JP2546744Y2 - 自動ドア等の信号処理回路 - Google Patents

自動ドア等の信号処理回路

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JP2546744Y2
JP2546744Y2 JP1989107495U JP10749589U JP2546744Y2 JP 2546744 Y2 JP2546744 Y2 JP 2546744Y2 JP 1989107495 U JP1989107495 U JP 1989107495U JP 10749589 U JP10749589 U JP 10749589U JP 2546744 Y2 JP2546744 Y2 JP 2546744Y2
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進 海上
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ルミッター工業株式会社
文化シヤツター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動ドア、ブラインド、シャッタ、カーテ
ンなどの被駆動物を開閉制御する自動ドア等の信号処理
回路に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は例えば、特開昭60−3379号公報に示された従
来の自動ドア等の制御装置の一例を示す信号処理回路図
であり、図において、1は交流電源2の電圧を変圧する
変圧器3とダイオードブリッジ4およびコンデンサ5か
らなる電源回路、6は自動ドア、ブラインド、シャッ
タ、カーテンなどの被駆動物(図示せず)を駆動する電
動機であり、この電動機6には給電回路7を通して交流
電源2の電圧が供給される。8は二巻線ラッチングリレ
ーであり、この二巻線ラッチングリレー8の接点8aは給
電回路7に設けられ、ラッチングリレー8が励磁される
ことによって接点8aを切換え、電動機6の回転方向を決
定している。9は電動機6への給電を継続制御する第1
のリレーであり、この第1のリレー9の接点9aは給電回
路7に設けられている。10a,10bは被駆動物を開閉する
ための押ボタンスイッチであり、この押ボタンスイッチ
10aは二巻線ラッチングリレー8の一方に直列に、また
他の押ボタンスイッチ10bは二巻線ラッチングリレー8
の他方に直列に、それぞれ接続される。11は電動機6を
原動機とする発電機、12は整流回路であり、これら発電
機11および整流回路12により発電回路13を構成してい
る。14は第2のリレーであり、この第2のリレー14は接
点14aを有し、またダイオード15,16に直列に接続されて
いる。17はコンデンサ、18は常閉押ボタンスイッチ、20
は第1及び第2のリレー9,14の保持回路である。
次に動作について説明する。
まず、一対の押ボタンスイッチ10a,10bのいずれか一
方を押すと電源回路1から二巻線ラッチングリレー8お
よび第1のリレー9を通って励磁電流が流れる。すると
二巻線ラッチングリレー8の接点8aは各押ボタンスイッ
チ10a,10bに対応した位置に設定される。例えば、押ボ
タンスイッチ10aが自動ドアなどの開動作用スイッチで
あるとすれば、この押ボタンスイッチ10aを押したと
き、接点8aは扉などが開く方向に電動機6を回転させる
位置に設定される。一方、第1のリレー9の接点9aは図
示の開状態から閉状態に設定される。その結果、給電回
路7を通して電動機6に電流が流れ、電動機6は所定の
方向(例えば、扉を開く方向)に回転する。そして、こ
れと同時に発電機11が作動して発電回路13の出力端に所
定の整流電圧を発生する。この発電は押ボタンスイッチ
10aまたは10bを押すのを止めた後も、電動機6が回転し
続ける限り第2のリレー14を励磁し、結果として第1の
リレー9は接点14aが閉動作しているので励磁され続け
る。
このようにして、自動ドア等は開方向、または閉方向
に作動するが、被駆動物が全開位置、または全閉位置に
到達してそれ以上移動できなくなると電動機6は回転を
阻止される。その結果、発電機11は発電を停止し、発電
回路13からの出力電圧は零になるので、第2のリレー14
は励磁されなくなり、その接点14aは開放する。よって
