JP2551817Y2 - 軒先部材 - Google Patents

軒先部材

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JP2551817Y2
JP2551817Y2 JP1991014958U JP1495891U JP2551817Y2 JP 2551817 Y2 JP2551817 Y2 JP 2551817Y2 JP 1991014958 U JP1991014958 U JP 1991014958U JP 1495891 U JP1495891 U JP 1495891U JP 2551817 Y2 JP2551817 Y2 JP 2551817Y2
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eaves
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eave
plate
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章洋 藤原
充宏 山田
健也 近藤
利昭 住友
博幸 月森
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、軒先部材に関し、詳し
くは軒樋を支持する施工、軒天井板を支持する施工及び
軒天井における換気の施工も容易になそうとする技術に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軒先における施工構成は、図4に
示すように、屋根パネルAのような屋根下地3に鼻板5
aを釘打ちなどにて取付け、この鼻板5aに軒樋8を支
持する支持金具9を釘打ちなどにて取付け、更に鼻板5
aに支持桟bを釘打ちして固定し、この支持桟bに軒天
井板11の屋外側端部を載設支持させるのである。そし
て、これとは別に換気孔20を形成した軒天井板11を
使用して軒天井裏の換気を図るものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところがこのような構
成のものにおいては、支持金具9及び支持桟bを釘打ち
施工し、また、換気孔20が形成された軒天井板11を
使用するのに、施工に手数を要するとともに換気孔付き
の軒天井板11を用意しなけらばならないという問題が
あった。
【0004】本考案はこのような問題を解消しようとす
るものであり、その目的とするところは、軒樋の支持の
ための施工、軒天井板を保持する施工及び換気孔のない
軒天井板を使用しながら換気のための施工を容易におこ
なえる軒先部材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の軒先部材は、屋
根下地3に取付けられる軒先部材Bであって、軒天井板
11の屋外側端部を挿入保持するための略コ字型の軒天
受部12を鼻板片5の下端に形成し、軒天受部12内の
奥部でその軒天受部12の下側片12′に位置決め片2
1を突設し、位置決め片21よりも軒先部分の軒天受部
12の下側片12′に軒天井の内外を連通する換気孔2
0を設け、軒天受部12の下側片12′を鼻板片5の
端において屋外側へ突出させて成るものである。
【0006】
【作用】このように、屋根下地3に取付けられる軒先部
材Bであって、軒天井板11の屋外側端部を挿入保持す
るための略コ字型の軒天受部12を鼻板片5の下端に形
成し、軒天受部12内の奥部でその軒天受部12の下側
片12′に位置決め片21を突設し、位置決め片21よ
りも軒先部分の軒天受部12の下側片12′に軒天井の
内外を連通する換気孔20を設け、軒天受部12の下側
片12′を鼻板片5の下端において屋外側へ突出させる
ことによって、軒先部分に形成されている換気孔20に
よって、軒天井の内部が軒先部分まで充分に換気するこ
とができ、このように軒先部分に換気孔20を形成しな
がら、鼻板片5の下端で、軒天受部12の下側片12′
で屋外側に突出している部分によって、鼻板片5を伝う
雨水が換気孔20側に廻り込むのを抑制でき、換気孔2
0への雨水の浸入を防止でき、換気孔20の換気機能を
維持する。
【0007】
【実施例】屋根下地3となる屋根パネルAは棟から軒に
至る長さにしてある。そして屋根パネルAは枠材が略ロ
字型に枠組みされた基材1としてのパネル枠6に面板7
が張られ、この面板7の上面に瓦板2がその軒側部分が
露出するように積層されて葺設されている。軒先部材B
は屋根下地3の前面を隠すとともに屋根下地3に取付け
られる鼻板片5と、軒樋8を支持する支持金具9を係止
保持する金具保持部10と、軒天井板11の屋外側端部
が挿入保持される軒天受部12とから構成されている。
そして、軒天受部12の奥部(屋外側)には位置決め片
21が突出され、この位置決め片21の更に奥には換気
孔20が形成されている。このような軒先部材Bは押出
成形品製である。図中18は水切り、19は防水シート
である。
【0008】しかして、屋根下地3としての屋根パネル
Aの軒側部材6aに調整材13を介装してこれに鼻板片
5を当接し、鼻板片5においてパネル枠6に釘などにて
