JP2551510B2 - 電磁的に絶縁された取り外し可能な電磁スラストモータを具備する電磁駆動パンチプレス - Google Patents

電磁的に絶縁された取り外し可能な電磁スラストモータを具備する電磁駆動パンチプレス

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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、電磁的に駆動されるパンチプレスの技術
分野におけるもので、特に、ボールベアリングブシュに
対する調整可能のアンチスキッド支持体を有する衝撃プ
レスに関し、また、パンチプレス工具から磁気的に絶縁
されるとともに、工具の切り換えを便利かつ容易にする
ため数個のダイセットの中で互いに交換しうるようにダ
イセットから取り外し可能であり、また、概要に示すい
くつかの特徴を有する電磁駆動スラストモータに関する
ものである。
[背景技術] この発明の背景技術として、4個のドハーティ(Dohe
rty)特許第3709083号,第4022090号,第4056029号及び
第4135770号を参照し、これらの特許の写しを審査の便
宜のため添付して提出する。
ドハーティ特許第3709083号に示されているパンチプ
レスにおいては、工具がソレノイド巻線82,84の磁路内
に設置されており、工具が磁化される傾向がある。この
パンチプレスにおいては、電磁石を直接冷却するよう構
成されていない。また、ストローク長さを調整するため
の構成が示されていない。
ドハーティ特許第4022090号に開示されたパンチプレ
スにおいては、ソレノイド巻線がベースプレートと連結
プレートとの間に挟まれたマシンのベースに設けられて
おり、かかる構成では巻線が過熱され、冷却されること
がない。大きな巻線がベースに設置されていることによ
って、材料の取扱を困難にし、スクラップ片の排出を邪
魔しており、工具の取り付けを不便にし、また開放及び
閉合高さ及びストローク長の調整を困難にしている。こ
のドハーティ特許第4022090号に示すパンチプレスにお
いては、工具及び案内ピンと、それらのブシュの全てが
ソレノイド巻線の有効磁路内に設けられていて、これら
の全てが磁化される。かかる工具,案内ピン及びブシュ
の磁化によって、鋼削り屑,やすり屑,バリ片,薄片そ
の他同様の鋼屑が磁化部品に吸着されて集まり、磁化部
品の急速な劣化または実際上の突然の破損の原因となっ
ている。ある程度の大きさの鋼屑が切刃縁が設けられて
いる雄型または雌型の一側に吸着された場合、次の型の
閉合によって、突然軸線から外れた偏心的な妨害物が雄
型を偏向させ、雄型を雌型の正しくない区域に打ち当て
て型を破損する。案内ピンに付着している鋼粒子は移動
部品間に挟まれて押し入り、摩耗作用を生じ、これらの
部品を急速に摩耗させ、やがて破損させる。
ドハーティ特許第4056029号に記載されたパンチプレ
スにおいては、移動可能な工具ホルダーに取り付けられ
ている可動ハウジング内にソレノイド巻線が設けられて
いる。これがため、各ストローク中、巻線がその電気的
部品と一緒に絶えず移動する。これがため、工具が加工
材料に衝突することによって、繰り返し頻繁に生じる機
械的衝撃により巻線及びその電気的接続部品が激しい打
撃作用を受ける。このように繰り返し作用する機械的衝
撃による応力を巻線及びその電気的接続部品が受ける結
果として、電気部品が早期に故障して装置の可動寿命が
相対的に短くなる。図2及び図4において、可動ブシュ
26はストッパ86(第5欄の第16行)上に下りていること
は留意すべきである。
ドハーティ特許第4135770号は特許第4056029号の分割
であり、細長い軸線方向に移動可能のボタン及びこの可
動ボタンをその突出位置に向けて押圧するスプリングを
設けているリーダーピンの孔を有するパンチプレスダイ
セットのリーダーピンに関するものである。このボタン
は各作動ストローク中内方に押され、スプリングによっ
て突出位置に復帰し、ダイセットの可動部分をその初期
位置に押し戻すように構成されている。この複雑な構造
を有するリーダーピンは、静止電機子として作用して、
第4056029号特許に関して上述したように、可動ハウジ
ングを有する可動ソレノイド巻線と協動するように構成
されている。
上述した第4056029号特許及び第4135770号特許におい
ては、移動する非ボールベアリングブシュ26(図2及び
図4、しばしば、「スリーブブシュ」と称されてい
る。)がストッパ86上に下りている状態を示している。
最近の数年間、ボールベアリングブシュ(しばしば「リ
ニアベアリング」と称されている。)が作動及び復帰ス
トローク中における摩擦を減少させるために、パンチプ
レスにおいて、多くの場合にスリーブブシュの代わりに
用いられている。かかるリニアベアリングにおけるボー
ルは、ハウジング内のケージ(「リテーナ」とも称され
る。)に装填され、リニアベアリングのハウジングが、
かかるストッパー上に下りる。かように、スリーブブシ
ュの代わりにリニアベアリングを用いることによって、
ケージとボールとがこれら自身の下方に向かう運動量に
よって下方に向けて滑り込むという問題が生じており、
これによって、各下降ストローク及び復帰ストローク中
に案内ピンが摩擦によって摩耗し、その結果として、リ
ニアベアリングにおけるボールとケージが急速に劣化さ
れる。言い換えれば、ベアリングハウジングの底がスト
ッパーに対して打ち当たってストッパー上に下りる度
に、ハウジングがその急速な下降運動を突然停止する
が、しかし、ケージ及びボールは下方に滑り込むに十分
な下向き運動量を有して滑り込む傾向がある。次の上昇
ストローク中、正しく位置していないボールが通常のリ
テーナのために自由に転動することができず、そのた
め、ボールが案内ピンに対して上方に向けて滑り、その
結果、案内ピンは不当に摩耗し、リニアベアリングにお
ける構成部品を急速に劣化させる。
[発明の概要] この発明の実施例による電磁駆動パンチプレスは、電
磁駆動スラストモータを有し、この電磁駆動スラストモ
ータはダイセットより上方の高所に設けられたソレノイ
ド巻線と可動電機子とを具備する。ソレノイド巻線は、
ダイセット及び工具から磁気回路を絶縁して、工具が磁
化されるのを防止するように、また、工具の寸法を安定
させるため、工具から巻線の電気的加熱作用を絶縁しう
るように構成配置された静止強(フェロ)磁性トッププ
レートに取り付けられて送風機によって冷却される強磁
性ハウジング内に取り付けられる。
これらを高所に設けることによって、巻線及び電機子
は、送風機による便宜的な冷却作用を容易に受けること
ができる。さらに、静止トッププレートが垂直案内ピン
の最上端に取り付けられているので、また、電磁駆動ス
ラストモータが静止トッププレートの上方に取り付けら
れているので、モータは固定位置にあって通路外にあ
り、これにより、この構成配置は、ストローク長さ,
「開放」高さ及び「閉合」高さの調整を便宜的に行うこ
とを可能としている。
さらに、本発明の実施例によるパンチプレスは、工具
ストロークに対する電機子の位置の調整を容易にし、こ
れにより、所要のストローク及び開放/閉合高さに対し
て、電機子推力に対する移動特性を最良にし、工具の働
きを最大にし、電力の効率よい利用を最大にすることを
可能にしている。工具に前後左右から、すなわち4方向
から手を近づける(アクセスする)ことができ、これに
よって材料の供給及び取扱いに便利であり、所要に応
じ、多方向または多層材料供給が可能である。また、パ
ンチプレスの底を「くず片」を便宜的に下方に向け放出
するために自由に利用することができる。
高所に位置する静止強磁性トッププレートは、要すれ
ば多数の電磁駆動モータを同じ高さの位置に並べて取り
付けることを可能とし、加工ストローク中の動力を増大
させることができ、あるいは、加工される材料に対する
工具の相対的作動を理想的なものにするため加工ストロ
