JP2003022387A - 店舗運営システム - Google Patents

店舗運営システム

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JP2003022387A
JP2003022387A JP2001205189A JP2001205189A JP2003022387A JP 2003022387 A JP2003022387 A JP 2003022387A JP 2001205189 A JP2001205189 A JP 2001205189A JP 2001205189 A JP2001205189 A JP 2001205189A JP 2003022387 A JP2003022387 A JP 2003022387A
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Mamoru Kotake
守 小竹
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Corochan Kk
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Corochan Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機を用いて、有線の通信回線が引か
れていないような店舗においても利用可能な店舗運営シ
ステムを提供する。 【解決手段】 インターネット3に接続可能であって店
舗側で用いられる携帯電話機2と、携帯電話機2とイン
ターネット3を介して交信可能なサーバ1と、を備え、
サーバ1が、店舗で必要な物品を仕入先に発注するため
の発注数量を含む発注データの入力画面を携帯電話機2
に送信する手段と、携帯電話機2から受信した発注デー
タに基づいて、物品を仕入先に発注するための第1の発
注情報を作成して出力する第1の発注手段と、を有する
ように、店舗運営システムを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗運営システム
に関し、特に、インターネットに接続可能な携帯電話機
を用いて移動型店舗に適した店舗運営システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フランチャイズチェーン等の多数
の店舗を運営するためのシステムとしては、店舗側に設
置されたパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと言
う。)やPOS(Point Of Sales)端末
から通信回線を介して、本部側に設置されたサーバに発
注データや売上データを送信し、本部側において仕入先
への発注や売上管理を行うものが一般的であった。
【0003】しかし、このような従来のシステムでは、
パソコン等の設置に伴う費用が発生して運営コストの上
昇を招き、また、仮設店舗や移動販売車等の移動型店舗
には、有線の通信回線が引かれてないため利用できない
という問題があった。
【0004】また、有線の通信回線が引かれてないよう
な場所においても、ノートパソコンに携帯電話機を組み
合わせて、他のコンピュータと交信することは可能であ
るが、パソコンの操作に慣れていない者にとっては操作
が難しく、操作方法の習熟に時間がかかるので、短期勤
務者が多いような店舗を運営する場合には不適当である
という問題があった。
【0005】かかる問題を解決するため、特開平6−3
18218号公報に示す商品の発注、受注システムにお
いては、商品発注用操作タブレットを公衆電話回線に接
続することにより、パソコン等を使用せずに簡単な操作
で商品の受発注が行えるシステムを提供している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報には
有線の公衆電話回線に接続する例は示されているが、無
線による接続例は示されてなく、有線の公衆電話回線が
引かれていないような店舗においては、やはり利用する
ことが困難であった。また、上記公報のシステムは、電
話機とは別の専用の商品発注用操作タブレットを設置し
なければならず、やはり、運営コストが上昇してしまう
という問題があった。
【0007】この発明は、上述した問題を解決するもの
であり、専用の機器を用いることなく安価で操作が簡単
な携帯電話機を用いて、移動型店舗等、有線の通信回線
が引かれていないような店舗においても容易に利用可能
であり、低コストで店舗を運営可能な店舗運営システム
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の店舗運営システ
ムは、インターネットに接続可能であって店舗側で用い
られる携帯電話機と、前記携帯電話機とインターネット
を介して交信可能なサーバと、を備えたものであって、
前記サーバが、店舗で必要な物品を仕入先に発注するた
めの発注数量を含む発注データの入力画面を、インター
ネットを介して前記携帯電話機に送信する発注データ入
力画面送信手段と、前記携帯電話機からインターネット
を介して受信した前記発注データに基づいて、前記物品
を仕入先に発注するための第1の発注情報を作成して出
力する第1の発注手段と、を有することを特徴とする。
【0009】なお、画面を携帯電話機に送信するとは、
画面を表示するためのデータを携帯電話機に送信すると
いう意である。
【0010】また、前記サーバが、前記物品の店舗にお
ける基準在庫数量を格納した在庫データベースと、前記
物品の店舗における実在庫数量を含む在庫データの入力
画面を、インターネットを介して前記携帯電話機に送信
する在庫データ入力画面送信手段と、前記携帯電話機か
らインターネットを介して受信した前記在庫データ中の
前記実在庫数量と、前記在庫データベースから取得した
前記基準在庫数量と、に基づいて、前記物品の店舗にお
ける在庫が前記基準在庫数量を満たすように前記物品を
仕入先に発注するための第2の発注情報を作成して出力
する第2の発注手段と、をさらに有することが好まし
い。
【0011】また、前記サーバが、前記物品の売上デー
タの入力画面を、インターネットを介して前記携帯電話
機に送信する売上データ入力画面送信手段と、前記携帯
電話機からインターネットを介して受信した前記売上デ
ータに基づいて、前記物品の売上情報を作成して出力す
る売上情報出力手段と、をさらに有することが好まし
い。
【0012】また、前記サーバが、勤務者を識別するた
めの識別データを含む出退勤データの入力画面を、イン
ターネットを介して前記携帯電話機に送信する出退勤デ
ータ入力画面送信手段と、前記携帯電話機からインター
ネットを介して受信した前記出退勤データに基づいて、
勤務者毎の勤務時間を計算し、前記勤務時間を含む勤怠
情報を作成して出力する勤怠情報出力手段と、をさらに
有することが好ましい。
【0013】また、前記サーバが、計算した前記勤務時
間に基づいて、勤務者毎の給与額を計算し、前記給与額
を含む給与情報を作成して出力する給与情報出力手段
を、さらに有することが好ましい。
【0014】本発明のサーバは、店舗で必要な物品を仕
入先に発注するための発注数量を含む発注データの入力
画面を、インターネットを介して携帯電話機に送信する
発注データ入力画面送信手段と、前記携帯電話機からイ
ンターネットを介して受信した前記発注データに基づい
て、前記物品を仕入先に発注するための第1の発注情報
を作成して出力する第1の発注手段と、前記物品の店舗
における基準在庫数量を格納した在庫データベースと、
前記物品の店舗における実在庫数量を含む在庫データの
入力画面を、インターネットを介して前記携帯電話機に
送信する在庫データ入力画面送信手段と、前記携帯電話
機からインターネットを介して受信した前記在庫データ
中の前記実在庫数量と、前記在庫データベースから取得
した前記基準在庫数量と、に基づいて、前記物品の店舗
における在庫が前記基準在庫数量を満たすように前記物
品を仕入先に発注するための第2の発注情報を作成して
出力する第2の発注手段と、を有することを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の店舗
運営システム(以下、本システムと言う。)について、
図面に基づいて説明する。本システムにおいては、商品
の発注数量、販売数量、在庫数量等についてはすべて個
数を用いるので、発注数量、販売数量、在庫数量等と言
う代わりに、発注数、販売数、在庫数等と言う。
【0016】本システムは、図1に示すように、本部に
設けられたサーバ1と、店舗側で用いられる携帯電話機
2とを備えている。ここで、店舗側で用いられるとは、
携帯電話機2は持ち運び可能であることから、店舗内で
用いられる場合に限らず、店舗外であっても店舗の運営
のために用いられる場合を含む意である。なお、本シス
テムにおいて店舗は複数存在し、これに応じて携帯電話
機2も複数存在するが、説明の簡単のため図1では1台
しか図示しない。
【0017】サーバ1はインターネット3に接続されて
おり、携帯電話機2はi−mode(登録商標)等によ
りインターネット3に接続可能な機種である。したがっ
て、サーバ1と携帯電話機2とはインターネット3を介
して互いに交信可能である。また、サーバ1は、仕入先
に設けられたコンピュータ5と電話回線4を介して接続
されており、サーバ1とコンピュータ5とは互いに交信
可能である。さらに、サーバ1は、LAN(Local
Area Network)6を介して本部内の他の
コンピュータ7と接続されており、サーバ1とコンピュ
ータ7とは互いに交信可能である。
【0018】サーバ1は、Webサーバとして機能する
Webサーバ部1aと、DBサーバ(データベースサー
バ)として機能するDBサーバ部1bと、APサーバ
(アプリケーションサーバ)として機能するAPサーバ
部1cとを備えている。
【0019】Webサーバ部1aは、各種の画面を携帯
電話機2に表示するためのデータ(例えば、Compa
ct HTML等で記述されたデータ)を有しており、
携帯電話機2からの要求に応じて該当するデータを送信
したり、携帯電話機2から受信したデータをDBサーバ
部1bやAPサーバ部1cに渡したり、DBサーバ部1
bやAPサーバ部1cから受け取ったデータを携帯電話
機2に送信したりするように構成されている。すなわ
ち、Webサーバ部1aは、DBサーバ部1bやAPサ
ーバ部1cと共同して、発注データ入力画面送信手段、
在庫データ入力画面送信手段、売上データ入力画面送信
手段、出退勤データ入力画面送信手段として機能する。
【0020】DBサーバ部1bは、店舗マスターファイ
ル11(図2参照)、商品マスターファイル12(図2
参照)、仕入先マスターファイル13(図2参照)、在
庫データベースである在庫マスターファイル14(図2
参照)、発注データファイル15(図2参照)、売上集
計ファイル16(図3参照)、給与マスターファイル1
7(図3参照)、給与ファイル18(図3参照)等を有
しており、Webサーバ部1a、APサーバ部1c、ま
たは、コンピュータ7からの要求に応じて該当するファ
イルを検索したり更新したりするように構成されてい
る。
【0021】ここで、店舗マスターファイル11には、
コンピュータ7からサーバ1に入力された店舗毎の店舗
マスターデータが格納されており(図2のS01参
照)、店舗マスターデータには、店舗コード、店舗名、
住所、電話番号等が含まれている。
【0022】商品マスターファイル12には、コンピュ
ータ7からサーバ1に入力された商品毎の商品マスター
データが格納されており(図2のS02参照)、商品マ
スターデータには、商品種類、商品コード、商品名、単
位、入数、単価、その商品の仕入先の仕入先コード等が
含まれている。ここで、商品種類とは商品の分類であ
り、例えば商品種類「コロッケ」の中には、通常のコロ
ッケ、牛肉コロッケ、ツナサラダコロッケ等複数の商品
が含まれ、これらの商品毎に商品コードが付されてい
る。また、商品とは、店舗で販売される商品に限らず、
店舗で必要な物品の意であり、店舗で使用される備品、
消耗品等も含む。また、単位とは仕入の単位となるケー
