JP2544721B2 - デイジタル親子電話用給電装置 - Google Patents

デイジタル親子電話用給電装置

Info

Publication number
JP2544721B2
JP2544721B2 JP3197086A JP3197086A JP2544721B2 JP 2544721 B2 JP2544721 B2 JP 2544721B2 JP 3197086 A JP3197086 A JP 3197086A JP 3197086 A JP3197086 A JP 3197086A JP 2544721 B2 JP2544721 B2 JP 2544721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
changeover
telephone
changeover switch
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3197086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62190965A (ja
Inventor
達博 長縄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP3197086A priority Critical patent/JP2544721B2/ja
Publication of JPS62190965A publication Critical patent/JPS62190965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2544721B2 publication Critical patent/JP2544721B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、1本のディジタル加入者線(以下局線と
呼ぶ)に対して2台以上のディジタル電話機を接続して
発信,着信,転送等の親子電話機能を提供する場合の給
電装置に関するものである。
〔従来の技術〕
これまでディジタル電話機として、アナログ電話機と
同様、停電中でも使用できるよう局給電で動作するもの
が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、親子電話のために、1本の局線に複数台のデ
ィジタル電話機を接続する場合には、アナログ電話機と
異なり、局給電では複数のディジタル電話機に給電する
ことができず、また単純なブランチ接続ができないので
制御装置が必要となる。このように、ディジタル電話機
用の親子電話(以後,親子電話とは,制御装置内の内線
端子に対応して接続された,互いに対等な関係の電話機
をさす)を実現するのは容易でなく、いまだ実現されて
いない。この種の制御装置において接続される電話機に
直流電力を供給する方法としては、装置内のAC電源を利
用する給電回路から行うか、または局から供給される直
流電力を複数台の電話機のうち特定の1台に対して固定
的に提供することが考えられる。しかし、この場合、前
者の方法ではAC電源が切れた場合には全ての電話機が使
用不能となり、後者の方法では特定の電話機以外の電話
機が通話中に停電した場合その通話を保持できないとい
う欠点が生じることとなる。
この発明は、停電時に使用中の電話機に対してその通
話を保持するとともに、停電時でも制御装置に接続され
た電話機の少なくとも1台の使用が可能なディジタル親
子電話を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかるディジタル親子電話用給電装置は,
複数個の切替スイッチ(8,9,10)と,複数個の電力分離
回路(5,6,7)と,バイパス線(4)と,給電回路(1
2)と,停電検出回路(13)と,制御手段(18)とを有
するディジタル親子電話用給電装置であって, 各切替スイッチ(8,9,10)は,一方側に切替え用の2
端子を有し, 各電力分離回路(5,6,7)は、直流に対し信号を重
畳,または分離可能であり, 制御手段(18)は,前段側では,電力分離回路(7)
と切替えスイッチ(10)の切替端子の一方とを介して局
線端子(3)に接続され,後段側では,電力分離回路
(5)と切替スイッチ(8)の切替端子の一方とを介し
て一方のディジタル電話機(TELA)に,また,電力分離
回路(6)と切替スイッチ(9)の切替端子の一方とを
介して他方のディジタル電話機(TELB)に,それぞれ接
続され, バイパス線(4)は,一端が,局線端子(3)に接続
された切替スイッチ(10)の切替端子の他方に,他端
が,一方のディジタル電話機(TELA)に接続された切替
スイッチ(8)の切替端子の他方に,及び,他方のディ
ジタル電話機(TELB)に接続された切替スイッチ(9)
