JP2546219Y2 - タレットパンチプレス - Google Patents
タレットパンチプレスInfo
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- JP2546219Y2 JP2546219Y2 JP1991041660U JP4166091U JP2546219Y2 JP 2546219 Y2 JP2546219 Y2 JP 2546219Y2 JP 1991041660 U JP1991041660 U JP 1991041660U JP 4166091 U JP4166091 U JP 4166091U JP 2546219 Y2 JP2546219 Y2 JP 2546219Y2
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- JP
- Japan
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- turret
- drive
- chain
- sprocket
- support frame
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数のパンチを備えた
上部タレットと複数のダイを備えた下部タレットを上下
に対向して設けてなるタレットパンチプレスに関する。
上部タレットと複数のダイを備えた下部タレットを上下
に対向して設けてなるタレットパンチプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタレットパンチプレスについて簡
単に説明する。
単に説明する。
【0003】上記タレットパンチプレスはブリッジ状の
本体フレームをベースにしており、本体フレームの上部
には上部タレットを一体的に備えた上部回転軸が回転可
能に設けてあり、本体フレームの下部には下部タレット
を一体的に備えた下部回転軸が回転可能に設けてある。
上部回転軸には上部従動スプロケットが一体的に設けて
あると共に、下部回転軸には下部従動スプロケットが一
体的に設けてある。
本体フレームをベースにしており、本体フレームの上部
には上部タレットを一体的に備えた上部回転軸が回転可
能に設けてあり、本体フレームの下部には下部タレット
を一体的に備えた下部回転軸が回転可能に設けてある。
上部回転軸には上部従動スプロケットが一体的に設けて
あると共に、下部回転軸には下部従動スプロケットが一
体的に設けてある。
【0004】上記本体フレームには上部駆動スプロケッ
トと下部駆動スプロケットを一体的に備えた駆動軸が軸
受部材を介して回転可能に設けてあって、上部駆動スプ
ロケットと上部従動スプロケットには上部チェーンが掛
け回すように設けてあると共に下部駆動スプロケットと
下部従動スプロケットには下部チェーンが掛け回すよう
に設けてある。又、本体フレームの適宜位置にはタレッ
ト駆動モータが設けてあり、このタレット駆動モータに
は駆動ギアが連動連結してあって、上記駆動軸にはこの
駆動ギアに噛合した従動ギアが一体的に設けてある。
トと下部駆動スプロケットを一体的に備えた駆動軸が軸
受部材を介して回転可能に設けてあって、上部駆動スプ
ロケットと上部従動スプロケットには上部チェーンが掛
け回すように設けてあると共に下部駆動スプロケットと
下部従動スプロケットには下部チェーンが掛け回すよう
に設けてある。又、本体フレームの適宜位置にはタレッ
ト駆動モータが設けてあり、このタレット駆動モータに
は駆動ギアが連動連結してあって、上記駆動軸にはこの
駆動ギアに噛合した従動ギアが一体的に設けてある。
【0005】従って、上部チェーン及び下部チェーンに
所定の張力を付与する場合には、適宜の調節ねじにより
上記軸受け部材を介して上記駆動軸をタレットに対して
離反する方向へわずかな量だけ移動させる。これによっ
て、上部駆動スプロケット、下部駆動スプロケット、従
動ギアがタレットに対して離反する方向へ駆動軸と一体
的にわずかな量だけ移動して、上部チェーン及び下部チ
ェーンに所定の張力を付与することができる。
所定の張力を付与する場合には、適宜の調節ねじにより
上記軸受け部材を介して上記駆動軸をタレットに対して
離反する方向へわずかな量だけ移動させる。これによっ
て、上部駆動スプロケット、下部駆動スプロケット、従
動ギアがタレットに対して離反する方向へ駆動軸と一体