ス、箱等を言い、入数とは単位あたりの個数を言う。
【0023】仕入先マスターファイル13には、コンピ
ュータ7からサーバ1に入力された仕入先毎の仕入先マ
スターデータが格納されており(図2のS03参照)、
仕入先マスターデータには、仕入先コード、仕入先名、
住所等が含まれている。
【0024】在庫マスターファイル14には、コンピュ
ータ7からサーバ1に入力された店舗毎の在庫マスター
データが格納されており、在庫マスターデータには、店
舗コード、その店舗で在庫されるべき各商品の商品コー
ド・実在庫数(以下、単に在庫数とも言う。)・基準在
庫数・最大在庫数等が含まれている。ただし、在庫数
は、携帯電話機2からサーバ1に入力された在庫データ
に基づいて更新される。また、基準在庫数とは、各店舗
における各商品の適切な在庫数として定められたもので
あり、店舗毎及び商品毎に、その店舗の冷蔵庫の容量や
その商品の売れ行き等に応じて定められる。そして、基
準在庫数は、各店舗における各商品の在庫数の上限とし
て定められた最大在庫数以下とされる。
【0025】発注データファイル15には、本部から仕
入先に商品を発注するための発注データ(以下、店舗か
ら本部に送信された発注データや、在庫データに基づい
て作成された発注データと区別するため、本部発注デー
タと言う。)が格納される(図2のS04、S11、S
12参照)。本部発注データには、仕入先コード、発注
日、希望納品日、店舗コード、発注番号、発注する商品
についての商品コード・発注数・単位・入数・総数・単
価・金額・消費税等が含まれる。
【0026】売上集計ファイル16には、携帯電話機2
からサーバ1に入力された売上データに基づいて作成さ
れる売上日計データや売上集計データが格納される(図
3のS20、S21、S22参照)。売上日計データに
は、年月日、店舗コード、販売金額合計、ロス金額合
計、値引金額合計等が含まれる。売上集計データには、
年月日、店舗コード、商品コード、午前の販売数、午後
の販売数、合計販売数、ロス数、在庫数、合計販売金額
等が含まれる。
【0027】給与マスターファイル17には、コンピュ
ータ7からサーバ1に入力された社員毎の給与マスター
データが格納されており(図3のS33参照)、給与マ
スターデータには、店舗コード、その店舗に勤務する社
員の社員コード・時給・各種手当額・控除額・交通費等
が含まれている。
【0028】給与ファイル18には、携帯電話機2から
サーバ1に入力された出退勤データに基づいて計算され
る社員毎の給与データが格納される(図3のS28、S
29、S31、S35、S36参照)。給与データに
は、年月、店舗コード、その店舗に勤務する社員の社員
コード、その社員のその年月における通常勤務時間・時
間外勤務時間・給与額・各種手当額・控除額・交通費等
が含まれる。
【0029】また、APサーバ部1cは、在庫データか
ら発注データを作成する発注データ作成プログラム、発
注データを集計して本部発注データを作成する発注デー
タ集計プログラム、本部発注データに基づいて発注情報
を作成して出力する発注情報作成出力プログラム、売上
データを集計して売上集計データを作成する売上集計プ
ログラム、売上集計データに基づいて売上情報を作成し
て出力する売上情報作成出力プログラム、在庫データを
集計する在庫集計プログラム、社員毎の勤務時間を計算
する勤務時間計算プログラム、計算された勤務時間に基
づいて勤怠情報を作成して出力する勤怠情報作成出力プ
ログラム、計算された勤務時間に基づいて給与を計算し
て給与データを作成する給与計算プログラム、給与デー
タに基づいて給与情報を作成して出力する給与情報作成
出力プログラム等の各種業務プログラムを有しており、
必要に応じてこれらのプログラムを実行するように構成
されている。すなわち、APサーバ部1cは、Webサ
ーバ部1aやDBサーバ部1bと共同して、第1の発注
手段、第2の発注手段、売上情報出力手段、勤怠情報出
力手段、給与情報出力手段として機能する。
【0030】以下、本システムの動作について、発注処
理、売上集計処理、在庫集計処理、勤務時間計算処理、
給与計算処理に分けて説明する。なお、以下の説明にお
いて、サーバ1が携帯電話機2に画面を表示すると言う
ときは、サーバ1が携帯電話機2に画面を表示するため
のデータを送信し、携帯電話機2に備わっているWeb
ブラウザが携帯電話機2に画面を表示すると言う意であ
る。 1.発注処理 発注処理には、携帯電話機2から入力された発注データ
に基づいて第1の発注情報を作成し出力する場合(以
下、端末発注と言う。)と、携帯電話機2から入力され
た在庫データに基づいて第2の発注情報を作成し出力す
る場合(以下、自動発注と言う。)とがあるので、以
下、これらの場合に分けて説明する。
【0031】1−1.端末発注の場合 1−1−1.発注データの入力 店舗に勤務している者等、店舗側の者(以下、ユーザと
言う。)が、図4に示すような携帯電話機2において、
インターネット3に接続し所定のURLを入力すると、
サーバ1は携帯電話機2にログオン画面(図示せず)を
表示する。ユーザがログオン画面において所定の店舗コ
ードとパスワードとを入力すると、サーバ1は図5に示
すようなメニュー画面G01を表示する。
【0032】メニュー画面G01において、ユーザが
「発注入力」を選択すると、サーバ1は図6に示すよう
な発注入力画面G02を携帯電話機2に表示する。この
発注入力画面G02と後述する発注数入力画面G03と
が、発注データ入力画面に相当する。なお、メニューか
ら項目を選択する場合は、携帯電話機2において、選択
したい項目に付されている番号(例えば、図5の例で
「発注入力」を選択する場合は「3」)の番号キー10
を押下し、あるいは、選択キー8を操作して選択したい
項目を選択し、決定キー9を押下する。
【0033】ユーザは、発注入力画面G02において、
発注種類欄21に発注種類を入力し、商品種類欄22に
発注する商品の種類を入力し、納品日欄23に希望する
納品日を入力する。ここで、発注種類とは、仕入先に発
注する発注日を表し、「当日」または「翌日」が選択で
