JP2552132B2 - 放電灯安定器 - Google Patents

放電灯安定器

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JP2552132B2
JP2552132B2 JP62090782A JP9078287A JP2552132B2 JP 2552132 B2 JP2552132 B2 JP 2552132B2 JP 62090782 A JP62090782 A JP 62090782A JP 9078287 A JP9078287 A JP 9078287A JP 2552132 B2 JP2552132 B2 JP 2552132B2
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capacitor
ballast
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武彦 加茂川
登 松本
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Hitachi Lighting Ltd
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Hitachi Lighting Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数のコンデンサ要素を含む複合コンデンサ
が付属する放電灯安定器に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図に例示した回路構成の40W2灯用のラピッドスタ
ート形直列点灯方式の放電灯安定器においては、複数の
コンデンサ要素C1〜C3を含む複合コンデンサ7が付属す
る。第4図のC1は起動補助用コンデンサ要素、C2は進相
用コンデンサ要素、C3は雑音防止用コンデンサ要素であ
り、これらをまとめて1個のケースに納め、複合コンデ
ンサ7の形態とする。複合コンデンサ7のケースは金属
容器であることが多く、これを安定器本体1に固着す
る。この固着は金属対金属の固着であり、金属容器に対
するアース接続をも兼ねる。
安定器本体1に対する複合コンデンサ7の固着手段は
第5図のようなものである。第5図(a)においては、
安定器本体1の取付ベース5を一方向に延長し、そこに
複合コンデンサ7を載置しかつ固着する。この固着にコ
ンデンサバンド9を利用する。第5図(b)において
は、取付ベース5から切起した固定爪51を折曲げ、コン
デンサ取付板6を固定する。コンデンサ取付板6と複合
コンデンサ7の連結にコンデンサバンド9を利用する。
第5図(C)においては、取付ベース5とコンデンサ取
付板6とを、ねじ52を用いて連結する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第5図の各従来構造は、騒音低減の配慮がなされてい
ない。第5図(a)の場合は取付ベース5が延在するた
め、安定器本体1に生ずる電磁振動が増幅される。第5
図(b)および(c)の場合は、安定器本体1とコンデ
ンサ取付板6との間の振動遮断が不十分であり、騒音が
増す。振動遮断のために固着部に防振用ゴム座を介在さ
せれば騒音は軽減するが、構造が複雑でかつ組立てに手
間がかかる。
本発明は、以上の難点を緩和した、低騒音形の放電灯
安定器を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明においては一端開放形の非金属製ケースと該非
金属製ケースに充填された充填材と該充填材中に埋設さ
れた複数のコンデンサ要素を含む複合コンデンサを使用
する。複合コンデンサはさらに、充填材中に埋設され、
各コンデンサ要素からの内部リード線と外部リード線と
の間を中継接続する絶縁性の端子板を備える。
本発明においては、端子板の一部を非金属製ケースの
開放孔を介して複合コンデンサ外に延在させ、端子板に
おけるこの延在部を安定器本体の取付ベースに固着す
る。
〔作用〕
安定器本体と複合コンデンサとの繋がりは、安定器本
体・取付ベース・延在部・端子板・充填材・非金属製ケ
ースの順となる。安定器本体に生じた電磁振動はの一部
は非金属製ケースにまで伝達するが、その伝達経路に延
在部を含む絶縁性の端子板が介在しする。この延在部で
振動伝達を緩和する。
複合コンデンサのケースは非金属製ケースであり、接
地は不要である。このため、単に端子板の延在部を安定
器本体に固定するだけでよい。
〔実施例〕
本発明に係る第1図の実施例について説明する。第1
図の放電灯安定器は安定器本体1と複合コンデンサ7を
備える。複合コンデンサ7は一端開放形の非金属製ケー
ス72と非金属製ケース72に充填された充填材74と充填材
74中に埋設された複数のコンデンサ要素C1・C2・C3を含
む。また複合コンデンサ7は充填材74中に埋設され、各
コンデンサ要素C1・C2・C3からの内部リード線と外部リ
ード線との間を中継接続する絶縁性の端子板71を含む。
73はコンデンサ要素C1・C2・C3の個々のケースである。
端子板71の一部は非金属製ケース72の開放孔を介して
複合コンデンサ7外に延在する。端子板71におけるこの
延在部75は安定器本体1の取付ベース5に固着される。
この固着は金属対金属の固着でなく、電気的接続の意味
