JP2543322B2 - ストライプ塗装用スロットダイ - Google Patents
ストライプ塗装用スロットダイInfo
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- JP2543322B2 JP2543322B2 JP5286559A JP28655993A JP2543322B2 JP 2543322 B2 JP2543322 B2 JP 2543322B2 JP 5286559 A JP5286559 A JP 5286559A JP 28655993 A JP28655993 A JP 28655993A JP 2543322 B2 JP2543322 B2 JP 2543322B2
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
ットダイに関するものである。
ルム,アルミニウムあるいは鉄等の薄物帯状物表面に、
ストライプ状に異なる色を付する場合、従来において
は、2種以上の塗料を重ね塗りで行なう塗り重ね方式、
各色を別々にコーティングしてから、このコーティング
をラミネートする貼り合わせ方式、コーティングしてか
ら部分的に印刷する印刷方式等が採用されている。しか
しながら、前記塗り重ね方式では、塗り重ね部の塗布厚
が厚くなり、また、多色塗りが困難である。貼り合わせ
方式では、ラミネート工程が必要で面倒であり、印刷方
式では、2工程を必要とするとともに、コーティング部
と印刷部の色合いが異なるという課題を有していた。し
たがって、本発明は、1回の工程で多色のストライプ塗
装を行なうことのできるストライプ塗装用スロットダイ
を提供することを目的とする。
成するために、マニホールド部とスリット部からなる塗
液通路を備えたスロットダイにおいて、上部ダイと下部
ダイからなる分割可能なダイ本体と、前記上部ダイと下
部ダイとの一体化により形成されるスリット部の両端側
に位置して少なくともスリット部を閉塞する着脱自在の
シール部材と、このシール部材間に位置して前記マニホ
ールド部内に密着嵌合する基部と先端が5mm以下の所
定幅をもち、かつ、先端からマニホールド部にかけて5
〜60°のテーパを設けた胴部とで形成した着脱自在な
区画部材とから構成したものである。
って説明する。図は、本発明にかかるストライプ塗装用
スロットダイAの一実施例を示し、スロットダイAは、
一体化される長尺の上部ダイ2,下部ダイ7とからなる
ダイ本体1、シール部材10、区画部材11およびサイ
ドプレート15とからなる。そして、前記上部ダイ2の
分割面(下面)3のほぼ中央には、長手方向に断面半円
状の溝4aが形成されるとともに、この溝4aより前方
の分割面3は若干研削され、分割面3とは段差αを有す
る。また、前記溝4aに連通する塗料供給口5が複数箇
所、図では2箇所設けてある。
手方向に断面半円状の溝4bが形成され、下記するよう
に、上部ダイ2と一体化したとき、溝4a,4bにより
断面円形のマニホールド部4を構成するとともに、前記
上部ダイ2の段差αとでスリット部9を形成する。
ダイ7とが一体化されたとき、前記段差αと下部ダイ7
の分割面8とで形成されるスリット部(塗料吐出部)9
の両側部に挾着されて、塗装巾Lを規制するもので、ゴ
ム,プラスチック,あるいは金属の板状体からなり、そ
の対向側面には前方に向かって1°〜30°拡開するよ
うに傾斜面aが設けてある。
と同様、ゴム,プラスチック,あるいは金属からなり、
上部ダイ2と下部ダイ7とを一体化したときに形成され
る前記マニホールド部4に密着して嵌合する断面円形の
基部12と、前記スリット部9内に位置してスリット部
9を区画する胴部13とからなり、前記胴部13は先端
が5mm以下の所定幅bを有するとともに、5°〜60
°のテーパcが設けてある。したがって、前記上部ダイ
2と下部ダイ7との両側部にシール部材10を、また、
中央に前記区画部材11を介在させ、取付けボルト14
で両者を一体化するとともに、両側にサイドプレート1
5,15を取付けボルト16により取り付けて、前記マ
ニホールド部4とスリット部9の両端部を閉塞してスト
ライプ塗装用スロットダイAとする。
ば、バッキングロール(図示せず)に対向して配設さ
れ、前記バッキングロールに巻回されて搬送される帯状
材上に複数の、図では2色のストライプ塗装を行なうも
のである。すなわち、前記2箇所の塗料供給口5,5か
らはそれぞれ異なる色の塗料が供給され、これらは、区
画部材11で区画された2つの吐出口(スリット部9)
から同時に吐出して帯状材上に幅方向で切目のない同一
塗布厚さの2色のストライプ塗装を行なう。この場合、
各塗料の境界部は、前記区画部材11の先端が5mm以
下の所定巾bを有するとともに、テーパcが設けてある
ため、各塗装部分が重ならず切目なく塗装されることに
なる。また、エッジ部(塗布面の外側)は、1°〜30
°の傾斜面aを有するため、エッジ部での塗布の盛り上
がりなく塗装されることになる。
度および前記区画部材11の先端巾bとテーパcの角度
は、塗料の粘度あるいは塗厚等の塗布条件によって適宜
決定するものである。たとえば、粘度の低い場合は、先
端巾bを広く、また、塗厚が薄い場合は狭くなるもので
あるが、前記したように前記シール材10および区画部
材11の形状は、ストライプ塗装の塗布条件に基づき決
定する。
なう場合について記載したが、塗料供給口5を多数設
け、それに合わせて、区画部材11も2箇所以上配設す
ることにより、3色以上のストライプ塗装を行なうこと
ができる。使用しない塗料供給口5は閉鎖しておくこと
は勿論である。また、シール部材10も、巾あるいは傾
斜角度の異なるものを作成しておき、使用にあたって塗
布巾あるいは塗布条件に応じて選択するようにすれば、
色々の塗装に対処することができる。さらに、前記シー
ル部材10にもマニホールド部4に密着嵌合する基部を
設ければ、サイドプレート15を省略することも可能で
ある。さらにまた、各色を同一塗布厚で塗装するには、
各塗布巾寸法の比率と同じ比率で塗料流量を抑制するこ
とになる。
よれば、前記塗液通路を、シール部材、区画部材の配置
数等を変更することにより、各色が重なることなく、多
色のストライプを容易に塗装することのできるストライ
プ塗装用スロットダイとすることができる。
イの正面図。
面図。
ニホールド部、4a,4b…溝、5…塗料供給口、7…
下部ダイ、9…スリット部、10…シール部材、11…
区画部材、12…基部、13…胴部、14,16…取付
けボルト、15…サイドプレート、α…段差、a…傾斜
面、b…先端巾、c…テーパ。
Claims (1)
- 【請求項1】 マニホールド部とスリット部からなる塗
液通路を備えたスロットダイにおいて、上部ダイと下部
ダイからなる分割可能なダイ本体と、前記上部ダイと下
部ダイとの一体化により形成されるスリット部の両端側
に位置して少なくともスリット部を閉塞する着脱自在の
シール部材と、このシール部材間に位置して前記マニホ
ールド部内に密着嵌合する基部と先端が5mm以下の所
定幅をもち、かつ、先端からマニホールド部にかけて5
〜60°のテーパを設けた胴部とで形成した着脱自在な
区画部材とから構成したことを特徴とするストライプ塗
装用スロットダイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286559A JP2543322B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ストライプ塗装用スロットダイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286559A JP2543322B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ストライプ塗装用スロットダイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07136568A JPH07136568A (ja) | 1995-05-30 |
JP2543322B2 true JP2543322B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=17705983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5286559A Expired - Fee Related JP2543322B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ストライプ塗装用スロットダイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543322B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW414727B (en) * | 1998-11-09 | 2000-12-11 | Nat Science Council | A method for preparing multiple stripe coating film and apparatus |
US6423140B1 (en) | 2000-06-08 | 2002-07-23 | Formosa Advanced Coating Technologies, Inc. | Die set for preparing ABCABC multiple-stripe coating |
JP5116313B2 (ja) * | 2007-02-07 | 2013-01-09 | 東洋刃物株式会社 | 塗布ヘッド |
KR102503633B1 (ko) * | 2018-09-07 | 2023-02-24 | 에이피시스템 주식회사 | 원료 토출 장치 및 방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0634959B2 (ja) * | 1990-01-05 | 1994-05-11 | 株式会社南海 | シート塗装装置 |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP5286559A patent/JP2543322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07136568A (ja) | 1995-05-30 |
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