JP2549328B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2549328B2
JP2549328B2 JP3271999A JP27199991A JP2549328B2 JP 2549328 B2 JP2549328 B2 JP 2549328B2 JP 3271999 A JP3271999 A JP 3271999A JP 27199991 A JP27199991 A JP 27199991A JP 2549328 B2 JP2549328 B2 JP 2549328B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタに係り、よ
り詳細には、端子位置保証要素を有する電気コネクタに
係る。
【0002】
【従来の技術】電気コネクタは少なくとも一つの導電端
子を中に取り付けたハウジングを備えている。上記端子
は回路の導線や導電区域のような別の回路要素に電気的
に接続されている。そしてコネクタは互いに嵌め合わせ
れる一対となっていて、一方のコネクタの各端子とハウ
ジングとは、別のコネクタの各端子とハウジングと嵌め
合わせれる。更に電気コネクタの端子は平らで細い金属
ストリップから打ち出したり、形成されたりする非常に
小さい要素であることが多いものであるが、高品質の電
気接続を保証するため、その端子は、嵌め合わせる相手
の端子に対して正常な接触力を生じるような構成がとら
れる。
【0003】電気コネクタ内の一方の端子が、相手の端
子に対して正常な接触力を働かすことができないように
なる要因はいくつかあるが、例えば、装置内の電気コネ
クタの位置が嵌め合わせ前もしくは嵌め合わせ途中で、
正確なアライメントになっていない場合を上げることが
できる。これが特に問題になるのは、互いに嵌め合わせ
る一対の内の少なくとも一つのコネクタが嵌め合わせ中
正確なアライメントであるか否か見えない状況となるよ
うなパネルへ取り付ける場合である。電気コネクタが不
適正に揃えられた状態でパネルに取り付けられ、その状
態で相手コネクタに対して盲嵌めするとき、作業者は抵
抗を感じた所で嵌め合わせを止めることになるが、この
結果コネクタの嵌め合わせは不完全となり、端子は相互
に正常な接触力にて接触していない。
【0004】不適正に揃えられたコネクタを無理に嵌め
合わせようとすると、ハウジング内の小さい端子を破損
することがある。即ち、端子のコンタクトビームは正常
な嵌め合わせ中、弾性的に偏向するよう設計されている
のが典型であるが、嵌め合わせ中、端子が不適正なアラ
イメントになっていると、一つもしくはそれ以上のコン
タクトビームは過大なストレスを受け、過大なストレス
を受けたビームは、永久変形してしまい弾性的に元に戻
れなくなることがある。
【0005】そこで、従来の多くのパネル取り付け用の
電気コネクタは、浮動式にして、嵌め合わせのための適
正なアライメントを取るようにしている。即ちこの従来
の浮動式のパネル取り付けの電気コネクタの外形の寸法
は、パネルの取り付け孔の開口寸法より小さいのが典型
である。これらの従来のコネクタは取り付け孔内で動け
る。他方これらの従来のコネクタのパネル取り付け孔か
らの離脱を阻止しているのは指、ワッシャー、ラッチそ
の他パネルの開口寸法を越える大きさを有する手段であ
る。
【0006】そして上記従来の浮動式パネル取り付け用
のコネクタは、パネルの取り付け孔内での中心アライメ
ントに向かってコネクタを寄せていくバイアス手段とし
ての心取り手段を有し、その心取り手段はパネルとコネ
クタハウジングに対して別になっている構造となってい
る。他方に於いて、心取り手段がハウジングと一体とな
っている浮動式パネル取り付け用のコネクタもある。心
取り手段を一体にした従来の浮動式パネル取り付けのコ
ネクタの例は、米国特許3,989,343;4,16
8,874;4,815,984;そして4,840,
584である。
【0007】これらの心取り手段がハウジングと一体と
なっている従来の浮動式パネル取り付けのコネクタのあ
るものは、コネクタにかかる力を取り除いた後、コネク
タはパネルの取り付け孔の中心位置に向かって戻される
が、この従来のコネクタは、コネクタの嵌め合わせ軸に
対して好ましい位置へ回転してアライメントを揃えるこ
とを保証していない。
【0008】更に、もし一つもしくはそれ以上の端子が
それぞれのハウジング内に正しく据え込まれていないと
質の悪い電気接続も生じる。コネクタの最初の組み立て
中に端子がハウジングに一杯に挿入されていないと、又
はコネクタの使用中に端子がそれの一杯に据え込まれた
位置から振動して抜け出したりしていると、ハウジング
内での据え込みは不適正なものとなる。これを防止する
手段を有することは、通常の使用中電気要素が殆どいつ
も振動を受けたり、保守のとき直接力を受ける自動車産
業でのコネクタでは重要である。この為、自動車産業で
用いるコネクタは、端子の不完全な挿入を検出するよう
構成された端子位置保証(TPA)要素を設けている。
又、自動車産業で用いるコネクタはハウジング内に端子
をロックするロッキング手段をもつ。例えば、多くのコ
ネクタは、完全な端子挿入後端子にロック係合するため
コネクタハウジング内に偏向ラッチを含んでいる。これ
らの偏向ラッチはよく作動するが、射出成形によって形
成したハウジングは、不十分な量のプラスチックをモー
ルドキャビティの一部分に射出する「ショートショッ
ト」を受けると、端子に係合する偏向ラッチが省略され
たり、もしくは不作動となる構造となることがある。
【0009】そこで従来のTPA要素は、コネクタの前
の嵌め面へ取り付けることができ、そしてハウジング内
の端子ロッキングビームと協働するためコネクタ内にの