固定して軒先部材Bを屋根下地3に取付ける。そして軒
樋8における耳部15を支持金具9にて支持し、この支
持金具9におけるコ字型の抱持部16を鼻板片5から屋
外側に突設されている金具保持部10に抱持させ、長尺
な軒樋8を軒先部材Bに取付けるのである。また、軒天
井板11の屋外側端部を軒先部材Bに形成された軒天受
部12に挿通支持させるのである。支持金具9は図2に
示すように、コ字型の抱持部16に軒樋8の耳部15を
保持する耳保持片17を一体化して構成したが、その構
成は種々設計変更可能である。
【0009】また、軒天井板11の屋外側端部を挿入保
持するための略コ字型の軒天受部12を鼻板片5の下端
に形成し、軒天受部12内の奥部でその軒天受部12の
下側片12′に位置決め片21を突設する。その軒天受
部12内のさらに奥部においてその軒天受部12の下側
片12′に、軒天井の内外を連通するための換気孔20
を設けるものであり、軒天受部12の下側片12′を、
鼻板片5の下端において略水平状となるように形成す
る。 そして軒先部材Bを釘打ちなどにて固定し、金具保
持部10にて軒樋8を支持する支持金具9を保持し、そ
して軒天受部12にて軒天井板11の屋外側端部を挿入
支持して、軒先部の施工がおこなえるのである。かかる
施工は、軒先部材Bに組み付ける形態となり、仕上がり
精度を略一定に維持し、かつ軒先部材Bには換気孔20
が形成されていて、換気のための施工も一挙におこなえ
るのである。
【0010】尚、換気孔20を形成する形態、金具保持
部10及び軒天受部12の形状形態は種々設計変更可能
である。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述のように、屋根下地に取付
けられる軒先部材であって、軒天井板の屋外側端部を挿
入保持するための略コ字型の軒天受部を鼻板片の下端に
形成し、軒天受部内の奥部でその軒天受部の下側片に位
置決め片を突設し、位置決め片よりも軒先部分の軒天受
部の下側片に軒天井の内外を連通する換気孔を設け、軒
天受部の下側片を鼻板片の下端において屋外側へ突出さ
せたから、軒先部分に形成されている換気孔によって、
軒天井の内部が軒先部分まで充分に換気することがで
き、このように軒先部分に換気孔を形成しながら、鼻板
片の下端で、軒天受部の下側片で屋外側に突出している
部分によって、鼻板片を伝う雨水が換気孔側に廻り込む
のを抑制でき、換気孔への雨水の浸入を防止でき、換気
孔の換気機能を維持することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の側断面図である。
【図2】同上の支持金具の斜視図である。
【図3】同上の施工状態の概略平面図である。
【図4】従来例の側断面図である。
【符号の説明】
3 屋根下地 5 鼻板片 8 軒樋 9 支持金具 10 金具保持具 11 軒天井板 12 軒天受部12′ 軒天受部の下側片 軒先部材
フロントページの続き (72)考案者 住友 利昭 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)考案者 月森 博幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭54−40629(JP,U) 実開 昭62−187111(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根下地に取付けられる軒先部材であっ
    て、軒天井板の屋外側端部を挿入保持するための略コ字
    型の軒天受部を鼻板片の下端に形成し、軒天受部内の奥
    部でその軒天受部の下側片に位置決め片を突設し、位置
    決め片よりも軒先部分の軒天受部の下側片に軒天井の内
    外を連通する換気孔を設け、軒天受部の下側片を鼻板片
    下端において屋外側へ突出させて成る軒先部材。
JP1991014958U 1991-03-15 1991-03-15 軒先部材 Expired - Fee Related JP2551817Y2 (ja)

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JPH04111830U JPH04111830U (ja) 1992-09-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52113419A (en) * 1976-03-19 1977-09-22 Nissan Motor Co Ltd Water cooling type system for capturing and removing fine particles
JPS6175616A (ja) * 1984-09-21 1986-04-18 Hitachi Micro Comput Eng Ltd 動作切換え回路
JP3120718U (ja) * 2006-01-18 2006-04-20 株式会社 ソーラージャパン 簡易路面融雪装置

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