JP2550806Y2 - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents

画像形成装置の定着装置

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JP2550806Y2 JP1989130858U JP13085889U JP2550806Y2 JP 2550806 Y2 JP2550806 Y2 JP 2550806Y2 JP 1989130858 U JP1989130858 U JP 1989130858U JP 13085889 U JP13085889 U JP 13085889U JP 2550806 Y2 JP2550806 Y2 JP 2550806Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、感光体等の像担持体に静電潜像を形成
し、この静電潜像を可視化して画像を得るようにした、
いわゆる静電記録方式の複写機、ファクシミリ装置、プ
リンター等の画像形成装置に関し、特にこのような画像
形成装置に使用され未定着の画像を加熱定着させる定着
装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
第7図は従来の定着装置1を示す概念斜視図である。
この定着装置1は、内部に図示せぬランプ光源等の加
熱源が配設された加熱ロール2と、この加熱ロール2に
圧接する加圧ロール3とから構成されている。そして、
図示せぬ感光体及び現像装置により未定着のトナー像
(画像)が用紙に形成され、その用紙が定着装置1へ搬
送されると、この定着装置1は、当該用紙を加熱ロール
2と加圧ロール3との間に把持し搬送する間に加熱ロー
ル2の熱によりトナー像を用紙に定着させるものであ
る。
一方、従来の定着装置1では、着脱自在な通常ウイッ
ク(WICK)と称されるクリーナ4が放熱を阻止するヒー
トカバー5と加熱ロール2の周面との間に配設され、こ
のクリーナ4はヒートカバー5と加熱ロール2との間に
配設された板状のバネ6により加熱ロール4の周面に圧
接している。
このクリーナ4はオイル(通常シリコンオイル)を含
浸させたフェルト7と、このフェルト7を支承する支持
部材8とから構成されており、加熱ロール2に対するク
リーナ4の位置決めは、支持部材8の後端に形成された
断面L字形状の立上がり部8aをヒートカバー5の一端5a
に当接させて行っている。
そして、クリーナ4を装着する際は、第6図で示す矢
印Aの方向にクリーナ4を挿入し、支持部材8の立上が
り部8aをヒートカバー5の一端5aに当接させて、第7図
で示す正規の位置に位置決めする。
上述したクリーナ4によると、加熱定着の際に、加熱
ロール2に付着した現像剤(トナー)がクリーナ4のフ
ェルト7により拭き取られ、またフェルト7に含浸され
たオイルにより、フェルト7と加熱ロール2と間の円滑
な潤滑が図られることとなる。なお、第6図及び第7図
で符号8bは、クリーナ4の交換の際にオペレータが把持
する取っ手である。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来の定着装置1によると、加熱
ロール2に対するクリーナ4の位置決めは、単に支持部
材8の立上がり部8aをヒートカバー5の一端に5aに当接
させるの構造なので、保守点検の際に、オペレータが支
持部材8に触れると、この支持部材8が第7図の矢印B
で示すように下側にずれる虞があり、また紙ジャムの発
生により、詰まった用紙を定着装置1内から排除する際
に、オペーレータが加熱ロール2を逆方向(矢印C)へ
回転させると、支持部材8が第7図の矢印D方向へ簡単
に移動して抜け落ちる虞がある。従って、いずれの場合
も、クリーナ4が第7図で示す正規の位置からズレて、
このためフェルト7と加熱ロール2との適切な圧接が得
られず、このため良好なクリーニング効果が得られない
ので加熱ロール2に付着した現像剤が、新たに加熱定着
する用紙に付着し、その定着画像に損傷を与える難点が
あった。
また、第7図の要部断面図で示す第8図のように、従
来では加熱ロール3の端部3aからフェルト7の端部7aま
での距離Sが10mm程度に設定されているので、フェルト
7から洩れたオイル(矢印E)は、加圧ロール3の表面
を伝わって加圧ロール3の両端部3aからその内部に含浸
され、このため加圧ロール2の一部が膨潤して外径が変
化し、このため用紙搬送速度に変化をあたえて搬送する
用紙にシワを発生させる難点もあった。
なお、第8図で符号10は加熱定着されつつ搬送される
用紙を示している。
この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、ク
