JPH0634959B2 - シート塗装装置 - Google Patents

シート塗装装置

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JPH0634959B2
JPH0634959B2 JP2000815A JP81590A JPH0634959B2 JP H0634959 B2 JPH0634959 B2 JP H0634959B2 JP 2000815 A JP2000815 A JP 2000815A JP 81590 A JP81590 A JP 81590A JP H0634959 B2 JPH0634959 B2 JP H0634959B2
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JP
Japan
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coating
sheet
paint
head
paint passage
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JP2000815A
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JPH02245262A (ja
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純治 村本
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NANKAI KK
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NANKAI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば、塩化ビニールシートにウレタン樹
脂系塗料を塗工してカラーシートを製造するようなシー
ト塗装装置に関する。
(従来技術) 従来、上述のようなシートの表面に塗装を行なう塗装装
置としては、例えば、特開昭58−34063号公報お
よび実開昭60−5479号公報に記載の塗装装置があ
る。
前者の特開昭58−34063号公報第3図に記載の塗
装装置は、塗装ヘッドに所定の間隔を隔てて複数の室を
形成し、これら各室の上部中央に塗料供給用のホースを
接続した装置である。
この従来装置において、上述のホースにそれぞれ異色の
塗料を供給すると、シート表面に対して異色のストライ
プ状の塗膜帯を同時に形成することができるが、左右の
塗膜帯に余白間隔およびラップや色のにじみのない状態
での隣接塗膜帯を形成することが不可能な問題点があっ
た。
また、後者の実開昭60−5479号公報に記載の塗装
装置は支持ロールの迂回部分の周面上において密閉型コ
ーターヘッドにより塗装を行なう装置であるが、この従
来装置においては同時に複数色の塗装を行なうことが不
可能な問題点を有していた。
何れにしても、左右の塗膜帯に余白間隔およびラップや
色のにじみのない状態での異色隣接塗膜帯を形成するこ
とは困難であった。
(発明の目的) この発明は、塗料圧力を一定化して、塗工状態の均一化
を図りつつ、左右の塗膜帯に余白間隔および色のラップ
や色のにじみのない状態での異色隣接塗膜帯を形成する
ことができるシート塗装装置の提供を目的とする。
(発明の構成) この発明は、連続的に供給される長尺のシートを支持ロ
ールに迂回させ、この迂回部分の周面上において塗工す
るシート塗装装置であって、ロール対設面をロール曲率
に沿う円弧状の凹曲面に形成した塗装ヘッドを設け、上
記塗装ヘッドにはシートの搬送方向に末広がりとなり、
かつ塗料通路に連通する複数の末広凹部を形成すると共
に、上記末広凹部の深さはシートの搬送方向側へ順次浅
くなるように設定し、さらに上記末広凹部相互間を仕切
る仕切壁を、塗料通路側が幅広で反塗料通路側が幅狭と
なるように、塗装ヘッドの底面から見てV字状に形成
し、これら各仕切壁の反塗料通路側を先鋭に形成したシ
ート塗装装置であることを特徴とする。
(発明の効果) この発明によれば、塗装ヘッドに上述の末広凹部を形成
しているので、この末広凹部のシート幅方向に対する中
央部と両端部との塗料圧力をほぼ一定に保つことができ
る。
この結果、塗工状態と均一化を図ることができて、シー
ト面上にムラやアウトラインのくずれがない状態で塗装
を行なうことができる効果がある。
また、上述の末広凹部を塗装ヘッドに複数形成したの
で、シートに対して効率的な多色直塗りを行なうことが
できる。
しかも、上述の末広凹部相互間を仕切る仕切壁を、塗料
通路側が幅広で反塗料通路側が幅狭となるように、塗装
ヘッドの底面から見てV字状に形成し、これら各仕切壁
の反塗料通路側を先鋭に形成したので、この仕切壁の一
側と他側とにそれぞれ形成される左右の塗膜帯の余白間
隔をなくすことができ、上述のように左右の色のラップ
や色のにじみのない状態での余白間隔零の異色隣接塗膜
帯を形成することができる。
(実施例) この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はシート塗装装置を示し、第1図において、多数の
ガイドローラ1…およびテンションローラ2…を通って
連続的に供給される長尺のシート3を、装置フレーム4
の両端部に立設固定された支持台5に支承回転する塗装
用の支持ロール6に迂回させ、この迂回部分の周面上に
塗装ヘッド7によって塗装すべく構成している。
ここで、上述のシート3としては例えば塩化ビニールシ
ートを用い、また塗料としてはウレタン樹脂系の塗料を
用いる。
上述の塗装ヘッド7は固定用基板8のアリ溝9に対して
水平方向へ調整可能に取付けられている。
また、レバーハンドル10により揺働支点11を中心と
して揺動可能な揺動基板12を設け、この揺動基板12
