JP2547069Y2 - 電動格納式側方視認ミラ−制御装置 - Google Patents
電動格納式側方視認ミラ−制御装置Info
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- JP2547069Y2 JP2547069Y2 JP3708692U JP3708692U JP2547069Y2 JP 2547069 Y2 JP2547069 Y2 JP 2547069Y2 JP 3708692 U JP3708692 U JP 3708692U JP 3708692 U JP3708692 U JP 3708692U JP 2547069 Y2 JP2547069 Y2 JP 2547069Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両が道路交差点の近
くで低速走行中または停止時に使用する電動格納式側方
視認ミラ−の制御装置に関する。
くで低速走行中または停止時に使用する電動格納式側方
視認ミラ−の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の側方視認ミラ−は、道路交差点な
どにおいて2面鏡を突出させて側方視認に使用される。
例えば実開平1−67155号公報では、図3に示すよ
うに車両のボンネット21の前部に、起立格納自在に2
面鏡20を取付け、中高速時には2面鏡をボンネット2
1内に格納しておき、道路交差点に近付くと手動スイッ
チ(図示省略)の操作により内蔵したモータを駆動し2
面鏡20を上昇起立させて側方視認する。また、実開平
2−91042号公報に開示されたものは図4に示すよ
うに、車両のフロントバンパ−22内に昇降自在に2面
鏡20を設けて、図3のものと同様道路交差点などにお
ける側方視認に使用するようにしている。2面鏡を起立
させたまま通常走行を続けると前方視界の妨げになる
し、いつまでも起立し続けると鏡面が汚れて安全運転上
問題があるため、通常走行に移ったときには直ちに手動
スイッチを操作して2面鏡を格納する必要があった。
どにおいて2面鏡を突出させて側方視認に使用される。
例えば実開平1−67155号公報では、図3に示すよ
うに車両のボンネット21の前部に、起立格納自在に2
面鏡20を取付け、中高速時には2面鏡をボンネット2
1内に格納しておき、道路交差点に近付くと手動スイッ
チ(図示省略)の操作により内蔵したモータを駆動し2
面鏡20を上昇起立させて側方視認する。また、実開平
2−91042号公報に開示されたものは図4に示すよ
うに、車両のフロントバンパ−22内に昇降自在に2面
鏡20を設けて、図3のものと同様道路交差点などにお
ける側方視認に使用するようにしている。2面鏡を起立
させたまま通常走行を続けると前方視界の妨げになる
し、いつまでも起立し続けると鏡面が汚れて安全運転上
問題があるため、通常走行に移ったときには直ちに手動
スイッチを操作して2面鏡を格納する必要があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】停止線が数多くある街
路内を走行中、手動スイッチを頻繁に操作することは運
転上好ましくないし安全運転上問題があった。本考案
は、電動格納式側方視認ミラ−の昇降動作を自動的に行
なうことができるようにした側方視認ミラ−制御装置を
提供することを目的とする。
路内を走行中、手動スイッチを頻繁に操作することは運
転上好ましくないし安全運転上問題があった。本考案
は、電動格納式側方視認ミラ−の昇降動作を自動的に行
なうことができるようにした側方視認ミラ−制御装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案電動格納式側方視認ミラ−は、道路上の停止
線を検出する停止線検出センサ−と、車速センサ−と、
一定速度以下の車両走行時に前記停止線検出センサ−の
検出信号により作動するタイマ−回路と、一定速度以上
のときの車速センサ−の出力によりタイマ−回路の作動
を停止させる起立信号制御回路と、タイマ−回路の設定
時間中ミラ−を起立させる駆動回路とから構成とした。
また、前記タイマ−回路の出力側に、自動/手動の切換
