JP2546691B2 - 水溶液型酸性硬質面洗浄組成物及びその調製方法 - Google Patents

水溶液型酸性硬質面洗浄組成物及びその調製方法

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、水性の硬質面クリーナーに関し、特に安定
な水相を形成する溶媒化された直線状アルキルアリール
スルホン酸及びアルカリ金属ペルオキシモノサルフェー
トとを含む物理的に安定な酸性のクリーナー。
<従来の技術> 水性及び乾燥状態の硬質面クリーナー(即ち、硬度の
高い表面を浄化するための洗浄剤)が知られていて、家
庭用洗浄の目的全てに応用されており、強い漂白作用及
び殺菌作用を持つ故に次亜塩素酸塩源がしばしば導入さ
れる。
次亜塩素酸塩を含有する粘土で濃化した水性の硬質面
研磨洗浄組成物は、1976年10月12日付でハートマン(Ha
rtman)に付与された米国特許第3,985,668号及び1977年
9月27日付でトリン等(Trinh et al.)に付与された
米国特許第4,051,055号に開示されている。この種の次
亜塩素酸塩含有水性硬質面クリーナーは、1977年9月27
日付でハートマンに付与された米国特許等4,051,056号
に開示されているように研磨剤を含有させることがで
き、膨張させたパールライト(perlite;真珠岩)研磨剤
を懸濁させる懸濁剤として無機質コロイド形成粘土が使
用されている。
次亜塩素酸ナトリウムは、弱酸(次亜塩素酸)と、強
塩基(水酸化ナトリウム)との塩であるから本質的に塩
基性である。よく知られているように、次亜塩素酸イオ
ンは塩基性溶液によって安定化され、従って、酸化剤と
して次亜塩素酸素を含有する硬質面クリーナーは、一般
に約8以上のpH値を持つ。
ペルオキシモノサルフェート(peroxy mono sulfat
e;過酸化モノ硫酸塩)は酸化剤として知られたものの一
つであるが、研磨洗浄クリーナー中で使用する場合は普
通ハロゲン化物の塩とともに乾燥物の形状で用いられ
る。たとえば、1969年7月29日付でディアツ(Diaz)に
付与された米国特許第3,458,446号は、固体成分中にモ
ノ過硫酸カリウムと臭化物塩とを含有する乾燥した形状
の研磨洗浄クリーナーを開示している。よく知られてい
るように、モノ過硫酸カリウムと塩化物又は臭化物塩と
は、水の存在下で反応して、次亜塩素酸塩又は次亜臭素
酸塩を形成する。臭化物がペルオキシモノサルフェート
によって酸化されて次亜臭素酸塩を形成し、次いで水溶
液に溶解する乾燥組成物は、1977年6月7日付で付与さ
れた米国特許第4,028,263号〔発明者:グレイ(Gra
y)〕にも開示されている。
上記の先行技術によって知られたペルオキシモノサル
フェート及び水溶性のハロゲン化物とを含有する乾燥組
成物は、水に溶解すると通常はアルカリ領域のpH値を持
つ。乾燥状態の研磨洗浄組成物は、水道管等の鉛管類の
ような鉛直面及び曲面に使用して錆及び鉱物質の汚れを
除去するために用いるには不便なものである。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明の目的は、錆とりや鉱物質又はかびによる汚れ
の除去といったような、あらゆる家庭用の浄化の目的に
適した水性で酸性の硬質面クリーナーを提供することで
ある。
本発明のもう一つの目的は、活性酸素源としてペルオ
キシモノサルフェートを含有する水性で酸性の硬質面ク
リーナーを提供することである。
本発明の更に別の目的は、流動性であり、研磨粒子を
安定に懸濁させることができる液状の硬質面クリーナー
を提供することである。
<問題点を解決するための手段> 上述及びその他の目的を達成するための本発明による
硬質面クリーナーは、水性であり、直線状アルキルアリ
