JP2544481B2 - 通信制御方式 - Google Patents

通信制御方式

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JP2544481B2
JP2544481B2 JP1126614A JP12661489A JP2544481B2 JP 2544481 B2 JP2544481 B2 JP 2544481B2 JP 1126614 A JP1126614 A JP 1126614A JP 12661489 A JP12661489 A JP 12661489A JP 2544481 B2 JP2544481 B2 JP 2544481B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の情報処理装置とそれらを接続する伝
送路から成る通信システムに係り、特に、任意の情報処
理装置間で情報伝達を行なうのに好適な通信制御方式に
関する。
〔従来の技術〕
従来、複数の情報処理装置が接続されている通信シス
テムにおける通信制御方式の一例としては、特開昭61−
93753号公報に記載されているポーリング方式が挙げら
れる。
上記方式では、情報処理装置に障害があったり情報処
理装置が伝送路に接続されていなかったり、あるいは、
情報処理装置が正常に動作していてもポーリングコマン
ドが途中で伝送エラーを起こした場合には、通信システ
ムの制御をつかさどる情報処理装置(以下、端末制御装
置、その他の情報処理装置を端末装置と呼ぶ。)では、
端末装置からの応答を持ち続けることになり、ポーリン
グサービスが停止する。これを防ぐために、端末制御装
置に応答監視手段を設け、端末制御装置は、ポーリング
コマンドを送出して指定された端末装置からの応答を待
ち、一定時間以内に応答がない場合には、該端末装置に
何らかの異常があるとみなし、次のポーリングサービス
へ移行するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、データの衝突を避けるために、応答
監視用タイマの設定値を、端末装置が送信するデータに
要する転送時間以上にしなければならない。この場合、
端末装置が障害を起こしていたり、あるいは伝送路上に
接続されていなかった場合には、端末制御装置は、端末
装置にポーリングコマンドを送信後タイムオーバするま
で、次のポーリングコマンドを送信できなくなり、通信
システム全体の効率が低下する。また、端末装置は、端
末制御装置に対してのみデータ転送が許されており、端
末装置間で直接データの送受信を行なうことは全く許さ
れていなかった。
上記問題点を解決する技術として、本出願人が先に出
願した特開昭63−197142号「ポーリング方式」に記載さ
れているポーリング方式がある。
上記方式では、端末制御装置から端末装置へ送信する
ポーリングコマンドを端末装置の状態監視に用い、新に
送信権譲渡コマンドを設け、端末装置に送信権を与え
る。具体的には、ポーリングコマンドを受けた端末装置
は、データ送信要因があると、端末制御装置に対し“送
信要求”応答を返し、これを受けた端末制御装置では、
該端末装置に対して送信権譲渡コマンドを送信する。送
信権譲渡コマンドで送信権を得た端末装置は、端末制御
装置を介することなく、目的の端末装置に対して直接デ
ータコマンドを送信する。又、送信先端末装置は、この
コマンドを直接受信して、応答を送信先端末装置に対し
送信する。この応答を受信した端末装置は、端末制御装
置に対して送信権返却コマンドを送信して送信権を戻し
てデータ転送動作を完了する。端末制御装置は、送信権
が戻った段階で次の端末装置に対してポーリングコマン
ドを発行する。以上のようにして、ポーリングコマンド
の発行効率を良くし、また、端末装置間のデータ伝送を
実現している。
しかしながらこの方式においては、端末装置間のデー
タ伝送における効率に問題がある。その例を第2図に示
す通信シーケンスを用いて説明する。ここで、通信シス
テムには、端末制御装置、端末装置(A)と端末装置
(B)が接続されており、端末制御装置と端末装置
(A)は、通信可能状態であり、端末装置(B)は、電
源OFF状態であるとする。まず、端末装置(A)が端末
装置(B)へデータ送信する場合、端末装置(A)は端
末制御装置より、ポーリングコマンド9を受信すると送
信権要求コマンド10を返す。これを受けた端末制御装置
は、該端末装置(A)に対し、送信権譲渡コマンドを送
信し送信権を与える。送信権を与えられた端末装置
(A)は、端末装置(B)へデータ送信コマンド12を送
出する。端末装置(B)は、電源OFF状態なので、前記
データ送信コマンド12の受授は成立しない。これを端末
装置(A)では、無応答監視を行ない、タイムオーバに
なると次の処理へ移る。通常、通信では、送受信が成立
しなかった場合、再実行(リトライ)を行なうことによ
り、データ伝送の品質を確保している。よって、端末装
置(A)は、上記データ送信を、システムによって予め
決められたリトライ回数分実行後、端末装置(B)とデ
ータ伝送不能状態であると認識し、端末制御装置に対
し、送信権返却コマンド10を送信し送信権を返す。
ここで問題となるのは、端末装置(B)が電源OFF状
態にもかかわらず、端末装置(A)が無駄な送信を行な
って通信システム全体の効率を低下させることと、端末
制御装置が端末装置へ送信権を渡してしまう為に、各端
末装置へのサービスの割り合いを管理できなくなったた
めに端末装置(A)が、データ送信のリトライを実行
し、その間回線を専有し、他の端末装置の効率が低下す
るという2点である。
さらに、前記ポーリング方式では、各端末装置の伝送
速度は、同一でかつ単一であることを前提にしている。
その為、異なった伝送速度の端末装置を同一伝送路に接
続することはできなかった。
上記問題点を解決する手段として、本出願人が先に出
願した特開平01−78546号・「ポーリング方式」に記載
されているポーリング方式がある。
上記方式では、端末制御装置に伝送速度切換回路を設
け、各端末装置の伝送速度を記憶する端末情報テーブ
ル、または各端末装置の装置アドレスを伝送速度ごとに
あらかじめグルーピングしておいた端末装置アドレスに
したがって伝送速度切換回路を設定して端末装置固有の
伝送速度でポーリングコマンドを送信することにより、
同一伝送路上に接続された異なった伝送速度の端末装置
と端末制御装置間のデータ伝送を実現している。
本発明の第1の目的は、上記通信システムにおいて効
率の良い端末装置間のデータ伝送を実現する通信制御方
式を提供することにある。
本発明の第2の目的は、上記通信システムにおいて各
端末装置への均一サービスを実現する通信制御方式を提
供することにある。
本発明の第3の目的は、異なる伝送速度の端末装置間