えスイッチと起立/格納の手動スイッチとを設けたもの
である。
め、本考案電動格納式側方視認ミラ−は、道路上の停止
線を検出する停止線検出センサ−と、車速センサ−と、
一定速度以下の車両走行時に前記停止線検出センサ−の
検出信号により作動するタイマ−回路と、一定速度以上
のときの車速センサ−の出力によりタイマ−回路の作動
を停止させる起立信号制御回路と、タイマ−回路の設定
時間中ミラ−を起立させる駆動回路とから構成とした。
また、前記タイマ−回路の出力側に、自動/手動の切換
えスイッチと起立/格納の手動スイッチとを設けたもの
である。
【0005】
【作用】走行中の車両が一定速度以下で交差点に近づき
路上の停止線を、停止線検出センサ−で検出すると、起
立信号制御回路の信号によりタイマ−回路を介して駆動
回路が駆動され側方視認ミラ−が自動的に起立する。タ
イマ−回路設定時間経過後は、視認ミラ−は自動的に格
納され、以後の運転には前方確認に支障をきたすことな
く安全運転ができる。停止線検出時の車両の走行速度
が、一定速度以上のときには、車速センサ−の出力によ
り起立信号制御回路が不作動となりタイマ−回路の作動
を停止させるため、視認ミラ−は格納されたままとな
る。未舗装道路等の停止線がなく自動検出が不可能のと
きは、自動/手動切換えスイッチと起立/格納の手動ス
イッチを操作することにより手動でも操作できる。
路上の停止線を、停止線検出センサ−で検出すると、起
立信号制御回路の信号によりタイマ−回路を介して駆動
回路が駆動され側方視認ミラ−が自動的に起立する。タ
イマ−回路設定時間経過後は、視認ミラ−は自動的に格
納され、以後の運転には前方確認に支障をきたすことな
く安全運転ができる。停止線検出時の車両の走行速度
が、一定速度以上のときには、車速センサ−の出力によ
り起立信号制御回路が不作動となりタイマ−回路の作動
を停止させるため、視認ミラ−は格納されたままとな
る。未舗装道路等の停止線がなく自動検出が不可能のと
きは、自動/手動切換えスイッチと起立/格納の手動ス
イッチを操作することにより手動でも操作できる。
【0006】
【実施例】以下に、図面に基づき本考案を具体的に説明
する。図1は、本考案電動格納式側方視認ミラ−制御装
置の一実施例を示すブロック図、図2は図1の回路図で
ある。図において、1は停止線検出センサ−、2はタイ
ミング発生回路、3は受光LED信号取込制御回路、4
はコンパレ−タ、5は起立信号制御回路、6は車速検出
回路、7はAND回路、8は基準電圧発生回路、9は起
立保持用のタイマ−回路、10は切換えスイッチ回路、
11は駆動回路、12は起立格納切換え回路、13はモ
−タ回路である。
する。図1は、本考案電動格納式側方視認ミラ−制御装
置の一実施例を示すブロック図、図2は図1の回路図で
ある。図において、1は停止線検出センサ−、2はタイ
ミング発生回路、3は受光LED信号取込制御回路、4
はコンパレ−タ、5は起立信号制御回路、6は車速検出
回路、7はAND回路、8は基準電圧発生回路、9は起
立保持用のタイマ−回路、10は切換えスイッチ回路、
11は駆動回路、12は起立格納切換え回路、13はモ
−タ回路である。
【0007】図1および2に示すように、停止線検出セ
ンサ−1は、発光用及び受光用赤外線LED1、LED
2からなる。これらのLED1、LED2は、それぞれ
が効率よく赤外線を投光し又受光できるように集光用の
レンズを設けており、受光用LED2には初段アンプI
C2が設けてある。発光用LED1は点灯用のタイミン
グ発生回路2に接続されている。このタイミング発生回
路2は、タイマ−IC1を使用した無安定マルチバイブ
レ−タ回路であって、発振周波数は抵抗R1とコンデン
サC1との積に反比例(T1=C1・R1)する。タイ
ミング発生回路2の出力は、発光用LED1の点灯のタ
イミングをトランジスタTr3を介して規制をするとと
もに、受光LED2の信号取込制御回路3中のゲ−トM
OS.SWを介して、発光LED1が発光したときの
み、タイミングを合わせて信号を取り込む。これにより
受光用LED2の劣化を防ぐとともに、特に外乱光の影
響を最低限におさえる。
ンサ−1は、発光用及び受光用赤外線LED1、LED
