JP2550265B2 - 燃料とガスの混合装置 - Google Patents
燃料とガスの混合装置Info
- Publication number
- JP2550265B2 JP2550265B2 JP4223975A JP22397592A JP2550265B2 JP 2550265 B2 JP2550265 B2 JP 2550265B2 JP 4223975 A JP4223975 A JP 4223975A JP 22397592 A JP22397592 A JP 22397592A JP 2550265 B2 JP2550265 B2 JP 2550265B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- insert
- gas
- mixing device
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/04—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series
- F02M61/08—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series the valves opening in direction of fuel flow
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M51/00—Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
- F02M51/06—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
- F02M51/061—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means
- F02M51/0625—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures
- F02M51/0664—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding
- F02M51/0671—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding the armature having an elongated valve body attached thereto
- F02M51/0682—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding the armature having an elongated valve body attached thereto the body being hollow and its interior communicating with the fuel flow
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M67/00—Apparatus in which fuel-injection is effected by means of high-pressure gas, the gas carrying the fuel into working cylinders of the engine, e.g. air-injection type
- F02M67/10—Injectors peculiar thereto, e.g. valve less type
- F02M67/12—Injectors peculiar thereto, e.g. valve less type having valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
- F02M69/08—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel characterised by the fuel being carried by compressed air into main stream of combustion-air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
- F02M69/46—Details, component parts or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus covered by groups F02M69/02 - F02M69/44
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明に関するものとして、「ソ
レノイド組立体のオーバーモールド方法及びソレノイド
封入体（特願平４−１９８５７５号）」がある。本発明
は、２サイクル内燃機関の燃焼室中に電磁弁を介して直
接燃料と空気の混合気を断続的に吹き込む装置に関す
る。
レノイド組立体のオーバーモールド方法及びソレノイド
封入体（特願平４−１９８５７５号）」がある。本発明
は、２サイクル内燃機関の燃焼室中に電磁弁を介して直
接燃料と空気の混合気を断続的に吹き込む装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】内燃機関の燃料供給に関しては、従来か
ら種々の研究がなされており、特に最近では、可燃性燃
料とガス（特に空気）を計量して供給する研究が多くな
されている。これらの多くは２サイクルの火花点火機関
を対象とした燃料混合気の供給に関するものである。米
国特許第４，６９３，２２４号（１９８７年９月１５
日）及び第４，８２５，８２８号（１９８９年５月２
日）では、燃料噴射の問題点と、シリンダへ直接燃料を
噴射する方式の利点、すなはち、運転効率が高く、生産
コストが下がり、かつ燃料の噴霧を最適に保つことがで
きる点についてそれぞれ図示しつつ説明している。
ら種々の研究がなされており、特に最近では、可燃性燃
料とガス（特に空気）を計量して供給する研究が多くな
されている。これらの多くは２サイクルの火花点火機関
を対象とした燃料混合気の供給に関するものである。米
国特許第４，６９３，２２４号（１９８７年９月１５
日）及び第４，８２５，８２８号（１９８９年５月２
日）では、燃料噴射の問題点と、シリンダへ直接燃料を
噴射する方式の利点、すなはち、運転効率が高く、生産
コストが下がり、かつ燃料の噴霧を最適に保つことがで
きる点についてそれぞれ図示しつつ説明している。
【０００３】本発明は、特に、内燃機関を対象としたも
のであり、この場合、燃料の規定量を、たとえば空気等
のガス中に混合し、このガスに含有された燃料を間欠的
にノズルを開閉することにより、エンジン燃焼室内に直
接吹き込むものである。その一形態としてこの操作に
は、一種のポペット弁を使用し、このポペット弁を弁に
近接して設けた電機子及び電磁コイルによって軸方向に
制御、作動して開閉させている。多シリンダ内燃機関の
各シリンダには、燃料と空気を噴射するノズル装置が取
り付けられている。
のであり、この場合、燃料の規定量を、たとえば空気等
のガス中に混合し、このガスに含有された燃料を間欠的
にノズルを開閉することにより、エンジン燃焼室内に直
接吹き込むものである。その一形態としてこの操作に
は、一種のポペット弁を使用し、このポペット弁を弁に
近接して設けた電機子及び電磁コイルによって軸方向に
制御、作動して開閉させている。多シリンダ内燃機関の
