JP2549716B2 - ガラス母材形成用出発材の支持構造 - Google Patents

ガラス母材形成用出発材の支持構造

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    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/014Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は例えばVAD法あるいはOVD法等によりガラス母
材を作成するに際し、ガラス母材形成用の出発材を固定
するガラス母材の支持構造に関する。
<従来の技術> ガラス母材製造方法としては、例えばVAD法(Vapour
phase Axid Deposition)あるいはOVD法(outside Vapo
ur phase Depisition)等が知られている。これらの方
法において、ガラス母材形成用の出発材の支持・固定方
法として種々のものが知られている。その支持構造の一
例を第5図,第6図に示す。これらの図面に示すよう
に、ガラス母材形成用出発材(以下「出発材」とい
う。)の端部10は、頭部11の直径が胴部12の直径より大
とし、これら頭部11と胴部12とをテーパ状の首部13でつ
なぐように一体に形成されてなると共に、一方の出発材
支持棒20は、上記出発材の端部10を挿入する切欠き部21
と、この切欠き部21内に上記テーパ状の首部13を供給す
るテーパ部22とを設けてなるもので、上記出発材の端部
10に形成されたテーパ状の首部13と、支持棒20内に形成
されたテーパ部22とを係合することにより出発材の端部
を固定する支持構造が知られている(実開昭63−110534
号公報参照)。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、従来の支持方法では、出発材の端部10
及び支持棒20にそれぞれ形成されるテーパ状の首部13及
びテーパ部22の加工精度によって、支持棒12の回転中心
軸と出発材の回転中心軸とのずれ量が決定されてしま
い、微調整をすることができないという問題がある。こ
のため、支持棒の回転中心軸と出発材の回転中心軸とが
ずれた状態で、出発材先端あるいは周囲にガラス微粒子
を堆積させる場合、出発材とガラス微粒子形成装置との
距離が変化する結果、ガラス微粒子の堆積が不安定にな
り、割れが生じるという問題がある。例えば出発材先端
部での中心軸からのずれが1mm位ある場合には、ガラス
微粒子を堆積させた場合、5回中4回に変形,割れが生
じてしまう。
また、ガラス微粒子を堆積させた複合物を透明ガラス
化する場合にも熱源と出発材との距離が変化する結果、
母材の曲がり,反り等が生じるという問題がある。
更に、この問題を解決しようとすると、出発材及び支
持棒の係合部のテーパ状部分の加工を非常に高精度に行
う必要があり、その加工のためにコストが多大に費され
るという問題が生じてしまう。
本発明は、以上述べた事情に鑑み、出発材振れ回りが
発生することのない光ファイバ母材の支持構造を提供す
ることを目的とする。
<課題を解決するための手段> 前記目的を達成するための本発明の構成は、ガラス母
材製造時に鉛直軸回りに回転されるガラス母材形成用出
発材の端部を出発材支持棒によって支持するガラス母材
形成用出発材の支持構造において、上記ガラス母材形成
用出発材の端部が直径の大なる頭部と直径の小なる胴部
とからなると共にこれら頭部と胴部との間に球面状の首
部を有して一体に形成され、且つ上記出発材支持棒が上
記頭部を有する出発材の端部を側方から挿入する切欠き
部と該切欠き部内に上記球面状首部と嵌合する球面状凹
部とを一体に有すると共に該切欠き部内に嵌合したガラ
ス母材形成用出発材の胴部を軸に直交する方向から押付
ける押付け手段を有し、上記ガラス母材形成用出発材の
端部が上記出発材支持棒に設けた切欠き部内に挿入した
状態で該出発材に形成された球面状の首部と出発材支持
棒内に形成された球面状凹部とが嵌合し且つ出発材支持
棒に設けられた押付け手段により出発材の胴部が固定支
持される構造になっていることを特徴とする。
<作用> 前記構成において、ガラス母材形成用出発材の端部を
出発材支持棒の切欠き部より挿入し、該ガラス母材形成
用出発材の球面状首部と出発材支持棒内の球面状凹部と
を嵌合させた後、出発材支持棒に設けられた押付け手段
によってガラス母材形成用出発材の胴部を押付けて、出
発材支持棒の回転軸の軸心とガラス母材形成用出発材の
軸心とを一致させるように支持固定する。
<実 施 例> 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は本実施例に係るガラス母材形成用出発材(以
下「出発材」という。)の端部の正面図、第2図は本実
施例に係る出発材支持棒の正面図、第3図はその断面
図、第4図は第2図のA−A線矢視断面図である。第1
図に示すように本実施例に係る出発材の端部100はその
先端部が直径の大なる頭部101と、この頭部101と較べて
直径の小なる胴部102と、これら頭部101と胴部102との
間に一定曲率の球面状首部103とを一体に形成してなる
もので、この胴部102の図示しない下端側にはガラス微
粒子を堆積させてガラス母材を得るようにしている。
また、第2〜第4図に示すように、本実施例に係る出
発材支持棒110には、出発材の端部100を側方より挿入す
るための頭部挿入用切欠き部111aと胴部挿入用切欠き11