ールスルホン酸及びアルカリ金属ペルオキシモノサルフ
ェートが水中に溶解して、相安定性の高い酸性の水相を
形成している。
<実施例> 本発明の第一の好ましい実施例においては、直線状の
アルキルアリールスルホン酸の量は約10重量%以下、好
ましくは約2重量%〜5重量%であり、過酸化モノ硫酸
カリウムに対する重量比が約1:0.05〜約0.05:1、より好
ましくは約1:0.1〜約0.1:1である。過酸化モノ硫酸カリ
ウムは活性酸素源であり、この第一実施例の場合には、
単一相の透明で等方性の水溶液が得られ、直線状のアル
キルアリールスルホン酸の存在によって溶解されている
ペルオキシモノサルフェートの化学的な安定性が増す。
本発明の第二実施例の場合には、少なくとも約5重量
%の直線状アルキルアリールスルホン酸及び少なくとも
約2重量%の過酸化モノ硫酸カリウムが溶解した形で存
在し、最大約50重量%の研磨粒子を安定に懸濁させるこ
とができる流動性で可塑性の液体が得られる。第一の好
ましい実施例と同様に、過酸化モノ硫酸カリウムが活性
酸素源である。第二の好ましい実施例においては、過酸
化モノ硫酸カリウムが直線状アルキルアリールスルホン
酸と協働して、非ニュートン性レオロジー(粘弾性)を
表わす。
本発明の第二実施例による特に好ましい組成物は、水
と、水中に溶解した約5重量%〜約20重量%の直線状ア
ルキルアリールスルホン酸と、水中に溶解した約2重量
%〜約9重量%の過酸化モノ硫酸カリウムとから成る。
水相に非ニュートン性レオロジーを与える直線状アルキ
ルアリールスルホン酸と過酸化モノ硫酸カリウムとの驚
くべき協働作用により、好ましくは約7重量%〜約30重
量%の酸に対する安定性を持つ研磨粒子を水相中に安定
に懸濁させておくことができる。
<本発明の好ましい実施例> 本発明は、硬質の面を浄化する家庭用洗浄剤としての
全ての目的に有用な2種の必須成分が溶解している酸性
水相から成る相安定性のある硬質面クリーナーを提供す
る。2種の必須成分は、直線状アルキルアリールスルホ
ン酸及びアルカリ金属ペルオキシモノサルフェートであ
る。
本発明の直線状アルキルアリールスルホン酸は、以下
の構造式Iで表わされる構造を持つ。
構造式I (式中、Rは平均炭素数約5〜20,好ましくは炭素数7
〜14,最も好ましくは炭素数10〜12の直接状アルキル基
である。) 容易に入手できる直線状アルキルアリールスルホン酸
は、平均して炭素数約11.5の側鎖を持っており、直線状
ドデシルベンゼンスルホン酸と呼ばれることもあり、多
数の供給業者によって販売されている。〔ウィトコ・ケ
ミカル・コーポレイション(Witco Chemical Corpora
tion)からは、ウィトコ(Witco)1298ソフト・アシッ
ドの名称で販売され;パイロット・ケミカル・カンパニ
ー(Pilot Chemical Company)からは、カルソフト
(Calsoft)LAS−99の名称で販売され;ステパン・ケミ
カル・カンパニー(Stepan Chemical Company)から
は、バイオ・ソフト(Bio Soft)S−100の名称で販売
されている。〕 直線状アルキルアリールスルホン酸(以下の記載では
“HLAS"と略記することがあり、直線状ドデシルベンゼ
ンスルホン酸を例示化合物として使用する)は、触媒の
存在下でベンゼンを塩化アルキルでアルキル化し、次い
でアルキル化ベンゼンをスルホン化剤と反応させる合成
によって製造される。得られた直線状アルキルベンゼン
スルホン酸をアルカリ金属の水酸化物で中和してスルホ
ン酸塩を生成させる。たとえば、NaOHで中和してアルキ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム(一般に“LAS"と呼ば
れている)を得る。しかしながら、以下に詳細に論述す