ークの力対距離の特性を所望の特性にすることができ
る。また、このトッププレート構造は要すれば多数の電
磁駆動モータを種々の異なる高さで互いに上下に千鳥状
に重ならせて積み重ねて配置することができ、これによ
り、加工ストローク中の動力を増大させ、あるいは、工
具の作動を理想的なものとするための加工ストロークの
力対距離の特性を所望の特性にすることができる。
また、トッププレート構造は、高いプラットフォーム
場所を提供し、この場所に材料取扱い用及び/または工
具取扱い用ロボットまたはニューマチックアクチュエー
タを設置することができる。
強磁性トッププレートに、また、ソレノイド巻線にお
ける開口に関連して、有効エネルギー及び磁気力を増強
するため、巻線開口内に上方に突出するシャトルポール
ピースが設けられている。このシャトルポールピース
は、加工ストロークの完了に際して下降している電機子
によって打撃される際に、シャトルポールピースを下方
に向け動かして衝撃,騒高及び振動を減少させるように
シャトルポールピースは弾性押上力によって動き得るよ
う取付けられている。
リニアベアリング(ボールベアリングブシュ)内で、
ケージ及びボールが所定位置から外れて下方に向けて移
動するのを防止するため、アンチスキット支持体が設け
られている。工具激突音を最小にし、かかる工具の激突
によって生じる不整列による各加工ストロークの終端近
くで従来技術において発生している工具の摩耗を最小に
するため調整可能の弾性クッション作用により工具の移
動を停止させる。
図面の簡単な説明 この発明の種々の付加的特徴,形状,利点及び対象物
を以下の好適実施例の詳細な説明によって添付図面とと
もにさらに十分に明らかにする。図面の縮尺は一定でな
いが、図解及び説明が判りやすいように描いている。図
面において、 図1は、本発明の実施例によるパンチプレスの斜視図
である。
図2は、図1の左側から見た図1のパンチプレスの側
面図である。図2においては、電磁スラストモータのカ
バー及び冷却用ファンは除去されている。また、このパ
ンチプレスの後部は図示を明瞭にするため除去されてい
る。
図2Aは、断面図で示した案内ピンに取り付けられた取
り外し可能な閉合高さ(シャットハイト)調整用スペー
サの平面図である。
図3は、静止トッププレート上に取り付けられその電
磁子が非磁性電磁子支持体によって移動プレートに連結
された電磁スラストモータを示すため、後側電気コネク
ター側で上方から見た一部破断斜視図である。
図4は、電磁スラストモータに関連した逆T字形のシ
ャトルポールピースを示すため下方から見た一部破断斜
視図である。
図5A及び図5Bは、作動利点を説明するため、長及び短
のストローク調整をそれぞれ示す。
図5Cは、ストローク長さを調整する方法を示す電磁子
スペーサの構成表である。
図6及び図6Bは、ボールケージとボールベアリングの
下方移動を防止するための調整可能のアンチスキッドス
トッパを設けたリニアベアリング(ボールベアリングブ
シュ)の「開放」及び「閉合」関係をそれぞれ示す。
図7は、工具からの電磁加熱効果の絶縁及び磁気回路
の絶縁を示すとともにシャトルポールピースの特徴を示
す部分縦断面図である。図7は図4の7−7線上の縦断
面図である。
図8は、図7に示すと同じ構成部品を示す部分縦断面
図である。図8は図7の8−8線上の縦断面図である。
図9は、トッププレート上に取り付けられた4個の電
磁スラストモータを有するトッププレートの平面図で電
力ケーブルへの電気コネクタを示す。
図10は、ビル内の2個の階層と同様に垂直方向に互い
に上下に取り付けられた2個の電磁スラストモータを示
す部分縦断面図である。
図11は、図4,図7及び図8に示したシャトルポールピ
ースを用いることによる利点を示すための速度と時間と
の関係を示すグラフである。
図12は、ソレノイド巻線に対する電機子の相対的位置
の関数として示した磁気スラスト力のグラフである。
[好適実施例の詳細な説明] 図1に示すパンチプレス20は、ダイセット30と、この
ダイセットを「開放」位置から「閉合」位置に強力なス
トロークで駆動するための電磁スラストモータ40を含
む。スラストモータ40の取り外し可能ハウジング21は図
を見易くするための透視図で示している。このハウジン
グ21は空気取り入れ格子22を含み、この空気取り入れ口
の下方には後述のモータ40の電磁構成部品上に冷却用空
気を下向きに吹き付けるためのパンケーキ型送風機23が
取り付けられている。冷却用空気の出口を設けるため、
ハウジング21の側壁の下端24に出口ポート25(その1個
だけが図示されている)が形成されている。このハウジ
ングの前壁及び後壁は押えねじ26によって後に詳細に説
明するように静止トッププレートまたはデッキ60に取り
外し可能に取り付けられている。
ダイセット30は、ベースプレートに取り付けられた雌
型32を有する静止ベースプレート31と、移動プレート上
に雄型34が雌型32に対して整列位置で対向して設けられ
ている移動プレート33とからなる。4個の案内ピン(支
柱)35がベースプレート31に固定されてこのベースプレ
ートから垂直方向に立てられている。移動プレート33は
4個の垂直案内ピン35上にそれぞれのリニアベアリング
(ボールベアリングブッシュ)36によって移動可能に取
り付けられており、これらのリニアベアリングは移動プ
レート33に取り付けられていて移動プレートと一緒に上
下に移動する。移動プレート33は各ボールベアリングブ
ッシュ36を囲む環状肩部37上に着座している。移動プレ
ート33,雄型34及びボールベアリングブッシュ36はダイ
セット30の可動部分の主構成部品である。
このダイセット30の新規な形状の一つは案内ピンまた
は支柱35が通常のものより相当長いことである。これら
の案内ピンは電磁スラストモータ40が取り付けられてい
る取り外し可能のトッププレート(デッキ)60を支持す
るための移動プレートより相対的に高い高さまたはレベ
ルにまで移動プレート33を貫通して延長している。これ
がため、型34,32はモータ40の磁界から絶縁されて、型
が磁化するのを防止している。また、スラストモータの
電気抵抗及びヒステリンス損失によって生じる熱を型か
ら絶縁して、熱膨張によって型が変形することを最小に
している。
被加工材料(ワークマテリアル)「W」をダイセット
30に前,後,左または右方から供給することができる。
例えば、図1に示すように、加工片Wを当業者において
既知の適当な加工材料供給手段によって右方から供給し
ており、かかる供給手段は本発明の要部を構成せず、図
を見易くするため図示を省略している。各加工材料Wが
型32,34の打抜き作用によって形成された後、発生した
スクラップ「S」は雌型32からベースプレート31におけ
る排出開口(図示せず)を経て下方に放出される。加工
完成品「F」は左方に送出される。
ワークストロークの下降限でダイセットの可動部分の
下降運動を停止させるため、後述するように高さを調整
可能の弾性ストッパ38が設けられている。ボールベアリ
ングがこれらのストッパ38に対して衝合する。
各ブッシュ36のハウジング内に(図6A及び図6Bに示す
ように)位置するボールベアリング及びそれらのケージ
(リテーナ)の下方へ変位を防止するため、主ストッパ
38より小径の新規なアンチスキッドストッパ39が設けら
れている。各アンチスキッドストッパ39は関連する主ス
トッパ38と同軸的に上方に向けて延長しており、ダイセ
ットがその下降ストロークの下降限に達する際、すなわ
ち、ダイセットが完全に「閉合」する際、図6Bに示すよ
うに、アンチスキッドストッパがボールベアリングケー
ジの下端に丁度接触するように各アンチスキッドストッ
パは位置決めされている。これがため、ケージ及びボー
ルは、後述するように、ブッシュ36のハウジング内に下
方に滑り込むのを防止されている。
移動プレート33を急加速で強力に下方に駆動するた
め、電磁スラストモータ40は移動プレート33に一対の垂
