JP3051031B2 - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JP3051031B2
JP3051031B2 JP6226458A JP22645894A JP3051031B2 JP 3051031 B2 JP3051031 B2 JP 3051031B2 JP 6226458 A JP6226458 A JP 6226458A JP 22645894 A JP22645894 A JP 22645894A JP 3051031 B2 JP3051031 B2 JP 3051031B2
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秀夫 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ用の測距装置に
関するもので、特に、アクティブ型のカメラに適用され
る測距装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のカメラ用測距装置の構
成を示すブロック図である。この図のように、従来のカ
メラ用測距装置は、投光レンズ(図示せず)を介して被
写体に赤外線を投光する赤外線発光ダイオード(以下、
IREDと呼ぶ。)1と、カメラの電源用電池9から印
加される電圧に基づいてIRED1を駆動させるドライ
バー2と、IRED1から出射され、被写体で反射され
た赤外線を受光レンズ(図示せず)を介して受光する位
置検出素子(以下、PSDと呼ぶ。)3と、PSD3の
出力信号が入力され、この信号に基づいて距離情報を出
力する自動焦点用IC(以下、AFICと呼ぶ。)4
と、AFIC4の出力に基づいてレンズ駆動回路6を制
御し、鏡胴7の撮影レンズ8に合焦動作を行うととも
に、電源用電池9の電圧値をチェックするマイクロプロ
セッサー(以下、CPUと呼ぶ。)5とから構成されて
いる。
【0003】電源用電池9には、バッテリーチェック回
路(以下、BC回路と呼ぶ。)15が接続されている。
このBC回路15は、電源用電池9の電圧値をアナログ
からデジタルに変換して出力するA/D変換器16と、
A/D変換器16の出力から電源用電池9の電圧が所定
レベルよりも低いか否かを判別する判別器17とから構
成されている。CPU5は、電源用電池9の電圧値が所
定レベルより低くくなった場合、電池9の消耗をカメラ
操作者に知らせる表示を表示画面上に行う。
【0004】AFIC4は、PSD3の近距離側出力の
定常光を除去する定常光除去回路10と、PSD3の遠
距離側出力の定常光を除去する定常光除去回路11と、
この定常光除去回路11の出力がクランプレベルよりも
低い場合に、クランプレベルの信号を出力するクランプ
回路12と、定常光除去回路10およびクランプ回路1
2の出力に基づいて被写体までの距離に応じた距離情報
を演算して出力する演算回路13と、この出力を積分す
る積分回路14とから構成されている。この積分回路1
4の出力に基づいて、CPU5はレンズ駆動回路6を制
御する。
【0005】PSD3が出力する信号電流をI1 、I2
とすると、PSD3から被写体までの距離は、出力比I
1 /(I1 +I2 )を求めることによって算出すること
ができる。しかし、通常、PSD3の出力電流には、I
RED1が出射した赤外線に基づく信号電流I1 、I2
のほかに、定常光によるノイズ電流I0 が含まれてい
る。定常光除去回路10および11は、このノイズ電流
0 を取り除くものである。
【0006】定常光除去回路10および11によって除
去されなかったノイズ電流は、誤差電流ΔI1 、ΔI2
として、信号電流I1 、I2 とともに定常光除去回路1
0、11からそれぞれ出力される。これらがそのまま演
算回路13に入力されれば、距離情報として求めるべき
PSD3の出力比I1 /(I1 +I2 )として、実際に
は、(I1 +ΔI1 )/{(I1 +ΔI1 )+(I2
ΔI2 )}が求まることになる。
【0007】被写体が近距離にあるときは、誤差電流Δ
1 、ΔI2 は信号電流I1 、I2に比べて十分小さい
ので、PSD3の出力比に与える影響はほとんどない。
しかし、被写体が遠距離になるにつれて赤外線の反射光
