JP2550277Y2 - 機械式過給機 - Google Patents

機械式過給機

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JP2550277Y2
JP2550277Y2 JP1991088800U JP8880091U JP2550277Y2 JP 2550277 Y2 JP2550277 Y2 JP 2550277Y2 JP 1991088800 U JP1991088800 U JP 1991088800U JP 8880091 U JP8880091 U JP 8880091U JP 2550277 Y2 JP2550277 Y2 JP 2550277Y2
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大治 石原
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内燃機関に取り付けら
れて、この内燃機関に吸気を圧縮して送り込むようにし
た機械式過給機に関するもので、特に自動車用の内燃機
関に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両に搭載される内
燃機関、即ちエンジンにおいては、高出力化、燃費改
善、排ガス対策などの為に、吸気を圧縮して吸気密度を
高めるようにした過給機を取り付けることが行なわれて
いる。そして、その過給機の1つに、内燃機関のクラン
ク軸の回転を利用して吸気の圧縮を行なう機械式過給機
がある。この機械式過給機の一例を図2に示す。図2に
おいて、符号13が雄ロータ、14が雌ロータ(14が
雄ロータ、13が雌ロータであっても良い)であり、こ
れらのロータ13,14が回転することで吸入口15か
ら取り入れられた吸気が圧縮された状態で吐出口16か
ら吸気管19を経てエンジンのシリンダへと送られる。
また符号2は雄ロータ13と入力軸3で直結されたプー
リであり、エンジンからの駆動力がベルト1を介して伝
えられる。また符号12はタイミングギヤで、入力軸3
からの回転駆動力を雄ロータ13と共に雌ロータ14に
伝達する。即ち、エンジンからの駆動力はベルト1、プ
ーリ2、入力軸3を経てロータ13,14に伝達され
る。尚、符号18はバイパス管であり、バルブ17を有
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、内燃機関に
とっては一定の過給圧の吸気が供給されることが要求さ
れるが、上記した容積型過給機であっては、必然的にそ
の生じる過給圧は内燃機関及び過給機のロータの回転数
に比例して上昇する。従って、理想の過給圧に対して、
内燃機関の回転数が低い時には過給圧が不足し、また内
燃機関の回転数が高まるにつれ、最適過給圧を超えて過
剰過給圧となってしまう。過剰過給圧が生じると、内燃
機関の最大爆発力を超えたり、ノッキングが起きたりし
て滑らかな回転が損なわれるばかりか故障、破損を引き
起こす原因となる。また、過給機のロータの回転数が低
くては、過給圧が不足し、満足な性能を発揮することが
できない。さらにまた、内燃機関の負荷が小さい状態に
あっては、過給機のロータを回転せしめ不必要な過給を
生じさせ、無駄な駆動損失のため燃費を悪化させてしま
う。
【0004】過剰過給圧を防ぎ、内燃機関が高速回転時
に最適な過給圧を生じるように設計したものであって
は、低速回転時の過給圧不足と低負荷時の燃費の悪化が
著しく、低速回転時に最適な過給圧を生じるように設計
したものであっては、中高速回転時の過剰過給圧がひど
く、実用的でないものになってしまい、その両立は非常
に困難であった。
【0005】そこで、吸入口15と吐出口16を結ぶバ
イパス管18を設けることで過給圧を調整する手段が考
えられるが、この方法であっては低速回転時における過
給不足を全く補えないばかりか、バイパス時には吸気温
度が上昇し、高温になってしまう。また、低負荷時の燃
費を改善することができない。
【0006】また、入力軸3と雄ロータ13(またはプ
ーリ2)の間にクラッチを設け、低負荷時や高回転時で
は入力軸3と雄ロータ13(またはプーリ2)を切り離
し、過給圧が過大にならないようにする方法がある。し
かしながら、この方法であっても、低速回転時における
過給不足を全く補えない。さらに、その制御、信頼性、
耐久性等に問題があるものである。
【0007】また、プーリ2に可変速機構を設ける方法
が考えられる。図3に示す例では、過給機本体4と、こ
れを駆動する入力軸8で連結された2次プーリ5と内燃
機関からの駆動力を伝える1次プーリ6がベルト7で掛
け渡たされている。そして、2次プーリ5を図4に示す
ように、周面をV溝形状とし、2次固定プーリ5aと2
次移動プーリ5bから構成する。2次プーリ5におい
て、2次移動プーリ5bがその軸方向に移動することで
