JP2547777B2 - 両面印刷制御方式 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、両面印刷制御方式に関し、特にデータ処理
装置の出力装置として用いる両面印刷装置を制御する両
面印刷制御方式に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、データ処理装置からの出力データを高速に印刷
出力する印刷装置として、レーザプリンタが実用化さ
れ、このレーザプリントではカット紙に両面印刷できる
ものが開発されている。

この種のレーザプリンタの両面印刷装置および印刷制
御装置を、第６図および第７図により説明する。

第６図は、両面印刷装置の機構部の概略の構成図であ
る。第６図において、給紙部61より送出された用紙は、
感光体ドラム62と定着部63とで構成される印刷部64を通
過することにより、感光体ドラム62上に形成された画像
が用紙上に転写され、定着部63で画像を用紙上に定着す
ることで片面の印刷を終える。続いて、片面印刷済みの
用紙は印刷機構部内の用紙反転機構部65で用紙の裏表が
反転され、印刷部64を再び通過することにより、用紙の
印刷されていない面に対し感光体ドラム62で画像を転写
し、定着部63で定着を行い、印刷済用紙スタッカ66に送
出されて、両面印刷を完了する。ここでの用紙は連続し
て流れて、両面印刷プロセスは連続して行われる。

第７図は、印刷制御装置の概略の構成を示すブロック
図である。第７図において、ホストから送られて来る印
刷データはページバッファ71に入力される。プロセッサ
72はページバッファ71内の印刷データに対応したドット
パターンをドットパターンメモリ73より読み出し、ドッ
トパターンデータをフルドットメモリ51〜55の印刷面に
対応したページに順次に書き込む。プロセッサ72が数ペ
ージ分の印刷データをドットパターン展開し、フルドッ
トメモリ51〜55への書き込みが終わると、印刷制御装置
70は、フルドットメモリの各ページに展開されたドット
パターンデータをページ単位に順次に両面印刷装置60に
送出し、印刷を開始させる。ここでは、印刷動作を高速
にするため、両面印刷装置60の機構部の印刷プロセス動
作は、連続して行われるものであり、それに対応して印
刷制御装置70では、印刷面に対応して設けられた複数ペ
ージ分のフルドットメモリ51〜55に展開されているドッ
トパターンデータを、両面印刷装置60に順次送出するよ
うになっている。

なお、レーザプリンタの両面印刷制御方式に関連する
公知文献としては、例えば、特開昭59−5081号公報が挙
げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、前記従来技術では、用紙が給紙部から送出
され、感光体ドラムと定着部との印刷部、用紙反転機構
部を経て、再度、感光体ドラムと定着部との印刷部を通
って両面印刷される印刷プロセスは、その機構部の動作
が連続した動作として行われる。

一方、感光体ドラム上の印刷すべき画像は、印刷制御
装置内で印刷データをドットパターンに展開し、用紙が
感光体ドラムを通過する前に、感光体ドラム上に形成し
なければならない。しかし、印刷制御装置内の印刷デー
タをドットパターンに展開する動作にかかる時間は、印
刷データの内容の複雑さにより変動するため、用紙の第
１面（例えば表面）を先に印刷した後、続いて用紙の第
２面（例えば裏面）を印刷するために行う印刷データの
ドットパターン展開が、用紙の感光体ドラム到着に間に
合わない場合がありうる。この場合には、用紙の第２面
への印刷は行うことができず、両面印刷動作は失敗とな
る。そこで、複数ページ分（複数印刷面分）のドットパ
ターンデータを記憶する容量のフルドットメモリを備
え、印刷制御装置が第１面の印刷に先立ち、用紙の印刷
データを第１面と第２面の両印刷面分のドットパターン
展開し、両印刷面分のドットパターンデータを印刷制御
装置内に保持してから、両面印刷を開始するようにして
いる。このため、印刷制御装置はフルドットメモリとし
て、少なくとも２ページ（印刷面）分以上の容量を有す
るメモリを備えなければならず、特に印刷面が大きい場
合には、必要とするメモリが大容量となるため、コスト
高となるという問題点があった。

本発明は、前記問題点を解決するためになされたもの
である。

本発明の目的は、両面印刷動作を失敗させることな
く、両面印刷装置を制御する印刷制御装置のドットパタ
ーンデータを格納するメモリの容量を削減する両面印刷
制御方式を提供することにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであ
ろう。