的にわずかな量だけ移動して、上部チェーン及び下部チ
ェーンに所定の張力を付与することができる。
【0006】又、上部チェーン及び下部チェーンに所定
の張力を付与した状態のもとで、所定のパンチ及び所定
のダイを加工領域に位置決めする場合には、タレット駆
動モータの駆動により駆動ギア及び従動ギアを介して駆
動軸を回転させて、上部駆動スプロケット及び下部駆動
スプロケットを一体的に回転させる。これによって、上
部従動スプロケット及び下部従動スプロケットを上部チ
ェーン、下部チェーンを介して回転させることができ、
上部タレット及び下部タレットを上部回転軸、下部回転
軸を介して同期して回転させることができ、所定のパン
チ及び所定のダイを加工領域に位置決めすることができ
る。
の張力を付与した状態のもとで、所定のパンチ及び所定
のダイを加工領域に位置決めする場合には、タレット駆
動モータの駆動により駆動ギア及び従動ギアを介して駆
動軸を回転させて、上部駆動スプロケット及び下部駆動
スプロケットを一体的に回転させる。これによって、上
部従動スプロケット及び下部従動スプロケットを上部チ
ェーン、下部チェーンを介して回転させることができ、
上部タレット及び下部タレットを上部回転軸、下部回転
軸を介して同期して回転させることができ、所定のパン
チ及び所定のダイを加工領域に位置決めすることができ
る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上部チェーン
及び下部チェーンに所定の張力を付与する際に従動ギア
が駆動軸と一体的にわずかな量だけ移動するのに対し、
駆動ギアがタレット駆動モータと共に本体フレームに対
して固定的であって移動不能であるため、駆動ギアと従
動ギアの噛合調整を再度行う必要が生じ、作業が煩雑化
するという問題がある。
及び下部チェーンに所定の張力を付与する際に従動ギア
が駆動軸と一体的にわずかな量だけ移動するのに対し、
駆動ギアがタレット駆動モータと共に本体フレームに対
して固定的であって移動不能であるため、駆動ギアと従
動ギアの噛合調整を再度行う必要が生じ、作業が煩雑化
するという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述のごとき、従来の問
題点を解決するために、本考案においては、複数のパン
チを備えた上部タレットと複数のダイを備えた下部タレ
ットを上下に対向して設け、所定のパンチ及び所定のダ
イを加工領域に位置決めするため、前記上部タレット及
び前記下部タレットを同期して回転可能に構成してなる
タレットパンチプレスにおいて、本体フレームに上記上
部タレットを一体的に備えた上部回転軸及び上記下部タ
レットを一体的に備えた下部回転軸をそれぞれ回転可能
に設け、前記上部回転軸に上部従動スプロケットを一体
的に設けると共に、前記下部回転軸に下部従動スプロケ
ットを一体的に設け、前記本体フレームに支持フレーム
を設け、この支持フレームに上部駆動スプロケットと下
部駆動スプロケットを一体的に備えた駆動軸を回転可能
に設け、前記上部駆動スプロケットと前記上部従動スプ
ロケットに上部チェーンを掛け回すように設けると共
に、前記下部駆動スプロケットと前記下部従動スプロケ
ットに下部チェーンを掛け回すように設け、この上部チ
ェーン及びこの下部チェーンに所定の張力を付与するた
め、前記支持フレームを前記タレットに対して接近離反
する方向へわずかな量だけ移動可能に構成し、前記支持
フレームにタレット駆動モータを設け、このタレット駆
動モータに駆動ギアを連動連結し、前記駆動軸にこの駆
動ギアに噛合した従動ギアを一体的に設けてなることを
特徴とする。
題点を解決するために、本考案においては、複数のパン
チを備えた上部タレットと複数のダイを備えた下部タレ
ットを上下に対向して設け、所定のパンチ及び所定のダ
イを加工領域に位置決めするため、前記上部タレット及
び前記下部タレットを同期して回転可能に構成してなる
タレットパンチプレスにおいて、本体フレームに上記上
部タレットを一体的に備えた上部回転軸及び上記下部タ
レットを一体的に備えた下部回転軸をそれぞれ回転可能
に設け、前記上部回転軸に上部従動スプロケットを一体
的に設けると共に、前記下部回転軸に下部従動スプロケ
ットを一体的に設け、前記本体フレームに支持フレーム
を設け、この支持フレームに上部駆動スプロケットと下
部駆動スプロケットを一体的に備えた駆動軸を回転可能
