JP2550697Y2 - 媒体印字装置のロック機構 - Google Patents

媒体印字装置のロック機構

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JP2550697Y2
JP2550697Y2 JP5036691U JP5036691U JP2550697Y2 JP 2550697 Y2 JP2550697 Y2 JP 2550697Y2 JP 5036691 U JP5036691 U JP 5036691U JP 5036691 U JP5036691 U JP 5036691U JP 2550697 Y2 JP2550697 Y2 JP 2550697Y2
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shaft
lock lever
lock
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JP5036691U
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JPH0578558U (ja
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尾 富 男 小
沢 浩 明 高
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Fujitsu Frontech Ltd
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Fujitsu Frontech Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は媒体印字装置のロック機
構、特に媒体印字装置におけるプリンタ動作時 (印字
時) と媒体搬送時の切替えを行なう搬送路の開閉機構の
保持機構 (ロックレバー) の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は媒体印字装置における搬送路
の開閉機構として図3 (A) の正面図と図3 (B) の側
面図に示される機構を開発したものであり、図中、11は
プラテン、12はプリンタヘッド、13はプリンタヘッドキ
ャリア (キャリア) 、14はスクリューシャフト、15は搬
送路 (デフレクタパスウエイ) 、16はマグネット、17は
搬送路の開閉機構の保持手段であるロックレバー、18は
ロックピンであり、図3(B) において、実線で示す搬
送路15はプラテン11から離れロックされて印字可能な搬
送路開の状態を、また破線で示す搬送路15はロック解除
され印字がなされない搬送路閉の状態を示す。
【0003】ロック機構は図4 (A) と図4 (B) に正
面図で示され、図4 (A) はロック解除状態、図4
(B) はロック状態を示す。図4 (A) の状態からロッ
クレバー17が回転運動 (フェザリング) をなすと、ロッ
クピン18はロックレバー17の図4(A) にみて右の斜辺
に沿って動き、次いでロックレバー17の図4 (B) にみ
て下方の凹部内に入ってロック状態になる。
【0004】ロックレバー17とロックピン18との配置関
係は図5の側面図に示される。ロックレバー17は矢印1
で示す上下運動をなすのであるが、ロック解除時にはロ
ックピン18がロックレバー17の切上げ部17Aの横に入っ
てロック解除になる。
【0005】ロックレバー17の動作は図6の斜視図に示
され、ロックレバー17はロックする時は軸19を回転支点
として矢印2で示す回転運動 (フェザリング) をなし、
かつ、ロック解除時には矢印1で示す上下運動 (フラッ
ピング) をなす。ロックピン18はロック位置で示され
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ロックレバー17の形状
は図5に示したロック解除時に切上げ部17Aが上げられ
た状態になる時を除くと平板形状であり、ロックレバー
の回転支点となる軸19の遊びなどによって、ロックレバ
ー17は図6に矢印3で示すねじれ運動 (リードラグ) を
なし、ロックレバー17とロックピン18とのロック状態が
外れることがあり、そうなると搬送路のロックが不安定
になる問題がある。そこで本考案の課題は、媒体印字装
置の搬送路 (デフレクタパスウエイ) の開閉機構のロッ
クが確実になされるロックレバーを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、媒体印字装置
の搬送路の開閉機構の保持手段であって、該保持手段は
その本体部から同じ平面上を長手方向に延在する下段部
と、該下段部から横方向に延在する部分をほぼ90°内方
に折曲げて形成した上段部とからなり、下段部には軸と
嵌合する丸穴が、上段部には軸を受ける長円切欠部が設
けられ、軸によって支承される保持手段は軸の方向の上
下運動と軸のまわりの回転運動はなすが、軸に相対的な
ねじれ運動をなすことは阻止されることを特徴とする媒
体印字装置のロック機構によって解決される。
