JP2545746Y2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JP2545746Y2
JP2545746Y2 JP11275591U JP11275591U JP2545746Y2 JP 2545746 Y2 JP2545746 Y2 JP 2545746Y2 JP 11275591 U JP11275591 U JP 11275591U JP 11275591 U JP11275591 U JP 11275591U JP 2545746 Y2 JP2545746 Y2 JP 2545746Y2
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rod
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stroke adjusting
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JP11275591U
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太 山本
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Nok Corp
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Nok Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、生産設備等の各種の産
業設備に用いられるアクチュエータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、アクチュエータの一種とし
て、シリンダ室を設けたボディと、シリンダ室に往復動
自在に内挿されたピストンと、ピストンに従動し、軸方
向両端部をそれぞれボディの外部に突出させたロッド
と、を有し、シリンダ室に空気圧等の流体圧を供給して
ピストンおよびロッドを該ロッドの軸方向に沿って往復
動させるものが知られている。図4はこの種のアクチュ
エータの一例を示している。51がボディ、52がロッ
ドであり、ロッド52の軸方向一端部(図上下端部)に
該ロッド52のストロークを調節するストローク調節部
53が設けられている。ストローク調節部53はロッド
52の軸方向一端部に雄ねじ部54を設け、該雄ねじ部
54に円筒形の調節ナット55とロックナット56とを
螺合したものであって、ロッド52に対する調節ナット
55のねじ込み位置を調節し、調節ナット55をロック
ナット56により固定し、移動時、調節ナット55をボ
ディ51に当接させてロッド52の移動端限を規制す
る。尚、この種のアクチュエータはロッド52の軸方向
他端部(図上上端部)に例えば工作機械を接続して、ロ
ッド52の往復動に伴って該工作機械を移動させるもの
である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術には、ス
トローク調節部53の構造について、ロッド52の軸方
向一端部に雄ねじ部54を設けて該雄ねじ54に調節ナ
ット55を螺合しているために、ストロークの変更長さ
が長い場合に調節ナット55をロッド52に対して何十
回も回さなければならず、よって調節作業が非常に面倒
であるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は以上の点に鑑
み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され
たものであって、この目的を達成するため、シリンダ室
を設けたボディと、前記シリンダ室に往復動自在に内挿
されたピストンと、前記ピストンに従動し、軸方向両端
部をそれぞれ前記ボディの外部に突出させたロッドと、
を有するアクチュエータにおいて、前記ロッドの軸方向
一端部に軸方向にスライド自在に外挿された第一ストロ
ーク調節部材と、前記第一ストローク調節部材を前記ロ
ッドに固定する固定手段と、前記第一ストローク調節部
材に軸方向に沿って設けられたねじ部と、前記ねじ部に
ねじ込み位置を調節自在にねじ込まれ、前記ロッドの移
動時に前記ボディに当接する第二ストローク調節部材
と、を有することを特徴とするアクチュエータを提供す
る。
【0005】
【作用】第一ストローク調節部材をロッドに対して軸方
向にスライドさせてストロークを先ず大まかに調節し、
該第一ストローク調節部材を固定手段によりロッドに固
定する。次いで第二ストローク調節部材の第一ストロー
ク調節部材に対するねじ込み位置を調節してストローク
を細かく調節する。
【0006】
【実施例】つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説
明する。
【0007】図1および図2に示すように、箱形のボデ
ィ1の内部にシリンダ室2が設けられ、シリンダ室2に
ピストン3が往復動自在に内挿され、ピストン3に該ピ
ストン3に従動するロッド4が接続されている。ロッド
4はピストン3を挾んで軸方向に二分割され、また軸方
向の両端部4a,4bをそれぞれボディ1の外部に突出
させている。5と6は圧力供給ポートであり、この圧力
供給ポート5,6からシリンダ室2に交互に空気圧等の
流体圧を供給するとピストン3およびロッド4がロッド
4の軸方向に沿って往復動する。ロッド4の軸方向一端
部(図上右端部)4aにストローク調節部7が設けられ
ている。このストローク調節部7は次の構成を有してい
る。尚、ロッド4の軸方向一端部4aに雄ねじ部は設け
られていない。ロッド4の軸方向一端部4aにカラー8
が軸方向にスライド自在に外挿されている。カラー8の
反ボディ1側に第一の割り締め9が設けられ、この第一
の割り締め9を締付けボルト10で締め付けることによ
りカラー8をロッド4に固定することができるようにな
っている。またカラー8のボディ1側に第二の割り締め
11が設けられ、第二の割り締め11の内周側に雌ねじ
部12が設けられ、雌ねじ部12に雄ねじ部14を備え
たスリーブ13がねじ込み位置を調節自在にねじ込ま
れ、第二の割り締め11を締付けボルト15で締め付け
ることによりスリーブ13をカラー8に固定することが
できるようになっている。スリーブ13はカラー8より
ボディ1側へ常に突出しており、移動時、ボディ1に当
接してロッド4の移動端限を規制する。16はカラー8
の外周面に形成した環状の係合溝17に係合したスリー
ブ13の抜止めピンである。
【0008】上記構成のアクチュエータにおいて、ロッ
ド4のストロークはこれを次のようにして調節する。す
なわち、先ず、カラー8の第一の割り締め9を緩め、カ
ラー8をロッド4に対して軸方向にスライドさせてスト
ロークを大まかに調節し、該調節が終ったところで第一
の割り締め9を締め込んでカラー8をロッド4に固定す
る。次いで、第二の割り締め11を緩めた状態でスリー
ブ13のカラー8に対するねじ込み位置を調節してスト
ロークを細かく調節し、該調節が終ったところで第二の
割り締め11を締め込んでスリーブ13をカラー8に固
定する。したがってこの構造によれば、調節作業の前半
においてカラー8を軸方向にスライドさせるのみであっ
てカラー8を全く回転させることなく調節作業を行なう
ことができ、よって、この分、調節作業を容易にかつ迅
速に行なうことができる。
【0009】図3は本考案の他の実施例を示しており、
ロッド4の軸方向一端部4aに次のようなストローク調
節部7が設けられている。すなわち、ロッド4の軸方向
一端部4aにカラー8が軸方向にスライド自在に外挿さ
れ、カラー8に割り締め9が設けられ、この割り締め9
を締付けボルト10で締め付けることによりカラー8を
ロッド4に固定することができるようになっている。ま
たカラー8に雌ねじ部12が設けられ、雌ねじ部12に
調節ボルト18がねじ込み位置を調節自在にねじ込まれ
てロックナット19により固定されるようになってい
る。調節ボルト18はカラー8よりボディ1側へ常に突
出しており、移動時、ボディ1に当接してロッド4の移
動端限を規制する。
【0010】
【考案の効果】本考案は次の効果を奏する。すなわち、
第一ストローク調節部材をロッドに対して軸方向にスラ
イドさせてストロークを先ず大まかに調節し、該第一ス
トローク調節部材を固定手段によりロッドに固定し、次
いで第二ストローク調節部材の第一ストローク調節部材
に対するねじ込み位置を調節してストロークを細かく調
節するようにしたために、調節作業の前半において第一
ストローク調節部材を軸方向にスライドさせるのみであ
って第一ストローク調節部材を全く回転させることなく
調節作業を行なうことができ、よって、この分、調節作
業を容易にかつ迅速に行なうことができる。したがって
ストロークの変更長さが長い場合に部材を何十回も回転
させなければならないといった従来の不都合を解消する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るアクチュエータの平断面
【図2】同アクチュエータの正面図
【図3】本考案の他の実施例に係るアクチュエータの平
断面図
【図4】従来例に係るアクチュエータの一部切欠した正
面図
【符号の説明】
1 ボディ 2 シリンダ室 3 ピストン 4 ロッド 4a 軸方向一端部 4b 軸方向他端部 5,6 圧力供給ポート 7 ストローク調節部 8 カラー(第一ストローク調節部材) 9,11 割り締め(固定手段) 10,15 締付けボルト 12 雌ねじ部(ねじ部) 13 スリーブ(第二ストローク調節部材) 14 雄ねじ部 16 抜止めピン 17 係合溝 18 調節ボルト(第二ストローク調節部材) 19 ロックナット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ室2を設けたボディ1と、前記
    シリンダ室2に往復動自在に内挿されたピストン3と、
    前記ピストン3に従動し、軸方向両端部4a,4bをそ
    れぞれ前記ボディ1の外部に突出させたロッド4と、を
    有するアクチュエータにおいて、前記ロッド4の軸方向
    一端部4aに軸方向にスライド自在に外挿された第一ス
    トローク調節部材8と、前記第一ストローク調節部材8
    を前記ロッド4に固定する固定手段9と、前記第一スト
    ローク調節部材8に軸方向に沿って設けられたねじ部1
    2と、前記ねじ部12にねじ込み位置を調節自在にねじ
    込まれ、前記ロッド4の移動時に前記ボディ1に当接す
    る第二ストローク調節部材13と、を有することを特徴
    とするアクチュエータ。
JP11275591U 1991-12-27 1991-12-27 アクチュエータ Expired - Lifetime JP2545746Y2 (ja)

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JP11275591U JP2545746Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 アクチュエータ

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JP11275591U JP2545746Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 アクチュエータ

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JPH0557403U JPH0557403U (ja) 1993-07-30
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JPH0557403U (ja) 1993-07-30

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