強度が弱まり信号電流I1 、I2 が微弱になる結果、誤
差電流ΔI1 、ΔI2 の影響が大きくなってPSD3の
出力比に誤差を生じさせ、ひいては合焦動作に誤差を生
じさせることになる。以下、これを具体的に説明する。
【0008】図11は、PSD3の出力比と被写体距離
Lの逆数(1/L)との関係を示すグラフである。理論
的にはPSD3の出力比と1/Lとは比例するのである
が、図の実線に示されるように、誤差電流の影響が少な
いときは、被写体距離Lが大きい程、出力比は小さくな
っており、理論の通りである。ところが、被写体が遠距
離になると信号電流I1 、I2 が微弱になり、出力比
(I1 +ΔI1 )/{(I1 +ΔI1 )+(I2 +ΔI
2 )}において誤差電流ΔI1 、ΔI2 が支配的とな
る。この結果、遠距離では、被写体距離が大きくなるに
つれて出力比が1/2に近づくことになり、本来の傾向
に反して被写体距離とともに出力比が上昇する現象が生
じる。
【0009】カメラの合焦動作において被写体距離に応
じた撮影レンズ8の繰出し位置を表す「段数」は、測距
装置で測定したPSD3の出力比から決定されるので、
上記のような出力比の誤差は、そのまま自動焦点機能の
誤差を生じさせる。具体的には、図の実線からも明らか
なように、遠距離において段数1となるべきところが2
以上の段数となってしまう段数の逆転現象が生じてしま
うのである。
【0010】クランプ回路12は上記のような出力比の
誤差を低減するものであり、定常光除去回路11の出力
(I2 +ΔI2 )が所定のクランプレベル以下のとき
に、(I2 +ΔI2 )の代わりにクランプレベルの電流
(クランプ電流)を出力するのと実質的に同一の働きを
する。このクランプ電流の大きさは、IRED1の発光
のばらつき、PSD3の受光感度のばらつき、AFIC
4のノイズレベル等を考慮して適正な値に設定されてい
る。
【0011】図11の破線は、様々なクランプレベルの
下で補正された後のPSD3の出力比と1/Lとの関係
を示すものである。番号が小さいものほどクランプレベ
ルが低く設定されており、より遠距離になって信号電流
が小さくなるまでクランプが働かない様子が示されてい
る。
【0012】上記のようなクランプ回路12の働きによ
れば、測距装置が求めるPSD3の出力比が強制的に低
くされるので、被写体が遠距離にある場合でも段数の逆
転現象を防いで適切な段数に撮影レンズ8の繰出し位置
を制御することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の測距装
置では、IRED1を発光させる電源用電池9の電圧が
標準のときを基準として設定されたレベルにクランプレ
ベルが固定されているため、電源用電池9が消耗してI
RED1の発光量が低下するに伴い、PSD3が出力す
る受光電流が低下して設定されたクランプレベルが適切
でなくなり、カメラの合焦動作に誤差が生じることがあ
る。
【0014】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、発光手段を発光させる電源の電圧が低
下した場合にも適切な合焦動作を行うことのできるカメ
ラ用測距装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明の測距装置は、(a)発光用電源から印
加される電圧に基づいて測距対象物に向けて投光を行う
測距用発光手段と、(b)測距用発光手段から測距対象
物に投光された光の反射光を受光し、第1および第2の
光電変換信号を出力する受光手段と、(c)第1の光電
変換信号が入力され、光電変換信号に含まれる定常光成
分の少なくとも一部を除去する第1の定常光除去手段
と、(d)第2の光電変換信号が入力され、光電変換信
号に含まれる定常光成分の少なくとも一部を除去する第
2の定常光除去手段と、(e)第2の定常光除去手段が
出力する測距対象物までの距離に応じた信号のレベルが
補正レベル以下の場合に、この出力信号の代わりに補正
レベルの信号を出力する信号補正手段と、(f)第1の
定常光除去手段および信号補正手段の出力に基づいて演
算を行い、測距対象物までの距離に応じた信号を出力す
る演算手段と、(g)発光用電源の電圧に応じて信号補