各シリンダには、燃料と空気を噴射するノズル装置が取
り付けられている。
【０００４】前記特許で記載するように、ポペット弁は
その排出端部で円錐型構造を持たせ、これにより噴射さ
れた燃料のスプレー形状を決めるようにしている。燃料
フローはポペット弁の外側に沿って軸方向に流れ、排出
端の円錐面により噴霧となってシリンダ内へ直接吹き込
まれる。本発明では、標準的な燃料インジェクタを空気
混合装置と併用し、燃料と空気との混合気を調時噴射式
のポペット弁を介して直接、機関シリンダ内に噴射する
ようにしている。
その排出端部で円錐型構造を持たせ、これにより噴射さ
れた燃料のスプレー形状を決めるようにしている。燃料
フローはポペット弁の外側に沿って軸方向に流れ、排出
端の円錐面により噴霧となってシリンダ内へ直接吹き込
まれる。本発明では、標準的な燃料インジェクタを空気
混合装置と併用し、燃料と空気との混合気を調時噴射式
のポペット弁を介して直接、機関シリンダ内に噴射する
ようにしている。
【０００５】本発明の特徴の一つは、電磁ソレノイド装
置内の電機子にポペット弁を装着し同心性と直角度とを
持たすこと、さらに適正な連結方式により弁の急速往復
運動にも耐えることにある。
置内の電機子にポペット弁を装着し同心性と直角度とを
持たすこと、さらに適正な連結方式により弁の急速往復
運動にも耐えることにある。
【０００６】この発明の別の特徴は、円滑な運転を妨げ
る好ましくない燃料かすの蓄積を防ぐため、排出端部で
のポペット弁の形状と断面形態を考慮していることであ
る。さらに別の特徴としては、一体成形の混合用インサ
ート部材の採用が挙げられ、燃料インジェクタからの供
給燃料及び調時ポペット弁を介する機関シリンダへの両
成分混合物の噴射に先立ち、導入空気との合体個所にこ
のインサートを取り付ける点にある。
る好ましくない燃料かすの蓄積を防ぐため、排出端部で
のポペット弁の形状と断面形態を考慮していることであ
る。さらに別の特徴としては、一体成形の混合用インサ
ート部材の採用が挙げられ、燃料インジェクタからの供
給燃料及び調時ポペット弁を介する機関シリンダへの両
成分混合物の噴射に先立ち、導入空気との合体個所にこ
のインサートを取り付ける点にある。
【０００７】本発明のその他の目的、特徴は、以下の明
細書本文及び請求の範囲で明らかとなるはずであるが、
これにより発明の趣旨が詳細に提供されるとともに、当
業者であれば、この発明実施に最適と思われる方式で操
作できるであろう。
細書本文及び請求の範囲で明らかとなるはずであるが、
これにより発明の趣旨が詳細に提供されるとともに、当
業者であれば、この発明実施に最適と思われる方式で操
作できるであろう。
【０００８】
【発明の概要】内燃機関のシリンダに対し加圧下でガス
と燃料の混合気を噴射するための燃料及びガスの混合装
置を取り付ける。この場合、シリンダに混合気を送り込
むために、ソレノイドで作動される調時弁構成のソレノ
イド組立体が用いられる。燃料インジェクタを混合用イ
ンサートの一端部に装着し、このインサートの他端を燃
料及びガス混合装置のガス流路に連結する。インサート
の一端側にはソレノイド作動弁に通ずる出口流路を設
け、作動弁には燃料の供給と燃焼に適した排出端を設け
ている。混合器インサートには、空気フィルタ及び空気
を空気と燃料との共通流路へ案内する流路を形成する。
インサートの位置は、機関の燃料レール内に形成された
取り付け肩部と燃料インジェクタとの間にあって、調時
弁に対し適正な位置が決められる。ソレノイド組立体に
設けたアダプタキャップはシリンダに通ずる流路と混合
用インサートとを連結する役目を果たし、この流路の調
節にはソレノイド作動弁が使用される。
と燃料の混合気を噴射するための燃料及びガスの混合装
置を取り付ける。この場合、シリンダに混合気を送り込
むために、ソレノイドで作動される調時弁構成のソレノ
イド組立体が用いられる。燃料インジェクタを混合用イ
ンサートの一端部に装着し、このインサートの他端を燃
料及びガス混合装置のガス流路に連結する。インサート
の一端側にはソレノイド作動弁に通ずる出口流路を設
け、作動弁には燃料の供給と燃焼に適した排出端を設け
ている。混合器インサートには、空気フィルタ及び空気
を空気と燃料との共通流路へ案内する流路を形成する。
インサートの位置は、機関の燃料レール内に形成された
取り付け肩部と燃料インジェクタとの間にあって、調時
弁に対し適正な位置が決められる。ソレノイド組立体に
設けたアダプタキャップはシリンダに通ずる流路と混合
用インサートとを連結する役目を果たし、この流路の調
節にはソレノイド作動弁が使用される。
【０００９】
【実施例】図１は、エンジン本体２０の一部とエンジン
のシリンダヘッドプレート２２と共に、適当な燃料と空
気の取入口を持つ燃料レール２４の斜視図を示す。点火
プラグが多シリンダエンジンのシリンダヘッド内に伸長
している。また、支持ボルト２８により燃料レールとシ
リンダヘッドが連結されている。
のシリンダヘッドプレート２２と共に、適当な燃料と空
気の取入口を持つ燃料レール２４の斜視図を示す。点火
プラグが多シリンダエンジンのシリンダヘッド内に伸長
している。また、支持ボルト２８により燃料レールとシ
リンダヘッドが連結されている。
【００１０】図３の分解図で混合装置の主要部分を示す
が、燃料噴射装置の詳細説明に先立ち、この部分につい
て説明する。エンジンシリンダヘッド２２には、燃焼シ
リンダ３２の上部に階段状の縦孔３０を設ける。縦孔３
０の大径部の寸法は、座金用皿ばね３６を備えたカップ
ソレノイド座金保持器３４が嵌まる大きさとする。電磁
ソレノイド組立体４０には電源からの導線受入用のコネ
クタ４４を備えたネック部４２が含まれる。なお、ソレ
ノイド組立体にはカップハウジング４６とカバー４８を
取り付け、底部突起５０を下部縦孔５２に挿入する。ソ
レノイド組立体のアダプタキャップ５４はカバー４８の
頂部に差し込み、燃料レール２４の底部嵌込部分と係合
する。
が、燃料噴射装置の詳細説明に先立ち、この部分につい
て説明する。エンジンシリンダヘッド２２には、燃焼シ
リンダ３２の上部に階段状の縦孔３０を設ける。縦孔３
０の大径部の寸法は、座金用皿ばね３６を備えたカップ
ソレノイド座金保持器３４が嵌まる大きさとする。電磁
ソレノイド組立体４０には電源からの導線受入用のコネ
クタ４４を備えたネック部４２が含まれる。なお、ソレ
ノイド組立体にはカップハウジング４６とカバー４８を
取り付け、底部突起５０を下部縦孔５２に挿入する。ソ
レノイド組立体のアダプタキャップ５４はカバー４８の
頂部に差し込み、燃料レール２４の底部嵌込部分と係合
する。
【００１１】燃料及び空気の混合用インサート６０は、
燃料レール２４中の嵌込凹部６２内に嵌装され、燃料イ
ンジェクタ６４は、円筒型のノーズ６６を有し、このノ
ーズ６６を燃料レールの嵌込凹部６２に挿入して、混合
用インサート６０と協働させる。
燃料レール２４中の嵌込凹部６２内に嵌装され、燃料イ
ンジェクタ６４は、円筒型のノーズ６６を有し、このノ
ーズ６６を燃料レールの嵌込凹部６２に挿入して、混合
用インサート６０と協働させる。
【００１２】図２には、エンジンシリンダに対する燃料
と空気の供給の詳細と共に、電磁ソレノイド装置の細部
が示されている。嵌込凹部６８に装着した従来方式の燃
料インジェクタ６４は、嵌込凹部６２内にノーズ６６を
有している。この燃料インジェクタは、燃料インジェク
タ６４と燃料レール２４内の空気取入口７０との間に挿
入した混合用インサート６０に接続されている。混合用
インサート６０は、空気取入口７０から送り込まれる空
気供給流路７４の内端に位置する環状肩部７２と突合せ
状態にある。
と空気の供給の詳細と共に、電磁ソレノイド装置の細部
が示されている。嵌込凹部６８に装着した従来方式の燃
料インジェクタ６４は、嵌込凹部６２内にノーズ６６を
有している。この燃料インジェクタは、燃料インジェク
タ６４と燃料レール２４内の空気取入口７０との間に挿
入した混合用インサート６０に接続されている。混合用
インサート６０は、空気取入口７０から送り込まれる空
気供給流路７４の内端に位置する環状肩部７２と突合せ
状態にある。
【００１３】燃料レール２４の下部と、エンジンシリン
ダヘッド２２の上部との間には、電磁ソレノイド組立体
が介在し、該組立体はシリンダヘッド２２内の縦孔３０
内のカップソレノイド座金保持器３４底部の皿ばね３６
上に載置されている。ソレノイド組立体は、カップハウ
ジング４６とカバー４８とを有し、これらの内にコイル
巻線８０とコネクタ４４内に突出する接続用の雄端子８
２を備えている。カバー４８には立上りネック部８４が
形成され、このネック部を燃料レール底部の凹設部から
突出させ、このネック部分をＯリングシール８８を支持
するスペーサリング８６で取り巻くよう配設する。
ダヘッド２２の上部との間には、電磁ソレノイド組立体
が介在し、該組立体はシリンダヘッド２２内の縦孔３０
内のカップソレノイド座金保持器３４底部の皿ばね３６
上に載置されている。ソレノイド組立体は、カップハウ
ジング４６とカバー４８とを有し、これらの内にコイル
巻線８０とコネクタ４４内に突出する接続用の雄端子８
２を備えている。カバー４８には立上りネック部８４が
形成され、このネック部を燃料レール底部の凹設部から
突出させ、このネック部分をＯリングシール８８を支持
するスペーサリング８６で取り巻くよう配設する。
【００１４】コイル巻線８０は、Ｏリング９０，９２を
用い、カップハウジング４６とカバー４８中に封入、密
封される。立上りネック部８４上部に設けたフランジ９
４を有するソレノイドのアダプタキャップ５４を立上り
ネック部８４中にプレス嵌めする。このアダプタキャッ
プ５４には上部ネック延長部９６が形成され、混合用イ
ンサート６０と相互に嵌め合わせる。さらに底部ネック
部９８を設けてこの部分を電機子１１０内に進入させ、
この電機子に接合するポペット弁１４０とキャップとを
協働させる。アダプタキャップ５４には両ネック部分を
連結する直通中央流路を設ける。なおフランジ９４に
は、底部ネック部９８の周囲スペースから弁カートリッ
ジ１００の頂部に通じる流路１０２を設けている。
用い、カップハウジング４６とカバー４８中に封入、密
封される。立上りネック部８４上部に設けたフランジ９
４を有するソレノイドのアダプタキャップ５４を立上り
ネック部８４中にプレス嵌めする。このアダプタキャッ
プ５４には上部ネック延長部９６が形成され、混合用イ
ンサート６０と相互に嵌め合わせる。さらに底部ネック
部９８を設けてこの部分を電機子１１０内に進入させ、
この電機子に接合するポペット弁１４０とキャップとを
協働させる。アダプタキャップ５４には両ネック部分を
連結する直通中央流路を設ける。なおフランジ９４に
は、底部ネック部９８の周囲スペースから弁カートリッ
ジ１００の頂部に通じる流路１０２を設けている。
【００１５】次に説明する部材として、図２及び図４で
示す弁カートリッジ１００とポペット弁が挙げられる。
電機子１１０は、二体構成の弁カートリッジ１００上に
設けられ、アダプタキャップ５４と弁カートリッジ１０
０との間を往復運動できる。図４の弁カートリッジは上
部材１１２を有し、この下端には嵌込凹部が形成され、
ここに下部材１１４の上端に形成された細径部を嵌め込
んで単一カートリッジを形成する。上下部材内の円筒室
１１６は、１１８の個所で多少拡大され、コイルスプリ
ング１２０を収容する。スプリングの一端は、前記下部
材１１４の上部で肩部１２２上に着座させる。コイルス
プリング１２０の他端は、ポペット弁１４０の頂部で肩
部１２４に着座させる。ポペット弁１４０は二つの支持
部１４２，１４４を有し、この支持部は弁カートリッジ
１００の円筒室１１６内を摺動する。流路１４６はポペ
ット弁１４０を貫通し、球形弁１５０側の端部に形成さ
れたポート１４８でポペット弁の外側に開放される。ポ
ペット弁１４０の上記球形弁体側端部は、弁座の役割を
果たす半球形凹部１５２となっている。
示す弁カートリッジ１００とポペット弁が挙げられる。
電機子１１０は、二体構成の弁カートリッジ１００上に
設けられ、アダプタキャップ５４と弁カートリッジ１０
０との間を往復運動できる。図４の弁カートリッジは上
部材１１２を有し、この下端には嵌込凹部が形成され、
ここに下部材１１４の上端に形成された細径部を嵌め込
んで単一カートリッジを形成する。上下部材内の円筒室
１１６は、１１８の個所で多少拡大され、コイルスプリ
ング１２０を収容する。スプリングの一端は、前記下部
材１１４の上部で肩部１２２上に着座させる。コイルス
プリング１２０の他端は、ポペット弁１４０の頂部で肩
部１２４に着座させる。ポペット弁１４０は二つの支持
部１４２，１４４を有し、この支持部は弁カートリッジ
１００の円筒室１１６内を摺動する。流路１４６はポペ
ット弁１４０を貫通し、球形弁１５０側の端部に形成さ
れたポート１４８でポペット弁の外側に開放される。ポ
ペット弁１４０の上記球形弁体側端部は、弁座の役割を
果たす半球形凹部１５２となっている。
【００１６】図２において、ポペット弁の上端は、圧力
嵌めにより電機子の嵌込部分１６０に固定される。圧力
嵌めによる組立がなされると、両部材を固定するため溶
接１６２する。ここで重要なことは電機子の下面及び上
部材１１２の上面は、トルク作用又は心狂いを来さぬよ
う弁カートリッジ１００の軸に正しく直角方向とするこ
とである。
嵌めにより電機子の嵌込部分１６０に固定される。圧力
嵌めによる組立がなされると、両部材を固定するため溶
接１６２する。ここで重要なことは電機子の下面及び上
部材１１２の上面は、トルク作用又は心狂いを来さぬよ
う弁カートリッジ１００の軸に正しく直角方向とするこ
とである。
【００１７】図４では電機子１１０とポペット弁１４０
間の変形例が示されている。この実施例では、ポペット
弁の上部にある肩部１７２上にはねじ込端部１７０を設
けている。このタイプであれば、肩部分を正確に機械加
工して、弁軸に正しく直交する平らな環状面を形成する
ことができる。電機子の底面に対し肩部がねじ込まれた
ときに、肩部と部品とが正しい整合位置を占めるようね
じ山を刻設する。
間の変形例が示されている。この実施例では、ポペット
弁の上部にある肩部１７２上にはねじ込端部１７０を設
けている。このタイプであれば、肩部分を正確に機械加
工して、弁軸に正しく直交する平らな環状面を形成する
ことができる。電機子の底面に対し肩部がねじ込まれた
ときに、肩部と部品とが正しい整合位置を占めるようね
じ山を刻設する。
【００１８】さらに説明すべき部材は、ガスつまり空気
供給流路７４と相互連結する混合用インサート６０、イ
ンジェクタのノーズ６６及びソレノイドのアダプタキャ
ップ５４である。図６〜図１２では、この相互連結混合
用インサートの各種態様図が示されており、該インサー
トは炭化水素類に耐性を示す材料で形成され、取付時点
では十分な装着効果を示すある程度の柔軟性を有する。
供給流路７４と相互連結する混合用インサート６０、イ
ンジェクタのノーズ６６及びソレノイドのアダプタキャ
ップ５４である。図６〜図１２では、この相互連結混合
用インサートの各種態様図が示されており、該インサー
トは炭化水素類に耐性を示す材料で形成され、取付時点
では十分な装着効果を示すある程度の柔軟性を有する。
【００１９】図７は混合用インサート６０の上面図、図
６は燃料インジェクタ側から見た側面図、図８は空気供
