JP2546733Y2 - 送風用ファンを組込んだ間仕切パネル - Google Patents
送風用ファンを組込んだ間仕切パネルInfo
- Publication number
- JP2546733Y2 JP2546733Y2 JP1991110453U JP11045391U JP2546733Y2 JP 2546733 Y2 JP2546733 Y2 JP 2546733Y2 JP 1991110453 U JP1991110453 U JP 1991110453U JP 11045391 U JP11045391 U JP 11045391U JP 2546733 Y2 JP2546733 Y2 JP 2546733Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- partition panel
- motor
- magnetic
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、送風用ファンを組込ん
だ間仕切パネルに関するものである。
だ間仕切パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス等の室内を小部屋に仕切
る間仕切パネルや、机同士の間を仕切るいわゆるローパ
ーティション(以下、これらを総称して間仕切パネルと
いう)の側面に、吸気口と排気口を設け、かつこれら吸
気口と排気口を連通する間仕切パネル内の中空部に、送
風用ファンを設けて、間仕切パネルにより仕切られた空
間内に空気の流れを形成することにより、上記空間内に
空気が滞留するのを防止し、もって室内の空気調整効果
を高めるようにすることは公知である。
る間仕切パネルや、机同士の間を仕切るいわゆるローパ
ーティション(以下、これらを総称して間仕切パネルと
いう)の側面に、吸気口と排気口を設け、かつこれら吸
気口と排気口を連通する間仕切パネル内の中空部に、送
風用ファンを設けて、間仕切パネルにより仕切られた空
間内に空気の流れを形成することにより、上記空間内に
空気が滞留するのを防止し、もって室内の空気調整効果
を高めるようにすることは公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】オフィス等において
は、上述のような間仕切パネルに近接して机を配設し、
その机上に各種の電子機器を載置して使用することが多
いが、このような場合に、間仕切パネル内に組込んだ送
風用ファン駆動用のモータからの漏洩磁気により、電子
機器、特にブラウン管を用いた表示装置に、フリッカー
等の画像障害やノイズ等が発生することがある。
は、上述のような間仕切パネルに近接して机を配設し、
その机上に各種の電子機器を載置して使用することが多
いが、このような場合に、間仕切パネル内に組込んだ送
風用ファン駆動用のモータからの漏洩磁気により、電子
機器、特にブラウン管を用いた表示装置に、フリッカー
等の画像障害やノイズ等が発生することがある。
【0004】本考案は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、間仕切パネル内に内蔵したファン駆動
用モータからの漏洩磁気を遮断し、もって、間仕切パネ
ルに近接して配設された電子機器への磁気障害を防止す
ることを目的としている。
な問題点に鑑み、間仕切パネル内に内蔵したファン駆動
用モータからの漏洩磁気を遮断し、もって、間仕切パネ
ルに近接して配設された電子機器への磁気障害を防止す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、中空部内に送風用ファンを組込んだ間仕
切パネルにおいて、ファンを回転させるモータの側面
を、筒状とした磁気シールドカバーにより覆い、この磁
気シールドカバーのファン側に、ファンにより送風の一
部を磁気シールドカバー内に導入する導風板を連設した
ことを特徴としている。
め、本考案は、中空部内に送風用ファンを組込んだ間仕
切パネルにおいて、ファンを回転させるモータの側面
を、筒状とした磁気シールドカバーにより覆い、この磁
気シールドカバーのファン側に、ファンにより送風の一
部を磁気シールドカバー内に導入する導風板を連設した
ことを特徴としている。
【0006】
【作用】ファン駆動用のモータの側面を、筒状とした磁
気シールドカバーにより覆ったため、モータからの漏洩
磁気は、磁気シールドカバーにより遮断され、パネル面
から外方に漏洩することはなくなり、間仕切パネルに近
接して電子機器を配設しても、それらに磁気障害が発生
することはなくなる。
気シールドカバーにより覆ったため、モータからの漏洩
磁気は、磁気シールドカバーにより遮断され、パネル面
から外方に漏洩することはなくなり、間仕切パネルに近
接して電子機器を配設しても、それらに磁気障害が発生
することはなくなる。
【0007】
【実施例】図面は、本考案の一実施例を示すもので、中
空板状の間仕切パネル(1)で囲まれたテーブル(2)上に
は、ブラウン管(3a)を用いた表示装置(3)及びその他の
電子機器(図示略)が載置されている(図3参照)。
空板状の間仕切パネル(1)で囲まれたテーブル(2)上に
は、ブラウン管(3a)を用いた表示装置(3)及びその他の
電子機器(図示略)が載置されている(図3参照)。
【0008】図3に示すように、間仕切パネル(1)の内
側上部と左外側下部とのパネル面(1a)には、それぞれ、
ルーバ(4)を備える吸気口(5)と排気口(6)が設けられ
ている。吸気口(5)と排気口(6)とを連通する間仕切パ
ネル(1)の中空部(1b)内における吸気口(5)とほぼ等高
の部分には、図1に示すように、吸気口(5)より吸い込
んだ空気を、排気口(6)のある下方へ向かって送風する
