JP2546853Y2 - ストロボ内蔵カメラ - Google Patents

ストロボ内蔵カメラ

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JP2546853Y2
JP2546853Y2 JP1990065520U JP6552090U JP2546853Y2 JP 2546853 Y2 JP2546853 Y2 JP 2546853Y2 JP 1990065520 U JP1990065520 U JP 1990065520U JP 6552090 U JP6552090 U JP 6552090U JP 2546853 Y2 JP2546853 Y2 JP 2546853Y2
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進 井口
彰 上野
義雄 芹川
憲次 小山
浩 武田
幸久 楢崎
吉彦 志村
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、メインコンデンサに蓄えられた電荷を発光
管で放電することにより撮影時被写体の照明を行うオー
トストロボを内蔵したカメラに関する。
(従来技術及び考案が解決しようとする課題) オートストロボ内蔵カメラにおいて、パララックスを
補正するカメラとしては、例えば特開昭57−122423号公
報または特開平1−185623号公報に示されたようなもの
がある。
前者はカメラの測距手段の出力に応じて前記閃光装置
の光照射方向を可変する手段を備え、前記カメラの撮影
レンズ光軸と閃光装置の光軸とを常に被写体位置で交わ
らしめるものであり、後者は、被写体までの撮影距離を
検出する距離検出手段と、カメラ光軸上の所定位置で発
光部の光軸が交錯するように発光部を駆動する駆動手段
と、発光部の駆動位置を検出する位置検出手段と、検出
された撮影距離の被写体上で発光部光軸がカメラ光軸と
交錯するための発光部の駆動位置を演算する演算手段
と、発光部からの投射光が装着レンズの外形によって遮
ぎられないように発光部の駆動限界位置に関する信号を
装着されるレンズのレンズ情報信号に応じて出力する限
界信号出力手段と、位置検出手段の検出結果と演算結果
と駆動限界位置とに従って駆動手段を駆動し、演算され
た駆動位置または出力される駆動限界位置で駆動手段を
停止する駆動制御手段とを具備するもので、構造的に複
雑になり、カメラが大型になるばかりでなく、コストも
高くなり、特にコンパクト性と低価格性を要求されるコ
ンパクトカメラには不適当である。
本考案はこのような課題を解決することを目的とす
る。
(課題を解決するための技術的手段) 上述の課題を解決するため本考案は、メインコンデン
サに蓄えられた電荷を発光管で放電することにより発光
して被写体の照明を行うオートストロボを内蔵したカメ
ラに於て (イ)被写体の照明に必要な光量を演算する第一の演算
手段 (ロ)発光を行う前に前記第一の演算手段で求めた発光
量の発光を行った後のメインコンデンサの電圧を演算す
る第二の演算手段 (ハ)メインコンデンサの電圧に比例した第一の電圧を
出力する第一の出力手段 (ニ)第二の演算手段で求めた電圧に比例した第二の電
圧を出力する第二の出力手段 (ホ)前記第一の電圧と第二の電圧を比較する比較手段 (ヘ)発光後に前記第一の電圧が第二の電圧より低下し
たとき、発光を停止させる発光停止手段 (ト)ストロボ発光部の発光光軸となす角度と発光強度
との関係による発光強度分布を記憶する記憶手段 (チ)被写体距離情報入力手段 (リ)前記記憶手段からの発光強度分布情報と前記被写
体距離情報入力手段からの被写体距離情報とを受けて、
前記第一の演算手段での光量情報に対するパララックス
による発光量誤差の補正量を計算する第三の演算手段 を備え、前記誤差を補正した発光量の発光を行うことに
よってパララックスの影響なく中心被写体に対して常に
適正光量の発光を行えるようにしたものである。
(作用) 本考案では、被写体とカメラの間の標準的距離とのず
れによるパララックスによって発生する、内蔵ストロボ
の光軸から外れている被写体部分の照射光量の不足が、
パララックスの大きさに対応して補われる。
(実施例) 本考案の実施例を、第1図ないし第3図について説明
する。
第1図は本考案の構成のブロック図である。
電源スイッチ(図示されていない)をを入れると、電
池1の電圧がDC/DCコンバータ2で昇圧され、ダイオー
ド3を経てメインコンデンサ4が充電される。メインコ
ンデンサ4の電圧は、抵抗R1とR2(第一の出力手段)で
分圧され、その電圧VAはアナログ・ディジタル・コンバ
ータ(A/Dコンバータという)5と、コンパレータ(比
較手段)6の(+)入力に入力される。
コンパレータの(−)入力には、ディジタル・アナロ
グ・コンバータ(第二の出力手段、以下、D/Aコンバー
タという)7の出力電圧VDが入力されている。電圧VD
発光終了時メインコンデンサ4の電圧に比例した電圧、
すなわち発光終了時のVAと同電圧に設定される。X接点
8がONし、トリガ手段9によりXeランプ10が励起され、
発光を開始する。発光するとメインコンデンサ4の電圧
が急速に低下し、それに伴って電圧VAも低下する。電圧
VAが電圧VDより低下したとき、コンパレータ6の出力が
反転し、Xeランプ10と直列に接続された発光停止手段11
を起動し、発光を停止する。
電圧VAはA/Dコンバータ5に入力され、A/Dコンバータ
5の出力は、電圧演算手段12に入力し、電圧演算手段12
の出力はD/Aコンバータ7に入力する。また、電圧演算
手段(第二の演算手段)12には、ストロボズーム情報13
と基になるガイドナンバー(ガイドNoという)情報14
と、後述のパララックス補正演算手段(第三の演算手
段)15の出力がそれぞれ入力される。パララックス補正
演算手段15には発光強度分布記憶手段16、ストロボ光量
演算手段(第一の演算手段)17および距離情報入力手段
18の出力を入力とし、ストロボ光量演算手段17には絞り
情報入力手段19、ISO情報入力手段20および距離情報入
力手段18の出力がそれぞれ入力されている。
次に電圧VDを設定するための演算方式について説明す
る(第2図参照)。
フルチャージしたときのメインコンデンサ4の電圧を
VHO,フル発光終了後のメインコンデンサの残電圧を
VTO,電圧VHOで発光を開始し、VTOで発光が停止したと
きの光量をフル発光光量(ガイドNo)としてGNo.O
し、カメラから被写体までの距離をD、レンズの絞り値
をF1撮影に必要な発光光量をGNo.Xとすると、 (イ)GNo.X=D・F (式1) (ロ)ストロボ光により単位面積におなじ光量を与えよ
うとすれば、ストロボの発するエネルギーをEとしたと
き E∝D2 (式2) また D∝GNo. (式3) であるから E∝GNo.2 (式4) となる (ハ)VHO,VTOで発するエネルギーをEOとし、また比例
定数をKとすると (ニ)発光開始前の任意のメインコンデンサ(4)の電
圧をVHX、発光停止させたときの電圧をVTXとすると、こ
のとき得られるエキルギーEX(ホ)ここでGNo.Xは撮影に必要な光量を得るためのガ
イドNo.である。
基準GNo.であるGNo.Oに対して必要なGNo.であるGNo.X
の比をxとすると よって (ヘ)上式を発光停止電圧VTXについて解くと VTX 2=VHX 2−X2(VHO 2−VTO 2) (式9) 又は、 (ト)(ヘ)で求めたVTXの電圧値をR1とR2で決る分
圧比と同じ比率で下げた電圧がD/Aコンバータの出力で
あるVDとして出力される。
次に、パララックス補正量の計算方法について説明す
る。
発光部の発光強度分布は、発光管や反射傘、プロテク
ターの形状によって異なり、一般的には発光光軸を中心
として、上下対称に減少していく(第3図参照)。
ここで、発光光軸に対して被写体と発光部のなす角度
をθとすると θ=tan-1(W/L) L=被写体距離 (式12) となる。(但し、Wは撮影レンズ光軸と発光部光軸との
距離) 発光光軸での発光強度を基準とした時、光軸からθだ
け離れた位置での発光強度比をF(θ)で表すと、中心
被写体に対する適正光量GNo.XCは、(式1)で求めたGN
o.Xに対して GNo.XC=GNo.X/F(θ) (式13) と表される。
以上の演算によって求まる発光量の発光を行うことに
よって、パララックスの影響を補正して近距離でも中心
被写体に対して適正な露光量を与えることができる。
以上のようにして得られた補正光量を、パララックス
によって生じた光量不足部分に補えば、撮影時パララッ
クスによる光量不足部分を生じることがない。
(考案の効果) 以上の通りであるから、本考案によれば、複雑な機構
を用いることなく、従って小型でコストの安いストロボ
内蔵カメラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のストロボ内蔵カメラの電気回路図、第
2図はメインコンデンサ電圧の変化の説明図、第3図
(a),(b)はパララックスと発光強度の分布との関
係の説明図である。 1……電池、2……DC/DCコンバータ、3……ダイオー
ド、4……メインコンデンサ、5……A/Dコンバータ、
6……コンパレータ、7……D/Aコンバータ、8……X
接点、9……トリガ手段、10……Xeランプ、11……発光
停止手段、12……電圧演算手段、13……ストロボズーム
情報、14……基になるGNo情報、15……パララックス補
正演算手段、16……発光強度分布記憶手段、17……スト
ロボ光量演算手段、18……距離情報入力手段、19……絞
り情報入力手段、20……ISO情報入力手段。
フロントページの続き (72)考案者 芹川 義雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)考案者 小山 憲次 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)考案者 武田 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)考案者 楢崎 幸久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)考案者 志村 吉彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭50−131522(JP,A) 特開 昭51−56222(JP,A) 特開 昭51−112336(JP,A) 実開 昭54−50539(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインコンデンサに蓄えられた電荷を発光
    管で放電することにより発光して被写体の照明を行うオ
    ートストロボを内蔵したカメラにおいて、 被写体の照明に必要な光量を演算する第一の演算手段
    と、 発光を行う前に前記第一の演算手段で求めた発光量の発
    光を行った後のメインコンデンサの電圧を演算する第二
    の演算手段と、 メインコンデンサの電圧に比例した第一の電圧を出力す
    る第一の出力手段と、 前記第二の演算手段で求めた電圧に比例した第二の電圧
    を出力する第二の出力手段と、 前記第一の電圧と第二の電圧を比較する比較手段と、 発光後に前記第一の電圧が前記第二の電圧より低下した
    とき、発光を停止させる発光停止手段と、 ストロボ発光部の発光光軸となす角度と発光強度との関
    係による発光強度分布を記憶する記憶手段と、 被写体距離情報入力手段と、 前記記憶手段からの発光強度分布情報と前記被写体距離
    情報入力手段からの被写体距離情報とを受けて、前記第
    一の演算手段での光量情報に対するパララックスによる
    発光量誤差の補正量を計算する第三の演算手段と、 を備え、前記誤差を補正した発光量の発光を行うことに
    よってパララックスの影響なく中心被写体に対して常に
    適正光量の発光が行えるように構成したことを特徴とす
    るストロボ内蔵カメラ。
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JPH0424732U JPH0424732U (ja) 1992-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50131522A (ja) * 1974-04-03 1975-10-17
JPS5156222A (ja) * 1974-11-12 1976-05-17 Sato Koki Kk
JPS51112336A (en) * 1975-03-28 1976-10-04 Konan Camera Kenkyusho:Kk Flashing device for a close photographing
JPS5450539U (ja) * 1977-09-16 1979-04-07

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