JP2003067836A - Posシステム、情報入出力装置、情報記憶装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体 - Google Patents

Posシステム、情報入出力装置、情報記憶装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体

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JP2003067836A
JP2003067836A JP2001252068A JP2001252068A JP2003067836A JP 2003067836 A JP2003067836 A JP 2003067836A JP 2001252068 A JP2001252068 A JP 2001252068A JP 2001252068 A JP2001252068 A JP 2001252068A JP 2003067836 A JP2003067836 A JP 2003067836A
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Kenji Oka
建志 岡
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Kansai Technology Licensing Organization Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入者を引きつける広告を提供することがで
きるPOSシステム、POSシステムに用いる情報入出
力装置及び情報記憶装置、前記POSシステムを実現す
るためのコンピュータプログラム、並びに該コンピュー
タプログラムが記録されている記録媒体を提供する。 【解決手段】 商品を識別する識別情報の入力を受付け
る手段106と、入力された識別情報に対応付けられて
いる商品の価格情報を選択し、選択された価格情報に基
づき生成した会計情報を出力するようにしてあるPOS
システムにおいて、商品の購入者に関する購入者情報の
入力を受付ける手段108と、出力すべき広告情報を記
憶する手段206と、予め記憶されている複数の広告情
報のうち、入力された商品の識別情報又は購入者情報に
基づき、1又は複数の広告情報を選択する手段201と
を備え、選択された広告情報を生成した会計情報と共に
出力するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POSシステム、
商品の識別情報を入力し、価格情報を出力する情報入出
力装置、商品の識別情報と価格情報とを管理する情報記
憶装置、前記POSシステムを実現する為のコンピュー
タプログラム、該コンピュータプログラムが記録されて
いる記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バーコード読取装置を利用して、
商品価格の入力を支援するPOSシステム(販売時点情
報管理システム)が開発されており、店員がレジスタの
キーを操作して商品価格を入力する必要がないため便利
であり、また店員による人為的な入力ミスを削減するこ
とができるためスーパーマーケット、コンビニエンスス
トア等の小売店に導入されていることが多い。このよう
なPOSシステムは、一般的に各店舗に備えられたレジ
スタと該レジスタに通信回線を介して接続され、レジス
タと同じ店舗内に設置されている店舗サーバとを備えて
いる。そして各店舗の店員は、レジスタに備えられたバ
ーコード読取装置を用いて商品に貼付している商品コー
ドのバーコードを読取ることにより、商品を識別する識
別情報を取得し、その識別情報を店舗サーバに送信し
て、送信した識別情報に対応する商品の価格情報を店舗
サーバから取得していた。そして、取得した商品の価格
情報に基づき会計計算を行い、レシートに会計計算の結
果を印刷していた。また、会計計算の結果を印刷したレ
シートの余白又は裏面には、広告の画像を印刷すること
が可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
POSシステムにより提供される広告は、イベント告
知、又は特定の商品についての宣伝広告等であり、所定
の期間変化がなく、画一的なものであるため、購入者の
興味を引くことは殆どなかった。したがって、広告を提
供する企業にとって、購入者の興味を引付けるような広
告をレシートに印刷することができるPOSシステムの
開発が望まれていた。
【0004】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、予め記憶されている複数の広告情報のうち、入
力された商品の識別情報、又は購入者に関する購入者情
報に基づき、1又は複数の広告情報を選択する手段を備
え、選択された広告情報を会計情報と共に出力するよう
にしていることにより、購入者の興味を引付けることが
できる広告情報を提示することができるPOSシステ
ム、情報入出力装置、情報記憶装置、前記POSシステ
ムを実現するためのコンピュータプログラム、該コンピ
ュータプログラムが記録されている記録媒体を提供する
ことを目的とする。また、本発明の他の目的は、広告を
提供する企業にとって、最適な購入者層に広告を提供す
ることが可能なPOSシステム、情報入出力装置、情報
記憶装置、前記POSシステムを実現するためのコンピ
ュータプログラム、該コンピュータプログラムが記録さ
れている記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るPOSシ
ステムは、商品を識別する識別情報の入力を受付ける手
段と、入力された識別情報に対応付けられている商品の
価格情報を選択する手段とを備え、選択された価格情報
に基づき会計情報を生成し、該会計情報を出力すべくな
してあるPOSシステムにおいて、前記商品の購入者に
関する購入者情報の入力を受付ける手段と、出力すべき
広告情報を記憶する手段と、該手段に予め記憶されてい
る複数の広告情報のうち、入力された商品の識別情報又
は購入者情報に基づき、1又は複数の広告情報を選択す
