JP2544875B2 - タッチスクリ―ンに接触する指示子の位置を決定するための方法及び装置 - Google Patents

タッチスクリ―ンに接触する指示子の位置を決定するための方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タッチスクリーン技
術の分野に関し、特に、タッチスクリーンに接触する指
示子の位置を決定するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タッチスクリーン装置は、コンピュータ
との対話の直接的な方法をコンピュータのユーザに提供
する。タッチスクリーンは、特定の機能を要求するため
に接触される。このような種類の装置において、タッチ
スクリーンとして使用される透明な表面は、陰極線管
(CRT)上に位置され、指示子により接触されている
タッチスクリーンの位置を示す信号を発生する透明板に
センサが取り付けられる。指示子は、典型的に、ユーザ
の指あるいはスタイラス等の他の指示子や装置である。
メニューの一部分の選択のために接触される特定の領域
を示すタッチスクリーンの領域は、典型的に、「ソフト
キー」として称され、CRT上に表示される。システム
のユーザは、タッチスクリーンの特定の領域に接触する
ことにより、メニューのどの選択が選ばれるかを示す。
センサは、タッチスクリーンに取り付けられると共に信
号を発生する。その信号は、指示子により接触されてい
るスクリーンのX−Y座標を決定するために、マイクロ
プロセッサによって処理される。このように、プロセッ
サは、計算されたX−Y座標の結果に基づいて、どの特
定のメニューオプションが選択されたかを判断する。
【0003】上述の技術を用いて操作する、種々のタッ
チスクリーン装置が開発されている。例えば、Perronne
au他による米国特許3,657,475号には、剛性の
ある板が少なくとも3つの離れているセンサによりディ
スプレイ面に対して固定された位置標識システムが開示
されている。センサの出力は、接触している指示子の位
置を決定するために処理される。センサは、圧電素子で
あり、タッチスクリーンに加えられた力の大きさに比例
する電圧出力を発生する。この特別なシステムでの1つ
の問題は、力を計測することに内在する不正確さであ
り、これは、センサがタッチスクリーン及びCRTに接
続されることに起因する。
【0004】タッチスクリーンに接触している指示子の
正確な座標を決定するために、システムの精度を高めよ
うとして、他のシステムが開発されている。例えば、Ro
eberによる米国特許4,121,049号では、タッチ
スクリーンの4辺に配設され、スプリング上に生成され
た力を示す出力を発生するストレインゲージを有する板
バネの使用について記載されている。DeCosta 他による
米国特許4,340,777及び4,355,202号
は、センサとタッチスクリーン間の接触面積を最小と
し、センサからより正確な力を読み取ることを可能とす
るために、タッチスクリーンに付けられる尖った部材を
提供することによって、不正確さを最小にしようと試み
ている。Bowman他による米国特許4,675,569
は、CRTアセンブリのフレーム上に位置されたガスケ
ット上にガラス板タッチスクリーンが配置されているタ
ッチスクリーンアセンブリを利用することにより、タッ
チスクリーン技術の不正確さを最小限にするための他の
システムを提供する。タッチスクリーンは、複数の圧電
素子を有し、それらは、X−Y座標中でタッチスクリー
ンが移動することを防止するのを助長するために、CR
T表面及びガラス板間に結合される。
【0005】上述のシステムは、タッチスクリーンの接
触されたX−Y座標を計算する正確さを改善するもので
はあるが、システムのユーザによる指示子の位置決めの
矛盾のための不正確さを考慮していない。例えば、タッ
チスクリーン上の指示子により加えられた力がタッチス
クリーンに対して正確に垂直でないならば、及び/また
は、タッチスクリーンに接触している間に、指示子が僅
かにシフトするならば、不正確さは発生する。さらに、
もし、タッチスクリーンへの最初の接触の後に、座標が
直ちに計算されるならば、遷移時の影響は、指示子によ
って接触されているタッチスクリーンの実際のX−Y座
標の不正確な計算となる。
【0006】ユーザエラーを最小にするための1つの手
法は、Garwin他による米国特許4,511,760号に
記載されている。この技術の用いて、プロセッサは、圧
電センサにより検知された力のピーク値を判別し、ユー
ザがタッチスクリーンとの接触から指示子を解除する時
に、力のピーク値が検出される。このシステムは、X−