給側、すなわち、図７の矢符号８から見た図、図９は図
１０の矢符号９から見た下面図、図１０は図６，７の１
０−１０線に沿った断面図、図１１は図６の１１−１１
線に沿った一部断面図、図１２は図７の１２−１２線に
沿った断面図である。
６は燃料インジェクタ側から見た側面図、図８は空気供
給側、すなわち、図７の矢符号８から見た図、図９は図
１０の矢符号９から見た下面図、図１０は図６，７の１
０−１０線に沿った断面図、図１１は図６の１１−１１
線に沿った一部断面図、図１２は図７の１２−１２線に
沿った断面図である。
【００２０】図２及び図６から１２を参照すると、混合
用インサート６０の空気取入側端部には環状肩部２００
があり、この肩部は燃料レール内の空気供給流路７４の
環状肩部７２に対向して着座する。インサート本体内に
は空気取入室２０２があり、この取入室にはガス又は空
気濾過用の環状フィルタースクリーン又は網２０４が設
けられ、フィルターを通過したガス又は空気は、フィル
ターのネック部２０８の外側に形成された環状室２０６
に送り込まれる。混合用インサート６０は柔軟な脚部２
１０を有し、この脚部と円筒状の嵌込凹部６２とは接触
し、インサートの壁面と嵌込凹部６２の壁面とを離隔さ
せ、さらに燃料インジェクタ６４の組立時点では嵌込凹
部６２中でインサートを摩擦力により保持させる。混合
用インサート６０は平滑なインデックス面２１４を有
し、円筒嵌込部分２１６の平滑面２１２とで位置決めが
される。混合用インサート６０のインデックス操作によ
り、インサートネック２３２とソレノイドのアダプタキ
ャップ５４の上部ネック延長部９６とを嵌め合わせるよ
うに操作できる。
用インサート６０の空気取入側端部には環状肩部２００
があり、この肩部は燃料レール内の空気供給流路７４の
環状肩部７２に対向して着座する。インサート本体内に
は空気取入室２０２があり、この取入室にはガス又は空
気濾過用の環状フィルタースクリーン又は網２０４が設
けられ、フィルターを通過したガス又は空気は、フィル
ターのネック部２０８の外側に形成された環状室２０６
に送り込まれる。混合用インサート６０は柔軟な脚部２
１０を有し、この脚部と円筒状の嵌込凹部６２とは接触
し、インサートの壁面と嵌込凹部６２の壁面とを離隔さ
せ、さらに燃料インジェクタ６４の組立時点では嵌込凹
部６２中でインサートを摩擦力により保持させる。混合
用インサート６０は平滑なインデックス面２１４を有
し、円筒嵌込部分２１６の平滑面２１２とで位置決めが
される。混合用インサート６０のインデックス操作によ
り、インサートネック２３２とソレノイドのアダプタキ
ャップ５４の上部ネック延長部９６とを嵌め合わせるよ
うに操作できる。
【００２１】混合用インサート６０の燃料インジェクタ
側の端部には、ネック部２０８の外側に、溝状の半径方
向流路２２４を有する柔軟で皿型のフランジ２２０が見
える。半径方向の流路により、フランジ面はその上に離
隔した三角形状のパッド２２２を有する形態となる。柔
軟なフランジ２２０に形成されたこれらのパッド２２２
は、燃料インジェクタのノーズ６６の端部に接触し、内
側に向けて圧縮される。この結果、リングつまり環状肩
部２００には圧力がかかり、図２の環状肩部７２に対
し、リング又はカラーを押しつける力が加わる。ここで
図６と図１０とを参照すると、燃料及び空気流路２３０
は半径方向流路２２４を基端とし、下方に湾曲して排出
インサートネック２３２に達していることが分かる。
側の端部には、ネック部２０８の外側に、溝状の半径方
向流路２２４を有する柔軟で皿型のフランジ２２０が見
える。半径方向の流路により、フランジ面はその上に離
隔した三角形状のパッド２２２を有する形態となる。柔
軟なフランジ２２０に形成されたこれらのパッド２２２
は、燃料インジェクタのノーズ６６の端部に接触し、内
側に向けて圧縮される。この結果、リングつまり環状肩
部２００には圧力がかかり、図２の環状肩部７２に対
し、リング又はカラーを押しつける力が加わる。ここで
図６と図１０とを参照すると、燃料及び空気流路２３０
は半径方向流路２２４を基端とし、下方に湾曲して排出
インサートネック２３２に達していることが分かる。
【００２２】空気供給流路７４から入った空気は、空気
取入室２０２に流入し、フィルター２０４を経て混合用
インサート６０の外側に送られ環状室２０６に達し、イ
ンサート部分で弧状切欠部２１８及び偏平面２３４を通
り、さらに半径方向流路２２４を介して空気流路２３０
の入口端に達する。
取入室２０２に流入し、フィルター２０４を経て混合用
インサート６０の外側に送られ環状室２０６に達し、イ
ンサート部分で弧状切欠部２１８及び偏平面２３４を通
り、さらに半径方向流路２２４を介して空気流路２３０
の入口端に達する。
【００２３】インサートネック２３２は、アダプタキャ
ップ５４上の上部ネック伸長部分に滑り嵌めされる。同
時にネック部２０８周辺の環状室２０６からの空気の一
部は、アダプタキャップ５４中の流路１０２を通過し、
さらに、ソレノイドキャップの底部ネック部９８周囲を
通り、ポペット弁の流路１４６に流れ込む。比較的少量
の空気により、これらの領域や電機子１１０の周辺に流
れ込む燃料を一掃できる。弁カートリッジ１００の壁に
穿設された連通路２４０により、前記空気を取り入れ、
コイルスプリング域及び弁カートリッジ内壁とポペット
弁１４０の外径間領域から燃料を一掃することも可能で
ある。
ップ５４上の上部ネック伸長部分に滑り嵌めされる。同
時にネック部２０８周辺の環状室２０６からの空気の一
部は、アダプタキャップ５４中の流路１０２を通過し、
さらに、ソレノイドキャップの底部ネック部９８周囲を
通り、ポペット弁の流路１４６に流れ込む。比較的少量
の空気により、これらの領域や電機子１１０の周辺に流
れ込む燃料を一掃できる。弁カートリッジ１００の壁に
穿設された連通路２４０により、前記空気を取り入れ、
コイルスプリング域及び弁カートリッジ内壁とポペット
弁１４０の外径間領域から燃料を一掃することも可能で
ある。
【００２４】この結果、燃料インジェクタからの燃料は
空気流路２３０に流入すること、さらに燃料レール２４
と空気取入口７０からの空気を伴って、ポペット弁１４
０中の軸方向流路に達することが理解されるはずであ
る。既知の制御回路によって燃料インジェクタ６４を作
動させ、適当な運転間隔で燃料を噴射することも可能で
ある。軟質フランジ２２０に取付けたパッドの弾性によ
り、インサートの空気取入端を環状肩部７２に対して確
実に圧接できる結果、インサートの軸方向寸法を特に正
確に規定する必要もなくなる。
空気流路２３０に流入すること、さらに燃料レール２４
と空気取入口７０からの空気を伴って、ポペット弁１４
０中の軸方向流路に達することが理解されるはずであ
る。既知の制御回路によって燃料インジェクタ６４を作
動させ、適当な運転間隔で燃料を噴射することも可能で
ある。軟質フランジ２２０に取付けたパッドの弾性によ
り、インサートの空気取入端を環状肩部７２に対して確
実に圧接できる結果、インサートの軸方向寸法を特に正
確に規定する必要もなくなる。
【００２５】図２に示すように、底部ネック部９８上部
のアダプタキャップ５４の下端部には、電機子がコイル
スプリング１２０の作用により上昇するとき、燃料が流
路１０２内へ流れ込むのを防ぐための阻止壁として環状
稜線部２５０が設けられている。なお、流路１０２への
流入空気により漏洩した燃料は掃気放出されるはずであ
る。
のアダプタキャップ５４の下端部には、電機子がコイル
スプリング１２０の作用により上昇するとき、燃料が流
路１０２内へ流れ込むのを防ぐための阻止壁として環状
稜線部２５０が設けられている。なお、流路１０２への
流入空気により漏洩した燃料は掃気放出されるはずであ