でのデータ伝送を実現する通信制御方式を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明においては、複数の
情報処理装置が互いに伝送路で結合されている通信シス
テムにおける通信制御方式であって、複数の情報処理装
置が送信権を得、それぞれデータ送信を行なう前にデー
タ伝送する送信先情報処理装置の状態を検知し、その状
態に応じた処理を実行し(再実行は行なわない)、その
後、情報処理装置が自主的に送信権を開放することによ
り実現する。この送信先情報処理装置の状態検知の第1
の手段は、端末装置(すなわち、情報処理装置)が、端
末制御装置に対し、送信先情報処理装置を固有に識別す
る情報(例えば、アドレス)を含んだ送信権要求コマン
ドを送信し、これを受けた端末制御装置は、送信権要求
コマンドに含まれた識別情報に該当する情報処理装置の
状態情報を含んだ送信権譲渡コマンドを返し、端末装置
が状態情報を識別することにより実現する。
又、送信先情報処理装置の状態検知の第2の手段は、
端末装置内に該通信システムに接続されている全情報処
理装置の状態をテーブルとして保持し、該テーブルを検
索することにより実現する。
この状態テーブルは、状態の変化のあった情報処理装
置または、端末制御装置より送信される情報を元に作成
及び修正することが好ましい。
送信先情報処理装置の状態検知の第3の手段は、端末
装置が送信先情報処理装置に対し状態確認コマンドを送
信し、これを受けた情報処理装置が自装置の状態を示す
状態通知コマンドを返し、端末装置が状態情報を識別す
ることにより実現する。
〔作用〕
上記、通信システムに接続されている各情報処理装置
は、それぞれ通信システム内の任意の情報処理装置とデ
ータ伝送をする場合に、まず送信先情報処理装置の状態
を判別し、それぞれに対応した処理を行なう。まず、情
報処理装置は送信先情報処理装置が電源OFF状態の場
合、送信を実行せずに送信中止処理を実行する。これに
より、無駄な送信を省くことができ、効率の低下が防げ
る。そして、送信権を開放することにより、均一サービ
スが行なわれる。次に、情報処理装置は、送信先情報処
理装置がビジー状態の場合、送信を一時保留し、送信権
を開放し、再び送信権を得た時に状態確認を行ない対応
した処理を行なう。これにより、無駄な送信を防ぎ、か
つ回線の専有を抑止することができる。さらに、情報処
理装置は、送信先情報処理装置が通信可能状態では、送
信先情報処理装置に対しデータを送信し応答を待ち、送
信先情報処理装置より正常受信応答があった場合、送信
正常終了処理を行ない、送信権を開放する。ここで、送
信先情報処理装置より正常受信応答がなかった場合に
は、送信処理を保留したまま、送信権を開放する。これ
により、必要な場合のみ送信処理を行ない、各情報処理
装置への均一サービスが行なわれる。
送信先情報処理装置の状態検知第1の手段において、
端末制御装置は、全端末装置の状態を常時監視し、保持
する。ポーリング方式を例にとると、端末制御装置は各
端末装置に対し発行したポーリングコマンドに、端末装
置より一定期間以上応答がなければその端末装置が、電
源OFF状態であるとし、ビジー応答があれば、ビジー状
態であるとし、またそれ以外の応答があれば、通信可能
状態であるとする。このようにして保持した全端末装置
の状態より端末制御装置は、各端末装置より受けた送信
権要求コマンドで指示された情報処理装置の状態を引き
出し、これを送信権譲渡コマンドに付加して該端末装置
へ送信する。
送信先情報処理装置の状態検知第2の手段において、
各情報処理装置は、自装置の状態が変化した時に、全情
報処理装置宛の状態通知コマンドを送信する。この情報
を元に各情報処理装置は、全情報処理装置の状態テーブ
ルを修正する。状態通知コマンドには、各情報処理装置
が電源OFFする場合に電源OFF状態であり、ビジー状態に
なった場合にビジー状態であり、また、前記状態より通
信可能状態になった場合に通信可能状態であるという情
報を付加する。また、各端末装置が電源ONし通信可能状
態になり上記状態コマンドで通信可能状態を全情報処理
装置に通知すると、これを受けた端末制御装置は、その
端末装置に対し、自装置で保持している全情報処理装置
の状態を送信する。これを受けてこの端末装置では、全
情報処理装置の状態テーブルを作成する。このようにし
て、各情報処理装置において、全情報処理装置の状態を
保持し、データ送信処理時に状態テーブルを参照する。
送信先情報処理装置の状態検知第3の手段において、
各情報処理装置は、送信先情報処理装置に対し、状態確
認コマンドを送信する。これを受けた送信先情報処理装
置は、自装置が通信可能状態であれば通信可能状態であ
り、ビジー状態であればビジー状態であるという情報を
付加した状態通知コマンドを情報処理装置に返信する。
これにより、その情報処理状置は、送信先情報処理装置
が通信可能状態または、ビジー状態であることを知る。
また、状態確認コマンドに対する応答がない場合、情報
処理装置は、送信処理を一時保留し、送信権を開放す
る。これを数回繰り返した場合、情報処理装置は送信先
情報処理装置が電源OFF状態であると認識し送信処理を
中止し送信権を開放する。ここで、状態確認コマンド及
び状態通知コマンドは、短い情報で構成されているの
で、データを送信するのに比べて、回線を使用する時間
は極めて短い。
以上のようにして、各情報処理装置が送信先情報処理
装置の状態を認識して無駄な送信を防ぐことにより情報
処理装置間の効率の良い情報交換及び各情報処理装置へ
の均一サービスが成される。
また、異なる伝送速度の情報処理装置間でデータ伝送
を行なう場合、送信する情報処理装置は、送信元情報処
理装置の伝送速度を判別し、自装置の送受信回路の伝送
速度を送信元情報処理装置の伝送速度と同一に設定した
後、送信先情報処理装置に対しデータを送信し、時間監
視をしながら応答を待つ。そして、該情報処理装置は、
応答受信または、応答監視時間超過によって、自装置の
送受信回路の伝送速度を元の伝送速度に再設定した後、
送信権を開放する。これにより、伝送効率を低下させず
に異なる伝送速度でデータ伝送を行なっている情報処理
装置間でのデータ伝送が可能となる。
送信先情報処理装置の状態検知第1の手段において、
端末制御装置は、端末装置より受けた送信権要求コマン
ドで指示された情報処理装置の伝送速度を、自装置内に
保持している該通信システム内の全情報処理装置の伝送
速度より引出し、これを送信権譲渡コマンドに付加して
該端末装置へ送信する。
送信先情報処理装置の状態検知第2の手段において、
端末制御装置は、自装置内に保持している該通信システ
ム内の情報処理装置の伝送速度情報を全端末装置へ送信
する。これを受けて、各端末装置では、全情報処理装置
の伝送速度情報テープルを作成保持し、データ送受信時
に該テーブルを参照する。