Y座標の不正確な計算を最小にするには役立つが、X−
Y座標の計算は、指示子によって加えられた最大力の位
置による。しかしながら、最大力の位置は、必ずしも指
示子の実際の位置ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、指示子によっ
て接触されたタッチスクリーンの実際の座標をより正確
に検出する方法及び装置を提供することが望ましい。
【0008】また、タッチスクリーンの適切なセクショ
ンに指示子を位置決めする時の、ユーザの誤りの影響を
最小にすることにより、さらなる正確さを達成すること
が望ましい。
【0009】さらに、もし、第1の位置の座標の位置を
計算するシステムなしで、タッチスクリーンに接触して
いる指示子の位置が第1の位置から第2の位置へ移動さ
れているならば、タッチスクリーンに接触している指示
子の位置を決定することが可能なタッチスクリーンシス
テムを提供することが望ましい。
【0010】
【課題を解決するための手段】その方法は、最初の時間
で指示子の最初の座標を決定すること、第2の時間で指
示子の次の座標を決定すること及び最初の座標と次の座
標との間にある指示子の可能性のある座標を規定するこ
とを含む。さらに、その方法は、さらなる次の時間で次
の座標を再決定すること、再決定された次の座標と前に
規定された可能性のある座標との間にある指示子の可能
性のある座標を再規定することを含む。その方法は、ま
た、次の座標及び再規定された可能性のある座標が所定
の回数の繰り返しで所定の距離内になるまで、さらに次
の時間で指示子の次の座標を繰り返して再決定するこ
と、及び再決定された次の座標と前に規定された可能性
のある座標との間にある指示子の可能性のある座標を繰
り返して再規定することを含むであろう。
【0011】もし、次の座標が最初の座標から所定の距
離以上離れているならば、または、もし、次の座標が可
能性のある座標から所定の距離以上離れているならば、
最初の座標は再決定される。可能性のある座標は、次の
座標と最初の座標との間にある。さらに、可能性のある
座標は、再決定された次の座標及び前の規定された可能
性のある座標との間にある。
【0012】この発明の原理と一致する方法は、最初の
時間で指示子の最初の座標を決定すること、次の時間で
指示子の次の座標を決定すること、最初の座標から次の
座標の距離を決定すること、及び最初の座標と次の座標
との間の特定の距離を規定することとして記述される。
最初の座標と次の座標との間の特定距離は、指示子の可
能性のある座標を規定する。この方法は、また、さらな
る次の時間で指示子の次の座標を再決定すること、及び
再決定された次の座標と指示子の可能性のある座標との
間の特定距離を規定することを含むであろう。これらの
ステップの所定の回数の繰り返しによって、次の座標及
び可能性のある座標が所定の距離内になるまで、これら
のステップが繰り返される。
【0013】この発明は、また、最初の時間で指示子の
最初の座標を決定する手段と、次の時間で指示子の次の
座標を決定する手段と、最初の座標と次の座標との間に
ある指示子の可能性のある座標を規定する手段とを含
む。また、次の時間で指示子の次の座標を再決定する手
段と、再決定された次の座標と前に規定された可能性の
ある座標との間にある指示子の可能性のある座標を再規
定する手段とを含むであろう。その装置は、また、指示
子の次の座標を繰り返し再決定すると共に、再決定され
た次の座標と前に規定された可能性のある座標との間に
ある指示子の可能性のある座標を繰り返して再規定する
手段を含むであろう。
【0014】その装置は、また、最初の時間で指示子の
最初の座標を決定する手段と、最初の座標及び次の座標
が座標のストリームとして規定され、次の時間で1以上
の指示子の次の座標を決定する手段と、座標のストリー
ムに基づいて指示子の安定位置を示す可能性のある座標
を規定する手段とを含むであろう。
【0015】
【実施例】この発明の原理と一致するタッチスクリーン
に接触する指示子の位置を決定するためのシステムは、
従来技術で公知のような力センシング、赤外線、表面音
響波及びアナログ電子タッチスクリーン技術を含む従来
のタッチスクリーン技術に使用されよう。また、この発
明は、従来の力センシングタッチスクリーン技術との関
連において記載されよう。
【0016】公知のように、力センシングタッチスクリ
ーン技術は、スクリーン上の力を示す信号を変換するマ
イクロプロセッサの使用により、タッチスクリーンに接
触している指示子の座標を決定する。プロセッサにより
実行される処理は、タッチスクリーン上の力の総量が0
に等しくなければならないと共に、X及びY軸のまわり
