JP2550345B2 - コンタクトレンズ - Google Patents
コンタクトレンズInfo
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- JP2550345B2 JP2550345B2 JP62118955A JP11895587A JP2550345B2 JP 2550345 B2 JP2550345 B2 JP 2550345B2 JP 62118955 A JP62118955 A JP 62118955A JP 11895587 A JP11895587 A JP 11895587A JP 2550345 B2 JP2550345 B2 JP 2550345B2
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- Japan
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- fluorine
- acid ester
- meth
- weight
- acrylic acid
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- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、酸素透過性、水膨潤性、装用感および涙液
成分に対する耐汚染性、生体適合性に優れ、長時間の装
着が可能であるコンタクトレンズに関する。
成分に対する耐汚染性、生体適合性に優れ、長時間の装
着が可能であるコンタクトレンズに関する。
眼の角膜は血管のない組織であるために、その呼吸代
謝に必要な酸素は眠つている時は眼瞼結膜や房水からの
拡散により得られているが、起きている時は大気中から
取り入れられている。そのため、ハードコンタクトレン
ズであれソフトコンタクトレンズであれ、コンタクトレ
ンズを装着することは酸素供給の障害となり易く、長時
間装着を行うと、充血、浮腫およびその他の角膜障害を
起こすことが多かつた。従つて、コンタクトレンズ用の
素材には光学的性質、化学的性質、物理的性質、機械的
性質に優れていることに加えて、酸素透過性に優れてい
ることが求められている。また、コンタクトレンズ用の
素材には涙液成分であるタンパク質、脂質、ムチン質な
どに対する耐汚染性および細菌や真菌に対する耐汚染性
に優れていることの他に、装用感、生体適合性に優れて
いることが求められている。
謝に必要な酸素は眠つている時は眼瞼結膜や房水からの
拡散により得られているが、起きている時は大気中から
取り入れられている。そのため、ハードコンタクトレン
ズであれソフトコンタクトレンズであれ、コンタクトレ
ンズを装着することは酸素供給の障害となり易く、長時
間装着を行うと、充血、浮腫およびその他の角膜障害を
起こすことが多かつた。従つて、コンタクトレンズ用の
素材には光学的性質、化学的性質、物理的性質、機械的
性質に優れていることに加えて、酸素透過性に優れてい
ることが求められている。また、コンタクトレンズ用の
素材には涙液成分であるタンパク質、脂質、ムチン質な
どに対する耐汚染性および細菌や真菌に対する耐汚染性
に優れていることの他に、装用感、生体適合性に優れて
いることが求められている。
従来、コンタクトレンズ用の材料としてはポリメチル
メタクリレート(PMMA)および種々メタクリル酸エステ
ル系単量体の重合体が広く用いられているが、これらの
ほとんどは酸素透過性が劣り、長時間の装着に耐え得る
ものではなかつた。
メタクリレート(PMMA)および種々メタクリル酸エステ
ル系単量体の重合体が広く用いられているが、これらの
ほとんどは酸素透過性が劣り、長時間の装着に耐え得る
ものではなかつた。
従来のメタクリル酸エステル系重合体の酸素透過性を
改善するためにメタクリル酸エステル分子内にシロキサ
ン結合を導入したシリコーンメタクリレート系重合体
(特公昭52−33502号公報)、酢酸酪酸セルロースを主
体とする酸素透過性重合体およびフツ素含有メタクリレ
ート系重合体(特開昭57−51705号公報および特開昭61
−111308号公報)などを用いたコンタクトレンズが提案
されている。しかしながら、これらの重合体は従来のPM
MAなどのメタクリル酸エステル系重合体に比べれば、酸
素透過性は改善されているが、まだ充分ではなく、さら
に酸素透過性の改善された重合体が求められている。ま
た、これらの重合体は耐汚染性、親水性、水膨潤性など
の性能においても満足できるものではない。また、ポリ
エチレングリコールジメタクリレートを用いたハイドロ
ゲル(特開昭59−161420号公報)も提案されているが、
そのハイドロゲルの酸素透過性も未だ十分でなく、また
特に耐汚染性などの性能において満足できるものではな
い。
改善するためにメタクリル酸エステル分子内にシロキサ
ン結合を導入したシリコーンメタクリレート系重合体
(特公昭52−33502号公報)、酢酸酪酸セルロースを主
体とする酸素透過性重合体およびフツ素含有メタクリレ
ート系重合体(特開昭57−51705号公報および特開昭61