る。
【００２６】図４の拡大図ではポペット弁１４０の球形
弁１５０が示されており、この場合、ソレノイド巻線の
作動により急速に電機子を下降させ、燃料と空気を内燃
機関のシリンダ内に吹き込むことができる。燃焼作用に
より弁周辺には運転効率を妨げるカーボン又はその他の
残滓物の蓄積が見られることがある。図５は、弁端部の
変形例を示しているが、この例では弁のシリンダ側には
弧状凹部２６０が形成されている。一例として、弁端部
のリム寸法は0.25mm、弧状凹部の上縁から下部リムまで
を1.34mmとし、円弧の半径は3.00mmとする。この構成で
あれば、コアンダ(Coanda)効果により燃料、空気混合物
の噴射コーンの形状を改善することができる。また、弁
ヘッド上へのカーボン析出も低められ、良好なスプレー
コーン分布状態が得られる。
弁１５０が示されており、この場合、ソレノイド巻線の
作動により急速に電機子を下降させ、燃料と空気を内燃
機関のシリンダ内に吹き込むことができる。燃焼作用に
より弁周辺には運転効率を妨げるカーボン又はその他の
残滓物の蓄積が見られることがある。図５は、弁端部の
変形例を示しているが、この例では弁のシリンダ側には
弧状凹部２６０が形成されている。一例として、弁端部
のリム寸法は0.25mm、弧状凹部の上縁から下部リムまで
を1.34mmとし、円弧の半径は3.00mmとする。この構成で
あれば、コアンダ(Coanda)効果により燃料、空気混合物
の噴射コーンの形状を改善することができる。また、弁
ヘッド上へのカーボン析出も低められ、良好なスプレー
コーン分布状態が得られる。
【図１】エンジンヘッドと燃料レールの概略を示す斜視
図である。
図である。
【図２】混合用インサート、電磁コイルと電機子、ポペ
ット弁心棒等組立体を含むエンジンシリンダヘッドと燃
料レールの断面図である。
ット弁心棒等組立体を含むエンジンシリンダヘッドと燃
料レールの断面図である。
【図３】燃料噴射装置と電磁作動器の一部破断した分解
斜視図である。
斜視図である。
【図４】ポペット弁の部分拡大断面図である。
【図５】ポペット弁排出口の部分断面図である。
【図６】燃料及び空気混合用インサートの端面図であ
る。
る。
【図７】混合用インサートの上面図である。
【図８】図７の矢印８で示した混合用インサートの端面
図である。
図である。
【図９】図１０の矢印９で示した混合用インサートの底
面図である。
面図である。
【図１０】図７の１０−１０線に沿った混合用インサー
トの断面図である。
トの断面図である。
【図１１】図６の１１−１１線に沿った断面図である。
【図１２】図７の１２−１２線に沿った断面図である。
２０ エンジン本体 ２２ シリンダヘッドプレート ２４ 燃料レール ２６ 点火プラグ ３２ 燃焼シリンダ ４０ 電磁ソレノイド組立体 ４４ コネクタ ５４ アダプタキャップ ６０ 混合用インサート ６２，６８ 嵌込凹部 ６４ 燃料インジェクタ １００ 弁カートリッジ １０２，１４６ 流路 １１０ 電機子 １４０ ポペット弁 １４２，１４４ 支持部 １６０ 嵌込部分 ２０２ 空気取入室 ２１０ 柔軟脚部 ２２０ フランジ ２３０ 空気流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｍ 69/04 Ｆ０２Ｍ 69/04 Ｇ (72)発明者 ダニエル イー・オルソブルックス アメリカ合衆国 ミシガン 48706、ベ イ シティ、ミッドランド ロード 1547 イー (72)発明者 オズワルド バーシュ アメリカ合衆国 ミシガン 48726、カ ス シティ、ホスピタル ドライヴ 4830 (72)発明者 ジョン カリコ オーストラリア国 ウェスターン オー ストラリア6027、ジョーンダラップ、ロ イヤル メルボルン アヴェニュ 64 (72)発明者 サム アール・レイトン オーストラリア国 ウェスターン オー ストラリア6009、ネッドランズ、ロビン ソン ストリート 19 (72)発明者 クリス エヌ・セイヤー オーストラリア国 ウェスターン オー ストラリア6155、ファーンデール、バー サリア クレス 41 (56)参考文献 特開 平２−271070（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−34464（ＪＰ，Ｕ)
Claims (18)
- 【請求項１】 燃料インジェクタと、燃料レールと、調
時されたポペット弁とを有し、内燃機関のシリンダに燃
料とガスの混合気を供給するための燃料とガスの混合装
置であって、(a) 燃料インジェクタと、(b) ガス流路
と、燃料インジェクタを受け入れる第１室と、燃料及び
ガス供給用インサートを収納し前記第１室とガス流路と
の間に隣接して設けられた第２室とを備えた燃料レール
とを有し、(c) 前記燃料及びガス供給用インサートが、
前記燃料インジェクタの噴射側の端部と係合する第１端
部と、該第１端部の反対側にあって前記ガス流路と連結
する第２端部と、該第２端部に形成されてインサートの
外側と連通する凹部と、前記第２端部から前記第１端部
に空気を流通するために前記インサートに形成された流
路と、燃料とガスの混合気を調時ポペット弁に送り込む
ための該第１第２端部間に取りつけた前記インサートの
排出流路とからなることを特徴とする燃料とガスの混合
装置。 - 【請求項２】 前記燃料及びガス供給インサートが、炭
化水素系燃料に耐性があると共に、軸方向の弾性を有す
るプラスチック材料製の一体成形インサートであること
を特徴とする請求項１記載の燃料とガスの混合装置。 - 【請求項３】 前記燃料及びガス供給用インサートの第
１端部に嵌め込み部分を設けて、前記燃料インジェクタ
の排出端を気密式に受け入れることを特徴とする請求項
１記載の燃料とガスの混合装置。 - 【請求項４】 前記インサートの第２端部に一つの室を
設け、該室が前記ガス流路と連通すると共に、インサー
ト周辺の流路を介して前記第１端部とも連通し、これよ
り前記第１端部で燃料とガスを混合して前記排出流路へ
移送することを特徴とする請求項１記載の燃料とガスの
混合装置。 - 【請求項５】 前記インサートの第２端部において、前
記室中にガス用フィルタを設けることを特徴とする請求
項１記載の燃料とガスの混合装置。３ - 【請求項６】 半径方向肩部を前記第２室のガス受け入
れ側の端部に形成し、前記インサートの第２端部の位置
決めをすることを特徴とする請求項１記載の燃料とガス
の混合装置。 - 【請求項７】 前記インサートの第１端部に取り付けた
パッド付き柔軟性フランジを前記燃料インジェクタに接
触するよう設定し、該インサートを前記肩部に向け移動
可能とすることを特徴とする請求項６記載の燃料とガス
の混合装置。 - 【請求項８】 前記パッドをインサートの周縁に離隔し
て配置し、該パッド間に半径方向送気路を形成し、前記
インサートの前記排出流路と連通したことを特徴とする
請求項７記載の燃料とガスの混合装置。 - 【請求項９】 前記インサートの外側に、柔軟な脚部を
軸方向に伸長して円周方向に離隔して設け、該脚部が前
記第２室中でのインサートの位置決めをすることを特徴
とする請求項１記載の燃料とガスの混合装置。 - 【請求項１０】 前記インサート上の偏平部を前記第２
室の偏平部と整合させ前記インサートの方向をコントロ
ールし、これより前記排出流路を前記ポペット弁に送り
出せるごとく位置決めすることを特徴とする請求項１記
載の燃料とガスの混合装置。 - 【請求項１１】 前記混合装置が、電機子と弁とを収納
し中央流路を備えた弁ハウジングを取り巻くソレノイド
コイルハウジングと、該コイルハウジングと前記インサ
ートとの間に設けたられたアダプタとを有し、該アダプ
タがその第１端部がインサートの前記排出流路に連通
し、第２端部が前記ソレノイドコイルハウジングの中央
流路と接続していることを特徴とする請求項１記載の燃
料とガスの混合装置。 - 【請求項１２】 前記ソレノイドコイルハウジングの中
央部に、立上りカラーを備えたカバーを取り付け、前記
アダプタにはこの立上りカラー上に据えた環状フランジ
を形成し、かつ、該フランジの軸方向流路をガスが通過
し集積した燃料を前記中央流路に運ぶことを特徴とする
請求項１１記載の燃料とガスの混合装置。 - 【請求項１３】 前記立上りカラー内のアダプタ周縁に
環状凹部を形成し、環状稜線状の燃料堰により、前記環
状凹部内に燃料が進入するのを阻止することを特徴とす
る請求項１２記載の燃料とガスの混合装置。 - 【請求項１４】 ポペット弁をコイルハウジング内の前
記中央流路内で軸方向に移動可能とし、電機子を該ポペ
ット弁の上部に固定し、該電機子にはポペット弁を差し
込みできる中央嵌め込み部分を設けることを特徴とする
請求項１１記載の燃料とガスの混合装置。 - 【請求項１５】 前記電機子を前記ポペット弁の上部に
プレス嵌めした後、その場を溶接することを特徴とする
請求項１４記載の燃料とガスの混合装置。 - 【請求項１６】 前記ポペット弁には、上部に形成した
環状フランジの上端にねじ部を設け、前記電機子は該フ
ランジのねじ部に対するねじを刻設したことを特徴とす
る請求項１４記載の燃料とガスの混合装置。 - 【請求項１７】 機関シリンダに対し燃料ガスを吹き込
むための軸方向流路を備えた伸長型ソレノイド作動ポペ
ット弁と、該ポペット弁を取り巻くソレノイドコイル
と、該コイルに近接して設けられ該ポペット弁に固定さ
れて該ポペット弁の軸方向流路と連通する中央流路を備
えた電機子と、前記軸方向流路の基部に形成された弁座
と、該弁座と協働するポペット弁の弁端部と、該弁端部
上の該軸方向流路から該弁座に至るまで伸長して燃料及
びガス混合物を弁作動中にシリンダ内へ供給する可能に
する半径方向流路とからなることを特徴とする請求項１
記載の燃料とガスの混合装置。 - 【請求項１８】 前記半径方向流路下部の前記弁端部を
半球形状とし、この弁端部に環状稜線まで伸長する球形
凹部を形成したことを特徴とする請求項１７記載の燃料
とガスの混合装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/821628 | 1992-01-16 | ||
| US07/821,628 US5170766A (en) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | Fuel and air injection for multi-cylinder internal combustion engines |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05256230A JPH05256230A (ja) | 1993-10-05 |
| JP2550265B2 true JP2550265B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=25233882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4223975A Expired - Fee Related JP2550265B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-08-24 | 燃料とガスの混合装置 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5170766A (ja) |
| EP (1) | EP0555520B1 (ja) |
| JP (1) | JP2550265B2 (ja) |
| AU (1) | AU644537B2 (ja) |
| BR (1) | BR9203444A (ja) |
| CA (1) | CA2075697C (ja) |
| DE (1) | DE69211835T2 (ja) |
| ES (1) | ES2090426T3 (ja) |
| MX (1) | MX9205741A (ja) |
| TW (1) | TW198087B (ja) |
Families Citing this family (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69415012D1 (de) * | 1993-04-29 | 1999-01-14 | Orbital Eng Australia | Brennkraftmaschine mit brennstoffeinspritzung |
| US5394850A (en) * | 1993-11-19 | 1995-03-07 | Siemens Electric Limited | Top-feed fuel injector mounting in an integrated air-fuel system |
| US5417403A (en) * | 1994-01-14 | 1995-05-23 | Cummins Engine Company, Inc. | Captured ring and threaded armature solenoid valve |
| US5526796A (en) * | 1994-06-01 | 1996-06-18 | Southwest Research Institute | Air assisted fuel injector with timed air pulsing |
| SE502604C2 (sv) * | 1994-10-27 | 1995-11-20 | Saab Automobile | Bränsleinsprutningsanordning med tändstiftsfunktion |
| US5730367A (en) * | 1996-07-26 | 1998-03-24 | Siemens Automotive Corporation | Fuel injector with air bubble/fuel dispersion prior to injection and methods of operation |
| JP3926426B2 (ja) | 1997-05-23 | 2007-06-06 | 本田技研工業株式会社 | 混合気開閉弁用電磁コイルの決定方法 |
| US6145496A (en) * | 1998-04-07 | 2000-11-14 | Siemens Automotive Corporation | Fuel injector with porous element for atomizing fuel under air pressure |
| US6161527A (en) * | 1999-02-11 | 2000-12-19 | Brunswick Corporation | Air assisted direct fuel injection system |
| DE19915792A1 (de) * | 1999-04-08 | 2000-10-19 | Daimler Chrysler Ag | Kraftstoffzuführsystem für eine Brennkraftmaschine |
| FR2804475B1 (fr) | 2000-01-27 | 2002-03-15 | Renault | Dispositif d'injection de gaz naturel dans la chambre de combustion d'un cylindre |
