JP2547153Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2547153Y2
JP2547153Y2 JP1990122613U JP12261390U JP2547153Y2 JP 2547153 Y2 JP2547153 Y2 JP 2547153Y2 JP 1990122613 U JP1990122613 U JP 1990122613U JP 12261390 U JP12261390 U JP 12261390U JP 2547153 Y2 JP2547153 Y2 JP 2547153Y2
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toner
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photosensitive drum
cloud
seal
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JP1990122613U
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保人 高橋
志朗 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、現像機内に発生するクラウドトナーを吸着
して、このクラウドトナーが現像器外へ散乱するのを阻
止するマグネットシールを備えた画像形成装置に関し、
特にこのマグネットシールのトナー吸着量を制御するこ
とのできる画像形成装置に関するものである。
【従来の技術】
一般に複写機においては、現像機の作動中にトナーが
舞うという、いわゆるトナークラウドが発生することが
ある。そして、生じたトナークラウドにより、複写機本
体内が汚れたり、画質が低下したりしてしまう。 ところで、このようなトナークラウドに対して、従来
は次のような対策を講じている。すなわち、図5に示す
ように現像機Aの感光ドラムBの上流側においては、ポ
リウレタンゴム製のフィルムシール01を感光ドラムBに
接触するようにして設けることにより、感光ドラムBと
現像機Aとの間の隙間をシールし、現像機A内で舞って
いるトナークラウドが上方から現像機A外へ散乱しない
ようにしている。 一方、現像機の感光ドラムBの下流側においては、こ
のような接触型のフィルムシールを設けた場合、感光ド
ラムB上に現像が行われてそのトナーが付着しているた
め、感光ドラムB上のトナーをこのフィルムシールが擦
り取ってしまう。このため、感光ドラム下流側には接触
型のフィルムシールを設けることができない。そこで、
感光ドラム下流側におけるトナークラウド対策として
は、一般に次の対策が講じられている。 現像器Aの感光ドラムBの下流側に、図6に示すよう
なマグネット部材02の両面に磁力を高めるための金属板
03を設けた層状のマグネットシール04を設け、このマグ
ネットシール04により現像器01内に発生するクラウドト
ナー05を吸着することにより、このクラウドトナー05が
現像器01外へ散乱するのを防止している。これにより、
トナーグラウト05が現像器A外に侵出して、機体内部を
汚したり、コピー画質を低下したりすることがある程度
は防止される。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、現像器の駆動によりマグネットシール
04にクラウドトナー05が次第に滞留するようになり、こ
の滞留したクラウドトナーにより、例えば他色現像器に
よる感光ドラムBの潜像が現像されてしまい、混色が生
じて良質のコピー画像を得ることができなくなるという
問題がある。また、感光ドラムBの潜像部分以外の白地
部が同様にクラウドトナーにより現像され、トナーかぶ
りを生じてやはり良質のコピー画像が得られなくなる。 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、マグネットシールに滞留するクラウ
ドトナーによる画像における混色やトナーかぶりを確実
に防止することのできる画像形成装置を提供することで
ある。
【課題を解決するための手段およびその作用】
前述の課題を解決するために、本考案は、現像装置に
設けられたマグネットシールに、クラウドトナーと同極
性のバイアス電圧をかける電圧付与手段を設けている。
そして、該電圧付与手段により、前記マグネットシール
に感光体の非画像領域のマグネットシール対向時にクラ
ウドトナーと同極性のバイアス電圧をかけ、マグネット
シールに滞留しているクラウドトナーを感光体の非画像
領域に付着させる。そして、感光体の非画像領域に付着
されたクラウドトナーは、感光体のクリーニング装置に
より感光体から除去される。 これにより、他色現像装置による潜像がクラウドトナ
ーにより現像されて混色を生じたり、感光体の感光体の
非画像領域の白地部にクラウドトナーが付着してトナー
かぶりが生じたりすることが防止される。
【実施例】
以下、図面を用いて本考案の実施例について説明す
る。 図1は本考案の一実施例か適用されるカラー複写機の