正手段を制御し、補正レベルを調節するとともに、演算
手段から出力された信号に基づいてカメラの合焦制御を
行う制御手段とを備えている。
【0016】制御手段は、発光用電源の電圧が所定のレ
ベルよりも低下した場合に、補正レベルを低くすると良
い。
【0017】また、本発明の測距装置は、(h)測距用
発光手段が行う複数回の投光に基づき各投光に応じた演
算手段の出力信号を積分して、測距対象物までの距離に
応じた信号を出力する積分手段をさらに備え、制御手段
がこの信号に基づいて合焦制御を行うものであっても良
い。
【0018】
【作用】本発明の測距装置は、制御手段が発光用電源の
電圧に応じて信号補正手段を制御し、補正レベルを切り
替えるので、発光用電源が消耗してその電圧が低下した
場合にも、信号補正手段は適切な補正レベルに基づいて
信号を補正する。このため、本発明の測距装置は、発光
用電源が消耗した場合にも、適切な合焦動作を行う。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の実施
例を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の
要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0020】図1は、本実施例の測距装置の構成を示す
ブロック図である。本実施例の測距装置は、自動焦点カ
メラ用の測距装置である。この測距装置は、赤外線発光
ダイオード(以下、IREDと呼ぶ。)1、カメラの電
源用電池9から印加される電圧に基づいてIRED1を
駆動させるドライバー2、IRED1から出力された赤
外線のうち被写体で反射されたものを受光する位置検出
素子(以下、PSDと呼ぶ。)3、PSD3からの信号
電流に基づいて被写体までの距離信号を出力する自動焦
点用IC(以下、AFICと呼ぶ。)4、電源用電池9
の電圧値をチェックするとともに他の構成要素の制御を
行うマイクロプロセッサー(以下、CPUと呼ぶ。)5
を備えている。CPU5には、レンズ駆動回路6を介し
て鏡胴7が接続されており、鏡胴7には撮影レンズ8が
納められている。
【0021】本実施例の測距装置の動作を概説すると、
まず、IRED1から投光レンズ(図示せず)を介して
被写体(測距対象物)に赤外線が投光される。この赤外
線は、被写体により反射され、受光レンズ(図示せず)
を介してPSD3に受光される。PSD3は被写体まで
の距離に対応した信号電流I1 およびI2 を出力し、こ
れらの信号電流はAFIC4に入力される。AFIC4
は、これらの信号電流に基づいて被写体までの距離情報
を求め、CPU5に出力する。CPU5は、この出力信
号に基づいて、レンズ駆動回路6を制御し、鏡胴7の撮
影レンズ8を合焦動作させる。これによって、本実施例
の測距装置を備える写真カメラの自動焦点動作が完了す
る。
【0022】カメラの電源用電池9には、バッテリーチ
ェック回路(以下、BC回路と呼ぶ。)15が接続され
ている。このBC回路15は、電源用電池9の電圧値を
アナログからデジタルに変換して出力するA/D変換器
16と、A/D変換器16の出力から電源用電池9の電
圧が所定レベルよりも低いか否かを判別する判別器17
とから構成されている。CPU5は、判別器17の判別
結果から電源用電池9の電圧が所定のレベル以下になっ
たことを確認すると、クランプ回路12を制御してクラ
ンプレベルを切り替える(これについては、後で詳述す
る。)。
【0023】図2は、IRED1、ドライバー2および
カメラの電源用電池9を示す回路図である。IRED1
およびドライバー2は一つの発光手段を構成している。
ドライバー2はCPU5に接続されており、CPU5は
ドライバー2を制御してIRED1の発光タイミングを
調節する。カメラの電源用電池9は、IRED1の発光
用電源の働きを兼ねている。電源用電池9の電圧値はA
/D変換器16によりA/D変換され、判別器17によ
る判別の対象となる。
【0024】次に、AFIC4の構成を説明する。AF
IC4は、PSD3からの信号電流I1 及びI2 がそれ
ぞれ入力される定常光除去回路10及び11と、定常光
除去回路11の出力信号が入力されるクランプ回路12
