JP2549033Y2 - ボタン表示装置とそれに用いる操作ボタン - Google Patents

ボタン表示装置とそれに用いる操作ボタン

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JP2549033Y2
JP2549033Y2 JP8435391U JP8435391U JP2549033Y2 JP 2549033 Y2 JP2549033 Y2 JP 2549033Y2 JP 8435391 U JP8435391 U JP 8435391U JP 8435391 U JP8435391 U JP 8435391U JP 2549033 Y2 JP2549033 Y2 JP 2549033Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多くの機能を制御・操
作する必要のある端末を設計する際に、表示操作部を小
型化,簡素化し、かつ操作性を向上させる場合に対して
好適なボタン表示装置とそれに用いる操作ボタンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】多くの機能を制御・操作する必要のある
端末は、簡易な操作性を実現しようとすると、多機能化
に伴って操作ボタンの数が増加する。しかしながら、端
末の小型化が必要となる場合、操作部面積が限られるこ
とから、限られた面積に小さい操作ボタンを多数配置す
るか、操作ボタンの数は少なくして、それらの組み合わ
せにより多彩な機能を実現するかのいずれかを選択しな
ければならなくなる。操作ボタンが小さくなると操作性
や操作ボタン自体の視認性が劣化し、一方、少ない操作
ボタンの組み合わせによって多くの機能を実現すること
は、多機能化に伴って操作方法が一層煩雑になる危険性
がある。
【0003】他方で、煩雑となる操作性を改善するため
の方策の一つがガイダンス画面を設けることであるが、
ユーザに必要な情報を分かりやすく提供するためには、
ある程度の画面面積が必要となるため、操作ボタン部分
を含めると表示操作部として、より一層大きなスペース
を確保しなければならなくなる。
【0004】表示操作面を有効に利用する技術として
は、銀行の現金自動支払機などの液晶等の大画面を利用
したキータッチセンサによるコマンド選択式のものがあ
るが、このタイプのものはキーを正しく押下したかどう
かが明確でないために、操作に不安感が付きまとう。ま
た、手が触れたことでキー押下と判断するので、意識せ
ずに操作部分に手が触れる可能性の高い携帯型端末には
不適当である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このように、多機能の
端末は操作ボタンの数が増加し、それをガイダンス画面
に、より減少しようとするとガイダンス画面のためのス
ペースが必要となり、さらに大画面を利用したキータッ
チセンサのコマンド選択式も操作性の面で問題点があっ
た。
【0006】本考案は、スペースを格別増加させること
なく、操作性のよいボタン表示装置とそれに用いる操作
ボタンを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案にかかるボタン表
示装置は、複数の操作ボタンにそれぞれ表示体を設け、
これらの表示体の集合体により表示部を構成するととも
に、各表示体の表示を個別に制御するための表示制御部
と、この表示制御部からの指令に基づき表示部を駆動す
る表示ドライバとを設けたものである。
【0008】また、本考案にかかる操作ボタンは、表示
体の少なくとも表面を透明保護材で覆って構成し、かつ
押圧の有無を検出する押圧検出手段と、表示部に表示を
行わせる信号を印加するための信号線とを備えたもので
ある。
【0009】
【作用】本考案のボタン表示装置においては、複数の操
作ボタンの表示体の集合体で表示部が構成されているの
で、別段の表示部を必要としない。そして、操作は個々
の操作ボタンによって行うので、押圧したかどうかが明
確であり、無意識のタッチで動作することがない。
【0010】また、本考案の操作ボタンは、透明保護材
を介して表示体表面を見ることができ、信号線を介して
送られる信号によって表示を行い、押圧により押圧検出
手段が作動して押圧を検知する。
【0011】
【実施例】本考案のボタン表示装置の一実施例を図1に
示す。ただし、この実施例では操作ボタンが1個しか示
されていないが、実際には後述の図5のように複数個が
集合体となって表示を行う。基本的には、操作ボタン1
は表示体2とその表面を保護し、押下操作される面とな
る透明保護材(強化プラズチック等)3からなる。4は
前記操作ボタン1の押下信号を送出し、かつクリック感
を生む押圧検出手段としての接点で、より具体的には、
2個の接点部と接片とからなり、操作ボタン1の押圧に
より接片により2個の接点部を接続してメイクさせる構
成となっている。5は前記表示体2の表示内容を制御す
る表示ドライバ、6は押下されたボタン情報を判断して
表示内容や動作を判断し、表示内容を表示ドライバ5に
指示する機能を有するCPU等で構成される表示制御
部、7は前記操作ボタン1の底面側に複数個が互いに離
隔して設けられた接点、8は前記接点7と表示体2とを
結ぶ接続線、9は前記接点7に常に接触している接点、
10は前記接点4と表示制御部6を結ぶ信号線、11は
前記表示制御部6と表示ドライバ5とを結ぶ信号線、1
2は前記表示ドライバ5と接点9とをそれぞれ結ぶ複数
の信号線である。なお、各線号線は、1本の線で表され
ているが、実際には、必要に応じて複数本を用いる。
【0012】次に、動作について説明する。表示制御部
6が操作ボタン1にどのような表示やコマンドを割り与
えるかを決定し、表示内容を表示ドライバ5へ指示す
る。表示ドライバ5は表示制御部6に指示された情報に
基づき表示体2に表示を行わせる。操作ボタン1の押下
に応じ、接点4がメイクし、操作ボタン1から押下信号
が表示制御部6へ伝えられる。表示制御部6は現在の表
示状態を認識しているので、押下操作が有効かどうか
(画面表示に相当する操作ボタンでないかどうか)を判
断し、有効な場合には該当機能に相当する動作を行っ
て、その結果、表示する画面状態を表示ドライバ5に指
示する。
【0013】図2は本考案にかかるボタン表示装置の他
の実施例を示すもので、図1と図2の違いは、図1では
表示体2が操作ボタン部に埋め込まれ、操作ボタン1と
端末との間に押下信号を送出する接点4のほかに、表示
ドライバ5から信号線12の接点9が必要となり、操作
ボタン1が可動のため、信号線12の接点9は操作ボタ
ン1の移動に伴って接触点を変化できることが必要とな
る。このための簡易な構成としては、ばね式の接点とす
ることが考えられる。一方、図2の実施例においては、
表示体2が端末側に固定されるため、表示ドライバ5か
らの信号線12が表示体2に直結する。操作ボタン1の
押下に伴う可動部分は表示体2の透明保護材3のみとな
る。この場合、ボタン面が均一に低下するように押下さ
れるとは限らないので、押下信号を送出する接点4は、
操作ボタン1の周囲にその形状に応じた個数を分散させ
て、並列で押下検出させることが必要となる。その場合
の接点4の配置例を図3に示す。操作ボタン1が方形の
場合は、どの部位が押下されても押下信号が送出可能な
ように各端点に接点4を配置する。これら接点4からの
押下信号の和により、この操作ボタン1が押下されたこ
とを識別できる。
【0014】本考案を適用した場合の表示操作(操作ボ
タン1)の動作例を図4に示す。図4は、上述した操作
ボタン1を複数個組み合わせて、ボタン表示装置を作成
した場合の例である。図中の各マトリックスの□の1つ
1つが、各々図1もしくは図2で示した操作ボタン1
(表示体2)に相当する。基本的に画面表示の制御と操
作ボタン1の押下の判断(押下されたかどうかではな
く、押下信号を有効なものとして処理するかどうか)は
全て表示制御部6で一元的に処理しているので、図4の
(a)〜(f)に示すように、各操作ボタン1単位で画
面部分(表示するのみで、当該操作ボタン1の押下信号
がきても無視する)とするか、ボタン部分(押下信号が
有効で表示制御部6が次の表示や動作を判断し処理す
る)とするかを設定できるので、表示操作部を自由に設
定できる。設計内容については表示制御部6が記憶,処
理を行うこととなる。
【0015】以下、図4に基づいて処理・動作の流れを
説明する。初期画面として、(a)の表示を設定する。
(a)において、上側3段は画面部分として設定されて
いるので、押下されても状態は変化しない。例えば、画
面部分左上の記号を表示している操作ボタン1を押下し
た場合、この操作ボタン1から表示制御部6へ押下信号
は送られるが、表示制御部6は、この操作ボタン1から
の押下信号を受けて何も動作を起こさない。また、
(a)において「カナ」と表示している操作ボタン1を
押下した場合に、(e)を表示するようにしたければ、
その旨表示制御部6に指示しておくことで実現は可能で
ある。(a)が表示中であることは表示制御部6が認識
しているので、この間に「カナ」と表示している操作ボ
タン1の押下信号を受信したら、(e)に対応する表示
を行うように表示ドライバ5に指示を出し(この結果
(e)が表示される)、右上の2つの操作ボタン1につ
いては画面として扱う旨認識すれば良い。操作ボタン1
の押下に従って、必ずしも表示操作面の構成を変更しな
ければならないというわけではない。(e)→(f)
は、操作ボタン1の配置はそのままで、(e)における
ボタン押下に従って画面部分の表示のみを変化させてい
く場合の例である。また、これとは逆に画面部分はその
ままにボタン部分の表示のみを変更させるなど、表示制
御部6への指示次第でどのような設計も可能である。
【0016】図5は各操作ボタン1が有するボタン押下
を判定するための接点4が各々1個である(図1に示し
た操作ボタン1)場合の各接点4と表示制御部6との配
線イメージを示すもので(表示体2は省略してある)、
各信号線10は表示制御部6に取り込まれ、これにより
表示制御部6はどの操作ボタン1が押下されたかを知る
ことができる。
【0017】図6は、図1の操作ボタン1の接点4の平
面図で、操作ボタン1は点線で示してある。これにより
操作ボタン1の押下を正しく検出することが可能とな
る。
【0018】
【考案の効果】本考案に係るボタン表示装置は、複数の
操作ボタンにそれぞれ表示体を設け、これらの表示体の
集合体により表示部を構成するとともに、各表示体の表
示を個別に制御するための表示制御部と、この表示制御
部からの指令に基づき表示部を駆動する表示ドライバと
を設けたので、別段の表示部を必要とせずに各種の表示
を行うことができ、また、その操作は個々の操作ボタン
によって行われるので、押圧したかどうかが明確とな
り、無意識のタッチで動作することがない。
【0019】また、本考案に係る操作ボタンは、表示体
の少なくとも表面を透明保護材で覆って構成し、かつ押
圧の有無を検出する押圧検出手段と、表示部に表示を行
わせる信号を印加するための信号線とを備えたので、上
記ボタン表示装置にきわめて好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のボタン表示装置の一実施例を示す操作
ボタン部分の断面図とその周辺部分を示す図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す図である。
【図3】図2の実施例における接点の配置側を示す平面
図である。
【図4】本考案の動作を説明するための図である。
【図5】本考案における各操作ボタンの配置と接点と表
示制御部との配線状態を示す図である。
【図6】図1の実施例における接点と操作ボタンとの関
係を示す図である。
【符号の説明】
1 操作ボタン 2 表示体 3 透明保護材 4 接点 5 表示ドライバ 6 表示制御部 7 接点 8 接続線 9 接点 10 接点と表示制御部を結ぶ信号線 11 表示制御部と表示ドライバとを結ぶ信号線 12 表示ドライバと接点とを結ぶ複数の信号線

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の操作ボタンにそれぞれ表示体を設
    け、これらの表示体の集合体により表示部を構成すると
    ともに、前記各表示体の表示を個別に制御するための表
    示制御部と、この表示制御部からの指令に基づき前記表
    示部を駆動する表示ドライバとを設けたことを特徴とす
    るボタン表示装置。
  2. 【請求項2】 操作ボタンは、表示体の少なくとも表面
    を透明保護材で覆って構成し、かつ押圧の有無を検出す
    る押圧検出手段と、前記表示部に表示を行わせる信号を
    印加するための信号線とを備えたことを特徴とする請求
    項1に記載のボタン表示装置に使用する操作ボタン。
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