〔問題点を解決するための手段〕

前記の目的を達成するため本発明においては、給紙部
と、印刷部と、片面印刷済みの用紙を保持するサブスタ
ッカと、給紙部から用紙を印刷部へ送る第１用紙送出部
と、サブスタッカから片面印刷済みの用紙を印刷されて
いない面を印刷面として印刷部へ送る第２用紙送出部と
を有する機構部を備え、印刷データをドットパターン展
開して、用紙の一方の面に印刷し、前記サブスタッカに
保持し、続いて、用紙の残りの面に印刷して両面印刷を
行う両面印刷制御方式において、前記第１用紙送出部の
紙送り制御と、第２用紙送出部の紙送り制御とを、それ
ぞれ個別に、各紙面に印刷すべき印刷データのドットパ
ターン展開完了後に行うことを主な特徴とする。

〔作用〕

前記手段によれば、両面印刷装置の印刷機構部内に
は、片面印刷済み用紙を複数枚保持するサブスタッカ、
およびサブスタッカから片面印刷済みの用紙を印刷され
ていない面を印刷面として印刷部へ送る第２用紙送出部
が設けられている。この第２用紙送出部の紙送り制御
は、個別に当該紙面に印刷すべきデータのドットパター
ン展開完了後に行われる。これにより、片面印刷済みの
用紙は、印刷するデータのドットパターン展開完了ま
で、一時的にサブスタッカに保持され、印刷部への送出
が停止されるので、両面印刷動作が失敗となることはな
い。

すなわち、ここでは、第２面に印刷すべき印刷データ
のドットパターン展開が印刷制御装置内で完了している
場合は、片面印刷済み用紙はサブスタッカ内に保持され
ることなく、印刷部へ送出される。第２面に印刷すべき
印刷データのドットパターン展開が印刷制御装置内で完
了していない場合には、片面印刷済み用紙はサブスタッ
カ内に保持され、印刷制御装置がドットパターン展開を
完了させた後にサブスタッカから印刷部へ送出される。
したがって、印刷データの内容が複雑で、印刷制御装置
が用紙の第２面に印刷すべき印刷データのドットパター
ン展開に長時間を要しても、両面印刷動作を失敗するこ
とがない。更に、印刷制御装置は、第２面に印刷すべき
印刷データのドットパターンデータを、第１面を印刷す
る前に印刷制御装置内に保持する必要はなくなり、印刷
制御装置内には用紙の１面分のドットパターンデータを
格納可能なメモリ容量があれば良く、２面分のメモリ容
量は不要となる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明
する。

第１図は、本発明の一実施例の両面印刷装置の機構部
の概略の構成図である。

第１図において、給紙部11より送出された用紙は、感
光体ドラム12および定着部13などで構成される印刷部14
を通過することにより、感光体ドラム12上に形成された
画像が用紙上に転写され、定着部13で画像を用紙上に定
着することで片面の印刷を終える。続いて、片面印刷済
みの用紙は反転走行路15を通って用紙の裏表が反転され
てサブスタッカ16に給送される。サブスタッカ16からの
用紙が再び印刷部14を通過することにより、用紙の印刷
されていない面に対して感光体ドラム12で画像を転写
し、定着部13で定着を行い、両面印刷を完了して、印刷
済用紙スタッカ17に送出される。この機構部において
は、給紙部11から用紙を印刷部14に送る第１用紙送出部
19と、サブスタッカ16から用紙を印刷部に送る第２用紙
送出部18とは、その機構が独立しており、それぞれ個別
に制御されるようになっている。

第２図は、本発明の一実施例における印刷制御装置の
概略の構成を示すブロック図である。

第２図において、ホストから送られて来る印刷データ
はページバッファ21に入力される。プロセッサ22はペー
ジバッファ21内の印刷データに対応したドットパターン
をドットパターンメモリ23より読み出し、フルドットメ
モリ24へ書き込む。プロセッサ22が１ページ分の印刷デ
ータをドットパターン展開して、フルドットメモリ24へ
書き込みが終わると、印刷制御装置20は両面印刷装置25
にドットパターンデータおよび制御データを送出し、印
刷を開始させる。

以下、この印刷の動作を順に追って説明する。印刷制
御装置20は給紙部11に最初の用紙の送出指示を出すとと
もに、フルドットメモリ24内のドットパターンデータを
両面印刷装置25に送出する。両面印刷装置25は印刷制御
装置20から送出されてきたドットパターンデータに従
い、印刷すべき画像を印刷部14の感光体ドラム12上に形
成する。給紙部11から用紙が第１用紙送出部19により印
刷部に送出され、印刷部14では、感光体ドラム12上に形
成された画像を、給紙部11より送出された最初の用紙の
第１面に転写し、定着部13で定着して印刷を行う。印刷
部14を通過して、第１面に印刷され終った用紙は、反転
走行路15を経て、用紙の表裏が反転されてサブスタッカ
16に入る。サブスタッカ16に保持された片面印刷済みの
用紙は、第２用紙送出部18により反対の印刷されていな
い面を印刷面として再び印刷部14に供給され、両面印刷
される。印刷部14から両面印刷の終った用紙は、印刷済
用紙スタッカ17に送出されて両面印刷を完了する。

印刷制御装置20では、両面印刷装置25へ最初の用紙の
第１面に対するドットパターンデータを送り出すと、プ
ロセッサ22が２枚目の用紙の第１面に対する印刷データ
のドットパターンの展開を開始する。すなわち、両面印
刷装置25へ送出済みの最初の用紙の第１面に対するドッ
トパターンデータを格納していたフルドットメモリ24内
のエリアが空きとなるので、プロセッサ22はこのエリア
に２枚目の用紙の第１面に対するドットパターン展開を
行い、ドットパターンデータの格納を行う。ここでは、
用紙が給紙部11から送出され、印刷部14で第１面の印刷
を終えるまでの時間、すなわち定着部13を通過するまで
の時間をａ秒とし、印刷を終えて定着部13を通過した用
紙がサブスタッカ16に入るまでの時間をａ秒としてい
る。また、用紙がサブスタッカ16から印刷部14に送出さ
れて、第２面の印刷を終えて印刷済用紙スタッカ17に入
るまでの時間もａ秒としている。さらに、サブスタッカ
16は用紙を２枚まで一時保持できるものとする。

ここで、１面分のドットパターン展開完了時のプロセ
ッサ22の両面印刷装置25に対する動作について説明す
る。第４図にプロセッサ22の概略の構成を示す。プロセ
ッサ22はプログラム処理部221とａ秒タイマ222を有して
いる。プログラム処理部221は１画面分のドットパター
ン展開完了後、第５図に示すような処理フローに従い、
フルドットメモリ24からのドットパターンデータの送出
と、給紙部11から用紙送出を行う第１用紙送出部19への
用紙送出指示と、サブスタッカ16から用紙送出を行う第
２用紙送出部18への用紙送出指示との制御データ送出を
行う。

第５図を参照して、処理の概要を説明する。１面分の
ドットパターン展開が完了すると、プログラム処理部22
1はａ秒タイマ222を参照し、ａ秒タイマ222の内容が０
になるのを待ち（ステップS1）、印刷部14で印刷動作を
完了するまで待つ。ａ秒タイマ222はプログラム処理部2
21からの指示によりタイマ動作を開始し、ａ秒間の時間
計測を行い、ａ秒からスタートし、時間経過に従い、タ
イマ内容を減少させて０秒でストップする。プログラム
処理部221はａ秒タイマ222の内容が０になると、今、ド
ットパターン展開が完了したのが用紙の第１面か、第２
面かの判定を行う（ステップS2）。展開を完了したのが
用紙の第１面であれば、プロセッサ22は両面印刷装置25
に対し、給紙部11から用紙送出を行う第１用紙送出部19
への用紙送出指示を指示した後（ステップS3）、フルド
ットメモリ24内のドットパターンデータを両面印刷装置
25に送出する（ステップS5）。展開を完了したのが用紙
の第２面であれば、プロセッサ22は両面印刷装置25に対
し、サブスタッカ16から用紙送出を行う第２用紙送出部
18への用紙送出指示を指示した後に（ステップS4）、フ
ルドットメモリ24内のドットパターンデータを両面印刷
装置25に送出する（ステップS5）。そして、次面のドッ
トパターン展開を開始して、印刷動作のタイミングを測
定するためのａ秒タイマ222をスタートさせる（ステッ
プS6）。

第３図は、印刷制御装置20におけるドットパターン展
開処理と、両面印刷装置25における印刷処理のタイムチ
ャートである。なお、第３図において、ｍ（ｎ）はｍ枚
目の第ｎ面に対する処理を示し、例えば、２（１）は２
枚目の第１面の処理を、１（２）は１枚目の第２面の処
理を、それぞれ示している。

第３図を参照して説明する。印刷制御装置20のプロセ
ッサ22が１枚目の用紙の第１面のドットパターン展開を
終り、印刷制御装置20がドットパターンデータ送出と用
紙送出指示とを送出して、両面印刷装置25に印刷の開始
を指示すると、印刷が開始される。続いて、印刷制御装
置20では、プロセッサ22が２枚目の用紙の第１面に対す
るドットパターン展開をａ秒以内で終わると、ａ秒の経
過の後（最初の用紙が定着部13を通過した後）、２枚目
の用紙を給紙部11から送出する第１用紙送出部19に対す
る用紙送出指示と、２枚目の用紙の第１面に対応したド
ットパターンデータとを両面印刷装置25に送出する。２
枚目の用紙の第１面が印刷部14で印刷され終り、定着部
13から出てくるまでの間に、第１面を印刷済みの最初の
用紙は反転走行路15を経てサブスタッカ16に入る。この
間、印刷制御装置20では、最初の用紙の第２面に対する
ドットパターン展開が行われている。プロセッサ22が最
初の用紙の第２面に対するドットパターン展開を２枚目
の用紙の給紙部11から送出開始後ａ秒以内に終えると、
ａ秒の経過後（２枚目の用紙が定着部13を通過した
後）、印刷制御装置20は最初の用紙をサブスタッカ16か
ら送出する第２用紙送出部18に対する用紙送出指示と、
最初の用紙の第２面に対応したドットパターンデータと
を両面印刷装置25へ送出する。これにより、両面印刷装
置25では最初の用紙の第２面に印刷を行う。この間、印
刷制御装置20では、３枚目の用紙の第１面に対するドッ
トパターン展開が行われている。次に、印刷制御装置20
が３枚目の用紙を給紙部11から送出する第１用紙送出部
19に対する用紙送出指示と、３枚目の用紙の第１面に対
応したドットパターンデータとを両面印刷装置25に送出
して、両面印刷装置25は３枚目の用紙の第１面に対する
印刷を行う。

続いて印刷制御装置20では、プロセッサ22が２枚目の
用紙の第２面のドットパターン展開を行う。ここで、こ
のドットパターン展開に時間を要した場合には、ａ秒経
過しても、印刷制御装置20はドットパターンデータ送出
と、用紙送出指示とを送出しない。このため、両面印刷
装置25内では、３枚目の用紙を送出後ａ秒以上の時間が
経過しても、印刷制御装置20からの用紙送出指示が来な
いため、２枚目の第１面を印刷済みの用紙がサブスタッ
カ16内に保持されたままとなる。プロセッサ22が２枚目
の用紙の第２面の印刷データのドットパターン展開を終
って、印刷制御装置20がドットパターンデータ送出と用
紙送出指示とを送出すると、両面印刷装置25は、サブス
タッカ16から２枚目の用紙を送出し、２枚目の第２面の
印刷動作を引き続いて行う。

このように、本実施例においては、２枚目の第２面に
対するドットパターン展開に2a秒以上の長時間を要した
場合でも、２枚目の第２面に対する印刷失敗は発生せ
ず、両面印刷は失敗しない。すなわち、印刷制御装置の
ドットパターン展開時間が長時間に及ぶことに起因し、
印刷部の感光体ドラム上に画像が形成される前に、用紙
が印刷部を通過することがないので、両面印刷の失敗が
発生することはない。このため、両面印刷の失敗が発生
しないので、印刷制御装置内にフルドットメモリを複数
ページ分持つ必要がなくなり、１ページ分のフルドット
メモリで両面印刷が可能となり、印刷制御装置内のメモ
リ容量を削減できる。

以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であるこ
とはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、本発明によれば、印刷制御装
置内にフルドットメモリを複数ページ分持つ必要がなく
なり、１ページ分のフルドットメモリで両面印刷が可能
となり、印刷制御装置内のメモリ容量を削減する効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の両面印刷装置の機構部の
概略の構成を示す構成図、 第２図は、本発明の一実施例の印刷制御装置の構成を示
すブロック図、 第３図は、印刷制御装置におけるドットパターン展開処
理と両面印刷装置における印刷処理のタイムチャート、 第４図は、プロセッサの要部の概略構成を示すブロック
図、 第５図は、プロセッサのドットパターン展開完了後の処
理を示すフローチャート、 第６図は、従来の両面印刷装置の機構部の概略の構成を
示す構成図、 第７図は、従来の印刷制御装置の構成を示すブロック図
である。 図中、11……給紙部、12……感光体ドラム、13……定着
部、14……印刷部、15……反転走行路、16……サブスタ
ッカ、17……印刷済用紙スタッカ、18……第２用紙送出
部、19……第１用紙送出部、20……印刷制御装置、21…
…ページバッファ、22……プロセッサ、23……ドットパ
ターンメモリ、24……フルドットメモリ、25……両面印
刷装置である。

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】給紙部と、印刷部と、片面印刷済みの用紙
   を保持するサブスタッカと、給紙部から用紙を印刷部へ
   送る第１用紙送出部と、サブスタッカから片面印刷済み
   の用紙を印刷されていない面を印刷面として印刷部へ送
   る第２用紙送出部とを有する機構部を備え、印刷データ
   をドットパターン展開して、用紙の一方の面に印刷し、
   前記サブスタッカに保持し、続いて、用紙の残りの面に
   印刷して両面印刷を行う両面印刷制御方式において、前
   記第１用紙送出部の紙送り制御と、第２用紙送出部の紙
   送り制御とを、それぞれ個別に、各紙面に印刷すべき印
   刷データのドットパターン展開完了後に開始することを
   特徴とする両面印刷制御方式。