JP2547739Y2 - 遮光材の取付け構造 - Google Patents

遮光材の取付け構造

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JP2547739Y2
JP2547739Y2 JP1991106515U JP10651591U JP2547739Y2 JP 2547739 Y2 JP2547739 Y2 JP 2547739Y2 JP 1991106515 U JP1991106515 U JP 1991106515U JP 10651591 U JP10651591 U JP 10651591U JP 2547739 Y2 JP2547739 Y2 JP 2547739Y2
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博行 岡崎
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Takiron Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は農園芸用ハウス等を遮光
する場合の遮光材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】農園芸用ハウス内で椎茸栽培やランの栽
培をする場合、椎茸やランの品質を良くするために換言
すれば直接入射する太陽光をやわらげるために遮光材の
取付けが行われている。該遮光材は屋根材の上部に適当
間隔に取付けられたH型のレールや管等の支持材の上に
載せられ、該支持材に遮光材が取付けられていた。そし
て、この場合、該支持材は屋根材に穿設された開口を介
して母屋材に取付けることが多く、このような取付け構
造では次のような問題がしばしば起きていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記遮光材の取付け構
造においては、遮光材と波形板の止め具との間隔が狭
く、風によって遮光材が上下にバタバタはためくと、該
遮光材が止め具、例えばビス等の頭部にひっかかり、破
れるという問題があった。また、レール材や他のフレー
ムを屋根面に止める場合に、波形板に孔を開けることが
多く、その孔が雨漏りの原因ともなっていた。また、レ
ール材や管等の支持材を取付ける手間がかかり、さらに
支持材に遮光材を取付ける場合も、ネジ等に遮光材をひ
っかけないように注意深く作業を進めなければならない
ため、煩わしく手間がかかるという問題があった。
【0004】本考案は上記問題に鑑みてなされたもの
で、屋根材に特別に孔を開けることなしに、しかも屋根
面のビス等の突起物に引っ掛かることのない遮光材の取
付け構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は合成樹脂製波形
板の山部を座金を介してネジ止めする農園芸用ハウス等
の屋根において、中央にネジ孔を有し、その両側に傘状
の突出部を有する座金を用いると共に、該座金の上に、
上方が狭くなり、両下端が内向きに屈曲している略H型
のレールを、上記傘状の突出部を該H型のレールの下部
に嵌合するように載せ、該レールの上部に遮光材を挟み
込みその上を押さえ部材で押さえて遮光材を張設した遮
光材の取付構造である。
【0006】
【作用】本考案の遮光材の取付け構造は、所謂波板を止
めるネジに、遮光材が風などのバタツキによってひっか
かり、遮光材が破れるのを防止するものである。即ち、
本考案の取付け構造においては、波板の山部に特別な座
金を用い、その上部に略H型のレールを載置し、その上
部に遮光材を張設するため、遮光材の位置が波板の山部
よりかなり高くなるので、波板を止めるネジにひっかか
りにくくなるものである。
【0007】また、上方が狭くなり、両下端が内向きに
屈曲している略H型のレールの下部に座金の傘状の突出
部を嵌合するように、座金に該レールが取付けられて、
該レールに遮光材が張設されるので、遮光材が簡単に取
付けられ、また取外しも容易である。
【0008】また、遮光材を支持する支持枠などが屋根
材に特別に孔を開けることなしに配設できるので、雨漏
り等の心配もない。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
【0010】図1は農園芸用ハウスAであって、該ハウ
スは合成樹脂製の波形板1で覆われている。該波形板1
はメチルメタアクリレート(MMA)、ポリカーボネー
ト等の光透過性の良い合成樹脂波板が使用される。
【0011】波形板1(以下、波板1という)はアルミ
や鉄製のC形チャンネル等が通常用いられている母屋材
にタッピングネジ等で固定されている。そして、通常ハ
ウスAの頂部には換気のための天窓15が設けられる。
また、屋根材である波板1の上には繊維製の遮光材2が
取付けられている。
【0012】図2は一般的な農園芸用ハウスの断面概略
図である。母屋材3の上に波板1が取付けられ、その上
に遮光材2が張設される。天窓15にも波板1及び遮光
材2が張ってある。
【0013】また、波板1は波形が屋根の傾斜方向に対
して直角となるように、取付けなければならない。そし
て、母屋3に波板1を取付ける際、波板の山の部分にタ
ッピングネジを座金を介して取付けることが重要であ
る。雨水の洩れを完全に防ぐためには、座金と波板との
間、又は座金とネジとの間にゴム系のパッキンやシール
材等を介入させることが望ましい。
【0014】図3は本考案の遮光材の取付け構造の要部
断面斜視図である。図3によると、母屋材3に波板1が
載置され、該波板1はその山部において、座金4を介し
てタッピングネジ11によって固定されている。該ネジ
11は必ずしもタッピングネジでなくてもよく、要は波
板1が母屋材3に座金4を介して固定されれば良い。こ
のとき、座金4よりネジ11の頭部が突出するものを使
用するのは好ましくない。
【0015】本考案で使用される座金4の好ましい一実
施例を図5、図6及び図7に示す。図5は座金4の斜視
図、図6は同座金4の平面図、図7は図6のX−X線に
沿って切断した切断端面図である。
【0016】該座金4はその中央にネジ11が貫通する
ためのネジ孔7が設けられている。また、その周囲には
凹み14を有しており、該凹み14の大きさはネジ11
の頭部がちょうど嵌合される程度の大きさに形成されて
いるのが望ましい。そして、ネジ孔7の両側には傘状の
突出部24がある。そして傘状の突出部24の両端は図
7に見られるように内側に略水平に入り込み、凹み14
の外壁18よりも外の位置からさらに外側に屈曲して八
の字型に広がっている。該八の字型に延びている部分
は、該座金4を波板1の山部に載置したとき波板1の山
部から谷部に到る曲面に沿う形状をなしているものであ
る。しかしながら、この八の字型の広がり部分は必ずし
も座金4に必要なものではなく、座金4を波板1の山部
に載置したとき安定する形状であれば良い。従って、図
7のような形状に限定されるものではない。
【0017】本考案の座金4は中央にネジ孔7を有し、
その両側に傘状の突出部24を有していればよい。そし
て座金4の上には略H型のレール5が載置される。図4
は略H型のレール5の斜視図である。該レール5は向か
い合う板状体15,15の下方が広がり、その上部45
が狭くなった形状のH型のレールであって、板状体15
の両下端は内向きに屈曲している。該レール5の中央に
は両板状体15,15を繋ぐ水平板25があり、この水
平板25と両板状体15,15の下方部分によって囲ま
れる空間に座金4の突出部24,24を含む上部が嵌合
される。座金4は波板1の山部に沿って複数箇所取付け
られているので、該レール5もその山部の座金4の位置
に沿って順次挿通され固定されるものである。このよう
にして該レール5が座金4に取付けられるので、該レー
ル5が安定的に固定されるためには、座金4の上部の大
きさと上記レール5の空間の大きさは殆ど隙間のない程
度に設計することが肝要である。
【0018】上述のように座金4に該レール5が挿着さ
れた後、遮光材2は該レール5の上部45,45間に挟
み込まれ、その上から該H型の上部45,45間の巾よ
りも少し大きめのジグザグ状のワイヤや板材等で押さえ
て止められる。
【0019】上述の該レール5は波板1の所定の間隔、
例えば3〜4山毎に設けるのが好ましいが、遮光材2は
波板1と適当な間隔を保持したまま張設されているもの
である。座金4やレール5の材質は、特に限定されない
が、アルミ製あるいは強度のある合成樹脂製のものが好
適に使用される。また、必ずしも波板を止めるネジにす
べてレール5を取付ける必要はなく、適当に間隔を開け
て取付けてもよい。その場合、波板1を固定するネジ
は、ネジの頭部が突出しない形状の座金を介して止める
ことが望ましい。
【0020】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
の遮光材の取付け構造は、従来の波板を固定する手段を
利用して、本考案の座金及びレールを装着するだけで、
簡単に遮光材を取付けることができるという優れた効果
を奏する。
【0021】しかも、本考案の取付け構造においては、
遮光材用のレールや管等の支持材を取付けるために屋根
材に特別の孔を開ける必要がないので、雨漏り等の心配
がないばかりでなく、遮光材が風でバタツキを生じても
屋根材を固定しているネジの頭にひっかかって、遮光材
が破れるという恐れがないという顕著な効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】農園芸用ハウスの斜視図である。
【図2】農園芸用ハウスの要部端面図である。
【図3】本考案の遮光材の取付け構造の一実施例を示す
要部断面斜視図である。
【図4】本考案に使用されるレールの一実施例を示す斜
視図である。
【図5】本考案に使用される座金の一実施例を示す斜視
図である。
【図6】図5の座金の平面図である。
【図7】図6のX−X線に沿う切断端面図である。
【符号の説明】
1 波形板 2 遮光材 3 母屋材 4 座金 5 レール 7 座金のネジ孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製波形板の山部を、座金を介して
    ネジ止めする農園芸用ハウス等の屋根において、中央に
    ネジ孔を有し、その両側に傘状の突出部を有する座金を
    用いると共に、該座金の上に、上方が狭くなり、両下端
    が内向きに屈曲している略H型のレールを、上記傘状の
    突出部を該H型のレールの下部に嵌合するように載せ、
    該レールの上部に遮光材を挟み込みその上を押さえ部材
    で押さえて遮光材を張設したことを特徴とする遮光材の
    取付構造。
JP1991106515U 1991-11-29 1991-11-29 遮光材の取付け構造 Expired - Lifetime JP2547739Y2 (ja)

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JPH0546258U JPH0546258U (ja) 1993-06-22
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