JP2545455Y2 - 表示器の調光装置 - Google Patents

表示器の調光装置

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JP2545455Y2
JP2545455Y2 JP1988119869U JP11986988U JP2545455Y2 JP 2545455 Y2 JP2545455 Y2 JP 2545455Y2 JP 1988119869 U JP1988119869 U JP 1988119869U JP 11986988 U JP11986988 U JP 11986988U JP 2545455 Y2 JP2545455 Y2 JP 2545455Y2
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正文 永見
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株式会社 カンセイ
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、蛍光表示管や発光ダイオード表示器など
を使用した表示器の調光装置に関する。
[従来の技術] 従来の表示器の調光装置としては、例えば第8図に示
すようなものがある。これはダイナミック表示器および
スタティック表示器に蛍光表示管1、2を用いたもので
ある。この調光回路においてトリップデータをダイナミ
ック表示する場合には、入力信号のセンサである車速セ
ンサ3からのパルスを、カウンタ回路4で計数し、この
計数値をデコード回路5にて各デジット(桁)ごとの表
示値に2進変換し、次のセグメント信号として、各デジ
ットごとにラッチ回路6に記憶する。
一方、デジット信号発生回路7は発振回路8からの信
号Fを分周した後2進変換し、第9図に示すような桁信
号DIG1−DIG4を発生し、これがマルチプレクサ回路9に
入力される。このマルチプレクサ回路9では、デジット
信号発生回路7の分周出力またはそのデコード信号によ
り、上記ラッチ回路6の各桁データ中の該当桁データを
選択してセグメントデコードドライバ10に入力する。そ
してこの桁データは蛍光表示管1の各桁対応のプレート
に入力される。一方、上記桁信号DIG1〜DIG4はデジット
ドライバ11を通して、蛍光表示管1の制御グリッドに入
力される。また、パルス幅変調(PWM)された調光パル
スは、インターフェース12、トランジスタ13、分圧形ツ
ェナーダイオード14、15を有するダイナミック表示調光
回路16に入力される。このダイナミック表示調光回路16
は上記調光パルス信号により、蛍光表示管1のフィラメ
ントに電力供給するパルストランス17の二次コイルセン
タータップ電位を、第10図に示すようにトランジスタ13
のコレクタ電位を調整して、実効的に可変としてパルス
幅変調する。つまり、そのパルス幅の大きさに従って輝
度の明暗制御を行う。
また、スタティック表示部では、車速センサ3からの
パルスをカウンタ回路18で計数し、これをデコードドラ
イバ19に入力して、外部からの調光パルス信号によって
調光を行った桁データを、各桁に対応する蛍光表示管2
のプレートに入力する。なお、ここでは蛍光表示管2の
制御グリッドおよびフィラメントには定電圧が印加され
るのみである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の表示器の調光装置に
あっては、ダイナミック表示の表示周波数(フレーム周
波数)と外部からのパルス幅変調された調光パルス信号
の周波数を十分に離さないと、これらの周波数が互いに
干渉して表示輝度にビート、すなわち輝度変動を起こし
てしまうほか、これを改善するため上記表示周波数を調
光パルス信号の周波数より十分に高く設定すると、これ
によって作られる第9図の斜線で示す前の桁のセグメン
ト発光が、次の桁の発光にかぶり薄く発光する現象であ
る桁間クロストーク防止のための各桁間オフ期間
(toff)すなわち前桁offから前の桁でのセグメント発
光がなくなる時間、次の桁信号をONさせない時間の影響
が大きくなり、これにより十分な輝度が得られなくなる
という問題点があった。
また、調光回路をダイナミック表示用およびスタティ
ック用に分けて別々に必要になるという問題点があっ
た。
この考案は、このような従来の問題点に着目してなさ
れたもので、外部調光信号から所定周期のパルス幅変調
の調光信号を得て、これをもとにダイナミック表示では
桁信号を作成し、調光は上記調光信号を桁信号またはセ
グメント信号にかけ合せることによって行うことによ
り、上記問題点を解決することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案にかかる表示器の調光装置は、センサ出力に
基づいた表示信号を表示する2つの表示器を具備した表
示器の調光装置において、第1の表示器32にダイナミッ
ク駆動表示せしめる第1の駆動回路45に表示信号を供給
する第1の表示制御回路22と、第2の表示器31にスタテ
ィック駆動表示せしめる第2の駆動回路46に表示信号を
供給する第2の表示制御回路23と、第1の表示器32と第
2の表示器31の表示を所望の明るさとするために、この
明るさに対応したパルス幅を有する調光信号を出力する
調光回路27とを設け、センサ出力に基づいて作成された
表示信号は、前記第1の表示制御回路22及び前記第2表
示制御回路23に供給し、また前記調光回路27からの調光
信号は、前記第1の表示制御回路22及び前記第2の駆動
回路46に供給され、前記第1の表示制御回路22は、前記
調光信号を基本パルスとして桁信号及びセグメント信号
を作成し、作成された桁信号又はセグメント信号に前記
調光信号をかけ合わせて、前記第1の表示器32にダイナ
ミック表示させる前記表示信号のパルス幅を前記調光信
号のパルス幅に対応して変化せしめ、スタティック表示
とダイナミック表示とを同期させるような構成としたも
のである。
[作用] この考案における表示器の調光装置によれば、表示周
波数と調光パルスの周波数が互いに干渉して輝度むらが
発生するのを防ぐために、むやみに調光周波数を高くす
ることおよびこれによる輝度低下を防止できると共に、
パルス幅変調回路をスタティック表示用とダイナミック
表示用とを共用することにより、調光回路が簡単にな
り、ダイナミック表示とスタティック表示との輝度バラ
ンスがとれる。
[考案の実施例] 以下、この考案を図面に基づいて説明する。第1図は
この考案の一実施例を示す図である。まず、構成を説明
すると、21は第2図に示す表示回路に設けられる表示制
御回路で、これがコンピュータ回路として構成されてい
る。この表示制御回路21において、22はダイナミック表
示制御回路部たる第1の表示制御回路で、これが第8図
で用いたものと同様の、車速センサ3のパルスを計数す
るカウンタ回路4、デコード回路5、ラッチ回路6、マ
ルチプレクサ回路9およびデジット信号発生回路7を有
する。また、23はスタティック表示制御回路部たる第2
の表示制御回路23で、これが上記車速センサ3からのパ
ルスより車速を計測する車速計測回路24、計数値のデコ
ード回路25およびデコードデータを表示ドライバに転送
するデータ転送回路26を有する。
一方、27は表示器の表示の調光制御を行う調光回路
で、これが外部からの調光パルス信号を受けてその調光
段数を判別する調光段数判別回路28と、この判別結果の
調光パルス信号をパルス幅変調(PWM)するパルス幅変
調回路29とからなる。
第2図は第1図の調光回路を有する表示装置を示すブ
ロック接続図である。ここでは、上記デジット信号発生
回路7およびマルチプレクサ回路9の出力が、それぞれ
第8図に示したものと同様の第1の駆動回路45たるデジ
ットドライバ11およびセグメントデコータドライバ10を
介してトリップのダイナミック表示用表示器たる第1の
表示器32に供給され、データ転送回路26からのデコード
データおよびパルス幅変調回路29からの調光信号が、第
2の駆動回路46たる表示ドライバ30を通じて車速のスタ
ティック表示用の蛍光表示管などの第2の表示器31に供
給される。33は各表示器31、32のフィラメントに電流を
流すための電源回路である。
次に作用について説明する。
まず、ダイナミック表示の方法は、第8図について説
明した場合と同じであり、スタティック表示は、車速計
測回路で得た車速の計測値をデコードして、この第2の
駆動回路46たる表示ドライバ30へデータ転送回路26によ
って出力し、第2の表示器31に出力させる。そして、こ
の考案のポイントとなる調光回路27においては、レベル
変化による調光信号の入力のケースでは、第3図(a)
に示すように、調光信号をアナログ/デジタル変換回路
34でデジタル化したデータを、調光段数判別回路28に入
力して、ここで調光段数を判別し、これを波形発生回路
35およびメモリ36を有するパルス幅変調回路29を通し
て、調光パルス幅変調信号として出力する。また、調光
信号がパルス幅変調信号である場合には、第3図(b)
に示すように周期計測回路37による周期計測データをも
とに、上記同様に調光段数の判別およびパルス幅変調回
路29による調光パルス幅変調信号の出力が行われる。さ
らに、かかるパルス幅変調信号のつくり方として、第3
図(c)に示すように、調光信号と三角波発生回路38か
らの三角波信号とをコンパレータ39でレベル比較および
タイミング処理を行って得ることができる。そして、第
3図(a)、(b)、(c)のいずれかの処理方法で取
り出した調光パルス幅変調信号は、その一部がそのま
ま、第4図に示すスタティック表示調光信号Fpとして使
用され、第2図の表示ドライバ30のブランキング端子に
供給されるほか、従来の第8図の発振回路8の出力信号
Fと同等のものとして、デジット信号発生回路7に入力
されて、桁信号DIG1−DIG4を発生してマルチプレクサ回
路9に供給される。このデジット信号発生回路7は2進
化10進カウンタ40からなり、このカウンタ出力が10進化
回路41に出力され、かつ該10進化回路の出力と調光信号
をかけ合わせるために、上記Fpと10進化回路41の出力と
のアンドをとるアンドゲート42を有する第2図に示すよ
うなデジットドライバ11に入力される。これによれば、