と、定常光除去回路10およびクランプ回路12の出力
信号が入力され、これらに基づいて演算を行い被写体ま
での距離情報を求める演算回路13と、この演算回路1
3からの出力信号を積分する積分回路14とから構成さ
れている。
【0025】図3は、AFIC4の回路構成を示す図で
あり、特に、定常光除去回路11の回路構成を示してあ
る。定常光除去回路10も同様の回路構成となってい
る。この定常光除去回路10および11は、PSD3の
出力電流に含まれる定常光成分を除去するものである。
すなわち、通常、PSD3の出力電流には、IRED1
の発光に基づく信号電流I1 およびI2 の他に、定常光
に基づくノイズ電流I0が含まれている。定常光除去回
路11は、PSD3の第2の出力電流(I2 +I0 )か
らノイズ電流I0 を除去して、信号電流I2 のみをクラ
ンプ回路12に送出しようとするものである。定常光除
去回路10も同様で、PSD3の第1の出力電流(I1
+I0 )からノイズ電流I0 を除去して、信号電流I1
に対応した信号を演算回路13に送出する。
【0026】図3のように、PSD3の遠距離側端子は
AFIC4のPSDF端子に接続されており、遠距離側
端子から出力される電流(I2 +I0 )はオペアンプ2
0に入力される。オペアンプ20の出力端子はトランジ
スタ21のベースに接続されており、トランジスタ21
のコレクタは、トランジスタ22のベースに接続されて
いる。トランジスタ22のコレクタには、オペアンプ2
3の(−)入力端子とクランプ回路12が接続されてい
る。さらに、トランジスタ22のコレクタには圧縮ダイ
オード24が、また、オペアンプ23の(+)入力端子
には圧縮ダイオード25がそれぞれ接続されており、こ
れらの圧縮ダイオードのアノードには第1基準電源26
が接続されている。
【0027】AFIC4のCHF端子には定常光除去コ
ンデンサ27が外付けされており、AFIC4に設けら
れた定常光除去用トランジスタ28のベースに接続され
ている。定常光除去コンデンサ27とオペアンプ23は
スイッチ29を介して接続されており、このスイッチ2
9のオン/オフはCPU5から出力されるホールド信号
によって制御される。定常光除去用トランジスタ28の
コレクタはオペアンプ20の(−)入力端子に接続され
ており、トランジスタ28のエミッタは一端が接地され
た抵抗30に接続されている。
【0028】定常光除去回路11と定常光除去コンデン
サ27の組み合わせは、一つの定常光除去手段を構成し
ている。図示していないが、定常光除去回路10にも定
常光除去コンデンサが外付けされており、これらも一つ
の定常光除去手段を構成している。
【0029】図4は、クランプ回路12の構成を示す回
路図である。なお、この図には、定常光除去回路11の
回路構成の一部も示されているが、図面の簡単のため、
オペアンプ23や圧縮ダイオード25等が省略されてい
る。
【0030】この構成によれば、定常光除去回路11の
トランジスタ22のベース電流に応じて決まるコレクタ
電位が、クランプ回路12に設けられた判定用コンパレ
ータ37の(+)入力端子に入力されることになる。ま
た、トランジスタ22のコレクタは、アナログスイッチ
38の一端に接続されており、このスイッチ38の他端
は演算回路13に接続されている。
【0031】一方、判定用コンパレータ37の(−)入
力端子には、(+)入力端子に接続されているトランジ
スタ22および圧縮ダイオード24と同様に、トランジ
スタ51のコレクタと圧縮ダイオード52のカソードと
が接続されている。トランジスタ51のベースには、定
電流源41〜45がそれぞれクランプスイッチ46〜5
0を介して接続されている。クランプスイッチ46〜5
0のスイッチング状態はCPU5によって制御され、こ
れによって所定のクランプレベルが設定されて、所定の
大きさの電流がトランジスタ51に入力される。この電
流はトランジスタ51のベース電流となり、その大きさ
に応じたコレクタ電位が判定用コンパレータ37の
(−)入力端子に入力される。トランジスタ51のコレ
クタは、アナログスイッチ39の一端に接続されてお
り、アナログスイッチ39の他端は演算回路13に接続
されている。
【0032】アナログスイッチ39には判定用コンパレ
