JP2548195B2 - 累算器 - Google Patents

累算器

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JP2548195B2
JP2548195B2 JP62140276A JP14027687A JP2548195B2 JP 2548195 B2 JP2548195 B2 JP 2548195B2 JP 62140276 A JP62140276 A JP 62140276A JP 14027687 A JP14027687 A JP 14027687A JP 2548195 B2 JP2548195 B2 JP 2548195B2
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哲彦 金秋
康三 塗矢
泰範 谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はFIR型デジタルフィルタ等に用いられる累算
器に関するものである。
従来の技術 近年LSI技術の進歩に伴い、デジタルフィルタが広く
利用されるようになった。LSIにおけるデジタルフィル
タでは、乗加算器を時分割で使用する関係上累算器が用
いられる。第2図にその例を示し、その説明を行う。
第2図において、11〜15は1ビット全加算器であり
(以下フルアダーと称す)、端子A,B、Ciの和を端子S
から、繰り上がりを端子Coから出力する。これにより24
ビットのデータの加算を行う。21〜28はDフリップフロ
ップであり、端子Cに入力されるクロック信号の立ち上
がりで、端子Dから入力される信号をラッチし、端子Q
から出力する。30〜34はANDゲートである。次に、第3
図に示すタイミング図とともに第2図の動作説明を行
う。
この累算器では、タイムスロット0〜63の64スロット
中に端子A23〜0より入力されるデータαを累算する
ようになっている。即ちタイムスロット0でリセット信
号RESが“0"となり、ANDゲート30〜34の出力がすべてゼ
ロとなる。これにより、フルアダー11〜15は α+0=α を出力し、Dフリップフロップ21〜25にラッチされる。
タイムスロット1ではリセット信号RESは“1"となり、A
NDゲート30〜34はDフリップフロップ21〜25の出力Y0〜
Y23をフルアダー11〜15に与える。このためタイムスロ
ット1では α+α の計算が行われる。このようにして順次累算が行われ、
タイムスロット63で の計算を行ない、引き続くタイムスロット0でDフリッ
プフロップ21〜25から出力される。このデータの上位16
ビットをクロック信号CK2によりDフリップフロップ26
〜28がラッチし、累算器の出力とするものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の構成では、累算結果の上位
16ビットを下位8ビット切り捨てで出力しているため、
本累算器を例えばデジタルフィルタ等の積和演算の累算
を用いると、Dフリップフロップ21〜25の24ビットで見
た累算結果がゼロとなる近傍で非直線となるという問題
点があった。即ち、例えば64タップのFIRフィルタを考
えると、そのフィルタ係数をX0〜X63とし、そのフィル
タゲインが若干1に満ない場合、フィルタ入力が1(直
流)の時、累算器の出力は切り捨てによりゼロとなる。
フィルタ入力がゼロの時は積和の結果はすべてゼロであ
るので累算器の出力は当然ゼロとなる。フィルタ入力が
−1の時はやはり、切り捨てにより累算器出力は−2と
なる。
本発明は上記の問題点に鑑み、ゼロ近傍で歪みの発生
しない累算器を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の累算器は、順次
更新されるNビット(Nは2以上の自然数)の入力デー
タと、Nビットの記憶手段と、該記憶手段の出力と前記
入力データの加算を行い、加算結果を前記記憶手段に順
次書き込むようにした加算器と、前記記憶手段の初期化
を行なう初期化手段とを備え、前記初期化手段が累算開
始時に前記記憶手段出力の上位ビットより第Mビット目
(M<N)を1、他のビットを0にセットして累算を開
始し、前記加算器出力より上位(M−1)ビットを累算
出力として取り出すようにしたものである。
作用 上記のように、累算開始時に切り捨てられるビットの
最上位のビットを1にセットしてから累算を開始するよ
うにしたため、累算結果に0.5を加えて小数点以下を切
捨てる操作を行なうことと等価となる。この操作は切り
捨てられるデータを四捨五入して出力することと等しく
なるため、従来例に述べたようなフィルタ係数を有する
デジタルフィルタの累算器として用いても、仮にフィル
タ入力が直流の場合で、フィルタ入力=+1、0、或は
−1、の時、従来ではその出力が+1,−1,−2となって
いたが、本願発明による累算器を用いれば、+1、0,−
1を出力し、ゼロ近傍での直線性が保たれ歪は発生しな
い。
実 施 例 以下図面に基づき本発明の説明を行う。
第1図は本発明による累算器の一実施例を示すもので
ある。この図を説明すると、11〜16は1ビットフルアダ
ーであり、端子A,B、Ciの和を端子Sから、繰り上がり
を端子C0から出力する。これにより24ビットのデータの
加算を行う。21〜29はDフリップフロップであり、端子
Cに入力されるクロック信号の立ち上がりで、端子Dか
ら入力される信号をラッチし、端子Qから出力する。30
〜34はANDゲートである。41はORゲートである。ここで
はリセット信号RESの論理を反転して入力するようにな
っている。リセット信号RES,クロック信号CK1,CK2には
第3図に示す信号が与えられている。
次に第1図の動作について説明する。
タイムスロット0でリセット信号RESが“0"となり、A
NDゲート30〜34の出力がすべてゼロとなる。また、ORゲ