第4図に示すような桁信号DIG1−DIG4およびセグメント
信号が得られる。これに対し、第6図に示すように、第
5図のデジットドライバ11からアンドゲート42を取り除
き、Fpとマルチプレクサ回路9の出力とのアンドをとる
アンドゲート43を用いた場合には、第9図に示すような
桁信号DIG1−DIG4および第7図に示すようなセグメント
信号が得られる。なお、第4図及び第7図で斜線でハッ
チングをほどこした部分は、パルス幅変調可能領域(調
光部)である。また、調光信号Fpは、クロストーク防止
用時間であるtOFFの間“L"信号が出力される状態で、10
0%点灯となる。tOFFは10〜20μsec程度でよいため、Fp
を1KHzとした場合でも、1〜2%程度の輝度低下です
み、ダイナミックフレーム周波数は4桁で250Hzとな
る。
[考案の効果] 以上説明してきたように、センサ出力に基づいた表示
信号を表示する2つの表示器を具備した表示器の調光装
置において、第1の表示器32にダイナミック駆動表示せ
しめる第1の駆動回路45に表示信号を供給する第1の表
示制御回路22と、第2の表示器31にスタティック駆動表
示せしめる第2の駆動回路46に表示信号を供給する第2
の表示制御回路23と、表示器の所望の明るさに対応した
パルス幅を有する調光信号を出力する調光回路27とを設
け、センサ出力に基づいて作成された表示信号は、第1
の表示制御回路22及び第2の表示制御回路23に供給さ
れ、調光回路27からの調光信号は、第1の表示制御回路
22及び第2の駆動回路46に供給され、第1の表示制御回
路22では、調光信号を基本パルスとして桁信号及びセグ
メント信号を作成し、その作成された桁信号又はセグメ
ント信号に調光信号をかけ合わせて、第1の表示器32に
ダイナミック表示させる前記表示信号のパルス幅を前記
調光信号のパルス幅に対応して変化せしめ、スタティッ
ク表示とダイナミック表示とを同期させる表示器の調光
装置としたためパルス幅変調回路をスタティック表示用
と共用した場合は、調光回路が簡単になるほか、ダイナ
ミック表示とスタティック表示との輝度のバランスがと
れ、かつビート防止のためむやみに調光周波数を高くす
ることおよびこれによる輝度低下を防止できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる表示器の調光装置を示すブロ
ック接続図、第2図は表示装置の全体を示すブロック接
続図、第3図は調光回路の具体例を示すブロック接続
図、第4図はスタティック表示調光信号Fpにもとづく駆
動回路出力を示すタイミングチャート、第5図および第
6図は駆動回路の出力部分を詳細に示すブロック接続
図、第7図は第6図に示す駆動回路出力を示すタイミン
グチャート、第8図は従来の表示装置の調光回路を示す
ブロック接続図、第9図は第8図に示す調光回路のダイ
ナミック制御部の出力を示すタイミングチャート、第10
図はパルス幅信号による輝度の明暗制御動作を示す回路
各部の信号のタイミングチャートである。 3……センサ 22……第1の表示制御回路 23……第2の表示制御回路 27……調光回路 31……第2の表示器 32……第1の表示器 45……第1の駆動回路 46……第2の駆動回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサ出力に基づいた表示信号を表示する
    2つの表示器を具備した表示器の調光装置において、 第1の表示器(32)にダイナミック駆動表示せしめる第
    1の駆動回路(45)に表示信号を供給する第1の表示制
    御回路(22)と、 第2の表示器(31)にスタティック駆動表示せしめる第
    2の駆動回路(46)に表示信号を供給する第2の表示制
    御回路(23)と、 第1の表示器(32)と第2の表示器(31)の表示を所望
    の明るさとするために、この明るさに対応したパルス幅
    を有する調光信号を出力する調光回路(27)とを設け、 センサ出力に基づいて作成された表示信号は、前記第1
    の表示制御回路(22)及び前記第2の表示制御回路(2
    3)に供給され、 前記調光回路(27)からの調光信号は、前記第1の表示
    制御回路(22)及び前記第2の駆動回路(46)に供給さ
    れ、 前記第1の表示制御回路(22)は、前記調光信号を基本
    パルスとして桁信号及びセグメント信号を作成し、作成
    された桁信号又はセグメント信号に前記調光信号をかけ
    合わせて、前記第1の表示器(32)にダイナミック表示
    させる前記表示信号のパルス幅を前記調光信号のパルス
    幅に対応して変化せしめ、 スタティック表示とダイナミック表示とを同期させるこ
    とを特徴とする表示器の調光装置。
JP1988119869U 1988-09-14 1988-09-14 表示器の調光装置 Expired - Lifetime JP2545455Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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