JP2542962Y2 - ガスコックの取付装置 - Google Patents

ガスコックの取付装置

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JP2542962Y2
JP2542962Y2 JP1991077307U JP7730791U JP2542962Y2 JP 2542962 Y2 JP2542962 Y2 JP 2542962Y2 JP 1991077307 U JP1991077307 U JP 1991077307U JP 7730791 U JP7730791 U JP 7730791U JP 2542962 Y2 JP2542962 Y2 JP 2542962Y2
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JP
Japan
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ball
gas cock
connection port
fixing ring
pipe
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Application number
JP1991077307U
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English (en)
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JPH0547644U (ja
Inventor
雅英 中村
Original Assignee
ミツワガス機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はガス配管(パイプ)に対
してガスコックを取り付けるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスコックは、通常その配管接続口内に
テーパーネジが切ってあり、このテーパーネジにパイプ
側のネジをねじ込んで接続する方式である。そして、こ
のねじ込みに際しては、ガスコック側を回転するか、配
管をレンチ等を使用して回転している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このため、ガスコック
の取り付けに際しては、最小限ガスコック又はパイプを
回転するためのスペースが必要となるが、配管位置によ
ってはこの回転のスペースを確保できないことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、狭くて回転ス
ペースを確保できない場合に有効なガスコックの取付装
置を提案するのが目的であって、その構成は次のとおり
である。
【0005】配管接続口内に出入り自在にボールを組み
込んで成るガスコック本体と、前記ガスコック本体の配
管接続口の外周にスライド自在に外嵌され、かつ後退さ
せた位置において前記ボールが逃げる円周逃げ溝を内周
面に形成すると共に、前方に押し出したときに円周逃げ
溝に続く傾斜を経由して前記ボールを押し込んで配管接
続口内に突出させる円周段部を形成して成る固定リング
と、前記配管接続口内に嵌合自在であると共に、所定の
位置まで嵌合した状態において前記ボールに対向する円
周嵌合溝を外周面に形成して成る配管口金と、から成る
ガスコックの取付装置において、前記ガスコック本体の
配管接続口の外周面に外ネジを形成し、前記固定リング
の内周面に内ネジを形成すると共に、押し出した固定リ
ングがボールを押し込んだ位置に続いて、固定リングを
回転させることにより前記外ネジと内ネジの螺合が始ま
るロック機構を設けたことを特徴とするガスコックの取
付装置。
【0006】
【作用】ガスコックと配管を接続する場合、固定リング
を後退させ、ボールが逃げ溝側に逃げることができるよ
うにして配管口金をガスコック本体の配管接続口内の所
定の位置まで挿入すると、ボールが円周嵌合溝に対向す
る。この状態で固定リングを押し出すと、この押し出し
て行く間に傾斜から円周段部によってボールは中心方向
に押し出されて円周嵌合溝に嵌合し、ガスコック本体と
配管口金は結合する。次に、固定リングを所定量回転す
ると、ロック機構の外ネジと内ネジが螺合して、固定リ
ングはロック状態となる。
【0007】次に、ガスコック本体と配管口金とを離す
場合には、固定リングを逆回転して先ず外ネジと内ネジ
との螺合を解除し、次に固定リングを後退させる。この
ようにすると、ボールの外に円周逃げ溝が来てボールは
外側に逃げることができるため、配管口金又はガスコッ
ク本体を引くと円周嵌合溝からボールが逃れて嵌合関係
が外れ、ガスコック本体と配管口金との接続は解除され
る。
【0008】
【実施例】1はガスコック本体、2は配管接続口であっ
て、この配管接続口2の円周方向には配管接続口2の肉
厚よりも直径の大きい複数個のボール3がボール孔3a
内に出入り自在に組み込まれている。
【0009】4は前記配管接続口2の外側にスライド自
在に装着された固定リングであって、この固定リング4
はスプリング5により常時前方に押し出されていると共
に、スプリング5に抗して後退させた位置において、前
記ボール3が逃げる円周逃げ溝6を形成するとスプリン
グ5により前方に押し出されたときに円周逃げ溝に続く
傾斜7を経由してボール3を押し込んで配管接続口2内
に突出させる円周段部8が形成されている。
【0010】9は配管の先端に取り付けられる配管口金
であって、この配管口金9は前記配管接続口2内に嵌合
自在であると共に、完全に嵌合した位置において前記ボ
ール3に対向する円周嵌合溝10を外周面に形成した構
成である。図中11はOリング、12はパッキンであ
る。
【0011】13はロック機構であって、このロック機
構13は固定リング4側の内ネジ14とガスコック本体