びる構造をもっている。例えば、米国特許4,557,
542はハウジングの前嵌め面へ取り付けれる楔状の端
子位置保証要素を開示している。この米国特許4,55
7,542の端子位置保証要素の楔はハウジング上の一
対の前方の片持ち梁の端子ロッキングビーム間に押し込
まれる。しかし、米国特許4,557,542の端子位
置保証要素は、その楔を一杯に挿入できないと、ハウジ
ング内で端子が不完全な取り付けとなる。更に端子位置
保証要素の完全な据え込みは、ハウジング上の端子ロッ
キングビームが端子から偏向して離れてしまうのを防止
しようとしている。同様な構造は1987年12月22
日にダイキへ付与された米国特許4,714,437に
示されている。この米国特許4,714,437に示さ
れている端子位置保証要素はハウジングの前の嵌め合わ
せ面へ取り付けられ、そしてハウジング上のノンロッキ
ング片持ち梁ビームの間に押し入れる楔を含む。米国特
許4,714,437に示されている端子位置保証要素
の楔はハウジングの外壁上に配置された固定の偏向でき
ないロッキング手段に端子を押し込むようになってい
る。別の同じような前面取り付け端子位置保証要素が米
国特許4,826,452に示されている。コネクタハ
ウジングの前の嵌め合わせ面に取り付けれる端子位置保
証要素が望ましくないと考えられているのは、電気コネ
クタの対とその中に取り付けられた端子との嵌め合わせ
インターフェースを設計するためのオプションをそのよ
うな端子位置保証要素が制限することがあるからであ
る。
【0010】非常に望ましい後方取り付け式端子位置保
証要素が米国特許4,776,813に示されている。
この米国特許4,776,813に示されている端子位
置保証要素はコネクタハウジングの後端に摩擦保持さ
れ、そしてハウジングの複数の前方突起端子ロッキング
ビーム間に押し込めれる前方突起楔を含んでいる。端子
は端子位置保証要素を通して挿入されてハウジング上の
ロックされた状態になる。それから端子位置保証要素を
それの最初の摩擦取り付け位置から最終のロック状態へ
進める。端子位置保証要素をそれの最終のロック状態へ
進めることができないと、それは端子が不適正に据え込
まれたことを指示している。反対に、端子位置保証要素
を完全に進めれると、それは前方片持ち梁式端子ロッキ
ングビームのそれ以上の偏向を防止し、こうしてハウジ
ング内に端子をロッキングすることを確実に保証してい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上を考慮して、本発
明の目的はパネルの取り付け孔内で自己心取りでき、而
もハウジングと一体である心取り手段を有するパネル取
り付け式電気コネクタを提供することである。
【0012】本発明の別の目的は、パネルへしっかりロ
ックできるが、選択的にそれから外せるパネル取り付け
コネクタを提供することである。
【0013】本発明の別の目的は、端子の正確な位置決
めと高品質の電気接続を達成するための改良された端子
位置保証手段を有する電気コネクタを提供することであ
る。
【0014】本発明の更に別の目的は、ハウジングに対
して予負荷位置と最終据え込み位置とを選択してロック
できる端子位置保証要素を有する電気コネクタを提供す
ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コネクタ
は、盲合わせを必要とする環境及び又はハウジング内の
端子の確実に保証されたロッキングを必要とする振動の
高い環境に良く適合する。すなわち、嵌め合わせ中パネ
ル上で支持され、そして嵌め合わせ前もしくは取り外し
後にパネル上で自己心取りするように電気コネクタを構
成している。即ち本発明のコネクタのハウジングのボデ
ーは、前方嵌め合わせ端、後方導体受け端、そしてそれ
らの間にのびる少なくとも一つの端子受け窪みを有して
いる。コネクタのハウジングは、パネルの取り付け開口
内で浮動するような大きさにされている。そしてハウジ
ングから外方にのびる上下取り付け壁の端部間及び側方
取り付け壁の上下間の大きさはハウジングの取り付け開
口の大きさを越える。上下及び側方取り付け壁をこのよ
うに決めて電気コネクタをパネルの一面に係合させる。
上下及び側方取り付け壁とコネクタハウジングとは一体
にモールドされている。
【0016】更に本発明の電気コネクタのハウジングに
複数の偏向できる心取りビームを設ける。上下心取りビ
ーム間の間隔は、パネルの取り付け開口の上下間の大き
さにほぼ等しいか、もしくは幾らか大きい。こうして、
上下の心取りビームはパネル内の取り付け開口に対して
コネクタを支持するが、心取りビームが偏向した後、無
偏向状態へ弾性的に戻ると、パネルの取り付け開口内で
コネクタが心取りせしめられ、そして自己アライメント
をとる。各心取りビームに設けられているパネル係合壁
は、コネクタの取り付け壁と対向してパネルの面に係合
する。こうして、コネクタハウジングの上及び下並びに
側方取り付け壁と各心取りビームのパネル係合壁との間
にパネルは捕捉される。上及び下並びに側方取り付け壁
の面と各パネル係合壁の面との間の距離はパネルの厚み
に等しいか、又は幾らか大きい。
【0017】本発明のコネクタはパネルの一部分に、隣
接して取り付けるようになっている。すなわち、取り付
け開口はパネルの縁に、スロット状に形成されている。
そして実施例ではパネルに、取り付け開口と離隔関係で
当該パネルを貫通するロッキング孔が形成されている。
心取りビームの一つはパネル内のロッキング孔に係合す
るロッキング突起を含んでいる。このロッキング突起は
パネルへのコネクタのロック取り付けを容易とするため
の傾斜面を有している。
【0018】更にコネクタは、端子を受け入れ、ロック
