JP3051032B2 - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JP3051032B2
JP3051032B2 JP22645994A JP22645994A JP3051032B2 JP 3051032 B2 JP3051032 B2 JP 3051032B2 JP 22645994 A JP22645994 A JP 22645994A JP 22645994 A JP22645994 A JP 22645994A JP 3051032 B2 JP3051032 B2 JP 3051032B2
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秀夫 吉田
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ用の測距装置に
関するもので、特に、アクティブ型のカメラに適用され
る測距装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のカメラ用測距装置の構成
を示すブロック図である。この図のように、従来のカメ
ラ用測距装置は、投光レンズ(図示せず)を介して被写
体に赤外線を投光する赤外線発光ダイオード(以下、I
REDと呼ぶ。)1と、IRED1を駆動させるドライ
バー2と、IRED1から出射され、被写体で反射され
た赤外線を受光レンズ(図示せず)を介して受光する位
置検出素子(以下、PSDと呼ぶ。)3と、PSD3の
出力信号が入力され、この信号に基づいて距離情報を出
力する自動焦点用IC(以下、AFICと呼ぶ。)4
と、AFIC4の出力に基づいてレンズ駆動回路6を制
御し、鏡胴7の撮影レンズ8に合焦動作を行うマイクロ
プロセッサー(以下、CPUと呼ぶ。)5とから構成さ
れている。
【0003】AFIC4は、PSD3の近距離側出力の
定常光を除去する定常光除去回路10と、PSD3の遠
距離側出力の定常光を除去する定常光除去回路11と、
この定常光除去回路11が出力する被写体の距離に応じ
た信号のレベルがクランプレベルよりも低い場合に、ク
ランプレベルの信号を出力するクランプ回路12と、定
常光除去回路10およびクランプ回路12の出力に基づ
いて被写体までの距離に応じた距離情報を演算して出力
する演算回路13と、この出力を積分する積分回路14
とから構成されている。この積分回路14の出力に基づ
いて、CPU5はレンズ駆動回路6を制御する。
【0004】PSD3が出力する信号電流をI1 、I2
とすると、PSD3から被写体までの距離は、出力比I
1 /(I1 +I2 )を求めることによって算出すること
ができる。しかし、通常、PSD3の出力電流には、I
RED1が出射した赤外線に基づく信号電流I1 、I2
のほかに、定常光によるノイズ電流I0 が含まれてい
る。定常光除去回路10および11は、このノイズ電流
0 を取り除くものである。
【0005】定常光除去回路10および11によって除
去されなかったノイズ電流は、誤差電流ΔI1 、ΔI2
として、信号電流I1 、I2 とともに定常光除去回路1
0、11からそれぞれ出力される。これらがそのまま演
算回路13に入力されれば、距離情報として求めるべき
PSD3の出力比I1 /(I1 +I2 )として、実際に
は、(I1 +ΔI1 )/{(I1 +ΔI1 )+(I2
ΔI2 )}が求まることになる。
【0006】被写体が近距離にあるときは、誤差電流Δ
1 、ΔI2 は信号電流I1 、I2に比べて十分小さい
ので、PSD3の出力比に与える影響はほとんどない。
しかし、被写体が遠距離になるにつれて赤外線の反射光
強度が弱まり信号電流I1 、I2 が微弱になる結果、誤
差電流ΔI1 、ΔI2 の影響が大きくなってPSD3の
出力比に誤差を生じさせ、ひいては合焦動作に誤差を生
じさせることになる。以下、これを具体的に説明する。
【0007】図10は、PSD3の出力比と被写体距離
Lの逆数(1/L)との関係を示すグラフである。理論
的にはPSD3の出力比と1/Lとは比例するのである
が、図の実線に示されるように、誤差電流の影響が少な
いときは、被写体距離Lが大きい程、出力比は小さくな
っており、理論の通りである。ところが、被写体が遠距
離になると信号電流I1 、I2 が微弱になり、出力比
(I1 +ΔI1 )/{(I1 +ΔI1 )+(I2 +ΔI
2 )}において誤差電流ΔI1 、ΔI2 が支配的とな
る。この結果、遠距離では、被写体距離が大きくなるに
