JP2544885B2 - 荷物の結束帯の解束方法 - Google Patents

荷物の結束帯の解束方法

Info

Publication number
JP2544885B2
JP2544885B2 JP5158923A JP15892393A JP2544885B2 JP 2544885 B2 JP2544885 B2 JP 2544885B2 JP 5158923 A JP5158923 A JP 5158923A JP 15892393 A JP15892393 A JP 15892393A JP 2544885 B2 JP2544885 B2 JP 2544885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binding band
hook
metal fitting
luggage
hooking metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5158923A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0717530A (ja
Inventor
育男 井関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP5158923A priority Critical patent/JP2544885B2/ja
Publication of JPH0717530A publication Critical patent/JPH0717530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2544885B2 publication Critical patent/JP2544885B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築資材等の荷物を結
束帯で結束することにより荷造りしたものを解束する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より建築資材等の荷物を運搬するあ
たっては、建築資材等が荷崩れを起こさないようにポリ
プロピレン樹脂のバンドを巻回し、熱融着で結合させる
ことにより結束し、この状態で運搬するようになってい
る。目的地(次の加工を行う工場等)まで運搬した後、
カッターナイフ、はさみ等でバンドを切断することによ
り解束され、使用されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のようなポ
リプロピレン樹脂よりなるバンドはカッターナイフ、は
さみ等で切断されるために繰り返し使用することができ
ず、省資源の上で問題があり、また解束するにはカッタ
ーナイフ、はさみ等を用いて人手を介して行わなければ
ならず、自動化の妨げとなるものであった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは繰り返し使用す
ることができる結束帯を使用して結束できるもので解束
が簡単にできて解束の自動化を図ることができる荷物の
結束帯の解束方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明荷物の結束帯の解束方法は、荷物1に結束帯2を
巻回して結束帯2の両端同士を接合離脱自在な一対のテ
ープ3a,3bからなる係着テープ3で係着することに
より荷造りしたものから解束するにあたって、結束帯2
の一端に回動自在に設けたリング状の引っ掛け金具4の
位置を金具位置検出センサー5で検出すると共に引っ掛
け金具4をマグネット6の磁力で直立させ、次いでフッ
ク7を引っ掛け金具4に引っ掛け、フック7を水平方向
に移動させて結束帯2の一端を水平方向に引っ張って係
着テープ3の一対のテープ3a,3bの係着を外すこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、繰り返し使用することがで
きる結束帯2で結束した荷物1を目的地まで運送した
後、目的地で引っ掛け金具4の位置を検出し、マグネッ
ト6で引っ掛け金具4を立ててフック7を引っ掛けやす
い状態にし、引っ掛け金具4にフック7を引っ掛け、フ
ック7で引っ掛け金具4を水平に引くことにより係着テ
ープ3の一対のテープ3a,3bの係着を外して解束す
ることができる。このため解束が簡単且つ確実にでき、
解束の自動化ができる。
【0007】
【実施例】結束帯2は図2(a)に示すように長尺のベ
ルト状に形成してあり、結束帯2の両端部には一対のテ
ープ3a,3bからなる係着テープ3を夫々固着してあ
る。この係着テープ3としてはマジックテープ(マジッ
クファスナー)と通称されるものをあって、一方のテー
プ3aは多数のフック片を植設して形成してあると共に
他方のテープ3bは多数のループを植設して形成してあ
り、フック片とループの係合によってテープ3a,3b
を係着させることができるようにしてある。結束帯2の
テープ3aを設けた側の端部には図2(c)に示すよう
に矩形リング状の引っ掛け金具4を回動自在に装着して
ある。この引っ掛け金具4は鉄等の磁性材料にて形成さ