2からなる。これらのLED1、LED2は、それぞれ
が効率よく赤外線を投光し又受光できるように集光用の
レンズを設けており、受光用LED2には初段アンプI
C2が設けてある。発光用LED1は点灯用のタイミン
グ発生回路2に接続されている。このタイミング発生回
路2は、タイマ−IC1を使用した無安定マルチバイブ
レ−タ回路であって、発振周波数は抵抗R1とコンデン
サC1との積に反比例(T1=C1・R1)する。タイ
ミング発生回路2の出力は、発光用LED1の点灯のタ
イミングをトランジスタTr3を介して規制をするとと
もに、受光LED2の信号取込制御回路3中のゲ−トM
OS.SWを介して、発光LED1が発光したときの
み、タイミングを合わせて信号を取り込む。これにより
受光用LED2の劣化を防ぐとともに、特に外乱光の影
響を最低限におさえる。
【0008】受光LED2の信号取込制御回路3は、反
転増幅器IC3とMOS・SWとよりなり、該ゲ−トに
より発光LED1の点灯のタイミングと受光LED2信
号の取込のタイミングを合わせるようにしてある。起立
信号制御回路5は、車速検出回路6と、基準電圧発生回
路8と、コンパレ−タ4(IC4)とANDゲ−ト7と
よりなる。前記受光LED2の信号取込制御回路3より
の検出パルス信号と前記基準電圧発生回路8よりの基準
電圧とをコンパレ−タ4(IC4)で比較する。ついで
ANDゲ−ト7において、車速検出回路6の車速検出信
号と前記コンパレ−タIC4の比較出力である停止線検
出信号とのANDがH(“1”)になれば、側方視認ミ
ラ−の起立制御信号が出力される。
転増幅器IC3とMOS・SWとよりなり、該ゲ−トに
より発光LED1の点灯のタイミングと受光LED2信
号の取込のタイミングを合わせるようにしてある。起立
信号制御回路5は、車速検出回路6と、基準電圧発生回
路8と、コンパレ−タ4(IC4)とANDゲ−ト7と
よりなる。前記受光LED2の信号取込制御回路3より
の検出パルス信号と前記基準電圧発生回路8よりの基準
電圧とをコンパレ−タ4(IC4)で比較する。ついで
ANDゲ−ト7において、車速検出回路6の車速検出信
号と前記コンパレ−タIC4の比較出力である停止線検
出信号とのANDがH(“1”)になれば、側方視認ミ
ラ−の起立制御信号が出力される。
【0009】基準電圧発生回路8は、三端子レギュレ−
タを主構成要素とする安定化電源とツェナ−ダイオ−ド
等を組合せてある。車速検出回路6は、例えば、フォト
インタラプタとスリットとより検出センサ−を形成して
車速に比例するパルスを出力する車速センサ−と、F/
V変換とコンパレ−タとよりなる。フォトインタラプタ
により検出されたパルスをF/V変換及びコンパレ−タ
VCを経由して前記車速が一定速度(例えば約10Km
以下になるときは、信号H(“1”)が出力する。車速
が10Kmより大きいときは自動制御は作動しないよう
に構成して、通常走行中における横断歩道や舗装面の各
種標識により誤動作を起こさない。起立信号制御回路5
の出力は、起立保持タイマ−回路9、切換えスイッチ回
路10を介してと駆動回路11に入力される。
タを主構成要素とする安定化電源とツェナ−ダイオ−ド
等を組合せてある。車速検出回路6は、例えば、フォト
インタラプタとスリットとより検出センサ−を形成して
車速に比例するパルスを出力する車速センサ−と、F/
V変換とコンパレ−タとよりなる。フォトインタラプタ
により検出されたパルスをF/V変換及びコンパレ−タ
VCを経由して前記車速が一定速度(例えば約10Km
以下になるときは、信号H(“1”)が出力する。車速
が10Kmより大きいときは自動制御は作動しないよう
に構成して、通常走行中における横断歩道や舗装面の各
種標識により誤動作を起こさない。起立信号制御回路5
の出力は、起立保持タイマ−回路9、切換えスイッチ回
路10を介してと駆動回路11に入力される。
【0010】起立保持タイマ−回路9では、前記信号制
御回路5より起立制御信号が入力されると、予め設定し
たタイマ−時間T2のパルス幅を持つパルスが起立信号
として出力され切換えスイッチ回路10を経て起立格納
切換え回路12とモ−タ回路13とよりなる駆動回路1