つれて出力比が1/2に近づくことになり、本来の傾向
に反して被写体距離とともに出力比が上昇する現象が生
じる。
【0008】カメラの合焦動作において被写体距離に応
じた撮影レンズ8の繰出し位置を表す「段数」は、測距
装置で測定したPSD3の出力比から決定されるので、
上記のような出力比の誤差は、そのまま自動焦点機能の
誤差を生じさせる。具体的には、図10の実線からも明
らかなように、遠距離において段数1となるべきところ
が2以上の段数となってしまう段数の逆転現象が生じて
しまうのである。
【0009】クランプ回路12は上記のような出力比の
誤差を低減するものであり、定常光除去回路11の出力
(I2 +ΔI2 )が所定のクランプレベル以下のとき
に、(I2 +ΔI2 )の代わりにクランプレベルの電流
(クランプ電流)を出力するのと実質的に同一の働きを
する。このクランプ電流の大きさは、IRED1の発光
のばらつき、PSD3の受光感度のばらつき、AFIC
4のノイズレベル等を考慮して適正な値に設定されてい
る。
【0010】図10の破線は、様々なクランプレベルの
下で補正された後のPSD3の出力比と1/Lとの関係
を示すものである。番号が小さいものほどクランプレベ
ルが低く設定されており、より遠距離になって信号電流
が小さくなるまでクランプが働かない様子が示されてい
る。
【0011】上記のようなクランプ回路12の働きによ
れば、測距装置が求めるPSD3の出力比が強制的に低
くされるので、被写体が遠距離にある場合でも段数の逆
転現象を防いで適切な段数に撮影レンズ8の繰出し位置
を制御することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の測距装置におい
て、測距用発光手段として用いられているのは、通常、
IRED1のような半導体素子であり、これは温度によ
って動作特性が異なるという特徴を有している。具体的
には、気温等に応じて異なる発光手段の温度によって、
その発光量が変化する。例えば、IRED1の場合に
は、温度が高くなるにつれてその発光量が低下する。こ
れに伴い、PSD3が出力する信号電流の大きさも低下
する。
【0013】従来の測距装置では、常温時の測距用発光
手段を基準として設定されたレベルにクランプレベルが
固定されている。このため、発光手段の温度が変化して
その発光量が変化するに伴い、受光手段が出力する受光
電流の大きさが変化する結果、設定されたクランプレベ
ルが適切でなくなり、カメラの合焦動作に誤差が生じる
ことがある。
【0014】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、測距用発光手段の温度が変化した場合
にも適切な合焦動作を行うことのできるカメラ用測距装
置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明の測距装置は、(a)測距対象物に向け
て投光を行う測距用発光手段と、(b)測距用発光手段
の温度を測定する温度測定手段と、(c)測距用発光手
段から測距対象物に投光された光の反射光を受光し、第
1および第2の光電変換信号を出力する受光手段と、
(d)第1の光電変換信号が入力され、光電変換信号に
含まれる定常光成分の少なくとも一部を除去する第1の
定常光除去手段と、(e)第2の光電変換信号が入力さ
れ、光電変換信号に含まれる定常光成分の少なくとも一
部を除去する第2の定常光除去手段と、(f)第2の定
常光除去手段が出力する測距対象物までの距離に応じた
信号のレベルが補正レベル以下の場合に、この出力信号
の代わりに補正レベルの信号を出力する信号補正手段
と、(g)第1の定常光除去手段および信号補正手段の
出力に基づいて演算を行い、測距対象物までの距離に応
じた信号を出力する演算手段と、(h)温度測定手段に
より測定された温度に応じて信号補正手段を制御し、補
正レベルを調節するするとともに、演算手段から出力さ
れた信号に基づいてカメラの合焦制御を行う制御手段と
を備えている。
【0016】制御手段は、温度測定手段により測定され
た温度が第1の基準温度より高い場合に補正レベルを低
くすると良い。また、温度測定手段により測定された温
度が第2の基準温度より低い場合に補正レベルを高くし
ても良い。
【0017】また、本発明の測距装置は、(i)測距用
発光手段が行う複数回の投光に基づき各投光に応じた演
算手段の出力信号を積分して、測距対象物までの距離に
応じた信号を出力する積分手段をさらに備え、制御手段