の切替端子の他方に,それぞれ接続され, 給電回路(12)は,AC−DC変換を行う回路であり,制
御手段(18)と制御手段(18)の後段側の電力分離回路
(5)と電力分離回路(6)とにそれぞれ接続され,制
御手段(18)から信号を重畳されて,その信号の重畳さ
れた直流電力をディジタル電話機(TELA),ディジタル
電話機(TELB)に,それぞれ給電可能であり, 停電検出回路(13)は,給電回路(12)に対するACの
停電を検出し, 制御手段(18)は,給電回路(12)の直流電力で駆動
され,信号の終端を行うものであり,局線端子(3)か
らの信号のみを電力分離回路(5)と電力分離回路
(6)とにそれぞれ出力し,ACの停電時には,前段側の
切替スイッチ(10)の切替端子と,後段側の切替スイッ
チ(8,9)のうち使用中のディジタル電話機(TELA,TEL
B)が接続されている切替スイッチの切替端子を,他方
に切り替えるものであり, または,バイパス線(4)は,一端が,局線端子
(3)に接続された切替えスイッチ(10)の切替端子の
他方に,他端が,切替えスイッチ(17)に接続され,切
替えスイッチ(17)の切替端子の一方は,ディジタル電
話機(TELA)に接続された切替スイッチ(8)の切替端
子の他方に(15)により,切替えスイッチ(17)の切替
端子の他方は,ディジタル電話機(TELB)に接続された
切替スイッチ(9)の切替端子の他方に(16)により,
それぞれ接続され、 制御手段(18)は,ACの通電中は,バイパス線(4)
の切替スイッチ(17)の切替端子を使用中の電話機側に
予め切替えておき,AC停電時には,前段側及び後段側各
切替スイッチ(8,9,10)の切替端子を他方側に切り替え
るものである。
[作用] この発明は、AC電源を用いた給電回路から装置に接続
された全ての電話機に対して給電を行い、AC電源の停電
時には使用中の電話機がある場合には任意の使用中の電
話機に対して局からの直流電力を供給し、そうでない場
合は特定の内線端子に接続された電話機のみに局からの
直流電力を供給する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の第1の実施例を説明する回路のブ
ロック図であって、1,2は電話機を接続するための内線
端子、3は局線端子、4は前記内線端子1,2と局線端子
3を直結するためのバイパス線、5,6,7は前記内線端子
1,2および局線端子3を介して入出力する直流電力とデ
ィジタル信号を分離するための電力分解回路であり、8,
9は前記内線端子1,2の接続先(電力分離回路5,6かバイ
パス線4か)と切り替えるための切替スイッチ、10は前
記局線端子3の接続先(電力分離回路7がバイパス線4
か)を切り替えるための切替スイッチ、11は制御回路、
12は電話機に直流電力を供給するための給電回路、13は
停電検出回路、14はコンデンサに充電した電力または電
池などを利用したバックアップ回路、18は制御手段であ
る。なお、内線端子1に接続される電話機をA,内線端子
2に接続される電話機をBとする。
第1の実施例はディジタル信号および直流電力の伝送
線が2線式でも4線式でも適用できるが、第1図では内
線端子1,2、局線端子3、バイパス線4およびこれらに
関係する部分をそれぞれ一本の線で代表して表わしてい
る。
次に、第1図により第1の実施例の動作について説明
する。
AC通電中は、制御回路11は内線端子1,2および局線端
子3がそれぞれ電力分離回路5,6,7に接続されるよう
に、切替スイッチ8,9,10を制御する。この状態では、電
話機A,Bへの給電は局給電でなく電力分離回路5,6を介し
て給電回路12から行われるとともに、電話機A,Bと局線
間の信号の授受は制御回路11を介して行われ、制御回路
11は親子電話機能を実現するための一部の信号(電話機
A,Bから送出される“転送要求”など)を終端し、局線
の保留、転送先の呼出等を行う。またこの状態では、制
御回路11は電話機および局線の状態(例えば、内線端子
1に接続された電話機Aが通話中、内線端子1に接続さ
れた電話機Aから内線端子2に接続された電話機Bへ転
送中など)を監視する。
AC電源が停電した瞬間においては、停電検出回路13が
給電回路12の出力電圧を監視することにより停電を検出
し制御回路11に知らせる。制御回路11は切替スイッチ10
をバイパス線4側に切り替えるとともに、後で説明する
ように電話機A,Bの使用状態に応じて切替スイッチ8ま
たは9の一方をバイパス線4側に切り替える。ここで、
切替スイッチ8および9はAC電源が停電中にも状態が保
持されなければならないが、この為には例えば自己保持
形電磁リレーなどを使用すればよい。これに対して、切
替スイッチ10は通電中は局線端子3が電力分離回路7側
に接続されるように制御し、停電時は局線端子3がバイ
パス線4側に接続されるように制御すればよい。この場