クロスフロー型のファン(7)が、中空部(1b)内に設けた
1対の支持板(8)により、回転自在に支持されている。
側上部と左外側下部とのパネル面(1a)には、それぞれ、
ルーバ(4)を備える吸気口(5)と排気口(6)が設けられ
ている。吸気口(5)と排気口(6)とを連通する間仕切パ
ネル(1)の中空部(1b)内における吸気口(5)とほぼ等高
の部分には、図1に示すように、吸気口(5)より吸い込
んだ空気を、排気口(6)のある下方へ向かって送風する
クロスフロー型のファン(7)が、中空部(1b)内に設けた
1対の支持板(8)により、回転自在に支持されている。
【0009】(9)は、一方の支持板(8)に支持されたフ
ァン(7)駆動用のモータであり、このモータ(9)は、垂
直なシールド板(10)とほぼコ字状に折曲したシールド板
(11)の上下の縁部(11a)とを重ねて、止めねじ(12)をも
って間仕切パネル(1)の一方の内側面に固着することに
より、ほぼ角筒状とした磁気シールドカバー(13)によ
り、パネル面(1a)側の両側面と上下面とが囲まれてい
る。
ァン(7)駆動用のモータであり、このモータ(9)は、垂
直なシールド板(10)とほぼコ字状に折曲したシールド板
(11)の上下の縁部(11a)とを重ねて、止めねじ(12)をも
って間仕切パネル(1)の一方の内側面に固着することに
より、ほぼ角筒状とした磁気シールドカバー(13)によ
り、パネル面(1a)側の両側面と上下面とが囲まれてい
る。
【0010】シールド板(11)の一側下縁には、ファン
(7)の直下において上向きに傾斜する導風板(11b)が設
けられている。シールド板(10)(11)としては、例えば高
透磁率のコバルトアモルファス合金フレークをプラスチ
ックフィルムでサンドイッチ状に固定したもの、又は単
なる鉄板とするのがよい。
(7)の直下において上向きに傾斜する導風板(11b)が設
けられている。シールド板(10)(11)としては、例えば高
透磁率のコバルトアモルファス合金フレークをプラスチ
ックフィルムでサンドイッチ状に固定したもの、又は単
なる鉄板とするのがよい。
【0011】この実施例によると、モータ(9)によりフ
ァン(7)を回転させると、図3の矢印で示すように、吸
気口(5)より吸い込まれた空気は、間仕切パネル(1)の
中空部(1ba)を通って下方へ流れ、排気口(6)より外部
に排出されることにより、間仕切パネル(1)によって仕
切られた空間内に空気の流れを形成し、換気を行なうと
ともに、表示装置(3)等より発生した熱気を上記空間よ
り外部に排出する。
ァン(7)を回転させると、図3の矢印で示すように、吸
気口(5)より吸い込まれた空気は、間仕切パネル(1)の
中空部(1ba)を通って下方へ流れ、排気口(6)より外部
に排出されることにより、間仕切パネル(1)によって仕
切られた空間内に空気の流れを形成し、換気を行なうと
ともに、表示装置(3)等より発生した熱気を上記空間よ
り外部に排出する。
【0012】モータ(9)の作動時に、モータ(9)より漏
洩する有害磁気は、筒状の磁気シールドカバー(13)によ
り遮断され、パネル面(1a)から漏洩するのが防止される
ので、表示装置(3)等の電子機器を間仕切パネル(1)に
近接して配設しても、フリッカー等の画像障害やノイズ
等が発生することはない。
洩する有害磁気は、筒状の磁気シールドカバー(13)によ
り遮断され、パネル面(1a)から漏洩するのが防止される
ので、表示装置(3)等の電子機器を間仕切パネル(1)に
近接して配設しても、フリッカー等の画像障害やノイズ
等が発生することはない。
【0013】また、ファン(7)により吸気口(5)より吸
入された空気の一部は、導風板(11b)により、筒状の磁
気シールドカバー(13)内に導入されて通過し、モータ
(9)を冷却するので、モータ(9)の過熱を防止すること
ができる。
入された空気の一部は、導風板(11b)により、筒状の磁
気シールドカバー(13)内に導入されて通過し、モータ
(9)を冷却するので、モータ(9)の過熱を防止すること
ができる。
【0014】図3に想像線で示すように、間仕切パネル
(1)の中空部(1b)内に、適宜の冷暖房手段(14)を設け、
中空部(1b)内を流通する空気を冷却又は加温して、冷暖
房機能を持たせるようにしてもよい。この場合、モータ
(9)は、ファン(7)を正逆回転させることができる可逆
転式のものとするのがよい。
(1)の中空部(1b)内に、適宜の冷暖房手段(14)を設け、
中空部(1b)内を流通する空気を冷却又は加温して、冷暖
房機能を持たせるようにしてもよい。この場合、モータ
(9)は、ファン(7)を正逆回転させることができる可逆
転式のものとするのがよい。
【0015】
【考案の効果】本考案によると、モータを覆う筒状の磁
気シールドカバーがモータよりの漏洩磁気を遮断するの
で、電子機器を間仕切パネルに近接して配設しても、ノ
イズやフラッカー等の磁気障害が生じることはなく、電
子機器の各部材を、自由に配設することができて便利で
ある。
気シールドカバーがモータよりの漏洩磁気を遮断するの
で、電子機器を間仕切パネルに近接して配設しても、ノ
イズやフラッカー等の磁気障害が生じることはなく、電
子機器の各部材を、自由に配設することができて便利で
ある。
【0016】また、導風板により、吸気の一部は筒状と
した磁気シールドカバー内に導入されるので、モータの
過熱は防止され、耐久性は向上する。
した磁気シールドカバー内に導入されるので、モータの
過熱は防止され、耐久性は向上する。
【図1】本考案の一実施例の要部を一部省略し、かつ一
部を分解して示す斜視図である。
部を分解して示す斜視図である。
【図2】磁気シールドカバーの組付時の正面図である。
【図3】本考案の間仕切パネルをもって、表示装置等を