がこの信号に基づいて合焦制御を行うものであってもよ
い。
【0018】
【作用】本発明の測距装置では、制御手段が測距用発光
手段の温度に応じて信号補正手段を制御し、その補正レ
ベルを測距用発光手段の温度変化に伴う発光量の変化に
応じた適切なレベルに調節する。これにより、測距用発
光手段の温度変化に伴ってその発光量が変化した場合に
も、信号補正手段は適切な補正レベルに基づいて信号を
補正する。このため、本発明の測距装置は、測距用発光
手段の温度が変化した場合にも、適切な合焦動作を行
う。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の実施
例を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の
要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0020】図1は、本実施例の測距装置の構成を示す
ブロック図である。この測距装置は、赤外線発光ダイオ
ード(以下、IREDと呼ぶ。)1、IRED1を駆動
させるドライバー2、IRED1の温度を測定するIC
温度センサ9、IRED1から出力された赤外線のうち
被写体で反射されたものを受光する位置検出素子(以
下、PSDと呼ぶ。)3、PSD3からの信号電流に基
づいて被写体までの距離信号を出力する自動焦点用IC
(以下、AFICと呼ぶ。)4、IC温度センサ9によ
り測定されたIRED1の温度をチェックするとともに
他の構成要素の制御を行うマイクロプロセッサー(以
下、CPUと呼ぶ。)5を備えている。CPU5には、
レンズ駆動回路6を介して鏡胴7が接続されており、鏡
胴7には撮影レンズ8が納められている。
【0021】本実施例の測距装置の動作を概説すると、
まず、IRED1から投光レンズ(図示せず)を介して
被写体(測距対象物)に赤外線が投光される。この赤外
線は、被写体により反射され、受光レンズ(図示せず)
を介してPSD3に受光される。PSD3は被写体まで
の距離に対応した信号電流I1 およびI2 を出力し、こ
れらの信号電流はAFIC4に入力される。AFIC4
は、これらの信号電流に基づいて被写体までの距離情報
を求め、CPU5に出力する。CPU5は、この出力信
号に基づいて、レンズ駆動回路6を制御し、鏡胴7の撮
影レンズ8を合焦動作させる。これによって、本実施例
の測距装置を備える写真カメラの自動焦点動作が完了す
る。
【0022】IC温度センサ9は、PSD3やAFIC
4、CPU5等とともにIRED1の周辺に配置されて
おり、IRED1の周囲の温度を測定することでIRE
D1の温度を測定している。IC温度センサ9が出力す
る温度情報は、CPU5に送出される。
【0023】次に、AFIC4の構成を説明する。AF
IC4は、PSD3からの信号電流I1 及びI2 がそれ
ぞれ入力される定常光除去回路10及び11と、定常光
除去回路11の出力信号が入力されるクランプ回路12
と、定常光除去回路10およびクランプ回路12の出力
信号が入力され、これらに基づいて演算を行い被写体ま
での距離情報を求める演算回路13と、この演算回路1
3からの出力信号を積分する積分回路14とから構成さ
れている。
【0024】図2は、AFIC4の回路構成を示す図で
あり、特に、定常光除去回路11の回路構成を示したも
のである。定常光除去回路10も同様の回路構成となっ
ている。この定常光除去回路10および11は、PSD
3の出力電流に含まれる定常光成分を除去するものであ
る。すなわち、通常、PSD3の出力電流には、IRE
D1の発光に基づく信号電流I1 およびI2 の他に、定
常光に基づくノイズ電流I0 が含まれている。定常光除
去回路11は、PSD3の第2の出力電流(I2
0 )からノイズ電流I0 を除去して、信号電流I2
みをクランプ回路12に送出しようとするものである。
定常光除去回路10も同様で、PSD3の第1の出力電
流(I1 +I0 )からノイズ電流I0 を除去して、信号
電流I1 に対応した信号を演算回路13に送出する。
【0025】図2のように、PSD3の遠距離側端子は
AFIC4のPSDF端子に接続されており、遠距離側
端子から出力される電流(I2 +I0 )はオペアンプ2
0に入力される。オペアンプ20の出力端子はトランジ
スタ21のベースに接続されており、トランジスタ21
のコレクタは、トランジスタ22のベースに接続されて
いる。トランジスタ22のコレクタには、オペアンプ2