直方向に平行に延びる、例えば、非磁性ステンレス鋼,
プラスチック材料,セラミック材料,または同様の相対
的に剛性のある非磁性構造材料のような非磁性材料の電
機子支持体42によって移動プレート33に剛固に連結され
た強磁性材料の可動電機子41を含む。好適実施例におい
ては、電機子支持体は非磁性ステンレス鋼で形成されて
いる。図1の他に、図2,図3及び図4についても同様に
注意を向ける。各電機子支持体42は小径の軸線方向下方
に突出するねじ付軸部43(図3及び図4)を有し、この
ねじ付軸部は移動プレート33のねじ付ソケット44にねじ
込まれている。また、小径の軸線方向上方に突出する軸
部45(図3)が電機子41の端に近い取付孔46に貫通して
いる。
移動プレート33の上方の電機子の高さを迅速かつ容易
に調整するため、すなわち、電機子のストロークを調整
するため、電機子支持体42について上述したように非磁
性の相対的に剛性の構造材料の複数個の座金形状の電機
子スペーサ47(図2及び図3)が設けられており、好適
実施例においては、これらのスペーサを種々の厚さを有
する非磁性ステンレス鋼で形成している。これらの電機
子スペーサは図示のように軸部45の上端に貯蔵されてい
る。電機子41及びこれらのスペーサ47はロックナット48
と座金49とによって保持されている。ロックナットは軸
部45の上端にねじ付けられている。移動プレート33の上
方の電機子41の高さを増加させるため、2個のナット48
を外し、電機子41を2個の取付用軸部45から引き抜き、
これらの非磁性スペーサの1個以上を軸部45上で下方に
動かし、図5A,図5B及び図5Cに示すように、各軸部45の
下端における電機子支持肩部52上に着座させる。次に、
電機子41を2個の支持体の肩部52上に着座されているこ
れらのスペーサ上に再び取り付ける。残りの使用されて
いないスペーサ47はそれぞれのロックナット48の下側で
軸部45上に再び貯蔵される。
電磁スラストモータ40は、「コイル」とも称されるソ
レノイド巻線(図3及び図4)を含み、この巻線は電機
子41と2個の支持体42が入り得る開口54を有する。この
ソレノイド巻線50は、静止強磁性トッププレートまたは
デッキ60上に取り付けられ、このトッププレートは4個
の案内ピン35の上端に押えねじ56によって取り外し可能
に取り付けられ、この取り外し可能押えねじ56はトップ
プレートの貫通孔58(図2)に挿入されて案内ピンのね
じ付ソケット59にねじ込まれる。磁束ディレクターとし
て作用する強磁性材料のコイル囲い62は、巻線50を包囲
し、強磁性材料のトッププレート60にねじ64によって取
り付けられている。巻線50の電気コネクタ66(図2及び
図3)はコイル囲いの後側に取付られる。スラストモー
タ40を作動する際には、巻線50を電力パルスによって附
勢するため電力ケーブル68(図1)がコネクタ66に接続
される。
図4,図7及び図8に示すように、コイル50内に電機子
41を磁気的に吸引する効率を増大させるため強磁性材料
のシャトルポールピース70が設けられている。このシャ
トルポールピース70は、図7に示すように、逆T字形を
しており、そのポール72は、トッププレート60の上面の
レベルより高さHにまで巻線開口54内に常時突出してお
り、一対の側方フランジ74は、トッププレート60の下面
に対し常時当たっている。トッププレートにおける開口
68は、シャトルポール72を受け入れるように巻線開口54
と整列している。ポールピース70は、トッププレート60
におけるソケット76内に取り外し可能にねじ込まれた静
止スライドロッド75に沿って垂直方向に滑動可能であ
る。ポールピース70は、垂直スライドロッド75のヘッド
78上に着座させた圧縮スプリング77によって、図7及び
図8に示すように、上方初期位置に押し上げられてい
る。ポールピース70の両側に位置する2個の平行スライ
ドロッド75は、各側方フランジ74の中心における案内孔
79に貫通している。
図7に、強磁性囲い62,強磁性トッププレート60及び
強磁性シャトルポールピース70によって得られる効率の
良い磁束路が破線73によって示されている。これらの磁
束路73は型工具から相対的に遠く除去され、工具から絶
縁されていることは留意されるべきである。なお、電機
子支持体42(押し棒)は工具からの絶縁を確実にするた
め、また、強磁性電機子41上の磁界73の下方スラストを
最適なものとするため非磁性である。
作動に際し、ソレノイド巻線50が短時間に附勢される
際、電機子の下端がポール72に打ち当り、ポールピース
70を下方に変位させてスプリング77を瞬間的に圧縮する
まで電機子41は強力に開口54内に引き下げられる。シャ
トルポールピース70を下降させるよう移動可能に弾性的
に取り付けることによって、対向するポールピース72に
対する電機子の衝撃を最少にして、騒音,振動及び含ま
れる構成部品の摩耗及び破損を減少し、また、可動電機
子が静止の固定ポールピースに打ち当たる際に従来の電
磁パンチプレスにおいて生じる工具の「振り回り」を最
少にし得るようにする。このような工具の振れ回りによ
って型が互いに対して側方にヒビリ、この結果、切断端
縁が不当に早く丸くなり、また、雌型及び雄型のそれぞ
れにおける切断端縁の直下また直上の側壁の拡散的な摩
耗を生じる。
電機子に作用する下方への引張力は、2個の電機子支
持体(押し棒)42を経て伝達されて図7及び図8に矢印
80で示す強力な下向き推力として移動プレート33に加わ
り、工具型34(図1)を下方に加速し、移動及び静止工
具型34及び32間に位置する加工材料Wに対して衝撃す
る。
シャトルポールピース70を用いる利点を図11に示す。
シャトルポールピースがない場合における、時間の関数
としての移動プレート33の下降速度は82で全体を示すよ
うな形状の曲線である。動いている型34が加工材料Wに
衝突してこの加工材料を貫通する際に83で速度が急速に
落ちる。シャトルポールピース70を用いることによって
さらに強力な引張力が電機子に作用し、これによって、
移動プレートがさらに急速に加速され、この結果、さら
に高速となり、84で示すような形状のより高速の曲線を
生じ、加工中に85で速度が急速に落下する。曲線82に比
較してより高速の曲線84は、より強力でより早い工具衝
撃が得られることを意味しており、加工ストローク中に
おける電力の利用がより高い効率であることを示してお
り、より清浄かつより優れた形状の加工完了物Fをしば
しば製造しており、この理由は型がより高速で閉じるこ
とによって型の閉合中に加工材料の流れが生じる機会を
少なくし、すなわち、加工材料が歪曲する機会を少なく
して加工完了物における「スプリングバック」を少なく
しているからである。
加工ストロークの完了に際し、各ボールベアリングの
ブッシュ36のハウジング(図2)が丈夫で、耐久性があ
り、ゴムのような弾力性を有する材料、例えば、ポリウ
レタン製のストッパー38に打ち当たる。次に、トッププ
レート60の端ぐり孔付きソケット94内に取り付けられた
スプリングカップ92(図2)内にそれぞれ着座された一
対の圧縮リターンスプリング90によって、移動プレート
33はその最初の上方位置に復帰される。移動プレート33
に一対のスプリング支持ロッド96が取り付けられ、これ
らのロッドのそれぞれが各リターンスプリングを貫通し
て上方に延長している。スプリング力を調整するため、
各ロッド96の上端にねじが形成されている。ローレット
付復帰速度調整止めナット98が座金と一緒にロッドに,
沿って下方にねじ込まれ、スプリングをさらに圧縮して
復帰力を増大させ、これによりリターンストロークの速
度を増加させる。
移動プレート33の上向リターンストロークを停止させ
るとともにストローク長さを調整するために、丈夫で、
耐久性があり、ゴムのような弾力性を有する材料、例え
ば、ポリウレタン製の一対の環状リターンストッパ100
(図2,図5A及び図5B)を設け、移動プレート33に取り付
けられて孔103に空隙を残して貫通して上方に延長され
たねじ付きストローク調整支柱102に各環状リターンス
トッパーが取り付けられている。ローレット付きストロ
ーク調整用止めナット104がこの復帰ストッパー100を支
持している。図5Bを図5Aと比較して明らかなように、ス
トローク調整用ナット104が移動プレートを低い高さ
で、すなわち、ベースプレート31に対して相対的に低い
初期位置、すなわち、より小さい「開放高さ」で停止さ
せることによって、ストローク長さを短縮するよう支柱
102上の高い位置にねじ込まれている。
図2及び図6Aに示すように、型セット30の「開放高
さ」、すなわち、移動プレート33とベースプレート31と
の間の初期間隔は、ベースプレート31に対する移動プレ
ート33の相対的初期位置によって決定され、この開放高
さは、リターンストッパー100の調整位置によって決定
される(図2,図5A及び図5B)。
リターンスプリング力をリターンストッパー作用とバ
ランスさせるため、図1の左側のリターンスプリング90
を、その関連するリターンストッパー100の前側に設
け、他方、右側のリターンスプリングを、その関連する
リターンストッパーの後側に位置させ、これによって、
移動プレート33とトッププレート60に対して相対的にバ
ランスした関係を設ける。さらに、左側スプリング,左
側ストッパー及び右側スプリング,右側ストッパーの4
個の構成部品の垂直中心線が電機子41の垂直中心線を対
象的にまたがり、前後対称及び左右対称の関係で配置さ
れている。
型セット30の「閉合高さ」、すなわち、移動及びベー
スプレート33及び31間の最終垂直間隔は、図6Bに示すよ
うに、ベースプレートより上方にあるストッパー38の上
端の高さによって決定される。この閉合高さの便宜的調
整を設けるため、例えば、約0.030インチ(約0.75mm)
から約0.010インチ(約0.25mm)の範囲の厚さの複数個
の取り外し可能のスペーサ110(図2)を設けている。
この閉合高さは、ダイ工具32,34の所要の完全閉合位置
に合致する。型が正常な使用によって摩耗した際、型の
端縁は僅かに丸みを有し、拡開する。これらの型は対向
面を水平方向に研磨することによって鋭利にされ、これ
によって新しく鋭利な切断端縁を生じる。この研磨によ
って、2個の型の全体としての高さが僅かに減少する。
この減少した型の高さを補償するために、ストッパー38
の下側から1個以上のスペーサ110を取り除くことによ
ってダイセット閉合高さを対応して減少させる。
閉合高さを減少させるために1個以上のスペーサ110
の除去を容易にするために、これらのスペーサ110はC
字形状を有し(図2A)、スペーサが案内ピン35から不意
に外れるのを防止するために、C字形状の足状部112の
先端を十分に近づけ、しかも、スペーサが容易に意図的
にペンチによって引き離すことができ、または、ねじ回
しによって押し離すことができるようになっている。
次に、図6A及び図6Bにつき、アンチスキッドストッパ
ー39の作動を説明する。ボールベアリングブッシュ36は
ケージ122(「リテーナ」とも称す)内に保持された多
数のボールベアリング120を含む。移動プレート33が、
図6Aに示すように、初期開放高さ位置にある際、ボール
120及びケージ122は各ブッシュ36のハウジング124の下
端の近くに通常位置している。移動プレートがそのスト
ロークの下端に向け下降するにしたがって、ボール120
は案内ピン35に沿って下方に移動しているボールベアリ
ングハウジング124の内側表面に沿ってボールは上方に
向けて転動する。ボール120のこの転動作用の正味効果
としてベアリングハウジング124はボール120及びそのケ
ージ122の2倍の速さで2倍の距離下方に移動する。し
たがって、ベアリング36が、図6Bに示すように、閉合高
さにおける下降(加工)ストロークの限界に到達する
際、ボール及びケージはボールベアリングハウジング12
4の上端近くに位置される。
従来技術においては、124で示すようなベアリングハ
ウジングをストッパーによって停止させると、ボール及
びそのケージをその下方運動量によってベアリングハウ
ジング内に下方に滑り込ませることがしばしばあった。
そのため、ボールがリターンストロークにとって不適当
な位置に位置し、ベアリングハウジングの下端における
従来のリテーナにより、リターンストローク中にボール
が案内ピン35に沿って上方に滑り、これがため、関連部
品を摩耗し、損傷していた。
アンチスキッドリテーナストッパー39は、弾性ストッ
パー38上に休止している環状フランジ肩部126と、閉合
高さ位置でケージ122の下端に「接する」ため、ベアリ
ングハウジング124内に突出するに十分な小径で適当な
半径方向厚さを有する直立円筒形アンチスキッドスリー
ブ部材128とを含む。このアンチスキッドスリーブ128は
ケージ及びボール122,120の下方への滑り作用を完全に
防止するように、各リターンストローク中にケージ及び
ボールが所望の意図したころがり自由転動するよう適当
に位置決めされている。
図12に、電機子に作用する磁気引張(力またはスラス
ト)をソレノイド巻線に対する電機子の底(下端)の相
対的位置の関数としてプロットした曲線130を示す。電
機子の下端がソレノイド巻線の上端にある際に下向きス
ラストが131が最小である。電機子が下降するにしたが
い、下向きスラスト130(破線曲線)の量は増大し、電
機子の下端が巻線内にそ中間位置まで下降した際におけ
る曲線130上の中間点132近くで最大スラスト値に達す
る。その後、電機子が引き続き下降するにしたがって、
下向きスラストは区域133において破線曲線に沿って減
少する。破線曲線130,133はシャトルポールピース70が
ない場合に生じるスラストのパターンを示す(図4,図7
及び図8)。この破線曲線は134において他方の最小値
に達する。
この実施例における電機子は巻線の軸線方向長さより
ストローク方向において長大であり、これがため、電機
子は巻線に対して相対的に対称位置に向けて依然として
引き下げられているから、134において大きく引き下げ
られる。
ポールピース70が存在する場合には、このポールピー
スは巻線開口内に距離Hまで突入し、その引張りパター
ンを実線曲線135で示す。幾分高い初期引張り力136が生
じ、中間点近くでより高い中間点最大スラスト132Aが得
られる。次に、スラストパターン137は幾分減少して電
機子の下端がポールピース70に相対的に近づく点138に
おいて他方の最小点となり、電機子の下端とポールピー
ス72との間の接近中、電機子の下端とポールピースとの
間の引き付け力が急激に増大する。
実線曲線135,137,139の下側の面積が破線曲線130,133
の下側の面積に比較して遥かに大きいことは、シャトル
ポールピース70を設けることによって得られる附加的エ
ネルギ量(加工するために得られる能力、フート・ポン
ド仕事量の附加量)を示す。
シャトルポールピースのHの値(図7及び図8)は、
約1/16インチ乃至約5/16インチの好適範囲内が有利であ
る。この好適実施例においては、Hが約1/8インチ乃至
約3/16インチの範囲内の値を有する。
加工材料及び工具32,34が、両頭矢印144で示すような
相対的に短い加工ストロークが必要とされる場合には、
移動プレート33を最も効率よく加速するため磁気スラス
ト曲線135,132A,137から積分して得られるエネルギ(曲
線の下側の面積)を最大にするよう中心最大値132Aに対
してほぼ対称的に位置する短い加工ストローク144をも
つことが望ましい。両頭矢印146で示すような相対的に
長い加工ストロークが必要とされる場合には、運動エネ
ルギを蓄積するよう移動プレート33及びこれに関連して
移動する構成部品の質量を加速する必要があるから、こ
の長い加工ストローク146を中心最大値132Aに対してほ
ぼ対称的に位置させることが望ましい。短時間の大きい
スラスト139はストローク長さの短い部分にわたって生
じ、このストローク長さは、それ自身において工具を強
く加速させる大きな機会をもたないが、しかし、このシ
ャトルポールピース70の存在は、加工ストローク全体を
通じて得られる磁気引き付け力135〜137〜139の量を著
しく増大し、この結果として図11に示すより高い速度曲
線84が得られる。かかるシャトルポールピースを設ける
ことによって約20%の附加的加工能力が得られる。最大
値132Aの近くのスラスト曲線135,137が丸みをもった形
状は衝突前に加速効果を相対的により高い工具速度及び
より高い運動エネルギーに積分するのに相対的により長
い時間を有する。
好適実施例においては、巻線開口54の軸線方向の長さ
は約1.75インチである。ストローク方向における電機子
長さは約3.0インチである。これがため、この実施例に
おいては、ストローク方向における電機子の長さは巻線
開口の軸線方向長さの約170%である。この電機子の長
さを約25%の相対的長さより増大させても、得られるエ
ネルギー(実線曲線135,137,139の下側の面積)をそれ
ほどさらに増大させることがない。これとは逆に、この
電機子の長さが巻線の軸線方向長さの約140%より減少
すると、得られるエネルギーが著しく減少する。要約す
れば、電機子の好適相対的長さは約140%〜約215%の範
囲内にあり、より好適な相対的長さは約150%〜約200%
で、最適相対的長さは約160%〜約190%である。
加工材料に対して工具の加工を行うために得られる衝
撃力「IF」は次式によって表される。
(1)IF=磁気スラスト+1/2(MV2)/d 「M」は雄型34に作用する移動中の構成部品の合計有
効質量であり、「V」はこの有効質量の速度であり、
「d」は停止距離である。明らかなように、「MV2」の
項は衝撃力を与えるにおいて磁気スラストより遥かに大
であり、この理由は、MV2が、衝突の瞬間より前に、速
度Vを生じるため全ストローク長さにわたり質量Mに加
えられる磁気スラストの蓄積(積分した加速)効果を示
すからである。
加工完了物Fを形成する有用な加工を行うために得ら
れるエネルギ「E」は次式によって表される。
(2)E=Td+1/2MV2 「T」は磁気スラストであり、「d」は停止距離であ
る。この停止距離の少なくとも大部分において材料の加
工が行われている。推定されるように、Tの値は相対的
に短い距離である停止距離dにわたって相対的に一定で
ある。また、明らかなように、このエネルギ式(2)の
第2項は速度Vの2乗を含み、主な因子であり、したが
って、衝突の瞬間の前に、速度Vを最大にするためにあ
らゆる努力をすることが望ましい。
ストローク長さに対する電機子のスラストの相対的関
係を理想的なものとするため、移動プレート33より上方
の電機子41の高さは、電機子支持体42の上方のスタッド
45の上端に設けられている前述のスペーサ47によって調
整される。これらのスペーサは、図5A,図5B及び図5Cを
参照して以下にさらに説明するように、電機子支持体
(スラストロッド)42の有効長さを調整するために用い
られる。例えば、0.125,0.25及び0.375インチ(3.18,6.
35及び9.53mm)の長さをそれぞれ有する3個のスペーサ
47が設けられている。例えば、図5Cにおける電機子スペ
ーサ表140は、3個のかかるスペーサ47を用いて、1.50
インチ(38.1mm)から0までの調整可能のストローク長
さセッティングの範囲を示す。語「用いるスペーサ」は
電機子支持体(プッシュロッド)42を確実に長くするた
めのスタッド45の下端における肩部52上で電機子41K下
側に設置されるスペーサの利用を示す。最長のストロー
クセッティングに対しては、1.38〜1.50インチの範囲に
おいて、電機子41の下側でスタッド45の下端における肩
部52上にスペーサは設置されない。最短のストロークセ
ッティングに対しては、0.00〜0.25インチの範囲におい
て、3個の矩形マーク142によって示されるように、電
機子の下側に肩部52上で3個の全てのスペーサ47が設置
される。中間ストローク長さセッティングに対しては、
表140に示すように、これらの3個のスペーサ47の種々
の組合せが、ストローク長さに対する相対的電機子スラ
ストを理想的なものとするために用いられる。
詳細に前述したように、ストローク長さを減少させる
ために、ストローク長さ調整用ナット104を回転して上
昇させることによって調整支柱102上におけるリターン
ストッパ100の位置を高くし、これとは反対にストロー
ク長さを増大させるためには、リターンストッパの位置
を低くする。
異なる製造ラインを設けるためにダイセットを迅速か
つ便宜的に交換するためには、モータ40を取り外して異
なる工具を有する他のダイセット30を取り付ける。かか
るモータの交換を行うため、ハウジング21(図1)を一
時的に取り外し、押えねじ56及びスプリング復帰速度調
整ナット98を取り外す。次に、トップ(デッキ)プレー
ト60を次のダイセットにスプリング90,スプリングカッ
プ92,ソレノイド巻線50及びそのカバー62ならびにモー
タハウジング21及び冷却用送風機23と一緒に動かす。電
機子41はその調整を保持するため移動プレート33に取り
付けたままとして、同様に、リターンストッパ100をそ
の調整を保持するために取り付けたままとして、工具の
設置のための時間の損失及び機械技術者の労力をかける
ことなしに、ダイセット30を次に容易に使用し得るよう
にする。
図9に示すように、ソレノイド巻線50及び関連する電
機子41をそれぞれ含む複数個、例えば4個のスラストモ
ータ40−1,40−2,40−3及び40−4を支持し得るようト
ッププレート60を構成することができる。それぞれの電
気ロネクタ66が電気ケーブル68に相互接続コネクタ150
に接続されるよう対で互いに対向して配置される。ま
た、例えば、速度調整可能の4個のリターンスプリング
90がストッパ調整用ストッパ100に対して相対的に前後
を対向させて対称的に位置させ、また、中間電機子の水
平中心線152に対して左右に整列させて設けることがで
きる。
図9に示すように、多数のスラストモータ40−1,40−
2,40−3及び40−4をトッププレート60上に対称的に配
置して用いることによる利点は、これらの4個の電機子
からの下向スラストが移動プレートの全区域に実質的に
一様に分布された多数の点において移動プレートに結合
され、かかる一様な下向きスラストの分布が加工材料の
相対的に大きな面積を加工し得るよう工具ダイスを配置
して用いるのによく適応しているという事実から得られ
る。
ソレノイド巻線50を電源に並列に電気的に接続するこ
とによって、合計下向きスラストは1個のモータ40によ
る下向きスラストの4倍になる。これらのモータのソレ
ノイド巻線50を直列に電気的に接続することによって、
1個の巻線に用いられる同じ電力源で生じるものの1/4
の電流が流れる。電流の加熱効果は電流の2乗の関数で
あるから、電流が1/4に減少することによって各巻線に
おける加熱効果は1/16に減少し、これがため、これらの
4個の巻線から発生する合計熱は同じ電源から1個の巻
線が附勢される場合の1/4になる。しかも、4個の巻線
における合計巻回数は1個の巻線の巻回数の4倍である
から、合計の下向きスラストは、かかる単一巻線に対す
ると実質的に同じにとどまり、この理由は磁力が電流と
巻回数との積(「アンペアターン」)の関数であり、1/
4の電流が4倍の巻回に流れるからである。加熱効果の
減少によって、パンチプレスの繰り返し速度(毎分当り
のストローク数)を電磁石を過熱させることなしに増加
させることができ、これによって生産量を増加させるこ
とができる。各2個の巻線を直列に接続し、2個の直列
対を並列に接続する(直列,並列組合せ)ことによっ
て、スラストの合計量が2倍になり、他方、合計発熱量
が半分に減少される。
図10に示すように、複数個のスラストモータ40−1及
び40−2を垂直方向に整列させて上下に重ねて取り付け
ることができる。押えねじ56を案内ピン35におけるソケ
ット59から取り外し、ねじ付スタッド155をそれぞれ有
するモータ支柱154をそれぞれのソケット59にねじ込ん
で下側のトッププレート(デッキ)60−1を保持する。
上側のトッププレート又はデッキ60−2は各支柱の上端
におけるねじ付ソケット156にねじ込まれる押えねじ56
によってモータ支柱154に取り付けられる。
同様に、電機子支持体42について前述したような構造
的に剛固な非磁性材料の非磁性プッシュロッド延長部16
0が下側モータ40−1の電機子41を保持し得るよう電機
子支持スタッド45上に掛合されたねじ付ソケット162を
有する。各延長部160は上端モータ40−2の電機子41を
保持するためのねじ付きスタッド164を有する。理解さ
れるように、図1,図2,図3,図4,図5A及び図5Bに示すよう
に、電機子スペーサを工具によって要求されるストロー
クの長さに対するそれぞれの電機子41の相対的位置を調
整するために設けることができる。しかも、衝突の瞬間
より前に、式(1)及び(2)における「V」値を理想
的なものにするよう、電機子のスラスト曲線(図12)を
僅かに(千鳥状に)ずらしてもよい。
スラストモータを、図10に示すように、垂直方向に積
み重ねて配置する利点として、加工材料の小さな表面区
域に工具が大きな力を加える必要がある場合に、移動プ
レート33に結合される下向きスラスト80を所要に応じ相
対的に小さい区域に集中させることができる。図9につ
き説明したように、図10における2個のスラストモータ
40−1及び40−2の巻線50を電源に並列に接続してこれ
らのモータによる合計下向きスラスト80を2倍にするこ
とができる。モータの巻線50を電源に直列に接続するこ
とによって、電流は半分に減少し、これがため、各巻線
で発生する熱は1/4に減少される。下向きスラストは1
個の巻線と同じ電源に接続した場合と実質的に同じまま
であり、この理由は、半分の量の電流が2倍の巻回に流
れるからである。これがため、毎分当りのストローク数
を増加させて生産量を増加させることができる。2個の
スラストモータを半分の発熱量で用いることによって、
この減少した熱を1個のモータからよりも2個のモータ
からよりよく放熱させることができ、これがため、実際
上、毎分当りのストローク数を1個のスラストモータの
場合の約3〜4倍に増加させることができる。
再び図6A及び図6Bを参照して、留意されるように、ボ
ールベアリングのブッシュ36は、ベアリングハウジング
124内に上端近くで設けられた保持リング166を含む。こ
の保持リング166はベアリングハウジング124の孔168内
に突出してケージ122及びボール120を孔168内に保持す
るための環状の肩部を孔内に半径方向に突設し、ケージ
及びボールがベアリングハウジングの端から脱出する事
故が生じないようにしている。普通には、ベアリングハ
ウジングの下端にも同様に保持リングが孔168内に設け
られている。これらのボールベアリングハウジング36は
本説明により第2保持リングを省略するよう特別な外形
に形成される。図6Bに示すように、孔168内にアンチス
キッドスリーブエレメント128を入れるための間隙を設
けるため、ボールベアリングのブシュの下端に保持リン
グが設けられていない。アンチスキッドエレメント128
はボール120及びケージ122が下方に滑り出るのを防止し
ている。したがって、図6Bにおいては、ボール及びケー
ジはベアリングハウジング124に対して相対的に高位置
に保持され、これがため、ボール及びケージが、図6Aに
示すように、ベアリングハウジングに対して相対的に低
位置にある場合に孔168の下端からボール及びケージが
抜け出ることがない。
図1,図2,図3,図4,図5A,図7,図8及び図10をさらに参
照して留意されるように、巻線を囲む磁束ディレクター
62は、ソレノイド巻線50の上端に位置する通路170を有
する。この通路170は巻線開口54と位置が一致してお
り、通路170の端縁は電機子41の側面に接近して位置決
めされる上方ポールピースとして働き、磁束73(図7)
を電機子内に指向させる。また、図7及び図8から留意
されるように、大きな面積を有する強磁性トッププレー
ト60は、漂遊(「漏洩」)磁束を捕捉する上で極めて効
果的に機能する。かかる漂流磁束は強磁性囲い62の外側
に生じ、破線172によって図示するように、この強磁性
囲いの開口170の上方で電機子41に結合する。この強磁
性トッププレート60によってかかる漂遊磁束を捕捉する
ことによって、トッププレート60より下方における漂遊
磁束の存在を著しく少なくする。この強磁性のトッププ
レート60に結合する漂遊磁束172は、174においてシャト
ルポールピース70に向けて内方に指向され、これがた
め、下方に流れて工具34,32または案内ピン35またはブ
ッシュ36を磁化することはない。図7に示すように、強
磁性トッププレートの下側に大きなリラクタンスの空間
を設けて工具が磁化されないよう絶縁するため、移動プ
レート33の初期位置より上方に少なくとも約2インチ
(少なくとも約50mm)の距離Xに強磁性トッププレート
60を位置決めする。
これがため、強磁性のトッププレート60、強磁性の囲
い62及び強磁性のシャトルポールピース70は、トッププ
レートを移動プレート33及び非磁性のプッシュロッド42
より上方に離間させたことによって、巻線の磁気及び熱
が上及び下の工具34及び32に影響を及ぼすことを実質的
に絶縁するよう有利に作用する。冷却用送風機からの空
気流は、トッププレートの上方に位置する側方出口ポー
ト25を経て外部に流れることによって、熱を外部に運び
出し、工具から熱の影響を絶縁している。
本発明による電磁パンチプレスの実施例を添付図面を
参照して容易に理解されるよう説明するため、種々のパ
ンチプレスの構成部品を水平に対して直立関係で垂直方
向に配向されているように図示して説明しており、した
がって、加工ストロークは下向き運動を含み、その後の
リターンストロークは上向き運動を含んでいる。この理
由は、かかる垂直方向の配向が製造プラントに設置され
る場合のパンチプレスの通常または正常の配向であるか
らである。しかし、本発明の電磁パンチプレスの実施例
は水平に対して任意所望の配向で配置される場合も作動
し得ること勿論である。したがって、「直立」,「垂
直」,「垂直方向に」,「下方」,「下方に」,「下向
きに」,「上方」,「上向きに」,「上位の」,「下位
の」,「上方に」,「平らな」,「頂」,「底」等の語
は限定を意図するものではなく、図示の特定の配向の種
々のパンチプレスの構成部品を説明するために用いたに
過ぎず、したがって、特定の設備または利用現場におい
て生じる環境による要求または希望に応じて、この電磁
駆動パンチプレスは垂直方向に、または水平方向にある
いは垂直と水平との間の任意所望の傾斜した方向に配向
され、作動され得る。
特定の作動上の要求及び環境に合わせて変化される他
の変更は当業者によって認識されることであるから、本
発明はその好適実施例を図示する目的で選んだ例に限ら
れるものではなく、本発明の請求範囲の範囲内での全て
の変更を含むものである。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース工具(例えば雌型32)を取り付ける
    ベースプレート(31)を含み、互いに間隔をおいてこの
    ベースプレート(31)から直立した複数個の案内ピン
    (35)を有し、前記ベース工具(32)の上方に上側工具
    (例えば雄型34)を取り付けるために前記ベースプレー
    ト(31)の上方に移動部材(33)を有し、この移動部材
    (33)はこの移動部材(33)に取り付けられたブシュ
    (36)によって支持され、前記移動部材(33)の下降ス
    トローク中に各ブシュ(36)は各案内ピン(35)に沿っ
    て下方に移動可能であり、また前記移動部材(33)の復
    帰上昇ストローク中に各ブシュ(36)は各案内ピン(3
    5)に沿って上方に移動可能である電磁駆動パンチプレ
    スにおいて、本発明は、 前記移動部材(33)がその下降ストロークの前の初期位
    置にあるときに前記案内ピン(35)は前記ブシュ(36)
    を貫通してその上端は前記移動部材(33)の上方約50mm
    以上の高さまで突出しており、 この案内ピン(35)の前記上端にトッププレート(60)
    が取り付けられており、 このトッププレート(60)は強磁性であり、 前記移動部材(33)が前記初期位置にあるときに、前記
    強磁性のトッププレート(60)は前記移動部材(33)の
    上方約50mm以上の高さにあり、 このトッププレート(60)の上にソレノイド巻線(50)
    が取り付けられ、この巻線(50)によって囲まれた上下
    方向の開口があり、 この巻線開口に揃えて(同一中心線で)この巻線開口内
    に上下方向に移動可能である強磁性の電機子(41)を有
    し、 前記巻線(50)を包囲する強磁性の囲い(62)を有し、 この強磁性の囲い(62)はソレノイド巻線(50)の上部
    を覆って前記トッププレート(60)に取り付けられ、 この強磁性の囲い(62)は前記巻線(50)の上端近くに
    前記巻線開口に揃えた開口を有し、 前記電機子(41)は前記強磁性の囲い(62)の開口を貫
    通して上方に突出しており、 前記トッププレート(60)は前記巻線(50)の下端近く
    に前記巻線開口に揃えた開口を有し、 前記ソレノイド巻線(50)に通電することによって前記
    移動部材(33)を下方に駆動するように、前記電機子
    (41)に連結されて前記トッププレート(60)の前記開
    口を貫通して下方に突出して前記移動部材(33)に連結
    された一対の非磁性の押し棒(42)を有し、また、 前記移動部材(33)を前記復帰上昇ストロークで上昇さ
    せるように、前記移動部材(33)に連結されて前記トッ
    ププレート(60)に取り付けられた復帰手段(90)を有
    することからなる電磁駆動パンチプレス。
  2. 【請求項2】前記移動部材(33)に直立するように取り
    付けられた1個以上の調整支柱(102)を有し、 前記トッププレート(60)には遊び孔があり、 前記調整支柱(102)はこの遊び孔を貫通して上方に突
    出し、 この調整支柱(102)に沿って上下に位置を調整可能の
    弾性ストッパ(100)を有し、 この弾性ストッパ(100)は前記トッププレート(60)
    に当たって前記上昇ストロークを停止させるように前記
    トッププレート(60)の下方の位置に設けられ、また、 前記弾性ストッパ(100)を前記支柱(102)の調整した
    位置に保持する手段(104)を有することからなる、 前記移動部材(33)の前記初期位置を調整するための第
    1の調整手段を具備する請求項1に記載の電磁駆動パン
    チプレス。
  3. 【請求項3】パンチプレスにおけるダイセットは複数個
    の案内ピン(35)が立設されているベース工具(32)を
    取り付けるためのベースプレート(31)及び前記ベース
    工具(32)の上方に上側工具(34)を取り付けるための
    移動部材(33)を含み、この移動部材(33)は前記案内
    ピン(35)に沿って上下方向に移動可能に設けられてい
    るパンチプレスにおけるダイセットを駆動するために用
    いられる電磁スラストモータにおいて、 前記移動部材(33)の上方に位置させるように前記移動
    部材(33)の上方にて前記案内ピン(35)の上部に取り
    付けられてトッププレート(60)が設けられ、 少なくとも1個のソレノイド巻線(50)が前記トッププ
    レート(60)の上に取り付けられており、 このソレノイド巻線(50)にはこの巻線を上下方向に貫
    通する巻線開口が形成されており、 前記トッププレート(60)には前記巻線開口の下に前記
    巻線開口に揃えて上下方向に貫通する開口が形成されて
    おり、 前記巻線開口の上に前記巻線開口に揃えて上下方向に貫
    通する通路が形成されて前記ソレノイド巻線(50)を少
    なくとも部分的に包囲する強磁性の囲い(62)を有し、 前記巻線開口内に上下に移動し得る強磁性の電機子(4
    1)を有し、 前記強磁性の電機子(41)は前記囲い(62)の前記通路
    を貫通して上方に突出しており、 前記ソレノイド巻線(50)に通電することによって前記
    移動部材(33)を初期位置から下方に推進するために、
    前記電機子(41)に連結されて前記トッププレート(6
    0)の前記開口を貫通して下方に突出して前記移動部材
    (33)に連結される一対の非磁性の押し棒(42)を有
    し、また、 前記移動部材(33)の押し下げ作動に続いて前記移動部
    材(33)を上方の前記初期位置に復帰させるように、前
    記トッププレート(60)上に取り付けられて前記移動部
    材(33)に連結される復帰手段(90)を有することから
    なる電磁スラストモータ。
  4. 【請求項4】前記トッププレート(60)は強磁性であ
    り、 この強磁性のトッププレート(60)は前記移動部材(3
    3)の全水平方向広さに匹敵する全水平方向広さを有し
    て前記ソレノイド巻線(50)の通電による磁化から前記
    工具を実質的に絶縁したことを特徴とする請求項3に記
    載の電磁スラストモータ。
  5. 【請求項5】前記トッププレート(60)は強磁性であ
    り、 前記ソレノイド巻線(50)に通電することによって前記
    電機子(41)に生じる下向き推力を増大させるように、
    強磁性のシャトルポールピース(70)が前記強磁性のト
    ッププレート(60)の前記開口に移動可能に設けられ、 このシャトルポールピース(70)は前記強磁性のトップ
    プレート(60)の前記開口内で上下方向に移動可能であ
    り、 前記シャトルポールピース(70)を前記巻線開口内に部
    分的に突出する正常位置まで上方に押し上げる弾性手段
    (77)を有し、それで、 前記シャトルポールピース(70)を打撃する前記電機子
    (41)の衝撃及び機械的ショックを最小にするために前
    記電機子(41)の下降運動中に前記電機子(41)が前記
    シャトルポールピース(70)に当接して前記シャトルポ
    ールピース(70)が下方に動かされることを特徴とする
    請求項3に記載の電磁スラストモータ。
  6. 【請求項6】前記巻線開口は予め設定された上下方向長
    さを有し、 前記移動部材(33)を下方に推進している全時間中に前
    記電機子(41)が前記強磁性の囲い(62)の前記通路を
    貫通して上方に突出しているように、前記電機子(41)
    は前記巻線開口の上下方向長さの約140%乃至215%の範
    囲の上下方向の長さを有し、 前記トッププレート(60)に対する前記移動部材(33)
    の相対的初期位置を調整するための第1の調整手段(10
    0,102,104)と、 前記巻線開口に対する前記電機子(41)の相対的初期上
    下位置を調節するため前記非磁性の押し棒(42)の各有
    効長さを調整するための第2の調整手段(47)とを具備
    することを特徴とする請求項3に記載の電磁スラストモ
    ータ。
  7. 【請求項7】パンチプレスにおけるダイセットは複数個
    の案内ピン(35)が立設されているベース工具(32)を
    取り付けるためのベースプレート(31)及び前記ベース
    工具(32)の上方に上側工具(34)を取り付けるための
    移動部材(33)を含み、前記移動部材(33)は前記案内
    ピン(35)に沿って上下に移動可能であるパンチプレス
    におけるダイセットを駆動するために用いられる電磁ス
    ラストモータシステムにおいて、 前記移動部材(33)の上方に位置するように前記移動部
    材(33)の上方で前記案内ピン(35)の上部に取り付け
    られたトッププレート(60)と、 前記トッププレート(60)の上に取り付けられた複数個
    のソレノイド巻線(50)とを有し、 この各ソレノイド巻線(50)はこの巻線を上下方向に貫
    通する巻線開口を有し、 前記トッププレート(60)は各巻線開口の下で各巻線開
    口に揃えて上下方向に貫通する各開口を有し、 前記各ソレノイド巻線(50)を少なくとも部分的に包囲
    して各巻線開口の上に各巻線開口に揃えて上下方向に貫
    通する通路が形成された強磁性の包囲手段(62)と、 複数個の強磁性の電機子(41)とを有し、 この各強磁性の電機子(41)は各巻線開口内で上下方向
    に移動可能であり、包囲手段(62)の各通路を貫通して
    上方に突出しており、 複数個の非磁性の押し棒(42)を有し、 前記複数個のソレノイド巻線(50)に通電することによ
    り前記移動部材(33)を初期位置から下方に推進するた
    めに各非磁性の押し棒(42)は各電機子(41)に連結さ
    れて前記トッププレート(60)の各開口を貫通して下方
    に突出して前記移動部材(33)に連結されており、ま
    た、 前記移動部材(33)が下方へ推進された後に前記移動部
    材(33)を前記初期位置に上方に復帰させるように、前
    記トッププレート(60)上に取り付けられて前記移動部
    材(33)に連結されている復帰手段(90)を有すること
    からなる電磁スラストモータシステム。
  8. 【請求項8】複数個の案内ピン(35)が立設されている
    ベース工具(32)を取り付けるためのベースプレート
    (31)及び前記ベース工具(32)の上方に上側工具(3
    4)を取り付けるための移動部材(33)を含み、前記移
    動部材(33)は前記案内ピン(35)に沿って上下方向に
    移動可能であるパンチプレスのダイセットを駆動するた
    めに用いられる電磁スラストモータシステムにおいて、 前記移動部材(33)の上方に位置させるように前記案内
    ピン(35)の上部に取り付けられて前記移動部材(33)
    の上方に設けられた第1の取付部材(60−1)と、 この第1の取付部材(60−1)の上に取り付けられた第
    1のソレノイド巻線(50)とを有し、 この第1のソレノイド巻線(50)は上下方向に貫通する
    第1の巻線開口を有し、 前記第1の取付部材(60−1)は前記第1の巻線開口の
    下にその巻線開口に揃えて上下方向に貫通する開口を有
    し、 前記第1のソレノイド巻線(50)を少なくとも部分的に
    包囲して前記第1の巻線開口の上にその巻線開口に揃え
    て上下方向に貫通する通路が形成された第1の強磁性の
    包囲手段(62)と、 前記第1の巻線開口内に上下方向に移動し得る第1の強
    磁性の電機子(41)とを有し、 前記第1の強磁性の電機子(41)は前記第1の包囲手段
    (62)の前記通路を貫通して上方に突出しており、 前記第1のソレノイド巻線(50)に通電することによっ
    て前記移動部材(33)を初期位置から下方に推進するた
    めに前記第1の強磁性の電機子(41)に連結されて前記
    第1の取付部材(60−1)の前記第1の開口を貫通して
    下方に突出して前記移動部材(33)に連結された少なく
    とも1個の非磁性の押し棒(42)と、 前記移動部材(33)の下方ヘの推進作動後に前記移動部
    材(33)を前記初期位置に復帰させるために前記第1の
    取付部材(60−1)上に取り付けられて前記移動部材
    (33)に連結された復帰手段(90)と、 第2の取付部材(60−2)と、 この第2の取付部材(60−2)を前記第1の取付部材
    (60−1)の上方に離間した関係で支持するように前記
    第2の取付部材(60−2)から下方に延びている複数個
    の支持体(154)と、 前記第2の取付部材(60−2)の上に取り付けられた第
    2のソレノイド巻線(50)とを有し、 この第2のソレノイド巻線(50)は上下方向に貫通する
    第2の巻線開口を有し、 前記第2の取付部材(60−2)は前記第2の巻線開口の
    下にこの巻線開口に揃えて上下方向に貫通する開口を有
    し、 前記第2のソレノイド巻線(50)を少なくとも部分的に
    包囲して前記第2の巻線開口の上に巻線開口に揃えて上
    下方向に貫通する通路が形成されている第2の強磁性の
    包囲手段(62)と、 前記第2の巻線開口内に上下方向に移動可能の第2の強
    磁性の電機子(41)とを有し、 この第2の強磁性の電機子(41)は前記第2の包囲手段
    (62)の通路を貫通して上方に突出しており、 この第2の強磁性の電機子(41)は前記第1の強磁性の
    電機子(41)の上方に(同一中心線で)揃えられてお
    り、 前記第2のソレノイド巻線(50)に通電することにより
    前記移動部材(33)を前記初期位置から下方に向けて推
    進して前記第1の電機子(41)を助けるように少なくと
    も1個の非磁性の押し棒延長部材(160)が前記第2の
    電機子(41)に連結されて前記第2の取付部材(60−
    2)の前記開口を貫通して下方に延びて前記押し棒(4
    2)に連結されていることからなる電磁スラストモータ
    システム。
  9. 【請求項9】複数個の案内ピン(35)が立設されている
    ベース工具(32)を取り付けるためのベースプレート
    (31)及び前記ベース工具(32)の上方に上側工具(3
    4)を取り付けるための移動部材(33)を含み、この移
    動部材(33)は前記案内ピン(35)に沿って上下に移動
    可能であるパンチプレスのダイセットを駆動するために
    用いられる電磁スラストモータにおいて、 前記移動部材(33)の上方に位置させるように前記案内
    ピン(35)に取り付けてトッププレート(60)が設けら
    れており、 このトッププレート(60)の上に少なくとも1個のソレ
    ノイド巻線(50)が取り付けられており、 このソレノイド巻線(50)は上下方向に貫通する巻線開
    口を有し、 前記トッププレート(60)は前記巻線開口の下に巻線開
    口に揃えて貫通する開口を有し、 前記ソレノイド巻線(50)を少なくとも部分的に包囲し
    て前記巻線開口の上に巻線開口に揃えて貫通する通路が
    形成されている強磁性の包囲手段(62)を有し、 前記巻線開口内に上下に移動可能の強磁性の電機子(4
    1)を有し、 この強磁性の電機子(41)は前記包囲手段(62)の前記
    通路を貫通して上方に突出しており、 前記ソレノイド巻線(50)に通電することによって前記
    移動部材(33)の初期位置から下方に前記移動部材(3
    3)を推進するために、少なくとも1個の非磁性の押し
    棒(42)が前記電機子(41)に連結されて前記トッププ
    レート(60)の前記開口を貫通して下方に延びて前記移
    動部材(33)に連結されており、また、 前記移動部材(33)の下方への推進の後に前記移動部材
    (33)を前記初期位置に上方に復帰させるために、前記
    トッププレート(60)に取り付けられ前記移動部材(3
    3)に連結される復帰手段(90)を有することからなる
    電磁スラストモータ。
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