−111308号公報)などを用いたコンタクトレンズが提案
されている。しかしながら、これらの重合体は従来のPM
MAなどのメタクリル酸エステル系重合体に比べれば、酸
素透過性は改善されているが、まだ充分ではなく、さら
に酸素透過性の改善された重合体が求められている。ま
た、これらの重合体は耐汚染性、親水性、水膨潤性など
の性能においても満足できるものではない。また、ポリ
エチレングリコールジメタクリレートを用いたハイドロ
ゲル(特開昭59−161420号公報)も提案されているが、
そのハイドロゲルの酸素透過性も未だ十分でなく、また
特に耐汚染性などの性能において満足できるものではな
い。
本発明者らは、従来の酸素透過体、とくにコンタクト
レンズ、とりわけソフトコンタクトレンズにおける上述
したような問題を解決するために鋭意研究した結果、単
量体成分を規定して得られる水膨潤性のゲル状の弗素含
有架橋共重合体を素材として用いることによつて、酸素
透過性、水膨潤性、装用感および涙液成分に対する耐汚
染性、生体適合性に優れ、長時間の装着が可能であるコ
ンタクトレンズを得ることができることを見出して、本
発明に至つたものである。
レンズ、とりわけソフトコンタクトレンズにおける上述
したような問題を解決するために鋭意研究した結果、単
量体成分を規定して得られる水膨潤性のゲル状の弗素含
有架橋共重合体を素材として用いることによつて、酸素
透過性、水膨潤性、装用感および涙液成分に対する耐汚
染性、生体適合性に優れ、長時間の装着が可能であるコ
ンタクトレンズを得ることができることを見出して、本
発明に至つたものである。
本発明によるコンタクトレンズは、分岐構造を有して
いてもよいポリオキシアルキレングリコールの多価(メ
タ)アクリレートからなり、かつ数平均分子量170〜100
0000の多官能(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(a)95〜5重量%と一般式〔I〕 〔式中、Rfは少なくとも3個の弗素原子が結合した酸素
原子を有していてもよい炭素原子数1〜30の弗素置換炭
化水素基を示し、R1は水素原子またはメチル基示し、m
は0〜4の整数を示す〕で表わされる弗素含有(メタ)
アクリル酸エステル系単量体(b)5〜95重量%とを共
重合させて得られる弗素含有架橋共重合体からなること
を特徴とする。
いてもよいポリオキシアルキレングリコールの多価(メ
タ)アクリレートからなり、かつ数平均分子量170〜100
0000の多官能(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(a)95〜5重量%と一般式〔I〕 〔式中、Rfは少なくとも3個の弗素原子が結合した酸素
原子を有していてもよい炭素原子数1〜30の弗素置換炭
化水素基を示し、R1は水素原子またはメチル基示し、m
は0〜4の整数を示す〕で表わされる弗素含有(メタ)
アクリル酸エステル系単量体(b)5〜95重量%とを共
重合させて得られる弗素含有架橋共重合体からなること
を特徴とする。
本発明によるコンタクトレンズを構成する弗素含有架
橋共重合体は、分岐構造を有していてもよいポリオキシ
アルキレングリコールの多価(メタ)アクリレートから
なり、かつ数平均分子量170〜1000000の多官能(メタ)
アクリル酸エステル系単量体(a)95〜5重量%と、一
般式〔I〕 〔式中、Rfは少なくとも3個の弗素原子が結合した酸素
原子を有していてもよい炭素原子数1〜30の弗素置換炭
化水素基を示し、R1は水素原子またはメチル基示し、m
は0〜4の整数を示す〕で表わされる弗素含有(メタ)
アクリル酸エステル系単量体(b)5〜95重量%と、必
要に応じて、少量の他の共重合体単量体(c)とを共重
合させて得られる水膨潤性のゲル状の架橋共重合体であ
る。
橋共重合体は、分岐構造を有していてもよいポリオキシ
アルキレングリコールの多価(メタ)アクリレートから
なり、かつ数平均分子量170〜1000000の多官能(メタ)
アクリル酸エステル系単量体(a)95〜5重量%と、一
般式〔I〕 〔式中、Rfは少なくとも3個の弗素原子が結合した酸素
原子を有していてもよい炭素原子数1〜30の弗素置換炭
化水素基を示し、R1は水素原子またはメチル基示し、m
は0〜4の整数を示す〕で表わされる弗素含有(メタ)
アクリル酸エステル系単量体(b)5〜95重量%と、必
要に応じて、少量の他の共重合体単量体(c)とを共重
合させて得られる水膨潤性のゲル状の架橋共重合体であ
る。
該多官能の(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(a)は、170ないし1000000のゲルパーミエイシヨンク
ロマトグラフイーで測定した数平均分子量を有している
が、好ましくは、1000から500000、とくに好ましくは20
00から300000の範囲である。
(a)は、170ないし1000000のゲルパーミエイシヨンク
ロマトグラフイーで測定した数平均分子量を有している
が、好ましくは、1000から500000、とくに好ましくは20