1に出力する。タイマ−時間T2は、側方視認ミラ−を
起立させ、かつその起立状態を保持する時間である。タ
イマ−時間T2が経過した後は、前記ミラ−の格納信号
が出力され、ミラ−が格納される。起立保持タイマ−回
路9には、例えば、再トリガ可能の単安定マルチバイブ
レ−タIC5が使用され、トリガ入力に対し、T2=C
2・R2のタイマ−時間T2をパルス幅に持つパルスが
再出力して、起立信号を続け前記切換えスイッチ回路1
0を介して駆動回路11に出力する。
御回路5より起立制御信号が入力されると、予め設定し
たタイマ−時間T2のパルス幅を持つパルスが起立信号
として出力され切換えスイッチ回路10を経て起立格納
切換え回路12とモ−タ回路13とよりなる駆動回路1
1に出力する。タイマ−時間T2は、側方視認ミラ−を
起立させ、かつその起立状態を保持する時間である。タ
イマ−時間T2が経過した後は、前記ミラ−の格納信号
が出力され、ミラ−が格納される。起立保持タイマ−回
路9には、例えば、再トリガ可能の単安定マルチバイブ
レ−タIC5が使用され、トリガ入力に対し、T2=C
2・R2のタイマ−時間T2をパルス幅に持つパルスが
再出力して、起立信号を続け前記切換えスイッチ回路1
0を介して駆動回路11に出力する。
【0011】切換えスイッチ回路10は、自動/手動の
切換えスイッチSW1と起立/格納の手動スイッチSW
2とよりなる。停止線がない非舗装道路等に車両がさし
かかり停止線検出センサ−が作動しないときには、この
スイッチ回路10を手動にて切換えて側方視認ミラ−を
起立させて使用する。前記起立格納切換え回路12は、
切換え制御回路14と切換え駆動回路15とよりなる。
切換え制御回路14は、インバ−タIC6と起立又は格
納の切換え信号を出力するフリップフロップIC7とよ
りなる。また、前記切換え駆動回路15は、起立用トラ
ンジスタTr1、格納用トランジスタTr2と、それら
によりそれぞれ駆動される起立用リレ−Ry1、格納用
リレ−Ry2とよりなる。
切換えスイッチSW1と起立/格納の手動スイッチSW
2とよりなる。停止線がない非舗装道路等に車両がさし
かかり停止線検出センサ−が作動しないときには、この
スイッチ回路10を手動にて切換えて側方視認ミラ−を
起立させて使用する。前記起立格納切換え回路12は、
切換え制御回路14と切換え駆動回路15とよりなる。
切換え制御回路14は、インバ−タIC6と起立又は格
納の切換え信号を出力するフリップフロップIC7とよ
りなる。また、前記切換え駆動回路15は、起立用トラ
ンジスタTr1、格納用トランジスタTr2と、それら
によりそれぞれ駆動される起立用リレ−Ry1、格納用
リレ−Ry2とよりなる。
【0012】モ−タ回路13は、前記リレ−Ry1、R
y2の可動切換え接触子S1、S2とそれに接続される
モ−タMと昇降リミットスイッチ16とより形成され
る。昇降リミットスイッチ16は上昇リミットスイッチ
S3と下降リミットスイッチS4とよりなり、側方視認
ミラ−が起立して上がり切ったときS3が前記モ−タ回
路を遮断し、該ミラ−が格納して下がり切ったときにS
4が前記モ−タ回路を遮断する。
y2の可動切換え接触子S1、S2とそれに接続される
モ−タMと昇降リミットスイッチ16とより形成され
る。昇降リミットスイッチ16は上昇リミットスイッチ
S3と下降リミットスイッチS4とよりなり、側方視認
ミラ−が起立して上がり切ったときS3が前記モ−タ回
路を遮断し、該ミラ−が格納して下がり切ったときにS
4が前記モ−タ回路を遮断する。
【0013】上記構成による本考案の制御装置の作用に
ついて説明する。車両が、例えば10Km以上の速度で
走行しているときは、車速検出回路6の出力はLowと
なり停止線検出センサー回路1が停止線を検出しても、
AND回路7からは起立制御信号は出力されないため、
側方視認ミラ−の使用を必要とする場合は、切換えスイ
ッチ10の自動/手動の切換えスイッチSW1を手動側
に切換え手動スイッチSW2により起立/格納の切換え
信号を駆動回路11に送り、側方視認ミラ−を起立又は
格納させなければならない。前記車速が10Km以下に
なると、車速検出回路6よりAND回路7に信号H