ート41の出力が1となる。これにより、フルアダー11〜
16は α+128 を出力し、Dフリップフロップ21〜26にラッチされる。
タイムスロット1ではリセット信号RESは“1"となり、A
NDゲート30〜34及びORゲート41はDフリップフロップ21
〜26の出力Y0〜Y23をフルアダー11〜16に与える。
このためタイムスロット1では α+128+α の計算が行われる。このようにして順次累算が行われ、
タイムスロット63で の計算を行ない、引き続くタイムスロット0でDフリッ
プフロップ21〜26から出力される。このデータの上位16
ビットをクロック信号CK2によりDフリップフロップ27
〜29がラッチし、累算器の出力とするものである。
このように本実施例の累算器では、タイムスロットを
増やすことなく(最大切り捨て量+1)の1/2の値を加
えたデータの切り捨てを行うため結果として四捨五入が
行われ、従来例にて述べたような歪みが発生しないもの
である。これは、デジタルフィルタに小振幅の正弦波を
入力とする場合に特に有効である。
なお、本実施例においてはANDゲート,ORゲートを用い
て初期値の設定を行ったが、リセット付きDフリップフ
ロップ、セット付きDフリップフロップを用いて初期値
の設定を行っても良いことは言うまでもない。要は累算
開始時に初期値として(最大切り捨て量+1)の1/2の
値を与えるようにするものである。
発明の効果 以上述べたように、本発明は、順次更新される入力デ
ータと、Nビット(Nは自然数)の記憶手段と、該記憶
手段の出力と前記入力データの加算を行い、加算結果を
前記記憶手段に順次書き込むようにした加算器と、前記
記憶手段の初期化を行う初期化手段とを備え、前記初期
化手段が累算開始時に前記記憶手段出力の上位ビットよ
り第Mビット目(M<N)を1、他のビットを0にセッ
トして累算を開始し、前記加算器出力より上位(M−
1)ビットを累算出力として取り出すようにしたことに
より、タイムスロットを増やすことなく、第(M+1)
ビット目を四捨五入して出力することができ、本累算器
をデジタルフィルタ等の積和演算の累算を用いてもゼロ
近傍で歪みが発生しないという優れた効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による累算器の一実施例を示すブロック
図、第2図は従来における累算器を示すブロック図、第
3図は本発明による累算器と従来における累算器のタイ
ミングを示すタイミング図である。 11〜16……1ビットフルアダー、21〜29……Dフリップ
フロップ、30〜34……ANDゲート、41……ORゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 泰範 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−120535(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】順次更新されるNビット(Nは2以上の自
    然数)の入力データと、Nビットの記憶手段と、該記憶
    手段の出力と前記入力データの加算を行い、加算結果を
    前記記憶手段に順次書き込むようにした加算器と、前記
    記憶手段の初期化を行なう初期化手段とを備え、前記初
    期化手段が累算開始時に前記記憶手段出力の上位ビット
    より第Mビット目(M<N)を1、他のビットを0にセ
    ットして累算を開始し、前記加算器出力より上位(M−
    1)ビットを累算出力として取り出すようにしたことを
    特徴とする累算器。
JP62140276A 1987-06-04 1987-06-04 累算器 Expired - Lifetime JP2548195B2 (ja)

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JP62140276A JP2548195B2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04 累算器

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JP62140276A JP2548195B2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04 累算器

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Publication Number Publication Date
JPS63303508A JPS63303508A (ja) 1988-12-12
JP2548195B2 true JP2548195B2 (ja) 1996-10-30

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ID=15265010

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5970308A (ja) * 1982-10-15 1984-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイジタルフイルタ
JPS59176919A (ja) * 1983-03-25 1984-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイジタル信号処理装置

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JPS63303508A (ja) 1988-12-12

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