00から300000の範囲である。
該多官能の(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(a)として具体的には、 〔ここで、R1は水素原子またはメチル基を示し、nは1
から20000の整数を表わす。以下同じ。) 〔ここで、l+mは1から20000の整数を表わす。CH2
CH2Oと はランダムに配列していることを表わす。以下同じ。〕 〔ここで、l´+m´は1から20000の整数を表わす。
以下同じ。〕 はランダムに配列していることを表わす。以下同じ。〕 などおよびこれらの混合物などを例示することができ
る。
(a)として具体的には、 〔ここで、R1は水素原子またはメチル基を示し、nは1
から20000の整数を表わす。以下同じ。) 〔ここで、l+mは1から20000の整数を表わす。CH2
CH2Oと はランダムに配列していることを表わす。以下同じ。〕 〔ここで、l´+m´は1から20000の整数を表わす。
以下同じ。〕 はランダムに配列していることを表わす。以下同じ。〕 などおよびこれらの混合物などを例示することができ
る。
また、該一般式〔I〕で表わされる弗素含有(メタ)
アクリル酸エステル系単量体成分単位(b)を構成する
Rfは少なくとも3個の弗素原子が結合した酸素原子を含
有していてもよい、炭素原子数が1ないし25の弗素置換
アルキル基であることが好ましく、mは1ないし4であ
ることが好ましい。該少なくとも3個の弗素原子が結合
した酸素原子を含んでいてもよい、炭素原子数が1ない
し30の弗素置換炭化水素基として具体的には、たとえ
ば、−CF3、−CF2CF3、−CF2CF2CF3、−(CF2)5CF3、
−CF2CF2H、−CF2CFHCF3、O(CF2)4H、−(CF2)
10H、−CH(CF3)2、−C(CF3)3、−(CF2)3C(CF
3)3、−(CF2)3CH(C2F5)2、 などを例示できる。これらの弗素置換炭化水素基のうち
では、−CF3、−CF2CF2H、−CF2CFHCF3、−(CF2)4H、 などが好ましい。
アクリル酸エステル系単量体成分単位(b)を構成する
Rfは少なくとも3個の弗素原子が結合した酸素原子を含
有していてもよい、炭素原子数が1ないし25の弗素置換
アルキル基であることが好ましく、mは1ないし4であ
ることが好ましい。該少なくとも3個の弗素原子が結合
した酸素原子を含んでいてもよい、炭素原子数が1ない
し30の弗素置換炭化水素基として具体的には、たとえ
ば、−CF3、−CF2CF3、−CF2CF2CF3、−(CF2)5CF3、
−CF2CF2H、−CF2CFHCF3、O(CF2)4H、−(CF2)
10H、−CH(CF3)2、−C(CF3)3、−(CF2)3C(CF
3)3、−(CF2)3CH(C2F5)2、 などを例示できる。これらの弗素置換炭化水素基のうち
では、−CF3、−CF2CF2H、−CF2CFHCF3、−(CF2)4H、 などが好ましい。
該一般式〔I〕で表わされる弗素含有(メタ)アクリ
ル酸エステル系単量体成分単位(b)として具体的に
は、 などを例示することができる。
ル酸エステル系単量体成分単位(b)として具体的に
は、 などを例示することができる。
本発明によるコンタクトレンズを構成する弗素含有架
橋共重合体は、前記多官能(メタ)アクリル酸エステル
系単量体(a)5〜95重量%、好ましくは、25〜90重量
%、特に好ましくは、40〜80重量%と、前記一般式
〔I〕で表わされる弗素含有(メタ)アクリル酸エステ
ル系単量体(b)5〜95重量%、好ましくは、10〜75重
量%、特に好ましくは、20〜60重量%と共重合させて得
られるものである。この弗素含有架橋共重合体は、前記
多官能(メタ)アクリル酸エステル系単量体(a)と弗
素含有(メタ)アクリル酸エステル系単量体(b)の2
成分のみからなるものであつてもよく、これらの必須の
2成分に加えて、得られるコンタクトレンズの性能を損
なわない範囲で他の共重合成分(c)が共重合されてい
てもよい。たとえば、共重合することのある共重合性単
量体(c)として具体的には、メタクリル酸、 などの炭化水素系メタクリレートおよびアクリレート、 などのヒドロキシアルキルメタクリレートおよびアクリ
レート、 などのアミノメタクリレート、CH2=CHCON(CH3)2、C
H2=CHCON(C2H5)2などのアクリルアミドおよびメタ
クリルアミド、 などのN−ビニルラクタイム、 などのポリエチレングリコールモノメタクリレートおよ
びアクリレートまたはポリプロピレングリコールモノメ
タクリレートおよびアクリレート、フツ素含有ポリエチ
レンリコールジメタクリレートなどのフツ素含有ポリオ
キシアルキレングリコールポリ(メタ)アクリレート、 などの多官能のメタクリレートなどを例示することがで
きるが、これらの共重合性単量体のうちでは フツ素含有ポリオキシルアルキレングリコールポリ(メ
タ)アクリレートなどの多官能メタクリレートなどが好
ましい。
橋共重合体は、前記多官能(メタ)アクリル酸エステル
系単量体(a)5〜95重量%、好ましくは、25〜90重量