のモーメントの総量も0に等しくなければならないとい
う事実に基づく。接触されているタッチスクリーンのX
及びY座標を計算するためのマイクロプロセッサにより
使用される数学的な公式は、1988年5月17日付け
のGarwin他による米国特許4,745,565号及び1
985年4月16日に発行されたガーウィン他による米
国特許4,511,760号に記載されている。これら
特許のそれぞれは、ここに参照されると共に、この開示
の一部とされる。従って、X及びY座標を決定する参照
は、米国特許4,745,565号及び4,511,7
60号に記載されているものには制限されなく、如何な
る公知の技術によって、X−Y座標の算出及び計算の手
段として理解されよう。
【0017】この発明の原理と一致して、タッチスクリ
ーンに接触する指示子の位置は、ある繰り返しの機能を
実行するマイクロプロセッサによって、より正確に決定
される。マイクロプロセッサは、最初の時間でタッチス
クリーンに接触されたと検出される指示子の始めの最初
の座標を決定するようにプログラムされる。システム
は、その後、実時間でX−Y座標を追跡し、座標のスト
リームが適度に安定した値になるまで、座標のストリー
ムをコンパイルする。これは、周期的に指示子の決定さ
れた位置(X−Y座標)を比較し、その後、タッチスク
リーンの座標に沿って、指示子の安定した位置を正確に
決定するために、これらの位置を比較することにより達
成される。安定位置は、指示子の決定された座標に基づ
いて算出された指示子の計算された位置として規定され
る。
【0018】図1のフローチャートを参照して、タッチ
スクリーンに接触している指示子の位置を決定するため
の技術が記載される。座標の指示は、従来周知の技術を
用いてタッチスクリーンの「X」及び「Y」座標を参照
づける。特定ポイントでの指示子の位置は、従来周知の
ように、特定のタッチスクリーンシステムのマイクロプ
ロセッサによって時間内に計算される。フローチャート
に述べられている種々のパラメータについて説明する。
「NC」は、繰り返しの数をカウントするカウンタを表
し、そこでは、スクリーンに接触する指示子について新
しい座標の読み取りが安定した位置に近接するものと決
定され、その近似の座標「XP」及び「YP」は、アル
ゴリズムの繰り返しの間にさらに正確とされる。「N
1」は、「NC」によりカウントされる繰り返しの回数
を示し、座標が安定したものと確立するためにマイクロ
プロセッサにとって必要である。「TOL」は、現在の
時間での座標の接触及び可能性のある安定した位置間の
X及びY方向の両方の最大距離を示し、そのために計算
が継続される。もし、距離が「TOL」以上ならば、計
算は、再スタートされ、「NC」が0にリセットされ
る。この最後のステップは、安定位置に到達する前に発
生された大きな動きが生じた場合には、検出時間を短縮
する。
【0019】処理は、スクリーンに接触している指示子
の座標を始めに決定し、指示子の座標を続いて決定する
こと、最初の及び次の座標に最もそれらしく、または最
も可能性のある指示子の座標に到達するために、最初の
及び次の座標を比較することとを含む。処理は、指示子
の座標を続けて決定するために継続し、前に決定された
座標を次に規定された可能性のある座標と比較し、スク
リーンに接触している指示子のための新しい可能性のあ
る座標を規定する。実時間で、システムは、現に決定さ
れた座標を前に規定された可能性のある座標と比較し、
新たな可能性のある座標を規定する。次の座標が現在の
可能性のある座標から特定の距離内である場合に、繰り
返しの指定数の後で、マイクロプロセッサは、X−Y座
標システムでのタッチスクリーンに接触している指示子
の位置を示す座標の最終的なセットを規定する。
【0020】図1のフローチャートによれば、プログラ
ムは、始めのステップ100から開始する。次のステッ
プ102において、カウンタNCは、0に初期化され、
マイクロプロセッサは、スクリーンに接触している指示
子の最初の座標を決定する。最初の座標は、XP、YP
によって示される。次のステップ103では、マイクロ
プロセッサは、タッチスクリーンに接触している指示子
の次の座標を決定する。次の座標は、X、Yによって示
される。次のステップ105では、最初の座標のX値と
次の座標との間の距離が比較される。もし、この距離の
絶対値が特定の所定距離「TOL」以下ならば、処理
は、次のステップ107に進む。次のステップ107に
おいて、最初の座標のY座標と次の座標との間の距離が
決定される。もし、Y座標の絶対値も特定の所定距離
「TOL」以下ならば、処理は次のステップ109に進
む。
【0021】それぞれのXまたはY座標間の距離が「T