はもたないが、ケース72として非金属製のものを採用し
ているため、それ対するアース接続は不要である。
取付ベース5・延在部75相互間に防振用ゴム座のよう
なものを介在させる必要はない。それは延在部75を防振
用途に有用できるためである。非金属製ケース72の一部
に延在部を形成し、それを防振材に利用することも考え
られるが、これはケース全体の材質ないしは厚みに制約
を与える結果となり、コストが嵩む。延在部が別個独立
の部品であれば以上の制約は解消するが、この場合は部
品点数が増加しコストが嵩む。
第1図の安定器本体1は鉄心2にコイル3を装着し、
それらをカバー4と取付ベース5とで上下の側から締め
つけ、かつ固定して形成する。複合コンデンサ7の端子
板71は複合コンデンサ7全体を安定に保持できる強度を
有する例えばポリカーボネートで形成される。ポリカー
ボネートに変えてシリコンゴム製の端子板71としてもほ
ぼ同効である。端子板71の端子部は非金属製ケース72の
深さ方向に挿入され、充填材74により固着される。端子
板71他端の延在部75は取付ベース5にねじ52により固定
される。
安定器本体1の電磁振動は振動減衰のほとんどない取
付ベース5を介して、複合コンデンサ7側へ伝達する。
しかし、取付ベース5以降に振動減衰の大きな延在部75
を含む端子板71が介在する。振動がそこで減衰するた
め、複合コンデンサ7の金属製ケース72の振動は微弱と
なり、騒音が増大しない。
第2図に示す他の実施例においては、非金属製ケース
72の開放孔と平行に配置された端子板71を備える。端子
板71の一端は直角方向に曲がり非金属製ケース72外に延
在する。この延在部75を取付ベース5に固着する。これ
による騒音緩和の程度は第1図のものと同等である。
第3図は前記実施例および前記従来例の放電灯安定器
を、40W2灯用の笠付形蛍光灯器具に組込んで器具騒音の
面から比較した騒音比較データである。第3図における
黒点は頻度であり、横向き山形のカーブは頻度曲線を表
す。たとえば、本発明実施例においても、器具騒音が30
(dB)をわずかに越える事例が1件あった、というよう
に見る。第3図から明らかなように、本発明による放電
灯安定器によれば、安定器本体1の電磁振動が複合コン
デンサ7に伝達される過程で大きく減衰するため、複合
コンデンサ7による騒音増大が緩和される。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明は、付属する複合コンデンサの
ケースを非金属製ケースとし、また金属製ケース内の充
填材に埋設された端子板の一部を延在させ、その延在部
を安定器本体の取付ベースに固着したものである。これ
によれば、既存の端子板の形状を一部変更するだけで振
動減衰の用途に利用することができ、また固着後の非金
属製ケースに対するアース接続作業も不要であるため
に、安価に騒音の少ない放電灯安定器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る放電灯安定器の一実施例を示す断
面図、第2図は他の実施例を示す同様な断面図、第3図
は実施例と従来例の騒音を比較した特性図、第4図はこ
の種放電灯安定器の回路図、第5図の(a),(b),
(c)はそれぞれ従来の放電灯安定器を示す断面図であ
る。 1……安定器本体、5……取付ベース、7……複合コン
デンサ、71……端子板、 72……非金属製ケース、74……充填材、75……延在部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】安定器本体を備え、複数のコンデンサ要素
    を含む複合コンデンサを備え、前記複合コンデンサは一
    端開放形の非金属製ケースと該非金属製ケースに充填さ
    れた充填材と該充填材中に埋設された複数の前記コンデ
    ンサ要素を含み、 さらに前記複合コンデンサは前記充填材中に埋設され、
    前記各コンデンサ要素からの内部リード線と外部リード
    線との間を中継接続する絶縁性の端子板を含み、 前記端子板の一部を前記非金属製ケースの開放孔を介し
    て前記複合コンデンサ外に延在させ、前記端子板におけ
    る延在部を前記安定器本体の取付ベースに固着したこと
    を特徴とする放電灯安定器。
JP62090782A 1987-04-15 1987-04-15 放電灯安定器 Expired - Lifetime JP2552132B2 (ja)

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JPS63257208A JPS63257208A (ja) 1988-10-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60194320U (ja) * 1984-06-01 1985-12-24 松下電工株式会社 放電灯安定器
JPS61190119U (ja) * 1985-05-21 1986-11-27

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JPS63257208A (ja) 1988-10-25

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