ータ37の出力端子が接続されており、判定用コンパレ
ータ37の出力信号が入力される。また、アナログスイ
ッチ38にはインバータ40を介して判定用コンパレー
タ37の出力端子が接続されており、判定用コンパレー
タ37の出力信号が反転されてから入力される。したが
って、アナログスイッチ38および39は、判定用コン
パレータ37からの出力信号により一方がオン状態にな
ると、他方がオフ状態となる関係にある。
【0033】次に、演算回路13は、クランプ回路12
および定常光除去回路10からの出力に基づいて、IR
ED1が発光するごとにPSD3の出力比I1 /(I1
+I2 )のデータを求め、これを出力する。この出力信
号は積分回路14に入力される。
【0034】積分回路14の回路構成は、図3に示され
ている。この図に示されるように、演算回路13の出力
端子はCPU5からのINT信号によって制御されるス
イッチ60の一端に接続されており、このスイッチ60
の他端はAFIC4に外付けされた積分コンデンサ61
に接続されている。この積分コンデンサ61には、CP
U5により制御されるスイッチ62を介して定電流源6
3が接続されており、また、積分コンデンサを充電する
ためのオペアンプ64が接続されている。オペアンプ6
4の(−)入力端子には、CPU5により制御されるス
イッチ65の一端が接続されており、このスイッチ65
の他端にはオペアンプ64の出力端子が接続されてい
る。また、オペアンプ64の(+)入力端子には、第2
基準電源66が接続されている。
【0035】本実施例の測距装置では、従来から行われ
ているように、BC回路15によって電源用電池9の電
圧値がチェックされている。一般に、電源用電池9の電
圧があるしきい値を下回ると、電源用電池9の電圧の低
下が一気に激しくなり、この電圧に依存する様々なカメ
ラ機能が急激に低下する。本実施例のように電源用電池
9をIRED1の発光用電源として用いる場合、電源用
電池9の電圧がしきい値以下に低下するとIRED1の
発光量も大きく低下することになる。IRED1の発光
量が低下すると、PSD3が出力する被写体の距離に応
じた信号電流の大きさ(レベル)も低下する。したがっ
て、電源用電池9が消耗してその電圧がしきい値を下回
ると、信号電流のレベルが急激に低下する結果、電源用
電池9の電圧が標準値にある状態を基準に設定されたク
ランプレベルの下では、適切なクランプ動作を行うこと
ができなくなる。これは、合焦動作の誤差につながるこ
とになる。
【0036】図5は、従来の測距装置における被写体距
離Lの逆数(1/L)とPSD3の出力比I1 /(I1
+I2 )との関係を示すグラフである。また、縦軸の数
字は、合焦動作における撮影レンズ8の繰出し位置を表
す「段数」である。実線は電源用電池9の電圧が標準値
である標準状態におけるグラフであり、破線は電源用電
池9が消耗して電圧がしきい値を下回った消耗状態にお
けるグラフである。
【0037】この図に示されるように、消耗状態では信
号電流が標準状態に比べてかなり小さくなるため、標準
状態を基準とするクランプレベルでは、本来、クランプ
の必要がない被写体距離からクランプが働いてしまう。
この結果、本来なら段数2の位置にレンズを繰り出すべ
きところ、過剰なクランプによって出力比が低くなるた
めに段数1に繰り出されてしまう現象が生じるのであ
る。
【0038】この現象を防止するために、CPU5は、
BC回路15を用いて電源用電池9の電圧値をチェック
するとともに、電源用電池9が消耗してその電圧値がし
きい値よりも低くなるとクランプレベルをより低いレベ
ルに切り替える。次の表は、電源用電池9の電圧がしき
い値以上の場合(表では「標準」と示す。)、及びしき
い値を下回る場合(表では「消耗時」と示す。)におけ
るクランプ回路12のクランプスイッチ46〜50(図
4)のスイッチング状態を示す表である。
【0039】
【表1】
【0040】この表に示されるように、電源用電池9の
電圧が低下した場合には、クランプスイッチ48がオン
からオフ状態に切り替えられる。これにより動作する定
電流源の数が減少するので、クランプレベルが低くな
る。クランプレベルの低減量を消耗時における電源用電