合、例えば、リレーに制御電流を流した時に局線端子3
が電力分離回路7側に接続されるようにし、制御電流を
切った時に局線端子3がバイパス線4側に接続されるよ
うにすれば、停電中に制御電流を流す必要がないので、
切替スイッチ10には自己保持形でなく通常の電磁リレー
などを使用することができる。また停電の瞬間の制御回
路11、切替スイッチ8,9の動作を保証するために、バッ
クアップ回路14から給電を行う。この給電は、リレーが
切り替わるまでの短時間の動作を保証すればよく必要な
電力は少ない。したがって、コンデンサに充電した電力
または小型の電池を利用したハックアップ回路14で十分
である。
また上記のように切替スイッチィを切り替える時、伝
送されるディジタル信号の同期外れおよび直流給電の瞬
断を生じる。ディジタル信号の同期外れに対しては、一
度同期外れが起きても再度同期を確立するようになって
おり、さらに、短時間の同期外れが起きても通話が切断
されないように保護している。また直流給電の瞬断に対
しては、コンデンサに充電した電力を利用した保護回路
をディジタル電話機に内蔵し、直流給電が瞬断した時の
動作を保証している。したがって、切替スイッチとして
一般的な電磁形リレーを使用しても、その瞬断時間は十
数mSと十分短いため問題にならない。
AC電源の停電時に制御回路11が切替スイッチ8,9を制
御する方法としては、例えば以下の手順をとればよい。
制御フローチャートの例を第2図に示す。なお、(1)
〜(7)は各ステップを示す。
AC電源の停電が検出され(1)、内線端子1に接続さ
れた電話機Aが通話中の場合は(2)、内線端子2に接
続された電話機Bが通話中かどうかを確認し(3)、電
話機Bが通話中でなければ切替スイッチ8を切り替えて
電話機Aをバイパス線4に接続する(4)。ステップ
(2)で電話機Aが通話中でなければ、電話機Bが通話
中かどうかを判断し(5)、通話中であれば切替スイッ
チ9を切り替えて電話機Bをバイパス線4に接続する
(6)。ステップ(5)で電話機Bが通話中でなければ
切替スイッチ8のみを切り替えて電話機Aをバイパス線
4に接続する(4)。
さらに、ステップ(3)で電話機Bが通話中のときは
電話機Bから電話機Aへの転送中かどうかを判断し
(7)、転送中であれば切替スイッチ9を切り替えて電
話機Bをバイパス線4に接続し、転送中でなければ切替
スイッチ8を切り替えて電話機Aをバイパス線4に接続
する。
上記の動作をまとめて示すと下記のようになる。
(I) 内線端子1または2に接続された電話機A,Bの
一方が局線と通話中の場合は、通話中の電話機が接続さ
れている接続端子側の切替スイッチ(8または9)のみ
をバイパス線4側に切り替える。
(II) 転送中の状態など、局線を保留して内線端子1
および2に接続された電話機A,B間が通話中の場合は、
適当な優先順位付け(例えば転送元を優先する等)によ
り、どちらか一方の内線端子側の切替スイッチ(8また
は9)をバイパス線4側に切り替える。
(III) 内線端子1および2に接続された電話機A,Bの
両方とも使用されていない場合は、特定の電話機接続端
子側の切替スイッチ(8または9)をバイパス線4側に
切り替える。
これらの動作により、AC電源停電時に使用中の電話機
がある場合は、その電話機を局給電で動作させることが
でき、停電時にどの電話機も使用われていない場合にも
何れかの接続端子に接続された電話機に対して給電が可
能な状態になる。
したがって、このような構成によれば、AC電源停電中
には装置に接続された電話機A,Bの少なくとも1台を使
用可能にするとともに、停電時に使用中の電話機がある
場合にはその通話を保持することができる。
第3図はこの発明の第2の実施例を説明する回路のブ
ロック図であって、1〜14は第1図と同様であって、1
5,16は前記内線端子1,2とバイパス線4を接続するため
のバイパス線、17は前記バイパス線4の接続先(バイパ
ス線15かバイパス線16か)を切り替えるための切替スイ
ッチ、18は制御手段である。この第2の実施例は第1の
実施例と同様ディジタル信号および直流電力の伝送線が
2線式にも4線式にも適用できるが、第3図では内線端
子1,2、局線端子3、バイパス線4,15,16およびこれらに
関係する部分をそれぞれ一本の線で代表して表してい
る。
次に第3図を使って第2の実施例の動作を説明する。
AC通電中は第1の実施例と同様に、制御回路11は各端子
1,2,3がそれぞれ電力分離回路5,6,7に接続されるように
切替スイッチ8,9,10を制御する。この状態では、電話機
A,Bへの給電は電力分離回路5,6を介して給電回路12から
行われるとともに、電話機A,Bと局線間の信号の授受は
制御回路11を介して行われ、制御回路11は親子電話機能
を実現するための一部の信号(電話機A,Bから送出され
る“転送要求”など)を終端し、局線の保留、転送先の