3の(−)入力端子とクランプ回路12が接続されてい
る。さらに、トランジスタ22のコレクタには圧縮ダイ
オード24が、また、オペアンプ23の(+)入力端子
には圧縮ダイオード25がそれぞれ接続されており、こ
れらの圧縮ダイオードのアノードには第1基準電源26
が接続されている。
【0026】AFIC4のCHF端子には定常光除去コ
ンデンサ27が外付けされており、AFIC4に設けら
れた定常光除去用トランジスタ28のベースに接続され
ている。定常光除去コンデンサ27とオペアンプ23は
スイッチ29を介して接続されており、このスイッチ2
9のオン/オフはCPU5から出力されるホールド信号
1 によって制御される。定常光除去用トランジスタ2
8のコレクタはオペアンプ20の(−)入力端子に接続
されており、トランジスタ28のエミッタは一端が接地
された抵抗30に接続されている。
【0027】定常光除去回路11と定常光除去コンデン
サ27の組み合わせは、一つの定常光除去手段を構成し
ている。図示されていないが、定常光除去回路10にも
定常光除去コンデンサが外付けされており、これらも一
つの定常光除去手段を構成している。
【0028】次に、図3は、クランプ回路12の構成を
示す回路図である。なお、この図には、定常光除去回路
11の回路構成の一部も示されているが、図面の簡単の
ため、オペアンプ23や圧縮ダイオード25等が省略さ
れている。
【0029】この構成によれば、定常光除去回路11の
トランジスタ22のベース電流に応じて決まるコレクタ
電位が、クランプ回路12に設けられた判定用コンパレ
ータ37の(+)入力端子に入力されることになる。ま
た、トランジスタ22のコレクタは、アナログスイッチ
38の一端に接続されており、このスイッチ38の他端
は演算回路13に接続されている。
【0030】一方、判定用コンパレータ37の(−)入
力端子には、(+)入力端子に接続されているトランジ
スタ22および圧縮ダイオード24と同様に、トランジ
スタ51のコレクタと圧縮ダイオード52のカソードと
が接続されている。トランジスタ51のベースには、定
電流源41〜45がそれぞれクランプスイッチ46〜5
0を介して接続されている。クランプスイッチ46〜5
0のスイッチング状態はCPU5によって制御され、こ
れによって所定のクランプレベルが設定されて、所定の
大きさの電流がトランジスタ51に入力される。この電
流はトランジスタ51のベース電流となり、その大きさ
に応じたコレクタ電位が判定用コンパレータ37の
(−)入力端子に入力される。トランジスタ51のコレ
クタは、アナログスイッチ39の一端に接続されてお
り、アナログスイッチ39の他端は演算回路13に接続
されている。
【0031】アナログスイッチ39には判定用コンパレ
ータ37の出力端子が接続されており、判定用コンパレ
ータ37の出力信号が入力される。また、アナログスイ
ッチ38にはインバータ40を介して判定用コンパレー
タ37の出力端子が接続されており、判定用コンパレー
タ37の出力信号が反転されてから入力される。したが
って、アナログスイッチ38および39は、判定用コン
パレータ37からの出力信号により一方がオン状態にな
ると、他方がオフ状態となる関係にある。
【0032】次に、演算回路13は、クランプ回路12
および定常光除去回路10からの出力に基づいて、IR
ED1が発光するごとにPSD3の出力比I1 /(I1
+I2 )のデータを求め、これを出力する。この出力信
号は積分回路14に入力される。
【0033】積分回路14の回路構成は、図2に示され
ている。この図に示されるように、演算回路13の出力
端子はCPU5からのINT信号によって制御されるス
イッチ60の一端に接続されており、このスイッチ60
の他端はAFIC4に外付けされた積分コンデンサ61
に接続されている。この積分コンデンサ61には、CP
U5により制御されるスイッチ62を介して定電流源6
3が接続されており、また、積分コンデンサを充電する
ためのオペアンプ64が接続されている。オペアンプ6
4の(−)入力端子には、CPU5により制御されるス
イッチ65の一端が接続されており、このスイッチ65
の他端にはオペアンプ64の出力端子が接続されてい
る。また、オペアンプ64の(+)入力端子には、第2
基準電源66が接続されている。
【0034】IRED1は半導体素子であるため、一般
に、IRED1の発光量はIRED1の温度に依存す
る。具体的には、温度が高くなると発光量が低下し、逆