〔実施例〕
以下、実施例の図面を参照しながら本発明を詳述す
る。
第1図は、本発明の一実施例で用いる通信システムの
全体構成図である。端末制御装置1と端末装置(A)2
〜端末装置(C)4が伝送路5により接続されており、
端末制御装置1には、ポーリングコマンドに対する応答
の有/無をタイマで監視する応答監視機構6と、送信権
返却コマンドをタイマで監視する送信権返却監視機構7
と、該通信システムに接続されている装置の状態を監視
及び保持する端末状態管理機構8が接続されている。
第7図(a)〜(d)は、本実施例で用いられる通信
文のフォーマットの一例を示す。通信文は、先頭を示す
スタートフラグ(SF)16,当該通信文自体の宛先を示す
送信先アドレス(A)17,コマンド(C)18,サブコマン
ド(SC)23,伝送誤りの検査のためのフレームチェック
シーケンス(FCS)19,末尾を示すエンドフラグ(EF)20
及び各コマンドに応じた情報部より成る。
コマンド(C)18は、単独で、またはサブコマンド
(SC)23と合わせて、通信文の性質又は種類を示すコー
ドであり、本実施例の説明に必要な4種類のみ次に挙げ
る。それぞれ第7図(a)〜(d)に対応している。
(a) POLコマンド9 端末制御装置1が端末装置2〜4に状態報告させると
きに用いるコマンドである。状態報告とは、伝送路5に
接続し他の装置からのデータが受信できるか、他の装置
に対するデータ送信要求があるか、を報告することであ
る。
(b) RSPコマンド13 端末制御装置1又は端末装置2〜4がPOLコマンド9,A
CKコマンド14,SNDコマンド15に対して応答するときに用
いられるコマンドであり、(s)21は応答の種類、
(x)22は詳細情報である。
(c) ACKコマンド14 端末制御装置1が端末装置2〜4に送信権を一時譲渡
するのと同時に、端末装置2〜4が送信したい装置の状
態を報告するときに用いるコマンドである。(WA)24
は、端末装置2〜4が送信したい装置のアドレス、(S
T)25は、該装置の状態情報である。
(d) SND(送信データ)コマンド15 端末制御装置1又は端末装置2〜4がデータを送信す
るときに用いるコマンドである。(WA)24は当該コマン
ドの送信元アドレス、(SQN)26はデータの順序性を保
つためのシーケンス番号、(DATA)27は転送されるべき
データである。
さて、以上の事項を前提にして本実施例における通信
制御を説明する。
まず、端末装置(A)2から端末装置(B)3へデー
タ転送する場合を第3図のシーケンス図を用いて説明す
る。ここで、端末制御装置1、端末装置(A)2と端末
装置(B)3は全て通信可能状態であるとする。第1ス
テップとして、端末装置(A)2は、端末制御装置1か
らの自装置宛のPOLコマンド9を受信すると、(S)21
に送信権要求コード(=80(H:16進数、以下同様))、
(X)22に端末装置(B)3のアドレスを入れてRSPコ
マンド13を端末制御装置1に返送する。一方、端末制御
装置1は、POLコマンド9を送出すると、応答監視機構
6を起動して時間監視しながらRSPコマンド13を待つ。
一定時間以内にRSPコマンド13が来ず、これが複数回繰
り返された時、端末状態管理機構8は、該端末装置が通
信不能状態であると判別し、ビジー応答13((S)21=
02(H))が返送された時は、ビジー状態であると判別
し、その他のRSPコマンド13を受信した場合は、通信可
能状態であると判別し、該状態情報を保持する。第2ス
テップとして端末制御装置1は端末装置(A)2よりRS
Pコマンド13が返送されてきた場合には、(S)21を調
べ、それが送信権要求を示すことを知ると、(X)22に
示される装置のアドレスを確認し、端末装置(A)2に
対して、(WA)24に端末装置(B)3のアドレス、(S
T)25に前記端末状態管理機構8によって保持された端
末装置(B)3の状態(通信可能状態=0001(H))入
れてACKコマンド14を送出する。第3ステップとして端
末装置(A)は、ACKコマンド14を受信すると、(WA)2
4のアドレスが端末装置(B)3であることを確認の
上、(ST)25の情報をチェックし、通信可能状態である
と識別する。そして、送信先アドレス(A)17を端末装
置(B)3にし、(WA)24に自装置2のアドレス、(SQ
N)26にデータ順序番号を入れてSNDコマンド15を送出す
る。第4ステップとして端末装置(B)3は、端末装置
(A)2からの該SNDコマンド15を受信するとデータを
取り込み送信先アドレス(A)17を端末装置(A)2に
し、(S)21に正常終了(受信)コード(=00(H))
を入れたRSPコマンド13を該SNDコマンド15に対する応答
として送出する。第5ステップとして端末装置(A)2
は、端末装置(B)3からのRSPコマンド13を受信する
と、送信権を端末制御装置1に返すために、送信先アド
レス(A)17を端末制御装置1にし、(S)21に正常終
了(送信権返却)コード(=00(H))を入れたRSPコ
マンド13を送出する。端末制御装置1は、端末装置
(A)2からの該RSPコマンド13を受信すると、前記ACK
コマンド14に対する送信権返却コマンドであると判別
し、次の端末装置へPOLコマンド9を送出する。
このようにして、端末装置(A)2から端末装置
(B)3へのデータ転送が確実に行なわれ、他の端末装
置へのサービスにも迅速に移行できる。
次に、端末装置(A)2から端末装置(B)3へデー
タ転送を行なう場合に、端末装置(B)3が電源OFF状
態の例を第4図のシーケンス図を用いて説明する。端末
制御装置1は上記処理過程の中の第2ステップで、端末
状態管理機構8により端末装置(B)3が通信不能状態
(=0002(H))であることを認識しており、(ST)25
には、該情報を入れたACKコマンド14を送出する。端末
装置(A)2は、ACKコマンド14を受信すると、(WA)2
4が端末装置(B)3のアドレスであることを確認し、
(ST)25の情報をチェックし、端末装置(B)3が通信
不能状態であることを知る。よって、端末装置(A)2
は、端末装置(B)3へのデータ転送の実行を取り止め
る。そして端末装置(A)2は、送信先アドレス(A)
17を端末制御装置1にし、(S)21に正常終了(送信権
返却)コードを入れたRSPコマンド13を送出する。以
下、前記と同様にして端末制御装置1は、次のPOLコマ
ンド9を送出する。
このようにして、端末装置(A)2から端末装置
(B)3への無駄なデータ転送及びそれに伴なう回線の
専有を防ぐことができる。
第5図は端末装置(A)2から端末装置(B)3への
データ転送が成立しなかった場合の一例のシーケンス図
である。端末制御装置1、端末装置(A)2と端末装置
(B)3は全て通信可能状態であるとする。ここで上記
処理過の中の第3ステップで端末装置(A)2が端末装
置(B)3へ対して送出したSNDコマンド15が伝送エラ
ーを起こし端末装置(B)3で受信できなかった場合、
当然のことながら端末装置(B)3は、何らRSPコマン
ドを送出することはない。端末装置(A)2は、上記SN
Dコマンド15を送出と同時にタイマを起動し、RSPコマン
ドを待つ。予め定められた一定時間内にRSPコマンド13
が来なかった場合には、再送信処理を直に実行はせずに
送信要求を保留し、送信先アドレス(A)17を端末制御
装置1にし、(S)21に正常終了(送信権返却)コード
を入れたRSPコマンド13を送出する。端末装置(A)2
は、再び端末制御装置1からの自装置宛のPOLコマンド
を受信すると、上記処理過程の第1〜5ステップに従い
端末装置(B)3へのデータ転送を行なう。
このようにして、任意の端末装置による回線専有を抑
止し、各端末装置への均一サービスが行なわれる。
第6図は、端末装置(A)2から端末装置(B)3へ
データ転送する場合に、端末装置(B)3がビジー状態
の時のシーケンス図である。端末制御装置1は、端末状
態管理機構8により、既に端末装置(B)3がビジー状
態であることを認識し、該情報を保持しているものとす
る。端末制御装置1は、上記処理過程の中の第2のステ
ップで(ST)25に、ビジー状態を示すコード(=0004
(H))を入れたACKコマンド14を送出する。端末装置
(A)2は、該ACKコマンド14を受信すると、(WA)24
が端末装置(B)3であることを確認の上、(ST)25を
チェックし、端末装置(B)3がビジー状態であること
を知る。端末装置(A)2は、端末装置(B)3への送
信要求を保留し、送信先アドレス(A)17を端末制御装
置1にし、(S)21に正常終了(送信権返却)コードを
入れたRSPコマンド13を送出する。一方この間、端末装
置(B)3のビジー状態が解除されたとする。端末制御
装置1は、端末装置(A)2からのRSPコマンド13を受
信し送信権が戻ると、端末装置(B)3へPOLコマンド
9を送出する。端末装置(B)3は、該POLコマンド9
を受信すると、送信先アドレス(A)17を端末制御装置
1にし、(S)21に正常終了(ビジー解除)コード(=
00(H))を入れたRSPコマンド13を送出する。端末制
御装置1は、該RSPコマンド13を受信すると、端末状態
管理機構8が、端末装置(B)3がビジー状態(=0004
(H))から通信可能状態(=0001(H))になったこ
とを認識し、保持している情報を変更する。以降、上記
処理過程の第1〜5ステップに従い、端末装置(A)2
から端末装置(B)3へのデータ転送が行なわれる。
このように端末装置の状態監視を端末制御装置1に一
元化する事により、無駄なデータ転送の防止、回線専有
の抑止及び、端末装置の処理負荷を低減する。
以上のように、端末装置が送信先装置の状態を知るこ
とができるので、無駄なデータ転送を防ぎ回線効率を高
めるという効果がある。また、端末制御装置に各端末装
置の状態監視を一定化することにより、監視に要する回
線使用数を低減させ、回線効率を高めるのと同時に各端
末装置の処理負荷を低減させる効果がある。これと合わ
せて端末装置が送信権の開放を一処理毎に行なうことに
より、全端末装置に対する均一サービスができるという
効果がある。
第8図は、本発明の他の実施例で用いる通信システム
構成図である。端末制御装置1と端末装置(A)2〜端
末装置(C)4は、それぞれ端末状態テープル28を有す
る。第9図に端末状態テープル28の構成図を示す。端末
状態テーブル28は、装置名30に対応して、装置のアドレ
ス31と装置の状態を示すコード32(通信可能状態:000
1、電源OFF状態:0002、ビジー状態:0004)とより成る
(装置名30は、実際には保持されない場合もある)。第
11図(1)〜(2)は、第7図(a)〜(d)以外に本
実施例で用いられる通信文のフォーマットの一例を示
す。本実施例の説明に必要な2種類のコマンドを次に挙
げる。
(1) NMTコマンド33 端末制御装置1が端末装置2〜4に対し、該通信シス
テムの状態を通知するのに用いるコマンド。WA(24)は
送信元である端末制御装置1のアドレス、(SQN)26
は、該状態情報の世代管理をするための番号、(NMT)3
5は、該状態情報コード群である。
(2) SNTコマンド34 端末装置2〜4が、自装置の状態を他の全ての装置に
同時に通市するコマンド。(A)17は、全装置宛を示す
コード(=FF(H))、(WA)24は、送信元である各装
置のアドレス、(SNT)36は、該装置の状態情報コード
である。
端末状態の通知手順及びデータ転送の過程を第10図を
用いて説明する。ここで端末制御装置1と端末装置
(A)2は、通信可能状態、端末装置(B)3は、電源
OFF状態、端末装置(C)4は、ビジー状態で端末制御
装置1と端末装置(A)2と端末装置(C)4は、既に
第9図に示す状態の端末状態テーブル28を保持してい
る。
端末装置(A)2が端末装置(B)3へデータ転送す
る場合を説明する。端末装置(A)2は、端末制御装置
1からの自装置宛のPOLコマンド9を受信すると、自装
置2の端末状態テーブル28により、端末装置(B)3
が、電源OFF状態であることを知り、送信要求を破棄
し、(S)21に正常終了コード(=00(H))を入れて
RSPコマンド13を端末制御装置1に返送する。一方、端
末装置(B)3が電源ONした場合には、端末装置(B)
3は、端末制御装置1からの自装置宛のPOLコマンド9
を受信すると、(WA)24に自装置のアドレス、(SNT)3
6に通信可能状態コード(=0001(H))を入れてSNTコ
マンド34を送出する。該SNTコマンド34を受けた各装置
は、それぞれ自装置の端末状態テーブル28の端末装置
(B)3の状態コードを0002(H):電源OFF状態か
ら、0001(H):通信可能状態に変更する。端末制御装
置1は、端末状態管理機構8により送信先アドレス
(A)17を端末装置(B)3にし、(NMT)35に自装置
の端末状態テーブル28の情報を入れたNMTコマンド33を
送出する。端末装置(B)3は、受信したNMTコマンド3
3により、端末状態テーブル28を作成し(これにより、
端末装置(B)3は他の装置の状態を知る)、送信先ア
ドレス(A)17を端末制御装置1にし、(S)21に正常
終了(NMT受信)コード(=00(H))を入れたRSPコマ
ンド13を送出する。
次に、端末装置(A)2が端末装置(C)4へデータ
転送する場合を説明する(以下、図では端末装置(B)
3に対するPOLコマンド9を省略する)。端末装置
(A)2は、端末制御装置1からの自装置宛のPOLコマ
ンド9を受信すると、自装置2の端末状態テーブル28に
より端末装置(C)4がビジー状態であることを知り、
送信要求を保留し、(S)21に正常終了コード(=00
(H))を入れてRSPコマンド13を端末制御装置1に返
送する。ここで端末装置(C)4がビジー状態から通信
可能状態になった場合、端末装置(C)4は、端末制御
装置1からの自装置宛のPOLコマンド9を受信すると、
(WA)24に自装置のアドレス、(SNT)36に通信可能状
態コードを入れてSNTコマンド34を送出する。該SNTコマ
ンド34を受信した各装置は、それぞれ自装置の端末状態
テーブル28の端末装置(C)4の状態コードを0004
(H):電源OFF状態から、0001(H):通信可能状態
に変更する。端末装置(A)2は、端末制御装置1よ
り、自装置宛のPOLコマンド9を再び受信すると、自装
置2の端末状態テーブル28により端末装置(C)4が通
信可能状態であることを知り、送信先アドレス(A)17
を端末装置(C)4にしてSNDコマンド15を送出する。
端末装置(C)4は、端末装置(A)2からの該SNDコ
マンド15を受信するとデータを取り込み、送信先アドレ
ス(A)17を端末装置(A)2にし、(S)21に正常終
了(受信)コード(=00(H))を入れたRSPコマンド1
3を該SNDコマンド15に対する応答として送出する。端末
装置(A)2は、端末装置(C)4からの該RSPコマン
ド13を受信すると、送信先アドレス(A)17を端末制御
装置1にし、(S)21に正常終了コードを入れたRSPコ
マンド13を、先に受けたPOLコマンド9の応答として送
出する。
以上のように本実施例では、各装置に端末状態テーブ
ルを持たせ、これを装置状態の変化に伴ない変更可能に
することにより、常に各装置で、現在の他の装置の状態
を把握し、無駄なデータ伝送を抑止する。これにより回
線効率が高くなり均一サービスが向上するという効果が
ある。
また、本実施例において、前記第1実施例と同様にデ
ータ転送が伝送エラー等で不成立の場合の再送処理、デ
ータ転送成立の場合に次のデータの連続転送を認めない
(すなわち、一処理毎に、RSPコマンド13を端末制御装
置1へ返す:送信権の開放。)ことにより、任意の端末
の回線専有を防ぎ、各端末装置への均一サービスが行な
えるという効果も得られる。
尚本実施例において、従来例における送信権要求コマ
ンド、送信権譲渡コマンドと送信権返却コマンドを組み
合わせて用いることも可能である。
また、本実施例において、端末制御装置1が存在する
通信システムを用いたが、各装置の能動的に、自装置の
状態を通知するので、端末制御装置1が存在しない通信
システムでも実現可能である。
第12図は、本発明の他の実施例で用いる通信システム
の構成図である。第16図は、第7図以外に本実施例で用
いられる通信文のフォーマットの一例を示す。本発明の
説明に新たに必要な1種類のコマンドを次に挙げる。
(1) SPOLコマンド37 各装置が、任意の他の装置の状態を確認する為に、該
他の装置に状態報告させるのに用いるコマンド。ここで
言う状態報告とは、通信可能状態またはビジー状態のこ
とである。
端末装置(A)2から端末装置(B)3にデータ転送
する場合のシーケンスを第13図を用いて説明する。ここ
で、端末制御装置1、端末装置(A)2と端末装置
(B)3は全て通信可能状態であるとする。第1ステッ
プとして端末装置(A)2は、端末制御装置1からの自
装置宛のPOLコマンド9を受信すると、送信先アドレス
(A)17に端末装置(B)3のアドレス、(WA)24に自
装置2のアドレスを入れたSPOLコマンド37を送出し、端
末装置(B)3からの応答を待つ。第2ステップとして
端末装置(B)3は、該SPOLコマンド37を受信すると、
送信先アドレス(A)17を端末装置(A)2にし、
(S)21に受信可能コード(=00(H))を入れてRSP
コマンド13を送出する。第3ステップとして、該RSPコ
マンド13を受信した端末装置(A)2は、端末装置
(B)3が受信可能であることを知り、送信先アドレス
(A)17を端末装置(B)3にしたSNDコマンド15を送
出する。該SNDコマンド15を受信した端末装置(B)3
は、データを取り込み、送信先アドレス(A)17を端末
装置(A)2にし、(S)21に正常終了(受信)コード
を入れたRSPコマンド13を送出する。第4ステップとし
て該RSPコマンド13を受信した端末装置(A)2は、端
末装置(B)3に対するデータ送信が正常終了したこと
を確認し、送信先アドレス(A)17が端末制御装置1に
し、(S)21に正常終了コードを入れたRSPコマンド13
を送出する。該RSPコマンド13を受信した端末制御装置
1は、他の端末装置に対するPOLコマンド9を送出す
る。
このようにして、端末装置(A)2から端末装置
(B)3へのデータ転送が確実に行なわれる。
第14図は、第13図において端末装置(B)3が電源OF
F状態の処理シーケンス図である。端末装置(A)2
は、上記処理第1ステップにおいて、タイマ監視を行な
い、予め定められた一定時間以上応答が無い場合は、端
末装置(B)3が電源OFF状態であると識別し、送信を
取り止め、送信先アドレス(A)17に端末制御装置1に
対し、(S)21に正常終了コードを入れたRSPコマンド1
3を送出する。該RSPコマンド13を受信した端末制御装置
1は、他の端末装置に対するPOLコマンド9を送出す
る。
ここで、SPOLコマンド37を用いずに、直接SNDコマン
ド15を送出すると、SNDコマンド15はフレーム長が長い
ので、その分回線を専有し回線効率を下げる。すなわ
ち、SPOLコマンド35を用いることにより、回線専有を最
小限にとどめ、回線効率の低下を防ぐ。
第15図は、第13図において端末装置(B)3がビジー
状態の場合の処理シーケンスである。端末装置(B)3
は、上記処理第2ステップにおいて、(S)21にビジー
状態コード(=02(H))を入れたRSPコマンド13を送
出する。該RSPコマンド13を受信した端末装置(A)2
は、端末装置(B)3がビジー状態であることを認識
し、データ転送要求を保留した後、送信先アドレス
(A)17を端末制御装置1にし、(S)21に正常終了コ
ードを入れたRSPコマンド13を送出する。該RSPコマンド
13を受信した端末制御装置1は、他の端末装置に対し、
POLコマンド9を送出する。端末装置(B)3がビジー
状態から通信可能状態に移行した後、上記処理第1〜4
ステップによりデータ転送を行なう。
このようにして、端末装置(A)2は、短いフレーム
(SPOLコマンド37)で、端末装置(B)3がビジー状態
であることを認識できるので、回線効率の低下を防止す
ることができる。
以上のように、本実施例では、各装置が、データ転送
を行なう前に、短いフレームで送信先装置の状態を確認
するので、回線効率を低下させないという効果がある。
また、本実施例においても、前記第2実施例と同様
に、一処理毎にRSPコマンド13を端末制御装置1に返す
(送信権の開放)ことにより、任意の端末の回線専有を
防ぎ、各端末装置への均一サービスが行なえるという効
果がある。
尚本実施例においても、従来例の送信権要求コマン
ド、送信権譲渡コマンドを組み合わせて用いることも前
記第2実施例と同様に可能である。
また本実施例においても、端末制御装置1が存在する
通信システムを用いたが、各装置が能動的に、送信先装
置の状態を、直接送信先装置に問い合せるので、前記第
2実施例と同様に端末制御装置1が存在しない通信シス
テムでも実現可能である。
尚、前記第1、2および3実施例において、端末装置
(A)2と端末装置(B)3が両方とも通信可能状態の
場合に、端末装置(A)2に端末装置(B)3の状態が
実際とは異なる電源OFF状態であると通知することによ
り、端末装置(A)2から端末装置(B)3へのデータ
転送を抑止することができる。これによって、端末装置
(B)3が端末装置(A)2へサービスを提供したくな
い場合(例えば、機密保護)に、無駄な伝送を防ぎ、回
線効率を低下させないという効果がある。
次に、本発明における異なった伝送速度の情報処理装
置間(但し、伝送方式、伝送符号、通信プロトコルは同
一)でのデータ伝送の実施例を説明する。
第17図は、本発明の実施例で用いる通信システムの構
成図である。端末装置(B)3は、従来からある端末
で、伝送速度は1Mbpsでしか動作できず、他の情報処理
装置1〜2,4は、後から開発され、伝送速度が2Mbpsで動
作する能力を持つものとする。端末制御装置1端末装置
(A)2、端末装置(C)4は、それぞれ伝送速度切換
回路39を有する(端末装置(A)2と端末装置(C)4
の伝送速度切換回路39は通常2Mbpsに設定されてい
る)。また、端末制御装置1は、該通信システム内の情
報処理装置の伝送速度を保持する端末状態テーブル40を
有する。第18図に、該端末状態テーブル40の構成図を示
す。端末状態テーブル40は、装置名41に対応して、装置
のアドレス42と装置の伝送速度44に対応したコード43
(2Mbps:1000H,1Mbps:0000H)より成る(装置名41と伝
送速度44は、実際には保持されない場合もある)。本実
施例で用いられる通信文のフォーマットは、前記第1番
目の実施例で用いた第7図(a)〜(d)と同じであ
る。但し、(C)ACKコマンド14の(ST)25は、該装置
の伝送速度情報である。
以上の事項を前提として本実施例における通信制御を
説明する。端末制御装置1は、保持している端末状態テ
ーブル40に従い伝送速度切換回路39を設定し、各端末装
置へ順次PCLコマンド9を送信し、各端末装置のデータ
送受信を促す。ここで、端末装置(A)2から端末装置
(B)3へデータ転送するシーケンスを第19図に沿って
説明する。まず、端末制御装置1は、粉末状態テーブル
40の端末装置(A)2(アドレス40(H))のコードを
識別し、伝送速度切換回路39を2Mbpsに設定し、端末装
置(A)2へPOLコマンド9を送信する。端末装置
(A)2は、該POLコマンド9を受信すると、送受信要
求が発生していないので、(S)21に正常終了コード
(=00(H))を入れてRSPコマンド13を端末制御装置
1へ返送する。端末制御装置1は、該RSPコマンド13を
受けると、端末装置(A)2の送受信処理が終ったと判
断し、次の端末装置へのポーリング処理へ移行する。端
末制御装置1は、上記同様、端末状態テーブル40の端末
装置(B)3(アドレス41(H))のコードを識別し、
伝送速度切換回路39を1Mbpsに設定し、端末装置(B)
3へPOLコマンド9を送信する。端末装置(B)3は、
該POLコマンド9を受信すると、上記同様RSPコマンド13
を端末制御装置1へ返送する。端末制御装置1は、該RS
Pコマンド13を受信すると、次の端末装置へのポーリン
グ処理に移行する。本シーケンス図では、端末装置
(A)2および(B)3以外のシーケンスは省略してあ
る。ここで、端末装置(A)2で端末装置(B)3への
送信要求が発生したとする。上記と同様にして、端末制
御装置1は、端末装置(A)2へPOLコマンド9を2Mbps
で送信する。端末装置(A)2は、該POLコマンド9を
受信すると、(S)21に送信権要求コード(=80
(H))、(X)22に端末装置(B)3のアドレス(=
41(H))を入れてRSPコマンド13を2Mbpsで端末制御装
置1へ返送する。該RSPコマンド13を受信した端末制御
装置1は、(S)21を調べ、それが送信権要求を示すこ
とを知ると、(X)22で示される装置のアドレスを確認
し、端末装置(A)2に対して(WA)24に端末装置
(B)3のアドレス、(ST)25に前記端末状態テーブル
40に保持されている端末装置(B)3の伝送速度1Mbps
のコード(=0000(H))を入れてACKコマンド14を2Mb
psで送出する。該ACKコマンド14を受信した端末装置
(A)2は、(WA)24が端末装置(B)3のアドレス
(=41(H))であることを確認の上、(ST)25の情報
をチェックし、端末装置(B)3の伝送速度が1Mbpsで
あることを認識する。そして、端末装置(A)2は、自
装置の伝送速度切換回路39を1Mbpsに設定し、送信先ア
ドレス(A)17を端末装置(B)3のアドレス(=41
(H))にし、(WA)24に自装置2のアドレス(=40
(H))、(SQN)26にデータ順序番号を入れてSNDコマ
ンド15を送出する。該SNDコマンド15を受けた端末装置
(B)3は、データを取り込み送信先アドレス(A)17
を端末装置(A)2のアドレス(=40(H))にし、
(S)21に正常終了(受信)コード(=00(H))を入
れたRSPコマンド13を1Mbpsで送出する。端末装置(A)
2は、該RSPコマンド13を受信すると、端末装置(B)
3とのデータ送受信が正常終了したと判断する。そし
て、送信権を端末制御装置1に返すために端末装置
(A)2は、伝送速度切換回路39を自装置2の本来の伝
送速度である2Mbpsに再設定し、送信先アドレス(A)1
7を端末制御装置1のアドレス(=EO(H))にし、
(S)21に正常終了(送信権返却)コード(=00
(H))を入れたRSPコマンド13を送出する。端末制御
装置1は、該RSPコマンド13を受信すると、前記ACKコマ
ンド14に対する端末装置(A)2からの送信権返却コマ
ンドであると判別し、次の端末装置へPOLコマンド9を
送出する。
このようにして、本来伝送速度の異なる端末装置
(A)2(伝送速度:2Mbps)から端末装置(B)3(伝
送速度:1Mbps)へのデータ転送が行なわれる。また、同
一の伝送速度の端末装置間でのデータ伝送は、伝送速度
切換回路39を変更せずにそのまま送受信を行なうことに
より実現する。
尚、本実施例において、前記第1実施例と同様にデー
タ転送が伝送エラー等で不成立の再送処理および連続運
転を認めないことにより、任意の端末装置の回線専有を
防ぎ、各端末装置への均一サービスが行なえるという効
果も得られる。
第20図は、本発明の他の実施例で用いる通信システム
の構成図である。端末制御装置1、端末装置(A)2と
端末装置(C)3は、それぞれ伝送速度切換回路39と端
末状態テーブル40を有する。伝送速度切換回路39と端末
状態テーブル40は、前項実施例と同一のものである。ま
た、第7図(a)〜(d)以外に本実施例で用いられる
通信文のフォーマットは、第2番目の実例で用いた第11
図(1)のNMTコマンド33である。但し、(NMT)35の内
容は、全情報処理装置の伝送速度を示すコード群であ
る。その他、各情報処理装置およびその通信システムの
状態は、前項の実施例と同一とする。
全情報処理装置の伝送速度の通知手段およびデータ転
送のシーケンスを第21図を用いて説明する。ここでは端
末装置(A)2から端末装置(B)3へデータ転送する
のに必要なシーケンスのみを示し、他の情報処理装置に
関するシーケンスは省略してある。
まず、端末装置(A)2が電源オンした後、端末装置
(A)2は、端末制御装置1が自装置の端末状態テーブ
ル40に従い、伝送速度切換回路39を端末装置(A)2の
伝送速度(=2Mbps)に設定して送出したPOLコマンド9
を受けると、端末装置が電源オンし、端末状態テーブル
を要求していることを示すコード(=01(H))を
(S)21に入れたRSPコマンド13を2Mbpsで端末制御装置
1へ返送する。該RSPコマンド13を受けた端末制御装置
1は、(S)21を識別し、端末装置(A)2が端末状態
テーブル40を要求していることを知り、送信先アドレス
(A)17を端末装置(A)2のアドレス(=40(H))
にし、(NMT)35に自装置1の端末状態テーブル40の情
報を入れたNMTコマンド33を2Mbpsで送出する。端末装置
(A)2は、受信した該NMTコマンド33により、自装置
2に端末状態テーブル40を作成し、送信先アドレス
(A)17を端末制御装置1のアドレス(=EO(H))に
し、(S)21に正常受信(NMT受信)コード(=00
(H))を入れたRSPコマンド13を送出する。該RSPコマ
ンド13を受信すると端末制御装置1は、次のポーリング
処理順である端末装置(B)に対し、端末状態テーブル
40に従って伝送速度切換回路39を1Mbpsに設定した後、P
OLコマンド9を送信する。該POLコマンド9を受信した
端末装置(B)3は、送受信要求が発生していないの
で、(S)21に正常応答コード(=00(H))を入れた
RSPコマンド13を1Mbpsで端末制御装置1へ送信する。こ
こで、端末装置(A)2で端末装置(B)3へのデータ
転送要求が発生したとする。端末制御装置1は、端末装
置(A)2へのポーリング処理順番が来ると、前記端末
状態テーブル40に従って、伝達速度切換回路39を2Mbps
に設定し、端末装置(A)2へPOLコマンド9を送信す
る。該POLコマンド9を受信した端末装置(A)2は、
先に作成した自装置2の端末状態テーブル40により、端
末装置(B)3の伝送速度が1Mbpsであることを知り、
自装置2の伝送速度切換回路39を1Mbpsに設定してか
ら、送信先アドレス(A)17を端末装置(B)3のアド
レス(=41(H))にしてSNDコマンド15を送出する。
該SNDコマンド15を受信した端末装置(B)3は、デー
タを取り込み、送信先アドレス(A)17を端末装置
(A)2のアドレス(=40(H))にし、(S)21に正
常終了(受信)コード(=00(H))を入れたRSPコマ
ンド13を1Mbpsで該SNDコマンド15に対する応答として送
出する。端末装置(A)2は、該RSPコマンド13を受信
すると、端末装置(B)3へのデータ転送が正常終了し
たと判断し、自装置2の伝送速度切換回路39を2Mbpsに
再設定する。そして、端末装置(A)2は、送信先アド
レス(A)17を端末制御装置1のアドレス(=EO
(H))にし、(S)21に正常終了コード(=00
(H))を入れたRSPコマンド13を先に受けたPOLコマン
ド9の応答として送出する。端末制御装置1は、該RSP
コマンド13を受信すると、端末装置(A)2の送受信処
理が終了したと判断し、次の端末装置へPOLコマンド9
を送出する。
このようにして、本来伝送速度の異なる端末装置
(A)2(伝送速度:2Mbps)から端末装置(B)3(伝
送速度:1Mbps)へのデータ転送が行なわれる。また前記
同様、同一の伝送速度の端末装置間でのデータ伝送は、
伝送速度切換回路39を変更せずにそのまま送受信を行な
うことにより実現する。
尚本実施例において、従来例における送信権要求コマ
ンド、送信権譲渡コマンドと送信権返却コマンドを組み
合わせて用いることも可能である。また、前記第1実施
例と同様にデータ転送が伝送エラー等で不成立の場合の
再送処理および連続転送を認めないことにより、任意の
端末装置の回線専有を防ぎ、各端末装置への均一サービ
スが行なえるという効果もある。
本発明は、全情報処理装置の伝送速度があらかじめ既
知であるのは、端末制御装置のみで、端末装置には、端
末制御装置から上記情報処理装置の伝送速度を通知する
通信制御方式である。全情報処理装置にあらかじめ、該
全情報処理装置の伝送速度を初期設定しておく方式も考
えられるが、通信システムの拡張、変更に伴なう初期設
定の変更が容易ではなくなる。
尚、上述した3実施例では、第7図、第11図、第16図
に示す通信文を用いたが、文中にさらに補助情報が追加
されてもかまわないし、別のフォーマットを用いてもか
まわない。また、リング状伝送路にも本発明を適用する
ことができる。さらに、本実施例では、ポーリング方式
を用いて説明したが他の通信方式にも適用することがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、通信システム内の各装置がデータ転
送実行前に、通信先装置の状態を認識できるので、無駄
なデータ転送を防ぎ、回線効率を向上させるという効果
がある。
また、各装置が一処理実行する度に、送信権を開放さ
せることにより、一装置が回線を専有することを防ぎ、
各装置へ均等に回線使用をさせられる(均一サービス)
という効果がある。
また、異なる伝送速度の端末装置を同一の伝送路に接
続することができるため、種類の違う端末装置や旧端末
装置をそのまま新ネットワークで使用し、各端末装置間
でデータ転送ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第8図、第12図、第17図、第20図は、本発明の
実施例のシステム構成図、第2〜6図、第10図、第13図
〜第15図、第19図、第21図は、本発明の実施例で用いる
通信シーケンス図、第7図、第11図、第16図は、本発明
で用いる通信文例のフォーマットを示す図、第9図、第
18図は、本発明にかかわる装置の状態を保持する端末状
態テーブル図である。 1……通信制御装置、2〜4……端末装置、5……伝送
路、6……応答監視機構、7……送信権監視機構、8…
…端末状態管理機構、9……POLコマンド、13……RSPコ
マンド、14……ACKコマンド、15……SNDコマンド、28…
…端末状態テーブル、33……NMTコマンド、34……SNTコ
マンド、37……SPOLコマンド、39……伝送速度切換回
路、40……端末状態テーブル。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自ら送受信を行うと共に送信権を管理する
    制御局となる第1の情報処理装置と、該制御局となる第
    1の情報処理装置から送信権を得て送受信を行う複数の
    第2の情報処理装置とが互いに伝送路で結合され任意の
    情報処理装置間でデータの送受信を行う通信システムに
    おける通信制御方式であって、 前記第1の情報処理装置に前記複数の第2の情報処理装
    置の状態を収集し保持する保持手段を設け、 任意の前記第2の情報処理装置が他の前記第2の情報処
    理装置とデータ送信する場合に、 当該任意の第2の情報処理装置が前記第1の情報処理装
    置に対し、送信先の前記他の第2の情報処理装置の状態
    の通知を要求し、 当該要求を受けた前記第1の情報処理装置が前記他の第
    2の情報処理装置の状態の前記保持手段から取り出し、 当該取り出した状態を前記任意の第2の情報処理装置に
    通知し、 当該通知を受けた前記任意の第2の情報処理装置が当該
    通知の中から、送信先の前記他の第2の情報処理装置の
    状態を取り出し、当該状態によって送信処理を選択する
    ことを特徴とする通信制御方式。
  2. 【請求項2】複数の情報処理装置が互いに伝送路で結合
    され任意の前記情報処理装置間でデータの送受信を行う
    通信システムにおける通信制御方式であって、 前記複数の情報処理装置の各々は前記通信システム内の
    他の前記複数の情報処理装置の状態を保持する保持手段
    を備え、 任意の前記情報処理装置は自装置の状態の変化を通信シ
    ステム内の他の前記複数の情報処理装置に一括して通知
    し、 当該通知を受けた前記他の情報処理装置の各々は自装置
    内の前記保持手段に当該状態を記憶保持し、 前記情報処理装置はデータ送信する場合に、送信先の情
    報処理装置の状態を自装置内の前記保持手段から取り出
    し、 当該状態によって送信処理を選択することを特徴とする
    通信制御方式。
  3. 【請求項3】自ら送受信を行うと共に送信権を管理する
    制御局となる第1の情報処理装置と、該制御局となる第
    1の情報処理装置から送信権を得て送受信を行う複数の
    第2の情報処理装置とが互いに伝送路で結合され任意の
    情報処理装置間でデータの送受信を行う通信システムに
    おける通信制御方式であって、 任意の前記第2の情報処理装置がデータを送信する場合
    に、 当該データを送信するに先立って、送信先の前記第2の
    情報処理装置の状態の通知を当該送信先の前記第2の情
    報処理装置に直接要求し、 当該要求を受けた送信先の第2の情報処理装置は前記要
    求に対して自装置の状態を応答し、 当該応答を受けた前記第2の情報処理装置が当該応答か
    ら送信先の前記第2の情報処理装置の状態を取り出し、 当該状態によって送信処理を選択することを特徴とする
    通信制御方式。
  4. 【請求項4】情報処理装置の状態を通知するに際し、予
    め定めた情報処理装置に対して、実際とは異なった状態
    情報を通知することを特徴とする請求項1又は請求項2
    又は請求項3記載の通信制御方式。
  5. 【請求項5】自ら送受信を行うと共に送信権を管理する
    制御局となる第1の情報処理装置と、当該制御局となる
    第1の情報処理装置から送信権を得て送受信を行う複数
    の第2の情報処理装置とが互いに伝送路で結合され、前
    記複数の第2の情報処理装置の各々が伝送速度を切り替
    える伝送速度切替回路を有し、任意の前記第2の情報処
    理装置間でデータの送受信を行う通信システムにおける
    通信制御方式であって、 前記第1の情報処理装置に前記通信システム内の各々の
    情報処理装置の基準となる伝送速度を収集し保持する保
    持手段を備え、 前記任意の第2の情報処理装置がデータ送信する場合
    に、 当該第2の情報処理装置が前記第1の情報処理装置に対
    し、基準となる伝送速度で送信することにより、送信先
    の前記第2の情報処理装置の伝送速度の通知を要求し、 当該要求を受けた前記第1の情報処理装置は、前記送信
    先の第2の情報処理装置の伝送速度を前記保持手段から
    取り出し、 当該取り出した伝送速度を前記要求を出した前記第2の
    情報処理装置に前記要求を出した前記第2の情報処理装
    置の基準となる伝送速度で送信することにより送信先の
    前記第2の情報処理装置の伝送速度を通知し、 当該通知を受けた前記第2の情報処理装置がフレームの
    中から送信先の前記第2の情報処理装置の伝送速度を取
    り出し、自装置の伝送速度を当該伝送速度に設定してか
    ら送信処理を実行することを特徴とする通信制御方式。
  6. 【請求項6】自ら送受信を行うと共に送信権を管理する
    制御局となる第1の情報処理装置と、当該制御局となる
    第1の情報処理装置から送信権を得て送受信を行う複数
    の第2の情報処理装置が互いに伝送路で結合され、各情
    報処理装置がそれぞれ伝送速度を切り替える伝送速度切
    替回路を有し、任意の前記第2の情報処理装置間でデー
    タの送受信を行う通信システムにおける通信制御方式で
    あって、 前記複数の情報処理装置の各々は前記通信システム内の
    情報処理装置の伝送速度を保持する保持手段を有し、 前記第1の情報処理装置が自装置内の前記保持手段に保
    持した前記通信システム内の情報処理装置の伝送速度
    を、前記複数の第2の情報処理装置に配布し、 前記複数の第2の情報処理装置の各々は、前記配布され
    た情報を自装置内の前記保持手段に記憶保持し、 任意の前記第2の情報処理装置がデータを送信する場合
    に、送信先の前記第2の情報処理装置の伝送速度を自装
    置内の前記保持手段から取り出し、 自装置の伝送速度を当該伝送速度に設定してから送信処
    理を実行することを特徴とする通信制御方式。
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