呼出等を行う。またこの状態では、制御回路11は電話機
A,Bおよび局線の状態を監視するとともに、以下に示す
ように電話機の使用状態に応じて切替スイッチ17を制御
する。
AC通電中に制御回路11が切替スイッチ17を制御する方
法としては、例えば以下の手順をとればよい。この制御
フローチャートの例を第4図に示す。第4図中の(11)
〜(17)は各ステップを示す。このフローチャートは第
2図のフローチャートと切替スイッチ17を切り替える点
で相違するのみであるから詳細な説明は省略し、動作を
まとめて下記に示す。
(I) 内線端子1または2に接続された電話機A,Bの
一方が局線と通話中の場合は、切替スイッチ17を通話中
の電話機が接続されている接続端子側のバイパス線(15
または16)側に切り替える。
(II) 転送中の状態など、局線を保留して内線端子1
および2に接続された電話機A,B間が通話中の場合は、
適当な優先順位付け(例えば転送元を優先する等)によ
り、切替スイッチ17をどちらか一方のバイパス線(15ま
たは16)側に切り替える。
(III) 内線端子1および2に接続された電話機A,Bの
両方とも使用されていない場合は、切替スイッチ17を特
定の電話機接続端子側のバイパス線(15または16)側に
切り替える。
AC電源が停電した瞬時においては、制御回路11が切替
スイッチ8,9,10をそれぞれバイパス線15,16および4側
に切り替える。この時、切替スイッチ17は既に設定され
ているので内線端子1,2のどちらか一方が局線端子3に
接続される。ここで、切替スイッチ17はAC電源が停電中
にも状態が保持されなければならないが、このためには
例えば自己保持形電磁リレーなどを使用すればよい。こ
れに対して切替スイッチ8,9,10には、第1の実施例の切
替スイッチ10と同様、制御電流が切れた時に内線端子1,
2および局線端子3がバイパス線4側に接続されるよう
にすれば、停電中に制御電流を流す必要がないので、切
替スイッチ8,9,10には自己保持形にではなく通常の電磁
リレーなどを使用することができる。この場合、切替ス
イッチ17の制御はAC通電中に行われ、また切替スイッチ
8,9,10の制御はAC電源の停電によって自動的に行われる
ので第1の実施例のような停電検出回路13およびバック
アップ回路14は必ずしも必要でない。
これらの動作により、第2の実施例の構成によっても
第1の実施例と同様に、AC電源の停電中に使用中の電話
機がある場合にはその通話を保持することができる。
第1の実施例と第2の実施例は2線式の伝送線でも4
線式の伝送線でも適用できることは既に述べたが、電話
機を3台以上接続する場合も上記実施例から容易に類推
できることは云うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のディジタル親子電話
用給電装置は,複数個の切替スイッチ(8,9,10)と,複
数個の電力分離回路(5,6,7)と,バイパス線(4)
と,給電回路(12)と,停電検出回路(13)と,制御手
段(18)とを有するディジタル親子電話用給電装置であ
って, 各切替スイッチ(8,9,10)は,一方側に切替え用の2
端子を有し, 各電力分離回路(5,6,7)は、直流に対し信号を重
畳,または分離可能であり, 制御手段(18)は,前段側では,電力分離回路(7)
と切替えスイッチ(10)の切替端子の一方とを介して局
線端子(3)に接続され,後段側では,電力分離回路
(5)と切替スイッチ(8)の切替端子の一方とを介し
て一方のディジタル電話機(TELA)に,また,電力分離
回路(6)と切替スイッチ(9)の切替端子の一方とを
介して他方のディジタル電話機(TELB)に,それぞれ接
続され, バイパス線(4)は,一端が,局線端子(3)に接続
された切替スイッチ(10)の切替端子の他方に,他端
が,一方のディジタル電話機(TELA)に接続された切替
スイッチ(8)の切替端子の他方に,及び,他方のディ
ジタル電話機(TELB)に接続された切替スイッチ(9)
の切替端子の他方に,それぞれ接続され, 給電回路(12)は,AC−DC変換を行う回路であり,制
御手段(18)と制御手段(18)の後段側の電力分離回路
(5)と電力分離回路(6)とにそれぞれ接続され,制
御手段(18)から信号を重畳されて,その信号の重畳さ
れた直流電力をディジタル電話機(TELA),ディジタル
電話機(TELB)に,それぞれ給電可能であり, 停電検出回路(13)は,給電回路(12)に対するACの
停電を検出し, 制御手段(18)は,給電回路(12)の直流電力で駆動
され,信号の終端を行うものであり,局線端子(3)か
らの信号のみを電力分離回路(5)と電力分離回路
(6)とにそれぞれ出力し,ACの停電時には,前段側の
切替スイッチ(10)の切替端子と,後段側の切替スイッ
チ(8,9)のうち使用中のディジタル電話機(TELA,TEL