載置したテーブルを囲んだ状況を略示する、一部切欠概
略正面図である。
載置したテーブルを囲んだ状況を略示する、一部切欠概
略正面図である。
(1)間仕切パネル (1a)パネル面 (1b)中空部 (2)テーブル (3)表示装置 (3a)ブラウン管 (4)ルーバ (5)吸気口 (6)排気口 (7)ファン (8)支持板 (9)モータ (10)(11)シールド板 (11a)縁部 (11b)導風板 (12)止めねじ (13)磁気シールドカバー (14)冷暖房手段
Claims (1)
- 【請求項1】 中空部内に送風用ファンを組込んだ間仕
切パネルにおいて、ファンを回転させるモータの側面
を、筒状とした磁気シールドカバーにより覆い、この磁
気シールドカバーのファン側に、ファンによる送風の一
部を磁気シールドカバー内に導入する導風板を連設した
ことを特徴とする送風用ファンを組込んだ間仕切パネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991110453U JP2546733Y2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 送風用ファンを組込んだ間仕切パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991110453U JP2546733Y2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 送風用ファンを組込んだ間仕切パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552641U JPH0552641U (ja) | 1993-07-13 |
JP2546733Y2 true JP2546733Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=14536101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991110453U Expired - Lifetime JP2546733Y2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 送風用ファンを組込んだ間仕切パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546733Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5247310Y2 (ja) * | 1974-11-06 | 1977-10-27 | ||
JPH0193943U (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-21 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP1991110453U patent/JP2546733Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0552641U (ja) | 1993-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3424779B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
US20050287945A1 (en) | Ventilating system | |
JP2000249360A (ja) | 3面吐出型空気調和機 | |
JP3052949B1 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
JP2546733Y2 (ja) | 送風用ファンを組込んだ間仕切パネル | |
JP3308256B2 (ja) | 床置型空気調和機 | |
CN212390490U (zh) | 空调器 | |
JPH10238802A (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
JPH04254121A (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
JPH0886464A (ja) | 壁掛形又は壁埋形空気調和機 | |
JP2535588Y2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH07104006B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH0448132A (ja) | 換気装置 | |
JPH0828901A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JPH0438171Y2 (ja) | ||
CN213514139U (zh) | 空调室内机和空调器 | |
JPH0442656Y2 (ja) | ||
JPS6236011Y2 (ja) | ||
JPH0515925Y2 (ja) | ||
JP2005030660A (ja) | 空気調和装置 | |
KR200142497Y1 (ko) | 공기조화기의 실외기 | |
JPS6238174Y2 (ja) | ||
JPS589727Y2 (ja) | 換気装置 | |
JPH0247376Y2 (ja) | ||
JPH05133556A (ja) | ブース用空調機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970318 |