JP2551809B2 - 除雪機の安全装置 - Google Patents
除雪機の安全装置Info
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- JP2551809B2 JP2551809B2 JP63097939A JP9793988A JP2551809B2 JP 2551809 B2 JP2551809 B2 JP 2551809B2 JP 63097939 A JP63097939 A JP 63097939A JP 9793988 A JP9793988 A JP 9793988A JP 2551809 B2 JP2551809 B2 JP 2551809B2
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- chute
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- chute cover
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Description
トの安全装置に関するものである。
有する除雪機が知られている。そして、投雪シュート内
に、雪詰りが生じたときに押圧されて警告するスイッチ
機構を設けたものが実開昭58−50113号公報で、また、
シュートカバー(安全ガード)を取外すと安全スイッチ
が作動してエンジンを停止させるようにしたものが実開
昭62−154022号公報によりそれぞれ開示されている。
チ機構が作動して、あるいはスイッチ機構が作動する前
に除雪部の作動を停止して雪詰りを除去するためのシュ
ートカバーを外しても、エンジンは作動したままなの
で、雪詰りを除去中に何らかの原因で除雪部が駆動して
ブロワーが作動すると危険である。また、後者の場合に
は、安全ガードは雪詰りセンサの機能を有していないた
め、投雪シュートが完全に雪詰りを生じるまで気がつか
ない,といった問題点があった。 本発明は、上記従来の課題を解決するためになされた
もので、シュートカバーを移動可能に構成し、シュート
カバーが移動したときエンジンを停止させて安全に雪詰
りを除去でき、また、保守整備できるようにした除雪機
の安全装置を提供することを目的とする。
カバーを設けた投雪シュートを有する除雪機において、
上記シュートカバーを、投雪シュートへの所定取付け位
置から外側に向け所定範囲で移動可能に構成し、このシ
ュートカバーが所定取付け位置から外側に向け移動した
とき作動するスイッチを設けてエンジンを停止させるよ
うにし、また、上記シュートカバーの投雪シュートへの
所定取付け位置から外側への移動を、シュートカバー全
体を移動させるか、あるいは下部または上部を支点とし
て他方を回動させて行うようにしたことを特徴とするも
のである。
ーがセンサの働きをして、投雪シュートに雪が詰ってシ
ュートの内側面に所定圧以上の圧力がかかるとシュート
カバーが押されて移動し、スイッチを作動させてエンジ
ンを停止させる。また、保守のためにシュートカバーを
取外すとスイッチが作動してエンジンを停止させ、ブロ
ワーが誤って回転することがない。
る。 第1図および第2図において、符号1は除雪機の投雪
シュートであり、この投雪シュート1の基部にはシュー
トカバー2が設けられている。このシュートカバー2
は、その下端部がシュートの基板3に突設された係止ピ
ン4に対し、シュートカバー2の下部中央部に外側に向
け突設された係止片5に穿設されたスリット6を挿通し
て、スリット6の長さ範囲で摺動可能に支持されてい
る。また、シュートカバー2の上端部の投雪シュート1
と嵌合する左右両側には係合突起7,7が設けられ、この
係合突起7,7と係合する波形係合板8,8の基部が投雪シュ
ート1に設けた支持板9,10にねじ止めされている。 上記支持板10には、リミットスイッチ11が取付けら
れ、このリミットスイッチ11の接点と対向して上記係合
突起7には押圧片13が取付けられている。リミットスイ
ッチ11のリード線12は、図示しないエンジンの電気系統
に接続されていて、リミットスイッチ11の接点が押圧片
13と接している状態ではエンジンは作動可能で、第3図
に示すように、リミットスイッチ11の接点が押圧片13と
離間しているときはエンジンが停止し、始動できない状
態となっている。なお、符号14はシュートカバー2に取
付けられた把手である。 このような構成の除雪機において、除雪作業を行うと
きは、第1図および第2図に示すように投雪シュート1
に対してシュートカバー2を、スリット6を係止ピン4
に挿通し、係合突起7,7を波形係合板8,8に係合させて所
定の深さまで嵌合させて係止し、押圧片13によりリミッ
トスイッチ11の接点は押圧されている。これによりエン
ジンは始動でき除雪作業が行われるが、この除雪作業中
に、投雪シュート1の基部に雪詰りが生ずると、第3図
に示すように詰った雪Sの圧力でシュートカバー2が外
側に押されて、その下端部はスリット6の内端に係止ピ
ン4が接し、上端部は係合突起7,7が波形係合板8,8の一
山分移動して、シュートカバー2全体が外側に移動す
る。このシュートカバー2の移動により押圧片13も移動
し、リミットスイッチ11の接点と離間し、リードコイル
12はショートしてエンジンを停止させる。エンジンが停
止したならば、把手14を持ってシュートカバー2を外側
へ強く引くと係合突起7,7と波形係合板8,8との係合が解
除され、少し上方に持上げて係止ピン4から係止片5を
外してシュートカバー2を取外す。そして、投雪シュー
ト1内に詰った雪を除去するが、このときエンジンは停
止しているので誤ってブロワーが回転することがなく、
安全に詰った雪を取除くことができる。詰った雪を除去
したならば、シュートカバー2を第1図および第2図の
状態に嵌合,係止し、リミットスイッチ11の接点が押圧
片13により押圧されてエンジンが始動でき、除雪作業を
再開する。 第4図に示すように、本発明は、シュートカバー2aの
下端部をピン15,15により投雪シュート1に枢支し、こ
のピン12を中心としてシュートカバー2aの上端側を回動
するように構成し、その他の構成は第1図および第2図
と同様にしてもよいものである。 この実施例の場合には、シュートカバー2aがピン15を
中心に回動することによりリミットスイッチ11が押圧片
13によりオン・オフし、上記第1の実施例と同様に作用
するものである。 なお、この実施例においては、シュートカバー2aの下
端をピン15,15で枢支したが、これを上端を枢支して下
端側でリミットスイッチ11をオン・オフする構成にして
もよい。この場合には、把手14はシュートカバー2aの下
部に取付けられる。
れば、シュートカバーが外側に向け移動したときスイッ
チが作動してエンジンが停止するので、投雪シュート内
に雪が詰ってその内圧でシュートカバーが移動してエン
ジンを停止し、雪詰りによる悪影響を防止できる。 また、投雪シュート内に詰った雪を除去している間は
エンジンが停止しているので、安全な作業が実施でき
る。 さらに、ブロワーの補修等でシュートカバーを取外し
た場合は、エンジンを必ず停止した状態で作業を行うの
で、誤ってブロワーやオーガが回転駆動することがな
く、安全な作業が行える。
2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は作用説
明のための部分断面図、第4図は本発明の他の実施例を
示す要部の側面図である。 1……投雪シュート、2,2a……シュートカバー、3……
基板、4……係止ピン、5……係止片、6……スリッ
ト、7……係合突起、8……波形係合板、9,10……支持
板、11……リミットスイッチ、12……リード線、13……
押圧片、14……把手、15……ピン。
Claims (2)
- 【請求項1】基部にシュートカバーを設けた投雪シュー
トを有する除雪機において、 上記シュートカバーを、投雪シュートへの所定取付け位
置から外側に向け所定範囲で移動可能に構成し、このシ
ュートカバーが所定取付け位置から外側に向け移動した
とき作動するスイッチを設けてエンジンを停止させるよ
うにしたことを特徴とする除雪機の安全装置。 - 【請求項2】上記シュートカバーの投雪シュートへの所
定取付け位置から外側への移動を、シュートカバー全体
を移動させるか、あるいは下部または上部を支点として
他方を回動させて行うようにしたことを特徴とする請求
項1記載の除雪機の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63097939A JP2551809B2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 除雪機の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63097939A JP2551809B2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 除雪機の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01268907A JPH01268907A (ja) | 1989-10-26 |
JP2551809B2 true JP2551809B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=14205636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63097939A Expired - Lifetime JP2551809B2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 除雪機の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551809B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP63097939A patent/JP2551809B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01268907A (ja) | 1989-10-26 |
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