るように、本発明組成物のpH値は比較的狭い酸性領域内
の値であり、直線状アルキルアリールスルホン酸成分は
中和されたスルホン酸塩の形ではなく、最も好ましくは
酸の形で存在することが重要な特徴である。
本件出願人に譲渡された1983年7月7日付出願の米国
特許出願第512,100号〔発明者:チョイ(Choy)〕の明
細書に開示されているように、直線状アルキルアリール
スルホン酸自体を硬質面クリーナーとして使用できると
いう知見が得られた。上記の先行特許出願の明細書を参
考文献としてここに引用する。米国特許出願第512,100
号の明細書によれば、水が少なくとも50重量%のアルキ
ルアリールスルホン酸から成り、約6.5以下のpH値を持
つ改良された硬質面洗浄用酸性クリーナーは、石鹸の浮
きかす、硬質水の汚れ及び油脂汚れに対して効果的で素
早い浄化作用を示す。米国特許出願第512,100号に係る
アルキルアリールスルホン酸成分は、上記の構造式I
(式中、Rは平均炭素数5〜20のアルキル基である)で
表わされる構造の直線状アルキルベンゼンスルホン酸表
面活性剤であり、好ましくはクリーナー重量の約0.001
〜50重量%を占める。
本発明の直線状アルキルアリールスルホン酸成分も、
各種の汚れ及び石鹸の浮きかすに対する効果的な浄化を
行なうことに加えて、以下に詳細するように、アルカリ
金属ペルオキシモノサルフェートを含む特定の組成物中
に存在しているときには、幾つかの驚くべき好都合な特
性を持つことがわかった。
本発明の相安定性を持つ硬質面クリーナーは、アルカ
リ金属ペルオキシモノサルフェートを含有することが必
須要件であり、アルカリ金属ペルオキシモノサルフェー
トはクリーナーの活性酸素源となり、水相中に溶解して
いる。好ましいアルカリ金属ペルオキシモノサルフェー
トは、カリウム、リチウム、又はナトリウムの過酸化モ
ノ硫酸塩である。
過酸化モノ硫酸カリウム(KHSO5)は、イー・アイ・
デュポン・ドネムール・アンド・カンパニー・インコー
ポレイテッド(E.I.DuPont DeNemours and Company
Inc.)から商品名「オクソン」(Oxone)の名称の混
合塩(2KHSO5・KHSO4・K2SO4)の形で入手できる。(製
品オクソンの42.8重量%がKHSO5であることになる。)
製品オクソンは白色粒状の流動性固体であり、上記の三
元塩スラリーの過等の手段により20重量%を越える溶
液にすることもできるけれども、実用的な溶解度は約20
重量%(利用できる酸素は0.88%)である。20重量%を
越えるオクソンを用いた場合における本発明組成物の好
ましい製造方は、オクソンの濃厚スラリーを過し、次
いで液を希釈する方法である。
便宜上、特に記載のない場合には、三元塩である製品
オクソンを本発明の実施に当たって使用する。
本発明組成物は、好ましくは約2未満、より好ましく
は約1〜約1.5のpH値を持つ。pH値が約1の本発明組成
物がペルオキシモノサルフェートの化学的安定性のため
には最適であるという知見が得られた。
たとえば、硫酸のような酸性剤を小量本発明組成物に
入れて、pH値を約1に低下させることもできる。HLASの
代わりに、HLASよりは適性度が劣るアルキルベンゼンス
ルホン酸塩を使用する場合には、通常は酸性剤を使用し
てpH値を約0.5〜約2、より好ましくは約1に低下さ
せ、ペルオキシモノサルフェート(及び表面活性剤)の
溶解度を低下させて溶液中に導入される量を減少させ
る。しかしながら、以下の実施例Iで示すように、本発
明組成物においては、多量の酸性成分の使用(並びに約
0.5未満のpH値及び約2を越えるpH値)は避けなければ
ならない。
実施例I オクソンを夫々5重量%、10重量%及び20重量%含有
する組成物を水に溶解させ、硫酸を用いてpH値を夫々0.