池9の電圧を考慮して適切に設定することでクランプレ
ベルの適正化が達成されるので、電源用電池9の消耗時
でも標準状態と同様の出力比特性を示すようにすること
ができる。したがって、本実施例の測距装置によれば、
電源用電池9が消耗した場合にも適切な合焦動作が行わ
れる。
【0041】次に、本実施例の測距装置の動作を具体的
に説明する。図6は、本実施例の測距装置の動作を説明
するタイミングチャートである。(a)のようにカメラ
電源がオンになっている状態では、レリーズに応じて電
源用電池9の電圧チェック(バッテリーチェック)が開
始される。CPU5は、(c)のようなタイミングでバ
ッテリーチェックを行い、電源用電池9が消耗している
と判断した場合には、上述のようにしてクランプレベル
を切り替える。この後は、従来の測距装置と同様の動作
で測距を行い、その結果に基づいて合焦動作を行う。
【0042】具体的には、図6(d)、(e)に示され
るように、レリーズに応じてAFIC4の電源電圧が立
上げられるとともに、AFIC4に外付けされた積分コ
ンデンサ61(図3)の充電が行われる。この充電は、
(e)のタイミングでCPU5から送出されたホールド
信号によりスイッチ65がオン状態とされることにより
行われる。これにより、積分コンデンサ61は、第2基
準電源66により与えられる第2基準電位(VREF2)に
なるまで充電される。充電後、スイッチ65は、オフ状
態のまま保持される。
【0043】次に、IRED1は、CPU5からドライ
バー2に出力されたデューティ比10%の発光タイミン
グ信号で駆動され、パルス点灯を行う。CPU5から
は、発光タイミング信号の出力と同時に、定常光除去コ
ンデンサ27(図3)に接続されたスイッチ29のオン
/オフを制御するホールド信号H1 も出力される。
【0044】図7は、このホールド信号H1 や発光タイ
ミング信号、さらには後で述べるINT信号を示すタイ
ミングチャートである。この図に示されるように、発光
タイミング信号がローレベル状態にあるとき、ホールド
信号H1 はスイッチ29をオン状態にする。このとき、
赤外線は投光されていないので、PSD3から出力され
るのは定常光によるノイズ電流I0 だけである。このノ
イズ電流I0 は、定常光除去コンデンサ27に電荷を供
給して一定の電位を与える。この電位が定常光除去用ト
ランジスタ28のベース電位となると、ノイズ電流I0
がコレクタ電流として定常光除去用トランジスタ28に
入力されることになる。
【0045】次に、タイミング信号がハイレベル状態に
なってIRED1が発光を行うとき、ホールド信号はス
イッチ29をオフ状態にする。これにより、定常光除去
用トランジスタ28のベース電位は、定常光除去コンデ
ンサ27の電位に固定され、ノイズ電流I0 がコレクタ
電流として定常光除去用トランジスタ28に入力され
る。その結果、IRED1の発光による信号電流I2
オペアンプ20およびトランジスタ21により増幅され
た後、トランジスタ22のベースに入力される。これに
より、クランプ回路12には、信号電流I2 に応じたト
ランジスタ22のコレクタ電位(図4のB点の電位)が
出力される。
【0046】AFIC4のPSDN端子に接続されたP
SD3の近距離側出力端子から出力される電流にも、信
号電流I1 のほかにノイズ電流I0 が含まれているが、
このノイズ電流I0 も、上記のようにして定常光除去回
路10で除去される。
【0047】但し、実際には、ノイズ電流I0 が完全に
は除去されない場合があり、除去されなかった分が誤差
電流ΔI1 、ΔI2 として信号電流I1 、I2 とともに
トランジスタ22、あるいは定常光除去回路10におい
てこれに対応するトランジスタから出力されることがあ
る。したがって、クランプ回路12に入力されるB点の
電位も、(I2 +ΔI2 )に応じたものと考えられる。
【0048】このとき、直接(I2 +ΔI2 )に対応し
ているのは、VREF −(図4のB点の電位)、すなわち
B点におけるVREF からの電位降下量である。同様に、
クランプスイッチ46〜50のスイッチング状態によっ
て決まるクランプレベルは、VREF −(図4のA点の電
位)、すなわちA点におけるVREF からの電位降下量に
対応している。A点およびB点の電位が判定用コンパレ
ータ37に入力されると、判定用コンパレータ37は、
(I2 +ΔI2 )に対応する信号のレベルとクランプレ
ベルとを比較することになる。
【0049】図8は、クランプ回路12の動作を示すタ
イミングチャートであり、スイッチ29(図3)を制御
する上記のホールド信号H1 とともに、A〜C点の電位
が示されている。この図のように、入力信号のレベルが
クランプレベルよりも高い場合、すなわちB点の電位が
A点の電位よりも低い場合は、判定用コンパレータ37
の出力は、アナログスイッチ38をオン状態、アナログ
スイッチ39をオフ状態にするので、(I2 +ΔI2
に応じたB点の電位がそのまま演算回路13に入力され
る。
【0050】一方、入力信号のレベルがクランプレベル
よりも低い場合、すなわちB点の電位がA点の電位より
も高い場合には、判定用コンパレータ37の出力は、ス
イッチをオフ状態、スイッチをオン状態にする。このた
め、(I2 +ΔI2 )の大きさに応じたB点の電位は演
算回路13に入力されず、代わりにクランプレベルに応
じたA点の電位が演算回路13に入力される。
【0051】演算回路13には、定常光除去回路10か
らの出力信号も入力される。この出力信号とクランプ回
路12からの出力に基づいて、演算回路13はPSD3
の出力比I1 /(I1 +I2 )のデータを求めて、積分
回路14に出力する。この出力比データは、負の電圧と
して積分回路14に入力される。
【0052】IRED1のパルス点灯により複数回(本
実施例では、一回の測距につき256回)投光された赤
外線は、被写体により反射されてPSD3で受光される
ので、各投光から求まる出力比データが、順次、積分回
路14に入力される。CPU5はINT信号によりスイ
ッチ60を制御し、AFIC4に設けられたオペアンプ
の安定時間を考慮して、図8に示されるようなタイミン
グで、出力比に対応した負の電圧を積分コンデンサ61
に入力する。
【0053】図9は、積分コンデンサ61の電位の時間
変化を示した図である。演算回路13からの入力信号に
より、積分コンデンサ61の電位は、時間とともに階段
状に減少する(第1積分)。一段一段の電位降下量が、
それ自体、被写体までの距離に対応した距離情報である
が、本実施例では、IRED1のパルス点灯により得ら
れる電位降下量の総和をもって距離情報としている。
【0054】積分コンデンサ61に対してパルス点灯回
数(256回)だけの入力が終了すると、スイッチ60
はオフ状態のまま保持され、スイッチ62がCPU5の
ホールド信号によりオン状態にされる。これにより、積
分コンデンサ61は、定電流源の定格により定まる一定
の速さで充電される。この充電により積分コンデンサ6
1の電位が第2基準電位(VREF2)に戻ると、CPU5
はスイッチ62をオフ状態にして積分コンデンサ61の
充電を停止させる。この一定速度の充電を第2積分と呼
ぶことにする。
【0055】AFIC4のSOUT端子は、CPU5に
接続されている。CPU5は、第2積分に要した時間を
計測しており、この時間から一回の測距により積分コン
デンサ61に入力された信号電圧の総和が求まる。これ
は、PSD3の信号電流から求まる出力比I1 /(I1
+I2 )に対応するものである。したがって、このデー
タを用いることで被写体までの距離が求まる。
【0056】上記のように、CPU5は、第2積分に要
した時間を被写体までの距離情報として用い、この情報
に基づいてレンズ駆動回路6を制御して、鏡胴7の撮影
レンズ8に適切な合焦動作を行わせる。こうして、本実
施例の測距装置による自動焦点動作が完了する。
【0057】本発明の測距装置は、上記実施例に限定さ
れるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、
定常光除去回路11と演算回路13との間のみならず、
定常光除去回路10と演算回路13との間にもクランプ
回路を備える測距装置とすることもできる。この場合、
CPU5は、二つのクランプ回路のクランプレベルをそ
れぞれ切り替えるようにすると良い。
【0058】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明の測
距装置では、制御手段が発光用電源の電圧に応じて信号
補正手段を制御し、その補正レベルを切り替えるので、
発光用電源が消耗してその電圧が低下した場合にも、信
号補正手段は適切な補正レベルに基づいて信号を補正す
る。このため、本発明の測距装置は、発光用電源が消耗
した場合にも、適切な合焦動作を維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の測距装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】IRED1、ドライバー2および電源用電池9
を示す回路図である。
【図3】AFIC4の回路構成を示す図である。
【図4】クランプ回路12の構成を示す回路図である。
【図5】従来の測距装置における被写体距離Lの逆数と
PSD3の出力比I1 /(I1+I2 )との関係を示す
グラフである。
【図6】本実施例の測距装置の動作を説明するタイミン
グチャートである。
【図7】ホールド信号H1 、発光タイミング信号および
INT信号を示すタイミングチャートである。
【図8】クランプ回路12の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図9】積分コンデンサ61の電位の時間変化を示す図
である。
【図10】従来のカメラ用測距装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】様々なクランプレベルの下における被写体距
離Lの逆数(1/L)とPSD3の出力比との関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
1…IRED(赤外線発光ダイオード)、2…ドライバ
ー、3…PSD(位置検出素子)、4…AFIC(自動
焦点用IC)、5…CPU(マイクロプロセッサー)、
6…レンズ駆動回路、7…鏡胴、8…撮影レンズ、9…
電源用電池、10および11…定常光除去回路、12…
クランプ回路、13…演算回路、14…積分回路、15
…BC(バッテリーチェック)回路、16…A/D変換
器、17…判別器。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光用電源から印加される電圧に基づい
    て測距対象物に向けて投光を行う測距用発光手段と、 前記測距用発光手段から測距対象物に投光された光の反
    射光を受光し、第1および第2の光電変換信号を出力す
    る受光手段と、 前記第1の光電変換信号が入力され、前記光電変換信号
    に含まれる定常光成分の少なくとも一部を除去する第1
    の定常光除去手段と、 前記第2の光電変換信号が入力され、前記光電変換信号
    に含まれる定常光成分の少なくとも一部を除去する第2
    の定常光除去手段と、 前記第2の定常光除去手段が出力する前記測距対象物ま
    での距離に応じた信号のレベルが補正レベル以下の場合
    に、この出力信号の代わりに前記補正レベルの信号を出
    力する信号補正手段と、 前記第1の定常光除去手段および前記信号補正手段の出
    力に基づいて演算を行い、前記測距対象物までの距離に
    応じた信号を出力する演算手段と、 前記発光用電源の電圧に応じて前記信号補正手段を制御
    し、前記補正レベルを調節するとともに、前記演算手段
    から出力された信号に基づいてカメラの合焦制御を行う
    制御手段と、 を備える測距装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記発光用電源の電圧
    が所定のレベルよりも低下した場合に、前記補正レベル
    を低くすることを特徴とする請求項1記載の測距装置。
  3. 【請求項3】 前記測距用発光手段が行う複数回の投光
    に基づき各投光に応じた前記演算手段の出力信号を積分
    して、前記測距対象物までの距離に応じた信号を出力す
    る積分手段をさらに備え、 前記制御手段は、この信号に基づいて前記合焦制御を行
    うことを特徴とする請求項1記載の測距装置。
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