に上述の固定用基板8を取付けることで、上述の塗装ヘ
ッド7をシート3に対して接離可能に構成している。
さらに、上述の揺動基板12は、支持台5に昇降可能に
支持されたスライダ13に取付けられ、ウォーム14で
ウォームホイール15を回転操作することにより、上述
のスライダ13を昇降して、シート3と塗装ヘッド7と
の間隔を微調整すべく構成している。
さらにまた、上述のウォームホイール15の上方には複
数の塗料タンク16…を配設し、これら各塗料タンク1
6…と上述の塗装ヘッド7の所定部とをそれぞれのチュ
ーブ17…で各別に接続している。
上述の塗装ヘッド7は第2図のおよび第3図に示す如く
構成している。
すなわち、この塗装ヘッド7は、ヘッドブロック18の
ロール対設面としての下面を、シート3の幅方向全域に
わたって支持ロール6のロール曲率に沿う円弧状の凹曲
面19に形成し、上述のヘッドブロック18の上下方向
には複数のたとえば7つの塗料通路20…を離間形成し
ている。
また、上述の凹曲面19には、一端(第2図の左端)が
塗料通路20に連通する幅狭で、シート3の搬送方向側
への他端(第2図の右端)が幅広となる末広がり状の複
数の末広凹部21…を形成し、この末広凹部21…の深
さは塗料通路20側が深く、シート3は搬送方向側へ順
次浅くなるように設定している。
すなわち、上述の末広凹部21の一端を塗料通路20を
直径と同一幅に設定し、かつこの一端部の断面積と他端
部の断面積とが略同一となるような末広がり状および深
さに設定している。
上述のヘッドブロック18における塗料通路20の上端
には接続体22を螺合し、この接続体22に介設した開
閉バルブ23で、塗料供給流量を制御すべく構成し、こ
の接続体22の接続口24と上述の塗料タンク16(第
1図参照)との間をそれぞれのチューブ17(第1図参
照)…で互に接続している。
しかも、上述の末広凹部21間には、仕切壁25…を形
成している。この仕切壁25は、塗料通路20側が幅広
で反塗料通路側が幅狭となるように、塗装ヘッド7の底
面から見てV字状に形成し、かつこれらの各仕切壁25
の反塗料通路側の他端を第3図に示すように先鋭に構成
して、塗膜間の余白をなくし、かつ塗膜相互の干渉を規
制すべく構成している。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。
第1図に示すように連続的に供給される長尺のシート3
を支持ロール6に迂回させて同図の矢印方向へ走行させ
る一方、上述の塗料タンク16…に明度、色相、彩度な
どの色彩の異なるウレタン樹脂系塗料を予め貯溜し、こ
れら各色の塗料をチューブ17および塗装ヘッド7の塗
料通路20および末広凹部21を介して所定速度で走行
するシート3の表面に連続的に流出させる。
このようにして、上述のシート3表面への塗工を行なう
と、第4図に示すようにこのシート3の表面には平行幅
Lで、かつ余白間隔のない異色隣接塗膜帯26…を形成
するとができる。
ここで、上述の平行幅Lは第3図に示す各仕切板壁25
の先端相互…の離間距離L1と同一となる。
上述の塗工済みのシート3つまりカラーシートは、例え
ば看板、車両のマーキング、壁材等の屋内装飾用の他に
用いることができる。
このように、上述の塗装ヘッド7に末広凹部21を形成
したので、この末広凹部21のシート幅方向に対する中
央部と両端部との塗料圧力をほぼ一定に保つことができ
る。
この結果、塗工状態の均一化を図ることができて、シー
ト3面上にムラやアウトラインのくずれがない状態で塗
装を行なうことができる効果がある。
また、上述の末広凹部21を塗装ヘッド7に複数形成し
たので、シート3に対して効率的な多色直塗りを行なう
ことができる効果がある。
しかも、上述の末広凹部21,21相互間を仕切る仕切
壁25を、塗料通路20側が幅広で反塗料通路側が幅狭
となるように、塗装ヘッド7の底面から見てV字状に形
成し、これら各仕切壁25の反塗料通路側を先鋭に形成
したので、この仕切壁25の一側と他側とにそれぞれ形
成される左右の塗膜帯26,26の余白間隔をなくすこ
とができ、上述のように左右の色のラップや色のにじみ
のない状態での余白間隔零の異色隣接塗膜帯26を形成
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図はシート塗装装置を示す全体図、 第2図は塗装ヘッドの断面図、 第3図は塗装ヘッドの底面図、 第4図は塗装されたシートの説明図である。 3……シート、6……支持ロール 7……塗装ヘッド、19……凹曲面 20……塗料通路、21……末広凹部 25……仕切壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的に供給される長尺のシート(3)を
    支持ロール(6)に迂回させ、この迂回部分の周面上に
    おいて塗工するシート塗装装置であって、 ロール対設面をロール曲率に沿う円弧状の凹曲面(1
    9)に形成した塗装ヘッド(7)を設け、 上記塗装ヘッド(7)にはシート(3)の搬送方向に末
    広がりとなり、かつ塗料通路(20)に連通する複数の
    末広凹部(21)を形成すると共に、上記末広凹部(2
    1)の深さはシート(3)の搬送方向側へ順次浅くなる
    ように設定し、 さらに上記末広凹部(21,21)相互間を仕切る仕切
    壁(25)を、塗料通路(20)側が幅広で反塗料通路
    側が幅狭となるように、塗装ヘッド(7)の底面から見
    てV字状に形成し、これら各仕切壁(25)の反塗料通
    路側を先鋭に形成した シート塗装装置。
JP2000815A 1990-01-05 1990-01-05 シート塗装装置 Expired - Lifetime JPH0634959B2 (ja)

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