2次プーリ5の幅が変動し、それに伴ってベルト7の2
次プーリ5に掛かる位置が移動する。即ち、2次プーリ
5の幅が広がったならばベルト7は2次プーリ5の軸に
近づき、2次プーリ5の幅が狭まったならば、ベルト7
は2次プーリ5の軸から遠ざかる。つまり、実質的な2
次プーリ5の径長が変化し、1次プーリ6と2次プーリ
5のプーリ比が変化する。従って、2次移動プーリ5b
の軸方向への移動を制御すれば、2次プーリ5の径長を
変えることができ、もってプーリ比を変えることで過給
機本体4に伝達される回転速度を調整することができ
る。しかしながらこの方法であっては、ベルト7と2次
固定プーリ5a及び2次移動プーリ5bの間に滑りが生
じ、伝達ロスが発生してしまう。さらに、1次プーリ6
の2次プーリ5を駆動する機構に内燃機関の回転数変動
に対して応答性が悪く、操作性に難点があるものであっ
た。さらにまた、1次プーリ6と2次プーリ5のプーリ
比はその機構上限界があり、上限は1:2程度である。
この程度のプーリ比であっては低負荷時での燃費を改善
することはできない。さらにベルトの耐久性、信頼性な
どに問題があった。
【0008】本考案は前記課題を解決するためになされ
たもので、機械式過給機において、内燃機関の低速回転
時には過給圧を高め、高速回転時には過給圧を低減し、
安定した一定の過給圧を発生する機械式過給機を提供す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の機械式過
給機は、内燃機関からの駆動力を利用して回転するプー
リに入力軸で連結されたロータで該内燃機関に送給され
る吸気を圧縮する機械式過給機において、前記プーリか
ら前記ロータに伝達される回転速度を変化させる差動装
置と、該差動装置を制御する駆動用アクチュエータから
なる可変速装置が前記入力軸に接続されていることを特
徴とするものである。
【0010】そして、その差動装置が、入力軸のプーリ
側に連結された1次サイドギヤと、該1次サイドギヤと
かみ合うピニオンと、該ピニオンとかみ合い入力軸のロ
ータ側に連結された2次サイドギヤと、該ピニオンのピ
ニオン軸を軸支するブラケットと、該ブラケットが固定
されたリングギヤと、駆動用アクチュエータと接続し
ングギヤを回転させる駆動ギヤとからなることを特徴と
するものである。
【0011】請求項2記載の機械式過給機は、請求項1
記載の機械式過給機において、駆動用アクチュエータ
が、内燃機関の回転数を検知し、任意の回転数よりも高
ければ差動装置を逆転制御し、任意の回転数よりも低け
れば差動装置を正転制御してロータの回転速度を一定に
保つ機能を有することを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本考案の機械式過給機では、過給圧を一定の最
適過給圧に保つよう、内燃機関の回転数を検知し、 過給機のロータの回転数が最適過給圧を発生させる回
転数よりも低い時には、駆動用アクチュエータで差動装
置を正回転させ、ロータに伝達される回転速度を増加
し、過給圧を高める。 回転数が最適過給圧を発生させる回転数であれば、駆
動用アクチュエータを停止し、ロータに伝達される回転
速度を変速せず、一定の過給圧を保つ。 回転数が最適過給圧を発生させる回転数よりも高い時
には、駆動用アクチュエータで差動装置を逆回転させ、
ロータに伝達される回転速度を減少し、過給圧を低減す
る。以上の制御によって発生する過給圧を一定に保つ。
【0013】
【実施例】本考案の一実施例を図1を参照して説明す
る。本実施例の機械式過給機においても吸入口15から
取り入れられた吸気を回転する雄ロータ13,雌ロータ
14で圧縮して吐出口16から内燃機関に送給する。内
燃機関からの駆動力はベルト1を介してプーリ2に伝わ
り、プーリ2に接続している1次入力軸30から可変速
装置を経て2次入力軸32に回転駆動力が伝わり、さら
にタイミングギヤ12を経て雄ロータ13と雌ロータ1
4に回転駆動力が伝達される。可変速装置は駆動用アク
チュエータ11と差動装置9から構成される。差動装置
9は、駆動用アクチュエータ11と接続した駆動ギヤ1
0と、駆動ギヤ10の回転方向を変換するリングギヤ
(遊星ギヤ)24と、リングギヤ24に垂直に固定され
ているブラケット22,23と、ブラケット22,23
が軸支するピニオン軸19,21で接続されているピニ
オン18,20と、ピニオン18,20とかみ合う1次
サイドギヤ26、2次サイドギヤ28から構成され、
1次サイドギヤ26はプーリ2側の入力軸、即ち、
次入力軸30と連結され、2次サイドギヤ28はロータ
側の入力軸、即ち、2次入力軸32と連結されている。
【0014】この差動装置が1次入力軸30と2次入力
軸32の間に介在する構成であって、いま駆動用アクチ
ュエータ11が作動せず駆動ギヤ10が固定されていた
