JP2542767B2 - 定量飯計量装置 - Google Patents

定量飯計量装置

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JP2542767B2 JP4041011A JP4101192A JP2542767B2 JP 2542767 B2 JP2542767 B2 JP 2542767B2 JP 4041011 A JP4041011 A JP 4041011A JP 4101192 A JP4101192 A JP 4101192A JP 2542767 B2 JP2542767 B2 JP 2542767B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弁当、丼に盛付け、又は
握飯、海苔巻等に加工する飯の重量による計量装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、炊かれた飯は飯粒相互がくっつき
易いため上下シャッター間の桝内に押込むことによって
容量を計量した。
【0003】しかし炊かれた飯を可搬保温櫃内に収容
し、工場に運搬すると飯は該櫃の下方に行くに従って密
度が大となり、該櫃の下端開口シャッターを開いて下方
の桝に押込むと容積は同一に計量されるが密度又は重量
には相当の差違を生ずることが判明した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は可搬保温櫃内
の飯を下端開口シャッターを開いて下方に搬出し、該櫃
内の密度の異る飯でも一定重量に高速計量可能な定量飯
計量装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は飯搬出コンベヤの上側移行部直上に搬送連続
飯の厚さ規定装置及び該連続飯の間歇動作カッターが設
けられ、上記コンベヤの先端部に該コンベヤより速度の
速い重量計量コンベヤを配置し、該計量コンベヤによる
計量値と設定重量とを比較演算する情報処理装置と、該
装置からの信号による上記搬出コンベヤの速度制御手段
を設けてなる定量飯計量装置厚さ規定装置が2個の飯供
給ローラによって形成された上記発明記載の定量飯計量
装置飯搬出コンベヤの速度制御手段に代り、飯供給ロー
ラの回転速度制御手段を設けた上記第2発明記載の定量
飯計量装置飯供給ローラの回転速度制御手段を設けた上
記第2発明記載の定量飯計量装置飯搬出コンベヤの速度
制御手段に代り、上記カッターの間歇動作時間制御手段
を設けた上記第1又は第2発明記載の定量飯計量装置速
度制御手段に代り、間歇動作時間制御手段を設けた上記
第1、第2、第3又は第4発明にそれぞれ記載の定量飯
計量装置によって構成される。
【0006】
【作用】本発明では厚さ規定装置3によって飯搬出コン
ベヤ1の上側移行部1’上にほぼ一定厚さに搬送連続飯
2を形成し、該上側移行部1’直上のカッター4によっ
て上記連続飯2を一定長の飯塊12’に分割する。
【0007】上記コンベヤ1は駆動モータ8によって一
定速度で回動し、上記連続飯2を一定速度で搬送し、一
定時間毎にカッター4で切断するため一定長の飯塊1
2’が重量計量コンベヤ5上に移行し、次の飯塊12’
が該計量コンベヤ5上に移行する以前に重量が計量され
て該計量飯塊12’は次の工程に移行する。
【0008】上記飯塊12’の計量値は情報処理装置6
によって設定重量と比較演算され、その信号7によって
上記駆動モータ8の回転速度制御手段9を動作し、計量
値が設定重量よりも大きい場合は上記駆動モータ8の速
度を遅くし、小さい場合は速くすることにより、飯塊1
2’の重量を設定重量に限りなく近づけることができ
る。
【0009】厚さ規定装置3が2個の飯供給ローラ
3’、3”によって形成されている場合では該ローラ
3’、3”の駆動モータ8’を回転速度制御手段9’に
よって上述同様に加減制御すれば良いし、飯搬出コンベ
ヤ1の駆動モータ8と共に回転速度を制御しても差支え
ない。
【0010】又図2に示すように間歇動作カッター4を
信号7’によって間歇動作時間制御手段10”を動作
し、間歇時間を制御することによってカッター4の動作
間隔を加減し、或は間歇駆動モータ11、11’の停止
時間を加減することによって飯塊12’の重量を設定重
量に限りなく近づけることが可能である。
【0011】
【実施例】機枠に設けた飯供給口13の直下に間隔を介
して飯搬出コンベヤ1の上側移行部1’を配設し、上記
間隔部に上記供給口13の両側に2個の飯供給ローラ
3’、3”を設け、駆動モータ8’、11’によって互
に逆方向に回転し、供給口13から上記コンベヤ1上に
供給される連続飯2の厚さ規定装置3とするものであ
る。
【0012】上記コンベヤ1の上側移行部1’の下面に
はコンベヤベルト案内支持板14が設けられ、上記連続
飯2の間歇動作カッター4が設けられ、クランク4’に
よって間歇昇降するようになっている。クランク4’は
1回転モータ15によって1回転しては停止し、停止時
間は間歇動作時間制御手段10”(図2)によって制御
することができる。
【0013】飯搬出コンベヤ1及び又は上記ローラ
3’、3”の駆動モータ8、8’には定速及び又は変速
モータが用いられ、上記飯搬出コンベヤ1の先端部には
同コンベヤ1よりも速度の速い重量計量コンベヤ5を直
接(図1)又は中間速度コンベヤ16(図2)を介して
設け、該計量コンベヤ5によって上記カッター4によっ
て分割された飯塊12’の重量を計量し次工程に移送す
ることができる。
【0014】飯塊12’の重量は予め設定装置17によ
って設定され、重量は上記計量コンベヤ5を介してロー
ドセル5’によって測定され、そのデジタル電気信号を
情報処理装置6に受信して設定値と比較演算し、その信
号7によって回転速度制御手段9、9’、間歇動作時間
制御手段10、10’又は10”を動作し、これらの制
御手段9、9’、10、10’又は10”の何れか1個
又は2個以上を同時に動作し上記駆動モータ8及び又は
上記ローラ3’、3”の駆動モータ8’の回転速度を加
減し、或は間歇駆動モータ11、11’又は上記カッタ
ー4の動作間隔を加減することによって飯塊12’の重
量を設定重量に限りなく近づけることができる。
【0015】上記供給口13の上には可搬保温櫃(図示
していない)を載置し、又は固定櫃を設けても良い。又
上記制御手段9、9’、10、10’、10”にはパル
ス制御を用い或は回転角度のエンコーダ等による制御を
行うものである。尚図中18で示すものは飯レベル検出
器である。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので飯供
給口13の上部に設けた櫃内の飯12の密度が上下方向
に変化している場合でも、又飯12の炊き具合による密
度又は単位重量の変化があっても飯塊12’を重量で計
量し得て、しかも設定重量値に該飯塊12’の計量値を
限りなく近づけ、飯塊重量を殆ど一定重量にきわめて迅
速に計量し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定量飯計量装置を示す説明図である。
【図2】間歇動作カッターの間隔制御手段を備えた上記
装置の説明図である。
【符号の説明】
1 飯搬出コンベヤ 1’ 上側移行部 2 搬送連続飯 3 厚さ規定装置 4 間歇動作カッター 5 重量計量コンベヤ 6 情報処理装置 7、7’ 信号 9、9’ 回転速度制御手段 3’、3” 飯供給ローラ 10、10’、10” 間歇動作時間制御手段

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飯搬出コンベヤの上側移行部直上に搬送
    連続飯の厚さ規定装置及び該連続飯の間歇動作カッター
    が設けられ、上記コンベヤの先端部に該コンベヤより速
    度の速い重量計量コンベヤを配置し、該計量コンベヤに
    よる計量値と設定重量とを比較演算する情報処理装置
    と、該装置からの信号による上記搬出コンベヤの速度制
    御手段を設けてなる定量飯計量装置。
  2. 【請求項2】 厚さ規定装置が2個の飯供給ローラによ
    って形成された請求項(1) 記載の定量飯計量装置。
  3. 【請求項3】 飯搬出コンベヤの速度制御手段に代り、
    飯供給ローラの回転速度制御手段を設けた請求項(2) 記
    載の定量飯計量装置。
  4. 【請求項4】 飯供給ローラの回転速度制御手段を設け
    た請求項(2) 記載の定量飯計量装置。
  5. 【請求項5】 飯搬出コンベヤの速度制御手段に代り、
    上記カッターの間歇動作時間制御手段を設けた請求項
    (1) 又は(2) 記載の定量飯計量装置。
  6. 【請求項6】 速度制御手段に代り、間歇動作時間制御
    手段を設けた請求項(1) (2) (3) 又は(4) にそれぞれ記
    載の定量飯計量装置。
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JP4698352B2 (ja) * 2005-09-14 2011-06-08 株式会社コバード 米飯食品成形装置
JP2010081822A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Suzumo Machinery Co Ltd 米飯計量・成形装置の定量分割機構
CN111923465B (zh) * 2020-08-10 2021-11-16 山西省农业科学院高寒区作物研究所 一种燕麦挤扁机

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