に温度が低くなると発光量は増加する。したがって、従
来の測距装置のように、所定の温度(通常は、常温(約
20℃))を基準に設定されたクランプレベルの下で
は、温度の変化に伴ってIRED1の発光量が変化した
場合、適切なクランプ動作が行われないことがある。こ
れは、合焦動作の誤差につながることになる。
【0035】図4は、従来の測距装置における被写体距
離Lの逆数(1/L)とPSD3の出力比I1 /(I1
+I2 )との関係を示す特性図である。また、縦軸の数
字は、合焦動作における撮影レンズ8の繰出し位置を表
す「段数」である。実線はIRED1の温度がクランプ
レベル設定の基準となる20℃のときの特性図であり、
破線は約50℃のとき、一点鎖線は約−10℃のときの
特性図である。
【0036】図4に示されるように、IRED1の温度
が50℃と20℃に比べて高い場合、20℃を基準とす
るクランプレベルの下では、本来クランプの必要がない
被写体距離からクランプが働いてしまう。この結果、本
来なら段数2の位置にレンズを繰り出すべきところ、過
剰なクランプによって出力比が低くされるために、レン
ズを段数1に繰り出してしまい、遠距離の被写体に対し
て適切な合焦動作を行うことができなくなる。
【0037】一方、IRED1の温度が−10℃と20
℃に比べて低い場合、20℃を基準とするクランプレベ
ルの下では、次の現象に関連した問題点が生じる。すな
わち、IRED1から出射されたスポット光は遠距離に
至るほど投光レンズによって大きく拡大されるため、遠
距離では被写体よりもスポット光の方が大きくなること
が起こりうる。この場合、スポット光の一部は被写体に
よって反射されないことになり、PSD3に受光される
こともない。PSD3は入射してきたスポット光の重心
位置に応じて信号電流を出力するものであるから、IR
ED1から出射されたスポット光がその一部が反射され
ずにPSD3に受光された場合、PSD3が検出するス
ポット光の重心位置は、スポット光が全て反射されたと
きの本来の重心位置からずれることになる。
【0038】この重心位置のずれは、結果として測距装
置が求める距離情報の誤差として現れる。特に、重心位
置が近距離出力端子側にずれた場合、信号電流I1 が本
来の値より大きくなり、出力比も本来の値より大きくな
る。このような現象は、被写体が遠距離にある程、起こ
りやすい。
【0039】図4の一点鎖線の直線部分AA′は、クラ
ンプのかかっていない状態を示しているが、このような
クランプのかからない距離にある被写体を測距した場合
に上記の現象が生じると、出力比が大きくなる結果、本
来段数1の位置にレンズを繰り出すべきところが、段数
2の位置にレンズを繰り出してしまい、合焦動作に誤差
が生じてしまう。これに対し、20℃の特性の場合は、
−10℃の場合に比べてより近距離の被写体距離からク
ランプがかかっており、そのため重心位置がずれて出力
比が増大した場合でも、クランプによって出力比が低減
されるため、多くの場合、適切な合焦動作が保たれる。
【0040】このように、IRED1の温度がクランプ
を設定したときの温度(上記例では、20℃)に比べて
高い場合も、低い場合も、それぞれに問題が生じうる。
このような問題点を解決すべく、本実施例の測距装置で
は、CPU5がIC温度センサ9により測定されたIR
ED1の温度に応じて、クランプレベルを切り替える。
具体的には、IRED1の温度が基準温度T1 (本実施
例では、50℃)よりも高い場合には、クランプレベル
を低くして、20℃と同様の特性にする。IRED1の
温度が基準温度T2 (本実施例では、−10℃)よりも
低い場合には、クランプレベルを高くして、20℃と同
様の特性にする。
【0041】次の表は、IRED1の温度が基準温度T
1 (50℃)よりも高い場合(表では、「高」と示
す。)、基準温度T2 (−10℃)よりも低い場合
(「低」と示す。)、及びIRED1の温度がT2 以上
1 以下の場合(「標準」と示す。)におけるクランプ
スイッチ46〜50(図4)のスイッチング状態を示す
ものである。
【0042】
【表1】
【0043】この表に示されるように、IRED1の温
度が低い場合には、標準時のスイッチング状態からクラ
ンプスイッチ49がオフからオン状態に切り替えられ
る。これにより、動作する定電流源の数が増加するの
で、クランプレベルが高くなる。クランプレベルの増大
量を基準温度T2 におけるIRED1の発光量の増加量
を考慮して適切に設定することでクランプレベルの適正
化が達成される。したがって、IRED1が高温の時で
