JP2551012Y2 - 音響機器のキャビネット構造 - Google Patents

音響機器のキャビネット構造

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JP2551012Y2
JP2551012Y2 JP1991069126U JP6912691U JP2551012Y2 JP 2551012 Y2 JP2551012 Y2 JP 2551012Y2 JP 1991069126 U JP1991069126 U JP 1991069126U JP 6912691 U JP6912691 U JP 6912691U JP 2551012 Y2 JP2551012 Y2 JP 2551012Y2
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JP
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cassette
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speaker
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啓美 福井
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、携帯用小型音響機器の
キャビネット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より小型カセットテープレコーダ等
携帯用音響機器では、キャビネットサイズの小型化への
要請から、カセットテープ収納部とスピーカ取付け位置
の配置関係による設計的な課題があった。このことは、
カセットメカニズム等の一定の所要スペースに対し、キ
ャビネットサイズが前記カセットメカニズム等の大きさ
に合わせこれを収納する最小限に設定されるため、キャ
ビネットからの放音方向を考慮したスピーカ取付け位置
と、そのスピーカの収納スペース確保が制約されるとい
う問題である。
【0003】そして、従来は、この問題を解決するため
に、前面キャビネット側にスピーカを配置して後面キャ
ビネット側にカセット着脱の開閉蓋を配置する方式と、
前面キャビネット側にカセット着脱の開閉蓋を配置し、
その開閉蓋にスピーカを取付ける方式等を採用してい
た。
【0004】しかし、前者の方式ではキャビネットの後
面にカセットの開閉蓋があるため、カセットテープの交
換作業でテープ走行方向がキャビネットの前面より見て
逆方向になることによる操作性の煩わしさがあり、後者
の方法ではカセットの開閉蓋にスピーカを取付けるた
め、スピーカからの音圧振動によるカセットテープのビ
ビリ音の発生と音声回路基板からのスピーカ接続線がカ
セットの開閉蓋の回動部に存在することによる接続線断
線等の品質低下を招く恐れがあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前述した問題
に鑑みなされたもので、キャビネット前面にカセット着
脱の開閉蓋を配置しキャビネット後面にスピーカを配置
することにより、スピーカからの音声をキャビネットの
後方に放音すると共に、前面キャビネット側に音抜き用
開口孔を設け、スピーカからの背面音をキャビネットの
前面より放音することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本考案では、スピ
ーカとカセットメカニズムが取付けられた後面キャビネ
ットと、カセット収納部が形成されカセット開閉蓋が前
記カセット収納部の前方に位置して取付けられた前面キ
ャビネットより成り、前記後面キャビネットに前記スピ
ーカの前面音を放音する開口孔を設けると共に、前記前
面キャビネット側に音抜き用開口孔を設け、該音抜き用
開口孔より前記スピーカの背面音を放音するようにした
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】よって、本考案に依れば、スピーカの前面音は
後面キャビネットに設けられた開口孔より放音され、ス
ピーカの背面音は前面キャビネット側に設けられた音抜
き用開口孔を通して放音される。
【0008】
【実施例】以下、図面に従い本考案の実施例を説明す
る。図1は本考案に係る実施例を示す斜視図、図2は実
施例の主要部の断面図である。
【0009】図に於いて、1は後面キャビネットで、該
後面キャビネットには後方又は所定角斜め後方に配置さ
れるスピーカ2とカセットメカニズム3及び音声信号処
理用の回路基板4が後面キャビネットと一体に成型され
た突部等により取付けられている。また、後面キャビネ
ット1には開口孔5が前記スピーカ2に対向して設けら
れ、該開口孔よりスピーカからの前面音が放音される。
6は前記カセットメカニズム3の操作子に係合される操
作釦で、該操作釦は前記後面キャビネット1にカセット
メカニズムが取付けられた状態で係合される。7は回動
支軸8を中心に所定角度矢印方向に開閉するカセット開
閉蓋9が取付けられると共に、前記カセットメカニズム
3に対応してカセットが装着されるカセット収納部10
が形成された前面キャビネットである。尚、図2には、
カセットメカニズム3のテープ回転軸11にカセットテ
ープ12のリールハブが係合し、カセットが前記カセッ
ト収納部10に装着された図を示す。
【0010】また、前記前面キャビネット7には、カセ
ット開閉蓋9の近傍の一部に音抜き用開口孔13とカセ
ット収納部10の一部に音抜き用開口孔14が設けら
れ、前記カセット開閉蓋9には、前記カセット収納部1
0の音抜き用開口孔14に対向して音抜き用開口孔15
が設けられている。
【0011】これにより、前記スピーカ2の音圧振動に
よる主として低域音声の背面音が、キャビネット内のカ
セットメカニズム及び回路基板等の隙間より、前記音抜
き用開口孔13,14,15を通して前面キャビネット
の前方に放音される。
【0012】また、前記後面キャビネット1には、前記
カセットメカニズム3、音声信号処理用の回路基板4、
及びスピーカ5等のほかに据え付け台兼電池蓋16,1
6と飾りパネル17,17が取付けられる。
【0013】これにより、前面キャビネット7とカセッ
ト開閉蓋9を除く全ての部品が後面キャビネットに組立
てられ、同時にこれら相互間の配線接続を簡単な工程で
実施することができるため、組立て工数の低減及びサー
ビス性の向上でその効果は大である。
【0014】
【考案の効果】上述の如く本考案によれば、スピーカか
らの前面音は後面キャビネットの開口孔より放音され、
背面音は前面キャビネット側に設けられた音抜き用開口
孔を通してキャビネット前面側に放音される為、カセッ
ト操作がし易い様に前面キャビネットに向かってマイク
を持っている歌い手にもスピーカからの音声がよく聞こ
えると共に、聴視者のいるキャビネット後面側に放音す
ることが可能で、外部マイクを使用する場合のカラオケ
等に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図。
【図2】実施例の主要部の断面図。
【符号の説明】
1 後面キャビネット 2 スピーカ 5 開口孔 7 前面キャビネット 9 カセット開閉蓋 10 カセット収納部 13 音抜き用開口孔 14 音抜き用開口孔 15 音抜き用開口孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカとカセットメカニズムが取付け
    られた後面キャビネットと、カセット収納部が形成され
    カセット開閉蓋が前記カセット収納部の前方に位置して
    取付けられた前面キャビネットより成り、前記後面キャ
    ビネットに前記スピーカの前面音を放音する開口孔を設
    けると共に、前記前面キャビネット側に音抜き用開口孔
    を設け、該音抜き用開口孔より前記スピーカの背面音を
    放音するようにしたことを特徴とする音響機器のキャビ
    ネット構造。
JP1991069126U 1991-08-29 1991-08-29 音響機器のキャビネット構造 Expired - Fee Related JP2551012Y2 (ja)

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JPH0521585U JPH0521585U (ja) 1993-03-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5515955A (en) * 1978-07-19 1980-02-04 Toppan Printing Co Ltd Manufacture of painted sintered article
JPS58170274A (ja) * 1982-03-31 1983-10-06 Nec Corp フアクシミリ通信方式

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