| US6402057B1 (en) | 2000-08-24 | 2002-06-11 | Synerject, Llc | Air assist fuel injectors and method of assembling air assist fuel injectors |
| US6302337B1 (en) * | 2000-08-24 | 2001-10-16 | Synerject, Llc | Sealing arrangement for air assist fuel injectors |
| US6484700B1 (en) | 2000-08-24 | 2002-11-26 | Synerject, Llc | Air assist fuel injectors |
| US6364222B1 (en) * | 2000-09-13 | 2002-04-02 | Delphi Technologies, Inc. | Integral armature/spacer for fuel injector |
| US6561167B2 (en) | 2001-02-16 | 2003-05-13 | Synerject, Llc | Air assist fuel injectors |
| US7104477B2 (en) | 2001-09-13 | 2006-09-12 | Synerject, Llc | Air assist fuel injector guide assembly |
| US6913210B2 (en) | 2001-09-28 | 2005-07-05 | Holley Performance Products | Fuel injector nozzle adapter |
| US6626161B2 (en) | 2001-12-13 | 2003-09-30 | Synerject, Llc | Methods and assemblies for delivering fuel and gas in air assist fuel injection systems |
| DE10344585A1 (de) * | 2003-09-25 | 2005-04-28 | Bosch Gmbh Robert | Brennstoffeinspritzventil |
| US7182281B2 (en) * | 2003-10-31 | 2007-02-27 | Synerject, Llc | Air assist fuel injector with a one piece leg/seat |
| US7533661B2 (en) * | 2005-07-22 | 2009-05-19 | Holley Performance Products, Inc. | Intake manifold plate adapter |
| JP5067110B2 (ja) * | 2007-10-17 | 2012-11-07 | マックス株式会社 | ガス燃焼式打込み工具 |
| US7874283B2 (en) * | 2008-02-05 | 2011-01-25 | Injection Solutions, Llc | Fuel delivery device and methods therefor |
| JP5445429B2 (ja) * | 2010-11-12 | 2014-03-19 | 株式会社デンソー | 燃料噴射装置 |
| US8919324B2 (en) | 2010-12-08 | 2014-12-30 | Robin B. Parsons | Fuel rail for liquid injection of a two-phase fuel |
| WO2013181718A1 (en) * | 2012-06-08 | 2013-12-12 | Orbital Australia Pty Ltd | Improvements to fuel injection systems |
| US9518483B2 (en) | 2014-06-30 | 2016-12-13 | Cummins Inc. | Cam rocker lever for operating valves |
| EP3433484B1 (en) * | 2016-03-23 | 2024-02-21 | Orbital Australia PTY Ltd. | Fuel injection system |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IN165341B (ja) * | 1984-08-01 | 1989-09-23 | Orbital Eng Pty | |
| CA1279798C (en) * | 1985-07-19 | 1991-02-05 | Peter William Ragg | Fuel injection |
| CA1308615C (en) * | 1986-09-23 | 1992-10-13 | Wayne Ross Gilbert | Fuel injection systems for internal combustion engines |
| MX169738B (es) * | 1987-04-03 | 1993-07-22 | Orbital Eng Pty | Sistema de inyeccion de combustible para un motor de combustion interna de cilindros multiples |
| JPS6434464U (ja) * | 1987-08-27 | 1989-03-02 | ||
| US4962889A (en) * | 1987-12-11 | 1990-10-16 | Fuel Systems Textron Inc. | Airblast fuel injection with adjustable valve cracking pressure |
| US4982716A (en) * | 1988-02-19 | 1991-01-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection valve with an air assist adapter for an internal combustion engine |
| US5102054A (en) * | 1989-04-12 | 1992-04-07 | Fuel Systems Textron Inc. | Airblast fuel injector with tubular metering valve |
| US4938417A (en) * | 1989-04-12 | 1990-07-03 | Fuel Systems Textron Inc. | Airblast fuel injector with tubular metering valve |
| JP2671225B2 (ja) * | 1989-04-13 | 1997-10-29 | ヤマハ発動機株式会社 | ２サイクルエンジン |
| US5036824A (en) * | 1989-06-21 | 1991-08-06 | General Motors Corporation | Fuel injection |