とする。内燃機関からの駆動力でプーリ2が回転し、さ
らに1次入力軸30が回転すると、同時に1次サイドギ
ヤ26が同回転数で回転する。1次サイドギヤ26が回
転するとこれとかみ合っているピニオン18,20が回
転し、さらに2次サイドギヤ28が回転し、2次サイド
ギヤ28と連結している2次入力軸32も回転する。こ
のとき、1次入力軸30の回転数と2次入力軸32の回
転数は等しくなる。
【0015】ここで、駆動用アクチュエータ11が作動
し、駆動ギヤ10が駆動すると1次入力軸30の回転数
と2次入力軸32の回転数が異なるようになる。2次入
力軸32の回転数が1次入力軸30の回転数よりも増加
する時の駆動ギヤ10の回転方向を正回転とし、2次入
力軸32の回転数が1次入力軸30の回転数よりも減少
する時の駆動ギヤ10の回転方向を逆回転とする。仮
に、駆動用アクチュエータ11によって駆動ギヤ10が
正回転したとする。まず駆動ギヤ10に連動してリング
ギヤ24が回転する。リングギヤ24が回転するとリン
グギヤ24に固定されているブラケット22,23が回
転し、ブラケット22,23に回転自在に支持されてい
るピニオン軸19,21がリングギヤ24と同回転方向
に回転する。ピニオン18,20は1次入力軸30の回
転力を受けて自転しているが、ピニオン軸19,21が
2次サイドギヤ28の周方向に回転するのを受けて2次
入力軸32を中心軸として公転し始め、2次サイドギヤ
28を回転させる。従って、ピニオン18,20の自転
による2次サイドギヤ28の回転方向と、ピニオン1
8,20の公転による2次サイドギヤ28の回転方向が
同方向であれば2次サイドギヤ28及び2次入力軸32
の回転数は1次入力軸30の回転数よりも増加する。逆
に駆動ギヤ10の回転方向が逆回転であって、ピニオン
18,20の自転による2次サイドギヤ28の回転方向
と、ピニオン18,20の公転による2次サイドギヤ2
8の回転方向が逆方向であれば2次サイドギヤ28及び
2次入力軸32の回転数は1次入力軸30の回転数より
も減少する。従って、駆動用アクチュエータ11で駆動
ギヤ10の回転方向および回転速度を制御すれば、1次
入力軸30の回転を変速して2次入力軸32に伝達する
ことができる。
【0016】従って、内燃機関の回転数が低く、1次入
力軸30の回転数が小さい時には、駆動アクチュエータ
11で駆動ギヤ10を正回転させて2次入力軸32の回
転数を増加させ、過給圧を高めることができる。また、
内燃機関の回転数が高く、1次入力軸30の回転数が大
きい時には、駆動アクチュエータ11で駆動ギヤ10を
逆回転させて2次入力軸32の回転数を減少させ、過給
圧を低減することができる。過給圧を大きく高めたい時
には駆動用アクチュエータ11で駆動ギヤ10を正回転
に高回転させ、過給圧を僅かに高めたい時には駆動用ア
クチュエータ11で駆動ギヤ10を低速正回転させ、過
給圧を僅かに低減する時には駆動用アクチュエータ11
で駆動ギヤ10低速逆回転させ、過給圧を大きく低減す
る時には駆動用アクチュエータ11で駆動ギヤ10を逆
回転に高回転させればよい。従って、内燃機関の回転数
を検知し、その情報に基づいて駆動用アクチュエータ1
1を制御すれば過給圧を常に最適過給圧とすることがで
きる。尚、内燃機関の回転数が過給圧を発生させるのに
最適である時には、駆動ギヤ10を停止すればよい。
【0017】駆動用アクチュエータ11の制御情報とし
ては、内燃機関の回転数もしくはベルト1、プーリ2ま
たは1次入力軸30の回転数を検知したものの他、過給
圧を検知したものに基づいたものであってもよい。即
ち、最適過給圧よりも検知した過給圧が高ければ2次入
力軸32の回転速度を減少し、ロータの回転速度を低減
し、過給圧が低ければ2次入力軸32の回転速度を増加
し、ロータの回転速度を高めればよい。駆動用アクチュ
エータ11としてはサーボモータが適用でき、動力源と
してはバッテリー電源を使用できる。
【0018】本実施例の可変速装置を具備した機械式過
給機においては、内燃機関の回転数に関係なく、安定し
て一定の最適な過給圧を発生することができるので、高
速回転時にも過剰な過給圧が生じることがなく、低速回
転時にも十分な過給圧を発生し、常に、過不足のない過
給圧を生ずる。従って、高回転時であっても、過剰過給
圧が生じることがなく、内燃機関の最大爆発力を超えた
り、ノッキングを起こしたりして、故障、破損を引き起
こしてしまうことがない。また、低回転時であっても、
過給圧が十分であり満足な性能を発揮することができ
る。さらに低回転時における排ガス対策にも寄与するこ
とができる。さらにまた、内燃機関の負荷が小さい状態
時に、不必要な過給を生じることがなく、駆動損失のた
めに燃費を悪化してしまうことはない。特に、本実施例
の方法であっては、ベルトとプーリ間の作用で回転速度
を変化させるものではないので、伝達ロスが発生しな