B)が接続されている切替スイッチの切替端子を,他方
に切り替えるものであり, または,バイパス線(4)は,一端が,局線端子
(3)に接続された切替えスイッチ(10)の切替端子の
他方に,他端が,切替えスイッチ(17)に接続され,切
替えスイッチ(17)の切替端子の一方は,ディジタル電
話機(TELA)に接続された切替スイッチ(8)の切替端
子の他方に(15)により,切替えスイッチ(17)の切替
端子の他方は,ディジタル電話機(TELB)に接続された
切替スイッチ(9)の切替端子の他方に(16)により,
それぞれ接続され、 制御手段(18)は,ACの通電中は,バイパス線(4)
の切替スイッチ(17)の切替端子を使用中の電話機側に
予め切替えておき,AC停電時には,前段側及び後段側各
切替スイッチ(8,9,10)の切替端子を他方側に切り替え
るようにしたので,AC電源の停電中には装置に接続され
た電話機の少なくとも1台を使用可能にするとともに、
停電時に使用中の任意の電話機に対してその通話を保持
することができる。したがって、この発明を使用すれば
火事などの緊急連絡用の通話をしている最中に停電が起
きた場合や、誤ってACコンセントが抜けた場合にもその
重要な通話が切断されるのを避けることができ、また、
局線が保留、つまり親,子電話機間で通話しているとき
の停電でも通話が中断しないという極めて優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を説明するための回路
のブロック図、第2図は第1図の実施例の動作を説明す
るためのフローチャート、第3図はこの発明の第2の実
施例を説明するための回路のブロック図、第4図は第3
図の実施例の動作を説明するためのフローチャートであ
る。 図中、1,2は内線端子、3は局線端子、4はバイパス
線、5,6,7は電力分離回路、8,9,10,17は切替スイッチ、
11は制御回路、12は給電回路、13は停電検出回路、14は
バックアップ回路、15,16はバイパス線、18は制御手段
である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の切替スイッチ(8,9,10)と,複数
    個の電力分離回路(5,6,7)と,バイパス線(4)と,
    給電回路(12)と,停電検出回路(13)と,制御手段
    (18)とを有するディジタル親子電話用給電装置であっ
    て, 各切替スイッチ(8,9,10)は,一方側に切替え用の2端
    子を有し, 各電力分離回路(5,6,7)は、直流に対し信号を重畳,
    または分離可能であり, 制御手段(18)は,前段側では,電力分離回路(7)と
    切替えスイッチ(10)の切替端子の一方とを介して局線
    端子(3)に接続され,後段側では,電力分離回路
    (5)と切替スイッチ(8)の切替端子の一方とを介し
    て一方のディジタル電話機(TELA)に,また,電力分離
    回路(6)と切替スイッチ(9)の切替端子の一方とを
    介して他方のディジタル電話機(TELB)に,それぞれ接
    続され, バイパス線(4)は,一端が,局線端子(3)に接続さ
    れた切替スイッチ(10)の切替端子の他方に,他端が,
    一方のディジタル電話機(TELA)に接続された切替スイ
    ッチ(8)の切替端子の他方に,及び,他方のディジタ
    ル電話機(TELB)に接続された切替スイッチ(9)の切
    替端子の他方に,それぞれ接続され, 給電回路(12)は,AC−DC変換を行う回路であり,制御
    手段(18)と制御手段(18)の後段側の電力分離回路
    (5)と電力分離回路(6)とにそれぞれ接続され,制
    御手段(18)から信号を重畳されて,その信号の重畳さ
    れた直流電力をディジタル電話機(TELA),ディジタル
    電話機(TELB)に,それぞれ給電可能であり, 停電検出回路(13)は,給電回路(12)に対するACの停
    電を検出し, 制御手段(18)は,給電回路(12)の直流電力で駆動さ
    れ,信号の終端を行うものであり,局線端子(3)から
    の信号のみを電力分離回路(5)と電力分離回路(6)
    とにそれぞれ出力し,ACの停電時には,前段側の切替ス
    イッチ(10)の切替端子と,後段側の切替スイッチ(8,
    9)のうち使用中のディジタル電話機(TELA,TELB)が接
    続されている切替スイッチの切替端子を,他方に切り替
    える ディジタル親子電話用給電装置。
  2. 【請求項2】バイパス線(4)は,一端が,局線端子
    (3)に接続された切替えスイッチ(10)の切替端子の
    他方に,他端が,切替えスイッチ(17)に接続され,切
    替えスイッチ(17)の切替端子の一方は,ディジタル電
    話機(TELA)に接続された切替スイッチ(8)の切替端
    子の他方に(15)により,切替えスイッチ(17)の切替
    端子の他方は,ディジタル電話機(TELB)に接続された
    切替スイッチ(9)の切替端子の他方に(16)により,
    それぞれ接続され、 制御手段(18)は,ACの通電中は,バイパス線(4)の
    切替スイッチ(17)の切替端子を使用中の電話機側に予
    め切替えておき,AC停電時には,前段側及び後段側各切
    替スイッチ(8,9,10)の切替端子を他方側に切り替える 特許請求の範囲第1項記載のディジタル親子電話用給電
    装置。
JP3197086A 1986-02-18 1986-02-18 デイジタル親子電話用給電装置 Expired - Lifetime JP2544721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3197086A JP2544721B2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18 デイジタル親子電話用給電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3197086A JP2544721B2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18 デイジタル親子電話用給電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62190965A JPS62190965A (ja) 1987-08-21
JP2544721B2 true JP2544721B2 (ja) 1996-10-16

Family

ID=12345809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3197086A Expired - Lifetime JP2544721B2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18 デイジタル親子電話用給電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2544721B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60125052A (ja) * 1983-12-09 1985-07-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 宅内制御装置の電源供給方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62190965A (ja) 1987-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5938784B2 (ja) N+1予備方式
JP2544721B2 (ja) デイジタル親子電話用給電装置
JP3674711B2 (ja) 加入者伝送装置
JPH03274953A (ja) 電話システム
JPS60125052A (ja) 宅内制御装置の電源供給方式
JPS61121594A (ja) 局線・回線インタフエ−ス回路
JPS63283340A (ja) 電話システムの停電通話保証方式
JPH0243870A (ja) 転送制御装置
JP2680587B2 (ja) 通信装置
JP2756153B2 (ja) 構内交換機の通話路延長方式
US20040032938A1 (en) Communication control methd for notifying calling telephone number, terminal device and recording medium
JPH05110582A (ja) 音声呼の無切断通信方法
JPH04196666A (ja) 回線選択接続装置
JP2595106B2 (ja) 局線インタフェース装置
JPS63149990A (ja) ボタン電話装置
JPS631288A (ja) トランク回路
JP2690347B2 (ja) 網サービスの設定方法
JPS583493A (ja) 電話装置の制御方式
JPS61230555A (ja) 宅内機器の選択着信方式
JPS61289758A (ja) 自動切替着信方式
JPH0310497A (ja) 停電切替方式
JPS58182358A (ja) 遠隔制御電話局のデ−タリンク障害処理方式
JPS58101543A (ja) 端末インタフエ−ス
JPS6249745A (ja) 回線切換装置
JPH0231907B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term