JP2546095B2 - Posシステム - Google Patents

Posシステム

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JP2546095B2
JP2546095B2 JP31411791A JP31411791A JP2546095B2 JP 2546095 B2 JP2546095 B2 JP 2546095B2 JP 31411791 A JP31411791 A JP 31411791A JP 31411791 A JP31411791 A JP 31411791A JP 2546095 B2 JP2546095 B2 JP 2546095B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、POSシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビエンススト
ア等の小売店においては、店頭や売り場の所定位置に各
種の広告表示が張り付けられる。この広告は、一般的に
POP広告と呼ばれ、商品の広告や、各種案内等を記載
することによってこれら情報を顧客に提供するものであ
り、従来のPOP広告は、手書きやパソコン等を利用し
た印刷装置等によって作成されている。
【0003】ところで、小売店では、POP広告の記載
内容を頻繁に変更する必要が生じる。これは、顧客に提
供すべき情報が、月日や時間によって変化するからであ
る。例えば、商品が魚介類、精肉、野菜、果実等の生鮮
食料品である場合には、商品の値段が、季節による仕入
価格の変動、特売日(サービス日)、特売時間(サービ
ス時間)、見切り商品の特売等によって小売店側で頻繁
に変更される。
【0004】POP広告の記載内容を変更する必要が生
じた場合には、店員がその都度、上述した方法でPOP
広告を作成し、さらに、このPOP広告を所定位置に張
り付けなければならない。したがって、POP広告の記
載内容の変更は、非常に手間がかかり効率が悪いもので
あった。そこで、この手間を解決するために、電光掲示
板を利用した電子POP装置が開発されている。この電
子POP装置は、電光掲示板にPOP広告の内容を表示
して、従来の印刷物によるPOP広告の代用となるもの
である。
【0005】一方、小売店では、複数の電子式キャッシ
ュレジスタ(以下、ECRという)と、これらにおいて
使用されるデータや発生するデータを管理する1台の集
中管理装置(ストアコントローラ、マスタECR)とを
信号線によって接続したPOS(Point Of Sales: 販売
時点情報管理)システムが多く用いられている。POS
システムでは、現在の売上状況や、在庫数の確認等がリ
アルタイムで行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した電
子POP装置では、POP広告の作成や張り付け等の手
間は解消されたが、電光表示板の表示データの入力を電
子POP装置の配置場所で行わなければならず、電子P
OP装置を多数配置した場合には、表示データの入力が
非常に面倒であるという欠点があった。一方、POSシ
ステムでは、商品情報ファイル(PLUファイル)の内
容、現在の売上状況や在庫数等の確認をリアルタイムで
行うことができるが、これらの情報の出力は、事務所内
に設置されているストアコントローラやマスタECRで
しか行うことができず、店頭や売り場で簡単に確認する
手段がないという欠点があった。この発明は、上記問題
に鑑みなされたもので、その目的とするところは、表示
データの入力が簡単に行える上、表示装置に各種商品広
告や各種案内等の情報を表示するだけではなく、POS
システムの各種データを表示装置の側から必要に応じて
呼び出して表示(出力)することが可能なPOSシステ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数台の電子式キャッシュレジスタと、これらの電子式
キャッシュレジスタで使用されるデータを管理し、これ
らの電子式キャッシュレジスタで発生したデータを集計
する集中管理装置とからなるPOSシステムにおいて、
前記集中管理装置に入力装置を備えたPOP表示装置を
複数台接続し、該POP表示装置を、売り場の商品陳列
場等、前記電子式キャッシュレジスタとは別個の所定位
置にそれぞれ配置するとともに、前記集中管理装置に
は、該POP表示装置で表示するPOP広告データの入
力手段を設け、該POP表示装置には、前記集中管理装
置に記憶されている販売実績データを呼び出して表示す
る呼出表示手段を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記集中管理装置あるいは前記POP表示
装置は、条件記憶手段と、該条件記憶手段によって記憶
されている条件が満足されているか否かを判断する判断
手段とを備え、該判断手段に基づいて前記POP表示装
置の表示データを切り換えることを特徴とする。請求項
3記載の発明は、請求項1または請求項2のいずれかに
記載の発明において、前記POP表示装置に設けられた
入力装置は、通常時は、カバーで覆われ、顧客からは見
えないことを特徴とする。
【0009】請求項1記載の発明によれば、集中管理装
置によって入力されたPOP広告データは、売り場の
品陳列場等、前記電子式キャッシュレジスタとは別個の
所定位置に配置されたPOP表示装置で表示される。ま
た、売り場に配置された各POP表示装置において、適
宜集中管理装置に記憶された販売実績データを呼び出し
て表示することができる。請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明において、設定されている条件
が満足された場合に、POP表示装置の表示内容が瞬時
に自動的に切り換えられる。請求項3記載の発明によれ
ば、請求項1または請求項2のいずれかに記載の発明に
おいて、前記POP表示装置に設けられた入力装置は、
通常時は、カバーで覆われ、顧客からは見えない。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明を適用した一
実施例について説明する。図1は、この実施例の構成を
示すブロック図である。この図において、1はストアコ
ントローラ、21〜2nはそれぞれECR、31〜3n+1
それぞれストアコントローラ1とECR21〜2nとをル
ープ状に接続する光ファイバーケーブル等によって構成
される信号線である。
【0011】ストアコントローラ1は、装置各部を制御
するCPU(中央処理装置)と、CPUで用いられる制
御プログラムを格納するROMと、読み出した各種プロ
グラムや各種データ等を記憶するRAMと、「年・月・
日・時・分・秒」を出力するリアルタイムクロックとに
よって構成される汎用コンピュータであり、信号線31
〜3n+1を介してECR21〜2nポーリング方式でオ
ンライン・リアルタイムで交信することによって、EC
R21〜2nを制御するとともに、ECR21〜2nで用い
られるデータの管理や発生するデータを集計する。EC
R21〜2nは、小売店の店内にそれぞれ設置されるもの
で、顧客が購入した商品の商品コードを読み込んで信号
線31〜3n+1を介してストアコントローラ1に送信す
る。
【0012】ストアコントローラ1は、受信した商品コ
ードの商品データ(商品名、単価等)を商品ファイルか
ら読み出し、商品コードを送信したECR21〜2nに送
信するとともに、受信した商品コードに基づいて集計フ
ァイルを更新する。商品データを受信したECR21
nは、受信した商品データを表示および印字する。
【0013】4は、アプリケーションプログラムや各種
データを格納するハードディスク装置から構成される外
部記憶装置である。5は集計データ等が表示されるCR
T等のディスプレイであり、6は各種データを印刷する
プリンタである。7は、各種データを入力するためテン
キーやファンクションキー等で構成されるキーボードで
あり、8は画像(イメージ)を入力するスキャナであ
る。
【0014】91〜9mは各々POP表示装置であり、1
1〜10mは、各々ストアコントローラ1とPOP表示
装置91〜9mとをマルチドロップ状に接続する光ファイ
バーケーブル等の信号線である。これにより、ストアコ
ントローラ1は、信号線101〜10mを介してPOP表
示装置91〜9mともポーリング方式でオンラインかつリ
アルタイムで交信する。
【0015】次に、POP表示装置9の詳細について説
明する。図2は、POP表示装置9の電気的な構成を示
すブロック図であり、図3は同外観構成を示す正面図で
ある。これらの図において、11はCPUであり、PO
P表示装置9の各部を制御する。12はROMであり、
CPU11で用いられる制御プログラムや文字パターン
等が格納されている。13はRAMであり、各種フラ
グ、レジスタ、バッファ等の記憶領域が確保されてい
る。14は交信用インターフェイスであり、信号線を介
して各種データの授受を行う。15は表示部であり、図
3に示すように、ドットマトリックス型の表示器15a
で構成されて商品の品名や各種メッセージ等を表示す
る。また、16は操作部であり、キーボード型のスイッ
チ16aによって構成されて各種設定や入力を行う。ス
イッチ16aは、顧客が触れることのないようにカバー
付きとし、通常時ではカバーで覆われ顧客からは見えな
いようにされている。なお、操作部16は表示器15a
の表示画面上に配置したタッチキーによって構成するよ
うにしても良い。
【0016】次に上述した構成において、ストアコント
ローラ1で使用されるファイルについて説明する。電子
POPファイルは、POP表示装置9の機番(番号)と
表示データとの関係を設定・記憶するもので、本実施例
では、一台のPOP表示装置9に対して同時に2種類の
表示データが設定できるようになっている。図4は、電
子POPファイルの一例を示すものであり、表示データ
は表示データを指定する番号(POP No.)で設定
される。この図において、POP No.(ロ)は、開
始条件から終了条件の範囲内に限って、対応する機番の
POP表示装置で表示する表示内容を指定するものであ
り、POP No.(イ)は、上記条件を満足しない場
合に表示する表示内容を指定するものである。また、条
件が設定されていない場合には、POP.(イ)で指定
される表示内容が継続して表示される。
【0017】POPデータファイルは、図5にその構成
に一例を示すように、POP No.に対する表示デー
タおよび表示モードの関係を設定・記憶するものであ
る。この図において、表示データは、POP表示装置9
で表示するメッセージを指定するものであり、また、表
示モードは、表示データの表示形態を指定するものであ
る。例えば、表示モードが0の場合には通常表示を指定
し、1の場合にはスクロール表示を指定し、2の場合に
は点滅表示を指定する。なお、この実施例では、表示デ
ータは文字データであるが、イメージ単体あるいは文字
とイメージとの複合でもよい。この場合、イメージの入
力は、図1におけるスキャナ8で行われる。
【0018】商品ファイル(PLUファイル)は、図6
にその構成の一例を示すように、商品コードに対応して
その商品の商品名、単価および商品分類等を設定・記憶
するものである。上記構成において、ストアコントロー
ラ1は、各ECR21〜2nで読み込まれた商品コードの
商品データをPLUファイルから読み出して各ECR2
1〜2nへ送信するとともに、各ECR21〜2nから受信
した販売情報を各項目毎に集計して各種集計ファイルを
作成する。
【0019】集計ファイルの一例として、商品別売上実
績ファイルがあり、このファイルは、図7にその構成の
一例を示すように、商品コード毎の売上数量および売上
金額を記憶するものである。他の集計ファイルとして
は、担当者別売上、時間帯別売上、顧客別売上等のファ
イルが考えられる。
【0020】次に、このPOSシステムが、POP表示
装置にPOP広告の表示を行う表示処理について説明す
る。POP表示装置91〜9mへの表示データの供給は、
前記電子POPファイルおよびPOPデータファイルの
記憶内容に基づいて行われる。このため、オペレータ
(操作者)は、あらかじめ、電子POPファイルおよび
POPデータファイルを設定・記憶する必要がある。
【0021】この設定・記憶処理は、ストアコントロー
ラ1を設定モードに切り換え、キーボード7およびスキ
ャナー8を操作して行う。例えば、POP表示装置91
〜9mで表示させる表示データは、オペレータのキーボ
ード7およびスキャナー8の操作によって入力される。
入力された表示データはディスプレイ5に表示される。
そして、オペレータは、この入力された表示データをデ
ィスプレイ5の表示画面で編集・修正し、表示データの
入力が完了した場合に、この表示データの識別番号であ
るPOP No.および表示モードを入力する。オペレ
ータが上述した操作を繰り返すことによって、POPデ
ータファイルが設定・記憶が行われる。
【0022】次に、電子POPファイルを設定・記憶す
るがこの設定・記憶処理はディスプレイ5上に表示され
る入力要請にしたがって行われる。すなわち、各POP
表示装置91〜9mの機番毎に通常時の表示データである
POP No.(イ)の入力が要請される。オペレータ
がPOP No.(イ)を入力すると、表示内容の自動
切換を行うか否かの問い合わせがある。そして、オペレ
ータが自動切換を行う旨の入力をすると、その場合に表
示する表示データのPOP No.(ロ)と、「月」、
「日」、「曜日」、「時」、「分」で設定される表示切
換の開始条件、終了条件との入力が要請される。これら
の入力要請にしたがってキーボード7からデータを入力
することによって、電子POPファイルが設定・記憶が
行われる。
【0023】なお、この場合、表示データが入力されて
いないPOP No.を入力した場合や、開始条件、終
了条件として誤った日時を入力をした場合には、その旨
の警告表示がオペレータに対して行われる。また、設定
する表示データを、事前に確認するために、POP N
o.を入力することにより、そのPOP No.の表示
データをディスプレイ5上に表示することが可能となっ
ている。
【0024】ストアコントローラ1の電源SWがオンさ
れ、POSシステムが立ち上がった際、あるいは電子P
OPファイル、POPデータファイルの設定が変更され
た後、動作モードが交信モードに切り換えられた場合に
は、電子POPファイルから各機番に設定されているP
OP No.(条件が設定され、それが満足されていれ
ばPOP No.(ロ)、それ以外はPOP No.
(イ))が読み出され、さらに、POPデータファイル
から該当するPOP No.に対応する表示データおよ
び表示モードが読み出される。そして、各機番を指定し
てPOP表示装置9へ表示データおよび表示モードを送
信する。各POP表示装置9は、ストアコントローラ1
から送信された自己機番の表示データおよび表示モード
を記憶し、その記憶された表示データおよび表示モード
に基づいて表示を行う。このように、実施例装置では、
各POP表示装置9で表示するそれぞれのPOP広告の
入力をストアコントローラ1によって一括して行うこと
が可能となる。
【0025】次に、ストアコントローラ1のリアルタイ
ムクロックの「分」が変わった場合にストアコントロー
ラ1で実行される処理手順を図8に示すフローチャート
に基づいて説明する。既に述べたように、電子POPフ
ァイルおよびPOPデータファイルで設定された表示デ
ータおよび表示モードは、該当する各POP表示装置9
に送信され、POP表示装置で表示されている。
【0026】ストアコントローラ1は、リアルタイムク
ロックの出力状態を常に監視しており、その出力の
「分」が変わった場合には、ステップSA1へ進む。ス
テップSA1において、POP表示装置9の機番を表す
kが初期値として1にセットされる。ここで、kは1≦
k≦mを満たす整数であり、例えばk=1の場合には、
POP表示装置91 を表す。
【0027】次に、ステップSA2では、電子POPフ
ァイルから機番#kのデータを読み出し、機番#kに開
始条件および終了条件が設定されているか否かが判断さ
れる。条件が設定されている場合には、「YES」と判
断されてステップSA3へ進み、条件が設定されていな
い場合には、「NO」と判断されてステップSA9へ進
む。
【0028】ステップSA3では、リアルタイムクロッ
クが、電子POPファイルで設定された機番#kの開始
条件を満足したか否かが判断される。リアルタイムクロ
ックが開始条件を満足した場合には、「YES」と判断
されてステップSA4へ進み、リアルタイムクロックが
開始条件を満足していない場合には、「NO」と判断さ
れてステップSA6へ進む。
【0029】ステップSA4では、POPデータファイ
ルから機番#kのPOPNo.(ロ)に対応する表示デ
ータおよび表示モードの読み出しが行われる。次に、ス
テップSA5では、ステップSA4で読み出された表示
データおよび表示モードがPOP表示装置9k に送信さ
れる。そして、POP表示装置9k には、送信された表
示モードに基づく表示形態で送信された表示データが表
示される。したがって、リアルタイムクロックが、開始
条件を満足した場合には、POP表示装置9k には、機
番#kのPOP No.(ロ)に対応する表示データが
POP No.(ロ)に対応する表示モードの表示形態
に基づいて表示される。
【0030】次に、ステップSA6では、リアルタイム
クロックが、電子POPファイルで設定された機番#k
の終了条件を満足したか否かが判断される。リアルタイ
ムクロックが終了条件を満足した場合には、「YES」
と判断されてステップSA7へ進み、リアルタイムクロ
ックが終了条件を満足していない場合には、「NO」と
判断されてステップSA9へ進む。
【0031】次に、ステップSA7では、POPデータ
ファイルから機番#kのPOP No.(イ)に対応す
る表示データおよび表示モードの読み出しが行わる。ス
テップSA8では、ステップSA7で読み出された表示
データおよび表示モードがPOP表示装置9k に送信さ
れる。そして、POP表示装置9k には、送信された表
示モードに基づく表示形態で送信された表示データが表
示される。すなわち、リアルタイムクロックが、終了条
件を満足した場合には、POP表示装置9k には、機番
#kのPOP No.(イ)に対応する表示データが、
POP No.(イ)に対応する表示モードの表示形態
に基づいて表示される。
【0032】そして、ステップSA9では、k=mであ
るかが判断される。すなわち、#kがPOP表示装置の
最終機番であるか否かが判断される。k=mである場合
には、「YES」と判断されて、この処理は終了する。
k≠mである場合には、「NO」と判断されて処理手順
はステップSA10へ進む。ステップSA10では、k
に1をプラスすることが行われ、処理手順はステップS
A3へ戻る。これによって、kが1からmまで順次イン
クリメントされ、すべてのPOP表示装置91mについ
て電子POPファイルがチェックされる。
【0033】上述した処理手順によると、POP表示装
置9k の表示内容は次のようになる。 (1) 機番#kに条件が設定されていない場合。 リアルタイムクロックの状態にかかわらず、POP N
o.(イ)によって指定された表示データが、POP表
示装置9k に、POP No.(イ)によって指定され
た表示モードの表示形態で表示される。
【0034】(2) 機番#kに開始条件および終了条
件が設定されている場合。 a) リアルタイムクロックが開始条件にまだ至っていな
い場合。 この場合には、POP No.(イ)に係わる表示デー
タが、POP No.(イ)によって指定された表示モ
ードの表示形態でPOP表示装置9k に表示される。 b) リアルタイムクロックが開始条件を満足した場合。 ステップSA4、5の処理によって、POP No.
(ロ)で指定された表示データが、POP表示装置9k
に、POP No.(ロ)で指定された表示モードの表
示形態で表示される。すなわち、表示データが条件満足
時の表示データに自動的に切り換えられる。 c) リアルタイムクロックが終了条件を満足した場合。 この場合、ステップSA7、8の処理によって、POP
No.(イ)で指定された表示データがPOP N
o.(イ)で指定された表示モードの表示形態で表示さ
れる。すなわち、表示データが条件満足時の表示データ
から元の通常時の表示データに自動的に戻される。
【0035】このように、実施例装置では、各POP表
示装置9で表示するPOP広告内容を、一定の条件を満
足する場合にのみ自動的に変更することができる。例え
ば、あらかじめ特売時間、特売日、特売期間等に合わせ
て電子POPファイルを設定することによって、特売時
間等になると、POP表示装置9の表示内容は、オペレ
ーターの操作なしに特売時間用の内容に瞬時に変更さ
れ、また、特売時間等が終了すると、通常時の表示内容
に瞬時に切り換えられる。また、実施例装置は、ストア
コントローラ1に記憶されているPLUファイルや集計
ファイルの内容を、呼び出して各POP表示装置9に表
示させることが可能な構成となっている。
【0036】次に、POP表示装置9からストアコント
ローラ1へデータ送信の要求があった場合の処理につい
て、図9の(イ)および(ロ)に示すフローチャートに
基づいて説明する。同図(イ)は、データ要求時におけ
るPOP表示装置9側の処理手順を示すフローチャート
であり、同図(ロ)はストアコントローラ1側の処理手
順を示すフローチャートである。
【0037】まず、ステップSB1では、オペレータが
どのような情報をストアコントローラ1から得たいのか
を、図3における操作部16の操作によって入力する。
ステップSB2では、入力の行われたPOP表示装置9
からストアコントローラ1へデータ要求信号およびデー
タ種別信号が送信される。
【0038】一方、ストアコントローラ1側では、デー
タ要求信号およびデータ種別信号の受信がなされると、
ステップSC1へ進む。まず、ステップSC1では、デ
ータ種別信号により要求されたデータの種類が判別され
て、必要な場合には、要求データの作成処理が行われ
る。具体的には、要求された情報がPLUデータである
ならば、記憶されているPLUファイルから該当するデ
ータが読み出される。また、売上実績ランキングの要求
であるならば、売上実績ファイル(図7参照)から売上
金額の大きい順番に商品名を並び換える処理が実行され
て、売上実績ランクデータが作成される。次に、ステッ
プSC2では、SC1において読み出されたあるいは作
成されたデータが、データ要求信号を送信したPOP表
示装置9に送信される。
【0039】再び、POP表示装置9側に戻ると、ステ
ップSB3では、ストアコントローラ1から要求したデ
ータを受信したか否かが判断される。この判断結果が
「YES」ならばステップSB4へ進む一方、「NO」
ならば再びステップSB3へ戻る。ステップSB4で
は、受信したデータを表示器15aに表示する。すなわ
ち、オペレータの要求する情報が、データ要求信号を送
信したPOP表示装置9に表示される。この際に、それ
まで表示されていた画面(POP広告)は記憶されてお
り、必要に応じて操作部16aを操作することにより再
び元の表示に戻すことができる。
【0040】なお、上述した実施例では、ストアコント
ローラ1とPOP表示装置9との接続に信号線101
10mを用いた構成であったが、信号線101〜10m
代わりに無線を用いても良い。この場合では、POP表
示装置9の設置場所が信号線101 〜10m の長さや接
続方法に制限を受けないので、POP表示装置9の配置
変更を非常に簡単に行うことができるという利点があ
る。また、上述した実施例では、ポーリング方式を用い
て交信した場合であったが、交信方法には限定されな
い。
【0041】さらに、POP表示装置9で表示される内
容は上述した実施例に限定されない。例えば、特売商品
・広告商品の陳列場所・値段等をグラフィックで表示す
ることが考えられる。また、図10に示すように、PO
P表示装置9を商品陳列棚に対応して設け、POP表示
装置9に商品の陳列棚位置とその商品の広告とを併せて
表示することも考えられる。これによって、顧客は、商
品の陳列場所とその商品に関する情報とを容易に得るこ
とができる。
【0042】加えて、上述した実施例では、リアルタイ
ムクロックの「分」が変化する度に、ストアコントロー
ラ1側で各POP表示装置9の表示を変化させるか否か
が判断されていたが、各POP表示装置9側でこの判断
が行われる構成にしてもよい。つまり、各POP表示装
置9にそれぞれリアルタイムクロックを設けるととも
に、ストアコントローラ1から各POP表示装置9にそ
れぞれ該当する電子POPファイルの内容(POP N
o.(イ)、開始条件、終了条件、POP No.
(ロ))を送信し、記憶させておく。そして各POP表
示装置9は、リアルタイムクロックの出力を監視し、リ
アルタイムクロックの出力が開始条件に一致した場合
に、ストアコントローラ1にPOP No.(ロ)の表
示データを要求するようにする。終了条件が一致した場
合も同様の処理が行われる。
【0043】なお、上述した実施例では、開始条件、終
了条件の設定を時刻によって行っていたが、これに限定
されるものではない。例えば、条件の設定を店の売上金
額や購入した客数によってによって行ってもよい。この
とき、前者では所定金額以上となった場合に、後者では
所定客数以上になった場合に、特別なメッセージが表示
される。
【0044】また、上述した実施例では、電子POPフ
ァイルにおいて、1台のPOP表示装置に対して設定で
きるPOP No.の数は最大2個であったが、3個以
上設定できるようにして、各種条件にしたがって、表示
データを自動的に切り換えられるようにしてもよい。
【0045】また、上述した実施例において、ストアコ
ントローラ1に記憶されている電子POPファイルおよ
びPOPデータファイルの設定・変更を、各POP表示
装置9の操作部16を操作することによって行うことが
可能な構成とすることも考えられる。このように構成す
ることで、あるPOP表示装置9の操作部16を操作す
ることによって、他のPOP表示装置9の表示内容の設
定・変更が可能となる。
【0046】また、上述した実施例では、POP表示装
置9が、信号線10を介してストアコントローラ1に接
続されていたが、さらに、POP表示装置コントローラ
を介して接続されてもよい。すなわち、POP表示装置
コントローラは、このPOPシステム立ち上げ時に、電
子POPファイルおよびPOPデータファイルをストア
コントローラ1から受信・記憶し、この後に、POP表
示装置9との間でリアルタイムの交信を行う。そして、
POP表示装置コントローラは、ストアコントローラ1
内の電子POPファイルあるいはPOPデータファイル
が変更された場合、または、POP表示装置コントロー
ラに内に記憶されている電子POPファイルあるいはP
OPデータファイルがPOP表示装置によって変更され
た場合に、ストアコントローラ1とPOP表示装置コン
トローラとの間で交信を行う。このような構成にするこ
とによって、ストアコントローラの仕事(タスク)が分
散され、ストアコントローラ1の負担が軽減されるとい
う効果がある。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下に示す効果がある。 各POP表示装置の表示内容の入力を、各POP表示
装置側で行うのではなく、ストアコントローラ側で集中
的に行うことができるので、入力作業が効率化すること
ができる。 各POP表示装置の表示内容を、あらかじめ条件を設
定しておくことによって条件を満足した場合に、自動的
に変更することができる。例えば、ある商品を特売期間
に特売する場合に、特売期間に至った時にその商品付近
に設置されたPOP表示装置の表示内容を瞬時に切り換
えることが可能となる。 POSシステムの集計情報や商品情報等を、商品陳列
場等、ECRとは別個の所定位置に配置された複数個の
POP表示装置から呼び出して表示することができるの
で、店員は、ストアコントローラやマスタECRの設置
された事務所に戻らずにPOP表示装置の設置された場
所で、商品情報や売上状況、在庫状況等をリアルタイム
確認することができる。またこれにより、POP表示
装置の付加価値が高まる。POP表示装置に設けられた入力装置は、通常時はカ
バーで覆われ顧客からは見えないので、顧客が誤って操
作してしまうことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】POP表示装置9の電気的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】POP表示装置9の外観構成を示す正面図であ
る。
【図4】電子POPファイルの構成を示す一例である。
【図5】POPデータファイルの構成を示す一例であ
る。
【図6】PLUファイルの構成を示す一例である。
【図7】売上実績ファイルの構成を示す一例である。
【図8】リアルタイムクロックの「分」が変わった場合
に行われるストアコントローラ1の動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】POP表示装置9からストアコントローラ1へ
要求があった場合の処理を示すフローチャートである。
【図10】POP表示装置9の画面表示例である。
【符号の説明】
1 ストアコントローラ 2 ECR 4 外部記憶装置 7 キーボード 9 POP表示装置 11 CPU 15 表示部 16 操作部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の電子式キャッシュレジスタと、
    これらの電子式キャッシュレジスタで使用されるデータ
    を管理し、これらの電子式キャッシュレジスタで発生し
    たデータを集計する集中管理装置とからなるPOSシス
    テムにおいて、 前記集中管理装置に入力装置を備えたPOP表示装置を
    複数台接続し、該POP表示装置を、売り場の商品陳列
    場等、前記電子式キャッシュレジスタとは別個の所定位
    置にそれぞれ配置するとともに、前記集中管理装置に
    は、該POP表示装置で表示するPOP広告データの入
    力手段を設け、該POP表示装置には、前記集中管理装
    置に記憶されている販売実績データを呼び出して表示す
    る呼出表示手段を設けたことを特徴とするPOSシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記集中管理装置あるいは前記POP
    示装置は、条件記憶手段と、該条件記憶手段によって記
    憶されている条件が満足されているか否かを判断する判
    断手段とを備え、該判断手段に基づいて前記POP表示
    装置の表示データを切り換えることを特徴とする請求項
    1記載のPOSシステム。
  3. 【請求項3】 前記POP表示装置に設けられた入力装
    置は、通常時は、カバーで覆われ、顧客からは見えない
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに
    記載のPOSシステム。
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