に設け、前記上部駆動スプロケットと前記上部従動スプ
ロケットに上部チェーンを掛け回すように設けると共
に、前記下部駆動スプロケットと前記下部従動スプロケ
ットに下部チェーンを掛け回すように設け、この上部チ
ェーン及びこの下部チェーンに所定の張力を付与するた
め、前記支持フレームを前記タレットに対して接近離反
する方向へわずかな量だけ移動可能に構成し、前記支持
フレームにタレット駆動モータを設け、このタレット駆
動モータに駆動ギアを連動連結し、前記駆動軸にこの駆
動ギアに噛合した従動ギアを一体的に設けてなることを
特徴とする。
【0009】
【作用】前記の構成により、上部チェーン及び下部チェ
ーンに所定の張力を付与する場合には、支持フレームを
タレットに対して離反する方向へわずかな量だけ移動さ
せる。これによって、駆動軸、上部駆動スプロケット、
下部駆動スプロケットがタレットに対して離反する方向
へわずかな量だけ移動して、上部チェーン及び下部チェ
ーンに所定の張力を付与することができる。ここで、支
持フレームにタレット駆動モータと駆動軸を設けて、支
持フレームと駆動軸と駆動ギアと従動ギアを一つのユニ
ットにしたことにより、上部チェーン及び下部チェーン
に所定の張力を付与する際に駆動軸と駆動ギアと従動ギ
アも支持フレームと一体的にわずかな量だけ移動する。
ーンに所定の張力を付与する場合には、支持フレームを
タレットに対して離反する方向へわずかな量だけ移動さ
せる。これによって、駆動軸、上部駆動スプロケット、
下部駆動スプロケットがタレットに対して離反する方向
へわずかな量だけ移動して、上部チェーン及び下部チェ
ーンに所定の張力を付与することができる。ここで、支
持フレームにタレット駆動モータと駆動軸を設けて、支
持フレームと駆動軸と駆動ギアと従動ギアを一つのユニ
ットにしたことにより、上部チェーン及び下部チェーン
に所定の張力を付与する際に駆動軸と駆動ギアと従動ギ
アも支持フレームと一体的にわずかな量だけ移動する。
【0010】又、上部チェーン及び下部チェーンに所定
の張力を付与した状態のもとで、所定のパンチ及び所定
のダイをタレット駆動モータの駆動により駆動ギア及び
従動ギアを介して駆動軸を回転させて、上部スプロケッ
ト及び下部スプロケットを一体的に回転させる。これに
よって、上部従動スプロケット及び下部従動スプロケッ
トを上部チェーン、下部チェーンを介して回転させて、
上部タレット及び下部タレットを同期して回転させて、
所定のパンチ及び所定のダイを加工領域に位置決めす
る。
の張力を付与した状態のもとで、所定のパンチ及び所定
のダイをタレット駆動モータの駆動により駆動ギア及び
従動ギアを介して駆動軸を回転させて、上部スプロケッ
ト及び下部スプロケットを一体的に回転させる。これに
よって、上部従動スプロケット及び下部従動スプロケッ
トを上部チェーン、下部チェーンを介して回転させて、
上部タレット及び下部タレットを同期して回転させて、
所定のパンチ及び所定のダイを加工領域に位置決めす
る。
【0011】
【実施例】以下、本実施例の考案について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】図2を参照するに、本実施例のタレットパ
ンチプレス1はブリッジ型の本体フレーム3をベースに
しており、本体フレーム3は上下に対向した上部フレー
ム5と下部フレーム19と、上部フレーム5と下部フレ
ーム19を連結する一対の連結フレーム45とを備えて
いる。尚、上部フレーム5と下部フレーム19の間には
懐部7が設けてある。
ンチプレス1はブリッジ型の本体フレーム3をベースに
しており、本体フレーム3は上下に対向した上部フレー
ム5と下部フレーム19と、上部フレーム5と下部フレ
ーム19を連結する一対の連結フレーム45とを備えて
いる。尚、上部フレーム5と下部フレーム19の間には
懐部7が設けてある。
【0013】上記下部フレーム19には板材9を移動位
置決めする位置決め装置11が設けてあり、この位置決
め装置11は板材9をクランプするワーククランプ13
を備えている。
置決めする位置決め装置11が設けてあり、この位置決
め装置11は板材9をクランプするワーククランプ13
を備えている。
【0014】上部フレーム5には上部回転軸15が回転
可能に設けてあり、この上部回転軸15には上部タレッ
ト17が一体的に設けてある。下部フレーム19には上
部回転軸15と同心で回転する下部回転軸21が回転可
能に設けてあり、この下部回転軸21には下部タレット
23が一体的に設けてある。上記タレット17には多数
のパンチ25(図では1つのみ図示)が設けてあり、下
部タレット23には多数のダイ27(図では1つのみ図
示)が設けてある。上部タレット17の上方には所定の
パンチ25を押圧するストライカ31が上下動可能に設
けてある。
可能に設けてあり、この上部回転軸15には上部タレッ
ト17が一体的に設けてある。下部フレーム19には上
部回転軸15と同心で回転する下部回転軸21が回転可
能に設けてあり、この下部回転軸21には下部タレット
23が一体的に設けてある。上記タレット17には多数
のパンチ25(図では1つのみ図示)が設けてあり、下
部タレット23には多数のダイ27(図では1つのみ図
示)が設けてある。上部タレット17の上方には所定の
パンチ25を押圧するストライカ31が上下動可能に設
けてある。
【0015】上部回転軸15には上部従動スプロケット
49が一体的に設けてあり、下部回転軸21には下部従
動スプロケット51が一体的に設けてある。一方の連結
フレーム45には支持フレーム29が設けてあり、この
支持フレーム29には上部駆動スプロケット41と下部
駆動スプロケット43を一体的に備えた駆動軸39が回
転可能に設けてある。そして、上部駆動スプロケット4
1と上部従動スプロケット49には上部チェーン55が
掛け回すように設けてあると共に、下部駆動スプロケッ
ト43と下部従動スプロケット51には下部チェーン5
5が掛け回すように設けてある。
49が一体的に設けてあり、下部回転軸21には下部従
動スプロケット51が一体的に設けてある。一方の連結
フレーム45には支持フレーム29が設けてあり、この
支持フレーム29には上部駆動スプロケット41と下部
駆動スプロケット43を一体的に備えた駆動軸39が回
転可能に設けてある。そして、上部駆動スプロケット4
1と上部従動スプロケット49には上部チェーン55が
掛け回すように設けてあると共に、下部駆動スプロケッ
ト43と下部従動スプロケット51には下部チェーン5
5が掛け回すように設けてある。
【0016】又、支持フレーム29にはサーボモータ
(タレット駆動モータ)33が設けてあり、このサーボ
モータ33には駆動ギア35が連動連結してある。そし
て、上記駆動軸39にはこの駆動ギア35に噛合した従
動ギア37が一体的に設けてある。
(タレット駆動モータ)33が設けてあり、このサーボ
モータ33には駆動ギア35が連動連結してある。そし
て、上記駆動軸39にはこの駆動ギア35に噛合した従
動ギア37が一体的に設けてある。
【0017】上部チェーン55及び下部チェーン55に
所定の張力を付与するため、支持フレーム29はタレッ
ト17,23に対して接近離反する方向へわずかな量だ
け移動可能に構成してある。即ち、支持フレーム29の
適宜位置には長穴47を備えた複数のガイド部材67が
設けてあり、各ガイド部材67における長穴47は一方
の連結フレーム45に適宜に設けたガイドピン69に支
持されている。又、一方の連結フレーム45の適宜位置
には固定部材57が設けてあり、この固定部材57には
複数の貫通孔63が設けてある。各貫通孔63には押ボ
ルト61が貫通してあって、各押ボルト61にはブロッ
ク59及びロックナット65がそれぞれ螺合してある。
従って、押ボルト61を締め付けることにより押ボルト
61を図3において左方向へわずかな量だけ移動させ
て、支持フレーム29を左方向へわずかな量だけ移動さ
せることができるものである。
所定の張力を付与するため、支持フレーム29はタレッ
ト17,23に対して接近離反する方向へわずかな量だ
け移動可能に構成してある。即ち、支持フレーム29の
適宜位置には長穴47を備えた複数のガイド部材67が
設けてあり、各ガイド部材67における長穴47は一方
の連結フレーム45に適宜に設けたガイドピン69に支
持されている。又、一方の連結フレーム45の適宜位置
には固定部材57が設けてあり、この固定部材57には
複数の貫通孔63が設けてある。各貫通孔63には押ボ
ルト61が貫通してあって、各押ボルト61にはブロッ
ク59及びロックナット65がそれぞれ螺合してある。
従って、押ボルト61を締め付けることにより押ボルト
61を図3において左方向へわずかな量だけ移動させ
て、支持フレーム29を左方向へわずかな量だけ移動さ
せることができるものである。
【0018】本実施例の考案の作用についてまとめると
以下のようになる。
以下のようになる。
【0019】即ち、上部チェーン55及び下部チェーン
55に所定の張力を付与する場合には、支持フレーム2
9をタレット17,23に対して離反する方向へわずか
な量だけ移動させる。これによって、駆動軸39と上部
駆動スプロケット41と下部駆動スプロケット43がタ
レット17,23に対して離反する方向へ支持フレーム
27と一体的にわずかな量だけ移動して、上部チェーン
55及び下部チェーン55に所定の張力を付与すること
ができる。ここで、支持フレーム27にサーボモータ3
3と駆動軸39を設けて、支持フレーム29と駆動軸3
9と駆動ギア35と従動ギア37を一つのユニットにし
たことにより、上部チェーン55及び下部チェーン55
に張力を付与する際に駆動軸39と駆動ギア35と従動
ギア37も支持フレーム27と一体的にわずかな量だけ
移動する。
55に所定の張力を付与する場合には、支持フレーム2
9をタレット17,23に対して離反する方向へわずか
な量だけ移動させる。これによって、駆動軸39と上部
駆動スプロケット41と下部駆動スプロケット43がタ
レット17,23に対して離反する方向へ支持フレーム
27と一体的にわずかな量だけ移動して、上部チェーン
55及び下部チェーン55に所定の張力を付与すること
ができる。ここで、支持フレーム27にサーボモータ3
3と駆動軸39を設けて、支持フレーム29と駆動軸3
9と駆動ギア35と従動ギア37を一つのユニットにし
たことにより、上部チェーン55及び下部チェーン55
に張力を付与する際に駆動軸39と駆動ギア35と従動
ギア37も支持フレーム27と一体的にわずかな量だけ
移動する。
【0020】又、上部チェーン55及び下部チェーン5
5に所定の張力を付与した状態のもとで、所定のパンチ
25及び所定のダイ27を加工領域に位置決めする場合
には、サーボモータ33の駆動により駆動ギア35及び
従動ギア37を介して駆動軸39を回転させて、上部駆
動スプロケット41及び下部駆動スプロケット43を一
体的に回転させる。これによって、上部従動スプロケッ
ト49及び下部従動スプロケット51を上部チェーン5
5と下部チェーン55を介して回転させて、上部タレッ
ト17及び下部タレット23を同期して回転させて、所
定のパンチ25及び所定のダイ27を加工領域に位置決
めする。
5に所定の張力を付与した状態のもとで、所定のパンチ
25及び所定のダイ27を加工領域に位置決めする場合
には、サーボモータ33の駆動により駆動ギア35及び
従動ギア37を介して駆動軸39を回転させて、上部駆
動スプロケット41及び下部駆動スプロケット43を一
体的に回転させる。これによって、上部従動スプロケッ
ト49及び下部従動スプロケット51を上部チェーン5
5と下部チェーン55を介して回転させて、上部タレッ
ト17及び下部タレット23を同期して回転させて、所
定のパンチ25及び所定のダイ27を加工領域に位置決
めする。
【0021】以上のごとき、本実施例の考案によれば、
上部チェーン55及び下部チェーン55に所定の張力を
付与する際に駆動軸39と駆動ギア35と従動ギア37
も支持フレーム27と一体的にわずかな量だけ移動する
ため、駆動ギア35と従動ギア37の噛合状態は保たれ
ており、駆動ギア35と従動ギア37の噛合調節を再度
行う必要がなくなり、作業能率向上の効果を奏する。
上部チェーン55及び下部チェーン55に所定の張力を
付与する際に駆動軸39と駆動ギア35と従動ギア37
も支持フレーム27と一体的にわずかな量だけ移動する
ため、駆動ギア35と従動ギア37の噛合状態は保たれ
ており、駆動ギア35と従動ギア37の噛合調節を再度
行う必要がなくなり、作業能率向上の効果を奏する。
【0022】
【考案の効果】以上のごとき、請求項1に記載の考案に
よれば、上部チェーン及び下部チェーンに所定の張力を
付与する際に駆動軸と駆動ギアと従動ギアも支持フレー
ムと一体的にわずかな量だけ移動するため、駆動ギアと
従動ギアの噛合状態は保たれており、駆動ギアと従動ギ
アの噛合調節を再度行う必要がなくなり、作業能率向上
の効果を奏する。
よれば、上部チェーン及び下部チェーンに所定の張力を
付与する際に駆動軸と駆動ギアと従動ギアも支持フレー
ムと一体的にわずかな量だけ移動するため、駆動ギアと
従動ギアの噛合状態は保たれており、駆動ギアと従動ギ
アの噛合調節を再度行う必要がなくなり、作業能率向上
の効果を奏する。
【図1】本実施例の要部を示す図である。
【図2】タレットパンチプレスの側面図である。
【図3】図1の主要拡大図である。
【図4】図3の一部拡大図である。
1 タレットパンチプレス 15 上部回転軸 17 上部タレット 21 下部回転軸 23 下部タレット 29 支持フレーム 33 サーボモータ 35 駆動ギア 37 従動ギア 39 駆動軸 41 上部駆動スプロケット 43 下部駆動スプロケット 49 上部従動スプロケット 51 下部従動スプロケット 55 上部チェーン 55 下部チェーン
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のパンチを備えた上部タレットと複
数のダイを備えた下部タレットを上下に対向して設け、
所定のパンチ及び所定のダイを加工領域に位置決めする
ため、前記上部タレット及び前記下部タレットを同期し
て回転可能に構成してなるタレットパンチプレスにおい
て、 本体フレームに上記上部タレットを一体的に備えた上部
回転軸及び上記下部タレットを一体的に備えた下部回転
軸をそれぞれ回転可能に設け、前記上部回転軸に上部従
動スプロケットを一体的に設けると共に、前記下部回転
軸に下部従動スプロケットを一体的に設け、 前記本体フレームに支持フレームを設け、この支持フレ
ームに上部駆動スプロケットと下部駆動スプロケットを
一体的に備えた駆動軸を回転可能に設け、前記上部駆動
スプロケットと前記上部従動スプロケットに上部チェー
ンを掛け回すように設けると共に、前記下部駆動スプロ
ケットと前記下部従動スプロケットに下部チェーンを掛
け回すように設け、この上部チェーン及びこの下部チェ
ーンに所定の張力を付与するため、前記支持フレームを
前記タレットに対して接近離反する方向へわずかな量だ
け移動可能に構成し、前記支持フレームにタレット駆動
モータを設け、このタレット駆動モータに駆動ギアを連
動連結し、前記駆動軸にこの駆動ギアに噛合した従動ギ
アを一体的に設けてなることを特徴とするタレットパン
チプレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991041660U JP2546219Y2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | タレットパンチプレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991041660U JP2546219Y2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | タレットパンチプレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134221U JPH04134221U (ja) | 1992-12-14 |
JP2546219Y2 true JP2546219Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=31922375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991041660U Expired - Fee Related JP2546219Y2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | タレットパンチプレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546219Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3935755A (en) * | 1974-07-10 | 1976-02-03 | U.S. Amada, Ltd. | Turret alignment apparatus |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP1991041660U patent/JP2546219Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH04134221U (ja) | 1992-12-14 |
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