保持回路20は解かれ第1のリレー9も無励磁となり接点
9aを開放する。従って、給電回路7を通して電動機6に
供給されていた電力は自動的に遮断され、電動機6は停
止する。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の自動ドア等の信号処理回路は以上のように構成
されているので、発電機11の整流出力をトランジスタに
入力して異常検知を行う場合に、何らかの要因により電
動機6の負荷に変化が生じ、回転数が低下すると該トラ
ンジスタのベース電圧が徐々に低下して不安定領域に入
り異常検知点の検知精度も不安定となる。また、ベース
電圧の変化はスナップ動作ではないために応答性も良く
ない。更に、小型の電動機6の場合には発電機11を直結
すると負荷を増やすことになって回転数の変化にも微妙
な影響を与えるなどの課題があった。
この考案は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、発電機11の正常領域の出力電圧のみをトラン
ジスタのベース電圧とすることにより動作のスイッチン
グ特性と異常検知点の検知精度及び応答性を向上できる
自動ドア等の信号処理回路を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る自動ドア等の信号処理回路は、負荷を
駆動する電動機に電力を供給する給電回路と、前記電動
機に連動して電圧を出力する発電機と、一時的に励磁し
て前記電動機へ電力を供給し、その後前記発電機の出力
電圧によって励磁状態を保持するように、前記給電回路
中の接点を開閉制御するリレーと、前記発電機の出力電
圧を正常領域と過負荷領域に区分する電圧区分手段及び
該電圧区分手段で区分された電圧を平滑する平滑手段を
有する検出電圧直流変換部と、前記発電機の出力電圧が
過負荷領域の場合に前記検出電圧直流変換部からの出力
電圧が所定の閾値を下回ることにより前記リレーの励磁
状態を遮断する回転数検知回路とを備えたものである。
〔作用〕
この考案に係る自動ドア等の信号処理回路は、検出電
圧直流変換部が、例えばツェナーダイオード等によって
構成され、発電機の出力電圧を正常領域と過負荷領域と
に区分すると共に、電動機の過負荷時に回転数低下が生
じ、該発電機の出力電圧が低下すると回転数検知回路の
トランジスタが作動して第1のリレーの励磁状態を遮断
するようにしたものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図
中、第4図と同一の部分は同一の符号で示し、重複説明
を省略する。第1図はこの考案の一実施例による自動ド
ア等の信号処理回路図であり、図において、27は回転数
検知回路26のトランジスタであり、29は発電機11の出力
電圧を直流電圧に変換する検出電圧直流変換部であり、
この検出電圧直流変換部29はスイッチング手段としての
ツェナーダイオード30、ダイオード31、コンデンサ32、
抵抗33〜35から構成されている。
次に動作について説明する。
回路全体の動作の流れは第4図の従来例と同一である
ので重複する部分の説明は省略する。
第2図は第1図の要部(検出電圧直流変換部)を示す
回路図であり、この図2に基づいて説明する。
まず、押ボタンスイッチ10a、又は10bを投入してトラ
ンジスタ21,27を順次オンに立ち上げ電動機6が始動S
すると発電機11の出力電圧を検出する検出電圧直流変換
部29の各部電圧は第3図のように示される。
第3図(a)a−b間電圧におけるVzはツェナーダイ
オード30のツェナー電圧であり、同図(a)a−b間電
圧の波形は、図示のように、波高値V1の正弦波がツェナ
ー電圧Vzでクリッピングされた波形となっている。同図
(b)c−b間電圧の波形は、第2図に示すように検出
電圧直流変換部29は正電位のみを取り出す半波整流回路
を構成している(尚、全波整流回路でもよい)ので、正
電位側のツェナー電圧を超える電圧の波形が取り出され
る。同図(c)d−b間電圧の波形は、同図(b)c−
b間電圧の波形がコンデンサ32、抵抗34によって平滑さ
れた波形である。ここで、同図(c)d−b間電圧にお
けるVTHはトランジスタ27がオンからオフに転ずる閾値
電圧である。
電動機6が通常運転している状態においては、a−b
間電圧はツェナー電圧Vzを越えているので、c−b間電
圧には第3図(b)に示すような波形が生じ、この波形
が平滑された同図(c)に示す波形は、閾値電圧VTH
越えているので、トランジスタ27はオン状態を保持す
る。しかし、何らかの原因により、電動機6の負荷に変
化が生じ、発電機11の回転数が低下してa−b間電圧が
ツェナー電圧Vzを下回るようになった時(第3図のOL
点)、c−b間電圧には電圧波形が生じず、その結果、
d−b間電圧も急速に低下して、トランジスタ27のオン
からオフに転ずる電圧である閾値電圧VTHを下回り、ト
ランジスタ27を瞬時にオフ状態に切り換える。トランジ
スタ27がオフ状態になると、トランジスタ27のコレクタ
電流が流れなくなり、その結果、第1のリレー9を遮断
して電動機6を停止させる。
このように、ツェナー電圧Vzを中心に上側(高電圧
側)を正常領域、下側(低電圧側)を過負荷領域とし、
電動機6が過負荷になって発電機11の回転数が低下して
a−b間電圧がツェナー電圧Vzを下回る過負荷領域にな
ると、トランジスタ27のベース電流の供給を遮断し電動
機6を停止させるものである。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、負荷を駆動する電動
機に電力を供給する給電回路と、前記電動機に連動して
電圧を出力する発電機と、一時的に励磁して前記電動機
へ電力を供給し、その後前記発電機の出力電圧によって
励磁状態を保持するように、前記給電回路中の接点を開
閉制御するリレーと、前記発電機の出力電圧を正常領域
と過負荷領域に区分する電圧区分手段及び該電圧区分手
段で区分された電圧を平滑する平滑手段を有する検出電
圧直流変換部と、前記発電機の出力電圧が過負荷領域の
場合に前記検出電圧直流変換部からの出力電圧が所定の
閾値を下回ることにより前記リレーの励磁状態を遮断す
る回転数検知回路とを備えるように構成したので、簡単
な構成で異常検知点の検出精度が向上し、また高速な応
答動作を実現することができ、さらに発電機の負荷を軽
減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による自動ドア等の信号処
理回路の構成図、第2図は第1図の要部の回路図、第3
図は第2図の回路の電圧波形図、第4図は従来の被駆動
物の制御装置の一例を示す回路構成図である。 図において、6は電動機、7は給電回路、9は第1のリ
レー(リレー)、11は発電機、26は回転数検知回路、27
はトランジスタ(回転数検知回路)、29は検出電圧直流
変換部、30はツェナーダイオード(電圧区分手段、検出
電圧直流変換部)、32はコンデンサ(平滑手段、検出電
圧直流変換部)、34は抵抗(平滑手段、検出電圧直流変
換部)である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷を駆動する電動機に電力を供給する給
    電回路と、前記電動機に連動して電圧を出力する発電機
    と、一時的に励磁して前記電動機へ電力を供給し、その
    後前記発電機の出力電圧によって励磁状態を保持するよ
    うに、前記給電回路中の接点を開閉制御するリレーと、
    前記発電機の出力電圧を正常領域と過負荷領域に区分す
    る電圧区分手段及び該電圧区分手段で区分された電圧を
    平滑する平滑手段を有する検出電圧直流変換部と、前記
    検出電圧直流変換部からの出力電圧が所定の閾値を下回
    ることにより前記リレーの励磁状態を遮断する回転数検
    知回路とを備えたことを特徴とする自動ドア等の信号処
    理回路。
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JPS5497037A (en) * 1978-01-17 1979-07-31 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Zerographic copier
JPS603379A (ja) * 1983-06-15 1985-01-09 川端 晃 自動ドア等の制御装置
JPS6036789U (ja) * 1983-08-19 1985-03-13 ト−ソ−株式会社 カ−テン又はブラインド用モ−タ制御装置

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