JP2549968Y2 - スナップファスナー付き袋の製造装置 - Google Patents

スナップファスナー付き袋の製造装置

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JP2549968Y2 JP8487991U JP8487991U JP2549968Y2 JP 2549968 Y2 JP2549968 Y2 JP 2549968Y2 JP 8487991 U JP8487991 U JP 8487991U JP 8487991 U JP8487991 U JP 8487991U JP 2549968 Y2 JP2549968 Y2 JP 2549968Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ロール状に巻かれた筒
状シートからスナップファスナー付きの袋を連続的に製
造するためのファスナー付き袋の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のスナップファスナー付き袋の製造
装置として、袋本体の口部近傍を解除自在に挟持する挟
持装置を、間欠回転されるターンテーブル上に所定間隔
を隔てて設けると共に、当該ターンテーブルのまわり
に、ロール状に巻かれた筒状のシートから袋本体を成形
する袋本体成形装置と、袋本体の口部に上下の舌片を形
成する舌片形成装置と、上側舌片を袋内方に折り込み且
つ当該折り込み舌片と袋本体の上側シートとの二枚重ね
部分に雄又は雌のスナップファスナーを取り付ける上側
ファスナー取付装置と、前記下側舌片を上面側に二つ折
りした二枚重ね部分に前記スナップファスナーと嵌合す
る雌又は雄のスナップファスナーを取り付ける下側ファ
スナー取付装置と、以上の装置によって製造されたスナ
ップファスナー付き袋をテーブル外に取り出す袋取出装
置を配設して成るものがある。
【0003】かゝる装置によれば、ロール状に巻かれた
筒状シートからスナップファスナー付きの袋が連続的に
且つ自動的に製造されるので、スナップファスナー付き
袋をコスト的に安価に提供することができる。
【0004】このスナップファスナー付き袋の製造装置
において、袋本体の成形と舌片の形成、ならびに、スナ
ップファスナーの取り付けと、スナップファスナー付き
袋のターンテーブル外への取り出しは、技術的に高速度
で達成されるに至っており、而して、前記ターンテーブ
ルの間欠回転速度をアップさせることでスナップファス
ナー付き袋を大量生産でき、延いては、より一層のコス
トダウンを望み得る状況にある。
【0005】ところが、前記ターンテーブルを高速度で
間欠回転させると、前記挟持装置によって挟持されてい
る袋本体の口部が捲くれ上がり、より詳しくは、静止慣
性と風圧の影響で、ターンテーブルの回転方向下流側に
おける袋本体口部の上面側角部が捲くれ上がり、これが
原因で、袋本体口部の舌片の折り曲げや、当該舌片に対
するスナップファスナーの所定位置への取り付けが不良
となり、これがスナップファスナー付き袋を大量生産す
る上でのネックとなっている。
【0006】本考案は、極めて合理的な改良によって、
ターンテーブルを高速度で間欠回転させても、口部の捲
くれ上がりを効果的に防止できるようにしたスナップフ
ァスナー付き袋の製造装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案は、冒頭に記載したスナップファスナー付き
袋の製造装置において、前記挟持装置によって挟持され
た袋本体口部の少なくともターンテーブルの回転方向下
流側の上面側角部に向けてエアを噴出させるノズルを設
けた点に特徴がある。
【0008】
【作用】上記の特徴構成によれば、エアの噴出によって
袋本体口部の上面側角部が押し伸ばされるようになり、
而して、ターンテーブルが高速度で間欠回転されても、
当該袋本体の上面側角部の捲くれ上がりが効果的に抑止
される。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1および図2はスナップファスナー付き袋の製
造装置の概略構成を示し、間欠駆動されるターンテーブ
ル1の周部上面に、テーブル上面とによって袋本体2の
口部近傍を挟持する挟持装置3を、ターンテーブル1の
回転方向に所定間隔を隔てて設けると共に、前記ターン
テーブル1のまわりに、袋本体成形装置4と上側ファス
ナー取付装置5と下側ファスナー取付装置6と袋取出装
置7を、互いに90度置きに配置し、かつ、前記袋本体
成形装置4と上側ファスナー取付装置5との間に舌片成
形装置8を配置して成る。
【0010】かかるスナップファスナー付き袋の製造装
置の具体的な構造は、本出願人が提案している実願平2
−129656号を参照することによって容易に理解で
きようが、概略的には、前記袋本体成形装置5におい
て、筒状に形成され且つロール状に巻かれた合成樹脂製
シート9が、袋底部を形成するシール装置10に所定量ず
つ間欠的に繰り出されると共に、そのシート9のシール
部間が挟持装置3によって挟持された際に切断装置11が
シール部の近傍を切断し、袋本体2を成形する。
【0011】この袋本体2は、袋取出装置7に到達する
までの間、前記挟持装置3によって挟持されたままで、
ターンテーブル1の間欠駆動に伴って、舌片成形装置8
と上側ファスナー取付装置5と下側ファスナー取付装置
6とに送り込まれ、舌片成形装置8において、口部の両
側部分が切断(図4参照)されて上下の舌片a,bが形
成される。
【0012】次に上側ファスナー取付装置5において、
図6に示すように、上側舌片aが袋内方に折り込まれ、
その二枚重ね部分に雌(又は雄)のスナップファスナー
12が巾方向に所定間隔を隔てて2個取り付けられる。そ
して、下側ファスナー取付装置8において、下側舌片b
の先端側が上面側に折り込まれ、その二枚重ね部分に、
前記雌(又は雄)のスナップファスナー12に対応させ
て、雄(又は雌)スナップファスナー13が取り付けら
れ、これによってスナップファスナー付き袋Aが製造さ
れるのであり、このスナップファスナー付き袋Aは、挟
持装置3による挟持が解除された状態で袋取出装置7を
通してターンテーブル1外に取り出されるのである。
【0013】尚、前記ターンテーブル1は、図1〜3に
示すように、縦軸14まわりで間欠的に駆動回転される回
転部材15に、詳細を後述する挟持装置3の挟持具16とに
よって袋本体2の口部側を挟持する八角形孔が形成され
たリング状のテーブル1aと、このリング状テーブル1aの
内部側に位置し且つ前記回転部材15に連設されたディス
ク状のテーブル1bとから成り、この内の袋本体2の底部
側を支持するディスク状テーブル1bの支持面を、袋本体
2の口部近傍を支持するリング状テーブル1aの挟持面よ
りも凹入させている。
【0014】このようにターンテーブル1を構成する
と、袋本体成形装置5からターンテーブル1に供給され
る袋本体2は、その底部側がディスク状テーブル1b上に
垂れ下がって位置することになり、従って、前記ターン
テーブル1を小径にして装置のコンパクト化を図ったと
しても、前記袋本体成形装置4からターンテーブル1に
供給される筒状シート9の先端側(袋本体2の底部側に
相当する)は、先行して舌片成形装置10に位置する袋本
体2の底部側上面に乗り掛かることになり、当該筒状シ
ート9の先端側が先行する袋本体2の底部側に突き当た
って姿勢を乱すことによる袋本体2の口部両側の切断不
良が防止される。
【0015】前記挟持装置3は、図3〜図5に示すよう
に、前記回転部材15のガイド部材17に昇降部材18を設け
ると共に、前記ターンテーブル1に形成された切除部c
を上方から貫通するL字状アーム19を前記昇降部材18の
一端側に連設し、かつ、当該L字状アーム19に前記挟持
具16を設けると共に、前記昇降部材18を介して挟持具16
をターンテーブル1側に付勢させるスプリング20を設け
て成る。
【0016】この図3〜図5において、図中の21は昇降
部材18に連設された垂下部材で、その下端にはコロ22が
設けられている。23はコロ22の受け部材24を上端に備え
た伸縮自在なピストンで、前記袋本体成形装置4に対応
する部位の固定ベース25に設けられ、前記袋本体成形装
置4によってターンテーブル1上に筒状シート9が供給
された時点で収縮し、当該筒状シート9をターンテーブ
ル1と挟持具16とで挟持させるようになっている。
【0017】33は前記ターンテーブル1の回転に伴って
前記コロ22を持ち上げるカム板で、前記ピストン23の上
流側に設けられ、前記スプリング20に抗して挟持具16を
非挟持状態に切り換えて、前記コロ22を伸長状態にある
ピストン23の受け部材24に案内するようになっている。
【0018】上記構成の袋製造装置において、図1に示
すように、高圧エアの供給源26に接続された1本のエア
供給管27を8本(挟持装置3と同じ本数)の分岐管28に
分岐するロータリージョイント29を前記縦軸14と同芯状
に設けると共に、図4,5に示すように、各分岐管28に
電磁弁30を介して可撓管31を接続し、この可撓管31にエ
ア噴出用のノズル32を接続している。
【0019】このノズル32は、挟持装置3のL字状アー
ム19の水平部分に取り付けられており、そのエア噴出方
向は、図4に示すように、挟持装置3によって挟持され
た袋本体2の口部の上面側両角部に向けられている。
尚、前記電磁弁30は、例えばプログラム制御手段によっ
