JPH036942Y2 - - Google Patents

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JPH036942Y2
JPH036942Y2 JP179586U JP179586U JPH036942Y2 JP H036942 Y2 JPH036942 Y2 JP H036942Y2 JP 179586 U JP179586 U JP 179586U JP 179586 U JP179586 U JP 179586U JP H036942 Y2 JPH036942 Y2 JP H036942Y2
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bolt body
hole
bolt
groove
base cylinder
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JP179586U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本案は弦楽器のトレモロ装置に使用するアンカ
ーボルトに関するものである。
<従来の技術> 此種アンカーボルトはトレモロ装置のベース前
縁を係止して、トレモロ装置を回動せしめる時の
支点となる様に設けられている。
このために従来のアンカーボルトは、第4図に
示す如く、トレモロ装置のベース前縁に係合する
凹溝1を周方向に形成したボルト本体2と、この
ボルト本体2を螺着してその凹溝位置を調整出来
る様に保持する基筒3とで構成され、基筒3をギ
ター等の弦楽器4に埋設すると共にこれにボルト
本体2を螺合して使用される。
<考案が解決しようとする問題点> この様な従来のアンカーボルトでは、ボルト本
体2に形成された凹溝1の高さ位置は、単にボル
ト本体2を基筒3からどの程度突出させるかによ
つてのみ調整されているから、ボルト本体2が完
全に基筒3内に螺着された場合を除いては、ボル
ト本体2の螺条2aと基筒3の螺条3aとの間に
空隙が存在する事を避けられず、従つてボルト本
体2を上昇せしめて位置調整した場合には、ボル
ト本体2がガタついてトレモロ演奏中に凹溝1の
位置が変動すると云う問題がある。
<問題点を解決しようとする手段> 本案アンカーボルトは、弦楽器10に埋設され
る基筒20を有底に作ると共に、これにボルト本
体30を螺合し、上記ボルト本体30にはその中
央に軸方向への透孔31を設けて、これに押圧子
40を螺合した構成であり、上記押圧子40はそ
の下端を上記基筒20の底面に向けて突出せしめ
られると共に外部操作によつて透孔31から出没
出来る様に作つてある。
<作用> 本案アンカーボルトはこの様なものであるか
ら、使用に当つては、第2図に示す様に、ボルト
本体30を基筒20から必要長さl引出して凹溝
32の高さ位置hを決定し、次いでこのボルト本
体30の透孔31に、例えば治具を挿入して、こ
れにより上記押圧子40を透孔31から突出せし
めると共にその下端41を基筒20の底面21に
押圧接せしめてボルト本体30に軸方向への押上
力を印加すれば良く、かくすればボルト本体30
は、その螺条33を基筒20の螺条22に押圧接
せしめられるから、これによつてボルト本体30
は基筒20内に緊締状に固止される。
<実施例> 第1図は本案アンカーボルトを取付けた弦楽
器、例えばギター10の要部を示すもので、この
ギター10にはトレモロ装置11が設けてある。
上記トレモロ装置11は、その前縁部に設けられ
た係合手段例えば係合孔111を本案アンカーボ
ルトAにより係止され、このアンカーボルトAを
支点として回動する様構成されている事従来と同
様である。
本案アンカーボルトAは、ギター10は埋設固
定された基筒20と、この基筒20に螺合着され
たボルト本体30及びこのボルト本体30に内挿
された押圧子40とを有する構成に作られてい
る。上記基筒20は、底面21を有する上方開口
の有底筒体に作られており、内壁には雌螺条22
を刻設すると共に外壁には係止条面23を形設し
て、これによりギター10え不動に固着される様
作られている。
上記ボルト本体10は、中央に軸方向に沿つた
透孔31を貫設すると共に、頭部には凹溝32を
周方向に凹設して、これにより上記トレモロ装置
11の係合孔111を係止する様構成されてお
り、且つ外面には上記基筒20の雌螺条22と螺
合する雄螺条33を、又透孔31の内壁には押圧
子40を螺合する雌螺条34を夫々刻設してあ
る。上記押圧子40は上記ボルト本体30の透孔
31内に収容されると共に、下端41を透孔31
の下方から基筒20の底面21に向けて突出する
様に透孔31内に螺着されており、このために外
面にはボルト本体30の雌螺条34と螺合する雄
螺条42を刻設してある。
上記押圧子40は、外部操作によつて透孔31
内を上下方向に進退出来る様に構成されており、
このための被操作手段として、実施例では、押圧
子40の頂面に多角形状の受孔43を設けて、こ
の受孔43に透孔31の上方より治具を嵌合し、
この治具で押圧子40を透孔内において回転せし
め得る様構成してある。
本案アンカーボルトはこの様なものであるか
ら、前述の如く、ボルト本体30を基筒20内で
昇降せしめて、その凹溝32の高さ位置hを決定
した後に、上記押圧子40を治具で回転せしめて
その下端41を透孔31から突出せしめると共
に、これを基筒20の底面21に圧接せしめれ
ば、これによつてボルト本体30を回転不能に固
定出来る一方、押圧子40を逆転せしめてその下
端41を基筒20の底面21から離脱せしめれ
ば、ボルト本体30を再度回転せしめて凹溝32
の位置を調整する事が出来る。
<考案の効果> 本案アンカーボルトはこの様なものであるか
ら、ボルト本体30を昇降せしめてその凹溝32
の高さ位置を自由に調整出来ると共に、調整後の
ボルト本体30を不動に固止する事が出来るか
ら、演奏中において凹溝32の位置が変動すると
云う問題を有効に解決出来ると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案アンカーボルトを設けたギターの
要部を示す縦断面図、第2図は本案アンカーボル
トの使用時の状態を示す側面図、第3図は仝上ア
ンカーボルトの1部を切欠した分解図、第4図は
従来のアンカーボルトの基筒を縦断した側面図で
ある。 図中10はギター、20は基筒、21は基筒底
面、22は基筒の雌螺条、30はボルト本体、3
1は透孔、32は凹溝、33は雄螺条、34は雌
螺条、40は押圧子、41は押圧子の下端、42
は雄螺条、43は被操作手段としての受孔を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弦楽器に埋設する上方開口の有底の基筒にボル
    ト本体を螺合挿着し、上記ボルト本体はその頭部
    にトレモロ装置の前縁部を係止する凹溝を形成す
    ると共に軸方向中央に透孔を貫設し、上記透孔内
    には外部操作により透孔内を進退し得る様な押圧
    子を螺合挿着し、上記ボルト本体を基筒内で移動
    せしめて凹溝位置を調整した後に、上記押圧子を
    その下端が基筒底面に圧接する様透孔から突出せ
    しめてボルト本体を緊締状に固定する様構成した
    トレモロ装置用アンカーボルト。
JP179586U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH036942Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP179586U JPH036942Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP179586U JPH036942Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62113391U JPS62113391U (ja) 1987-07-18
JPH036942Y2 true JPH036942Y2 (ja) 1991-02-21

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ID=30780033

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JP179586U Expired JPH036942Y2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10

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JPS62113391U (ja) 1987-07-18

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