る手段とを備え、前記手段により選択された広告情報を
生成した会計情報と共に出力すべくなしてあることを特
徴とする。
【0006】第2発明に係る情報入出力装置は、商品を
識別する識別情報の入力を受付ける手段と、前記商品の
購入者に関する購入者情報の入力を受付ける手段と、前
記識別情報及び購入者情報を送信する手段と、入力され
た価格情報に基づき会計情報を生成する手段と、生成し
た会計情報を出力する手段とを備える情報入出力装置に
おいて、入力された広告情報を生成した会計情報と共に
出力すべくなしてあることを特徴とする。
【0007】第3発明に係る情報入出力装置は、出力す
べき広告情報を記憶する手段と、該手段に予め記憶され
ている複数の広告情報のうち、入力された商品の識別情
報又は購入者情報に基づき、1又は複数の広告情報を選
択する手段とを更に備えることを特徴とする。
【0008】第4発明に係る情報記憶装置は、入力され
た識別情報に対応付けられている商品の価格情報を選択
する手段と、入力された購入者情報を記憶する手段と、
前記価格情報を送信する手段とを備える情報記憶装置に
おいて、広告情報を記憶する手段と、該手段により予め
記憶されている複数の広告情報のうち、入力された識別
情報又は購入者情報に基づき、1又は複数の広告情報を
選択する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】第5発明に係るコンピュータプログラム
は、コンピュータに、入力された識別情報に対応付けら
れている商品の価格情報を選択させるステップを有する
コンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、予
め記憶されている複数の広告情報のうち、入力された識
別情報又は購入者情報に基づき、1又は複数の広告情報
を選択させるステップを有することを特徴とする。
【0010】第6発明に係るコンピュータでの読取りが
可能な記録媒体は、コンピュータに、入力された識別情
報に対応付けられている商品の価格情報を選択させるス
テップを有するコンピュータプログラムが記録されてい
るコンピュータでの読取りが可能な記録媒体において、
コンピュータに、予め記憶されている複数の広告情報の
うち、入力された識別情報又は購入者情報に基づき、1
又は複数の広告情報を選択させるステップを有すること
を特徴とする。
【0011】本発明にあっては、予め記憶されている複
数の広告情報のうち、入力された商品の識別情報又は購
入者情報に基づき、1又は複数の広告情報を選択する手
段を備え、選択された広告情報を会計情報と共に出力す
るようにしている。したがって、レシートに印刷する広
告画像、又は文字広告等の広告情報を商品の識別情報に
基づき選択する場合、識別情報に対応する商品が、例え
ば、パーソナルコンピュータ関連の雑誌である場合に
は、パーソナルコンピュータの広告を示す画像データを
選択することにより、前記雑誌を購入した者の興味を引
付けることができる広告情報を提示することが可能であ
り、広告を提供している企業にとっても、最も関心を持
ってくれそうな需要者に対して広告を提供することが可
能である。また、レシートに印刷する広告画像、又は文
字広告等の広告情報を購入者情報に基づき選択する場
合、購入者情報が、30代の男性を示す情報である場合
には、例えば、自動車の宣伝広告を示す画像データを選
択することにより、購入者の興味を引付けることができ
る広告情報を提示することが可能であり、広告を提供し
ている企業にとっても、最も相応しい購入者層に広告を
提供することが可能である。
【0012】また、本発明にあっては、予め記憶されて
いる複数の広告情報のうち、入力された商品の識別情報
又は購入者情報に基づき出力すべき広告情報を選択する
手段を情報入出力装置に備えているため、店舗サーバの
ような情報記憶装置を用意する必要はなく、小規模な小
売店にも導入することが可能なPOSシステムを提供す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明のPOSシステムの構成
を示す模式図である。
【0014】図中100,100,…は、各店舗(店舗
A、店舗B、店舗C)に備えられたレジスタであり、2
00,200,…は、レジスタ100へ接続され、同じ
く各店舗に備えられている店舗サーバである。店舗サー
バ200は、各店舗の売上データ等を集計する中央サー
バ300へ通信回線Nを介して接続されている。レジス
タ100及び店舗サーバ200の構成は、店舗Aのよう
に1台の店舗サーバ200に対して1台のレジスタ10
0が接続されているものであってもよく、店舗Bのよう
に1台の店舗サーバ200に対して複数台のレジスタ1
00,100,100が接続されているものであっても
よい。また、店舗Cのように複数台の店舗サーバ20
0,200のそれぞれに対して、複数台のレジスタ10
0,100,…が接続されている構成であってもよい。
【0015】レジスタ100では、商品に貼付されてい
る商品コードがバーコードリーダ、ハンディスキャナ等
によって読取られ、予め定められているその商品につい
ての識別情報を取得する。取得した商品の識別情報は、
商品の識別情報とその識別情報に対応する商品の価格情
報とを規定している価格データベース206a(図4参
照)を有する店舗サーバ200へ送信される。商品の識
別情報を受信した店舗サーバ200は、識別情報に対応
した商品の価格情報を価格データベース206aから検
索し、検索した価格情報を識別情報の送信元であるレジ
スタ100へ送信する。
【0016】また、レジスタ100には、店員による所
定のキー操作によって、顧客情報(例えば、年齢層、性
別等の情報)が入力され、会計計算を終えてレシートを
作成する前に店舗サーバ200へ送信される。店舗サー
バ200は、前述の価格データベース206aの他に顧
客情報に関する顧客データベース206bとレシートに
印刷する広告用の画像データを記憶している広告画像デ
ータベース206c(図4参照)とを有しており、受信
した顧客情報を顧客データベース206bに記憶させる
と共に、顧客が興味を引くような広告用の画像データを
広告画像データベース206cから選択してレジスタ1
00へ送信する。
【0017】商品の価格情報及び広告用の画像データを
