JP2542829Y2 - 半田付け用端子 - Google Patents

半田付け用端子

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JP2542829Y2
JP2542829Y2 JP1991071914U JP7191491U JP2542829Y2 JP 2542829 Y2 JP2542829 Y2 JP 2542829Y2 JP 1991071914 U JP1991071914 U JP 1991071914U JP 7191491 U JP7191491 U JP 7191491U JP 2542829 Y2 JP2542829 Y2 JP 2542829Y2
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terminal
soldering
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holding pieces
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俊晴 高橋
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Yazaki Corp
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】自動車等の電気配線系統におい
て、電線を接続する場合に使用する半田付け用端子の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4の従来例の半田付け用端子aは、端
子本体bの端部に透孔cを形成するとともに、該透孔c
と端部との間に切溝dを設けている(実開昭48−38
6号公報)。
【0003】従来例は上記のように構成されているの
で、使用時において、リード線eの芯線e′を鍵形に曲
げて透孔cに掛け、半田gでリード線eの芯線e′を端
子本体bに半田付けする(図5参照)。然し、半田付け
する前に図5に示すように3次元的方向に外力fがリー
ド線eに加わると、リード線eの芯線e′が透孔cから
容易に外れるという欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した点に
鑑み、半田付け用端子に雄端子等を半田付けする場合、
半田付けされるものが半田付け用端子に仮係止されて、
容易に半田付けされる半田付け用端子を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案は、端子基板の一方の端部に一対の導体加締
片を形成し、他方の端部に前記端子基板を折り曲げて相
対向する一対の弾性挟持片を形成するとともに、該弾性
挟持片の折り曲げ部の一部に切に欠きを設け、該一対の
弾性挟持片相互間に半田を充填して相手側端子と接続す
るするようにした構成を採用した。
【0006】
【作用】半田付け用端子は、端子基板の一方の端部に一
対の導体加締片を形成して電線接続部を形成するととも
に、他方の端部に延長方向と交叉する方向に前記端子基
板を折り曲げて一対の弾性挟持片を形成し、折り曲げ部
の一部に切り欠きを設けて半田導入孔を設けることによ
り、雄端子との半田付けに先立ち前記弾性挟持片が雄端
子を挟持して仮係止するので、極めて容易に半田付け作
業が実施できる。
【0007】
【実施例】図1は半田付け用端子Aと雄端子Bの斜視図
である。図1において、半田付け用端子Aは、金属板か
らなる端子基板1の一方の端部に一対の導体加締片2,
2を形成して電線接続部3を形成するとともに、他方の
端部に延長方向と交叉する方向に前記端子基板1を折り
曲げて、先端部4aが互いに離反するように若干開いた
一対の弾性挟持片4,4を形成し、端子基板1の折り曲
げ部4bの導体加締片2よりの一部に切り欠き4cが設
けられている。5は電線であり、5aは電線5の芯線で
ある。
【0008】本考案による実施例は、上記のように構成
されているので、使用時に先ず電線5の芯線5aを端子
基板1の電線接続部3に位置させて、導体加締片2,2
を加締めて電線5を半田付け用端子Aに接続する。次い
で、図2に示すように雄端子Bを半田付け用端子Aの一
対の弾性挟持片4,4の間に挿入する。
【0009】この時、一対の弾性挟持片4,4の先端部
4aは互いに離反するように開いているので、スムース
に挿入されるとともに、その弾性挟持片4,4の変位に
よる挟持力により雄端子Bは弾性挟持片4,4により挟
持されることにより仮係止される。
【0010】次いで、半田導入孔たる切り欠き4cに半
田を当接させながら半田鏝等で加熱すると図3に示すよ
うに、溶けた半田の表面張力により雄端子Bと弾性挟持
片4,4との空隙4dには半田6が充満し、冷却すると
弾性挟持片4,4と雄端子Bとの半田付けが完了する。
【0011】即ち、雄端子Bが半田付け作業に先立ち半
田付け用端子Aに仮係止されているので、どんな位置に
あっても両手を自由に使って容易に半田付けが出来る。
なお、本考案による実施例では、半田導入孔たる切り欠
き4cを折り曲げ部4bの電線接続部3よりに設けた
が、弾性挟持片4,4の延長方向の端部に設けても良い
し、これらの中間に設けても良い。
【0012】
【考案の効果】本考案は、上記のように構成したので、
半田付け用端子に雄端子等を半田付けする場合、半田付
けされるものが半田付け用端子に確実に仮係止され、か
つ半田導入口を設けたので短時間で半田が隅々まで確実
にまわるので、容易に半田付けされるとともに確実に半
田付けが出来る半田付け用端子を特長とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例の斜視図である。
【図2】本考案による実施例の半田付け用端子が雄端子
を仮係止した状態の平面図である。
【図3】本考案による実施例の半田付け用端子と雄端子
が半田付けされた状態の側面図である。
【図4】従来例の半田付け用端子の平面図である。
【図5】従来例の半田付け用端子にリード線が半田付け
される状態の平面図である。
【符号の説明】
A 半田付け用端子 B 雄端子 1 端子基板 2 導体加締片 3 電線接続部 4 弾性挟持片 4a 先端部 4b 折り曲げ部 4c 切り欠き 5 電線 5a 芯線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子基板の一方の端部に一対の導体加締
    片を形成し、他方の端部に前記端子基板を折り曲げて相
    対向する一対の弾性挟持片を形成するとともに、該弾性
    挟持片の折り曲げ部の一部に切に欠きを設け、該一対の
    弾性挟持片相互間に半田を充填して相手側端子と接続す
    るするようにしたことを特徴とする半田付け用端子。
JP1991071914U 1991-09-09 1991-09-09 半田付け用端子 Expired - Lifetime JP2542829Y2 (ja)

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JPH0523416U JPH0523416U (ja) 1993-03-26
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JPS57115912A (en) * 1981-01-07 1982-07-19 Kawasaki Steel Corp Method for controlling thickness of rolling strip

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