JP2547729Y2 - コード巻き取り装置 - Google Patents

コード巻き取り装置

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JP2547729Y2
JP2547729Y2 JP6523991U JP6523991U JP2547729Y2 JP 2547729 Y2 JP2547729 Y2 JP 2547729Y2 JP 6523991 U JP6523991 U JP 6523991U JP 6523991 U JP6523991 U JP 6523991U JP 2547729 Y2 JP2547729 Y2 JP 2547729Y2
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JP
Japan
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cord
drum
outlet
cords
inlet
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Application number
JP6523991U
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JPH0516778U (ja
Inventor
淳司 関
Original Assignee
ジーイー横河メディカルシステム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ベース側に対して回転
可能に設けられ、円筒面に軸方向に沿ったコード入口が
穿設され、端面の中心近傍にコード出口が穿設されたド
ラムと、前記コード入口から前記ドラム内部へ挿入さ
れ、前記ドラム内でたるみ部が形成され、前記コード出
口より前記ドラムの軸方向に向かって排出される複数本
のコードとを具備するコード巻き取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】次に図面を用いて従来例を説明する。図
4は従来のコード巻き取り装置の要部斜視図、図5は図
4における巻き取り方法を説明する構成図である。
【0003】先ず、図4において、ドラム1はベース側
である支持柱2,3に回転可能に設けられている。ドラ
ム1の円筒面には、軸方向に沿ったコード入口4が穿設
され、端面の中心近傍にはコード出口5が穿設されてい
る。
【0004】そして、複数本のコード6が、コード入口
4からドラム1の円筒面内部へ挿入され、図5に示すよ
うに、ドラム1内でたるみ部Tが形成され、コード出口
5よりドラム1の円筒面のシャフト(軸)7方向に向か
って排出されている。
【0005】また、コード6はコード入口4近傍のドラ
ム1の円筒面上で係止され、更に、コード出口5をでた
後に支持柱3に係止されている。次に、上記構成の作動
を説明する。ドラム1が図5において、矢印R方向に回
転すると、複数本のコード6はドラム1の円筒面上に巻
き取られる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記構成のコ
ード巻き取り装置において、ドラム1の径が小さいと、
コード6を巻き取る時に、ドラム1内のたるみ部T及
び、たるみ部T以降でシャフト7方向に方向が変えられ
た部分で、複数本のコードが絡み合い、ドラム1が円滑
に回転できないという問題点がある。
【0007】本考案は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、小さな径のドラムで、複数本のコー
ドをスムーズに巻き取ることができるコード巻き取り装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本考
案は、ベース側に対して回転可能に設けられ、円筒面に
軸方向に沿ったコード入口が穿設され、端面の中心近傍
にコード出口が穿設されたドラムと、前記コード入口か
ら前記ドラム内部へ挿入され、前記ドラム内でたるみ部
が形成され、前記コード出口より前記ドラムの軸方向に
向かって排出される複数本のコードとを具備するコード
巻き取り装置において、前記コード入口近傍で前記コー
ドを前記ドラムに係止する第1のクランプと、前記ドラ
ム内部のコードたるみ部を結束する複数の第2のクラン
プと、前記コード出口近傍のベース側で、前記コードを
係止する第3のクランプとを有し、前記第2のクランプ
の前記コードの結束幅を、コード入口からコード出口に
かけて漸次的に狭くしたものである。
【0009】
【作用】本考案のコード巻き取り装置において、複数本
のコードはドラム内で漸次的に結束幅が狭くされている
ので、ドラム内でコード同士が絡み合うことがなく、ス
ムーズなドラムの回転を行うことができる。
【0010】
【実施例】次に図面を用いて本考案の一実施例を説明す
る。図1は本考案の一実施例を示す斜視図である図2に
おけるドラム内のコード配設を説明する図、図2は本考
案の一実施例を示す斜視図、図3は図2においてコード
を取り除いた斜視図である。
【0011】これらの図において、ドラム11はベース
側である支持柱12,13にシャフト(軸)14を介し
て回転可能に設けられている。ドラム11の円筒面に
は、軸方向に沿ったコード入口15が穿設され、端面の
中心近傍にはコード出口16が穿設されている。