| FR2649157A1 (fr) * | 1989-06-28 | 1991-01-04 | Inst Francais Du Petrole | Moteurs a deux temps a injection pneumatique et a restriction de debit dans au moins un conduit de transfert |
| JP2773826B2 (ja) * | 1989-12-27 | 1998-07-09 | ヤマハ発動機株式会社 | ２サイクルエンジンの空気燃料噴射装置 |
| DE4009320A1 (de) * | 1990-03-23 | 1991-09-26 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zur einspritzung eines brennstoff-gas-gemisches |
-
1992
- 1992-01-16 US US07/821,628 patent/US5170766A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-04 AU AU20784/92A patent/AU644537B2/en not_active Ceased
- 1992-08-07 TW TW081106245A patent/TW198087B/zh active
- 1992-08-10 CA CA002075697A patent/CA2075697C/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-11 ES ES92113691T patent/ES2090426T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-11 DE DE69211835T patent/DE69211835T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-11 EP EP92113691A patent/EP0555520B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-24 JP JP4223975A patent/JP2550265B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-03 BR BR929203444A patent/BR9203444A/pt not_active IP Right Cessation
- 1992-10-07 MX MX9205741A patent/MX9205741A/es unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69211835D1 (de) | 1996-08-01 |
| AU2078492A (en) | 1993-09-02 |
| DE69211835T2 (de) | 1996-10-31 |
| EP0555520B1 (en) | 1996-06-26 |
| EP0555520A2 (en) | 1993-08-18 |
| ES2090426T3 (es) | 1996-10-16 |
| TW198087B (ja) | 1993-01-11 |
| EP0555520A3 (en) | 1993-09-29 |
| CA2075697C (en) | 1999-01-19 |
| BR9203444A (pt) | 1993-07-20 |
| CA2075697A1 (en) | 1993-07-17 |
| MX9205741A (es) | 1993-07-01 |
| AU644537B2 (en) | 1993-12-09 |
| JPH05256230A (ja) | 1993-10-05 |
| US5170766A (en) | 1992-12-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2550265B2 (ja) | 燃料とガスの混合装置 | |
| CA1275879C (en) | Dual spray cone electromagnetic fuel injector | |
| CA2078454A1 (en) | Air assist atomizer for fuel injector | |
| EP0752063B1 (en) | Multiple disk air assist atomizer for fuel injector | |
| US20080011887A1 (en) | Fuel injector having an external cross-flow nozzle for enhanced compressed natural gas jet spray | |
| US4678124A (en) | Electromagnetically actuatable valve in particular a fuel injection valve | |
| JP2004518904A (ja) | 燃料噴射弁 | |
| US20080006713A1 (en) | Fuel injector having an internally mounted cross-flow nozzle for enhanced compressed natural gas jet spray | |
| US4436071A (en) | Electromagnetically actuatable valve, in particular a fuel injection valve | |
| JPH04265468A (ja) | 燃料−ガス−混合体を噴射するための装置 | |
| US5794856A (en) | Air assist injector and retainer shroud therefor | |
| US6302337B1 (en) | Sealing arrangement for air assist fuel injectors | |
| JP2004518910A (ja) | 燃料噴射弁 | |
| JPH0343666A (ja) | インゼクタ組立体 | |
| WO1997007333A1 (en) | Air assist atomizer for a split stream fuel injection | |
| US20020112705A1 (en) | Air assist fuel injectors | |
| JPH0626419A (ja) | 燃料−ガス混合気を噴射する装置 | |
| US6824085B2 (en) | Fuel injector | |
| JP2005282420A (ja) | 燃料噴射弁 | |
| EP0209244A1 (en) | Fuel injection nozzle | |
| JPH09504852A (ja) | 燃料噴射装置用のガス分配装置 | |
| GB2207463A (en) | I.C. engine petrol injector | |
| JP2714742B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
| JPH09137763A (ja) | 燃料噴射弁 | |
| JPH08232808A (ja) | 燃料噴射装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960611 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |