JP2547293Y2 - 防曇鏡 - Google Patents

防曇鏡

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JP2547293Y2
JP2547293Y2 JP1991096599U JP9659991U JP2547293Y2 JP 2547293 Y2 JP2547293 Y2 JP 2547293Y2 JP 1991096599 U JP1991096599 U JP 1991096599U JP 9659991 U JP9659991 U JP 9659991U JP 2547293 Y2 JP2547293 Y2 JP 2547293Y2
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Japan
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heater block
mirror
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heater
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元彦 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鏡を背部から加熱して
鏡の曇りを防止するための防曇鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鏡の曇り止めは、鏡の表面に界面
活性剤等の被膜処理を施したりしているが、すぐに落ち
たり、表面が傷つく等の理由により問題があった。そこ
で、鏡の裏面にヒータを貼り付けるものがあるが、鏡が
割れた時にはヒータも同時に交換する必要がある。そこ
で、鏡の背方から別体のヒータブロックにより加熱する
方法が考えられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、鏡の背方か
ら別体のヒータにより加熱するものにおいては、ヒータ
ブロック前面と鏡の背面との間に隙間ができるとヒータ
ブロックからの熱の鏡への伝導効率が悪くなるという問
題がある。また、ヒータブロックと鏡の接触部の四周が
開放であるとこの部分から熱が放熱されて防曇効果が低
下するという問題がある。
【0004】本考案は上記した従来例の問題点に鑑みて
考案したものであって、その目的とするところは、ヒー
タブロックから鏡への熱の伝導効率を向上させることが
でき、また、四周からの放熱を防止して防曇効果を向上
させることができる防曇鏡を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の防曇鏡は、基台
1を背方に凹設して鏡配設用凹部2を形成し、鏡配設用
凹部2の中央部を背方に凹設してヒータブロック収納用
凹部3を形成し、ヒータブロック4の背面のコード9の
導出部分にシール材11を設け、シール材11をヒータ
ブロック4の底面に押圧し、ヒータブロック収納用凹部
3にヒータブロック4を配設すると共にヒータブロック
4のコード9の導出部分の両側において固着具8により
ヒータブロック4を基台1側に固着してヒータブロック
4のコード9の導出部分の両側において均等にヒータブ
ロック4を基台1側に押し付け、鏡配設用凹部2に鏡5
を配設してヒータブロック4前面を鏡5の背面に当接さ
せて成るものであって、このような構成を採用すること
で、上記した従来例の問題点を解決して本考案の目的を
達成したものである。
【0006】
【作用】しかして、本考案においては、基台1を背方に
凹設して鏡配設用凹部2を形成し、鏡配設用凹部2の中
央部を背方に凹設してヒータブロック収納用凹部3を形
成し、ヒータブロック収納用凹部3にヒータブロック4
を配設すると共に鏡配設用凹部2に鏡5を配設してヒー
タブロック4前面を鏡5の背面に当接させることで鏡5
とヒータブロック4とが別体であって、鏡5が破損して
も鏡5のみ交換してヒータブロック4を交換しなくても
よくなったものであり、また、ヒータブロック4前面を
鏡5の背面に当接させることでヒータブロック4から鏡
5への熱の伝導効率を向上させることができるようにな
ったものであり、また、鏡配設用凹部2の中央部を背方
に凹設してヒータブロック収納用凹部3を形成し、ヒー
タブロック収納用凹部3にヒータブロック4を配設する
と共に鏡配設用凹部2に鏡5を配設することで、ヒータ
ブロック4と鏡5の接触部の四周が基台1の周囲により
囲まれていることになり、この結果、ヒータブロックと
鏡の接触部の四周から熱が放熱されて防曇効果が低下す
るというような恐れがないようにできたものである。
た、ヒータブロック4の背面のコード9の導出部分にシ
ール材11を設け、シール材11をヒータブロック4の
底面に押圧し、ヒータブロック収納用凹部3にヒータブ
ロック4を配設すると共にヒータブロック4のコード9
の導出部分の両側において固着具8によりヒータブロッ
ク4を基台1側に固着してヒータブロック4のコード9
の導出部分の両側において均等にヒータブロック4を基
台1側に押し付けることで、ヒータブロック4のコード
9の導出部分が均等且つ強く押圧されて防水等のシール
を確実に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。基台1は合成樹脂製の成型品であり、外
周が額縁部6となっており、この外周の額縁部6に囲ま
れた部分の背方に基台1を背方に凹設して鏡配設用凹部
2を形成してあり、この鏡配設用凹部2の中央部を更に
背方に凹設してヒータブロック収納用凹部3を形成して
ある。基台1のヒータブロック収納用凹部3にはヒータ
ブロック4が位置決めされた状態で取付けられる。この