【0012】そして、複数本のコード17が、コード入
口15からドラム11の内部へ挿入され、図1に示すよ
うに、ドラム11内でたるみ部Tが形成され、コード出
口16よりドラム11の円筒面のシャフト(軸)14方
向に向かって排出されている。
【0013】コード17はドラム11の円筒面上のコー
ド入口15近傍で、第1のクランプ18を用いてドラム
11の円筒面上に係止され、コード出口16をでた後に
支持柱3へ第3のクランプ19を用いて係止されてい
る。
【0014】又、ドラム11内部のコード17のたるみ
部Tは、3つの第2のクランプ20,21,22を用い
てコード17は結束されている。そして、これら3つの
第2のクランプ20,21,22のコード17の結束幅
は、コード入口15からコード出口16にかけて漸次的
に狭くなるように設定されている。
【0015】次に、上記構成の作動を説明する。ドラム
11が図2において、矢印R方向に回転すると、複数本
のコード17はドラム11の円筒面上に巻き取られる。
上記構成によれば、コード17はたるみ部Tで結束幅
が、コード入口15からコード出口16にかけて漸次的
に狭くなるように設定されているので、コード17の巻
き取り時、ドラム11内のたるみ部T及び、たるみ部T
以降でシャフト14方向に方向が変えられた部分で、複
数本のコードが絡み合うことない。よって、小さな径の
ドラム11でスムーズにコード17を巻き取ることがで
きる。
【0016】このような構成の巻き取り装置を実際に制
作すると、ドラム11の径φ350mm,たるみ部1200mmと
し、約3回転で9本のコード17を3000mm巻き取ること
ができた。
【0017】尚、本考案は、上記実施例に限るものでは
ない。第2のクランプは、上記実施例では3つ用いた
が、3つに限るものではなく、2つでも良いし、更に
は、4対上であってもよいことはいうまでもない。
【0018】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、小さ
な径のドラムで、複数本のコードをスムーズに巻き取る
ことができるコード巻き取り装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である図2にお
けるドラム内のコード配設を説明する図である。
【図2】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図3】図2においてコードを取り除いた斜視図であ
る。
【図4】従来のコード巻き取り装置の要部斜視図であ
る。
【図5】図4における巻き取り方法を説明する構成図で
ある。
【符号の説明】
11 ドラム 15 コード入口 16 コード出口 17 コード 18 第1のクランプ 19 第3のクランプ 20 第2のクランプ T たるみ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース側に対して回転可能に設けられ、
    円筒面に軸方向に沿ったコード入口(15)が穿設さ
    れ、端面の中心近傍にコード出口(16)が穿設された
    ドラム(11)と、前記コード入口(15)から前記ド
    ラム(11)内部へ挿入され、前記ドラム(11)内で
    たるみ部(T)が形成され、前記コード出口(16)よ
    り前記ドラム(11)の軸方向に向かって排出される複
    数本のコード(17)とを具備するコード巻き取り装置
    において、 前記コード入口(15)近傍で前記コード(17)を前
    記ドラム(11)に係止する第1のクランプ(18)
    と、 前記ドラム(11)内部のコードたるみ部(T)を結束
    する複数の第2のクランプ(20)と、 前記コード出口(16)近傍のベース側で、前記コード
    (17)を係止する第3のクランプ(19)とを有し、 前記第2のクランプ(20)の前記コード(17)の結
    束幅を、コード入口(15)からコード出口(16)に
    かけて漸次的に狭くしたことを特徴とするコード巻き取
    り装置。
JP6523991U 1991-08-19 1991-08-19 コード巻き取り装置 Expired - Lifetime JP2547729Y2 (ja)

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JP6523991U JP2547729Y2 (ja) 1991-08-19 1991-08-19 コード巻き取り装置

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JP6523991U JP2547729Y2 (ja) 1991-08-19 1991-08-19 コード巻き取り装置

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Publication Number Publication Date
JPH0516778U JPH0516778U (ja) 1993-03-02
JP2547729Y2 true JP2547729Y2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=13281169

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