概略断面図である。 図1に示すように、カラー複写機1は、本体2と、こ
の本体2の上面側に設けられ、図示しない原稿が載置さ
れるプラテン3と、このプラテン3の下方に設けられ、
原稿の画像情報を読み取る画像情報読取部4と、この画
像情報読取部4からの信号を受けて所定の画像を形成す
る画像形成装置5と、この画像形成装置5に形成された
画像を転写媒体である用紙6に転写する転写部7と、用
紙6を供給及び搬送する用紙供給部8及び用紙搬送部9
と、画像形成装置5によって用紙6に転写されたトナー
像を定着する定着器10と、トナー像が定着された用紙6
を受ける排出トレイ11とから構成されている。 図2に示すように、画像形成装置5は、感光ドラム51
と、この感光ドラム51の外周に沿って順次配設される帯
電器54、第1潜像形成手段55、第1現像手段52、第2潜
像形成手段56、第2現像手段53及び転写前帯電器57とか
ら構成されている。感光ドラム51に形成された顕画像が
転写部7において用紙6に転写されるようになってい
る。第1現像手段52はカラー用の二成分系現像剤を有す
る現像器であり、また第2現像手段53は黒の二成分系現
像剤を有する現像器である。これらの両現像手段52,53
は、それぞれに対応して配設されたリトラクト機構(不
図示)により、感光ドラム51に対して接離する方向に移
動されるようになっている。 また、第2現像手段53は感光ドラム51上に形成された
第2潜像を現像するものであり、図3に示すようにハウ
ジング1001内の一端に配設された開口部から外周面の一
部をハウジング1001外に露出させた現像ロール1002(現
像剤担持体)と、現像ロール1002の背面側のハウジング
1001内に配設された現像剤撹拌手段1003と、現像ロール
1002の上方のハウジング1001天板に取り付けられ、現像
ロール1002上に形成された現像剤の磁気ブラシの穂立高
さを規制するトリマープレート1004(以下トリマーとも
いう)とから構成されている。 現像ロール1002の両端外側にはトラッキングロール
(不図示)が回動自在に設けられており、このトラッキ
ングロールが感光ドラム51に当接することにより、現像
ロール1002と感光ドラム51との間隙が維持されるように
なっている。 一方、撹拌手段1003は、現像ロール1002と軸方向を一
致させて配設された第1オーガ1007及び第2オーガ1008
と、これらの2本のオーガ間を隔てるようにハウジング
1001に立設された仕切板1009とから構成されている。第
1オーガ1007及び第2オーガ1008は現像剤搬送方向が相
反するようにそれぞれの回動方向が決定されている。ま
た、仕切板1009の両端には第1オーガ1007が配設された
領域(以下第1撹拌路1010という)と第2オーガ1008が
配設された領域(以下第2撹拌器1011という)とを連通
する開口部が設けられており、これによって第1撹拌路
1010→第2撹拌路1011→第1撹拌路1010のように現像剤
が循環されるようになっている。 更に、現像ロール1002と撹拌手段1003との間には、軸
方向に平行な複数の羽根を備えたパドルホイール1012が
設けられている。このパドルホイール1012の回動に伴
い、現像ロール1002から剥離された現像剤を強制的に撹
拌手段1003の方へ搬送すると共に撹拌手段1003によって
混合撹拌された現像剤を連続的に現像ロール1002へ供給
するようになっている。ハウジング1001内の第1オーガ
1007の上方には、トナー供給装置1020が配設されてい
る。このトナー供給装置1020から新しいトナーが供給さ
れ、このトナーは撹拌手段1003によりキャリアと撹拌さ
れて現像剤が形成される。 図2に示すように、転写部7の下流側には転写後に感
光ドラム51に付着する用紙6を感光ドラム51から剥離す
るための剥離爪200が配設されている。更に剥離爪200の
下流側には感光ドラム51に付着した残留トナーを除去す
るためのクリーニング装置300が配設されている。この
場合、クリーニング装置300は、感光ドラム51に付着す
るトナーを掻き取るクリーニングブレード301と、この
クリーニングブレード301の上流側に設けられる回転ブ
ラシロール302と、この回転ブラシロール302の上流側に
設けられるトナー受け303と、このトナー受け303の感光
ドラム51側に取り付けられてその感光ドラム51に接触す
るトナー飛散防止用フィルムシール304とから構成され
ている。 図2および図3に示すように第1現像手段53の感光ド
ラム51の下流側には、従来と同様にマグネットシール10
0が取り付けられている。このマグネットシール100は図
6に示す従来のものと同じ構成とされている。すなわ
ち、マグネットシール100はマグネット101の両面に磁力
を高めるための金属板102を設けた層状に形成されてい
る。そして、このマグネットシール100により第2現像
手段53内で舞っているトナークラウドが第2現像手段53
の下方から第2現像手段の外へ散乱しようとするトナー
グラウトを吸着するようになっている。 ところで本実施例においては、図3および図4に示す