リーナの交換等の保守点検作業が容易で、しかも誤って
クリーナに触れても加熱ローラに対するクリーナの正規
位置を変動させず良好なクリーニング効果を維持する定
着装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するため、この考案では、加熱ロ
ールの周面軸方向に沿って圧接し、該加熱ロールに密着
した現像剤を除去するオイルが含浸されたフェルトを先
端に装着した支持部材を有するクリーナであって、前記
加熱ローラの軸方向に対し直角方向へ移動自在なクリー
ナと、該クリーナを前記加熱ローラ側へ移動した際に、
前記クリーナの支持部材に当接し、前記加熱ロールに対
する前記クリーナの装着位置を位置決めるヒートカバー
と、前記加熱ロールに圧接する加圧ロールとを有する画
像形成装置の定着装置において、前記クリーナの支持部
材を前記ヒートカバーに当接させた際に、該ヒートカバ
ーと前記クリーナの支持部材とが互いに係合する突起
を、前記ヒートカバーと前記支持部材の各幅方向に、そ
れぞれ各幅分だけ一様に形成している。
〔作用〕
上述した定着装置によると、クリーナの支持部材をヒ
ートカバーに当接させた際に、クリーナの支持部材とヒ
ートカバーとに形成された突起がヒートカバーと前記支
持部材の各幅方向に渡って一様に係合するので、オペレ
ータが誤ってクリーナに触れても、簡単にはその係合が
解除されず、このため常時加熱ロールに対しクリーナが
常に正規の位置に位置決め支承されることとなる。
〔実施例〕
以下、この考案に係わる定着装置の一実施例を詳述す
る。
第1図はの考案に係わる定着装置20を示す概念斜視図
で、第6図及び第7図と同一部分を同一符号で示す。
この定着装置20のクリーナ21では、オイルを含浸させ
たフェルト7を支承する支持部材22の後端22aが断面略
コの字形状に形成され、その先端には図面の下向きに突
起22bが形成されている。なお、この突起22bは図面から
明らかなように支持部材22の幅方向に沿って一様に形成
されている。
一方、上述したクリーナ21と当接して当該クリーナ21
を位置決めるヒートカバー23の一側面23aも断面略コの
字形状に形成され、その先端には図面の上向きに突起23
bが形成されている。なお、この突起23bも図面から明ら
かなようにヒートカバー23の幅方向に沿って一様に形成
されている。
上述した定着装置20によると、第1図に示すように、
クリーナ21を定着装置20に装着させた際に、支持部材22
の後端22aに形成された突起22bと、ヒートカバー23の一
側面23aに形成された突起23bとを係合させると、保守点
検の際にオペーレータが誤ってクリーナ21に触れても、
当該クリーナ21とヒートカバー23とは互いに係合して位
置決めされているので、簡単には移動せず、したがっ
て、常時加熱ロール2に対しクリーナ21が正規の位置に
位置決めされるここととなる。
なお、クリーナ21の交換の際に、当該クリーナ21を定
着装置20から取外す場合は支持部材22の後端22aを図面
の上方へ少し持ち上げて、支持部材22の突起22bと、ヒ
ートカバー23の突起23bとの係合を解除させ、しかる
後、取っ手8bを介して支持部材22の後端22aを矢印F方
向に移動させれば、簡単にクリーナ21を定着装置20から
取外すことができる。
なお、上記実施例では、保守点検等の際に、第1図で
示す加熱ロール2を強制的に矢印G方向に回転させる
と、支持部材22の後端22aが時計方向へ回転し、当該支
持部材22に形成された突起22bと、ヒートカバー23に形
成された突起23bと、ヒートカバー23に形成された突起2
3bとの係合が解除される虞があるが、この場合は第1図
と同一部分を同一符号で示す第2図の概念斜視図で示す
ように、断面略コの字形状に形成され支持部材22の後端
22aに、前記下向きに形成された突起22bとは別に、上向
きの突起22cを形成し、さらにこの上向きの突起22cに係
合する下向きの突起23cをヒートカバー23の一側面23aに
形成するようにしてもよい。
このように突起22c、23cを形成すると、クリーナ21を
装着した際に、ヒートカバー23の一側面23aに形成され
た下向きの突起23cと支持部材22の後端22aに形成された
上向きの突起22cとが係合するので、保守点検の際にオ
ペーレータが誤ってクリーナ21に触れても、当該クリー
ナ21とヒートカバー23とは互いに係合して位置決めされ
ているので、簡単には移動せず、したがって、常時加熱
ロール2に対しクリーナ21が正規の位置に位置決めされ
るここととなる。
また、保守点検等の際に、第2図で示す加熱ロール2
を強制的に矢印G方向に回転させると、支持部材22の後
端22aが第2図の要部拡大図で示す第3図の矢印のよう
に時計方向へ回転するが、その際に支持部材22の下向き
の突起22bがヒートカバー23の一側面23aの上面に当接
し、その回転を規制するため、当該支持部材22に形成さ
れた上向きの突起22cと、ヒートカバー23に形成された
下向きの突起23cとの係合は解除されることはない。
なお、第2図において、クリーナ21の交換の際に、当
該クリーナ21を定着装置20から取外す場合は第2図の要
部拡大図で示す第4図のように支持部材22の後端22aを
矢印で示すように反時計方向へ所定角度回転させ、その
際形成される支持部材22の後端22aとヒートカバー23の
一側面23aの上面との間に形成される隙間Lを介し矢印
F方向に移動させれば、第2図に示すクリーナ21は簡単
に定着装置20から取外すことができる。
一方、第1図及び第2図の要部断面図で示す第5図の
ように、この考案に係わるクリーナ21では、加圧ロール
3の端部3aからフェルト7の端部7aまでの距離Mが少な
くとも20mm以上離れるように設定されている。このた
め、フェルト7から洩れたオイル(矢印E)は加圧ロー
ル3の表面を伝わるが、そのオイルは加圧ロール3の端
部3aに至る間に当該加圧ロール3の熱により蒸発し、あ
るいは搬送される用紙うちの最大幅の用紙10に吸収され
るので加圧ロール3の端部3aからその内部に含浸される
ことはない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案ではクリーナの支持部
材と、当該クリーナの支持部材に当接して加熱ロールに
対するクリーナの配設位置を位置決めるヒートカバーの
双方に、クリーナの支持部材をヒートカバーに当接させ
た際に互いに係合する突起をヒートカバーと前記支持部
材の各幅方向に、それぞれ各幅分だけ一様に形成するよ
うにしたため、保守点検作業等の際にオペレータが誤っ
てクリーナに触れても、簡単にはその係合が解除され
ず、常に加熱ロールに対するクリーナの正規位置を維持
し、このため良好なクリーング効果が得られて常に安定
した定着画像を形成する定着装置を提供することが出来
る。
またこの考案では、オイルを含浸させたフェルトの端
部から加圧ロールの端部までの距離を少なくとも20mm以
上に設定したので、フェルト端部から洩れたオイルは、
加圧ロールの端部に至る間に蒸発し、あるいは用紙に吸
収されるので加圧ロールの端部からその内部に含浸され
ず、このため加圧ロールの外径を常に一定に保ち、搬送
する用紙にシワを発生させる虞を可及的に阻止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この考案に係わる定着装置の概念
斜視図、第3図及び第4図は第2図の要部拡大図、第5
図は第1図及び第2図の要部断面図、第6図及び第7図
はそれぞれ従来の定着装置を示す概念斜視図、第8図は
第7図の要部断面図である。 2……加熱ロール、7……フェルト、7a……端部、3…
…加圧ロール、3a……端部、20……定着装置、21……ク
リーナ、22……支持部材、22a……端部、22b、22c……
突起、23……ヒートカバー、23b、23c……突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−108871(JP,A) 特開 昭54−91238(JP,A) 特開 平1−100582(JP,A) 実開 昭60−107969(JP,U) 実開 昭60−110855(JP,U) 実開 昭61−109462(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱ロールの周面軸方向に沿って圧接し、
    該加熱ロールに密着した現像剤を除去するオイルが含浸
    されたフェルトを先端に装着した支持部材を有するクリ
    ーナであって、前記加熱ローラの軸方向に対し直角方向
    へ移動自在なクリーナと、該クリーナを前記加熱ローラ
    側へ移動した際に、前記クリーナの支持部材に当接し、
    前記加熱ロールに対する前記クリーナの装着位置を位置
    決めるヒートカバーと、前記加熱ロールに圧接する加圧
    ロールとを有する画像形成装置の定着装置において、 前記クリーナの支持部材を前記ヒートカバーに当接させ
    た際に、該ヒートカバーと前記クリーナの支持部材とが
    互いに係合する突起を、前記ヒートカバーと前記支持部
    材の各幅方向に、それぞれ各幅分だけ一様に形成したこ
    とを特徴とする画像形成装置の定着装置。
  2. 【請求項2】前記フェルトの長手方向の端部から前記加
    圧ロールの長手方向の端部までの距離を少なくとも20mm
    以上離すようにしたことを特徴とする請求項(1)記載
    の画像形成装置の定着装置。
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