場合、図1、図2に示す実施例においては接着ピース7
などを介してタッピングねじなどの固着具8によりヒー
タブロック4を基台1に固着しているが、これ以外の取
付け方法を採用してもよいものである。ヒータブロック
4の背方にはコード9が導出してあって、基台1の孔1
0から外方に導出してあるが、この場合、ヒータブロッ
ク4の背面のコード9の導出部分にシール材11を設
け、ヒータブロック4をヒータブロック収納用凹部3に
収納して取付ける際にシール材11をヒータブロック収
納用凹部3の底面部に押圧することで防水等のシールを
はかるようになっている。そして、このヒータブロック
4のコード9の導出部分の周囲においては図3に示すよ
うに上記固着具8による固着箇所を設けるものであり、
このことにより、ヒータブロック4のコード9の導出部
分の周囲において均等にヒータブロック4を基台1側に
押し付けるようにして取付けることになり、この結果、
ヒータブロック4の背面のコード9の導出部分に設けた
シール材11の各部が均等且つ強くヒータブロック収納
用凹部3の底面部に押圧されて防水等のシールを確実に
するようになっている。ところで、添付図面に示す実施
例において用いるヒータブロック4は図4に示すように
金属製の薄箱状のヒータケース4aの前面開口部に背面
にヒータ4bを取付けた金属板4cを被せてシール材4
eを介して固着具4dにより固着して構成したもので
る。
【0008】基台1の鏡配設用凹部2には鏡取付け金具
12が取付けられ、この鏡取付け金具12に鏡5を取付
けることで、鏡5を鏡配設用凹部2に配設するものであ
る。この場合、鏡5の背面がヒータブロック4前面に当
接するものである。図中13は鏡5と鏡配設用凹部2の
底面部との間に介在される弾性を有する両面粘着テープ
である。
【0009】しかして、ヒータブロック4を加熱する
と、ヒータブロック4の熱がヒータブロック4の前面に
当接している鏡5に伝導して鏡5を加熱して曇り止めす
るものである。この場合、ヒータブロック4の前面が鏡
5の背面に当接しているのでヒータブロック4から鏡5
への熱の伝導効率を向上させることができるものであ
る。また、ヒータブロック4と鏡5の接触部の四周が基
台1の周囲の額縁部6により囲まれていることで、ヒー
タブロック4と鏡5の接触部の四周からの放熱を防ぐよ
うになっており、四周からの放熱を防ぐことで鏡5の曇
り止めをより効率的に行うようになっている。
【0010】
【考案の効果】本考案にあっては、上述のように基台を
背方に凹設して鏡配設用凹部を形成し、鏡配設用凹部の
中央部を背方に凹設してヒータブロック収納用凹部を形
成し、ヒータブロック収納用凹部にヒータブロックを配
設すると共に鏡配設用凹部に鏡を配設してヒータブロッ
ク前面を鏡の背面に当接させあるので、鏡とヒータブ
ロックが別体であって、鏡が破損しても鏡のみ交換して
ヒータブロックを交換しなくてもよいものであり、ま
た、ヒータブロック前面を鏡の背面に当接させるのでヒ
ータブロックから鏡への熱の伝導効率を向上させること
ができるものであり、更に、鏡配設用凹部の中央部を背
方に凹設してヒータブロック収納用凹部を形成し、ヒー
タブロック収納用凹部にヒータブロックを配設すると共
に鏡配設用凹部に鏡を配設することで、ヒータブロック
と鏡の接触部の四周が基台の周囲により囲まれているこ
とになって、ヒータブロックと鏡の接触部の四周から熱
が放熱されて防曇効果が低下するというような恐れがな
いものである。しかも、ヒータブロックの背面のコード
の導出部分にシール材を設け、シール材をヒータブロッ
クの底面に押圧し、ヒータブロック収納用凹部にヒータ
ブロックを配設すると共にヒータブロックのコードの導
出部分の両側において固着具によりヒータブロックを基
台側に固着してヒータブロックのコードの導出部分の両
側において均等にヒータブロックを基台側に押し付ける
ことで、ヒータブロックのコードの導出部分が均等且つ
強く押圧されて防水等のシールを確実に行うことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の縦断面図である。
【図2】同上の横断面図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】同上のヒータブロックを示し、(a)は一部切
欠正面図であり、(b)は断面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 鏡配設用凹部 3 ヒータブロック収納用凹部 4 ヒータブロック 5 鏡

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台を背方に凹設して鏡配設用凹部を形
    成し、鏡配設用凹部の中央部を背方に凹設してヒータブ
    ロック収納用凹部を形成し、ヒータブロックの背面のコ
    ードの導出部分にシール材を設け、シール材をヒータブ
    ロックの底面に押圧し、ヒータブロック収納用凹部にヒ
    ータブロックを配設すると共にヒータブロックのコード
    の導出部分の両側において固着具によりヒータブロック
    を基台側に固着してヒータブロックのコードの導出部分
    の両側において均等にヒータブロックを基台側に押し付
    け、鏡配設用凹部に鏡を配設してヒータブロック前面を
    鏡の背面に当接させて成る防曇鏡。
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JP3106971U (ja) * 2004-08-02 2005-01-27 ロザイ工業株式会社 直接燃焼式脱臭装置

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