスにおいて、 送り軸と外筒との回転軸芯を正確に合致させて偏芯によるこれらの摩耗や破損を 防止することができると共に、外筒を支持するローラーによって外筒にかかる推 力を機枠で支持させ、強力な圧搾運転を可能にしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るスクリュープレスの縦断側面図
である。
【図2】この考案の要部の拡大縦断側面図である。
【図3】図1のA−A線に沿っての断面図である。
【図4】図1のB−B線に沿っての断面図である。
【符号の説明】
1 スクリュー軸 2 機枠 3 外筒 5,7 支持体 6 チェーン 8 鍔付ローラー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 外筒回転式スクリュープレスにおける
外筒の支持装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周部にスクリーンを張設した外筒3を水
    平状に支架し、その外筒3の内部に送り軸1を支架して
    一端に供給された原液を他端に向かって搬送しながら固
    液分離するようにしたスクリュープレスにおいて、機枠
    2に一対の円筒状の支持部材7,7を固定し、この一対
    の支持部材7,7の外周辺に、その回転軸を同心円上に
    位置させて複数個の鍔付円筒状のローラー8をそれぞれ
    配設すると共に、一方、前記外筒3の両端部には、その
    内面が上記配設したローラー8に摺接する円筒状の支持
    部材5,5をそれぞれ設け、さらに、外筒3の外周部の
    適所に駆動輪6を設けたことを特長とする外筒回転式ス
    クリュープレスにおける外筒の支持装置。
  2. 【請求項2】 上記鍔付円筒状のローラー8が支持部材
    7の外周面に設けた支持ベース9に回転自在に支架され
    ており、一端に設けた鍔8aに外筒3の支持部材5の端
    面が当接させてある請求項1記載の外筒回転型スクリュ
    ープレスにおける外筒の支持装置。
JP4718892U 1992-06-12 1992-06-12 外筒回転型スクリュープレスにおける外筒の支持装置 Expired - Lifetime JP2552164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4718892U JP2552164Y2 (ja) 1992-06-12 1992-06-12 外筒回転型スクリュープレスにおける外筒の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4718892U JP2552164Y2 (ja) 1992-06-12 1992-06-12 外筒回転型スクリュープレスにおける外筒の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0666888U true JPH0666888U (ja) 1994-09-20
JP2552164Y2 JP2552164Y2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=12768137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4718892U Expired - Lifetime JP2552164Y2 (ja) 1992-06-12 1992-06-12 外筒回転型スクリュープレスにおける外筒の支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2552164Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007105588A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Tsukishima Kikai Co Ltd ろ過装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007105588A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Tsukishima Kikai Co Ltd ろ過装置
JP4518501B2 (ja) * 2005-10-12 2010-08-04 月島機械株式会社 ろ過装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2552164Y2 (ja) 1997-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW388724B (en) Rolling machine
ES8301428A1 (es) Perfeccionamientos en aparatos para realizar un operacion sobre una sucesion de piezas huecas de paredes delgadas, talcomo cuerpos de botes metalicos.
JP2002019070A (ja) エレクトログラフィック用印刷ユニットの交換可能な胴部材
JPH0666888U (ja) 外筒回転式スクリュープレスにおける外筒の支持装置
JPS61202737A (ja) 管用テ−パねじ転造機
JPH04113196U (ja) 濃縮機のケーキ送りスクリユー装置
JPH08244946A (ja) ローラコンベア装置
US5363763A (en) Inker mechanism
US5447101A (en) Printing unit for a rotary printing press
JPH0698717B2 (ja) ファイバ−ドラムの締結用環状溝形成装置
JPS6032945Y2 (ja) 脱水機のろ布緊張装置
JP3158312B2 (ja) 缶成形装置
JPH04115915A (ja) 無端ゴムベルトの加硫装置
JPH0326887A (ja) チューブ回動装置を有するコンクリート類移送用ポンプ
JPH0436918Y2 (ja)
JP2736586B2 (ja) 誘導発熱ローラ装置
JPS58126160A (ja) 輪転印刷機における印刷胴の軸受給油方法
SU633641A1 (ru) Устройство дл ротационного выдавливани
SU795892A1 (ru) Устройство дл подачи проката
JPH0345811Y2 (ja)
JPH0211950Y2 (ja)
JPH0451004Y2 (ja)
US1649332A (en) Textile-printing machine
JPH0611437Y2 (ja) 間欠駆動装置
SU863296A1 (ru) Ротационный пресс дл развальцовки валиков втулочно-роликовой цепи

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term