するようになっている複数の端子受け窪みを含んでい
る。コネクタは、ハウジング内での端子の完全な据え込
みとロッキングとを保証するための端子位置保証要素を
備える。すなわち、コネクタハウジングは前方嵌め合わ
せ面と後方導体受け面とを含み、それらの間に端子受け
窪みがのびている。各端子は導電材料から打ち出し成形
され、そして一対のロッキング窓がその中にある。これ
らのロッキング窓は端子の両側にあり、そして相互に向
い合っている。ハウジングをモールド成形して、偏向ロ
ッキングレバーが各端子受け窪み内へ片持ち梁となって
形成され、ハウジングの端子受け窪みに端子を完全に挿
入されるとき端子の窓にロック係合するようになってい
る。複数の端子受け窪みの間に中心に配置されている少
なくとも一つの分割壁によってハウジングはさらに特徴
づけられている。分割壁は以下に説明するように、端子
位置保証要素と協働するような大きさとされている後方
に面している傾斜面を含んでいる。交互の第1と第2の
位置で端子位置保証要素にロック係合するロッキング手
段を、ハウジングの後方の導体受け端に設ける。端子位
置保証要素はハウジングの後の導体受け端へロック係合
するような大きさとなっている。すなわち、第1の予負
荷位置と第2の完全据え込み位置とでハウジングの後端
に選択的に係合する偏向ロッキング手段を端子位置保証
要素は含んでいる。端子位置保証要素が予負荷位置から
最終の完全据え込み位置へ動くには端子位置保証要素の
少なくとも一つの偏向ロッキング部材が偏向して端子位
置保証要素が予負荷位置から最終の完全据え込み位置へ
不意に進まないようにすることが必要である。端子位置
保証要素のロッキング部材はコネクタハウジングの後端
を越える大きさとなっていて、コネクタハウジングから
端子位置保証要素を選択的に取り除くための偏向を容易
にして修理のためのコネクタの分解ができるようにす
る。
【0019】端子上の窓とロック係合するように大きさ
を決められ、そして配置されている複数の偏向可能な片
持ち梁のロッキング指によって形成された少なくとも一
つの前方に突出したロッキング構造体を端子位置保証要
素は含んでいる。端子位置保証要素のロッキング指は相
互に離隔関係になって前方にのび、配置されていて、ハ
ウジングの分離壁をそれらの間に挿入できるようになっ
ている。端子位置保証要素上のロッキング指とハウジン
グ上の分割壁との相対的な形状は、端子位置保証要素が
予負荷位置にあるとき端子からロッキング指が幾らか離
されているように決められる。しかしながら、完全据え
込み位置の方への端子位置保証要素の動きによりロッキ
ング指は分割壁と協働し、そして各端子と接触させられ
る。端子が完全に据え込まれると、ロッキング指は各端
子の窓とロック係合する。もし端子が部分的に据え込ま
れていると、ロッキング指は端子壁に接触して、端子位
置保証要素のそれ以上の動きを阻止する。こねに関し
て、端子位置保証要素は位置保証機能と余分のロッキン
グ機能を果たす。
【0020】端子位置保証要素のこの余分のロッキング
機能は、不完全なロッキング部材をつくることとなるこ
とが知られているハウジングの射出成形の「ショートシ
ョット」の場合でも、完全なロック機能を果す。
【0021】
【実施例】本発明のコネクタ10を図1−図5に示す。
図1に示すように、コネクタ10を取り付けれるパネル
12は自動車の計器パネルの一部である。コネクタ10
は選択的に第2のコネクタ14と嵌め合わせれること
も、取り外せることもでき、この第2のコネクタ14を
取り付ける第2のパネル16は自動車のダッシュボード
もしくは器具パネルの一部である。コネクタ14の一体
モールドの絶縁ハウジング18は、以下に説明するコネ
クタ10と嵌め合わせれる前方嵌め合わせ端20とパネ
ル16へ取り付けるための後方パネル取り付け端22と
を有する。コネクタ14のハウジング18は前方嵌め合
わせ端20と後方パネル取り付け端22との間に延びる
端子受け窪みを形成するよう構成され、複数の雄端子2
3がその中に取り付けられ、そしてパネル16の適当な
回路へ電気的に接続されている。少なくとも一方のパネ
ル12もしくは16を他方に向かって押すことによって
盲嵌め合わせ状態でコネクタ10とコネクタ14とを嵌
め合わせれる。この嵌め合わせ中コネクタ10,14の
正確なアライメントは、自動車の要素のスペースが限ら
れており、そして接近できないため常に保証されること
はない。上に説明したように、不適正に揃えた電気コネ
クタを嵌め合わせようとすると、コネクタの端子を損傷
したり、もしくは不適正な嵌め合わせとなる。適正な嵌
め合わせを保証するにはコネクタ10をパネル12へ取
付位置調整可能に取り付けする。
【0022】パネル12は第1の面24と第2の面2
5、縁域26そしてこの縁域26からパネル12内にの
びる取り付け開口28とを含んでいる。パネル12の取
り付け開口28はほぼ矩形であり、平行な上縁29と下
縁30、側縁31によって形成されている。図1で上縁
29と下縁30は距離aだけ離されている(図2参
照)。図1で側縁31は距離bだけパネル12の縁域2
6から離されている(図2参照)。パネル12を更に特
徴づけている長いロッキング孔32は側縁31から距離
cだけ離れて側縁31に平行に形成されている。
【0023】直交パネル33はパネル12に直交して、
縁域26に隣接してのびる。直交パネル33はパネル1
2に隣接して、取り付け開口端34と上の切欠き35と
下の切欠き36が形成されている。
【0024】コネクタ10の一体モールド絶縁ハウジン
グ38のボデー39は前方の嵌め合わせ端40と、その
反対側の導体受け端42とを有し、それらの端の間に複
数の端子受け窪みがのびている。図1には端子受け窪み
は示されていないが、以下に詳細に説明する。ハウジン