%、特に好ましくは、40〜80重量%と、前記一般式
〔I〕で表わされる弗素含有(メタ)アクリル酸エステ
ル系単量体(b)5〜95重量%、好ましくは、10〜75重
量%、特に好ましくは、20〜60重量%と共重合させて得
られるものである。この弗素含有架橋共重合体は、前記
多官能(メタ)アクリル酸エステル系単量体(a)と弗
素含有(メタ)アクリル酸エステル系単量体(b)の2
成分のみからなるものであつてもよく、これらの必須の
2成分に加えて、得られるコンタクトレンズの性能を損
なわない範囲で他の共重合成分(c)が共重合されてい
てもよい。たとえば、共重合することのある共重合性単
量体(c)として具体的には、メタクリル酸、 などの炭化水素系メタクリレートおよびアクリレート、 などのヒドロキシアルキルメタクリレートおよびアクリ
レート、 などのアミノメタクリレート、CH2=CHCON(CH3)2、C
H2=CHCON(C2H5)2などのアクリルアミドおよびメタ
クリルアミド、 などのN−ビニルラクタイム、 などのポリエチレングリコールモノメタクリレートおよ
びアクリレートまたはポリプロピレングリコールモノメ
タクリレートおよびアクリレート、フツ素含有ポリエチ
レンリコールジメタクリレートなどのフツ素含有ポリオ
キシアルキレングリコールポリ(メタ)アクリレート、 などの多官能のメタクリレートなどを例示することがで
きるが、これらの共重合性単量体のうちでは フツ素含有ポリオキシルアルキレングリコールポリ(メ
タ)アクリレートなどの多官能メタクリレートなどが好
ましい。
本発明によれば、前記多官能(メタ)アクリル酸エス
テル系単量体(a)、前記弗素含有(メタ)アクリル酸
エステル系単量体(b)、必要に応じて、前記共重合性
単量体(c)、及び重合開始剤からなる混合物をコンタ
クトレンズの重合型枠内で共重合させることによつて、
前述したような水膨潤性のゲル状の弗素含有架橋共重合
体からなるコンタクトレンズを得ることができる。重合
開始剤のうちでラジカル重合開始剤として具体的には、
熱重合用ラジカル開始剤は、アゾビスイソブチロニトリ
ル、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル、フエニル
アゾビスブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニト
リル、ベンゾイルパーオキサイド、ジ-t-ブチルパーオ
キサイド、t-ブチルハイドロパーオキサイドなどを例示
することができ、重合開始剤のうちで光重合開始剤とし
て具体的には、 (R=イソプロピル、イソブチル)などのベンゾインエ
ーテル類、ベンゾフエノンやベンゾエートなどのベンゾ
フエノン類、キサントン、チオキサントンなどのキサン
トン類、 などを例示することができる。熱重合の際の温度は通常
40ないし200℃、好ましくは45ないし120℃の範囲であ
り、重合に要する時間は通常0.5ないし5000分、好まし
くは30ないし2000分である。
テル系単量体(a)、前記弗素含有(メタ)アクリル酸
エステル系単量体(b)、必要に応じて、前記共重合性
単量体(c)、及び重合開始剤からなる混合物をコンタ
クトレンズの重合型枠内で共重合させることによつて、
前述したような水膨潤性のゲル状の弗素含有架橋共重合
体からなるコンタクトレンズを得ることができる。重合
開始剤のうちでラジカル重合開始剤として具体的には、
熱重合用ラジカル開始剤は、アゾビスイソブチロニトリ
ル、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル、フエニル
アゾビスブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニト
リル、ベンゾイルパーオキサイド、ジ-t-ブチルパーオ
キサイド、t-ブチルハイドロパーオキサイドなどを例示
することができ、重合開始剤のうちで光重合開始剤とし
て具体的には、 (R=イソプロピル、イソブチル)などのベンゾインエ
ーテル類、ベンゾフエノンやベンゾエートなどのベンゾ
フエノン類、キサントン、チオキサントンなどのキサン
トン類、 などを例示することができる。熱重合の際の温度は通常
40ないし200℃、好ましくは45ないし120℃の範囲であ
り、重合に要する時間は通常0.5ないし5000分、好まし
くは30ないし2000分である。
光重合による場合は、重合に必要な時間は使用するモ
ノマーおよび光重合開始剤の種類や量によつても、また
使用する光源の種類によつても相違するが、例えば を用いる場合は、、UV照射により、数秒ないし数分間の
範囲の時間で実用上充分な強度の重合体が得られる。
ノマーおよび光重合開始剤の種類や量によつても、また
使用する光源の種類によつても相違するが、例えば を用いる場合は、、UV照射により、数秒ないし数分間の
範囲の時間で実用上充分な強度の重合体が得られる。
このようにして得られる弗素含有架橋共重合体は親水
性のゲル状架橋重合体であり、水膨潤性を有している。
該弗素含有架橋共重合体の含水率は通常30ないし90%、
好ましくは30ないし80%である。ここで、該弗素含有架