れている。建築資材のような荷物1には図2(b)に示
すように結束帯2が巻回され、係着テープ3の一対のテ
ープ3a,3b同士を係着することにより結束されてい
る。このように結束帯2で結束した状態で荷物1が目的
地の工場等に輸送される。また上記のように結束帯2で
結束したとき端部に引っ掛け金具4があるが、この引っ
掛け金具4が回動自在のため図2(d)に示すように荷
物1を上下に積み重ねることができる。
【0008】結束帯2で結束した荷物1は工場等で解束
するのであるが、この解束装置は次のように構成されて
いる。解束装置は工場で荷物1を搬送する搬送コンベア
の側方に配置され、解束装置の解束装置本体8が搬送コ
ンベアの上方に出入りして解束を行うようになってい
る。図3、図4、図5に示すように解束装置本体8はレ
ール9に沿って水平に摺動自在に装着してあり、解束装
置本体8が水平に移動して出入りするようになってい
る。レール9と平行に架設したネジ軸10が解束装置本
体8の基部に螺合してあり、ネジ軸10とモータ11を
プーリ12,13及びベルト14を介して連動させてあ
り、モータ11を駆動することによりネジ軸10を駆動
して解束装置本体8を水平方向に移動させる駆動を行う
ようになっている。これにより解束装置本体8が搬送コ
ンベアの搬送方向と直交するように水平方向に出入りす
るようになっている。解束装置本体8の先端にはフック
7を上下に回動自在に装着してあり、解束装置本体8の
先端部に配置した駆動シリンダ15にてフック7を上下
に回動駆動できるようになっている。解束装置本体8の
先端の下面にはマグネット6を装着してあり、また解束
装置本体8の先端には引っ掛け金具4を検知する金具位
置検出センサー5を設けてある。解束装置本体8の下方
で搬送コンベアの側方には結束帯回収コンベア16を配
置してあり、結束帯回収コンベア16の上方には結束帯
回収ガイド17を設けてある。結束帯回収ガイド17の
上方には結束帯引き取りローラ18を配置してある。こ
の結束帯引き取りローラ18は上ローラ18aと下ロー
ラ18bとで構成されており、上ローラ18aが上下方
向に近接離間自在になっている。結束帯引き取りローラ
18の近傍には荷物1の横ずれを検出する横ずれ検出セ
ンサー19を設けてある。
【0009】上記のように構成せる解束装置で解束する
動作を説明すると次の通りである。搬送コンベアで荷物
1が解束装置まで搬送されてくると停止し、解束装置本
体8が荷物1の上方に突出する。このとき金具位置検出
センサー5で引っ掛け金具4の位置が検出され解束装置
本体8の先端が引っ掛け金具4に対応する。このとき引
っ掛け金具4の位置が図2(b)の矢印イ方向やロ方向
にずれていても金具位置検出センサー5と横ずれ検出セ
ンサー19にて引っ掛け金具4の位置に解束装置本体8
を対応させることができる。結束帯2の引っ掛け金具4
は図1(a)のように倒れているが、解束装置本体8の
先端が近づくことにより、マグネット6の磁力にて吸引
されて図1(b)のように引っ掛け金具4が直立する。
この状態でフック7が図1(c)のように下方に回動し
てフック7が引っ掛け金具4に引っ掛かる。この状態で
解束装置本体8を水平に後退させると、フック7にて引
っ掛け金具4が引かれ、図1(d)に示すように係着テ
ープ3のテープ3aがテープ3bに対して剥離され、結
束帯2が解束される。この状態で解束装置本体8がさら
に後退することにより、結束帯2が結束帯引き取りロー
ラ18の上方まで引っ張れる。このとき結束帯引き取り
ローラ18の上ローラ18aが下ローラ18bから離れ
ており、フック7を回動させてフック7を引っ掛け金具
4から抜き取ることにより、結束帯2が下ローラ18の
上に乗る。この状態で上ローラ18aが下ローラ18b
の上に乗せられて駆動される。これにより結束帯2が引
き取られ、結束帯回収ガイド17を介して結束帯回収コ
ンベア16に回収される。
【0010】
【発明の効果】本発明は叙述のように結束帯の一端に回
動自在に設けたリング状の引っ掛け金具の位置を金具位
置検出センサーで検出すると共に引っ掛け金具をマグネ
ットの磁力で直立させ、次いでフックを引っ掛け金具に
引っ掛け、フックを水平方向に移動させて結束帯の一端
を水平方向に引っ張って係着テープの一対のテープの係
着を外すので、繰り返し使用することができる結束帯で
結束した荷物を目的地まで運送した後、目的地で引っ掛
け金具にフックを簡単に引っ掛けて係着テープの一対の
テープの係着を外すことができるものであって、解束が
簡単且つ確実にでき、解束の自動化ができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)(c)(d)は本発明の解束工程
を説明する説明図である。
【図2】(a)は同上の結束帯の斜視図、(b)は同上
の結束帯で荷物を結束した状態の斜視図、(c)は結束
帯の引っ掛け金具部分を示す斜視図、(d)は荷物を積
載した状態の概略正面図である。
【図3】同上の解束装置の一実施例を示す平面図であ
る。
【図4】同上の正面図である。
【図5】図4の要部拡大正面図である。
【符号の説明】
1 荷物 2 結束帯 3 係着テープ 3a テープ 3b テープ 4 引っ掛け金具 5 金具位置検出センサー 6 マグネット 7 フック