グボデー39の前方嵌め合わせ端40はコネクタ14の
前方嵌め合わせ端20に嵌め込めれるような大きさとさ
れている。前方嵌め合わせ端40と導体受け端42との
間のハウジングボデー39の部分はほぼ矩形の横断面を
有し、対向する上壁44と下壁46と、対向する第1と
第2の側壁48と50とを有する。導体受け端42に近
い上壁44と下壁46の部分にロッキング孔45を設け
る。上壁44と下壁48の間で計ったハウジングボデー
39の高さは図2でa1で示し、これはパネル12の取
り付け開口28の高さaより小さい。同様に、対向する
側壁48と50の間で計ったハウジングボデー39の幅
b1はパネル12の縁域26とそれの側縁31との間で
図った距離bより小さい。
【0025】ハウジング38を特徴づけているのはパネ
ル12の第1の面24と係合するためハウジングボデー
39から直角にのびている複数の取り付け壁である。す
なわち上取り付け壁52は、ハウジングボデー39の上
壁44と第1の側壁48とに隣接しているハウジングボ
デー39の区域から外に直角にのびている。同様に、側
方取り付け壁54は、第2の側壁50に隣接し、そして
上壁44と下壁46を越えてハウジングボデー39から
直角に外方にのびている。同様にして、下取り付け壁5
6は第2の側壁48と下壁46に隣接してハウジングボ
デー39から直角に外方にのびている。下取り付け壁5
6には、位置決め突起59が形成され、位置決め突起5
9はパネル33の広い下切欠き36に受け入れられる大
きさに定められている。上取り付け壁52,側方取り付
け壁54,下取り付け壁56が決めている全体の高さa
2は取り付け開口28の高さaより大きい。このように
大きさを決めることによってコネクタ10がパネル12
から分離することがない。
【0026】コネクタ10のハウジング38を更に特徴
づけているのは上と下の心取りビーム60,62と側方
の心取りビーム64である。すなわち、上の心取りビー
ム60はハウジングボデー39の後方の導体受け端42
に隣接しているハウジングボデー39の上壁44の一部
分から片持ち梁となって前方に上の取り付け壁52と側
方の取り付け壁54の中間にのびている。上の心取りビ
ーム60はそれのバイアスされていない状態でハウジン
グボデー39の1壁44と平行にのびる。上の心取りビ
ーム60はそれに直角に外方にのびるパネル係合壁66
を有している。パネル係合壁66は平らで、そして上取
り付け壁52,側方取り付け壁54,下取り付け壁56
が決めている面に平行になっていて、その面とハウジン
グの後方の導体受け端42との中間に配置されている。
上取り付け壁52,側方取り付け壁54,下取り付け壁
56の面とパネル係合壁66との間の距離はパネル12
の厚みdに等しい。心取りビーム60とパネル係合壁6
6の全幅b2はハウジングボデー39の幅b1の半分以
上である。
【0027】下の心取りビーム62は上の心取りビーム
60と同じである。すなわち、下の心取りビーム62は
ハウジングボデー39の後方の導体受け端42に隣接し
ているハウジングボデー39の部分から片持ち梁となっ
て、前方に下の取り付け壁56と第2の側方取り付け壁
54との中間にもしくはそれの前にのびる。下の心取り
ビーム62を特徴づけている下のパネル係合壁68はそ
れに直角に、上のパネル係合壁66の面内にのびてい
る。上のパネル係合壁66と下のパネル係合壁68の前
方の位置における上の心取りビーム60と下の心取りビ
ーム62の部分が決める全高は、パネル12の取り付け
開口28の全高aにほぼ等しい。上の心取りビーム60
と下の心取りビーム62は相互に協働してパネル12の
開口28の上縁29と下縁30との間でハウジング38
の心取りを助ける。更に、上の心取りビーム60と下の
心取りビーム62はコネクタ10の回転自己アライメン
トに寄与する。
【0028】側方心取りビーム64はハウジングボデー
39の後端42に隣接している第1の側壁48の部分か
らのびる片持ち梁となって上の取り付け壁52と下の取
り付け56との中間もしくはその前方にのびる。側方心
取りビーム64が決めている幅は上の心取りビーム60
と下の心取りビーム62の幅b2にほぼ等しい。側方心
取りビーム64は上壁44と下壁46との中間の第1の
側壁48の区域から片持ち梁となっている。側方心取り
ビーム64を更に特徴づけている側方のパネル係合壁7
0はそれから直角にのび、そして上のパネル係合壁66
と下のパネル係合壁68と同じ面内にある。しかしなが
ら、側方パネル係合壁70を特徴づけているのは側方心
取りビーム64から遠い端で前方に突出しているロッキ
ング突起72である。ロッキング突起72を特徴づけて
いるロッキング面74は第1の側壁48に平行であり、
そして取り付け開口28の側縁31とパネル12のロッ
キング孔32の間の距離をcとすると、ロッキング孔3
2にロッキング面74が係合できるようにそれよりも大
きい距離だけ側方の心取りビーム64に対してロッキン
グ面74は間隔をあけられている。ロッキング突起72
を更に特徴づけている傾斜しているリード面76は、ハ
ウジング46をパネル12へ取り付ける間、パネル係合
壁70と側方心取りビーム64の部分を偏向せしめる。
【0029】図2と図8−図11は側壁48と50との
間に形成された一対の端子受け窪み78,80を示す。
これらの端子受け窪み78,80はハウジング38の前
の嵌め合わせ端40の近くに配置され、それの後方の導
体受け端42に隣接しているハウジング38の内部分は
実質的に開いている。図8−図11に示す端子受け窪み
78,80はハウジング38内に配置された5対の端子
受け窪みの内の一対である。このような対となっている
端子受け窪み78,80の間に分割壁82が配置されて
いる。各対のそれぞれ第1と第2の端子受け窪み78,
80へ後方入り口を向けている第1と第2の傾斜面8
4,86が分割壁82の後方端に形成されている。ハウ
ジング38は更に、第1と第2の端子係合ラッチ88,
90を含んでおり、これらは各対の第1と第2の端子受
け窪み78,80に入り込む片持ち梁となって前方にの
びる。端子をハウジング38内へ後ろから前に挿入する
とき偏向し、それから端子を完全に挿入すると無偏向状
態へ弾性的に戻って端子内に形成された窓にロック係合
するように端子係合ラッチ88,90の大きさを決め、
配置する。コネクタ10の端子位置保証要素は図1,図
7−図11で符号92によって示されている。端子位置
保証要素92は、対向している前端94と後端96、上
部98と底部100とを含む。中心の支持壁102は、
端子位置保証要素92の後部96に隣接した位置から前
端94と後端96の中間位置へ上部98と底部100と
の間でのびている。複数の分割壁104が中心の支持壁
102から直交方向にのび、そして図1に最もよく示さ
れているように、ハウジング38の後方の導体受け端4
2に隣接しているハウジング38の内部区域上に形成さ
れた溝106に滑動係合できる。直交する分割壁104
はハウジング38の後方の導体受け端42に隣接してい
るハウジングの内部を端子受け窪みに分割し、これらの
端子受け窪みは図1と図8−図11に示すようにハウジ
ング38内に対となって形成された第1と第2の端子受
け窪み78,80に揃えられている。
【0030】端子位置保証要素92を更に特徴づけてい
る上部ロッキングラッチ106と下部ロッキングラッチ
108とは、中央支持壁102の上部98と底部100
から後方にのびる片持ち梁となっている。ロッキングラ
ッチ106と108とは、ハウジング38の後端42に
端子位置保証要素92の初期挿入中ロッキングラッチ1
06と108を内側に潰すための前向き傾斜110,1
12を形成している。ロッキングラッチ106と108
を更に特徴づけているのは傾斜110,112の後方に
配置されている予負荷ロッキング切欠き114,116
である。予負荷ロッキング切欠き114,116の間の
距離はハウジング38の後端42に隣接したハウジング
38の内部の内部高さにほぼ等しい。こうして、以下に
説明するように端子位置保証要素92が予負荷位置にあ
るときハウジング38の内面と面どうし付き合わせる関
係に予負荷ロッキング切欠き114,116は配置され
ている。
【0031】予負荷ロッキング切欠き114,116の
後方にロッキングラッチ106,108にロッキング戻
り止め118,120が形成されている。ロッキング戻
り止め118,120の前方面を隅取りして予負荷位置
を超えて端子位置保証要素92の意図的な前進を容易に
している。しかしながら、ロッキング戻り止め118,
120の後方面は端子位置保証要素92の長さ方向に垂
直な共通面内で揃えられている。ロッキング戻り止め1
18,120の後方にあるロッキングラッチ106,1
08の表面122,124は実質的に平らで、そして予
負荷ロッキング切欠き114,116と同じ面内にあ
る。表面122,124は後面96を超えて後方にのび
る。端子位置保証要素92が完全に据え込まれた位置に
されるとハウジング38の内側区域と面を突合わせた関
係で各表面122,124の部分は係合させられる。ロ
ッキング戻り止め118,120から離れている表面1
22,124の部分はハウジング38を超えて、以下に
説明するように、完全な据え込み位置からの端子位置保
証要素92の意図的な解離を可能とする。
【0032】端子位置保証要素92の前方端94を決め
ている第1と第2のロッキング指126,128は中央
支持壁102から片持ち梁となっており、そしてそれら
の間に空間130を形成している。ロッキング指12
6,128は以下に説明するように、端子の窓にロック
係合するような大きさとされている。
【0033】図1に戻って参照する。コネクタ10は複
数の端子132を受けて正確に位置決めしてロックする
大きさとなっている。各端子132は一片の金属から打
ち出し成形され、そして各端子は導線136へ終端する
ための後方導線係合端134を有している。端子132
の嵌め合わせ端138はコネクタ14の端子23と嵌ま
り合うように構成されている。各端子132の嵌め合わ
せ端138はハウジング38の前方の嵌め合わせ端40
に隣接するハウジングの端子受け窪み78,80の一つ
に配置される。更に各端子132は、前方の嵌め合わせ
端138と後方のワイヤー受け端134との中間に2つ
のロッキング窓140を含んでいる。各端子132のロ
ッキング窓140は相互に対称的に配置され、相互に1
80度離された2つの回転配向のどちらかで端子を挿入
できるようにしている。以下に説明するように、ハウジ
ング38上の端子係合ラッチ88もしくは90か、端子
位置保証要素92上のロッキング指126,もしくは1
28のどちらかと係合するようにロッキング窓140の
配置と大きさとは決められている。
【0034】上記構成により、コネクタの組み立てを説
明する。先ず、ハウジング38の後力の導体受け端42
に端子位置保証要素92をまず挿入することによってコ
ネクタを組み立てる。すなわち、端子位置保証要素92
を前進させ、端子位置保証要素のロッキングラッチ10
6,108上の傾斜110,112がハウジング38の
上壁44と下壁46に係合する。この前進により生ぜし
められた傾斜力により端子位置保証要素92のロッキン
グラッチ106,108は内側に偏向して端子位置保証
要素92を続けて前進させハウジング38に入れる。し
かしながら、端子位置保証要素92を十分に前進させる
と、傾斜110,112はハウジング38上のロッキン
グ孔45,47と揃って、ロッキングラッチ106,1
08が無偏向状態に向かって戻り、予負荷ロッキング切
欠き114,116はロッキング孔45,47の後方の
上壁と下壁の部分に係合して、端子位置保証要素92は
予負荷位置にロックされる。この予負荷位置でロッキン
グラッチ106,108の最後方端における表面12
2,124はハウジング38の後方の導体受け端42を
超えて後方にのびる。図8に示すように、端子位置保証
要素92のロッキング指126,128は分割壁82の
両側に配置されており、分割壁82はハウジング38内
で端子受け窪み78,80を相互から分離している。ロ
ッキング指126,128の間の空間130の相対的な
大きさと、分割壁82の最後方端における傾斜面84,
86の大きさとによって、ロッキング指126,128
が端子受け窪み78,80内に配置されないことを保証
している。端子位置保証要素92が図8に示す予負荷位
置にあるハウジング38は最初の製造位置から最終の組
み立て位置へ移される。
【0035】ハウジング38の個々の端子受け窪み7
8,80に端子132を挿入することによりコネクタ1
0の組み立ては進行する。端子受け窪み78,80の後
方端は端子位置保証要素92の分割壁104によって決
められる。端子132の個々の端子受け窪み78,80
内への移動によりハウジング38の端子係合ラッチ8
8,90は最初偏向し、そしてそれから端子132の窓
140にロック係合する。図9を参照する。端子132
は端子位置保証要素92のロッキング指126,128
に係合せず、それの近くを通る。
【0036】完全に据え込んだ位置まで端子を前進させ
てから、端子位置保証要素92をハウジング38内で前
進させることによって端子位置を確かめ、次にロックで
きる。この前進は、端子位置保証要素92の後方端96
におけるロッキングラッチ106,108を内側に相方
に向かって動かし、そして同時に端子位置保証要素92
を前進させることにより行われる。完全に据え込むと、
ロッキングラッチ106,108は無偏向状態に向かっ
て弾性的に戻り、ロッキング戻り止め118,120の
後方面はハウジング38の上壁44と下壁46上のロッ
キング孔45,47に係合する。このロック係合により
ハウジング38からの意図されない後方への端子位置保
証要素92の分離を防止する。
【0037】端子位置保証要素92をハウジング38上
の完全据え込み位置へ前進させるとき、ロッキング指1
26,128は分割壁82の傾斜面84,86に対して
つくられた傾斜力に応答してロッキング指126,12
8は相互から離れる方へ偏向する。図10に最も明らか
に示されているように、これらの傾斜力はロッキング指
126,128を相互から離し、そして端子132の窓
140に入れてそれとの2次ロッキングを達成する。端
子132の個々の窓140内へロッキング指126,1
28を入れる動きは幾つかの機能を達成する。第1に、
ロッキング指126,128は、ハウジング38と一体
にモールドされる端子係合ラッチ88,90により達成
される端子ロッキングを捕捉する余分のロッキングを達
成する。しかしながら、上に述べたように、射出成形中
の「ショートショット」はハウジング38の内部域を構
造的に不完全とすることがある。これらの内部欠陥は可
視的に検出するのは困難である。しかしながら、端子位
置保証要素92のロッキング指126,128はハウジ
ング38内への端子位置保証要素92の挿入前に可視的
に検査できる。こうして、各端子132はハウジング3
8内の少なくとも二次ロッキングで保証されている。こ
の二次ロッキングは射出成形中の「ショートショット」
から生じるハウジング38内の潜在的な局部の弱さを保
証する。更に、ロッキング指126,128は端子位置
保証要素に必要とされる位置保証機能を遂行する。これ
については、不完全に端子132が挿入されると窓14
0は端子位置保証要素92のロッキング指126,12
8を受けるのに正しく揃えられなくなる。端子132の
窓140にロッキング指126,128を入れれなくな
ることによって端子位置保証要素92は完全な据え込み
位置へ進めなくなり、こうして端子132が不完全に挿
入されたことがはっきり示される。
【0038】端子位置保証要素92の完全な据え込み位
置においてロッキングラッチ106,108の最後方の
表面122,124はハウジング38の後面42の外に
飛びでている。これらの表面122,124をつまん
で、ラッチ106,108を相互に対向する方向に押し
やり端子位置保証要素92をハウジング38からとり出
すことができる。例えば、完全組み立て後ワイヤー13
6への端子132の終端が規定に合わなかったり、端子
132の嵌め合わせ端138が規定どおり機能しないこ
とが判ったとすると、ハウジング38から端子位置保証
要素92を意図的に引き出せる。
【0039】パネル12の取りつけ開口28にコネクタ
10を押し込むだけでコネクタの組み立てができる。コ
ネクタ10を取りつけ開口28に続けて入れていくと、
上,下心取りビーム60,62の各パネル係合壁66,
68と、上取りつけ壁52,側方取り付け壁54,下取
り付け壁56との間にパネル12は滑り込む。コネクタ
10を取りつけ開口28に更に続けて入れていくと、ロ
ッキング突起72の傾斜先面76は取りつけ開口28の
側縁31に係合する。傾斜力によってパネル係合壁70
と側方心取りビーム64は偏向して、コネクタ10は更
に前進させられる。十分に挿入するとロッキング縁74
はパネル12のロッキング孔32と揃い、パネル係合壁
70と心取りビーム64は無偏向位置に弾性的に戻っ
て、ロッキング突起72はコネクタ10をパネル12へ
しっかり保持する。
【0040】上に説明したように、パネル取りつけコネ
クタ14に対するコネクタ10の正確なアライメントは
嵌め合わせ前に得られないことが多い。しかしながら、
偏向することのできる心取りビーム60,62.64に
よってコネクタ10は取りつけ開口28内で支持されて
いるので(図5に示す)、コネクタ10,14の部分を
損傷することなく有効な嵌め合わせを実施することがで
きる。心取りビーム60,62,64により、コネクタ
10は嵌め合わせが完了すると、開口28内で心取りさ
れる。
【0041】
【効果】以上詳述した如くハウジングと一体の心取り手
段を有し、この心取り手段によってパネルの取り付け開
口内で自己心取りでき、そして回転して自己アライニン
グできるパネル取り付け式電気コネクタを提供できる。
加えてパネルへしっかりロックできるが、選択的にそれ
から外せるパネル取り付け用電気コネクタを提供でき
る。更に端子の正確な位置決めと高品質の電気接続を達
成するための改良された端子位置保証手段を有するコネ
クタを提供できる。且つハウジングの後で交互の予負荷
位置と最終据え込み位置とで選択的にロックできる端子
位置保証要素を有する電気コネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの拡大傾斜図である。
【図2】パネルへ取りつけ、そしてパネル上でバイアス
されていない位置に配置されたコネクタの正面図であ
る。
【図3】図1に示す向きのコネクタの上面図である。
【図4】図2と図3に示すコネクタの部分断面側面図で
ある。
【図5】図2と同様な正面図で、アライメントの取れて
いない状態にバイアスされたコネクタを示す。
【図6】本発明のコネクタの端子位置保証要素の上面図
である。
【図7】図6の端子位置保証要素の側面図である。
【図8】図2の線8−8に沿う断面図であり、ハウジン
グに端子を挿入する前であって、予負荷状態にある端子
位置保証要素を示す。
【図9】図8と同様な断面図であり、完全に据え込まれ
た状態の端子を示す。
【図10】図9と同様な断面図であり、完全に据え込ま
れた状態の下の端子と、部分的に据え込まれた状態の上
の端子を示す。
【図11】図8と図9と同様な断面図であり、完全に据
え込まれ、そして端子でロックされた端子位置保証要素
を示す。
【符号の説明】
10 電気コネクタ 12 パネル 28 取りつけ開口 32 ロッキング孔 38 ハウジング 60 上心取りビーム 62 下心取りビーム 64 側方心取りビーム 39 ボデー 44 上壁 46 下壁 48 側壁 52 上取り付け壁 54 側方取り付け壁 56 下取り付け壁 66 パネル係合壁 68 パネル係合壁 70 パネル係合壁 72 ロッキング突起 126 ロッキング指 128 ロッキング指 132 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス プレモ アメリカ合衆国 イリノイ州 ウエスト シカゴ ドナルド アベニュ 29 ダブ リュウ 064 (56)参考文献 特開 平3−55775(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の面24と第二の面25より成り、
    一つの縁から内方に向かって取り付け開口28が形成さ
    れて成る、パネル12へ取り付ける為の電気コネクタ1
    0に於いて、 上記電気コネクタ10のハウジング38は、少くとも一
    つの端子132が装着されるボデー39を有し、上記ボ
    デー39の上壁44には、上壁44の面に対して平行と
    なるようにして片持ち梁状に延びる上心取りビーム60
    が取設されていると共に、下壁46にも、下壁46の面
    に対して平行となるようにして片持ち梁状に延びる下心
    取りビーム62が取設され、更に一方の側壁48にも、
    側壁48の面に対して平行となるようにして片持ち梁状
    に延びる側方心取りビーム64が取設されて成り、更に
    上記上心取りビーム60の上面には、上心取りビーム6
    0に対して直角に延びるパネル係合壁66が形成されて
    いると共に、上記下心取りビーム62の上面にも、下心
    取りビーム62に対して直角に延びるパネル係合壁68
    が形成され、更に上記側方心取りビーム64にも、側方
    心取りビーム64に対して直角に延びるパネル係合壁7
    0が形成されて成り、而も上記ボデー39の側方心取り
    ビーム64が形成されている一側には、上記パネル係合
    壁70を中にした上下部に、パネル係合壁70との間に
    パネル12を挟持する為の上、下取り付け壁52,56
    が各々取設されていると共に、上記ボデー39の側方心
    取りビーム64が形成されていない他側には、上記上,
    下取り付け壁52,56と共に、パネル係合壁66,6
    8との間にパネル12を挟持する為の側方取り付け壁5
    4が取設されて成り 上記上取り付け壁52,側方取り付け壁54とパネル係
    合壁66の間にパネル12を装着すると共に、上記下取
    り付け壁56,側方取り付け壁54とパネル係合壁68
    の間にパネル12を装着した際、上心取りビーム60の
    面と、下心取りビーム62の面が、パネル12の取り付
    け開口28を区画する上縁29と下縁30の間に支持さ
    れ、而も側方心取りビーム64の面がパネル12の取り
    付け開口28を区画する側縁31に接触せしめられ、上
    記状態に於いて、電気コネクタ10に力をかけて上記
    上,下,側方心取りビーム60,62,64の各々が偏
    向した態様にて電気コネクタ10を保持している状態か
    ら、電気コネクタ10にかけていた力を解くと、上,
    下,側方心取りビーム60,62,64の各々が無偏向
    状態に復帰し、電気コネクタ10が心取りされることを
    特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 ハウジング38が前方の嵌め合わせ端4
    0と反対の後方導体受け端42とを含み、上,下,側方
    取り付け壁52,56,54の各々はこれらの前方嵌め
    合わせ端40と後方導体受け端42の中間でハウジング
    38のボデー39から外方に垂直にのび、上,下,側方
    心取りビーム60,62,64の各々はハウジング38
    のボデー39の後方の導体受け端42に隣接した所から
    片持ち梁状となって、そこから前方にのびており、上,
    下,側方心取りビーム60,62,64の各々は、ボデ
    ー39の上壁44,下壁46,側壁48の中間に各々形
    成されている請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 ハウジング38のボデー39の横断面は
    矩形であって、前方の嵌め合わせ端40と、後方の導体
    受け端42と、これらの端の間にのびる向き合う上壁4
    4と下壁46と、これらの上壁44と下壁46との間で
    向き合う第1と第2の側壁48,50とを備え、上記側
    方心取りビーム64のパネル係合壁70はパネル12の
    ロッキング孔32に係合するロッキング突起72を含ん
    でいる請求項2に記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 側方心取りビーム64のパネル係合壁7
    0上のロッキング突起72は、ロッキング突起72とロ
    ッキング孔32との係合によって発生するはね上げ力に
    応答して側方心取りビーム64とそれのパネル係合壁7
    0とを偏向させる傾斜リード面76を含んでいる請求項
    3に記載の電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 交互の第1と第2の位置でハウジング3
    8のボデー39にロック係合できる端子位置保証要素9
    2を更に含み、この端子位置保証要素92の第1の位置
    はハウジング38内への端子132の挿入を可能化する
    予負荷位置を決め、そして第2の位置はハウジング38
    で端子132をロック保持し、そしてそれの正確な据え
    込みを可能とする最終の据え込み位置を決めている請求
    項1に記載の電気コネクタ。
  6. 【請求項6】 端子位置保証要素92は一対の偏向ロッ
    キング指126,128を含み、端子位置保証要素92
    のロッキング指126,128をハウジング38に配置
    され、且つ一杯に押し込まれた端子132とロック係合
    させる分割壁82をハウジング38が含んでいる請求項
    5に記載の電気コネクタ。
  7. 【請求項7】 ハウジング38は前方嵌め合わせ端40
    とこれと反対の後の導体受け端42とを含み、端子位置
    保証要素92はハウジング38の導体受け端42と係合
    できる請求項6に記載の電気コネクタ。
  8. 【請求項8】 ハウジング38は前方嵌め合わせ端40
    と、反対の後方の導体受け端42と、これらの端の間を
    のびる複数の端子受け窪み78,80とを有し、各端子
    受け窪み78,80を相互に分離している分割壁82に
    は、傾斜面84,86が形成され、端子位置保証要素9
    2の端には、コネクタに挿入された端子132にロック
    係合する互いに間隔をあけたロッキング指126,12
    8が形成され、端子位置保証要素92は予負荷位置と最
    終据え込み位置とでハウジングに対して選択的に係合で
    き、端子位置保証要素92の大きさは、その予負荷位置
    で端子132がハウジング38の端子受け窪み78,8
    0内に挿入できるように定められ、端子位置保証要素9
    2の最終据え込み位置への移動により、そのロッキング
    指126,128を分割壁82の末広がりの上記傾斜面
    84,86に押しつけて端子受け窪み78,80内の端
    子132とロック係合するようにした請求項7に記載の
    電気コネクタ。
  9. 【請求項9】 ハウジング38には、そこから片持ち梁
    となって形成された端子係合ラッチ88,90を備え、
    これらの係合ラッチ88,90は各端子受け窪み78,
    80内へのびてその中に挿入された端子132にロック
    係合する請求項8に記載の電気コネクタ。
  10. 【請求項10】 端子位置保証要素92は複数の偏向で
    きるロッキングラッチ106,108を含み、各ロッキ
    ングラッチ106,108はハウジング38上の予負荷
    位置に端子位置保証要素92をロックする為の第1のロ
    ッキング切欠き114,116とハウジング上の最終据
    え込み位置に端子位置保証要素をロックする第2のロッ
    キング戻り止め118,120とを含んでいる請求項8
    に記載の電気コネクタ。
  11. 【請求項11】 端子位置保証要素92のロッキングラ
    ッチ106,108は端子位置保証要素92の最終据え
    込み位置でハウジング38の後方の導体受け端42を越
    える大きさとされて、ロッキングラッチ106,108
    は偏向させられてハウジング38内の最終据え込み位置
    から端子位置保証要素92を取り除くことが可能にでき
    る請求項10に記載の電気コネクタ。
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