橋共重合体の含水率は次の方法によつて測定した。ま
ず、試験体を無水硫酸カルシウムを入れたデシケータの
中に入れ37℃に保ち、24時間ごとに、デシケータから取
り出し、重量(mg)を有効数字少数点以下1けたまで秤
量する。重量変化が24時間につき0.5mg以内になると、
試験体を37℃の生理食塩水中に浸漬し、24時間ごとにピ
ンセツトで取り出し、30秒間清潔なガーゼで拭き、15秒
間空気中で振つたのち、重量(mg)を小数点以下まで求
める。重量変化が0.5mg以内になつた時点で、下記の式
により含水率を算出した。
性のゲル状架橋重合体であり、水膨潤性を有している。
該弗素含有架橋共重合体の含水率は通常30ないし90%、
好ましくは30ないし80%である。ここで、該弗素含有架
橋共重合体の含水率は次の方法によつて測定した。ま
ず、試験体を無水硫酸カルシウムを入れたデシケータの
中に入れ37℃に保ち、24時間ごとに、デシケータから取
り出し、重量(mg)を有効数字少数点以下1けたまで秤
量する。重量変化が24時間につき0.5mg以内になると、
試験体を37℃の生理食塩水中に浸漬し、24時間ごとにピ
ンセツトで取り出し、30秒間清潔なガーゼで拭き、15秒
間空気中で振つたのち、重量(mg)を小数点以下まで求
める。重量変化が0.5mg以内になつた時点で、下記の式
により含水率を算出した。
また、該弗素含有架橋共重合体は酸素透過性に優れて
おり、その酸素透過係数(DK値×10-11cc(STP)cm/cm2
・sec・mmHg)は通常20ないし2000、好ましくは30ない
し2000、とくに好ましくは50ないし2000の範囲にある。
ここで、該弗素含有架橋共重合体の酸素透過係数は製科
研式のフイルム酸素透過率計を用いて測定した。含水状
態の試料の場合、電極部のKCl溶液の影響を除外するた
めに酸素透過係数が既知の厚さ50μのTPX(ポリ4−メ
チル−1−ペンテン)フイルム二枚でこの含水ゲルをは
さみこんだ三層サンプルを作製し測定を行つた。含水ゲ
ルの酸素透過係数の算出は以下の式中から行つた。
おり、その酸素透過係数(DK値×10-11cc(STP)cm/cm2
・sec・mmHg)は通常20ないし2000、好ましくは30ない
し2000、とくに好ましくは50ないし2000の範囲にある。
ここで、該弗素含有架橋共重合体の酸素透過係数は製科
研式のフイルム酸素透過率計を用いて測定した。含水状
態の試料の場合、電極部のKCl溶液の影響を除外するた
めに酸素透過係数が既知の厚さ50μのTPX(ポリ4−メ
チル−1−ペンテン)フイルム二枚でこの含水ゲルをは
さみこんだ三層サンプルを作製し測定を行つた。含水ゲ
ルの酸素透過係数の算出は以下の式中から行つた。
また、耐汚染性は、標準タンパク質(アルブミン)で
含水したレンズを汚染し、このタンパク質を抽出して、
その量の多少で評価した。その方法としては、0.5%の
アルブミン水溶液中に直径1.7cm、厚さ200μのサイズの
含水レンズを4時間浸漬し、アルブミンの定量を岡村、
岩田、日コ・レ誌、23、10−14(1981)、に従って行つ
た。
含水したレンズを汚染し、このタンパク質を抽出して、
その量の多少で評価した。その方法としては、0.5%の
アルブミン水溶液中に直径1.7cm、厚さ200μのサイズの
含水レンズを4時間浸漬し、アルブミンの定量を岡村、
岩田、日コ・レ誌、23、10−14(1981)、に従って行つ
た。
該弗素含有架橋共重合体はたんぱく質、脂質またはム
チン質などの涙液成分に対する耐汚染性に優れている。
チン質などの涙液成分に対する耐汚染性に優れている。
本発明によるコンタクトレンズは、以上のように、前
記多官能(メタ)アクリル酸エステル系単量体(a)と
前記弗素含有(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(b)と、必要に応じて、前記共重合性単量体(c)と
を共重合させて得られる弗素含有架橋共重合体からな
り、従来のものに比べて、酸素透過性、水膨潤性、装用
感および涙液成分に対する耐汚染性、生体適合性に優れ
ているので、長時間の装着が可能である。
記多官能(メタ)アクリル酸エステル系単量体(a)と
前記弗素含有(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(b)と、必要に応じて、前記共重合性単量体(c)と
を共重合させて得られる弗素含有架橋共重合体からな
り、従来のものに比べて、酸素透過性、水膨潤性、装用
感および涙液成分に対する耐汚染性、生体適合性に優れ
ているので、長時間の装着が可能である。
以下に実施例を挙げて本説明を説明するが、本発明は
これら実施例により何ら限定されるものではない。
これら実施例により何ら限定されるものではない。
実施例 1 平均分子量25000のポリエチレングリコールをクロロ
ホルムに溶解し、ピリジンを触媒として大過剰のメタク
リル酸クロライドと反応させて、ポリエチレングリコー
ルジメタクリレート(PEGDMと略す)を得た。GPCによる
平均分子量はポリスチレン換算で27300であつた。この
化合物50部と2,2,3,4,4,4−ヘキサルフルオロブチルメ
タクリレート(HFBMと略す) 50部にアゾビスイソブチロニトリル0.5部を加え、十分
に撹拌混合して、10分間40℃で真空脱気した。この溶液
を窒素雰囲気下で200μのアルミ板をスペーサーとした
2枚のポリエステルフイルム間中に流し込み、締具で固
定した後、恒温槽に入れ、60℃24時間、70℃、80℃、90
℃で各2時間ずつ加熱し、重合行つた。
ホルムに溶解し、ピリジンを触媒として大過剰のメタク
リル酸クロライドと反応させて、ポリエチレングリコー
ルジメタクリレート(PEGDMと略す)を得た。GPCによる
平均分子量はポリスチレン換算で27300であつた。この
化合物50部と2,2,3,4,4,4−ヘキサルフルオロブチルメ
タクリレート(HFBMと略す) 50部にアゾビスイソブチロニトリル0.5部を加え、十分
に撹拌混合して、10分間40℃で真空脱気した。この溶液
を窒素雰囲気下で200μのアルミ板をスペーサーとした
2枚のポリエステルフイルム間中に流し込み、締具で固
定した後、恒温槽に入れ、60℃24時間、70℃、80℃、90
℃で各2時間ずつ加熱し、重合行つた。
重合終了後、生成したフイルムをポリエステルフイル
ムよりはがして、生理食塩水中に浸漬し、含水した透明
なハイドロゲルを得、酸素透過係数(DK値)、含水率、
アルブミンの付着量を測定した。アルブミンの付着量
は、含水したポリ2−ヒドロキシルエチルメタクリレー
ト(PHEMAと略す)への付着量を100%とした相対割合を
示す。結果を表1に示す。
ムよりはがして、生理食塩水中に浸漬し、含水した透明
なハイドロゲルを得、酸素透過係数(DK値)、含水率、
アルブミンの付着量を測定した。アルブミンの付着量
は、含水したポリ2−ヒドロキシルエチルメタクリレー
ト(PHEMAと略す)への付着量を100%とした相対割合を
示す。結果を表1に示す。
実施例 2 実施例1で使用したポリエチレングリコールジメタク
リレート70部と2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチルメ
タクリレート(HFBMと略す) 30部の混合割合で、実施例1と同様な操作で透明なハイ
ドロゲルを得、酸素透過係数(DK値)、含水率、アルブ
ミンの付着量を測定した。結果を表1に示す。
リレート70部と2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチルメ
タクリレート(HFBMと略す) 30部の混合割合で、実施例1と同様な操作で透明なハイ
ドロゲルを得、酸素透過係数(DK値)、含水率、アルブ
ミンの付着量を測定した。結果を表1に示す。
実施例 3〜4 実施例1で使用したポリエチレングリコールジメタク
リレートと2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート
(TFEMと略す) の混合割合をかえて、実施例1と同様の操作で得た含水
ハイドロゲルフイルムの酸素透過係数(DK値)、含水
率、アルブミンの付着量の測定を行つた。結果を表1に
示す。
リレートと2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート
(TFEMと略す) の混合割合をかえて、実施例1と同様の操作で得た含水
ハイドロゲルフイルムの酸素透過係数(DK値)、含水
率、アルブミンの付着量の測定を行つた。結果を表1に
示す。
実施例 5〜8 平均分子量6000のポリエチレングリコールをクロロホ
ルムに溶解し、ピリジンを触媒として大過剰のメタクリ
ル酸クロライドと反応させて、ポリエチレングリコール
ジメタクリレートを得た。GPCによる平均分子量はポリ
スチレン換算で6100であつた。この化合物と、2,2,3,4,
4,4−ヘキサフルオロブチルメタクリレート 2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート との混合割合を変えて、実施例1と同様な操作で含水ハ
イドロゲルを得て、酸素透過係数(DK値)、含水率、ア
ルブミンの付着量の測定を行つた。結果を表1に示す。
ルムに溶解し、ピリジンを触媒として大過剰のメタクリ
ル酸クロライドと反応させて、ポリエチレングリコール
ジメタクリレートを得た。GPCによる平均分子量はポリ
スチレン換算で6100であつた。この化合物と、2,2,3,4,
4,4−ヘキサフルオロブチルメタクリレート 2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート との混合割合を変えて、実施例1と同様な操作で含水ハ
イドロゲルを得て、酸素透過係数(DK値)、含水率、ア
ルブミンの付着量の測定を行つた。結果を表1に示す。
実施例 9 平均分子量25000のポリエチレングリコール(図1.a)
100gをクロルベンゼン200mlに溶解し、ベンゾイルパー
オキサイド2gを開始剤として加圧下、反応させると、ポ
リエチレングリコールのカツプリング反応が起こり、三
官能以上のポリエチレングリコールが生成する(図1.
b)。次に、クロロホルムに溶解し、実施例1と同様に
ピリジンを触媒として大過剰のメタクリル酸クロライド
と反応させて多官能のポリエチレングリコールポリメタ
クリレートと二官能のポリエチレングリコールジメタク
リレートの混合物を得た(図1.c)。この化合物は平均
分子量32000(GPC.ポリスチレン換算)であつた。GPCカ
ラムで分取した高分子量体の構造を、プロトンNMR及び
13CNMRで解析した結果、 結合の生成していることがわかり、上記のカツプリング
反応で三官能以上の多官能ポリエチレングリコールが生
成していることが決定づけられた。
100gをクロルベンゼン200mlに溶解し、ベンゾイルパー
オキサイド2gを開始剤として加圧下、反応させると、ポ
リエチレングリコールのカツプリング反応が起こり、三
官能以上のポリエチレングリコールが生成する(図1.
b)。次に、クロロホルムに溶解し、実施例1と同様に
ピリジンを触媒として大過剰のメタクリル酸クロライド
と反応させて多官能のポリエチレングリコールポリメタ
クリレートと二官能のポリエチレングリコールジメタク
リレートの混合物を得た(図1.c)。この化合物は平均
分子量32000(GPC.ポリスチレン換算)であつた。GPCカ
ラムで分取した高分子量体の構造を、プロトンNMR及び
13CNMRで解析した結果、 結合の生成していることがわかり、上記のカツプリング
反応で三官能以上の多官能ポリエチレングリコールが生
成していることが決定づけられた。
この三官能以上の多官能体を含む化合物(PEGPMと略
す。)50部と2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチルメタ
クリレート(HFBMと略す。) 50部を混合し、実施例1と同様な操作で含水ハイドロゲ
ルフイルムを得た。結果を表1に示す。
す。)50部と2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチルメタ
クリレート(HFBMと略す。) 50部を混合し、実施例1と同様な操作で含水ハイドロゲ
ルフイルムを得た。結果を表1に示す。
実施例 10〜12 実施例9で得られたPEGPMと、HFBMやTFEMとの混合割
合を変えて、実施例1と同様な操作で含水ハイドロゲル
を得た。結果を表1に示す。
合を変えて、実施例1と同様な操作で含水ハイドロゲル
を得た。結果を表1に示す。
比較例 1 実施例1で使用した平均分子量27300のポリエチレン
グリコールジメタクリレートを単独で実施例1と同様な
操作で重合したが、溶融粘度が高すぎて、酸素透過係数
の測定に適するフイルムは得られなかつた。
グリコールジメタクリレートを単独で実施例1と同様な
操作で重合したが、溶融粘度が高すぎて、酸素透過係数
の測定に適するフイルムは得られなかつた。
比較例 2 比較例1で用いた平均分子量27300のポリエチレング
ルコールジメタクリレート50重量部とメタクリル酸メチ
ル(以下、MMAと略す)50部を混合し、実施例1と同様
な操作で含水ハイドロゲルを得た。結果を表2に示し
た。
ルコールジメタクリレート50重量部とメタクリル酸メチ
ル(以下、MMAと略す)50部を混合し、実施例1と同様
な操作で含水ハイドロゲルを得た。結果を表2に示し
た。
比較例 3 実施例5で使用した平均分子量6100のポリエチレング
リコールジメタクリレートを単独で実施例1と同様な操
作で重合し、含水ゲルフイルムを得て、含水率、酸素透
過係数、アルブミンの付着量を測定した。結果を表2に
示した。
リコールジメタクリレートを単独で実施例1と同様な操
作で重合し、含水ゲルフイルムを得て、含水率、酸素透
過係数、アルブミンの付着量を測定した。結果を表2に
示した。
比較例 4 実施例3で使用した2,2,2−トリフルオロエチルメタ
クリレートを単独で実施例1と同様な操作で重合し、フ
イルムを得て、含水率、酸素透過係数、アルブミンの付
着量を測定した。結果を表2に示した。
クリレートを単独で実施例1と同様な操作で重合し、フ
イルムを得て、含水率、酸素透過係数、アルブミンの付
着量を測定した。結果を表2に示した。
比較例 5 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 100部と架橋剤としてジエチレングリコールジメタクリ
レート(2Gと略す。)5部の割合で混合した溶液を用い
て実施例1と同様の操作で含水ハイドロゲルフイルムを
得て、含水率、酸素透過係数、アルブミンの付着量を測
定した。結果を表2に示す。
レート(2Gと略す。)5部の割合で混合した溶液を用い
て実施例1と同様の操作で含水ハイドロゲルフイルムを
得て、含水率、酸素透過係数、アルブミンの付着量を測
定した。結果を表2に示す。
比較例 6 N−ビニル−2−ピロリドン とメタクリル酸メチル(以下MMAと略す。)、2Gを70
部、30部、5部の割合で混合した溶液を用いて実施例1
と同様の操作で含水ハイドロゲルフイルムを得て、含水
率、酸素透過係数、アルブミンの付着量を測定した。結
果を表2に示す。
部、30部、5部の割合で混合した溶液を用いて実施例1
と同様の操作で含水ハイドロゲルフイルムを得て、含水
率、酸素透過係数、アルブミンの付着量を測定した。結
果を表2に示す。
第1図は、実施例1〜9において使用したポリエチレン
グリコールのゲルパーミエイシヨンクロマトグラフイー
(GPC)パターン(a)、実施例9において上記ポリエ
チレングリコールをカツプリング反応させて得られた三
官能以上の多官能ポリエチレングリコールと原料の二官
能のポリエチレングリコールの混合物のゲルパーミエイ
シヨンクロマトグラフイー(GPC)パターン(b)、及
び上記ポリエチレングリコール混合物のメタクリレート
(多官能のポリエチレングリコールポリメタクリレート
と二官能のポリエチレングリコールジメタクリレートの
混合物のゲルパーミエイシヨンクロマトグラフイー(GP
C)パターン(c)を示す。尚、図中、Aは多官能体を
示し、Bは二官能体を示す。
グリコールのゲルパーミエイシヨンクロマトグラフイー
(GPC)パターン(a)、実施例9において上記ポリエ
チレングリコールをカツプリング反応させて得られた三
官能以上の多官能ポリエチレングリコールと原料の二官
能のポリエチレングリコールの混合物のゲルパーミエイ
シヨンクロマトグラフイー(GPC)パターン(b)、及
び上記ポリエチレングリコール混合物のメタクリレート
(多官能のポリエチレングリコールポリメタクリレート
と二官能のポリエチレングリコールジメタクリレートの
混合物のゲルパーミエイシヨンクロマトグラフイー(GP
C)パターン(c)を示す。尚、図中、Aは多官能体を
示し、Bは二官能体を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】分岐構造を有していてもよいポリオキシア
ルキレングリコールの多価(メタ)アクリレートからな
り、かつ数平均分子量170〜1000000の多官能(メタ)ア
クリル酸エステル系単量体成分単位(a)95〜5重量%
と一般式〔I〕 〔式中、Rfは少なくとも3個の弗素原子が結合した酸素
原子を有していてもよい炭素原子数1〜30の弗素置換炭
化水素基を示し、R1は水素原子またはメチル基示し、m
は0〜4の整数を示す〕で表わされる弗素含有(メタ)
アクリル酸エステル系単量体成分単位(b)5〜95重量
%とを共重合させて得られる弗素含有架橋共重合体から
なるコンタクトレンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118955A JP2550345B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | コンタクトレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118955A JP2550345B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | コンタクトレンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6465112A JPS6465112A (en) | 1989-03-10 |
JP2550345B2 true JP2550345B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=14749404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62118955A Expired - Lifetime JP2550345B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | コンタクトレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550345B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4870374B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2012-02-08 | 株式会社日本触媒 | 光学部品用硬化性組成物 |
TWI433882B (zh) * | 2010-04-05 | 2014-04-11 | Mitsubishi Rayon Co | 活性能量線硬化性樹脂組成物與使用該組成物之奈米凹凸構造體及其製造方法、以及具備奈米凹凸構造體的撥水性物品 |
-
1987
- 1987-05-18 JP JP62118955A patent/JP2550345B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6465112A (en) | 1989-03-10 |
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