(“1”)が出力され自動制御に切換えられる。以下、
10Km以下の走行の場合について説明する。
ついて説明する。車両が、例えば10Km以上の速度で
走行しているときは、車速検出回路6の出力はLowと
なり停止線検出センサー回路1が停止線を検出しても、
AND回路7からは起立制御信号は出力されないため、
側方視認ミラ−の使用を必要とする場合は、切換えスイ
ッチ10の自動/手動の切換えスイッチSW1を手動側
に切換え手動スイッチSW2により起立/格納の切換え
信号を駆動回路11に送り、側方視認ミラ−を起立又は
格納させなければならない。前記車速が10Km以下に
なると、車速検出回路6よりAND回路7に信号H
(“1”)が出力され自動制御に切換えられる。以下、
10Km以下の走行の場合について説明する。
【0014】停止線検出センサ−回路1の発光用LED
1はLEDの劣化と外乱光の影響を押さえるため、タイ
ミング発生回路2のタイマ−IC1からトランジスタT
r3を介して入力するタイミング信号に合わせてパルス
状に点灯して、パルス状赤外線を走行路上に投光する。
赤外線が路上の停止線を検出すると、前記センサ−回路
1の受光LEDが前記赤外線の反射光を受光して検出パ
ルス信号を初段アンプIC2を経て受光LED2の信号
取込制御回路3の反転増幅器IC3に入力する。さらに
前記タイマ−IC1から出力するタイミング信号がMO
S.SWに入力されてそのタイミングに合わせて前記増
幅された検出パルス信号は、後段の制御信号回路5のを
コンパレ−タIC4に入力する。
1はLEDの劣化と外乱光の影響を押さえるため、タイ
ミング発生回路2のタイマ−IC1からトランジスタT
r3を介して入力するタイミング信号に合わせてパルス
状に点灯して、パルス状赤外線を走行路上に投光する。
赤外線が路上の停止線を検出すると、前記センサ−回路
1の受光LEDが前記赤外線の反射光を受光して検出パ
ルス信号を初段アンプIC2を経て受光LED2の信号
取込制御回路3の反転増幅器IC3に入力する。さらに
前記タイマ−IC1から出力するタイミング信号がMO
S.SWに入力されてそのタイミングに合わせて前記増
幅された検出パルス信号は、後段の制御信号回路5のを
コンパレ−タIC4に入力する。
【0015】前記コンパレ−タ4では、予め基準電圧発
生回路8により設定された基準電圧に比較して前記検出
パルス信号が大であるとき、すなわち停止線を検出した
ときは、後段のAND回路7に停止線検出信号H
(“1”)を出力する。基準電圧の大きさは、通常の路
面による反射率が5〜10%に対し停止線上の反射率は
40〜60%であることより、30%程度の反射率に相
当する値に設定してある。
生回路8により設定された基準電圧に比較して前記検出
パルス信号が大であるとき、すなわち停止線を検出した
ときは、後段のAND回路7に停止線検出信号H
(“1”)を出力する。基準電圧の大きさは、通常の路
面による反射率が5〜10%に対し停止線上の反射率は
40〜60%であることより、30%程度の反射率に相
当する値に設定してある。
【0016】AND回路7では、車両は10Km以下の
走行運転による前記車速検出回路6からの車速検出信号
H(“1”)と前記停止線検出信号H(“1”)とのA
NDがH(“1”)となり、後段の出力回路8の起立保
持タイマ−回路9に側方視認ミラ−の起立動作を起こす
起立制御信号として入力される。起立制御信号は、再ト
リガ可能の単安定マルチバイブレ−タIC5の端子Bに
入力され、端子Qバ−よりパルス幅T2(C2・R4)
をもつ負のパルスの起立信号が後段の切換えスイッチ1
0を経由して、駆動回路11の前段の切換え制御回路1
4に入力される。前記起立制御信号が、再トリガ可能の
前記単安定マルチバイブレ−タIC5に入力されること
により、側方視認ミラ−の起立はタイムT2だけ保持さ
れ、且つ該タイムが経過し切らない内に新たな起立制御
信号が入力されたときは、T2が更新される。
走行運転による前記車速検出回路6からの車速検出信号
H(“1”)と前記停止線検出信号H(“1”)とのA
NDがH(“1”)となり、後段の出力回路8の起立保
持タイマ−回路9に側方視認ミラ−の起立動作を起こす
起立制御信号として入力される。起立制御信号は、再ト
リガ可能の単安定マルチバイブレ−タIC5の端子Bに
入力され、端子Qバ−よりパルス幅T2(C2・R4)
をもつ負のパルスの起立信号が後段の切換えスイッチ1
0を経由して、駆動回路11の前段の切換え制御回路1
4に入力される。前記起立制御信号が、再トリガ可能の
前記単安定マルチバイブレ−タIC5に入力されること
により、側方視認ミラ−の起立はタイムT2だけ保持さ
れ、且つ該タイムが経過し切らない内に新たな起立制御
信号が入力されたときは、T2が更新される。
【0017】前記切換え制御回路14のフリップフロッ
プIC7の出力端子Qからは起立信号H(“1”)が出
力され、その結果切換え駆動回路15の起立用リレ−R
y1が作動する。かくして、+B→接触子S1→モ−タ
M→昇降リミットスイッチ16の上昇リミットスイッチ
S3→ア−スのモ−タ回路13が形成される。側方視認
ミラ−は起立し上がり切ると、前記リミットスイッチS
3がOFFして、回路13は遮断され、該ミラ−は前記
設定時間T2の間起立を続ける。前記T2が経過すると
切換え制御回路14に入力される起立信号はLowとな
り、IC7の端子Qバ−からは格納信号H(“1”)が
出力され格納用リレ−Ry2が作動して、+B→接触子
S2→モ−タM→下降リミットスイッチS4→ア−スの
モ−タ逆転回路が形成される。ついで、側方視認ミラ−
は、格納を始め下降し終ったところで前記リミットスイ
ッチS4がOFFとなって前記逆転回路は遮断される。
なお、前述のように未舗装道路等の停止線がなく、停止
線検出センサ−による自動検出が不可能のときは、自動
/手動切換えスイッチと起立/格納の手動スイッチを操
作することによりミラーを随時起立または格納させるこ
とができる。
プIC7の出力端子Qからは起立信号H(“1”)が出
力され、その結果切換え駆動回路15の起立用リレ−R
y1が作動する。かくして、+B→接触子S1→モ−タ
M→昇降リミットスイッチ16の上昇リミットスイッチ
S3→ア−スのモ−タ回路13が形成される。側方視認
ミラ−は起立し上がり切ると、前記リミットスイッチS
3がOFFして、回路13は遮断され、該ミラ−は前記
設定時間T2の間起立を続ける。前記T2が経過すると
切換え制御回路14に入力される起立信号はLowとな
り、IC7の端子Qバ−からは格納信号H(“1”)が
出力され格納用リレ−Ry2が作動して、+B→接触子
S2→モ−タM→下降リミットスイッチS4→ア−スの
モ−タ逆転回路が形成される。ついで、側方視認ミラ−
は、格納を始め下降し終ったところで前記リミットスイ
ッチS4がOFFとなって前記逆転回路は遮断される。
なお、前述のように未舗装道路等の停止線がなく、停止
線検出センサ−による自動検出が不可能のときは、自動
/手動切換えスイッチと起立/格納の手動スイッチを操
作することによりミラーを随時起立または格納させるこ
とができる。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、下記のごとき効果を奏
する。 1、側方視認ミラ−を起立させる場合、例えば車速10
Km以下の交差点まじかの道路を走行するときは、自動
制御回路が作動して、手動操作のスイッチを操作する必
要がないため、前方の視界確認が確実に行なうことがで
きる。 2、停止線が数多くある街路内を走行中は、起立保持タ
イマ−回路の作動によりミラ−を一定時間起立させてお
くため、頻繁な起立格納操作がなくなる。 3、未舗装道路等の停止線がなく停止線検出センサ−に
よる自動検出が不可能のときは、自動/手動切換えスイ
ッチと起立/格納の手動スイッチにより手動でも操作で
きる。 4、車速検出回路により一定速度以上では自動制御が作
動しないため、横断歩道領域、車線変更等の舗装面の各
種標識により誤動作を起こすことがない。
する。 1、側方視認ミラ−を起立させる場合、例えば車速10
Km以下の交差点まじかの道路を走行するときは、自動
制御回路が作動して、手動操作のスイッチを操作する必
要がないため、前方の視界確認が確実に行なうことがで
きる。 2、停止線が数多くある街路内を走行中は、起立保持タ
イマ−回路の作動によりミラ−を一定時間起立させてお
くため、頻繁な起立格納操作がなくなる。 3、未舗装道路等の停止線がなく停止線検出センサ−に
よる自動検出が不可能のときは、自動/手動切換えスイ
ッチと起立/格納の手動スイッチにより手動でも操作で
きる。 4、車速検出回路により一定速度以上では自動制御が作
動しないため、横断歩道領域、車線変更等の舗装面の各
種標識により誤動作を起こすことがない。
【図1】本考案電動格納式側方視認ミラ−制御装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1の一実施例を示す回路図である。
【図3】ボンネット格納型側方視認ミラ−を備えた自動
車の部分的斜視図である。
車の部分的斜視図である。
【図4】バンバ−格納型側方視認ミラ−を備えた自動車
の部分的斜視図である。
の部分的斜視図である。
1 停止線検出センサ−回路 2 タイミング発生回路 3 受光LED信号取込制御回路 4 コンパレ−タ 5 起立信号制御回路 6 車速検出回路 7 AND回路 8 基準電圧発生回路 9 起立保持タイマ−回路 10 切換えスイッチ回路 11 駆動回路 12 起立格納切換え回路 13 モ−タ回路 14 切換え制御回路 15 切換え駆動回路 16 昇降リミットスイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 電動格納可能の側方視認ミラ−におい
て、道路上の停止線を検出する停止線検出センサ−と、
車速センサ−と、一定速度以下の車両走行時に前記停止
線検出センサ−の検出信号により作動するタイマ−回路
と、一定速度以上のときの車速センサ−の出力によりタ
イマ−回路の作動を停止させる起立信号制御回路と、タ
イマ−回路の設定時間中ミラ−を起立させる駆動回路と
からなる電動格納式側方視認ミラ−制御装置。 - 【請求項2】 タイマ−回路の出力側に、自動/手動の
切換えスイッチと起立/格納の手動スイッチとを設けた
ことを特徴とする請求項1記載の電動格納式側方視認ミ
ラ−制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3708692U JP2547069Y2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 電動格納式側方視認ミラ−制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3708692U JP2547069Y2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 電動格納式側方視認ミラ−制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589086U JPH0589086U (ja) | 1993-12-03 |
JP2547069Y2 true JP2547069Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=12487750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3708692U Expired - Fee Related JP2547069Y2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 電動格納式側方視認ミラ−制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547069Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP3708692U patent/JP2547069Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0589086U (ja) | 1993-12-03 |
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Legal Events
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