受信したレジスタ100では、価格情報に基づき会計計
算を行い、会計計算の結果と広告用の画像とをレシート
に印刷する。
【0018】中央サーバ300は、店舗サーバ200,
200,…から送信された各店舗の売上データ及び顧客
情報を受信して集計し、商品の販売計画に利用すると共
に、商品の価格情報等の各店舗に共通する情報を店舗サ
ーバ200,200,…へ送信する。また、中央サーバ
300は、各店舗の広告画像データベース206cに記
憶されている広告用の画像データのオリジナルデータを
有しており、各店舗の立地条件、顧客情報等に応じて、
各店舗の店舗サーバ200へ送信する広告用の画像デー
タを変えることができる。
【0019】図2は、図1に示したレジスタ100及び
店舗サーバ200のブロック図である。レジスタ100
の制御部101は、CPUで構成されており、バス10
2を介してレジスタ100の後述するハードウェア各部
に接続されていて、ROM103に格納された制御プロ
グラムに従って、それらを制御する。RAM104はS
RAM又はフラッシュメモリ等で構成され、ROM10
3に格納された制御プログラムの実行時に発生するデー
タを記憶する。
【0020】読取部106は、バーコードリーダ又はハ
ンディスキャナ等からなり、前述したように、商品に貼
付している商品コードを読取り、その商品に対する識別
情報を取得する。取得した識別情報は、通信部105を
通じて店舗サーバ200へ送信される。店舗サーバ20
0では、受信した識別情報に基づき価格データベース2
06aを検索して、識別情報に対応した価格情報を選択
し、識別情報の送信元であるレジスタ100へ選択した
価格情報を送信する。レジスタ100にて受信した価格
情報は、液晶表示装置等の表示部107に表示され、顧
客に提示される。
【0021】操作部108は、店員の操作指示を受ける
為に必要なテンキー108a、取消キー108b、合計
キー108c、及びファンクションキー108d〜10
8k等の操作キーを備えている(図3参照)。読取部1
06により商品に貼付されている商品コードを入力でき
なかった場合、テンキー108aを用いて商品の価格を
入力することが可能である。また、入力を間違えた場合
に、取消キー108bにより入力を取消すことができ、
合計キー108cにより、会計計算を実行してレシート
を作成することが可能である。更に、ファンクションキ
ー108d〜108kを用いて、顧客情報を入力するこ
とが可能である。
【0022】レシート作成部109は、レシートを印刷
するための電子写真方式のプリンタであり、キャッシュ
トレイ110は、売上金等の現金を収めるためのもので
ある。また、レジスタ100には、クレジットカードに
よる購入に対応するためにクレジットカード読取機を備
えていてもよい。
【0023】店舗サーバ200の制御部201は、CP
Uで構成されており、バス202を介して店舗サーバ2
00の後述するハードウェア各部に接続されていて、R
OM203に格納された制御プログラムに従って、それ
らを制御する。RAM204はSRAM又はフラッシュ
メモリ等で構成され、ROM203に格納された制御プ
ログラムの実行時に発生するデータを記憶する。
【0024】記憶部206は、ハードディスクのような
記憶装置からなり、記憶領域の一部は、商品の識別情報
とその商品の価格情報との対応関係を規定する価格デー
タベース206a、顧客の年齢層、性別等の顧客情報を
記憶する顧客データベース206b、及び広告用の画像
データの記憶場所を規定する広告画像データベース20
6cとして用いられており、必要に応じて各種データベ
ースにアクセスし、情報の記憶及び読取処理が行われ
る。
【0025】補助記憶部207は、本発明のコンピュー
タプログラム及びデータを記録したフロッピー(登録商
標)ディスク又はCD−ROM等の記録媒体からコンピ
ュータプログラム及びデータを読取るフロッピーディス
クドライブ又はCD−ROMドライブからなり、読取ら
れたコンピュータプログラム及びデータは、記憶部20
6に記憶される。記憶部206に記憶されているコンピ
ュータプログラム及びデータはRAM204に読込ま
れ、制御部201が実行することで本発明の店舗サーバ
200として動作する。
【0026】図3は、操作部108の構成例を示す模式
図である。
【0027】操作部108は、例えば、テンキー108
a、取消キー108b、合計キー108c、及びファン
クションキー108d〜108k等の操作キーを備えて
おり、読取部106により商品の識別情報を取得できな
かった場合に、商品の価格をテンキー108aを用いて
入力することができる。また、取消キー108bにより
入力した価格情報を取消すことができ、また、合計キー
108cにより購入された商品の会計計算を実行して、
レシートを作成することができる。更に、顧客の年齢
層、性別等の顧客情報をファンクションキー108d〜
108kを用いて入力できるようになっている。顧客の
性別は、性別キー108d,108eにより入力するこ
とができ、顧客の年齢層は、年齢キー108f〜108
iにより入力することができる。例えば、顧客の年齢層
が10代以下である場合、年齢キー108fを押下操作
することにより入力される。同様に、顧客の年齢層が2
0代、30代、40代以上である場合には、それぞれ年
齢キー108g,108h,108iを押下操作するこ
とにより入力される。入力した顧客情報は、取消キー1
08jにより取消すことができ、また、確定キー108
kにより、入力した内容が確定し、店舗サーバ200へ
送信される。なお、操作部108は、ハードウェアキー
により構成されていてもよく、また、タッチパネルによ
り構成し、そのタッチパネルにより各種の情報を入力で
きるものであってもよい。
【0028】図4は、各データベースの一例を示す概念
図である。
【0029】図4(a)は、価格データベース206a
の一例を示す概念図であり、商品の識別情報である商品
ID、商品の品目、商品名、製造業者名、及び商品の価
格が互いに関連付けられて記憶されている。図4(a)
に示した例では、商品ID「001」、「002」、
「003」、…に対して商品「△△コーヒー」、「○○
ビール」、「週間××」、…がそれぞれ対応付けられて
記憶されている。
【0030】図4(b)は、顧客データベース206b
の一例を示す概念図であり、顧客の年齢層、性別、顧客
が購入した商品の商品ID及び顧客情報を受信した時刻
を記憶する。また、顧客情報を受信した場合、レジスタ
100へ送信する広告用の画像データを区別する広告I
Dが後述する手順にて付与され、顧客データベース20
6bに記憶される。図4(b)に示した例では、30代
の男性が商品ID「002」の商品(「○○ビール」)
を15時43分に購入して、広告ID「3」が付与され
ており、20代の女性が商品ID「001」の商品
(「△△コーヒー」)を16時20分に購入して、広告
ID「7」が付与されており、40代の男性が商品ID
「003」の商品(「週間××」)を17時10分に購
入して、広告ID「4」が付与されている。
【0031】図4(c)は、広告画像データベース20
6cの一例を示す概念図であり、前述の広告ID、該広
告IDに対応付けられている画像データのファイル名、
及び画像データの記憶場所が記憶されている。図4
(c)に示した例では、広告ID「1」、「2」、
「3」、…、「7」、…に対して、記憶部206の記憶
場所/root/CM_DATA/にCM01.gi
f,CM02.gif,CM03.gif,…,CM0
7.gif,…という広告画像用の画像データが記憶さ
れている。CM03.gifは、例えば自動車の宣伝広
告用の画像データであり、CM07.gifは、例えば
居酒屋の宣伝広告用の画像データである。
【0032】図5及び図6は、本発明のPOSシステム
によりレシートを作成する手順を示すフローチャートで
ある。
【0033】まず、レジスタ100には、操作部108
から顧客の年齢層、性別等の顧客情報が入力される(ス
テップS1)。制御部101は、通信部105に動作命
令を発して、入力された顧客情報を店舗サーバ200へ
送信する(ステップS2)。
【0034】店舗サーバ200は、レジスタ100から
送信された顧客情報を受信し(ステップS3)、受信し
た顧客情報を顧客データベース206bに記憶させる
(ステップS4)。受信した顧客情報に基づき、後述す
る手順により広告用の画像データを選択する処理を行う
(ステップS5)。次いで、制御部201は、通信部2
05に動作命令を発し、ステップS5で選択した広告用
の画像データをレジスタ100へ送信する(ステップS
6)。
【0035】レジスタ100は、店舗サーバ200から
送信された広告用の画像データを受信する(ステップS
7)。次いで、レジスタ100には、読取部106によ
り読取られた商品の識別情報が入力される(ステップS
8)。制御部101は、通信部105に動作命令を発し
て、入力された識別情報を店舗サーバ200へ送信する
(ステップS9)。
【0036】店舗サーバ200は、レジスタ100から
送信された商品の識別情報を受信し(ステップS1
0)、店舗サーバ200は、価格データベース206a
を参照して、ステップS10にて受信した識別情報に対
応する商品の価格情報を検索する(ステップS11)。
次いで、制御部201は、通信部205に動作命令を発
して、検索した価格情報をレジスタ100へ送信する
(ステップS12)。
【0037】レジスタ100は、店舗サーバ200から
送信された価格情報を受信し(ステップS13)、受信
した価格情報を表示部107に表示する(ステップS1
4)。次いで、レジスタ100の制御部101は、合計
キー108cの押下操作があるか否かを判断する(ステ
ップS15)。合計キー108cの押下操作がない場合
(S15:NO)、全ての商品について識別情報が入力
されていないものと判断し、処理をステップS8へ戻
す。合計キー108cの押下操作がある場合(S15:
YES)、会計計算を実行する(ステップS16)。次
いで、ステップS7にて受信した画像データの画像と会
計計算の結果とを印刷することによりレシートを作成す
る(ステップS17)。広告用の画像は、会計計算の結
果を印刷したレシートの同じ面の余白に印刷してもよ
く、また、レシートの裏面に印刷してもよい。
【0038】本実施の形態では、レジスタ100にて顧
客情報を入力した後、商品の識別情報を入力する形態を
とっているが、商品の識別情報をした後、顧客情報を入
力する形態であってもよい。すなわち、前述のフローチ
ャートで、ステップS1からステップS7までの処理
と、ステップS8からステップS16までの処理とは前
後するものであってもよい。また、本実施の形態では、
広告用の画像データをレシートに印刷するようにしてい
るが、レジスタ100の表示部107に広告用の画像デ
ータを表示する形態であってもよい。その際、アニメー
ションGIFのような画像データにより動画像も用いる
ことが可能である。また、画像データには、文字データ
が含まれていてもよく、例えば、ホームページのURL
により広告を提供できるようにしてあってもよい。
【0039】図7及び図8は、広告用の画像データを選
択する処理手順を示すフローチャートである。
【0040】制御部201は、顧客データベース206
bから顧客の年齢層、性別等の顧客情報を読込み(ステ
ップS21)、カウンタの値をn=1にセットする(ス
テップS22)。次いで、制御部201は、顧客の性別
が男性か否かを判断する(ステップS23)。顧客の性
別が男性でないと判断した場合(S23:NO)、顧客
の性別が女性であるか否かを判断する(ステップS2
4)。顧客の性別が女性であると判断した場合(S2
4:YES)、カウンタの値をn=6にセットし(ステ
ップS25)、顧客の性別が女性でないと判断した場合
(S24:NO)、性別が記録されていないものと判断
し、カウンタの値をn=11にセットする(ステップS
26)。
【0041】次いで、制御部201は、顧客の年齢層が
10代以下であるか否かを判断する(ステップS2
7)。制御部201は、顧客の年齢層が10代以下であ
ると判断した場合(S27:YES)、広告IDを
「n」として顧客データベース206bに記憶させる
(ステップS35)。顧客の年齢層が10代以下でない
と判断した場合(S27:NO)、カウンタの値nを1
だけ増加させ(ステップS28)、顧客の年齢層が20
代であるか否かを判断する(ステップS29)。次い
で、制御部201は、顧客の年齢層が20代であると判
断した場合(S29:YES)、広告IDを「n」とし
て顧客データベース206bに記憶させる(ステップS
35)。顧客の年齢層が20代でないと判断した場合
(S29:NO)、カウンタの値nを1だけ増加させ
(ステップS30)、顧客の年齢層が30代であるか否
かを判断する(ステップS31)。次いで、制御部20
1は、顧客の年齢層が30代であると判断した場合(S
31:YES)、広告IDを「n」として顧客データベ
ース206bに記録する(ステップS35)。顧客の年
齢層が30代でないと判断した場合(S31:NO)、
カウンタの値nを1だけ増加させ(ステップS32)、
顧客の年齢層が40代以上であるか否かを判断する(ス
テップS33)。次いで、制御部201は、顧客の年齢
層が40代以上であると判断した場合(S33:YE
S)、広告IDを「n」として顧客データベース206
bに記録する(ステップS35)。顧客の年齢層が40
代以上でないと判断した場合(S33:NO)、顧客デ
ータベース206bに年齢層の記録がないものと判断
し、カウンタの値nを1だけ増加させ(ステップS3
4)、広告IDを「n」として顧客データベース206
bに記憶させる(ステップS35)。
【0042】次いで、制御部201は、広告画像データ
ベース206cを参照して、ステップS35で記録され
た広告IDに対応している広告用の画像データを選択す
る(ステップS36)。例えば、ステップS21で読込
まれた顧客情報が「30代の男性」である場合、広告I
Dとして「3」が付与され、広告画像データベース20
6cから/root/CM_DATA/という記憶場所
に記憶されているCM03.gif(例えば、自動車の
宣伝広告画像)というファイル名を有する画像データが
選択される。また、ステップS21で読み込まれた顧客
情報が「20代の女性」である場合、広告IDとして
「7」が付与され、広告画像データベース206cから
/root/CM_DATA/という記憶場所に記憶さ
れているCM07.gif(例えば、居酒屋の宣伝広告
画像)というファイル名を有する画像データが選択され
る。このように、顧客情報に基づいた広告IDに対応付
けて広告用の画像データを用意することで、顧客の興味
を引付けることができる広告情報を提供することが可能
となる。
【0043】本実施の形態では、顧客の年齢層及び性別
に基づきレシートに印刷する広告画像の画像データを選
択するようにしているが、顧客が商品を購入した時刻又
は時間帯により広告用の画像データを選択するようにし
てあってもよい。また、顧客データベース206bに
は、顧客の職業を記憶できるようにしてあってもよく、
顧客の職業に基づいて広告用の画像データが選択される
形態であってもよい。
【0044】また、本実施の形態では、レシートに会計
計算の結果と広告用の画像を印刷する形態について示し
たが、広告用の画像をレシートに印刷すると共に、表示
部107に表示させる形態であってもよい。
【0045】実施の形態2.本実施の形態では、顧客が
購入した商品に基づきレシートに印刷すべき広告用の画
像データを選択する形態について説明する。なお、PO
Sシステムの構成、レジスタ100及び店舗サーバ20
0の構成は前述したところと同様であるので説明を省略
する。
【0046】図9は、各データベースの一例を示す概念
図である。
【0047】図9(a)は、価格データベース206a
の一例を示す概念図であり、商品の識別情報である商品
IDに対応して、商品の品目、商品名、製造業者名、価
格が記憶されている。また、本実施の形態では、各商品
毎に広告IDが予め付与されており、それぞれの商品に
関連する広告用の画像データの広告IDとして正の整数
が付与されている。また、その商品に関連した広告用の
画像データがない場合には、広告IDの値として0が付
与されている。また、レシートに印刷する広告用の画像
データの優先順位を示す値が優先度の欄に記憶されてい
る。優先度の値として、レシートに印刷する優先順位が
高いほど大きな整数が付与され、商品に関連した広告用
の画像データがない場合、すなわち、広告IDとして0
が付与されている場合には、優先度として0が付与され
る。
【0048】図9(a)の例では、商品ID「00
1」、「002」、「003」、「004」の商品に対
してそれぞれ広告ID「1」、「7」、「0」、
「2」、…が付与され、優先度「1」、「6」、
「0」、「2」、…が付与されている。図9(b)は、
顧客データベース206bの一例を示す概念図であり、
顧客の年齢層、性別、及び店舗サーバ200が顧客情報
を受信した時刻を記憶する。図9(b)の例では、30
代の男性が商品ID「001」及び「002」の商品を
15時43分に購入した例と、40代の男性が商品ID
「003」及び「004」の商品を17時10分に購入
した例とを示している。図9(c)は、広告画像データ
ベース206cの一例を示す概念図であり、前述の広告
ID、該広告IDに対応付けられている画像データのフ
ァイル名、及び画像データの記憶場所が記憶されてい
る。広告IDが1以上の整数である場合には、その広告
IDに対応する商品に関係した広告用の画像データが用
意されており、また、広告IDが「0」である場合に
は、イベント告知、求人広告等の商品とは無関係の広告
用の画像データが用意されている。例えば、広告IDが
「2」に対応した商品がパソコン雑誌である場合、パー
ソナルコンピュータの宣伝広告用の画像データがCM0
2.gifというファイルに用意されている。また、広
告IDが「7」に対応した商品「○○ビール」に関連し
た広告画像用の画像データとして、居酒屋の宣伝広告用
の画像データがCM07.gifというファイルに用意
されている。
【0049】図10及び図11は、本発明のPOSシス
テムによりレシートを作成する手順を示すフローチャー
トである。
【0050】まず、レジスタ100には、操作部108
から顧客の年齢層、性別等の顧客情報が入力される(ス
テップS41)。受付けた顧客情報を通信部105から
店舗サーバ200へ送信する(ステップS42)。
【0051】店舗サーバ200は顧客情報を受信し(ス
テップS43)、受信した顧客情報を顧客データベース
206bに記憶させる(ステップS44)と共に、カウ
ンタをn=1にセットする(ステップS45)。
【0052】次いで、レジスタ100には、読取部10
6により読取られた商品の識別情報が入力させる(ステ
ップS46)。制御部101は、通信部105に動作命
令を発して、入力された識別情報を店舗サーバ200へ
送信する(ステップS47)。
【0053】店舗サーバ200は、レジスタ100から
送信された商品の識別情報を受信し(ステップS4
8)、店舗サーバ200は、価格データベース206a
を参照して、ステップS48にて受信した識別情報に対
応する商品の価格情報を検索する(ステップS49)。
次いで、店舗サーバ200は、受信した識別情報に基づ
き後述する手順にてレジスタ100に送信すべき広告用
の画像データを選択する処理を行う(ステップS5
0)。次いで、制御部201は、通信部205に動作命
令を発して、ステップS49にて検索された価格情報を
レジスタ100へ送信し(ステップS51)、カウンタ
の値nを1だけ増加させる(ステップS52)。
【0054】レジスタ100は、店舗サーバ200から
送信された価格情報を受信し(ステップS53)、受信
した価格情報に基づき商品の価格を表示部107に表示
する(ステップS54)。次いで、レジスタ100の制
御部101は、合計キー108cの押下操作があるか否
かを判断する(ステップS55)。合計キー108cの
押下操作がない場合(S55:NO)、全ての商品につ
いて識別情報が入力されていないものと判断し、処理を
ステップS46へ戻す。合計キー108cの押下操作が
ある場合(S55:YES)、レジスタ100は、全て
の商品について識別情報の入力を終了した旨の情報を店
舗サーバ200へ送信する(ステップS56)。
【0055】店舗サーバ200は、全ての商品について
識別情報の入力を終了した旨の情報を受信した場合(ス
テップS57)、ステップS50にて選択された広告I
Dに対応した広告用の画像データをレジスタ100へ送
信する(ステップS58)。
【0056】レジスタ100は、店舗サーバ200から
送信された広告用の画像データを受信し(ステップS5
9)、ステップS53で受信した価格情報に基づき会計
計算を実行する(ステップS60)。次いで、受信した
広告用の画像データ及び会計計算の結果をレシート作成
部109により印刷し、レシートを作成する(ステップ
S61)。広告用の画像は、会計計算の結果を印刷した
レシートの同じ面の余白に印刷してもよく、また、レシ
ートの裏面に印刷してもよい。
【0057】なお、本実施の形態では、顧客情報は広告
用の画像データを選択する処理に関与しないため、図1
0のステップS41からステップS44までの処理を省
略することは可能である。
【0058】図12は、広告用の画像データを選択する
処理手順を示すフローチャートである。
【0059】店舗サーバ200は、価格データベース2
06bを参照して、図10のステップS48にて受信し
た識別情報に対応した商品の価格情報、広告ID、優先
度等の商品情報を取得する(ステップS71)。
【0060】次いで、取得した商品情報のうち広告ID
及び優先度をそれぞれ変数である広告ID(n)及び優
先度(n)に入力する(ステップS72)。ここで、n
はカウンタの値であり、図10のステップS45及びS
52にて定められる正の整数である。また、優先度
(0)の値として0を入力する(ステップS73)。
【0061】次いで、制御部201は、優先度(n−
1)の値が優先度(n)の値以下であるか否かを判断す
る(ステップS74)。優先度(n−1)の値が優先度
(n)の値以下である場合(S74:YES)、変数で
ある選択広告IDに広告ID(n)の値を入力して(ス
テップS75)、広告用の画像として採用すべき画像デ
ータの選択処理を終了する。優先度(n−1)の値が優
先度(n)より大きい場合(S74:NO)、広告用の
画像として採用すべき画像データの選択処理を終了す
る。
【0062】このようにして、顧客が複数の商品を購入
した場合、優先度の値が最も大きい画像データが選択さ
れ、選択された画像データが広告画像としてレシートに
印刷される。また、購入した全ての商品に対して優先度
の値が0である場合、広告IDの値が0に対応する画像
データ、すなわち、求人広告、イベント公知等の商品に
無関係の画像データが広告画像データベース206cか
ら選択され、レシートに印刷される。
【0063】例えば、商品ID「001」(商品「△△
コーヒー」)及び「002」(商品「○○ビール」)の
商品を購入した場合、夫々の商品IDに対応した優先度
は「1」及び「6」であるため、優先度が高い方の広告
IDが選択され、選択広告IDとしては「7」が与えら
れる。従って、レシートに印刷される広告画像データと
しては、CM07.gifという画像データ(居酒屋の
宣伝広告画像)が選択されるようになっている。同様
に、商品ID「003」(商品「週間××」)及び「0
04」(商品「月間□□」)の商品を購入した場合、夫
々の商品IDに対応した優先度は「0」及び「2」であ
るため、選択広告IDとしては「2」が与えられる。従
って、レシートに印刷される広告画像データとして、C
M02.gifという画像データ(パソコンの宣伝広告
画像)が選択されるようになっている。
【0064】優先度の値は、人の手により入力するもの
であってもよく、また、商品の品目等により制御部20
1が自動的に付与する形態であってもよい。更に、優先
度の値は、商品を購入した時刻又は時間帯に応じて変化
させるものであってもよく、所定期間(例えば1か月)
の経過後に更新するものであってもよい。
【0065】本実施の形態では、商品の識別情報に基づ
きレシートに印刷する広告の画像データを決定するよう
にしており、また、実施の形態1では、顧客に関する顧
客情報に基づきレシートに印刷する広告の画像データを
決定するようにしているが、商品の識別情報及び顧客に
関する顧客情報の双方に基づき、レシートに印刷する広
告の画像データを決定するようにしてもよい。例えば、
前述のように商品の識別情報に対応させて広告IDと優
先度とを予め与えておくと共に、顧客情報にも対応させ
て広告IDと優先度とを予め与えておき、店舗サーバ2
00が受信した識別情報及び顧客情報に基づいて、優先
度が最も大きくなる広告IDの画像データを選択するよ
うにしてもよい。
【0066】実施の形態3.図13は、本発明のPOS
システムの構成を示す模式図である。本実施の形態で
は、レジスタ100に、商品の識別情報と商品の価格と
の対応関係を規定する価格データベース111a、顧客
情報を蓄積する顧客データベース111b及びレシート
に印刷する広告用の画像データが記憶されている広告画
像データベース111c(図14参照)を備えることが
実施の形態1と異なる。
【0067】各店舗内でレジスタ100と中央サーバ3
00とが接続されており、中央サーバ300は、各店舗
の売上データ集計し、商品の在庫管理を行う。
【0068】図14は、図13に示したレジスタ100
のブロック図である。
【0069】レジスタ100の制御部101は、CPU
で構成されており、バス102を介してレジスタ100
の後述するハードウェア各部に接続されていて、ROM
103に格納された制御プログラムに従って、それらを
制御する。RAM104はSRAM又はフラッシュメモ
リ等で構成され、ROM103に格納された制御プログ
ラムの実行時に発生するデータを記憶する。
【0070】読取部106は、バーコードリーダ又はハ
ンディスキャナ等からなり、前述したように、商品に貼
付している商品コードを読取り、その商品に対する識別
情報を取得する。制御部101は、取得した識別情報に
基づき価格データベース111aを検索して、識別情報
に対応した価格情報を取得し、液晶表示装置等の表示部
107に取得した価格情報を表示する。
【0071】操作部108は、店員の操作指示を受ける
為に必要なテンキー、ファンクションキー等の操作キー
からなり、読取部106にて商品の識別情報を取得でき
なかった場合に、商品の価格を入力することができ、ま
た、顧客の年齢層、性別等の顧客情報をファンクション
キーを用いて入力できるようになっている。
【0072】レシート作成部109は、レシートを印刷
するための電子写真方式のプリンタであり、キャッシュ
トレイ110は、売上金を収めるためのものである。ま
た、レジスタ100には、クレジットカードによる購入
に対応するためにクレジットカード読取機を備えていて
もよい。
【0073】記憶部111は、ハードディスクのような
記憶装置からなり、記憶領域の一部は、商品の識別情報
とその商品の価格との対応関係を規定する価格データベ
ース111a、顧客の年齢層、性別等の顧客情報を記憶
する顧客データベース111b、及び広告用の画像デー
タの記憶場所を規定する広告画像データベース111c
として用いられており、必要に応じて各種データベース
にアクセスし、情報の記憶及び読取処理が行われる。
【0074】価格データベース111a、顧客データベ
ース111b、及び広告画像データベース111cは、
それぞれ図4又は図9に示した価格データベース206
a、顧客データベース206b、及び広告画像データベ
ース206cに等しいものである。
【0075】補助記憶部112は、本発明のコンピュー
タプログラム及びデータを記録したフロッピーディスク
又はCD−ROM等の記録媒体からコンピュータプログ
ラム及びデータを読取るフロッピーディスクドライブ又
はCD−ROMドライブからなり、読取られたコンピュ
ータプログラム及びデータは、記憶部111に記憶され
る。記憶部111に記憶されているコンピュータプログ
ラム及びデータはRAM104に読込まれ、制御部20
1が実行することで本発明のレジスタ100として動作
する。
【0076】更に、レジスタ100は、広告用の画像デ
ータを入力するために、スキャナ装置等の画像読取部1
13を備えており、入力された画像データは、広告ID
に対応付けられて記憶部111の所定の記憶場所に記憶
される。
【0077】図15は、POSシステムによりレシート
を作成する手順を示すフローチャートである。
【0078】まず、レジスタ100には、操作部108
から顧客の年齢層、性別等の顧客情報が入力される(ス
テップS81)。
【0079】制御部101は、入力された顧客情報は顧
客データベース111bに記憶させ(ステップS8
2)、顧客情報に基づき、広告用の画像データを選択す
る処理を行う(ステップS83)。広告用の画像データ
を選択する処理は、図7及び図8、又は図10及び図1
1に示した処理を用いることができる。
【0080】次いで、レジスタ100には、読取部10
6により読取られた商品の識別情報が入力される(ステ
ップS84)。制御部101は、価格データベース11
1aを参照して、ステップS84にて入力された識別情
報に対応する商品の価格情報を検索し(ステップS8
5)、検索した価格情報を表示部107に表示する(ス
テップS86)。次いで、制御部101は、合計キー1
08cの押下操作があるか否かを判断する(ステップS
87)。合計キー108cの押下操作がない場合(S8
7:NO)、全ての商品について識別情報が入力されて
いないものと判断し、処理をステップS85へ戻す。合
計キー108cの押下操作がある場合(S87:YE
S)、会計計算を実行する(ステップS88)。次い
で、ステップS83にて選択された画像データの画像と
会計計算の結果とを印刷することによりレシートを作成
する(ステップS89)。
【0081】本実施の形態では、中央サーバ300がレ
ジスタ100と同じ店舗内に設置されているが、このこ
とは必ずしも必要な構成要件ではなく、店舗外に中央サ
ーバ300が設置されていてもよい。
【0082】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明による場
合は、商品を識別する識別情報と商品の購入者を特定す
る購入者情報とを受付ける手段と、入力された識別情報
に対応付けられている価格情報を選択する手段とを備
え、価格情報に基づき会計情報を生成して出力するPO
Sシステムにおいて、予め記憶されている複数の広告情
報のうち、入力された商品の識別情報又は購入者情報に
基づき、1又は複数の広告情報を選択する手段を備え、
情報入出力装置は、選択された広告情報を会計情報と共
に出力するようにしている。したがって、レシートに印
刷する広告画像、又は文字広告等の広告情報を商品の識
別情報に基づき選択する場合、識別情報に対応する商品
が、例えば、パーソナルコンピュータ関係の雑誌である
場合には、パーソナルコンピュータの広告を示す画像デ
ータを選択することにより、前記雑誌を購入した者の興
味を引付けることができる広告を提供することが可能で
あり、広告を提供する企業にとっても、最も関心があり
そうな需要者に対して広告を提供することが可能とな
る。また、レシートに印刷する広告画像、又は文字広告
等を購入者情報に基づき選択する場合、購入者情報が、
30代の男性を示す情報である場合には、例えば、自動
車の宣伝広告を示す画像データを選択することにより、
購入者の興味を引付けることができる広告を提供するこ
とが可能であり、広告を提供する企業にとっても、最も
相応しい購入者層に広告を提供することが可能となる。
【0083】また、本発明による場合は、予め記憶され
ている複数の広告情報のうち、入力された商品の識別情
報又は購入者情報に基づき出力すべき広告情報を選択す
る手段を情報入出力装置に備えているため、サーバ装置
のような情報記憶装置を用意する必要はなく、小規模な
小売店にも導入することが可能なPOSシステムを提供
することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】POSシステムの構成を示す模式図である。
【図2】レジスタ及び店舗サーバのブロック図である。
【図3】操作部の構成例を示す模式図である。
【図4】各データベースの一例を示す概念図である。
【図5】POSシステムによりレシートを作成する手順
を示すフローチャートである。
【図6】POSシステムによりレシートを作成する手順
を示すフローチャートである。
【図7】広告用の画像データを選択する処理手順を示す
フローチャートである。
【図8】広告用の画像データを選択する処理手順を示す
フローチャートである。
【図9】各データベースの一例を示す概念図である。
【図10】POSシステムによりレシートを作成する手
順を示すフローチャートである。
【図11】POSシステムによりレシートを作成する手
順を示すフローチャートである。
【図12】広告用の画像データを選択する処理手順を示
すフローチャートである。
【図13】POSシステムの構成を示す模式図である。
【図14】レジスタのブロック図である。
【図15】POSシステムによりレシートを作成する手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 レジスタ 101 制御部 102 バス 103 ROM 104 RAM 105 通信部 106 読取部 107 表示部 108 操作部 109 レシート作成部 200 店舗サーバ 201 制御部 202 バス 203 ROM 204 RAM 205 通信部 206 記憶部 207 補助記憶部 300 中央サーバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を識別する識別情報の入力を受付け
    る手段と、入力された識別情報に対応付けられている商
    品の価格情報を選択する手段とを備え、選択された価格
    情報に基づき会計情報を生成し、該会計情報を出力すべ
    くなしてあるPOSシステムにおいて、 前記商品の購入者に関する購入者情報の入力を受付ける
    手段と、出力すべき広告情報を記憶する手段と、該手段
    に予め記憶されている複数の広告情報のうち、入力され
    た商品の識別情報又は購入者情報に基づき、1又は複数
    の広告情報を選択する手段とを備え、前記手段により選
    択された広告情報を生成した会計情報と共に出力すべく
    なしてあることを特徴とするPOSシステム。
  2. 【請求項2】 商品を識別する識別情報の入力を受付け
    る手段と、前記商品の購入者に関する購入者情報の入力
    を受付ける手段と、前記識別情報及び購入者情報を送信
    する手段と、入力された価格情報に基づき会計情報を生
    成する手段と、生成した会計情報を出力する手段とを備
    える情報入出力装置において、 入力された広告情報を生成した会計情報と共に出力すべ
    くなしてあることを特徴とする情報入出力装置。
  3. 【請求項3】 出力すべき広告情報を記憶する手段と、
    該手段に予め記憶されている複数の広告情報のうち、入
    力された商品の識別情報又は購入者情報に基づき、1又
    は複数の広告情報を選択する手段とを更に備えることを
    特徴とする請求項2に記載の情報入出力装置。
  4. 【請求項4】 入力された識別情報に対応付けられてい
    る商品の価格情報を選択する手段と、入力された購入者
    情報を記憶する手段と、前記価格情報を送信する手段と
    を備える情報記憶装置において、 広告情報を記憶する手段と、該手段により予め記憶され
    ている複数の広告情報のうち、入力された識別情報又は
    購入者情報に基づき、1又は複数の広告情報を選択する
    手段とを備えることを特徴とする情報記憶装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、入力された識別情報に
    対応付けられている商品の価格情報を選択させるステッ
    プを有するコンピュータプログラムにおいて、 コンピュータに、予め記憶されている複数の広告情報の
    うち、入力された識別情報又は購入者情報に基づき、1
    又は複数の広告情報を選択させるステップを有すること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、入力された識別情報に
    対応付けられている商品の価格情報を選択させるステッ
    プを有するコンピュータプログラムが記録されているコ
    ンピュータでの読取りが可能な記録媒体において、 コンピュータに、予め記憶されている複数の広告情報の
    うち、入力された識別情報又は購入者情報に基づき、1
    又は複数の広告情報を選択させるステップを有すること
    を特徴とするコンピュータプログラムが記録されている
    コンピュータでの読取りが可能な記録媒体。
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