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物に結束帯を巻回して結束帯の両端同
    士を接合離脱自在な一対のテープからなる係着テープで
    係着することにより荷造りしたものから解束するにあた
    って、結束帯の一端に回動自在に設けたリング状の引っ
    掛け金具の位置を金具位置検出センサーで検出すると共
    に引っ掛け金具をマグネットの磁力で直立させ、次いで
    フックを引っ掛け金具に引っ掛け、フックを水平方向に
    移動させて結束帯の一端を水平方向に引っ張って係着テ
    ープの一対のテープの係着を外すことを特徴とする荷物
    の結束帯の解束方法。
JP5158923A 1993-06-29 1993-06-29 荷物の結束帯の解束方法 Expired - Fee Related JP2544885B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5158923A JP2544885B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 荷物の結束帯の解束方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5158923A JP2544885B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 荷物の結束帯の解束方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0717530A JPH0717530A (ja) 1995-01-20
JP2544885B2 true JP2544885B2 (ja) 1996-10-16

Family

ID=15682298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5158923A Expired - Fee Related JP2544885B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 荷物の結束帯の解束方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2544885B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0717530A (ja) 1995-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI332471B (en) Container for packaging and transporting glass sheet(s)
CN110612263B (zh) 用于卷绕条带的卷绕系统和方法
JPH09501889A (ja) 可変伸張低粘着化粘着テープによる一体化システム
JP2544885B2 (ja) 荷物の結束帯の解束方法
EP0381097B1 (en) Method for supplying sacks to the sack application devices of sack filling plants, and an arrangement for implementing the method
JP2595446B2 (ja) 荷物の結束帯の解束装置
CN113787769A (zh) 集装袋自动生产线
EP3838819A1 (en) A reel-holder unit and apparatus for preparing edges of reels of web material including this reel-holder unit
US6824332B2 (en) Silt fence flat pack and production method
CN216468691U (zh) 一种捆扎设备
US6701831B2 (en) Apparatus and method for automated binding and spooling of wire cores
US5843272A (en) Apparatus for automatically inserting markers into books
JP3116414U (ja) 荷崩れ防止用の帯状部材
JPS63143153A (ja) 丸巻布帛の連続自動結反解棒機
JPH07137714A (ja) 荷札の取付け方法
JP3781550B2 (ja) 単片用紙束の帯掛け装置におけるテープカット機構
JP2596385Y2 (ja) 荷崩れ防止用ベルト
JPH0622688Y2 (ja) 筒状ワ−クの自動テ−ピング装置
JP2002160888A (ja) 木材搬送装置
JP3011675U (ja) 運搬物用荷くずれ防止装置
CN215885545U (zh) 一种隔层膜放卷装置
WO2023214257A1 (en) Self-propelled wrapping machine and wrapping method
JP2001122578A (ja) クレーン・フォークリフト等の揚重機器用運搬シート
SU950599A1 (ru) Устройство дл обв зки длинномерных изделий
JPH0635162U (ja) 結束帯

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960618

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees