JP2545454Y2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JP2545454Y2
JP2545454Y2 JP1987190031U JP19003187U JP2545454Y2 JP 2545454 Y2 JP2545454 Y2 JP 2545454Y2 JP 1987190031 U JP1987190031 U JP 1987190031U JP 19003187 U JP19003187 U JP 19003187U JP 2545454 Y2 JP2545454 Y2 JP 2545454Y2
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JP
Japan
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temperature
copies
cooling fan
copying machine
cooling means
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Application number
JP1987190031U
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JPH0194949U (ja
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健 飯島
伸治 衛藤
祥之 木村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、発熱する構成部分と、該発熱による内部温
度の上昇を防止する冷却手段とを有する複写機、特に該
冷却手段の制御手段に関する。
従来技術 従来、冷却手段は複写機のプリント開始と同時に作動
させていた。しかしこの場合は、機内温度が上昇してい
ない時から複写機内を冷却することになり、冷却手段の
動力、機械の熱効率などの点で無駄であった。又、冷却
手段の運転時間が長くなるので、冷却手段の寿命が短縮
され、機内の騒音も多く発生する。
なお、複写機の内外の温度差を検知して冷却手段を制
御する方法も採用されているが、温度検知器を必要とし
コスト高になる。
目的 本考案は、従来技術に於る上記問題点を解決し、連続
複写枚数により冷却手段を作動させるという簡易な制御
手段により、冷却手段の高寿命化、低騒音化を図った良
好な複写機を提供することを目的とする。
構成 本考案は、上記目的を達成するために、発熱する構成
部分と、この構成部分の発熱による内部温度の上昇を防
止するための冷却手段とを有する複写機において、設定
された複写置数枚数を検知し、その置数枚数が一定数以
上であるとき、プリント開始信号により前記冷却手段を
作動させる制御手段を設けることを提案する。
以下、本考案の構成を実施例に基づき詳細に説明す
る。
第1図は本考案が適用される複写機の1例を示す。コ
ンタクトガラス1上に載置された原稿は、露光々学系2
により露光され感光体3上に静電潜像として形成され
る。続いて静電潜像は現像装置4により可視像化され、
給紙装置5から搬送されてくる転写紙上に転写装置6に
より転写され、搬送ベルト7により定着装置8に送ら
れ、定着装置で加熱定着された後排出され完成されたコ
ピー画像が得られる。
以上の如き複写機内の諸装置には、特に露光々学系2
や加熱装置により加熱される定着装置8などのように、
発熱する構成部分がある。このため複写機には、外気を
導入し発熱した熱を複写機の外へ排出するための冷却フ
ァン9が設けられている。
次に冷却ファン9の作用と複写機内各部分の温度の関
係を第4図により説明する。曲線イは冷却ファンを駆動
した状態に於る連続コピー枚数と機内各部温度の関係を
示し、曲線ハは機内各部温度の保証値である。通常複写
機は冷却ファンを駆動した状態で数千枚連続コピーした
時に温度上昇が安定し、この値が機内各部の保証温度、
即ち、各構成部品等が熱により作動不良や損傷などを発
生しない温度以下になるように設計されている。曲線ロ
は冷却ファンを停止した状態に於ける温度上昇の状態を
示す。
一方、第5図は1原稿から連続コピーをとる確率をパ
ーセントで表示した統計的資料を示す曲線である。同図
に示す如く、10枚以下の枚数を連続複写する場合が殆ん
どである。このような実状と第4図の温度上昇特性か
ら、コピー開始後直ちに冷却ファンを作動させる必要性
はないと言える。
第6図は複写態様により時間的に複写機内の温度がど
のように変化するかを示した曲線図である。aの部分
は、比較的多枚数の連続コピー(第5図で頻度の少ない
枚数)を2回とった場合を示す。温度は2回急上昇して
いる。b部分は2回連続コピーで温度上昇した後にコピ
ーを停止した時の温度降下の状態を示す。c部分は小数
枚の連続コピーを続けて数回とった状態を示す。この場
合は全体的温度上昇は穏やかである。a,b,cのような通
