JP2546284B2 - 微動装置 - Google Patents

微動装置

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JP2546284B2
JP2546284B2 JP62204334A JP20433487A JP2546284B2 JP 2546284 B2 JP2546284 B2 JP 2546284B2 JP 62204334 A JP62204334 A JP 62204334A JP 20433487 A JP20433487 A JP 20433487A JP 2546284 B2 JP2546284 B2 JP 2546284B2
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、フロツピーデイスク装置のヘツド
移動装置に適用するのに最適な微動装置に関するもので
ある。
〔発明の概要〕
本発明は、長さ方向の両端が相互に固定された複数本
の紐状部材を用い、この紐状部材の一端をモータ等の回
転手段で回転駆動して、この紐状部材を捩ることによ
り、この紐状部材の他端をばね等の付勢手段に抗して微
動させるようにしたものであり、低騒音、低トルク方式
の微動装置が得られるようにしたものである。
〔従来の技術〕
本発明の出願人は、フロツピーデイスク装置のヘツド
移動装置に適用した微動装置の先願例(特願昭61−1958
40号)を先に出願している。
この先願例のヘツド移動装置は、粗動用モータによつ
てリードスクリユーを回転駆動して、デイスクのトラツ
クに対するヘツド位置の粗調整を行い、微動用モータに
よつてリードスクリユーを軸線方向にスライド駆動し
て、デイスクのトラツクの偏心等に対するヘツド位置の
微調整(トラツキング)を行うようにしたものである。
そして、この先願例の微動装置は、微動用ステツピン
グモータにより減速用ギヤトレインを介して回転駆動さ
れるカムによつてレバーを揺動駆動し、このレバーによ
りリードスクリユーをばねに抗して軸線方向にスライド
駆動させるようにしたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この先願例の微動装置では、ギヤトレ
イン中のギヤ間に存在するバツクラツシユにより、ステ
ツピングモータの正、逆回転時に、ギヤ間に歯の叩き合
いによる騒音が発生する。また、ギヤやカムを用いた減
速機構では、最終的にステツピングモータにかかる負荷
トルクが大きくなるために、小型モータを用い難く、か
つ高速での微動調整を行い難いと言う問題があつた。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、低騒音、低トルク方式の微動装置を提供し
ようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明にかかる微動装置は、長さ方向の両端が相互に
固定された複数本のワイヤー等の紐状部材と、該紐状部
材の一端を回転駆動するモータ等の回転手段と、上記紐
状部材の他端を上記一端に対して引つ張り付勢するばね
等の付勢手段と、該紐状部材の他端を非回転状態に保持
するレバー等の保持手段とを具備し、上記紐状部材の一
端を上記回転手段によつて回転して該紐状部材を相互に
からませるように捩ることにより、該紐状部材の他端を
上記付勢手段に抗して微動させるように構成したもので
ある。
〔作用〕
本発明における微動装置によれば、モータ等の回転手
段によつて複数本の紐状部材を相互にからませるように
捩ることにより微動調整を行うようにしたものであり、
ギヤ間のバツクラツシユによる歯の叩き合いによる騒音
が一切発生しない。また、紐状部材を回転駆動するモー
タ等の回転手段にかかる負荷トルクは紐状部材の剛性に
依存し、低剛性の紐状部材を用いれば、ギヤやカムを用
いた減速機構によるものに比べて非常に小さな負荷トル
クとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明する。
先ず、第1A図及び第1B図は本発明の微動装置1を示し
たものであつて、ワイヤー等の2本の紐状部材2の長さ
方向の両端2a、2bを一対の固定部材3a,.3bによつて相互
に固定している。そして、一方の固定部材3aをスラスト
ベアリング4によつて回転自在に軸支されたモータ軸5
にピン6によつて固着させ、そのモータ軸5を回転手段
であるステツピングモータ7によつて正、逆回転駆動す
る。なおこの際、2本の紐状部材2の総合の中心がモー
タ軸5の軸線と同一になるように固定部材3aが回転軸5
に固着される。そして、他方の固定部材3bを支点軸9を
中心に回動自在に枢支された保持手段であるレバー10の
一端10aにピン11によつて非回転状態に固着させ、更
に、そのレバー10の一端10aに設けたばね係止部12と、
固定のばね係止部13との間に両端を係止させた付勢手段
であるばね14によつて紐状部材2の他端2bを一端2aに対
して矢印a方向に引つ張り付勢させたものである。
以上の如く構成された微動装置1によれば、第1A図に
示す如く、2本の紐状部材2が捩られていない状態で、
ステツピングモータ7によりモータ軸5を介して紐状部
材2の一端2aを回転駆動すると、第1B図に示す如く、2
本の紐状部材2を相互にからませるように捩ることがで
きる。この結果、紐状部材2の長さが微小に縮小され
て、その他端2bがばね14に抗して矢印b方向に微動(変
位)される。
従つて、ステツピングモータ7により紐状部材2の一
端2aを矢印c、d方向に正、逆回転駆動することによ
り、紐状部材2の他端2bをばね14との協働作用によつて
矢印a、b方向に微動調整することができるものであ
る。
そして、ここに示した微動装置1によれば、矢印a、
b方向に微動される紐状部材2の他端2bと一緒にレバー
10が支点軸9を中心に矢印e、f方向に回動調整され、
他端2bの変位量を更に縮小させた状態で、レバー10の他
端10bで所望の微動調整作業を行うことができるもので
ある。
なお、第2図〜第4図はこの微動装置1の原理を説明
するものであつて、第2図(A)に示した2本の紐状部
材2が、第2図(B)に示すように相互にからみつくよ
うに捩られることによつて生じる紐状部材2の長さLの
変位量△lは次のようになる。
即ち、今第3図に示すように、直径がd0なる軸15の外
周に線径がd1なる紐状部材2をラセン角θでラセン状に
巻き付けた場合を考えると、 変位量△lは、 となる。
ここで、ある規制された範囲Lの中で紐状部材2が巻
きついていて、 であるとすると、 となる。但し、Lは実際には、L−△lであるが、△l
≪lと考え、L−△l=Lとしている。
次に、第5図によつて、本発明の微動装置1を、フロ
ツピーデイスク装置21のヘツド移動装置に適用した例を
説明する。
先ず、フロツピーデイスク装置21のシヤーシ22上にデ
イスク回転駆動用のスピンドルモータ23が配置され、こ
のスピンドルモータ23のターンテーブル24上にはスピン
ドル軸25と駆動ピン26とが突設されている。そしてスピ
ンドルモータ23の後方にヘツド移動装置28が配置されて
いる。即ち、シヤーシ22上にガイド軸29が水平状に取付
けられ、このガイド軸29にキヤリツジ30がその軸受部30
aにて挿通されて矢印g、h方向に移動自在に構成され
ている。そして、キヤリツジ30に取付けられた上下一対
の磁気ヘツド31がキヤリツジ30と一体に矢印g、h方向
に移動されるように構成されている。なお磁気ディスク
であるフロツピーデイスク32が上下一対の磁気ヘツド31
間に挿入された状態でターンテーブル24上に装着され
て、スピンドルモータ23によつて回転駆動されるターン
テーブル24と一体にフロツピーデイスク32が回転駆動さ
れるように構成されている。
次に、キヤリツジ30の一側方にそのキヤリツジ30の移
動方向に沿つてリードスクリユー37が水平状に配置され
ている。このリードスクリユー37はシヤーシ22に設けら
れた一対のスラストベアリング38によつて回転自在かつ
その軸線方向に移動自在に支持されている。リードスク
リユー37の外周面にはラセン状の溝39が形成され、この
溝39に前記キヤリツジ30に取付けられたニードル40が係
合されている。そして、リードスクリユー37の一端がモ
ータ軸41に構成されていて、このモータ軸41を正、逆回
転駆動する粗動用モータであるステツピングモータ42が
シヤージ22上に取付けられたサブシヤージ43上のモータ
取付板44に取付けられている。なお、ステツピングモー
タ42のモータ軸41及びその外周に固着されたロータ45は
ステータ46に対してモータ軸41の軸線方向に移動自在に
構成されていて、そのモータ軸41の端部の中心に嵌着さ
れた鋼球47に当接された板ばね48によつて、モータ軸41
と一体にリードスクリユー37が矢印a方向に移動付勢さ
れている。
次に、前述した微動装置1がサブシヤーシ43上に取付
けられていて、前記2本の紐状部材2がリードスクリユ
ー37と平行状に配置されて、前記ステツピングモータ7
がモータ取付板44に共通に取付けられ、更に、前記レバ
ー10の他端10bがリードスクリユー37の先端の中心に嵌
着された鋼球49に矢印e方向から当接されている。
次に、以上の如く構成されたヘツド移動装置28の動作
を説明する。
先ず、スピンドルモータ23によりターンテーブル24を
介して回転駆動されるフロツピーデイスク32の上下両面
に上下一対の磁気ヘツド31が接触されている。
この状態で、ステツピングモータ42が正、逆回転駆動
されると、モータ軸41と一体にリードスクリユー37が矢
印i、j方向に回転駆動される。すると、リードスクリ
ユー37の溝39によつてニードル40が案内され、キヤリツ
ジ30が矢印g、h方向に粗動される。これによつて上下
一対の磁気ヘツド31がフロツピーデイスク32に接触した
状態でその径方向に沿つて粗動され、フロツピーデイス
ク32のトラツクに対するヘツド位置の粗調整が行われ
る。
次に、ヘツド位置の粗調整が行われると、フロツピー
デイスク32からのサーボ信号に応じてステツピングモー
タ7が正、逆回転駆動されて、前述したような2本の紐
状部材2の矢印c、d方向の捩り作用による長さの矢印
a、b方向の微調整が行われる。そして、その紐状部材
2の他端2bで矢印e、f方向に回動調整されるレバー10
の他端10bが板ばね48との協働作用によつてリードスク
リユー37を矢印g、h方向に微調整する。この結果、リ
ードスクリユー37の溝39に係合されているニードル40を
介してキヤリツジ30が矢印g、h方向に微動され、上下
一対の磁気ヘツド31がフロツピーデイスク32の径方向に
微動調整されて、フロツピーデイスク32のトラツクの偏
心等に対するヘツド位置の微調整(トラツキング)が行
われる。
しかしてこの微動装置1によるヘツド位置の微調整時
には、2本の紐状部材2が単に相互にからむように捩ら
れるだけであつて、騒音を全く発生しない。また、2本
の紐状部材2に低剛性の部材を用いることにより、ステ
ツピングモータ7にかかる負荷トルクは非常に小さくな
る。
以上、本発明の一実施例に付き述べたが、本発明は実
施例に限定されることなく、本発明の技術思想に基づい
て各種の有効な変更が可能である。
なお本発明は、フロツピーデイスク装置のヘツド移動
装置に限定されることなく、各種の微動装置に適用可能
である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の微動装置は、モータ等の回転
手段によつて複数本の紐状部材を相互にからませるよう
に捩つて微動調整を行う際に、騒音が一切発生せず、低
騒音の装置が得られる。また、モータ等の回転手段にか
かる負荷トルクが小さいので、小型モータを用いて、高
速で微動調整することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示したものであつて、第1A図及
び第1B図は微動装置を示した平面図、第2図〜第4図は
微動装置の原理を説明する説明図、第5図はヘツド移動
装置を示した平面図である。 また、図面に用いられた符号において、 1……微動装置 2……紐状部材 2a,2b……紐状部材の両端 3a,3b……固定部材 7……ステツピングモータ(回転手段 10……レバー(保持手段) 14……ばね(付勢手段) である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02K 7/06 H02K 7/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さ方向の両端が相互に固定された複数本
    の紐状部材と、該紐状部材の一端を回転駆動する回転手
    段と、上記紐状部材の他端を上記一端に対して引つ張り
    付勢する付勢手段と、該紐状部材の他端を非回転状態に
    保持する保持手段とを具備し、 上記紐状部材の一端を上記回転手段によつて回転して該
    紐状部材を相互にからませるように捩ることにより、該
    紐状部材の他端を上記付勢手段に抗して微動させるよう
    に構成した微動装置。
JP62204334A 1987-08-18 1987-08-18 微動装置 Expired - Fee Related JP2546284B2 (ja)

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