JP2548532Y2 - コンタクト - Google Patents

コンタクト

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JP2548532Y2
JP2548532Y2 JP1991088445U JP8844591U JP2548532Y2 JP 2548532 Y2 JP2548532 Y2 JP 2548532Y2 JP 1991088445 U JP1991088445 U JP 1991088445U JP 8844591 U JP8844591 U JP 8844591U JP 2548532 Y2 JP2548532 Y2 JP 2548532Y2
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JP
Japan
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socket
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chamfered
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宏 遠藤
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンタクトに関し、詳し
くは、コネクタなどに使用されるコンタクトであって改
良された接点構造を備えたコンタクトに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】本考案の対象とするコンタクトの従来例
を図5(a)及び図5(b)に示す。即ち、この従来例
は導電性のソケットコンタクト5であって、図5(a)
及び図5(b)のソケットコンタクト5において、上側
には二股状の接点部51が形成されている。ソケットコ
ンタクト5の下側は例えばコネクタに固定支持される。
このソケットコンタクト5と相手側のコネクタに固定支
持された対応するピンコンタクト(図示せず)とを接続
する場合には、そのピンコンタクトを接点部51の間に
押圧し、接点部51をその板幅方向に弾性変形させて、
ピンコンタクトとソケットコンタクト5との接触力を得
る形式が採られる。図5(b)においてAはソケットコ
ンタクト5のプレスによる打抜き方向である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、この種のコ
ンタクトは、一般的に、導電性の金属板をプレスにより
所要形状に打抜き加工して作られ、またその接点部51
が打抜き加工されたままの状態で使用される。このた
め、例えば図5(b)に示したように、ソケットコンタ
クト5の接点部51の内側は荒れており、即ちプレスに
よる打抜き加工の際のバリ52などが存在する。そして
このように接点部51が荒れているため、コネクタ挿抜
き時などにおいて相手側のコンタクトの接点などを削っ
て傷つけてしまうという不都合がある。
【0004】それ故に本考案の課題は、上記欠点を除去
し、挿抜き時などにおいて相手側コンタクトの接点を傷
つけることがない接点構造を備えたコンタクトを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、導電性
の金属板をプレスによる打抜き加工をして形成された接
点を有する導電性のコンタクトにおいて、前記接点は前
記打抜き加工によって形成されている破断面の板厚方向
一方の縁が凸曲面状に面取りされて形成されている
取り部を有し、該面取り部は前記破断面の板厚方向の
方の縁方向に曲げ加工よって曲げられていることを特徴
とするコンタクトが得られる。
【0006】
【作用】上記のように端部を面取りし且つ曲げ加工する
ことで相手側コンタクトと接触する接点表面が滑らかと
なる。このため、コネクタ挿抜き時などにおいて相手側
コンタクトを傷つけることがなくなる。
【0007】
【実施例】以下に本考案の一実施例を説明する。図1は
ソケットコンタクト1、並びに相手側のピンコンタクト
2を示している。ソケットコンタクト1は導電性の金属
板をプレスにより打抜き加工されて作られたもので、上
側には二股状の接点部11が形成されている。尚、図示
は省略したが、ソケットコンタクト1の下側はコネクタ
などに固定支持される。
【0008】ソケットコンタクト1の二股状の接点部1
1の上端部分には、これら二股の上端部分を内方に、且
円弧状に突出させた一対の接点12が形成されてい
る。接点12は、金属板をプレスによる打抜き加工をし
て得られたものであり、図2(a),図2(b)及び図
2(c)に示した通り、プレスによる打抜き加工により
形成されている破断面の板厚方向の一方の縁が適当な曲
率で凸曲面状に面取り(曲率Rの面取りされて形成さ
れている面取り部121を有している。さらに面取り部
121は破断面の板厚方向の他方の縁122方向に適当
な角度で曲げ加工よって曲げられている。
【0009】以上の構成のソケットコンタクト1では、
図1において、相手側のピンコンタクト2を挿入方向で
ある方向B(図1を参照)に移動することで、ソケット
コンタクト1とピンコンタクト2とは接続する。また
向Bとは逆向きの抜去方向である方向Cに移動すること
で、ソケットコンタクト1とピンコンタクト2とは分離
する。そしてこのようにピンコンタクト2を挿抜する
には、ソケットコンタクト1の接点12の一方の縁が凸
曲面状に面取りされて形成されている面取り部121と
なっており、しかも接点12が他方の縁122方向に適
当な角度で曲げ加工されていることから、面取り部12
1にピンコンタクト2の接点22が接触するため、ピン
コンタクト2の接点22とソケットコンタクト1の接点
12との接触は滑らかに行われる。なお、ソケットコン
タクト1とピンコンタクト2とは、これらが相対的に方
向B及び方向Cに移動するものであってもよい。
【0010】図3に、本考案の他の実施例であるピンコ
ンタクト4、並びにこのピンコンタクト4の相手側のソ
ケットコンタクト3を示した。ピンコンタクト1は、上
記した実施例と同様に、導電性の金属板をプレスにより
打抜き加工されて作られたもので、またその下側に接点
42が形成されている。
【0011】接点42は、図4(a),図4(b)及び
図4(c)に示した通り、プレスによる打抜き加工によ
り形成されている破断面の板厚方向の一方の縁が適当な
曲率で凸曲面状に面取り(曲率Rの面取り)されて形成
されている面取り部21を有している。さらに面取り
部421は破断面の板厚方向の他方の縁422方向に適
当な角度で曲げ加工よって曲げられている。
【0012】この実施例のピンコンタクト4は、このコ
ンタクト4を図3において方向Bに移動することで相手
側のソケットコンタクト3に接続する。またピンコンタ
クト4を方向Cに移動することで、ピンコンタクト4と
ソケットコンタクト3とは分離される。そして、このよ
うにピンコンタクト4をソケットコンタクト3へ挿抜す
際には、ピンコンタクト4の接点42の一方の縁が凸
曲面状に面取りされている面取り部421であり、しか
も接点42が曲げ加工されていることから、面取り部4
21とピンコンタクト4の接点42とが接触するため、
ピンコンタクト4の接点42とソケットコンタクト3の
接点32との接触は滑らかに行われる。
【0013】
【考案の効果】以上の通り、本考案のコンタクトによれ
ば、相手側コンタクトと接触する接点表面が滑らかとな
るため、コネクタの挿抜時などにおいて相手側コンタク
トを傷つけることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のコンタクトを示した説明図で
ある。
【図2】(a)は図1に示したコンタクトの正面図、
(b)は同じく側面図、(c)は同じく上面部である。
【図3】本考案の他の実施例のコンタクトを示した説明
図である。
【図4】(a)は図3に示したコンタクトの正面図、
(b)は同じく側面図、(c)は同じく上面部である。
【図5】(a)は従来のコンタクトの説明図で、(b)
はその接点部の説明図である。
【符号の説明】
1,3 ソケットコンタクト 2,4 ピンコンタクト 12,22,32,42 接点121,421 面取り部 122,422 他方の縁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の金属板をプレスによる打抜き加
    工をして形成された接点を有する導電性のコンタクトに
    おいて、前記接点は前記打抜き加工によって形成されて
    いる破断面の板厚方向の一方の縁が凸曲面状に面取りさ
    れて形成されている面取り部を有し、該面取り部は前記
    破断面の板厚方向の他方の縁方向に曲げ加工よって曲げ
    られていることを特徴とするコンタクト。
JP1991088445U 1991-10-03 1991-10-03 コンタクト Expired - Fee Related JP2548532Y2 (ja)

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JPH0533470U JPH0533470U (ja) 1993-04-30
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