て開閉制御されるもので、前記挟持装置3が袋取出装置
7から舌片成形装置8の直前に達するまでの間は閉弁制
御され、かつ、前記挟持装置3によって挟持された袋本
体2が舌片成形装置8に達する直前の位置から袋取出装
置7に到達する範囲において開閉制御される。
【0020】より詳しくは、前記挟持装置3によって挟
持された袋本体2が、舌片成形装置8と上側ファスナー
取付装置5と下側ファスナー取付装置6と袋取出装置7
のそれぞれに達した時点で前記電磁弁30が閉弁され、舌
片a,bを成形したりスナップファスナー12,13を取り
付ける際に、袋本体2の口部がエアによって煽られない
ようにしている。
【0021】上記の構成によれば、上記の開弁範囲の間
において、挟持装置3によって挟持されている袋本体2
の口部の上面側角部に向けてエアが噴出されることで、
図5に示すように、当該袋本体2の口部の角部が押し伸
ばされるようになり、前記ターンテーブル1を高速度で
間欠回転させても、当該袋本体2口部の上面側角部の捲
くれ上がりが効果的に抑止される。
【0022】これによって、袋本体2口部の舌片a,b
の所定通りの折り曲げや、この舌片a,bに対するスナ
ップファスナー12,13の所定位置への取り付けが良好に
達成されるのであり、延いては、ターンテーブル1を高
速度で間欠回転させることによってスナップファスナー
付き袋Aの大量生産が可能となる。
【0023】尚、実施例では、挟持装置3によって挟持
された袋本体2の口部の上面側両角部に向けてエアを噴
出させるようにしているが、ターンテーブル1の間欠回
転によって袋本体2口部の角部が捲くれ上がるのはター
ンテーブル1の回転方向下流側の角部であり、而して、
袋本体2口部の少なくともターンテーブル1の回転方向
下流側の上面側角部に向けてエアを噴出させるようにノ
ズル32を配置すればよく、あるいは、袋本体2の口部全
巾にわたってエアを噴出させるもよい。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように本考案によるスナッ
プファスナー付き袋の製造装置によれば、挟持装置によ
って挟持された袋本体口部の少なくともターンテーブル
の回転方向下流側の上面側角部に向けてエアを噴出させ
るだけの極めて簡単な改良によって、ターンテーブルの
間欠回転に伴う袋本体口部の捲くれ上がりが効果的に防
止されるようになり、延いては、ターンテーブルを高速
度で間欠回転させてスナップファスナー付き袋を大量生
産することが可能となったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スナップファスナー付き袋製造装置の概略平面
図である。
【図2】スナップファスナー付き袋製造装置の概略斜視
図である。
【図3】挟持装置の断面図である。
【図4】挟持装置の斜視図である。
【図5】エア噴出部の説明図である。
【図6】スナップファスナー付き袋の斜視図である。
【符号の説明】
1…ターンテーブル、2…袋本体、3…挟持装置、4…
袋本体成形装置、5…上側ファスナー取付装置、6…下
側ファスナー取付装置、7…袋取出装置、8…舌片成形
装置、9…筒状シート、12,13…スナップファスナー、
32…ノズル、A…スナップファスナー付き袋。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋本体の口部近傍を解除自在に挟持する
    挟持装置を、間欠回転されるターンテーブル上に所定間
    隔を隔てて設けると共に、当該ターンテーブルのまわり
    に、ロール状に巻かれた筒状のシートから袋本体を成形
    する袋本体成形装置と、袋本体の口部に上下の舌片を形
    成する舌片形成装置と、上側舌片を袋内方に折り込み且
    つ当該折り込み舌片と袋本体の上側シートとの二枚重ね
    部分に雄又は雌のスナップファスナーを取り付ける上側
    ファスナー取付装置と、前記下側舌片を上面側に二つ折
    りした二枚重ね部分に前記スナップファスナーと嵌合す
    る雌又は雄のスナップファスナーを取り付ける下側ファ
    スナー取付装置と、以上の装置によって製造されたスナ
    ップファスナー付き袋をテーブル外に取り出す袋取出装
    置を配設して成るスナップファスナー付き袋の製造装置
    において、前記挟持装置によって挟持された袋本体口部
    の少なくともターンテーブルの回転方向下流側の上面側
    角部に向けてエアを噴出させるノズルを設けてあること
    を特徴とするスナップファスナー付き袋の製造装置。
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