ようにマグネットシール100にトナーと同極性のバイア
ス電圧Eをかけ、金属板102と感光ドラム51との間に電
界を形成することができるようにしている。そして、第
2現像手段53の非現像領域においてこのバイアス電圧E
をマグネットシール100にかけるようにし、例えばコピ
ーとコピーとの間のインターイメージ部等の感光ドラム
51の非画像領域のマグネットシール100対向時におい
て、マグネットシール100に付着しているトナーを感光
ドラム51の非画像領域に付着させ、マグネットシール10
0にはトナーが溜らないようにしている。 非現像領域においてバイアス電圧Eをかけるようにす
るための制御手段として、電源Eとマグネットシール10
0との間にオン・オフスイッチ103が設けられており、こ
のスイッチ103は制御装置104によってオン・オフが制御
されるようになっている。すなわち、第2現像手段53が
非現像領域であることの信号が制御装置104に入力され
ると、この制御装置104はスイッチ103を閉じてマグネッ
トシール100にバイアス電圧Eをかけるようになってい
る。これらスイッチ103、電源Eおよび制御装置104は、
本考案の電圧付与手段を構成している。 そして、マグネットシール100にバイアス電圧Eがか
けられることにより、図4に示すようにマグネットシー
ル100に滞留しているクラウドトナーTNが感光ドラム51
の非画像領域に付着される。感光ドラム51に付着された
クラウドトナーTNはクリーニング装置300によりかきと
られ、感光ドラム51はきれいに清掃される。 これにより、例えば第1現像手段52によるカラーの潜
像がクラウドトナーにより現像されて混色を生じること
が防止される。また、感光ドラム51の潜像領域以外の白
地部がクラウドトナーにより現像されてトナーかぶりが
生じることも防止される。 なお、前述の実施例では、マグネットシール100を第
2現像手段53に設けるものとしているが、マグネットシ
ール100は第1現像手段52に設けることもできるし、ま
たその両方に設けることもできる。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、マ
グネットシールに滞留しているクラウドトナーを感光体
の非画像領域に付着させるとともに感光体に付着させた
クラウドトナーをクリーニング装置により除去するよう
にしているので、他色現像装置による潜像がクラウドト
ナーにより現像されて混色を生じたり、感光体の非画像
領域の白地部にクラウドトナーが付着してトナーかぶり
が生じたりすることが確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例が適用されるカラー複写機の概略断面
図である。
【図2】 この複写機の現像器の概略断面図である。
【図3】 この現像器の概略部分拡大断面図である。
【図4】 この実施例におけるマグネットシールの模式図である。
【図5】 従来のマグネットシールを説明する図である。
【図6】 一般的なマグネットシールを示す図である。
【符号の説明】
5……画像形成装置 51……感光ドラム 52……第1現像手段 53……第2現像手段 100……マグネットシール 103……オン・オフスイッチ 104……制御装置 300……クリーニング装置 E……電源

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像領域の下流側で、かつ感光体近傍に非
    接触に対向してマグネットシールが設けられた現像装置
    と、 前記感光体上の非画像領域の前記マグネットシール対向
    時に、前記マグネットシールに、このマグネットシール
    に付着しているクラウドトナーと同極性のバイアス電圧
    を印加する電圧付与手段と、 前記電圧付与手段によるバイアス電圧印加で前記マグネ
    ットシールから前記感光体の前記非画像領域に付着され
    た前記クラウドトナーを除去するクリーニング装置と からなることを特徴とする画像形成装置。
JP1990122613U 1990-11-24 1990-11-24 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2547153Y2 (ja)

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JPH0479367U JPH0479367U (ja) 1992-07-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6129364U (ja) * 1984-07-26 1986-02-21 富士ゼロックス株式会社 現像装置の現像剤シ−ル装置
JPS61262767A (ja) * 1985-05-17 1986-11-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 現像装置
JPS6258464U (ja) * 1985-09-30 1987-04-11

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