OL」より大きいならば、処理は、ステップ102に戻
り、再初期化される。この状況において、新しい最初の
座標は、決定され、処理は再スタートされる。もし、タ
ッチスクリーンに接触している指示子が所定距離より大
きく移動されるならば、この機能によって、処理の再初
期化が可能となる。例えば、タッチスクリーンに接触し
ている指示子が誤ってタッチスクリーン上の最初の位置
に置かれ、次に正しい位置に移動されるならば、処理
は、再初期化され、前に決定された可能性のある座標及
び最初の座標は、指示子の安定位置を規定するための基
礎としては使用されない。
【0022】次のステップ109において、可能性のあ
る座標(最初の及び次の座標に基づいて計算された座標
を表す)は、次の座標のY座標と最初の座標との間の事
前選択された距離と同様に、最初の座標のX座標と次の
座標との間の事前選択された距離として規定される。好
ましくは、これらの可能性のある座標間の距離は、X及
びY座標の両方の間の中点として規定される。従って、
可能性のある座標は、次の座標(前にマイクロプロセッ
サにより決定された)と最初の座標(最初にマイクロプ
ロセッサにより決定された)との間の中途の点としてマ
イクロプロセッサにより規定される。しかしながら、可
能性のある座標の規定は、その中途にある点には限定さ
れない。最初の及び次の座標に関連する如何なる位置も
使用されうる。
【0023】可能性のある座標が規定された後で、カウ
ンタは、次のステップ111において、インクリメント
される。次のステップ113において、もし、カウンタ
が所定の値「N1」以下ならば、処理は、座標決定ステ
ップ103に戻る。このステップ103において、マイ
クロプロセッサは、スクリーンに接触する指示子の次の
座標を再決定する。次のステップ105及び107にお
いて、プロセッサは、再決定された次の座標のX及びY
座標と前に規定された可能性のある座標、すなわち、
「XP」、「YP」とを比較する。もし、これらの値が
所定の距離、すなわち、「TOL」以下ならば、新しい
現在の可能性のある座標は、ステップ109で規定され
る。また、新しい現在の可能性のある座標は、次の座標
と前に決定された可能性のある座標との間の中途の点と
して規定されるのが好ましい。しかしながら、現在の可
能性のある座標は、前に規定された次の座標、最初の座
標及び/または可能性のある座標の位置に基づいた座標
として規定されうる。次のステップ111において、カ
ウンタはインクリメントされる。次のステップ113で
は、もし、カウンタが所定値、すなわち、N1以下なら
ば、処理は、再びステップ103に戻る。
【0024】ステップ105及び107において、再決
定された次の座標と前に規定された可能性のある座標と
の間のX及びY座標のそれぞれの距離は、それぞれのX
及びY座標間の距離の絶対値を用いて計算される。しか
しながら、ステップ105及び107において、再決定
された次の座標と前に規定された可能性のある座標との
間のX及びY座標の距離、同様に最初の座標と次の座標
との間の距離は、計測された座標間の距離の二乗の合計
の平方根に等しいものとして計算することも可能であ
る。例えば、ステップ105及び107のように、別々
にX座標及びY座標の絶対値をそれぞれ決定する代わり
の代替ステップは、X座標方向のX座標の距離を計測
し、これの二乗を形成し、Y座標方向のY座標の距離の
二乗に対して加算する。合計結果の平方根は、次の座標
と前に決定された可能性のある座標との、または、最初
の座標と次の座標との間の距離を示す。これは、二点間
の距離を計算する二乗法の合計として参照される。も
し、この距離が所定の距離である「TOL」と呼ばれる
ものよりも大きいならば、処理はステップ102に戻
る。距離を決定するためのこの手順は、現在、好ましい
手順ではない。何故ならば、それは、より多くの計算を
必要とし、従って、より複雑なプログラミング及びプロ
グラムを実行するためのより長い時間を必要とするから
である。
【0025】ステップ105または107において何時
でも、もし、可能性のある座標及び次の座標間に関して
X及びY座標の距離が所定の距離、すなわち、「TO
L」より大きいか、または等しいならば、処理は最初の
決定ステップ102に戻り、マイクロプロセッサは、新
しい最初のX−Y座標を計算し、カウンタを初期化し、
「NC」が0と等しくなる。もし、これが生起するなら
ば、スクリーンに接触している指示子がスクリーン上の
新しい位置に移動する場合のように、次の座標が前に決
定された可能性のある座標から全く遠い距離であること
を有効にマイクロプロセッサが決定する。所定のカウン
ト数のために次の座標から特定の距離内に可能性のある
座標があるという事実を示す所定値にカウンタが到達す
る時に、プログラムが終了する。この状況がきた時に、
しかる後に報告される安定した位置内に指示子があると
考えられる。
【0026】指示子の最後の位置として報告された可能
性のある座標が最初の座標と次の座標との間の座標とな
るようにすることもできる。これは、「NC」=1と設
定することにより達成され、その結果、図1のフローチ
ャートを参照すると、処理は、ステップ113の後で終
了し、ステップ103及びその後の次のステップの繰り
返しがなくなる。この状況において、指示子の安定した
位置は、最初の座標及び次の座標との間にあるものと規
定される。
【0027】図1に示される処理は、前に規定された現
在の可能性のある座標と次の座標との間の中途として現
在の可能性のある座標を決定する。加重平均や他のデー
タフィルタリング技法及び技術のような直接平均以外の
他の特別な関係がこの発明の原理を用いて実現されうる
ことが当業者には明らかであろう。
【0028】また、この発明が一次元タッチで接触の位
置を決定することに適用されることが理解されよう。例
えば、図1のステップ107を省略し、ステップ105
から109に直接進むことが必要とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理と一致するタッチスクリーンに
接触する指示子の位置を決定するための方法を示すフロ
ーチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・エル・レヴィン アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ヨー クタウンハイツ、インディアナアベニュ ー 1474 (56)参考文献 特開 平4−199417(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチスクリーンに接触する指示子の位
    置を決定するための方法であって、 (a)第1の時間で上記指示子の最初の座標を決定する
    ステップと、 (b)上記第1の時間より後の第2の時間で上記指示子
    の次の座標を決定するステップと、 (c)上記最初の座標及び上記次の座標に基づいて上記
    指示子の可能性のある座標を規定するステップとを含む
    方法。
  2. 【請求項2】 さらに、上記指示子の位置として上記可
    能性のある座標を報告するステップを含む請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 さらに(d)上記指示子の次の座標を再
    決定するステップと、 (e)ステップ(d)で再決定した次の座標及びステッ
    プ(c)で規定した可能性のある座標に基づいて上記指
    示子の可能性のある座標を再規定するステップとを含む
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記可能性のある座標は、その基になる
    2つの座標の間の距離が所定値以下の時に規定される請
    求項1又は3記載の方法
  5. 【請求項5】 上記可能性のある座標は、その基になる
    2つの座標の間にくるように規定される、請求項1記載
    の方法
  6. 【請求項6】 タッチスクリーンに接触する指示子の位
    置を決定するための装置であって、 (a)第1の時間で上記指示子の最初の座標を決定する
    ための手段と、 (b)上記第1の時間より後の第2の時間で上記指示子
    の次の座標を決定するための手段と、 (c)上記最初の座標及び上記次の座標に基づいて上記
    指示子の可能性のある座標を規定するための手段とを含
    む装置
  7. 【請求項7】 さらに、上記指示子の位置として上記可
    能性のある座標を報告する手段を含む請求項6記載の装
  8. 【請求項8】 さらに(d)上記指示子の次の座標を再
    決定する手段と、 (e)該手段で再決定した次の座標及び(c)の手段で
    規定した可能性のある座標に基づいて上記指示子の可能
    性のある座標を再規定する手段を含む請求項6記載の装
  9. 【請求項9】 上記可能性のある座標は、その基になる
    2つの座標の間の距離が所定値以下の時に規定される請
    求項6又は8記載の装置
  10. 【請求項10】 上記可能性のある座標は、その基にな
    る2つの座標の間にくるように規定される、請求項6記
    載の装置
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