JP2550025B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2550025B2
JP2550025B2 JP61098526A JP9852686A JP2550025B2 JP 2550025 B2 JP2550025 B2 JP 2550025B2 JP 61098526 A JP61098526 A JP 61098526A JP 9852686 A JP9852686 A JP 9852686A JP 2550025 B2 JP2550025 B2 JP 2550025B2
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秀樹 木村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、引出形の回路遮断器に係り、特
に、この回路遮断器におけるインターロック装置に関す
る。
(従来の技術) 一般に、この種の引出形の回路遮断器の盤内収納形態
は、配電盤内に引出装置を固定し、この引出装置に遮断
器を挿脱自在に収納したものが採用されている。
又一方、上記引出装置の駆動手段としては、 (1).ワンハンドレバーによるものと、(2).回転
ハンドルタイプのものがある。
この回転ハンドルタイプのものは、ハンドル回転トル
クをウォームギャとラック及びカム等を介して遮断器の
出入れ力に変換して作動するようになっている。
このように、配電盤に収納して使用される遮断器は、
この遮断器の閉路状態では、主回路断路位置から接続位
置へ、又、接続位置への移動ができないと、遮断器の定
位置(接続位置、断路位置及び試験位置)以外では、機
械的にも閉路動作ができないようにインターロック装置
を備えている。
従来の回路遮断器におけるインターロック装置は、第
10図乃至第12図に示されるように構成されている。
即ち、第10図乃至第12図において、箱形をなす引出装
置Iにおける開閉扉aを備えたケース本体bの両内側壁
には、各一対のガイドレールcが水平に並設されてお
り、このケース本体bの底板b1には、ハンドルd1を有す
る操作螺杆dが上記ガイドレールcの長さ方向へ向けて
設けられている。又、上記ケース本体bの背板b2には、
主回路導体eが付設されており、上記ガイドレールcに
近接したロック板gの一部には、係合溝fが形成されて
おり、この係合溝fの直上に位置する上記ケース本体b
の内側壁には、かまぼこ形をなすカム板hが貼設されて
いる。
一方、上記ケース本体bの上記ガイドレールcには、
遮断器IIの筺体iに付設された各一対のローラjが転動
自在に設けられており、上記筺体iの底板kには、ラッ
クlが上記操作螺杆dに螺合するようにして設けられて
いる。さらに、上記筺体iの一側には、ガイドピンmが
上記カム板hに当接するようにして付設されており、こ
のガイドピンmには、他の係止ピンnが図示されないリ
ンク機構によりリフターを介して上記ロック板gの係合
溝fに係脱自在に設けられている。
従って、上述した回路遮断器におけるインターロック
装置は、引出装置Iのケース本体bから上記遮断器IIの
筺体iを外方へ引出す場合、予め、上記係合溝fから係
合ピンnを、上記カム板hのガイドピンmに連動するリ
フターを介して外した後、上記ハンドルd1を回わすこと
により、これと一体の操作螺杆dが回転し、これに噛合
したラックlと一体の遮断器IIの筺体iがガイドレール
cに沿って手前へ引出すようになっており、これによ
り、上記主回路導体eから遮断器IIの断路部を離間する
ようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した回路遮断器におけるインター
ロック装置は、ロック板gの傍らに付設されている関係
上、リフターによるリンク機構が邪魔になるばかりでな
く、構成部品も多くなり、構造複雑であり、しかも組立
・調整が面倒である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、インターロック装置の構成部品を少なくして、組立
・調整を容易にすると共に、試験操作時等における作業
者の安全性及び信頼性の向上を図るようにしたことを目
的とする回路遮断器を提供するものである。
〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 本発明は、引出装置に遮断器を挿脱自在に設けた回路
遮断器において、上記引出装置のケース本体の底板に保
安部材を上方へ突設し、上記ケース本体内に遮断器の筺
体を挿脱自在に設け、この筺体の正面に案内を兼ねた一
対の保持枠を立設し、この両保持枠に跨ってハンドル挿
入口を有するシャッタを下方へ付勢して昇降自在に設
け、このシャッタの一部にロック部材を上記保安部材へ
当接するようにして垂設し、上記シャッタの内がわの上
記筺体にトリップ軸を軸装し、このトリップ軸にトリッ
プパドルを添設し、このトリップパドルの近傍の上記筺
体にブラケットを付設し、このブラケットにトリップ押
杆を上記トリップパドルへ押動するように設けたもので
ある。
(作用) 本発明は、引出装置に遮断器を挿脱自在に設けた回路
遮断器において、上記引出装置のケース本体の底部に保
安部材を上方へ突設し、上記ケース本体内に挿脱し得る
ように設けられた遮断器の筺体にシャッタを下方へ付勢
して設け、このシャッタの一部にロック部材を上記保安
部材へ当接するようにして垂設し、上記遮断器の断路、
試験及び接続位置を上記ロック部材と保安部材とで規制
して、取扱い操作時の安全性及び信頼性の向上を図るよ
うにしたものである。
(実施例) 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。
第1図乃至第8図において、符号Iは、箱形に形成さ
れた引出し装置であって、この引出装置Iのケース本体
1の両内側壁1aには、第1図に示されるように、上・下
各一対をなすガイドレール2が水平に並設されており、
上記ケース本体1の底板1bの中程には、上方へ突出した
頂面3aを有する保安部材3が取着されている。又、上記
ケース本体1の背板1cには、第3図に示されるように、
各主回路導体4が付設されており、この各主回路導体4
は、後述する遮断器IIの筺体5の背板5aに設けられた主
回路断路部7に吻合して接続するようにして取付けられ
ている。
一方、上記ケース本体1の上記ガイドレール2には、
遮断器IIにおける筺体5の両外側壁に位置して設けられ
た各一対のローラ6が転動自在に設けられており、上記
筺体5の正面には、案内を兼ねた一対の保持枠8が立設
されている。又、上記両保持枠8の間には、角孔による
ハンドル挿入口9a及びつまみ9bを有するシャッタ(プレ
ート)9がコイルばね10の弾力によって下方へ付勢して
昇降自在に設けられており、このシャッタ9は、このシ
ャッタ9の中程に形成された各ガイド孔(条孔)9cと各
止ねじとで昇降範囲を規制されている(第1図参照)。
さらに、上記シャッタ9の下部には、ロック部材9dが上
記保安部材3へ当接するようにして垂設されており、こ
のロック部材9dは、インターロック時、上記保安部材3
の頂面3a上に当接するようにして、上記シャッタ9をコ
イルばね10の弾力に抗して扛上した状態に保持するよう
になっている。
他方、上記シャッタ9の内がわの上記筺体5内の上記
両保持枠8には、第1図及び第2図に示されるように、
ブロック体11がこのブロック体11と一体をなす支軸11a
によって回動自在に軸装されており、このブロック体11
には、駆動螺杆12が回転自在に螺装されている。又、こ
の駆動螺杆12の前端部12aは、操作ハンドル13を着脱自
在に嵌合し、しかも、回転するように形成されており、
上記駆動螺杆12の後端部のねじ部12bには、ピン軸14が
螺装されている(第2図参照)。さらに、このピン軸14
の両端部には、一対の作動杆15が緩く軸装されており、
この両作動杆15の一端部には、連結杆16が軸着されてい
る。さらに、この連結杆16の両端部には、各滑車(ロー
ラ)17を有する各腕杆18が、第1図に示されるように、
設けられており、この各滑車17は、第3図に示されるガ
イドレール2の上端縁に形成された切込溝2aへ係合する
ようになっている。
従って、上記駆動螺杆12の前端部12aに操作ハンドル1
3の先端部を挿着して、これを回転すると、上記駆動螺
杆12に螺合したピン軸14が螺進するので、このピン軸14
を保持する作動杆15は、上記連結杆16を中心に回動し
て、この連結杆16の両腕杆18を回動し、この両腕杆18の
各滑車17を上記切込溝2aに嵌合するようになっている。
又一方、上記各滑車17が上記切込溝2aから離間してい
るとき、上記操作ハンドル13を支軸11aの周りに回動す
ることにより、上記遮断器IIの筺体5は、上記引出装置
Iのケース本体1に対して挿脱し得るようになってい
る。又、上記シャッタ9の内がわ中程の上記筺体5に
は、遮断器IIの投入コイル19及びトリップコイル20が互
いに近接して設けられており、この投入コイル19及びト
リップコイル20の作動杆(出力軸)の軸上には、投入押
釦21aを有する投入作動杆21が一対のブラケット22a,22b
によって内方へ突出するように付勢して摺動自在に設け
られている。さらに、上記投入作動杆21の内端部21bに
は、投入軸23と一体をなす投入パドル24が延設されてお
り、この投入パドル24は、上記内端部21bに弾発的に圧
接している。
従って、回路遮断器の電導操作時、上記投入コイル19
に通電すると、この投入コイル19が上記投入作動杆21を
内方へ押動し、この投入作動杆21の内端部21bで投入パ
ドル24を押動して上記投入軸23を回動し、これによっ
て、遮断器IIを投入するようになっている。
又一方、上記トリップコイル20に通電すると、このト
リップコイル20が上記投入作動杆21を外方へ吸引し、こ
れによって上記遮断器IIをトリップするようになってい
る。さらに、上記投入作動杆21を手動によって操作する
とき、上記投入押釦21aを指先で押動することにより、
上記投入作動杆21が投入パドル24を押動して上記投入軸
23を回動し、これによって遮断器IIを投入するようにな
っている。なお、上記シャッタ9の近傍に直交して位置
する上記投入作動杆21には、ロックピン25が上記シャッ
タ9の係合端縁9gに係脱するようにして付設されてお
り、このロックピン25は、第1図及び第2図に示される
ように、上記シャッタ9を扛上して、このシャッタ9の
係合を解除しなければ、手動によって投入作動杆21を押
動できないようになっている。
一方、上記シャッタ9の一側縁にして、しかも、上記
保安部材3の上位の上記筺体5には、第2図に示される
ように、ブラケット26が取着されており、このブラケッ
ト26には、トリップ押釦27aを有するトリップ押杆27が
外方へ突出するように付勢して設けられている。又、こ
のトリップ押杆27の内端部には、上記筺体5に軸装され
たトリップ軸28と一体のトリップパドル29が延設されて
おり、このトリップパドル29は、上記トリップ押釦27a
を内方へ押動することにより、第2図の鎖線で示される
ようにトリップ軸28を回動するようになっている。さら
に、上記一方の保持枠8の下端部には、アングル状をな
す取付金具31が取着されており、この取付金具31には、
前記ロック部材9dが案内する垂直ガイド31aが形成され
ている。さらに又、上記シャッタ9の前面には、第2図
に示されるように、操作パネル33が添設されており、上
記投入杆21aおよびトリップ押釦27aは、上記操作パネル
33から露出した状態で配設されている。
以下、本発明の作用について説明する。
1. 断路位置 第3図は、遮断器IIが引出装置Iに収納したときの断
路位置を示している。
この状態で上記遮断器IIの主回路断路部7は、上記引
出装置Iの各主回路導体4と完全に開離されており、同
時に、上記遮断器IIの制御回路断路部7aと引出装置2の
回路断路部4aとが開離されている。つまりこの位置は断
路位置を示しており、この断路位置より、上記遮断器II
を挿入する場合、第1図及び第2図において、先づ、ト
リップ釦27aを押すと、上記シャッタ9に形成された凹
部9eに係合しているトリップ押杆27の係合部27bを凹部9
eから解除し、次に、指先でシャッタ9のつまみ9bを上
方へコイルばね10の弾力にこうして押し上げる。しかし
て、操作ハンドル13をハンドル挿入口9aから上記駆動螺
杆12の前端部12aへ挿着する。
即ち、第4図は、シャッタ9を持ち上げた状態を示し
