JP2551956B2 - 膨潤剤中において膨潤河能な合成眼内レンズ及びその調製方法 - Google Patents

膨潤剤中において膨潤河能な合成眼内レンズ及びその調製方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生来の眼のレンズを交換することができ、
そして眼の内部、すなわちその前眼房又は後眼房もしく
は角膜下への導入のために決定される、膨潤剤、たとえ
ば生理食塩水において膨潤することができる合成眼内レ
ンズに関する。これらのレンズは、眼においてそれらが
機能する間、弾性且つ柔軟であり、好ましくはそれら
は、前眼房又は後眼房もしくは角膜下で特に柔軟であ
り、それによって、該レンズは眼の組織にもたれかかっ
ている。
〔従来の技術〕
手術による眼への導入の前、一定の形状及び物理的な
状態にあるレンズが、上記目的のために使用される。こ
れらのレンズは、眼の中への導入の前、生理食塩水中に
おいて平衡に膨潤される、硬質ポリマー(低級脂肪族ア
ルコールとのメタクリル酸エステルのポリマーであ
る)、たとえばメチルメタクリレート(MMA)又は軟質
ヒドロゲルのいづれかである。比較的長い切開が、これ
らの両者の場合、その正しい位置にレンズをすべり込ま
せるためには必要である。ハードレンズは、挿入を促進
するためには、適切な温度でまったく変形され得ず、そ
して軽く架橋されたポリマー、たとえば2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート(HEMA)のポリマーからの通常の
ヒドロゲルレンズは、それらの弾性及びひじょうに軽い
曲げで破壊する傾向のために、一時的に制限される。さ
らに、ハードレンズは、それらの導入に際して、眼の敏
感な組織を傷つける危険性を高める。
本発明は、眼内レンズが、手術の前及び間、目的の形
状に変形された状態(切り口を最小に減じることができ
るであろう)に保持され得る場合、そして次にそのレン
ズが眼の中の予定された位置に最終形状を得る場合、そ
れが適切であろうことを確保する。たとえば、意図的な
変形は、細い棒状へのレンズのコイル成形又は圧縮、又
は傷口の必要な長さを少なくとも半分に減じるためへの
少なくともその単純又は多重折重ねである。
この目的は、選択された環境温度(たとえば20℃)と
眼の内部温度(たとえば35℃)との間にある値にレンズ
材料のガラス転移温度を変えることにより、本発明に従
って達成される。本発明の目的は、膨潤剤、たとえば生
理食塩水中において膨潤することができる合成眼内レン
ズであり、該レンズにおける膨潤剤の含有率が、手術に
よる挿入の前、平衡状態以下であり、それによってその
ガラス転移温度Tgが−5℃〜45℃の間にあることを特徴
とする。そのTgが前記領域にあるように、その平衡状態
以下に減じられた含有率の膨潤剤を有するレンズは、た
とえば両側からぐるぐる巻きにすることにより、手術に
よる挿入のために適切な形状に、その緩和状態において
変形され、そしてTg以下に冷却され、この変形を固定さ
れる。変形によって相当に促進せしめられる、手術によ
る挿入の後、レンズは後膨潤することによって眼中に緩
和し、そして同時に眼の温度に上げられ、従って目的と
する最終形状が得られる。
本発明の眼内レンズは、水に良く溶解する、生理学的
に不活性な非水性液体、たとえばグリセロール又はジメ
チルスルホキシド中に、変形の前すでに不完全に膨潤さ
れ得る。
レンズの材料は、共有又は非共有的に架橋され得、又
は使用されるポリマー又はコポリマーが十分に安定して
いるとすれば、それは架橋されない。Tgの適切な値は、
コポリマーを用いることによって容易に達成され得、こ
こで該コポリマーの少なくとも1つの成分は親水性ポリ
マーを形成し、そして他の少なくとも1つの成分は疎水
性ポリマーを形成し、ここで該疎水性モノマー成分は通
常、親水性成分よりも少量で使用される。
ガラス転移温度Tgである、温度領域の限界の選択は、
求められる環境の温度に依存することは明らかである。
熱帯地方又は夏において、その変形されたレンズは、適
用する前、所望としない緩和を避けるために適切な冷却
装置中に保存されるべきである。同様に、Tg以下の温度
での変形されたレンズは、水蒸気から保護されるべきで
あり、そしてこれは、適切な不透過性包装、たとえば容
易に湿気を通さないポリオレフィン又は他のホイル中に
保存することによって容易に実現され得る。他の適切な
包装ラッパーは、密封されたガラスアンプルである。レ
ンズは、乾燥状態、好ましくは変形され、そして消毒さ
れた状態でその中に置かれ、計算された又は前もって決
定された量の膨潤剤がそれに添加され、ここで平衡膨潤
は不十分であり、そしてそのアンプルが密封される。
本発明の眼内レンズの調製においては、軽く架橋され
たポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)が、今
までのところ最っとも頻繁に使用される。しかしなが
ら、低級脂肪族アルコール、スチレン及び同様のものと
メタクリル酸又はアクリル酸とのエステルである場合、
重合の前、少量の適切な疎水性モノマー(すなわち疎水
性ポリマーを形成するモノマー)を添加することも可能
である。本発明の眼内レンズの成形のために使用される
適切な方法は、たとえばパラレル重合又は共重合及び/
又は架橋によるキセロゲルの回転注型法、又は加圧成形
もしくは射出成形及び他のものである。
架橋されていないレンズは、たとえば照射により又は
架橋剤の追加導入及び適切な重合開始剤の存在又は不在
下で加熱することによってさらに架橋され得る。たとえ
ば射出成形により成形するためには、水溶性の適切な溶
媒中における考えられるポリマーの溶液が使用され、そ
して次に、該溶媒が洗浄により除去される。変形された
レンズは、眼中への手術による導入の後、すぐに、たと
えば数秒〜数時間内で後膨潤することによって緩和し、
そしてそのTgは、眼の温度に上昇した後、その対応する
温度に下げられる。そのレンズは、元の形状、弾性及び
軟度を緩和により得る。
レンズの一部、特にその周囲の部分(それによって、
該レンズは、その最終位置において眼の生組織にもたれ
かかる)は、既知方法によって軟化することもまた重要
である。これは、アルカリ又は酸媒体における追加の局
部的な部分加水分解、中和及び洗浄により達成され得
る。
生理食塩水又は水の他に、他の不活性な無害且つ水相
溶性液体が、変形する前、非平衡状態への膨潤のため
に、通常、水又は生理食塩水と一緒に使用され得る。そ
のような液体は、たとえばグリセロース又はジメチルス
ルホキシド、適切な有機酸、たとえば酢酸とグリセロー
ルとのモノエステル及びジエステル、及び同様のもので
ある。これらの添加剤は、0℃以下への冷却及び保存の
間、氷結晶によるレンズの不随的な損傷を確かに防げ
る。
サイズ、特に幅の相当の縮小で、元の形状の容易な緩
和を可能にするような変形法を好ましくは選択する。変
形の間及び変形された状態におけるTg以下への冷却の
間、内部応力が生じる。この応力は、横方向への変形、
たとえば中央線に対して両側からぐるぐる巻きし、2本
の平行線にそって3つの部分に折重ね、そして圧縮する
ことにより、又は縦方向への変形、すなわち縦方向にぐ
るぐる巻きされ又は折重ねられたレンズの同時又は連続
的な伸張によるいづれかによって生ぜしめられる。すべ
ての場合、その変形は、Tg以上の温度又は不完全に膨潤
されたレンズで行なわれ、そしてそれは変形された状態
においてTg以下に冷却され、そして手術による適用ま
で、この状態に保存される。次に、緩和は、自発的に眼
の内部で起こる。
Tgが、膨潤剤、たとえば生理食塩水の含有率を10〜20
%(その平衡膨潤度は、水で40%又は生理食塩水が使用
される場合、40%以下に近づく)に下げることによって
同じ値になる、2−ヒドロキシエチルメタクリレートの
通常軽く架橋されたポリマーは、本発明の眼内レンズの
ために適切な材料であるけれども、また種々のコポリマ
ー、好ましくは、より高い、たとえば60%又はそれ以上
の膨潤剤の平衡含有率を有するようなコポリマーが使用
され得る。水に完全に溶解性であるコモノマー、たとえ
ばN−ビニルピロリドン又はメタクリルアミドは、この
目的のために適切であるが、しかし完全に膨潤する強さ
は、それらに関しては実質的に低い。この欠点は、メタ
クリル酸又はアクリル酸、スチレン、アクリロニトリル
又はメタクリロニトリル及び他のもののメチル、プロピ
ル又はブチルエステルである場合、少量のより劣ってい
る親水性モノマー又は同等の疎水性モノマーによる共重
合により克服され得る。N−置換されたメタクリルアミ
ド又はアクリルアミドが親水性成分として使用され、と
ころが1又は両置換基は、好ましくは親水性基、たとえ
ばエーテル及び/又はヒドロキシル基を含む。変形の
前、膨潤剤の含有率は、もちろんTg値が一般的に−5℃
〜45℃、好ましくは約10℃〜35℃の間の領域に達するよ
うに、コポリマーの組成物に適合される。その上限が高
くなるほど、膨潤剤の含有率は平衡状態よりもより低く
なる。次にTgは、膨潤剤の平衡含有率に後膨潤すること
によって実質的に下げられ、そしてその緩和は早く且つ
効果的である。ガラス転移温度以下でのその変形された
レンズの貯蔵及び後膨潤により眼の中で起こる緩和が決
定的であることは明白である。膨潤剤の含有率が前記目
的を達成するために低められるべきである値は、レンズ
材料のいづれかの組成物のための単純な実験によって容
易に確かめられ得る。
本発明は、次の例によってさらに詳しく例示される。
例1 グリセロール50重量部、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート(HEMA)49重量部、エチレングリコールジメタ
クリレート0.3重量部及びイソプロピルペルオキソカー
ボネート0.7重量部を含む混合物から回転成形によるポ
リマー注型用金型により製造された眼内レンズを、水に
より洗浄し、ガラス基板に圧縮し、そして35℃に加熱す
ることによって、過剰の水を12重量%の含有率に下げた
(その平衡膨潤度は39重量%であった)。このレンズ
は、この温度及び水含有率で柔軟且つ弾性であり、そし
て中央線に対して両側からぐるぐる巻き、その長さを約
40%伸ばし、そしてこの状態において15℃に冷却した。
気体オキシランにより殺菌した後、それをガラスアンプ
ル中に保存し、そして注意して2℃以上に暖めないよう
に密封した。縫合しないで短い切り口のみを必要とする
手術により挿入した後、眼を約2時間、休めた。この期
間の後、このレンズは完全に緩和し、そして元の及び最
終形状を形成した。
例2 メチルメタクリレート15重量部、N−ビニルピロリド
ン20重量部、N−ビス(ヒドロキシエチル)−メタクリ
ルアミド64重量部及びベンゾイン1重量部を含むモノマ
ー混合物を、シリコンゴム製の透明な管中に充填し、そ
してUV線による照射により重合せしめた。その得られた
硬質の棒をブロックに切断し、そしてこれから眼内レン
ズを製造した。35℃で平衡膨潤度の50%に相当する生理
食塩水の量(その平衡膨潤度は55重量%であった)を、
ガラスアンプル中に置かれたそれぞれのレンズに添加
し、そしてその含有物を有するアンプルを、120℃で20
分間殺菌した。次に、そのレンズを取り出し、38〜45℃
の温度で変形し、20℃に冷却し、オキシランにより消毒
し、そして0.5mmの厚さのポリエチレン箔で包んで1つ
にした。次に、それらのレンズを8℃で冷却ボックス中
に保存した。
例3 エチレングリコールジメタクリレート0.3重量部、及
びアゾビス(イソブチロニトリル)(ABIN)を含む、2
−ヒドロキシエチルメタクリレートから、バルク重合注
型用金型により眼内レンズを製造した。そのレンズを機
械加工し、そして磨き、そしてガラスアンプル中に置
き、この中に生理食塩水20重量%(乾燥レンズの重量に
関する)を添加した。次に、そのアンプルを密封し、オ
ートクレブにより殺菌した。移植の前、レンズをアンプ
ルから殺菌条件下で取り出し、特定の殺菌装置により加
熱し、直径2mmの棒に変形し、そして冷却した。それ
を、3mmの切り口からこの状態で眼房中に挿入した。そ
れは10秒以内でその元の形状を取る。完全な平衡膨潤
は、10分後、生じた。
例4 80重量%の2−ヒドロキシエチルメタクリレート〔エ
チレングリコールジメタクリレート0.3重量部及びアゾ
ビス(イソブチロニトリル)0.1重量部を含む〕及び20
重量%の生理食塩水の重合により型に製造された眼内レ
ンズを、その型から取り出し、そしてガラスアンプル中
に入れ密封した。その後、その眼内レンズを例3に記載
のようにし処理した。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】膨潤剤において膨潤できる合成眼内レンズ
    であって、手術による挿入の前、前記レンズにおける膨
    潤剤の含有率が平衡状態以下であり、従って、前記レン
    ズのガラス転移温度が−5℃〜45℃の間であることを特
    徴とする合成眼内レンズ。
  2. 【請求項2】前記膨潤剤が、生理食塩水、又は水に良く
    溶解できる生理学的に不活性な非水性液体、たとえばグ
    リセロール又はジメチルスルホキシドである特許請求の
    範囲第1項記載の合成眼内レンズ。
  3. 【請求項3】前記レンズが、そのガラス転移以上の温度
    で、手術による挿入のために適切な形に変形され、そし
    てこの変形された状態で冷却される特許請求の範囲第1
    項記載の合成眼内レンズ。
  4. 【請求項4】前記レンズがコポリマーから成り、その少
    なくとも1つの成分は、その重合状態において親水性で
    あり、そして少なくとも1つの他の成分は、その重合状
    態において疎水性である特許請求の範囲第1項記載の合
    成眼内レンズ。
  5. 【請求項5】生来のレンズを変換するために眼の中に合
    成眼内レンズを手術により導入する前、前記レンズにお
    ける膨潤剤の含有率が平衡状態以下であり、従って、前
    記レンズのガラス転移温度が−5℃〜45℃の間であるこ
    とを特徴とする、膨潤剤において膨潤できる合成眼内レ
    ンズの製造方法であって: −5℃〜45℃の間のガラス転移温度に対応するレベルに
    前記レンズにおける膨潤剤の含有率を決定し、 そのガラス転移温度以上の温度で前記レンズを、手術に
    よる挿入のために適切な形に変形し、そして 前記変形されたレンズを前記ガラス転移温度以下の温度
    に冷却する段階を含んで成る方法。
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