1側の外ネジ15から成り、固定リング4がスプリング
5により押し出されて止まった位置から螺合が始まり、
固定リング4を回転して所定のストローク前進してロッ
クすることができる。16は固定リング4を内ネジ14
と外ネジ15を利用して前進させる際に前進限界位置を
決定するストッパーリングである。
【0012】なお、実施例はガスコック本体1の配管接
続口において、片側にのみ上記取付装置を構成している
が、双方に構成してもよい。
【0013】図3はガスコック本体1の配管接続口2内
に配管口金9を嵌合(装着)する直前の状態を示し、図
4はスプリング5により固定リング4が押し出されてロ
ック機構13の内ネジ14と外ネジ15が当っていて、
螺合される直前の状態を示しており、このときボール3
は円周段部8により中心方向に押し出されて円周嵌合溝
10に嵌合している。この後固定リング4を回転して内
ネジ14と外ネジ15を螺合させて固定リング4を更に
前進させ、図1に示す状態(ロック状態)まで持って行
く。
【0014】次に、ロック状態を解除する場合には、先
ず固定リング4を先程とは反対方向に回転して内ネジ1
4と外ネジ15の螺合状態を解除し、次に固定リング4
をスプリング5に抗して押し戻す(後退させる)とボー
ル3の外に円周逃げ溝6が来て、ボール3はこの円周逃
げ溝6側に逃れることができる。この結果、配管口金9
はガスコック本体1の配管接続口2から抜き出すことが
可能になる。
【0015】図5はガスコック本体1の配管接続口2側
に上記配管口金9側と同一構造を施し、配管口金9側に
配管接続口2側と同一構造を施した実施例であって、各
構造部分の作用は上記実施例と同一である。なお、スプ
リング5は固定リング4を押し出している意味において
便利であるが、嵌合部分の長さを短くする意味において
は、図6に示すように、ロック機構13のみとし、スプ
リング5を排除してもよい。
【0016】図7はボール3をボール孔3a内に組み込
んだ際に、中心方向に落下しないようにボール孔3aの
底に係合段部3bを形成した実施例である。
【0017】
【考案の効果】本考案は以上の如き構成からなり、次の
如き効果を奏する。
【0018】a.ガスコック本体の配管接続口内に配管
口金を嵌合し、固定リングを回転するだけでガスコック
本体と配管との接続ができるので、狭い場所での接続手
段として有効である。
【0019】b.ロック機構により固定リングをロック
してしまうので、固定リングが不用意に動いて配管から
外れたりする心配がなく、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案取付装置を実施したガスコック本体と配
管口金の断面図。
【図2】A−A′線断面図。
【図3】配管接続口に配管口金が嵌合する直前の説明
図。
【図4】ロック機構を機能させる直前の説明図。
【図5】ガスコック本体側にボールを組み込み配管口金
側に固定リングを構成した取付装置の実施例図。
【図6】スプリングを排除した取付装置の説明図。
【図7】ボールとボール孔との関係の説明図。
【符号の説明】
1 ガスコック本体 2 配管接続口 3 ボール 4 固定リング 9 配管口金 10 円周嵌合溝 13 ロック機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管接続口内に出入り自在にボールを組
    み込んで成るガスコック本体と、前記ガスコック本体の
    配管接続口の外周にスライド自在に外嵌され、かつ後退
    させた位置において前記ボールが逃げる円周逃げ溝を
    周面に形成すると共に、前方に押し出したときに円周逃
    げ溝に続く傾斜を経由して前記ボールを押し込んで配管
    接続口内に突出させる円周段部を形成して成る固定リン
    グと、前記配管接続口内に嵌合自在であると共に、所定
    の位置まで嵌合した状態において前記ボールに対向する
    円周嵌合溝を外周面に形成して成る配管口金と、から成
    るガスコックの取付装置において、 前記ガスコック本体の配管接続口の外周面に外ネジを形
    成し、前記固定リングの内周面に内ネジを形成すると共
    に、押し出した固定リングがボールを押し込んだ位置に
    続いて、固定リングを回転させることにより前記外ネジ
    と内ネジの螺合が始まるロック機構を設けたことを特徴
    とするガスコックの取付装置。
JP1991077307U 1991-09-25 1991-09-25 ガスコックの取付装置 Expired - Lifetime JP2542962Y2 (ja)

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JP1991077307U JP2542962Y2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 ガスコックの取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0547644U JPH0547644U (ja) 1993-06-25
JP2542962Y2 true JP2542962Y2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=13630261

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB1416348A (en) * 1972-04-11 1975-12-03 Lucas Electrical Co Ltd Electromagnetic horn

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JPH0547644U (ja) 1993-06-25

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