1bとからなるT字型形状の切欠き部111が一体に形成さ
れており、この切欠き部111内には上記出発材の端部100
の球面状首部103と嵌合する一定曲率を有する球面状凹
部112が形成されている。また、胴部挿入用切欠き111b
を形成した支持棒110の壁面には、出発材の端部100が嵌
合した際に胴部を押付ける押付け手段となるねじ113を
螺合するねじ孔114が該切欠き111bの左右に沿って径方
向に貫通すると共に120゜の角度を有して上下一対づつ
4箇所に形成されている。よってねじ113をねじ孔114に
ねじ込んでその先端で出発材の胴部102を押圧するよう
にすると、該出発材の胴部102は胴部挿入用切欠き111b
と対向する側壁内周面111cに支持棒110の軸心と出発材1
00の軸心とが一致し得るよう密着固定される。
ここで用いるネジ113の材質としては、この支持部に
おいては耐高温性,耐食性とが要求されるため出発材及
び支持棒110と同様に石英ガラスが最適である。これは
高温時における異なった材質による熱膨張による弊害を
避けるためでもある。尚、石英ガラス以外のものとして
は、熱膨張等を考慮すると、パイレックスガラス(登録
商標)、カーボン、アルミナ等の材質を挙げることがで
きる。
尚、支持棒に設けた押付け手段は本実施例に限定され
るものではなく、軸心を一致させるような押付け手段で
あればいずれを用いてもよい。
また押付け用のねじ部は異なる平面上で2箇所以上設
けてあればよい。
以上述べた出発材の端部100及び出発材支持棒110を用
い、出発材の端部100を支持棒110の切欠き部111より挿
入し、出発材支持棒110の球面状凹部112に出発材の端部
100の球面状首部103を嵌合させた。次いで押付け手段の
ねじ113を用いて徐々に締めつけ、支持棒の回転中心軸
と出発材の中心軸とを一致させるように固定した。
その後、毎分30回転にて、支持棒110を回転させ、出
発材の周囲にガラス微粒子を堆積させたところ、変形,
割れ等の不具合は全く生じず、良好なガラス微粒子堆積
体を得た。
また、同様の支持構造を用い、前記良好ガラス微粒子
堆積体を毎分5回転で回転させつつ、1600℃に加熱し透
明ガラス化させたところ、曲がりのない良好なガラス母
材を得た。
尚、本実施例においては出発材に設けた曲面状首部10
3と球面状凹部112とは、曲率半径をほぼ同一として嵌合
するようにしたが、必ずしも同一である必要はなく、出
発材の端部の曲面状首部103に較べて支持棒内に設ける
球面状凹部の曲率半径が大であっても、同等の効果が得
られることとなる。また接面の形状も必ずしも完全な球
面形状に限定されることはない。
<発明の効果> 以上、実施例とともに詳しく述べたように本発明のガ
ラス母材形成用出発材の支持構造によれば、出発材の中
心軸と支持棒の回転中心軸とを一致させるように固定す
ることが可能となり、変形,割れ等の生じないガラス微
粒子堆積体を得ることができる。また、このガラス微粒
子堆積体を透明ガラス化させる場合にも曲がりのない良
好のガラス母材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る出発材の端部の正面図、第2図
は本実施例に係る出発材支持棒の正面図、第3図はその
断面概略図、第4図は第2図のA−A線矢視断面図、第
5図は従来の出発材の端部の正面図、第6図は従来の支
持棒の正面図である。 図面中、 100はガラス母材形成用出発材の端部、 101は頭部、 102は胴部、 103は球面状首部、 110は出発材支持棒、 111は切欠き部、 112は球面状凹部、 113はねじ、 114はねじ孔である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス母材製造時に鉛直軸回りに回転され
    るガラス母材形成用出発材の端部を出発材支持棒によっ
    て支持するガラス母材形成用出発材の支持構造におい
    て、上記ガラス母材形成用出発材の端部が直径の大なる
    頭部と直径の小なる胴部とからなると共にこれら頭部と
    胴部との間に球面状の首部を有して一体に形成され、且
    つ上記出発材支持棒が上記頭部を有する出発材の端部を
    側方から挿入する切欠き部と該切欠き部内に上記球面状
    首部と嵌合する球面状凹部とを一体に有すると共に該切
    欠き部内に嵌合したガラス母材形成用出発材の胴部を軸
    に直交する方向から押付ける押付け手段を有し、上記ガ
    ラス母材形成用出発材の端部が上記出発材支持棒に設け
    た切欠き部内に挿入した状態で該出発材に形成された球
    面状の首部と出発材支持棒内に形成された球面状凹部と
    が嵌合し且つ出発材支持棒に設けられた押付け手段によ
    り出発材の胴部が固定支持される構造になっていること
    を特徴とするガラス母材形成用出発材の支持構造。
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EP0994077A3 (en) * 1998-10-16 2000-06-28 Heraeus Quarzglas GmbH & Co. KG Quartz glass tube having tapered groove and method for producing preform for optical fibers using the same
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