きる。なお、当日とは携帯電話機2からサーバ1に発注
データが送信された当日である。
【0034】また、本システムでは当日発注・翌日納品
を基本としており、納品日欄23には、当日の翌日の日
付けが最初に表示される。例えば、図6の例では当日が
12月15日であり、その翌日の12月16日が納品日
として表示される。この納品日を変更したい場合には、
ユーザは、選択キー8を操作して納品日欄23を選択
し、決定キー9を押下する。すると、発注入力画面G0
2には図7に示すような納品日メニュー25が表示され
るので、ユーザは、この納品日メニュー25から選択す
ることにより、図8に示すように納品日欄23に希望の
納品日を入力することができる。ユーザは、発注種類や
商品の種類についても、納品日と同様にメニューから選
択することにより入力することができる。なお、当日の
発注については発注処理にかかる時間を勘案して時刻に
制限が設けられており、当日の所定の時刻を過ぎると発
注種類については「翌日」しか選択できないように構成
されている。
【0035】ユーザが発注入力画面G02において「E
NT」ボタン24を押下すると、サーバ1は図9に示す
ような発注数入力画面G03を携帯電話機2に表示す
る。なお、「ENT」ボタン24等の画面上のボタンを
押下する場合には、選択キー8を操作して画面上のボタ
ンを選択し、決定キー9を押下する。
【0036】ユーザが発注数入力画面G03において、
発注したい商品の発注数入力欄26を選択キー8により
選択し、決定キー9を押下すると、サーバ1は図10に
示すような編集画面G04を携帯電話機2に表示する。
ユーザは、携帯電話機2の番号キー10を押下して編集
画面G04に発注数を入力し、決定キー9を押下するこ
とにより、図11に示すように発注数入力欄26に発注
数を入力することができる。同様にして、ユーザが発注
したいすべての商品の発注数入力欄26に発注数を入力
した後、発注数入力画面G03に設けられた「ENT」
ボタン(図示せず)を押下すると、携帯電話機2は、店
舗コード、発注種類(すなわち、発注日)、希望納品
日、発注する各商品の商品コード及び発注数等を含む発
注データをサーバ1に送信する(図2のS04)。サー
バ1は、受信した発注データを記憶しておき、図12に
示すような発注受付完了画面G05を携帯電話機2に表
示する。
【0037】なお、同じ店舗から同じ商品についての発
注データが複数送信された場合には、後に送信された発
注データにより前に送信され記憶されていた発注データ
が更新される。
【0038】1−1−2.発注データの集計と発注情報
の作成出力 サーバ1は、例えば毎日所定の時刻に、発注データ集計
プログラムを実行して発注データを集計する。すなわ
ち、サーバ1は、記憶しておいた発注データを参照し
て、発注データ中の店舗コードに対応する店舗名等を店
舗マスターファイル11から取得し(図2のS08)、
発注データ中の商品コードに対応する商品名、単位、入
数、単価、仕入先コード等を商品マスターファイル12
から取得し(S09)、その仕入先コードに対応する仕
入先名等を仕入先マスターファイル13から取得して
(S10)、発注データを集計し(S11)、本部発注
データを作成して発注データファイル15に格納する
(S12)。このとき、サーバ1は、同じ店舗から同じ
仕入先への発注であって、同じ発注日で同じ希望納品日
の本部発注データには、同じ発注番号を与える。また、
サーバ1は、発注日毎に更には店舗毎に発注データを集
計し(S11)、各発注日において各店舗が発注する商
品の商品コード、商品名、発注数を一覧表示した発注プ
ルーフリストを印刷出力する(S16)。
【0039】そして、サーバ1は発注情報作成出力プロ
グラムを実行し、同じ発注番号を有する本部発注データ
を検索して、仕入先の住所・仕入先名、発注する店舗の
住所・店舗名、発注日、希望納品日、発注番号、発注す
る商品の商品コード・商品名・発注数・単位・入数・総
数・単価等を含む第1の発注情報を作成して出力する。
このとき、サーバ1は、オンライン接続されていない仕
入先については、第1の発注情報として、図28に示す
ような発注書を印刷出力する(S13)。この発注書は
FAX(ファクシミリ)で仕入先に送付される(S1
4)。また、サーバ1は、オンライン接続されている仕
入先については、第1の発注情報を電子データとして作
成しコンピュータ5(図1参照)に送信する(S1
5)。
【0040】1−2.自動発注の場合 1−2−1.在庫データの入力 ユーザは、端末発注の場合と同様にしてメニュー画面G
01を携帯電話機2に表示させる。このメニュー画面G
01において、ユーザが「売上入力メニュー」を選択す
ると、サーバ1は図13に示すような売上報告メニュー
画面G06を携帯電話機2に表示する。ユーザが売上報
告メニュー画面G06において「在庫数入力」を選択す
ると、サーバ1は、図14に示すように、商品毎の在庫
数入力欄36と「ENT」ボタン(図示せず)とが設け
られた在庫数入力画面G14を携帯電話機2に表示す
る。この在庫数入力画面G14が在庫データ入力画面に
相当する。
【0041】ユーザが在庫数入力欄36に各商品の在庫
数を入力し、「ENT」ボタンを押下すると、携帯電話
機2は店舗コード、各商品の商品コード及び在庫数等を
含む在庫データをサーバ1に送信し(図2のS05)、
サーバ1は在庫数入力完了画面(図示せず)を携帯電話
機2に表示する。この在庫数入力完了画面は、図12に
示す発注受付完了画面G05と同様に構成されており、
ユーザが入力した各商品の在庫数が一覧表示されてい
る。また、サーバ1は、在庫データを受信当日の売上デ
ータの一部として記憶しておく。
【0042】1−2−2.発注データの作成 サーバ1は、受信した在庫データ中の店舗コードに基づ
いて、在庫マスターファイル14から該当する店舗の在
庫マスターデータを検索し、各商品の基準在庫数を取得
する。そして、各商品の基準在庫数から在庫データ中の
該当する商品の在庫数を減じることにより、各商品の発
注数を算出し、店舗コード、発注種類、希望納品日、発
注する各商品の商品コード及び発注数等を含む発注デー
タを作成する(S06)。ここで、発注種類すなわち発
注日は、在庫データの受信日の所定の時刻までは「当
日」とされ、受信日の所定の時刻を過ぎていれば「翌
日」とされる。また、希望納品日は発注日の翌日とされ
る。サーバ1は、作成した発注データを記憶しておく。
【0043】1−2−3.発注データの集計と発注情報
の作成出力 発注データの作成後、サーバ1は、端末発注の場合と同
様の処理を行う。すなわち、サーバ1は、発注データ集
計プログラムを実行し、作成した発注データに基づいて
本部発注データを作成して発注データファイル15に格
納する(S11、S12)。また、サーバ1は、作成し
た発注データを発注日毎に更には店舗毎に集計し(S1
1)、各発注日において各店舗が発注する商品の商品コ
ード、商品名、報告された(すなわち、受信した)在庫
数、基準在庫数、最大在庫数、発注数等を一覧表示した
発注プルーフリストを印刷出力する(S16)。
【0044】そして、サーバ1は発注情報作成出力プロ
グラムを実行し、本部発注データに基づいて、オンライ
ン接続されていない仕入先には図28に示すような発注
書の形式で、オンライン接続されている仕入先には電子
データの形式で、第1の発注情報と同様の内容を有する
第2の発注情報を作成して出力する(S13、S1
5)。
【0045】なお、在庫データを受信しても、同じ店舗
の携帯電話機2から受信した(すなわち、端末発注され
た)同じ商品についての発注データが存在する場合に
は、サーバ1は、端末発注された発注データを優先して
用いる。すなわち、サーバ1は、端末発注された発注デ
ータに基づいて第1の発注情報を作成して出力し、在庫
データに基づく発注データの作成、及び、第2の発注情
報の作成出力は行わない。 2.売上集計処理 2−1.売上データの入力 図5に示すメニュー画面G01において、ユーザが「売
上報告メニュー」を選択すると、サーバ1は図13に示
すような売上報告メニュー画面G06を携帯電話機2に
表示する。ユーザが売上報告メニュー画面G06におい
て「販売数AM入力」を選択すると、サーバ1は図15
に示すような販売数AM入力画面G07を携帯電話機2
に表示する。この販売数AM入力画面G07、及び、後
述する販売数PM入力画面、ロス数入力画面、精算入力
画面が、売上データ入力画面に相当する。
【0046】ユーザが販売数AM入力画面G07におい
て、図16に示すように各商品の午前の販売数を販売数
入力欄27に入力し、決定キー9を押下すると、サーバ
1は図17に示すように、入力した各商品の販売数が一
覧表示された販売数AM入力完了画面G08を携帯電話
機2に表示する。
【0047】ユーザが販売数を確認後、販売数AM入力
完了画面G08に設けられた売上報告メニュー画面G0
6へ戻るためのボタン(図示せず)を押下すると、携帯
電話機2は、店舗コード、各商品の商品コード及び午前
の販売数等を含む午前の売上データをサーバ1に送信し
(図3のS20)、サーバ1は売上報告メニュー画面G
06を携帯電話機2に再表示する。
【0048】ユーザが、売上報告メニュー画面G06に
おいて「販売数PM入力」を選択すると、サーバ1は、
販売数AM入力完了画面G08と同様に構成された販売
数PM入力画面(図示せず)を携帯電話機2に表示す
る。ユーザが、販売数PM入力画面において各商品の午
後の販売数の入力を行うと、携帯電話機2は、店舗コー
ド、各商品の商品コード及び午後の販売数等を含む午後
の売上データをサーバ1に送信する(S20)。
【0049】また、ユーザが、売上報告メニュー画面G
06において「ロス数入力」を選択すると、サーバ1
は、販売数AM入力完了画面G08と同様に構成された
ロス数入力画面(図示せず)を携帯電話機2に表示す
る。ユーザが、ロス数入力画面において各商品のその日
のロス数の入力を行うと、携帯電話機2は、店舗コー
ド、各商品の商品コード及びロス数等を含むロス数デー
タをサーバ1に送信する(S20)。なお、ロス数と
は、破損等により販売不可能となった商品の数を言う。
【0050】また、ユーザが、売上報告メニュー画面G
06において「精算入力」を選択すると、サーバ1は図
18に示すような精算入力画面G09を携帯電話機2に
表示する。ユーザが精算入力画面G09において、図1
9に示すように、値引割引欄28、消耗品代欄29、現
金過不足欄30、銀行入金額欄31、消費税欄32にそ
れぞれ該当する金額を入力し、「ENT」ボタン38を
押下すると、携帯電話機2は入力された各金額のデータ
を含む精算データをサーバ1に送信する。精算データを
受信したサーバ1は、図20に示すような精算受付完了
画面G10を携帯電話機2に表示する。
【0051】サーバ1は、受信した午前の売上データ、
午後の売上データ、ロス数データ、及び、精算データ
を、受信当日の売上データとして記憶しておく。
【0052】2−2.売上データの集計と売上情報の作
成出力 ユーザが図13に示す売上報告メニュー画面G06にお
いて「売上報告照会」を選択すると、サーバ1は、該当
する店舗の照会当日の売上データを参照して、図21に
示すように、各商品の午前の販売数・午後の販売数・在
庫数・ロス数、及び、商品全体の売上金額等が表示され
た売上報告照会画面G15を携帯電話機2に表示する。
この売上報告照会画面G15は売上情報に相当する。
【0053】サーバ1は、例えば毎日所定の時刻に、売
上集計プログラムを実行して、売上データを日毎に、更
には店舗毎に集計して売上日計データを作成し、また、
売上データを日毎に、店舗毎に、更には商品毎に集計し
て売上集計データを作成し(図3のS21)、売上集計
ファイル16に格納する(S22)。
【0054】そして、サーバ1は、例えば毎月末日に、
売上情報作成出力プログラムを実行して、売上集計ファ
イル16を検索し、店舗毎に当該月の日毎の売上金額等
を表した売上日計表や、店舗毎に当該月の商品毎の販売
数、売上金額等を表した売上集計表(図29参照)等を
印刷出力する(S23)。これらの売上日計表及び売上
集計表も売上情報に相当する。 3.在庫集計処理 サーバ1は、例えば毎日営業時間終了後の所定の時刻
に、在庫集計プログラムを実行して、日毎に、更には店
舗毎に在庫データを集計し(図3のS25)、在庫マス
ターファイル14中の在庫数を更新する(S26)。そ
して、サーバ1は、在庫情報として、店舗毎に在庫され
ている各商品の商品コード、商品名、在庫数、基準在庫
数、最大在庫数等を一覧表示する在庫品リストを印刷出
力する(S27)。 4.勤務時間計算処理 4ー1.出退勤データの入力 ユーザは、出退勤時に携帯電話機2に出退勤データを入
力するため、図5に示すメニュー画面G01において
「出退勤入力」を選択する。すると、サーバ1は図22
に示すような出退勤入力画面G11を携帯電話機2に表
示する。この出退勤入力画面G11が出退勤データ入力
画面に相当する。
【0055】ユーザは、出退勤入力画面G11の社員コ
ード欄33に、図23に示すように社員毎の識別データ
である社員コードを入力し、さらに、図24に示すよう
な出退理由メニュー35から出退理由を選択して、出退
理由欄34に図25に示すように出退理由を入力する。
そして、ユーザが「ENT」ボタン39を押下すると、
サーバ1は、図26に示すように、ユーザが入力した社
員コード及び出退理由と、携帯電話機2から取得した日
付及び時刻とを、出退勤入力確認画面G12に表示す
る。
【0056】ユーザが出退勤入力確認画面G12におい
て表示内容を確認後、「ENT」ボタン40を押下する
と、携帯電話機2はサーバ1に、店舗コード、社員コー
ド、出退理由、日付、時刻等を含む出退勤データを送信
する(図3のS28)。出退勤データを受信したサーバ
1は、図27に示すような出退勤受付完了画面G13を
携帯電話機2に表示し、受信した出退勤データを記憶し
ておく。
【0057】4−2.勤務時間の計算と勤怠情報の作成
出力 サーバ1は、例えば毎月所定の締め日に、勤務時間計算
プログラムを実行して、出退勤データに基づいて社員毎
の勤務時間を計算する(S29)。このとき、サーバ1
は、出退理由から、出勤か退勤かそれ以外かを知ること
ができる。そして、サーバ1は勤怠情報作成出力プログ
ラムを実行し、勤怠情報として、図30に示すように店
舗毎にその月の各社員の毎日の勤務時間及び合計の勤務
時間が表示された勤務時間集計表を印刷出力する(S3
0)。 5.給与計算処理 サーバ1は上記した勤務時間計算処理の後、給与計算プ
ログラムを実行する。すなわち、サーバ1は、給与マス
ターファイル17を参照し(S34)、社員毎の勤務時
間に基づいて社員毎の給与を計算し(S31、S3
5)、社員毎の給与データを作成して給与ファイル18
に格納する(S36)。なお、このときサーバ1は、時
間修正のために入力された給与データがあれば、その給
与データを参照して修正を行う(S32)。
【0058】そして、サーバ1は給与情報作成出力プロ
グラムを実行して、給与ファイル18を検索して必要な
集計を行い、給与情報として、社員毎の給与明細書、組
織別の給与総括表、給与支給合計表、給与控除合計表等
を印刷出力する(S37)。
【0059】上述したように、本システムは、携帯電話
機2を用いて商品の発注や売上データの入力等ができる
ので、移動型店舗等、有線の通信回線が引かれていない
ような店舗においても容易に利用することができる。
【0060】また、本システムは、汎用性があり安価な
携帯電話機2を用いて、商品の発注や売上データ、在庫
データ等の入力ができるので、各店舗に専用の機器を設
置したり通信回線を引いたりする必要がなく、低コスト
で店舗を運営できる。
【0061】また、本システムは、携帯電話機2に表示
された画面を見ながらデータを入力すればよいので、操
作が簡単である。特に、通常の通話やメール交換に携帯
電話機2を利用している者は多いので、パソコンの操作
に慣れていない者であっても、携帯電話機2の操作には
慣れている者が多い。したがって、本システムにおける
携帯電話機2の操作にも、多くの者が短期間で習熟可能
である。
【0062】また、本システムは、サーバ1が携帯電話
機2の画面上に商品名を一覧表示するので、商品の廃止
や追加により一覧表示すべき商品名に変動があった場合
も、本部側で一括して変更可能であり、専用の操作タブ
レットを用いた場合のように、各店舗の操作タブレット
のキー表示やメモリ内容等を変更するといった手間は不
要である。
【0063】また、本システムは、携帯電話機2から入
力された在庫データに基づいて、サーバ1が基準在庫数
に足りない分を自動発注するので、発注数が多過ぎて最
大在庫数を超えてしまったり、発注数が少な過ぎて在庫
が不足してしまうような発注ミスを防止することがで
き、各店舗が各商品を適切な在庫数である基準在庫数だ
け在庫しておくことが可能となる。
【0064】また、本システムは、携帯電話機2から入
力された売上データに基づいて、サーバ1が売上情報を
出力するので、その売上情報を参考にして、例えば売上
の多い地域に店舗を移動させたり、売上が少ない商品の
基準在庫数を減らす等、店舗の運営に役立てることがで
きる。
【0065】また、本システムは、携帯電話機2を用い
て出退勤データの入力ができ、その出退勤データに基づ
いてサーバ1が勤怠情報を出力するので、各店舗にタイ
ムレコーダーを設置する必要がなく、低コストで店舗を
運営できる。
【0066】さらに、本システムは、携帯電話機2から
入力された出退勤データに基づいて、サーバ1が給与額
を計算して給与情報を出力するので、給与情報を効率よ
く取得することができる。
【0067】なお、本システムにおいては、ハードウェ
ア的に1つのサーバコンピュータであるサーバ1に、W
ebサーバ、DBサーバ、及び、APサーバとしての機
能を持たせたが、本発明のサーバは、ハードウェア的に
1つのサーバコンピュータとは限らず、ハードウェア的
に複数のサーバコンピュータを含むように構成してもよ
い。例えば、本発明のサーバを、互いに接続されたハー
ドウェア的に3つのサーバコンピュータを含むものと
し、Webサーバ、DBサーバ、及び、APサーバとし
ての機能をそれぞれ別のサーバコンピュータに持たせて
もよい。
【0068】また、本システムにおいては、例えば、発
注データ入力画面を発注入力画面と発注数入力画面とに
分けて構成したが、これらを1つの画面に構成する等、
画面の構成は種々の形態を取り得る。また、本システム
においては、売上データとして各商品の販売数を入力す
ることとしたが、各商品の販売金額を入力することとし
てもよい。また、本システムにおいては、商品の発注数
量、販売数量、在庫数量等についてはすべて個数を用い
たが、商品によっては重量、容量等の量を用いてもよ
い。
【0069】さらに、出力される発注情報、売上情報、
勤怠情報、給与情報も本システムにおいて示されたもの
に限られず、種々の形態を取り得る。
【0070】すなわち、特許請求の範囲を逸脱しない範
囲で構成は自由に変更できる。
【0071】
【発明の効果】本発明の店舗運営システムは、インター
ネットに接続可能であって店舗側で用いられる携帯電話
機と、前記携帯電話機とインターネットを介して交信可
能なサーバと、を備えたものであって、前記サーバが、
店舗で必要な物品を仕入先に発注するための発注数量を
含む発注データの入力画面を、インターネットを介して
前記携帯電話機に送信する発注データ入力画面送信手段
と、前記携帯電話機からインターネットを介して受信し
た前記発注データに基づいて、前記物品を仕入先に発注
するための第1の発注情報を作成して出力する第1の発
注手段と、を有することを特徴とする。したがって、携
帯電話機を用いて発注が行えるので、移動型店舗等、有
線の通信回線が引かれていないような店舗においても容
易に利用可能である。また、汎用性があり安価な携帯電
話機を用いるので、各店舗に専用の機器を設置したり通
信回線を引いたりする必要がなく、低コストで店舗を運
営できる。さらに、画面上で発注データを入力できるの
で操作が簡単である。
【0072】また、前記サーバが、前記物品の店舗にお
ける基準在庫数量を格納した在庫データベースと、前記
物品の店舗における実在庫数量を含む在庫データの入力
画面を、インターネットを介して前記携帯電話機に送信
する在庫データ入力画面送信手段と、前記携帯電話機か
らインターネットを介して受信した前記在庫データ中の
前記実在庫数量と、前記在庫データベースから取得した
前記基準在庫数量と、に基づいて、前記物品の店舗にお
ける在庫が前記基準在庫数量を満たすように前記物品を
仕入先に発注するための第2の発注情報を作成して出力
する第2の発注手段と、をさらに備えることとすれば、
各店舗が各商品を基準在庫数量だけ在庫しておくことが
可能となる。
【0073】また、前記サーバが、前記物品の売上デー
タの入力画面を、インターネットを介して前記携帯電話
機に送信する売上データ入力画面送信手段と、前記携帯
電話機からインターネットを介して受信した前記売上デ
ータに基づいて、前記物品の売上情報を作成して出力す
る売上情報出力手段と、をさらに有することとすれば、
出力された売上情報を店舗の運営に役立てることができ
る。
【0074】また、前記サーバが、勤務者を識別するた
めの識別データを含む出退勤データの入力画面を、イン
ターネットを介して前記携帯電話機に送信する出退勤デ
ータ入力画面送信手段と、前記携帯電話機からインター
ネットを介して受信した前記出退勤データに基づいて、
勤務者毎の勤務時間を計算し、前記勤務時間を含む勤怠
情報を作成して出力する勤怠情報出力手段と、をさらに
有することとすれば、タイムレコーダを設置することな
く勤怠管理を行うことができ、低コストで店舗を運営す
ることができる。
【0075】また、前記サーバが、計算した前記勤務時
間に基づいて、勤務者毎の給与額を計算し、前記給与額
を含む給与情報を作成して出力する給与情報出力手段
を、さらに有することとすれば、効率よく給与情報を取
得することができる。
【0076】本発明のサーバは、店舗で必要な物品を仕
入先に発注するための発注数量を含む発注データの入力
画面を、インターネットを介して携帯電話機に送信する
発注データ入力画面送信手段と、前記携帯電話機からイ
ンターネットを介して受信した前記発注データに基づい
て、前記物品を仕入先に発注するための第1の発注情報
を作成して出力する第1の発注手段と、前記物品の店舗
における基準在庫数量を格納した在庫データベースと、
前記物品の店舗における実在庫数量を含む在庫データの
入力画面を、インターネットを介して前記携帯電話機に
送信する在庫データ入力画面送信手段と、前記携帯電話
機からインターネットを介して受信した前記在庫データ
中の前記実在庫数量と、前記在庫データベースから取得
した前記基準在庫数量と、に基づいて、前記物品の店舗
における在庫が前記基準在庫数量を満たすように前記物
品を仕入先に発注するための第2の発注情報を作成して
出力する第2の発注手段と、を備えているので、携帯電
話機から発注データを取得でき、移動型店舗等、有線の
通信回線が引かれていないような店舗の運営に便利であ
り、また、各店舗が各商品を基準在庫数量だけ在庫して
おくように、各商品を発注することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステム構成図である。
【図2】図1の実施形態の発注処理におけるフローチャ
ートである。
【図3】図1の実施形態の売上集計処理、在庫集計処
理、勤務時間計算処理、及び、給与計算処理におけるフ
ローチャートである。
【図4】図1の実施形態に用いる携帯電話機の正面図で
ある。
【図5】メニュー画面の一例である。
【図6】発注入力画面の一例である。
【図7】納品日メニューが表示された発注入力画面の一
例である。
【図8】納品日が変更された発注入力画面の一例であ
る。
【図9】発注数入力画面の一例である。
【図10】編集画面の一例である。
【図11】発注数が入力された発注数入力画面の一例で
ある。
【図12】発注受付完了画面の一例である。
【図13】売上報告メニュー画面の一例である。
【図14】在庫数入力画面の一例である。
【図15】販売数AM入力画面の一例である。
【図16】販売数が入力された販売数AM入力画面の一
例である。
【図17】販売数AM入力完了画面の一例である。
【図18】精算入力画面の一例である。
【図19】精算用の各金額が入力された精算入力画面の
一例である。
【図20】精算受付完了画面の一例である。
【図21】売上報告照会画面の一例である。
【図22】出退勤入力画面の一例である。
【図23】社員コードが入力された出退勤入力画面の一
例である。
【図24】出退理由メニューが表示された出退勤入力画
面の一例である。
【図25】出退理由が変更された出退勤入力画面の一例
である。
【図26】出退勤入力確認画面の一例である。
【図27】出退勤受付完了画面の一例である。
【図28】発注書の一例である。
【図29】売上集計表の一例である。
【図30】勤務時間集計表の一例である。
【符号の説明】
1…サーバ 2…携帯電話機 3…インターネット 14…在庫データベース
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 ZEC ZEC

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットに接続可能であって店舗
    側で用いられる携帯電話機と、前記携帯電話機とインタ
    ーネットを介して交信可能なサーバと、を備えた店舗運
    営システムであって、 前記サーバが、 店舗で必要な物品を仕入先に発注するための発注数量を
    含む発注データの入力画面を、インターネットを介して
    前記携帯電話機に送信する発注データ入力画面送信手段
    と、 前記携帯電話機からインターネットを介して受信した前
    記発注データに基づいて、前記物品を仕入先に発注する
    ための第1の発注情報を作成して出力する第1の発注手
    段と、 を有することを特徴とする店舗運営システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバが、 前記物品の店舗における基準在庫数量を格納した在庫デ
    ータベースと、 前記物品の店舗における実在庫数量を含む在庫データの
    入力画面を、インターネットを介して前記携帯電話機に
    送信する在庫データ入力画面送信手段と、 前記携帯電話機からインターネットを介して受信した前
    記在庫データ中の前記実在庫数量と、前記在庫データベ
    ースから取得した前記基準在庫数量と、に基づいて、前
    記物品の店舗における在庫が前記基準在庫数量を満たす
    ように前記物品を仕入先に発注するための第2の発注情
    報を作成して出力する第2の発注手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項1記載の店舗運
    営システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバが、 前記物品の売上データの入力画面を、インターネットを
    介して前記携帯電話機に送信する売上データ入力画面送
    信手段と、 前記携帯電話機からインターネットを介して受信した前
    記売上データに基づいて、前記物品の売上情報を作成し
    て出力する売上情報出力手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項1または2記載
    の店舗運営システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバが、 勤務者を識別するための識別データを含む出退勤データ
    の入力画面を、インターネットを介して前記携帯電話機
    に送信する出退勤データ入力画面送信手段と、 前記携帯電話機からインターネットを介して受信した前
    記出退勤データに基づいて、勤務者毎の勤務時間を計算
    し、前記勤務時間を含む勤怠情報を作成して出力する勤
    怠情報出力手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項1、2、または
    3記載の店舗運営システム。
  5. 【請求項5】 前記サーバが、計算した前記勤務時間に
    基づいて、勤務者毎の給与額を計算し、前記給与額を含
    む給与情報を作成して出力する給与情報出力手段を、さ
    らに有することを特徴とする請求項4記載の店舗運営シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 店舗で必要な物品を仕入先に発注するた
    めの発注数量を含む発注データの入力画面を、インター
    ネットを介して携帯電話機に送信する発注データ入力画
    面送信手段と、 前記携帯電話機からインターネットを介して受信した前
    記発注データに基づいて、前記物品を仕入先に発注する
    ための第1の発注情報を作成して出力する第1の発注手
    段と、 前記物品の店舗における基準在庫数量を格納した在庫デ
    ータベースと、 前記物品の店舗における実在庫数量を含む在庫データの
    入力画面を、インターネットを介して前記携帯電話機に
    送信する在庫データ入力画面送信手段と、 前記携帯電話機からインターネットを介して受信した前
    記在庫データ中の前記実在庫数量と、前記在庫データベ
    ースから取得した前記基準在庫数量と、に基づいて、前
    記物品の店舗における在庫が前記基準在庫数量を満たす
    ように前記物品を仕入先に発注するための第2の発注情
    報を作成して出力する第2の発注手段と、 を有することを特徴とするサーバ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004310603A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Nippon Keiei:Kk 医療品取引支援装置及び医療品取引支援システム
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