い。さらに、制御が容易で、信頼性や耐久性も十分に高
いものである。
【0019】
【考案の効果】本考案の差動装置と駆動用アクチュエー
タからなる可変速装置を具備した機械式過給機において
は、内燃機関の回転数に関係なく、安定して一定の最適
な過給圧を発生することができるので、高速回転時にも
過剰な過給圧が生じることがなく、低速回転時にも十分
な過給圧を発生し、常に、過不足のない過給圧を生ずる
ことができる。従って、高速回転時であっても、過剰過
給圧が生じることがなく、故障、破損を引き起こしてし
まうことがない。また、低速回転時であっても、過給圧
が十分であり満足な性能を発揮することができる。さら
に低速回転時における排ガス対策にも寄与することがで
きる。さらにまた、内燃機関の負荷が小さい状態時に、
不必要な過給を生じることがなく、駆動損失のために燃
費を悪化してしまうことはない。しかもロータの回転速
度の制御が容易であり、かつ耐久性が十分で信頼性の高
いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の機械式過給機の断面図である。
【図2】従来例の機械式過給機の断面図である。
【図3】従来例の機械式過給機の可変速機構の平面図で
ある。
【図4】図3の要部拡大図である。
【符号の説明】
2 プーリ 3 入力軸 5 2次プーリ 8 入力軸 9 差動装置 10 駆動ギヤ 11 駆動用アクチュエータ 12 タイミングギヤ 13 雄ロータ 14 雌ロータ 15 吸入口 16 吐出口 18 ピニオン 19 ピニオン軸 20 ピニオン 21 ピニオン軸 22 ブラケット 23 ブラケット 24 リングギヤ 26 1次サイドギヤ 28 2次サイドギヤ 30 1次入力軸 32 2次入力軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−8427(JP,A) 特開 平2−286828(JP,A) 特開 昭63−170523(JP,A) 特開 昭60−222643(JP,A) 特開 昭59−140940(JP,A) 特開 昭61−223216(JP,A) 実開 昭56−60844(JP,U) 実開 昭61−85749(JP,U) 実開 昭55−127147(JP,U) 実開 平1−102440(JP,U) 特公 昭24−2665(JP,B1)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関からの駆動力を利用して回転す
    るプーリに入力軸で連結されたロータで該内燃機関に送
    給される吸気を圧縮する機械式過給機において、前記プ
    ーリから前記ロータに伝達される回転速度を変化させる
    差動装置と、該差動装置を制御する駆動用アクチュエー
    タからなる可変速装置が前記入力軸に接続され 前記差動装置が、入力軸のプーリ側に連結された1次サ
    イドギヤと、該1次サイドギヤとかみ合うピニオンと、
    該ピニオンとかみ合い入力軸のロータ側に連結された2
    次サイドギヤと、該ピニオンのピニオン軸を軸支するブ
    ラケットと、該ブラケットが固定されたリングギヤと、
    駆動用アクチュエータと接続しリングギヤを回転させる
    駆動ギヤとからなる ことを特徴とする機械式過給機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の機械式過給機において、
    駆動用アクチュエータが、内燃機関の回転数を検知し、
    任意の回転数よりも高ければ差動装置を逆転制御し、任
    意の回転数よりも低ければ差動装置を正転制御してロー
    タの回転速度を一定に保つ機能を有することを特徴とす
    る機械式過給機。
JP1991088800U 1991-10-29 1991-10-29 機械式過給機 Expired - Lifetime JP2550277Y2 (ja)

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JPH0542645U JPH0542645U (ja) 1993-06-11
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JPS54144117A (en) * 1978-04-29 1979-11-10 Mitsubishi Electric Corp Signal injection unit
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JPH02286828A (ja) * 1989-04-27 1990-11-27 Fuji Heavy Ind Ltd 内燃機関の負荷制御装置

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