たものであって、指先をつまみ9bから外しても、上記シ
ャッタ9は、操作ハンドル13を挿入してあるので、コイ
ルばね10による弾力があっても降下するのを拘束されて
いる。又、トリップ押釦27aは、押されたまゝで、操作
ハンドル13を回動操作をするため、上記トリップ押杆27
を押し続けて、これによって、トリップ軸28をトリップ
パドル29を介して右旋し、上記トリップ軸28と連動する
トリップ機構(図示されず)を動作させたまゝ保持して
いるから、出し入れ時、上記遮断器IIは開状態を維持し
ている。
なお、こゝで、仮に、操作ハンドル13の挿入操作中
に、上記遮断器IIを投入するための投入ばね(図示され
ず)が蓄勢状態にあり、この投入ばねを放蓄するのに投
入押釦21aを押しても、この投入押釦21aは、操作ハンド
ル13を挿入してあるので、上記シャッタ9に形成された
係合端縁9gが、第4図に示されるように、投入作動杆21
のロックピン25で押動できないようになっている。さら
に、万一、上記ロックピン21によるロック不能が生じた
としても、上記シャッタ9の裏面(内がわ)端縁がトリ
ップ押杆27の係合部27bに当接しているため、このトリ
ップ押杆27の復帰習性では復動されず、前記トリップ機
構が動作したまゝになっているので、上記投入押釦21a
を押して、前記投入ばねが放勢しても、上記トリップ軸
28は、上記トリップ押釦27aの未復帰により、投入は阻
止される。つまり、空打ち動作となり、これによって、
二重のインターロックを構成しており、作業者の安全性
を一そう高めている。
又一方、上記駆動螺杆12に挿着された操作ハンドル13
は、この時に外すと、上記シャッタ9は、コイルばね10
の弾力によって、第1図及び第2図に示される状態に復
帰し、上記遮断器IIは、正常に開閉動作を行えるように
なる。
2. 試験位置 次に、第3図及び第5図において、挿入した操作ハン
ドル13を駆動螺杆12と共に回転すると、これに螺合する
ピン軸14によって、上記連結杆16が作動杆15を介して右
旋する。すると、この連結杆16の各腕杆18に付設された
各滑車17はガイドレール2の切込溝2aに係合する。これ
によって、遮断器IIの筺体5は、引出装置Iのケース本
体1内へ移動する。
このようにして、第5図に示されるように、上記制御
断路部7aと引出装置Iの制御回路導体4aとの接続が完了
して試験位置となる。又、この状態では、上記操作ハン
ドル13を引き抜かない限り、前述したように、機械的に
トリップフリー状態となる。
3. インターロック 次に、第6図において、挿入した操作ハンドル13を駆
動螺杆12と共に、さらに回転すると、遮断器IIは、引出
装置I内に移動する。このとき、上記引出装置Iの保安
部材3の頂部3aに上記シャッター9と一体のロック部材
9dが位置するようになる。これによって、上記遮断器II
の制御回路断路部7aと上記引出装置Iの制御回路断路部
4aとは接続状態になる。又、上記制御回路断路部4aは、
常時、遮断器II側へ図示されないばねの弾力で押圧され
る。さらに、この状態では、上記遮断器Iの主回路断路
部7は、上記引出装置Iの主回路導体4と開離若しくは
不完全な接続状態であり、上記遮断器IIが開路状態にあ
るため、主回路導体4は通電しているものゝ、上記遮断
器IIは危険な位置にある。この危険位置では、操作ハン
ドル13を引き抜かない限り、上記遮断器IIは、機械的に
閉路しない。又、仮に、上記操作ハンドル13が不完全な
接続状態を位置で引き抜かれたとしても、上記ロック部
材9dが上記保安部材3の頂面3aに当接するので、電気的
にも、機械的にも閉路することはない。
4. 接続位置 次に、第7図において、挿入した操作ハンドル13を駆
動螺杆12と共に、切込溝2aの終端部まで回転すると、遮
断器IIの制御回路断路部7aと引出装置Iの制御回路断路
部4aの接続及び主回路断路部7と主回路断路部4とは完
全に接続する。
同時に、上記ロック部材9dは、第7図に示されるよう
に、上記保安部材3を乗り越えており、この状態で上記
操作ハンドル13を引き抜いても、上記遮断器IIは正常な
機能となり、電気的にも機械的にも開閉動作をすること
ができる。
次に、第8図において、遮断器IIを引出装置Iより引
き出して床面に設置して、保守点検をする場合、上記操
作ハンドル13は、駆動螺杆12から引き抜かれてあるの
で、上記シャッタ9、トリップ押釦27aは、正常に復帰
している。このとき、ロック部材9dは、床面より上位に
あるので、シャッタ9と共に下降しており、インターロ
ックが解除された自然の状態にあると同時に、上記ロッ
ク部材9dが遮断器IIより外方へ突出していないため、輸
送時の邪魔になることはなく、運搬中に損傷するおそれ
はない。
次に、第9図に示される本発明の他の実施例は、シャ
ッタ9のロック部9dの昇降路上に検出スイッチSを付設
したものであって、これによって、この検出スイッチS
が電気信号の開閉動作を検出して、引出装置Iに対する
遮断器IIの不完全な位置(運転位置−試験位置間)で
は、電気的にロックし、投入コイル19の励磁を完全に断
つことができる。又、遮断器IIの閉動作は、投入押釦21
aのロックピン25と同様に、蓄勢状態にある操作機構
(図示されず)の投入ばねの放勢を防止し、上記操作機
構の空打ちを防止し、上記検出スイッチSを利用して、
配電盤の表示灯を点灯するようになっている。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、引出装置Iに遮断
器IIを挿脱自在に設けた回路遮断器において、上記引出
装置Iのケース本体1の底板1bに保安部材3を上方へ突
設し、上記ケー本体1内に遮断器IIの筺体5を挿脱自在
に設け、この筺体5の正面に案内を兼ねた一対の保持枠
8を立設し、この両保持枠8に跨ってハンドル挿入口9a
を有するシャッタ9を下方へ付勢して昇降自在に設け、
このシャッタ9の一部にロック部材9dを上記保安部材3
へ当接するようにして垂設し、上記シャッタ9の内がわ
の上記筺体5にトリップ軸28を軸装し、このトリップ軸
28にトリップパドル29を添設し、このトリップパドル29
の近傍の上記筺体5にブラケット26を付設し、このブラ
ケット26にトリップ押杆27を上記トリップパドル29へ押
動するようにして設けてあるので、上記遮断器IIの移動
に伴い直接位置検出する手段とは異なり、インターロッ
クの不動作領域を解消して、確実にインターロック動作
を行うことができるばかりでなく、上記遮断器IIの移動
距離を極力少なくすることができると共に、構成部品を
少なくして組立・調整を容易にして信頼性及び安全性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の回路遮断器の要部のみを示す正面
図、第2図は、同上拡大側面図、第3図は、本発明の断
路位置を示す側面図、第4図は、同上正面図、第5図乃
至第8図は、本発明の作用を説明するための各図、第9
図は、本発明の他の実施例を示す図、第10図乃至第12図
は、従来の回路遮断器を説明するための各図である。 I……引出装置、II……遮断器、1……ケース本体、3
……保安部材、5……筺体、8……保持枠、9……シャ
ッタ、9d……ロック部材、28……トリップ軸、29……ト
リップパドル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引出装置に遮断器を挿脱自在に設けた回路
    遮断器において、上記引出装置のケース本体の底板に保
    安部材を上方へ突設し、上記ケース本体内に遮断器の筺
    体を挿脱自在に設け、この筺体の正面に案内を兼ねた一
    対の保持枠を立設し、この両保持枠に跨ってハンドル挿
    入口を有するシャッタを下方へ付勢して昇降自在に設
    け、このシャッタの一部にロック部材を上記保安部材へ
    当接するようにして垂設し、上記シャッタの内がわの上
    記筺体にトリップ軸を軸装し、このトリップ軸にトリッ
    プパドルを添設し、このトリップパドルの近傍の上記筺
    体にブラケットを付設し、このブラケットにトリップ押
    杆を上記トリップパドルへ押動するようにして設けたこ
    とを特徴とする回路遮断器。
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