常の複写機の使用状態に於ては、保証値ハより十分低い
機内温度で推移するので、冷却ファンを運転する必要は
ない。
以上の如き複写機の温度上昇特性から、本考案では、
連続複写枚数が一定枚数以上になる場合に冷却ファンを
作動させるものである。つまり、第4図に於て、曲線ロ
により保証値であるA点を越えないように冷却ファンを
制御する。これを第6図で示すと、多枚数の連続複写が
行われる場合(d部分)、B点からC点への温度上昇に
相当する予め設定した複写枚数を検知し、C点で設定枚
数に達っしたことを検知した後に冷却ファンを作動さ
せ、C〜D間の如く温度上昇勾配を鈍化させ、機内温度
が保証値ハを越えないように制御する。
連続複写した枚数を検知し冷却ファンを作動させる場
合のフローチャートを第2図に示す。設定した連続複写
枚数Xに達っしたかどうかを判断し(ステップ1)、X
に到達すれば冷却ファンを作動させ(ステップ2)、次
に連続コピー終了かどうかを判断し(ステップ3)、終
了すれば冷却ファンを停止し待機中の状態にする(ステ
ップ4)。連続複写枚数がXに達っしない場合には冷却
ファンを作動させない(ステップ5)。
上記では実際に連続複写された枚数を検知して冷却フ
ァンを作動させたが、複写置数枚数が設定され、これが
一定枚数以上の多枚数であれば、その枚数が複写され機
内温度が保証温度近く又はそれ以上に上昇することにな
るので、置数枚数とプリント開始信号とにより直ちに冷
却ファンを作動させてもよい。この場合のフローチャー
トを第3図に示す。ステップ1で置数枚数が設定値のY
枚以上かどうかを判断し、次にプリント釦がONになった
かどうかを判断し(ステップ2)、共にYesであれば冷
却ファンを作動させ(ステップ3)る。以後は第2図の
場合と同じである(ステップ4,5)。置数枚数が設定値
以下又はプリント釦がONにならない場合には冷却ファン
は作動させない(ステップ6,7)。
効果 以上の如く、本考案によれば、連続複写枚数により必
要な時にのみ冷却ファンを作動させることになるので、
冷却ファン装置の高寿命化、複写機の低騒音化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の構成を示す縦断面図、第2図及び第3
図はフローチャート、第4図は連続複写枚数と機内各部
の温度との関係を示す曲線図、第5図は1原稿から連続
複写する頻度を示す曲線図、第6図は各複写態様による
機内温度の時間的変化を示す曲線図である。 2……露光々学系(発熱する構成部分の例)、8……定
着装置(発熱する構成部分の例)、9……冷却ファン
(冷却手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 木村 祥之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭62−116956(JP,A) 特開 昭62−44771(JP,A) 特開 昭50−74425(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱する構成部分と、この構成部分の発熱
    による内部温度の上昇を防止するための冷却手段とを有
    する複写機において、設定された複写置数枚数を検知
    し、その置数枚数が一定数以上であるとき、プリント開
    始信号により前記冷却手段を作動させる制御手段を設け
    たことを特徴とする複写機。
JP1987190031U 1987-12-16 1987-12-16 複写機 Expired - Lifetime JP2545454Y2 (ja)

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JP1987190031U JP2545454Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16 複写機

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JPH0194949U JPH0194949U (ja) 1989-06-22
JP2545454Y2 true JP2545454Y2 (ja) 1997-08-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644128B2 (ja) * 1985-08-23 1994-06-08 富士ゼロックス株式会社 結露防止装置
JPS62116956A (ja) * 1985-11-15 1987-05-28 Mita Ind Co Ltd 複写機の冷却装置

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JPH0194949U (ja) 1989-06-22

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