5、1.0及び2.0に調整した。次に各組成物を加速エージ
ング処理し、最初に存在していた活性酸素に対する残存
活性酸素の百分率を求めた。加速エージングのデータを
下表Iに示す。
たとえば、重硫酸ナトリウム等の酸性剤を多量に使用
すると、以下の実施例IIに示すように、HLASの相分離及
び/又は沈澱をひき起こす傾向があるので望ましくな
い。
実施例II 3種類の水性組成物を調整した。第一水性組成物は、
16重量%のNaSO4と、16重量%のオクソンと、8重量%
のHLASとを含有し;第二水性組成物は、8重量%のNaHS
O4と、8重量%のオクソンと、約4重量%のHLASとを含
有し;第三水性組成物は、4重量%のNaHSO4と、4重量
%のオクソンと、2重量%のHLASとを含有する。上記の
3種の組成物の何れも透明な単一相組成物ではなく;第
一組成物は発泡上相と白濁した下相とを持ち;第二組成
物も第一組成物と同様であり;第三組成物はミルク色の
上部液と底部に生じた白い沈澱とから成る。
直線状アルキルアリールスルホン酸成分をスルホン酸
塩の形ではなく酸の形で使用することは、スルホン酸塩
類が許容できないほど高いpH値を示す点から重要な特徴
である。例を挙げるとナトリウム塩(NaLAS又はドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム)の20重量%溶液のpH
は9.2であり、20重量%のNaLASと5重量%のオクソンと
を含有する溶液のpHは2.35である。又、イオンの強さが
増すと、ペルオキシモノサルフェートの分解が加速され
ると考えられる。
下表IIに脱イオン化水に溶解したオクソンの重量百分
率と、活性酸素との関係を示す。(活性酸素は沃素・チ
オ硫酸塩滴定法によて分析し、溶液温度は約22℃であっ
た。) 温度が21℃を越えるに従って、ペルオキシモノサルフ
ェート溶液は不安定になる。たとえば、2.5重量%又は
5.0重量%のオクソン溶液は約38℃で30日間貯蔵すると
約50%の活性酸素を喪失し、約49℃で30日間貯蔵した後
にはほとんど酸素は残留しない。
本発明の第一実施例によれば、直線状アルキルアリー
ルスルホン酸を約10重量%以下、好ましくは約2重量%
〜約5重量%使用し、アルカリ金属ペルオキシモノサル
フェートに対する重量比を約1:0.05〜約0.05:1の範囲に
すれば、直線状アルキルアリールスルホン酸の存在によ
って溶解したペルオキシモノサルフェートの化学的安定
性(即ち、時間経過後の活性酸素の残留量)が増すこと
がわかる。特に好ましい重量比は、HLAS:オクソンの比
率で約1:1〜1:0.5である。
上記の化学的安定性の向上を次の表IIIに示すが、次
表中の比較例組成物及び本発明組成物は約38℃(100゜
F)に保持した。
必須成分であるペルオキシモノサルフェート成分とHL
AS成分の存在下で安定なものであれば、染料、香料及び
ヒドロトロピー剤(hydrotropes;溶解度向上剤)を本発
明の第一実施例に添加することもできる。好適なヒドロ
トロピー剤の例としては、以下の実施例IIIに示すよう
に、共存表面活性剤としても有用であり且つHLAS成分の
電解質感受性を低減すると考えられるアルキル化ジフェ
ニルオキサイド・ジスルフォネート類 (alkylated diphenyloxide disulfonates)を挙げる
ことができる。
実施例III オクソン5重量%と、HLAS1重量%と、モノ−及びジ
−デシルジスルホン化ジフェニルオキシド〔ダウ・ケミ
カル・カンパニー (Dow Chemical Company)から“ダウファック(DowF
ax)2AO"の名称で入手できる〕0.5重量%とを水に溶解
した本発明組成物を調製した。オクソン5重量%を水に
溶解して比較例組成物をつくった。本発明組成物及び比
較例組成物を約49℃(120゜F)に保ち、分画を周期的
に採取して溶液中に残留する活性酸素%を試験した。下
表IVに得られたデータを示す。
上表IVのデータからわかるように、本発明組成物で
は、約49℃で保持した場合、25日後に初期活性酸素の約
半分が残留しており、30日後には約40%の残留率であっ
た。これに対して、初期オクソン量は同一であり、本発
明の必須成分であるHLAS成分を含有しない比較例組成で
は、同一温度条件下で活性酸素はほとんど残留していな
かった。
本発明組成物は、物理的に安定な単一相水溶液である
という好ましい物理的特性を持ち、以下の実施例IVに示
すように、錆取りや鉱物性の汚れの除去といった全ての
家庭用の洗浄の目的に有用なものである。
石鹸の浮きかす、硬水沈澱物、油脂の汚れ及び土壌の
除去テストに当たっては、カードナー・アブレーション
・テスター(Gardner Abration Tester)を使用し、
硬い面からの各種の汚れの除去について再現可能な擦り
落としのデータを得、試験した組成物の相対的な浄化特
性を知った。
カードナー・アブレーション・テスター及び湿したス
ポンジを用い、各組成物を均一に塗布して、浸出及び/
又は擦り落としを行ない比較例組成物及び本発明組成物
の特性を評価した。液状組成物の場合、スポンジ全面に
約15mlを塗布した。液状研磨組成物の場合には、スポン
ジの長手縁部に垂直な向きにスポンジ中央部に帯状に約
3gを塗布した。粉末状の研磨組成物の場合には、約3gの
製品と約1gの合成硬水とからスラリーをつくり、このス
ラリー4gを液状研磨剤として塗布した。
実施例IV 石鹸の浮きかすの除去 石鹸の浮きかす除去を試験する方法を以下に説明す
る。合成した石鹸の浮きかすを黒色セラミックス・タイ
ルに噴きつけ、オーブンで焼き、テストに先立って一晩
放冷した。エタノール85重量%と、ステアリン酸カルシ
ウム5重量%と、脱イオン水10重量%とから成るステア
リン酸カルシウム懸濁液を用いて石鹸の浮きかすを準備
した。石鹸の浮きかすの懸濁液をセラミックス・タイル
上に均一に噴きつけ、部分的に空気乾燥した後、180℃
〜185℃で1時間焼いた。
次に、カードナー・アブレーション・テスターを40サ
イクル/分にセットし、タイルを125回こすった。1〜1
0等級で5人の採点者によって採点させたが、等級“1"
は除去ゼロを示し、等級“10"は完全な除去を示す。各
組成物について5回の試験を行なった。
市販されている液状の硬質面クリーナーを比較例組成
物(a)として使用した。比較例組成物(a)は希釈し
ていないライゾール・クリーナー[Lysol cleaner;レ
ーン・アンド・フィンク・カンパニー(Lehn & Fink
Company)から入手できる]である。本発明組成物と
しては、オクソン5重量%、HLAS1重量%、ダウファッ
クス2AO0.5重量%、残部が水の組成物を用いた。
比較例組成物(a) 3.48 本発明組成物 7.52 上記の石鹸の浮きかすのこすり落とし試験データから
わかるように、本発明組成物は、市販の比較例の液状硬
質面クリーナーよりも遥かに良好に石鹸の浮きかすを除
去する。
硬水沈澱の除去 合成した硬水を高温度のセラミックス・タイル(180
℃)に噴きつけた後45分間オーブンで焼いた試料を用い
て硬水汚れ除去テストを行なった。合成した硬水は、2
種類の予め混合したバッチを用い、交互にタイルに塗布
した。一方のバッチは5重量%のNa3SiO3・5H2Oと95重
量%の脱イオン水とから成るものであり、他方のバッチ
は73重量%の脱イオン水と、24重量%のエタノールと、
2重量%の(無水)塩化カルシウムと、1重量%のMgCl
2・6H2Oとから成るものであった。
硬水沈澱除去テストにおいては、市販されている比較
例組成物(b)を使用した。比較例組成物(b)は、ダ
ウ・ケミカル・カンパニーから入手できるタフ・アクト
・クリーナー(Tough Act Cleaner)である。使用し
た本発明組成物は、石鹸の浮きかす除去に使用したもの
と同じ組成物である。
100ストロークの試験を各試料について3回行なっ
た。等級を0から5に分け、“0"は洗浄されないことを
示し、“5"は完全な洗浄を示すものとした。
比較例組成物(b) 0.83 本発明組成物 2.33 上記のデータからわかるように、本発明組成物は、市
販されている硬質面洗浄剤である比較例組成物と比較し
て、良好な硬水沈澱除去特性を示した。
油脂の除去 ドローバーを用いて油脂汚れ(50℃)を白色のうわぐ
すりを塗った高温(50℃)の鋼板に塗布した後、5日間
エージングした。準備した油脂汚れは、60gのラード
と、38gの植物性の油と、2gのコバルト・ドライヤーと
を撹拌しながら約120℃で加熱したものである。
本発明組成物としては、前述のものと同じものを用い
た。0点〜10点の目視による等級づけを行なったが、
“0"は油脂汚れが全く落ちないことを示し、“10"で完
全な除去を示すことにした。
本発明組成物 5.80 溶剤が存在していないにもかかわらず、本発明組成物
が良好な油脂除去を示したのは驚くべきことである。
土壌の除去 上述の本発明組成物及び市販の比較例組成物(c)に
ついて0〜100の特性評価を用いて夫々試験したが、
“0"は土壌が全く除去されないことを示し、“100"は完
全に洗浄された表面を示す評価値とした。使用した市販
の比較例組成物は、ザ・クロロックス・カンパニー(Th
e Clorox Company)から入手したフォーミュラ(Form
ula)409である。各組成物について5回の試験を行なっ
た。
比較例組成物 66.78 本発明組成物 92.20 上のデータからわかるように、本発明の第一実施例の
組成物は、粒状の土の除去に優れた効果を示した。同じ
比較例組成物(c)と本発明組成物を使用し、サンダー
ス・アンド・ラムバード・ウルバン・ソイル(Sanders
and Lambert Urban Soil)を用いた試験では、両
組成物はほぼ同等の良好な結果を与えた。
本発明による硬質面クリーナーは、相安定性を持つ。
一例として、5重量%のHLASと、5重量%のオクソンと
から本発明組成物を調製して、約38℃で39日間貯蔵し
た。離しょうは認められなかった。同様に、下の実施例
Vに示す本発明による硬質面洗浄組成物を調製し、約21
℃又は約38℃で貯蔵して相安定性を検査した。
別の相安定性テストとして、HLAS対オクソンの重量比
を変えた水溶液を準備した。振とうの24時間後に、組成
物の相安定性を検査した。以下の実施例VIに本発明によ
る溶液の相安定性の検査結果を示す。
上記の各溶液を振とう後96時間経過後に検査したが、
各組成物ともになお、相安定性を保持していた。
本発明の第二実施例は、非ニュートン性粘弾性を持
ち、しかも流動性であり、粒子を安定に懸濁させること
ができる組成物を提供する。第二実施例の組成物は、少
なくとも約5重量%〜約20重量%の必須の直線状アルキ
ルアリールスルホン酸成分と、少なくとも約2重量%〜
約9重量%のアルカリ金属ペルオキシモノサルフェート
成分(少なくとも約5重量%〜約20重量%のオクソン)
とを含有し、両成分が水に溶解した組成物である。第二
実施例による組成物は、2種の必須成分が溶解している
水相に対して好ましくは最大約50重量%の酸に対して安
定な複数の研磨粒子を含有し、より好ましい研磨粒子の
含有量は約1重量%〜約30重量%、最も好ましい含有量
は約10重量%である。研磨粒子の好ましい粒度は約1ミ
クロン〜約500ミクロンである。研磨粒子に適した材料
の例としては、シリカ砂(珪砂)、無定形シリカ、粘
土、ゼオライト、酸化アルミニウム等を挙げることがで
きる。
以下の実施例VIIに示すように、(必須成分の一方が
溶解している溶液のイオン強度が第二実施例組成物のイ
オン強度と等しい場合においても(必須成分のどちらも
研磨粒子を懸濁させることができるに充分な可塑性ない
しは非ニュートン性粘弾性を持たないことを考えたと
き、酸に対して安定な研磨剤のような粒子を安定な状態
で懸濁させる能力を持つ事実は驚くべきことである。
実施例VII オクソン及びHLASの濃度を変えた溶液を調製して、目
視観察した。次に研磨粒子(シリカ砂)を添加して、組
成物を再び観察して、研磨剤が懸濁しているか否かを調
べた。下表Vにデータを示す。
組成物の粒子懸濁能は、HAAKE粘土計を用いた組成物
の分析結果から推定できる。ニュートン性の挙動を示す
組成物は一般に研磨剤を懸濁させることはなく、非ニュ
ートン性の挙動を示す組成物は研磨剤を懸濁させる能力
を持つものと予測できる。
以下の実施例VIII及び表VIに比較例組成物のニュート
ン性の挙動を示し、実施例IX及びXと表VII及びVIIIに
本発明の第二実施例組成物の非ニュートン性の挙動を示
す。
実施例VIII 20重量%のHLAS水溶液を調製し、HAAKE粘度計を用い
て25℃の温度で試験した。ロータ速度を増速し次に減速
して、その間のデータをとった。結果を表VIに示す。
上表VIのデータからわかるように、HLASのみを含有す
る組成物は、ロータ速度の増速及び減速に応答して実質
的に一定の粘度を示す。(即ち、組成物はニュートン性
の挙動を示す。)表Vの組成物によって先に示したよう
に、HLASの20重量%溶液は研磨剤を安定な状態で懸濁さ
せない。
実施例IX 20重量%のHLASと7.5重量%のオクソンとを含有し、
安定に粒子を懸濁させることができる本発明組成物を調
製した。HAAKE粘度計を用いてこの液状組成物を実施例V
IIIで記載したと同様にして分析したところ、下表VIIに
示すデータが得られた。
上表VIIのデータからわかるように、本発明組成物は
非ニュートン性の挙動を示す。
実施例X 10重量%のシリカ砂を入れたこと以外は、実施例IXに
記載したと同様にして本発明組成物を調製した。得られ
た組成物は、極めて高粘度でシリカ砂が安定に懸濁して
いる乳白色の相安定性を持つ液状組成物であった。この
本発明組成物を、HAAKE粘度計を用いて分析した。下表V
IIIのデータに本発明組成物の非ニュートン性の挙動が
示されている。
実施例XI HLASの量を変化させた(10重量%、15重量%及び20重
量%)、オクソンの量を変化させて(5重量%及び10重
量%)、本発明の第二実施例による4種の組成物を調製
した。次に、これらの組成物に10重量%の研磨粒子(シ
リカ砂)を混合した。組成物を一晩放置した後、調べ
た。これらの4種の組成物全部は、研磨剤を懸濁液中に
保持しており、相安定性を保持する組成物であった。
第二実施例による本発明組成物のうちの2種を市販の
硬質面クリーナーとともに、硬水沈澱除去試験(前述の
硬水沈澱除去試験法により、ストローク数50で試験し
た)によって、試験した。市販の比較例組成物(d)は
コメット・パウダー〔Comet powder;プロクター・アン
ド・ギャンブル(Proctor & Gamble)社から入手でき
る〕である。評価等級は0〜5であり、“0は全く洗浄
されないことを示し、“5"は完全に洗浄されたことを示
す。結果を下表IXに示す。
上表のデータからわかるように、本発明組成物は優れ
た硬水沈澱洗浄効果を示す。
本発明組成物の製造に当たっては、必須成分、好まし
い成分及び所望により添加する成分をどのような順序で
加えてもよい。一般的には、直線状アルキルアリールス
ルホン酸成分を水に溶解して希釈し、次にアルカリ金属
ペルオキシモノサルフェート成分を添加する。
第二実施例の研磨粒子は、単に添加するだけで、導入
でき安定に分散される。本発明組成物に含有させる所望
に応じて添加する成分の例としては、酸と安定な染料、
香料及び消泡剤を挙げることができる。
以上においては、好ましい実施例を挙げて本発明につ
いて説明したが、更に変更を加えることができ、本出願
は本発明の原理に従う変形、使用、応用等を包含するも
のであり、本発明の属する分野において公知又は慣用の
範囲内で本明細書の開示から類推できるものであり、上
記の必須の特徴を備え、本発明の技術的範囲内及び特許
請求の範囲の制限範囲内に含まれるものは全て本発明の
範囲内に含まれる。

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】pHが2より小さい酸性水相であって、該水
    相は少なくとも5重量%の直線状アルキルアリールスル
    ホン酸及び少なくとも2重量%のアルカリ金属ペルオキ
    シモノサルフェートを有し、該直線状アルキルアリール
    スルホン酸及びアルカリ金属ペルオキシモノサルフェー
    トが協同して研磨剤を懸濁させることができる非ニュー
    トン性レオロジーを提供するのに効果的な量該水相中に
    溶解されている酸性水相と;前記水相に安定に懸濁され
    た複数の研磨粒子とを含む 相安定性硬質面洗浄組成物。
  2. 【請求項2】前記水相がpH1〜1.5であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の洗浄組成物。
  3. 【請求項3】前記複数の研磨粒子が前記水相に対して50
    重量%以下の量であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載の洗浄組成物。
  4. 【請求項4】前記研磨粒子がシリカ砂、非結晶シリカ、
    粘土、ゼオライト、酸化アルミニウム又はこれらの混合
    物を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1〜3項の
    いずれか1項に記載の洗浄組成物。
  5. 【請求項5】前記研磨粒子が1〜500μmの寸法を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜4項のいずれ
    か1項に記載の洗浄組成物。
  6. 【請求項6】前記アルカリ金属ペルオキシモノサルフェ
    ートが過酸化モノ硫酸カリウムであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜5項のいずれか1項に記載の洗浄
    組成物。
  7. 【請求項7】前記直線状アルキルアリールスルホン酸が
    構造 (式中Rは炭素原子数7〜14である)を有することを特
    徴とする特許請求の範囲1〜6項のいずれか1項に記載
    の洗浄組成物。
  8. 【請求項8】Rが炭素原子数10〜12であることを特徴と
    する特許請求の範囲第7項記載の洗浄組成物。
  9. 【請求項9】さらにヒドロトロープを含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜8項のいずれか1項に記載の
    洗浄組成物。
  10. 【請求項10】炭素原子10〜12を有する直線状アルキル
    アリールスルホン酸又はその塩5〜20重量%; アルカリ金属ペルオキシモノスルファート2〜9重量
    %; 研磨粒子1〜30重量%; 及びpH0.5〜2の水相 を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の洗
    浄組成物。
  11. 【請求項11】単一相等方性水性溶液であって、該水性
    溶液には直線状アルキルアリールスルホン酸及び過酸化
    モノ硫酸カリウムが溶解し、該過酸化モノ硫酸カリウム
    は測定可能な化学的安定性を持ち、該直線状アルキルア
    リールスルホン酸の量は10重量%以下であり且つ前記過
    酸化モノ硫酸カリウムに対する重量比が1:0.05〜0.05:1
    である水性溶液と;その中に安定に懸濁する複数の研磨
    粒子とを含む、特許請求の範囲第1項記載の洗浄組成
    物。
  12. 【請求項12】前記直線状アルキルアリールスルホン酸
    の量が、前記過酸化モノ硫酸カリウムの測定可能な化学
    的安定性についての該化合物の化学的安定性を増加させ
    るのに効果的な量であることを特徴とする特許請求の範
    囲第11項記載の洗浄組成物。
  13. 【請求項13】pHが2より小さい酸性水相であって、該
    水相は少なくとも5重量%%の直線状アルキルアリール
    スルホン酸及び少なくとも2重量%のアルカリ金属ペル
    オキシモノサルフェートを有し、該直線状アルキルアリ
    ールスルホン酸及びアルカリ金属ペルオキシモノサルフ
    ェートが協同して研磨剤を懸濁させることができる非ニ
    ュートン性レオロジーを提供するのに効果的な量該水相
    中に溶解されている酸性水性と;前記水相に安定に懸濁
    された複数の研磨粒子とを含む相安定性硬質面洗浄組成
    物の製造方法であって、前記組成物を製造するための成
    分を混合することを含む洗浄組成物の調整方法。
  14. 【請求項14】前記直線状アルキルアリールスルホン酸
    成分を水に溶解し、さらにアルカリ金属ペルオキシモノ
    サルフェート成分を加える工程を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第13項記載の方法。
  15. 【請求項15】研磨粒子を混合し安定な懸濁を提供する
    工程を含むことを特徴とする特許請求の範囲第13又は14
    項記載の方法。
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