【0008】
【作用】媒体搬送時の切替えを行なう搬送路の開閉機構
のロックレバーに必要な運動は、フェザリングとフラッ
ピングだけで、ねじれ運動 (リードラグ) が誤動作の原
因である。本考案によると、ロックレバーを2段構造と
し、軸19にロックレバーへ上下の2段が組み合うように
し、それによってロックレバーのねじれ運動を阻止する
のである。
【0009】
【実施例】本考案実施例は図1に斜視図で、図2には正
面図で示され、図中、図3ないし図6に示された部分と
同じ部分は同一符号で示し、20は軸19が嵌合する丸穴、
21は長円切欠部で、17Bはロックレバー17の本体部と同
じ平面上を長手方向に延在する下段部、17Cは下段部17
Bの横方向延長部をほゞ90°内方に2回折曲げて形成し
た上段部で、上段部17Cのほゞ中央部に軸19の方向に軸
19をこえて長円切欠部21が切欠されている。同図は、ロ
ックレバー17がロックピン18とロックした状態が示さ
れ、切上げ部17Aは上げられた状態にある。
【0010】ロックレバー17は、矢印1で示す軸19の長
さ方向の上下運動および矢印2で示す軸19のまわりの回
転運動はなんら支障なく行うことができる。他方、ロッ
クレバーの形状は2段構造になっていて、ロックレバー
の下段部17Bは軸19と丸穴20とまた上段部17Cは長円切
欠部21内に軸19が位置しているため、図6を参照して説
明したねじれ運動は発生しえない。かくして、搬送路15
が開でロックピン18がロックレバー17方向に引かれ図1
に示すようにロックする時に、ロックレバー17のねじれ
が生じることがないため、ロックレバー17はロックピン
18に対して浮き上がることなく確実にロックする。
【0011】図2は本考案にかゝるロックレバー17の正
面図で、同図 (A) はロック解除状態を示す。なお、図
中、22はストッパである。ロックピン18を図2 (A) の
状態から図 (B) の状態へと矢印4方向に引くと、ロッ
クピン18の動きはストッパ22により止められロックピン
18はは同図 (B) に黒丸で示す位置で止まり、次いで矢
印5で示す方向に動いて白丸で示す位置でロックする。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、搬送路
(デフレクタパスウエイ) の開閉機構の保持手段である
ロックレバーのねじれ運動が発生することがなくなり、
それにより搬送路の開閉時の誤動作が防止され、印字装
置の正常な動作が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るロックレバーの斜視図である。
【図2】本考案に係るロックレバーの正面図で、同図
(A) はロック解除時の図、同図(B) はロックする瞬間
の図である。
【図3】図3 (A) はロック解除時のロックレバーの正
面図、図3 (B) は図3 (A)を側面から見た図でプラ
テンと搬送路の位置関係を示す図である。
【図4】図4 (A) はロックレバーの正面図、同図
(B) はロックレバーロック時の正面図である。
【図5】ロックレバーとロックピンの関係を示す正面図
である。
【図6】ロックレバーの動作を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 プラテン 12 プリンタヘッド 13 (プリンタヘッド) キャリア 14 スクリューシャフト 15 搬送路( デフレクタパスウエイ) 16 マグネット 17 ロックレバー(保持手段) 17A 切り上げ部 17B 下段部 17C 上段部 18 ロックピン 19 軸 20 丸穴 21 長円切欠部 22 ストッパ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体印字装置の搬送路(15)の開閉機構の
    保持手段(17)であって、 該保持手段(17)はその本体部から同じ平面上を長手方向
    に延在する下段部(17B) と、 該下段部(17B) から横方向に延在する部分をほぼ90°内
    方に折曲げて形成した上段部(17C) とからなり、 下段部(17B) には軸(19)と嵌合する丸穴(20)が、上段部
    (17C) には軸(19)を受ける長円切欠部(21)が設けられ、 軸(19)によって支承される保持手段(17)は軸(19)の方向
    の上下運動と軸(19)のまわりの回転運動はなすが、軸(1
    9)に相対的なねじれ運動をなすことは阻止されることを
    特徴とする媒体印字装置のロック機構。
JP5036691U 1991-06-05 1991-06-05 媒体印字装置のロック機構 Expired - Lifetime JP2550697Y2 (ja)

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JPH0578558U JPH0578558U (ja) 1993-10-26
JP2550697Y2 true JP2550697Y2 (ja) 1997-10-15

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