JPH0731270Y2 - 螢光管式表示装置 - Google Patents

螢光管式表示装置

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JPH0731270Y2
JPH0731270Y2 JP11750989U JP11750989U JPH0731270Y2 JP H0731270 Y2 JPH0731270 Y2 JP H0731270Y2 JP 11750989 U JP11750989 U JP 11750989U JP 11750989 U JP11750989 U JP 11750989U JP H0731270 Y2 JPH0731270 Y2 JP H0731270Y2
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JP11750989U
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正文 永見
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は表示電極に表示信号が供給され、フィラメン
ト電極にパルス又は交番状加熱電流が供給される螢光管
式表示装置に関する。
【従来の技術】
従来の螢光管式表示装置としては例えば第6図に示すよ
うなものがある。すなわち、図において、1は車速や走
行距離などの表示を行う螢光表示管で、フィラメント電
極1a,グリッド電極1bおよびセグメント電極1cとを有す
る。2はフィラメント電極1aを駆動するフィラメント駆
動回路である螢光管用昇圧電源で、フィラメント電源部
およびフィラメントセンタータップバイアス用電源部で
構成され、フィラメント電極1aにパルス状加熱電流を出
力する。3はセグメント電極1cを駆動する駆動回路で、
この駆動回路3には例えば車速センサ(図示せず)より
の信号処理された表示信号およびライティングスイッチ
(図示せず)や調光用ボリューム(図示せず)による周
囲の明るさに応じたPWM調光信号が入力される。5はバ
ッテリ、6はイグニッションスイッチである。 次に動作について説明する。 螢光管用昇圧電源2より螢光表示管1に電圧が印加され
ると、フィラメント電極1aは電子を放出する。この電子
はグリッド電極1bで加速されセグメント電極1cに向かう
ことになる。 一方、セグメント電極1cは表示データ転送信号とPWM調
光信号とに基づいてオン・オフ制御され、セグメント電
極1cがオンすることによりフィラメント電極1aよりの加
速された電子が到達して発光することになる。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の螢光管式表示装置にあ
ってはフィラメント駆動周波数Ffと調光用PWM周波数FD
とは非同期で制御されていたため、フィラメント駆動周
波数Ffによって調光用PWM周波数FDが割り切れる等の干
渉条件となると共に、PWM波形のオンデューティを小さ
く制御して1/Ff(フィラメント周期)の数倍以下にオン
パルス幅を小さくした場合、フィラメント駆動周波数Ff
と調光用PWM周波数FDとの周波数干渉による表示輝度ビ
ート(斑)が発生する。すなわち、フィラメント駆動周
波数Ffと調光用PWM周波数FDとの周波数干渉による表示
輝度ビートは周波数干渉により第7図に示すPWM波形A
(一点鎖線で示す)とPWM波形B(点線で示す)のよう
にフィラメント電圧(波形)に対してPWM波形のタイミ
ングがずれることにより発生するもので、PWM波形Aの
明暗比が2:2.5、PWM波形Bの明暗比が2.5:2であり、PWM
波形AとPWM波形Bとの輝度比は約60%となり、この輝
度比(差)が周波数干渉でビートを起こす。よって、PW
M波形のオンパルス幅を小さくするほど輝度比は大きく
なり、表示輝度ビートが目立つことになるという問題点
があった。 この考案はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、周波数干渉が起きても表示輝度斑を防止できる
ようにした螢光管式表示装置を提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
この考案に係る螢光管式表示装置における信号処理回路
は所望の表示輝度に応じたPWM調光信号に対応して表示
信号を出力すると共に、前記PWM調光信号のパルス幅が
フィラメント電極に供給されるパルス又は交番状加熱電
流の1周期に対してほぼ整数倍に設定されたものであ
る。
【作用】
この考案における螢光管式表示装置はPWM調光信号のパ
ルス幅をフィラメント電極に供給されるパルス状加熱電
流の1周期に対して整数倍に設定したので、周波数干渉
が起きても表示輝度の明暗比が1:1の関係となる。
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。 第1図はこの考案の一実施例を示すブロック構成図、第
2図はメモリ回路内に記憶されている記憶内容を表した
図で、第1図において第6図と同一または均等な構成部
分には同一符号を付して重複説明を省略する。図におい
て、10は信号処理回路であるマイクロコンピュータ回路
で、このマイクロコンピュータ回路10は調光率を指示す
る調光用ボリューム11よりの調光信号をディジタル量に
変換するA/D変換器12と、このA/D変換器12の出力値とラ
イティングスイッチ16によって選択される昼間用調光特
性あるいは夜間用調光特性とに基づいて数段階の調光特
性のPWM波形パルスを発生する波形発生回路13と、これ
らPWM値で与えられている波形データを記憶するメモリ
回路14と、例えば車速センサ(図示せず)よりの車速信
号を演算処理し、デコードする演算回路15とで構成され
ている。そして、メモリ回路14には第2図に示すように
フィラメント波形の一周期に対して整数倍のパルス幅を
有するPWMオンデューティ率が記憶されている。 次に動作について説明する。 調光用ボリューム11により調光率が指示されることによ
りA/D変換器12には調光率指定信号が取込まれ、バイナ
リーコードに変換される。 そして、A/D変換器12よりのバイナリーコードは波形発
生回路13に入力され、メモリ回路14のアドレス指定に用
いられる。波形発生回路13は指定されたアドレスのPWM
データ(第2図に示すPWM調光信号のオンパルス幅)を
メモリ回路14より取込み、所定のPWM調光信号を発生す
る。この場合、PWM調光信号のオンパルスを例えばフィ
ラメント波形の1周期分で発生させることにより、フィ
ラメント電圧との関係で表示電圧Ebcは輝度の暗部と明
部とが半々となり輝度的には平均化される(第3図参
照)。したがって、フィラメント駆動周波数Ffと調光用
PWM周波数FDとが干渉状態となっても表示電圧Ebcの暗部
と明部とが半々となる関係に変化はない。 よって、第2図に示すようにPWM調光信号のオンパルス
幅を設定したデータをメモリ回路14に記憶しておくこと
により調光率制御することで輝度を低く制御した場合も
表示輝度の斑をなくすことができる。 実験によれば、フィラメント駆動周波数Ffと調光用PWM
周波数とを非同期で制御した場合、フィラメント波形の
1周期の5倍(5/Ff)以下のPWM調光信号のオンパルス
幅で輝度斑が目立つようになることが判明したが、フィ
ラメント波形の1周期の整数倍のPWM調光信号のオンパ
ルス幅に同期させることにより仮にフィラメント波形の
1周期の5倍以下のPWM調光信号のオンパルス幅となっ
ても表示輝度斑は目立たなくなる。 なお、上記実施例に示す螢光管用昇圧電源に代えて例え
ば第4図に示すようにフィラメント電源部とフィラメン
トセンタータップバイアス用電源部とを分離し、フィラ
メント電源部を外部発振回路付他励式インバータにより
構成し、フィラメントセンタータップバイアス用電源部
をリンギングチョークコンバータ回路(自励式)により
構成してもよく、また、第5図に示すようにフィラメン
ト電源部のみLC共振型インバータ(自励式)で構成して
もよいものである。
【考案の効果】
以上説明してきたようにこの考案によれば、その構成を
パルス又は交番状加熱電流を出力するフィラメント駆動
回路2と、表示信号を所望の表示輝度に応じたPWM調光
信号に対応させて出力する信号処理回路10と、上記フィ
ラメント駆動回路からの加熱電流が供給されるフィラメ
ント電極1aおよび上記信号処理回路からの表示信号が供
給される表示電極を有する螢光表示管1とを備えた螢光
管式表示装置において、前記信号処理回路10から出力さ
れる前記PWM調光信号のパルス幅を前記フィラメント電
極に供給される加熱電流の1周期に対してほぼ整数倍の
パルス幅に設定したことを特徴とする螢光管式表示装置
としたため、周波数干渉が起きても表示輝度斑を防止で
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る螢光管式表示装置の一実施例を
示す回路構成図、第2図は第1図に示すメモリ回路の記
憶内容を示すテーブル構成図、第3図は第1図の動作説
明図、第4図および第5図はそれぞれ螢光管用昇圧電源
の他の例を示す回路構成図、第6図は従来の螢光管式表
示装置の一例を示す回路構成図、第7図は第6図の動作
説明図である。 1……螢光表示管、1a……フィラメント電極、2……フ
ィラメント駆動回路(螢光管用昇圧電源)、10……信号
処理回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス又は交番状加熱電流を出力するフィ
    ラメント駆動回路(2)と、表示信号を所望の表示輝度
    に応じたPWM調光信号に対応させて出力する信号処理回
    路(10)と、上記フィラメント駆動回路からの加熱電流
    が供給されるフィラメント電極(1a)および上記信号処
    理回路からの表示信号が供給される表示電極を有する螢
    光表示管(1)とを備えた螢光管式表示装置において、
    前記信号処理回路(10)から出力される前記PWM調光信
    号のパルス幅を前記フィラメント電極に供給される加熱
    電流の1周期に対してほぼ整数倍のパルス幅に設定した
    ことを特徴とする螢光管式表示装置。
JP11750989U 1989-10-05 1989-10-05 螢光管式表示装置 Expired - Lifetime JPH0731270Y2 (ja)

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JP11750989U JPH0731270Y2 (ja) 1989-10-05 1989-10-05 螢光管式表示装置

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JP11750989U JPH0731270Y2 (ja) 1989-10-05 1989-10-05 螢光管式表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH0356981U JPH0356981U (ja) 1991-05-31
JPH0731270Y2 true JPH0731270Y2 (ja) 1995-07-19

Family

ID=31665725

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JP4741786B2 (ja) * 2003-03-26 2011-08-10 三洋電機株式会社 蛍光表示管駆動回路

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JPH0356981U (ja) 1991-05-31

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