も標準時と同様の出力比特性を示すようにすることがで
きる。
【0044】一方、IRED1の温度が高い場合には、
標準時のスイッチング状態からクランプスイッチ48が
オンからオフ状態に切り替えられる。これにより動作す
る定電流源の数が減少するので、クランプレベルが低く
なる。クランプレベルの低減量を基準温度T1 における
IRED1の発光低減量を考慮して適切に設定すること
でクランプレベルの適正化が達成される。したがって、
IRED1の低温時でも標準時と同様の出力比特性を示
すようにすることができる。これにより、本実施例の測
距装置は、IRED1の温度が変化した場合にも適切な
合焦動作を行うことになる。
【0045】次に、本実施例の測距装置の動作を具体的
に説明する。図5は、本実施例の測距装置の動作を説明
するタイミングチャートである。(a)のようにカメラ
電源がオンになっている状態では、レリーズに応じてI
RED1の温度チェックが開始される。すなわち、CP
U5は、(c)のようなタイミングで温度チェックを行
い、IRED1の温度が基準温度T1 (50℃)よりも
高い、あるいは基準温度T2 (−10℃)よりも低いと
判断した場合には、上述のようにしてクランプレベルを
切り替える。この後は、従来の測距装置と同様の動作で
測距を行い、その結果に基づいて合焦動作を行う。
【0046】具体的には、図(d)、(e)に示される
ように、レリーズに応じてAFIC4の電源電圧が立上
げられるとともに、AFIC4に外付けされた積分コン
デンサ61(図2)の充電が行われる。この充電は、
(e)のタイミングでCPU5から送出されたホールド
信号によりスイッチ65がオン状態にされることにより
行われる。これにより、積分コンデンサ61は、第2基
準電源66により与えられる第2基準電位(VREF2)に
なるまで充電される。充電後、スイッチ65は、オフ状
態のまま保持される。
【0047】次に、IRED1は、CPU5からドライ
バー2に出力されたデューティ比10%の発光タイミン
グ信号で駆動され、パルス点灯を行う。CPU5から
は、発光タイミング信号の出力と同時に、定常光除去コ
ンデンサ27(図2)に接続されたスイッチ29のオン
/オフを制御するホールド信号H1 も出力される。
【0048】図6は、このホールド信号H1 やIRED
1の発光タイミング信号、さらには後で述べるINT信
号を示すタイミングチャートである。この図に示される
ように、発光タイミング信号がローレベル状態にあると
き、ホールド信号H1 はスイッチ29をオン状態にす
る。このとき、赤外線は投光されていないので、PSD
3から出力されるのは定常光によるノイズ電流I0 だけ
である。このノイズ電流I0 は、定常光除去コンデンサ
27に電荷を供給して一定の電位を与える。この電位が
定常光除去用トランジスタ28のベース電位となると、
ノイズ電流I0 がコレクタ電流として定常光除去用トラ
ンジスタ28に入力されることになる。
【0049】次に、発光タイミング信号がハイレベル状
態になってIRED1が発光を行うとき、ホールド信号
はスイッチ29をオフ状態にする。これにより、定常光
除去用トランジスタ28のベース電位は、定常光除去コ
ンデンサ27の電位に固定され、ノイズ電流I0 がコレ
クタ電流として定常光除去用トランジスタ28に入力さ
れる。その結果、IRED1の発光による信号電流I2
がオペアンプ20およびトランジスタ21により増幅さ
れた後、トランジスタ22のベースに入力される。これ
により、クランプ回路12には、信号電流I2 に応じた
トランジスタ22のコレクタ電位(図3のB点の電位)
が出力される。
【0050】AFIC4のPSDN端子に接続されたP
SD3の近距離側出力端子から出力される電流にも、信
号電流I1 のほかにノイズ電流I0 が含まれているが、
このノイズ電流I0 も、上記のようにして定常光除去回
路10で除去される。
【0051】但し、実際には、ノイズ電流I0 が完全に
は除去されない場合があり、除去されなかった分が誤差
電流ΔI1 、ΔI2 として信号電流I1 、I2 とともに
トランジスタ22、あるいは定常光除去回路10におい
てこれに対応するトランジスタから出力されることがあ
る。したがって、クランプ回路12に入力されるB点
(図3)の電位も、(I2 +ΔI2 )に応じたものと考
えられる。
【0052】このとき、直接(I2 +ΔI2 )に対応し
ているのは、VREF −(図3のB点の電位)、すなわち
B点におけるVREF からの電位降下量である。同様に、
クランプスイッチ46〜50のスイッチング状態によっ
て決まるクランプレベルは、VREF −(図3のA点の電
位)、すなわちA点におけるVREF からの電位降下量に
対応している。A点およびB点の電位が判定用コンパレ
ータ37に入力されると、判定用コンパレータ37は、
(I2 +ΔI2 )に対応する信号のレベルとクランプレ
ベルとを比較することになる。
【0053】図7は、クランプ回路12の動作を示すタ
イミングチャートであり、スイッチ29(図2)を制御
する上記のホールド信号H1 とともに、A〜C点(図
3)の電位が示されている。この図のように、入力信号
のレベルがクランプレベルよりも高い場合、すなわち図
3のB点の電位がA点の電位よりも低い場合は、判定用
コンパレータ37の出力は、アナログスイッチ38をオ
ン状態、アナログスイッチ39をオフ状態にするので、
(I2 +ΔI2 )に応じたB点の電位がそのまま演算回
路13に入力される。
【0054】一方、入力信号のレベルがクランプレベル
よりも低い場合、すなわち図3のB点の電位がA点の電
位よりも高い場合には、判定用コンパレータ37の出力
は、スイッチをオフ状態、スイッチをオン状態にする。
このため、(I2 +ΔI2 )の大きさに応じたB点の電
位は演算回路13に入力されず、代わりにクランプレベ
ルに応じたA点の電位が演算回路13に入力される。
【0055】演算回路13には、定常光除去回路10か
らの出力信号も入力される。この出力信号とクランプ回
路12からの出力に基づいて、演算回路13はPSD3
の出力比I1 /(I1 +I2 )のデータを求めて、積分
回路14に出力する。この出力比データは、負の電圧と
して積分回路14に入力される。
【0056】IRED1のパルス点灯により複数回(本
実施例では、一回の測距につき256回)投光された赤
外線は、被写体により反射されてPSD3で受光される
ので、各投光から求まる出力比データが、順次、積分回
路14に入力される。CPU5はINT信号によりスイ
ッチ60を制御し、AFIC4に設けられたオペアンプ
の安定時間を考慮して、図6に示されるようなタイミン
グで、出力比に対応した負の電圧を積分コンデンサ61
に入力する。
【0057】図8は、積分コンデンサ61の電位の時間
変化を示した図である。演算回路13からの入力信号に
より、積分コンデンサ61の電位は、時間とともに階段
状に減少する(第1積分)。一段一段の電位降下量が、
それ自体、被写体までの距離に対応した距離情報である
が、本実施例では、IRED1のパルス点灯により得ら
れる電位降下量の総和をもって距離情報とする。
【0058】積分コンデンサ61に対してパルス点灯回
数(256回)だけの入力が終了すると、スイッチ60
はオフ状態のまま保持され、スイッチ62がCPU5の
ホールド信号によりオン状態にされる。これにより、積
分コンデンサ61は、定電流源の定格により定まる一定
の速さで充電される(第2積分)。この充電により積分
コンデンサ61の電位が第2基準電位(VREF2)に戻る
と、CPU5はスイッチ62をオフ状態にして積分コン
デンサ61の充電を停止させる。
【0059】AFIC4のSOUT端子は、CPU5に
接続されている。CPU5は、第2積分に要した時間を
計測する。積分コンデンサ61の充電速度が一定のた
め、第2積分に要した時間から、一回の測距により積分
コンデンサ61に入力された信号電圧の総和が求まる。
これは、PSD3の信号電流から求まる出力比I1
(I1 +I2 )に対応するものである。したがって、こ
のデータを用いることで被写体までの距離が求まる。
【0060】上記のように、CPU5は、第2積分に要
した時間を被写体までの距離情報として用い、この情報
に基づいてレンズ駆動回路6を制御して、鏡胴7の撮影
レンズ8に適切な合焦動作を行わせる。こうして、本実
施例の測距装置による自動焦点動作が完了する。
【0061】本発明の測距装置は、上記実施例に限定さ
れるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、
定常光除去回路11と演算回路13との間のみならず、
定常光除去回路10と演算回路13との間にもクランプ
回路を備える測距装置であっても良い。この場合、CP
U5は、二つのクランプ回路のクランプレベルをそれぞ
れ切り替えるようにすると良い。
【0062】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明の測
距装置では、制御手段が測距用発光手段の温度に基づい
て信号補正手段を制御し、その補正レベルを測距用発光
手段の温度変化に伴う発光量の変化に応じた適切なレベ
ルに調節するので、測距用発光手段の温度変化に伴いそ
の発光量が変化した場合にも、信号補正手段は適切な補
正レベルに基づいて信号を補正する。このため、本発明
の測距装置は、測距用発光手段の温度が変化した場合に
も、適切な合焦動作を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の測距装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】AFIC4の回路構成を示す図である。
【図3】クランプ回路12の構成を示す回路図である。
【図4】従来の測距装置における被写体距離Lの逆数と
PSD3の出力比I1 /(I1+I2 )との関係を示す
特性図である。
【図5】本実施例の測距装置の動作を説明するタイミン
グチャートである。
【図6】ホールド信号H1 、発光タイミング信号および
INT信号を示すタイミングチャートである。
【図7】クランプ回路12の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図8】積分コンデンサ61の電位の時間変化を示す図
である。
【図9】従来のカメラ用測距装置の構成を示すブロック
図である。
【図10】様々なクランプレベルの下における被写体距
離Lの逆数(1/L)とPSD3の出力比との関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
1…IRED(赤外線発光ダイオード)、2…ドライバ
ー、3…PSD(位置検出素子)、4…AFIC(自動
焦点用IC)、5…CPU(マイクロプロセッサー)、
6…レンズ駆動回路、7…鏡胴、8…撮影レンズ、9…
IC温度センサ、10および11…定常光除去回路、1
2…クランプ回路、13…演算回路、14…積分回路。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測距対象物に向けて投光を行う測距用発
    光手段と、 前記測距用発光手段の温度を測定する温度測定手段と、 前記測距用発光手段から測距対象物に投光された光の反
    射光を受光し、第1および第2の光電変換信号を出力す
    る受光手段と、 前記第1の光電変換信号が入力され、前記光電変換信号
    に含まれる定常光成分の少なくとも一部を除去する第1
    の定常光除去手段と、 前記第2の光電変換信号が入力され、前記光電変換信号
    に含まれる定常光成分の少なくとも一部を除去する第2
    の定常光除去手段と、 前記第2の定常光除去手段が出力する前記測距対象物ま
    での距離に応じた信号のレベルが補正レベル以下の場合
    に、この出力信号の代わりに前記補正レベルの信号を出
    力する信号補正手段と、 前記第1の定常光除去手段および前記信号補正手段の出
    力に基づいて演算を行い、前記測距対象物までの距離に
    応じた信号を出力する演算手段と、 前記温度測定手段により測定された温度に応じて前記信
    号補正手段を制御し、前記補正レベルを調節するすると
    ともに、前記演算手段から出力された信号に基づいてカ
    メラの合焦制御を行う制御手段と、 を備える測距装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記温度測定手段によ
    り測定された温度が第1の基準温度より高い場合に、前
    記補正レベルを低くすることを特徴とする請求項1記載
    の測距装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記温度測定手段によ
    り測定された温度が第2の基準温度より低い場合に、前
    記補正レベルを高くすることを特徴とする請求項1記載
    の測距装置。
  4. 【請求項4】 前記測距用発光手段が行う複数回の投光
    に基づき各投光に応じた前記演算手段の出力信号を積分
    して、前記測距対象物までの距離に応じた信号を出力す
    る積分手段をさらに備え、 前記制御手段は、この信号に基づいて前記合焦制御を行
    うことを特徴とする請求項1記載の測距装置。
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